2020年7月

7/31・金

 都の医師会の会長が出て来て、更なる立法措置を求めていた。肝心のAは政調会長と密会。愈愈禅譲するのかね。また今頃になって元副座長が出て来て、そもそも旅行キャンペーンには反対だったと証言。うーん、訴訟リスクを恐れているな。残念ながら四連休の成果は着実に出て来ている。

 久久に朝までぐっすりす。曇り時時小雨。昼までは涼しい。午後出社。周辺の小中学校は漸く終業式。其れでも通知表は出た。例によって員数主義である。さてさてBに寄る。此処も都の要請により来週から十時閉店にするのだと。また飲めなくなるな。シフトが減るアルバイト諸店員さんはもっと切実。いや併しどの店もまあまあ混んでいた。コロナなどまるでないような感じ。こうして慣れて行くのである。山のように動かざる国に対して、各首長は独自の緊急宣言を検討中。うーん、どうなることか。結局難局来月へ続く。

 

7/30・木

 区から手紙が来て、7/16現在、あなたからの特別定額給付金の申請がありませんと。丁寧と言えば丁寧だが、大体やね、あんたらの処理が遅いからわざわざ申請を待っていたのに、何とも頓珍漢な話しであると思った。いや併し申請のあるなしだけは分かるんだね。区のホームページによると依然数万件が振り込み待ちの状況である。昨日の感染者は全国で1200人余り、今度は関西が酷いよう。岩手でも見つかる。此れで全県制覇。

 今日も涼しい。朝からくしゃみ止まらず。どうも少し冷えた。直ちに抗ヒスタミン。副作用で以後ぐだぐだ。此の所、大量飲酒と猫の襲撃で睡眠障害気味であった。空振りの緊急地震速報の後は、郡山でガス爆発。最近駄目だな、日本も。須見伯母が従妹さんの保険証を失くしたとかで大騒ぎ。新しい方を破棄して仕舞ったよう。耄碌していると思った。

午後出社。するとスキャナーが不調。読み込んだ賃貸契約書がパソコンに転送出来ないという。可笑しいな、先日出来たことがもう出来なくなっている。一旦USBに汲んで移した。以後もぼんやりす。何だか体も熱い(様な気がした)。またコロナに罹ったと思った。堪らず検温。二度とも五度二分。うーむ。中三に二次方程式を教えていたら少しはっきりして来る。気を取り直してBを覗く。おじさんコーナーは空いていたが、奥の方(先月から座り飲みにした)が大変混んでいて、二名の店員ではまるで捌けず。僅か一杯で納盃した。人を削ると売り上げも伸びない。富士そばに寄って帰る(二軒で990円)。万事ぼんやりとした一日。ほぼ休肝。なお来週からは再び十時閉店を要請するのだという。都知事が出て来てそう言っていた。但し協力金は二十万円ぽっきり。東日本の赤字は一日十五億円以上。桁違いである。終電の繰り上げ等を検討中とのこと。やむを得ないね。新幹線も間引いた方がいい。お盆の帰省も出来なくなったことだし。此れこそ、帰省概念の打破。十二時就寝。

 

7/29・水

 誰も使わない布マスクをまた配るのだという。八千万枚も。一回目の配布が案外安く上がったらしいから予算消化の為だな。それにしても愈愈A以下、国家の中枢が到頭常軌を逸したと思った。一方所謂不織布マスクの方は出回っていることは出回っているが、コロナ以前の価格には戻らず。一枚三十円程度。此れは三倍の価格である。大阪では五人以上での会食は止めるようにとの要請が。此れは、いい線行っていると思った。四人五人集まると普段会わない人と合うことになるからね。

 未明から空気が入れ替わり朝には涼しい。今日も曇り。こんな日はアスリートに最適な気候であることはあるかもしれない。五輪のことなどみんな忘れた。午後久久の出社。すると無社長は今度は家賃給付に挑戦中。此方もオンライン申請のみ。ブラウザが違って開けないと言うので色色とアドバイスした。講習の時間割も何とか定めた。通常授業の前に夏期講習をやるとなると、教室も先生もびっしり。かなり精緻を極める。気分はベテラン筋屋である。

退社後はBへ。例によって何時ものおじさんたちと静かな一献。すると二時方向の若者が待ち合わせの女の子が来た途端に大声で喋り始める。三メートルは離れていたが、何だか気味が悪いので早目に退散した(1490円)。こういう感覚、半年前にはなかったよな。それにしても最近鬱である。原因の一つは言うまでもなくコロナ。もう一つは三日前に見た映画。余りにきらきらした世界を見るとね。此の世のなんと愚かで、味気ない・・・、下らない・・・・なことか。ああいう映画は視聴制限を掛けて欲しいと思った。何歳以上は不適ですとね。謂わば逆R指定である。Rが30なのか、40なのかは人にも因る。帰宅後、直ちに全身シャワー消毒とカップ麺。

 

7/28・火

 今日も曇って時時小雨。南風なので大変蒸し暑い。今度は東北が大雨。前庭の草取り一時間。皆さん在宅勤務しているらしいが、立ち入らなければ出来ないことがある。一階は全員男性だけどね。すると今頃になって介護施設から請求書と契約書が来る。どうも従妹さんは、入院前に何処かの介護所に収容されていたらしい。詰まり、自宅⇒ショートステイ⇒救急搬送の順だった模様。自宅から急に気配が無くなったとかで警察官が出動したと近所の人から聞いていたから(当然もぬけの殻)、何か変だなと思っていた。救急搬送されれば誰かが気付く筈だもの。漸く合点が行った。色んな方に助けて貰ったよう。此の場を借りてお礼申し上げます。昼はスーパーのかつ丼うどんセット。午後も出たり入ったり。45リットルが三袋。

 大学も此の間ずっとリモートだという。小中高と違って大学生は行動範囲が広いからね。いや併し、学校特に大学と言うのは人と会うのが仕事みたいなところがあるから、ちょっと可哀想だな。芥田先生と飲み歩くことも今なら出来なかった。

 

7/27・月

 自粛と補償はセットと言うけれど、こうなったら法律なり条例なりを変えるしかないな。十時以降は御酒は出せませんとすればいい。大量接待及び大量飲酒社会はくれぐれも宜しくない。一方此れだけ世の中大変なのに、出て来る閣僚は経済再生大臣だけ。厚生大臣すら出て来ない。もうすっかり夏休みなんだな。初期消火に成功した筈のオーストラリアやイスラエル辺りでも再燃しているという。感染制御はつくづく難しい。こうなったら破壊消防?

 まあまあの曇り。昨日ほどではないが時時小雨。今年の梅雨は長い。家人は鎌倉へ。凡そ半年ぶり。さてさて映画第二弾は「タクシー運転手・約束は海を越えて」。ひょんなことから光州事件報道に携わることになったノンポリドライバーのお話。実話に基づいているそう。いや併し、韓国の人にはこういう民主化の歴史が生き続けている。日本の人はみんな忘れて仕舞う。

昼はカップ麺。晩は鎌倉つるやのうな重の残り半分。他にスーパーの惣菜。家人の携帯電話にはあと四年で使えなくなりますという通知が来る。愈愈3Gの停波が決まったよう。うーん、四年ね。見た目は第三世代で中味は第四のガラスマホと言うのもあるらしいが、今更機種変更しても使いこなせるとも思えず。でも来年になればより家人の頭は劣化するであろう。人生において今が一番若い訳だからね。何時替えるの? 今なのかなぁ。

 

7/26・日

 朝から降ったり晴れたり。昼はてんやの天丼、小蕎麦付き(750円)。小蕎麦と言うだけに本当にひと並べもなかった。家人には天丼弁当。行って帰ったらまた雨。直ぐにまた晴れた。以後繰り返し。時時草取り。それにしても嘗て敷いた踏み石が埋まりかけている。石が沈んだのか、土と草が湧き上がって来たのかは不明。四連休、結局深沢に自転車で行っただけ。都はおろか区も出なかった。晩は特売八百屋の夏野菜とお肉屋さんの豚肉。

医療機関の赤字は深刻なよう。元元の診療報酬が安いからね。そもそも日本の病院は大半が赤字で、其れでも成り立っていたのは、満床経営の御蔭であった。一部の人にはやや過剰な診療をし、もう一方の裕福な人には個室に入って貰うことで何とか収入を確保していた(らしい)。其処が此の所の患者減で、一気に経営危機になって仕舞った。コロナはこういう構造的な問題も浮き彫りにして行く。困ったこまった。なお数倍に増やしたPCR検査もまだまだ足りないのだと。都内では一日五万、全国では五十万件は必要らしい。

夜は映画「溺れるナイフ」。南紀の情景と主演女優さんは魅力的だけど、基本的には危ないイケメンに恋する話し。どうしてああいうタイプばかりが持てるのだか・・・。後半はやや暗転するのだけど、基本的には同じペース。男としては二人目の彼氏の良い人ぶりに共感を持ちそうです。それにしてもね、余りに美しい映像ですよ。登場人物も街も自然も。観光PRのビデオかと思うくらい。却って絶望するね。吾人にはこんな思い出らしいものの一片の欠片も無い訳で、此のままコロナに罹って死んだら実に身も蓋もなかった人生である。強い酒が飲みたくなったが、数日来の暴飲で既に胃がざらざら。貰い物のちょっと高いビールを一缶。以後やっぱり胃痛。二時就寝。

 

7/25・土

 強い雨が降ったり止んだり。大変蒸し暑い。草取りも出来ず。昼はスーパーの焼肉丼。晩は家人のゴーヤチャンプルー他。新宿周辺では風営法による立ち入り検査などが始まったようだが、ひと月は遅いな。既に地方都市の歓楽街でも被害が出始める。また関西では第三波と思われる死者も出る。待機中に容態急変したとのこと。うーむ。第二波に置き換えると三月の始めくらいの感覚かな。詰まり全国の感染判明者は一日千人弱と言うが、第二波までの基準(七度五分が四日以上というやつ)ならば、其の十分の一程度と言えるかもしれない。まだ間に合う。何時まで大丈夫かは分かりません。高温多湿の気候要因はプラス、自粛疲れと何とかキャンペーンは大マイナス。これらを勘案するとどうなるか。

 

7/24・金

 都内では数百人が自宅療養及び自宅待機中とのこと。まあね此処まで増えるとホテルも足りない。自宅にいるしかないな。大半の人にとっては単なる風邪程度だから。いや併し、こういう場合はひとり暮らしの方が気楽だね。今後は全国民、基本はひとりで暮らせとな。箱根登山電車が復旧。ところで「焼肉には人を元気にする魔法がある」という(大手チェーンの)キャッチコピー、魔法は魔力の間違いであろう。魔力は存在するもの、魔法は使うもの。本質と現象だな。「焼肉には魔力がある」か「焼肉と言う魔法を使う」ならOK。誰か添削して上げて。そう言えば焼肉屋にも行っていない。愈愈ひとり焼き肉の時代である。一方、担当の公明大臣を傷付けない為に、何とかキャンペーンは意地でも撤回しないのだと。そんな馬鹿な。業務上過失致死罪に問われるな。

 朝から周囲の資源ゴミの分別整理。一応軍手付き。すると近所の小学校は営業中のよう。ただ八月は丸ごと休むそう。区によって実に色色と違う。以後低木切り。日も差さず、雨も降らない。西友の深沢店に行き、防草シートを購入。帰り掛けに上馬の獅子丸で茶色い中壜休憩。もやし麺セット油淋鶏付き(900円)。此処はテラス席があるから丁度いいと思った。するとシャキシャキもやしとやや平打ちの麺、濃い口の醤油ダレがマッチして予想以上に旨かった。今後通うな。久久の新店発見である。帰宅後直ちに実戦投入。併し敷いても敷いても生えて来るのはドウシテ。敷いた分だけは減っている筈なのに。脇から倍生えて来ているとしか考えられず。晩はスーパーの豚バラ肉を焼き、鯛を切って食べた。

 すると夕方にAがちょっとだけ出て来て、何だかオウムのようにたった一言喋った。それにしても、あれだな、Aはフィクサーか誰かに言われたんだな。「此のまま何もせんほうがいい」と。「一億二千万の人間が、此のままコロナに罹って仕舞った方が日本及び日本人には一番いいことなのじゃ・・・」とかね。(留意!原作でも映画でも此の考え方は否定されています!) まあね、実際問題として、何もしない=何をどうしたらいいのか、A周辺ではもうさっぱり分からないのだろう。ならば次はフェイスシールドを配ればいい。通称アベノシールド。ちなみに今日はスポーツの日だと。万事下らない。

 

7/23・木

 どういう訳だか海の日。世間的には四連休である。五輪の開会式は元元明日だったそう。天気は悪かったな。尤もコロナ禍と天気は完全にはパラレルではないだろう。此の半年の社会経済活動が弱まったことが、何かしら大気に影響を与えているかもしれないからね。国内の感染者は一日千人近く。大学其の他で集団感染多し。佐渡五島列島与論島にも到達す。重症者もじわり増加中とのこと。拙いな。一方、会議から分科会に格下げになった専門家さんたちは途端に政府のイエスマンとなる。ポリオ撲滅の功労者だった元副座長も。そんな馬鹿な。そんな中でもそろそろワクチンは出来上がって来たよう。でも海外製だからな。ちょっと怖い。そもそも効くのかね。

 午前中は大雨。以後降ったり止んだり。大変涼しい。道路は少し混んだようだが、幸い駅も空港も空いている模様。みんなキャンセルしたみたい。吾人も何処にも行けない。こうして今年はお盆もなくなった。朝は佃煮ライス。昼はたいぞうの特製付け麵(900円)。日中漫然とす。晩も残り物。

 

7/22・水

 朝から降ったり止んだり晴れたりす。やめろ止めろと言うのに、何とかキャンペーンがスタート。而も前倒しして。但し都民は蚊帳の外。連休中は何処にも出るなと都知事が宣う。振り出しに戻った感がある。幸い梅雨明けはもう少し先のよう。雨中何処かに行きたいね。都内だとすると、高尾山、御岳山、深大寺ぐらい。蕎麦屋で一献。もちろんひとり酒。無言酒。それにしても都知事官房長官の場外乱闘は見苦しい。都も何の対策もしなかったし、国はもっと何もしなかった。それどころか最早滅茶苦茶である。

 結局大変な蒸し暑さとなる。暑中信用金庫から二人も来て家人と長手続き。大丈夫かね。午後出社。半袖でも暑い。講習テキストを発注。ちなみに麾下の中学校では修学旅行は三月に移動したとのこと。其れでは卒業旅行だな。でも其の頃はシーズンツーの真っ最中だろう。いつ行くの。分かりません。退社後は新店へ。何となく混んでいてオペレーションが追いつかず。連休前で二人勤務ではね。何も出て来ないので本店に移動。こっちは空いていた。帰宅は十一時半。二店で2500円。帰宅後暫らくして大雨。少し涼しくなる。

 

7/21・火

 国内で御亡くなりになった人は丁度千人。大半が高齢者で全体の四割程度が院内施設内感染だという。一方感染者は二万五千余り。此の所は一日数百人ペースで増加している。大変な事態なのに、そう言えばAの姿をちっとも見ない。雲隠れしているな。

 まあまあの曇り。家人は胃の定期検査で大病院へ。よく飲みに行くよね。口から内視鏡を。続いて粗大ゴミの回収。折れた物干し、骨董品のミシン、手押しポンプ、壊れた炊飯器、汚れたトースター、破れた雨戸、不要な茶箱、引っ越しの際に置いて行かれた布団類。暇と見えて何時もの内装屋さんから四人も来た。昼過ぎに家人帰宅。乗って帰った車は、道も知らないのに態度が悪かったと憤慨している。(少なくなったとはいえ)十回に一回くらい当たるかな、そういうドライバーさんに。一事が万事だから、此の業界の地位も中中上がらない。偶には贅沢して需要を拡大しようという気にも中中ならない。高い運賃を支払って、もしも変な人だったら・・・と考えて仕舞うからね。結局バスで行ける時はバスで、歩いて行ける所は歩いて、という風になって仕舞う(スイマセン)。草取り数回。但し一回十五分程度。午後も大体ラジオ。白鷗大学の先生が出て来て、高温多湿の梅雨だから此の程度で済んでいるのですと警句を発しておられた。詰まり、秋冬には・・・、もっと・・・。アジャパー。晩はスーパーの鰹刺しと四国の野菜。

都内では毎日数千件の検査をしているというが、集計にはなんと三日も掛かるという。陽性者の報告にはまだファクシミリを使っているのだって。検査機関⇒お医者さんが手書き⇒ピーヒャラピーヒャラピーザザで都庁へ。そんな馬鹿な。ただ状況としては2009年の新型インフルの時に似て来ていると思う。あの時も最初は大騒ぎしたけど、途中から患者を数え切れなくなり、最後の方はみんな諦めて仕舞った。あれは何しろ弱毒性だったからね。

 

7/20・月

 大門軍団も解散とのこと。団長も具合が悪いからな。こうしてまた一つ昭和がなくなる。また今朝の「本音のコラム」によると、今回の特別定額給付金で家電三品目が漸く揃ったような人も多いという。貧困は此処まで来ているという訪問看護からの報告であった。筆者同様に給付があって取り敢えずは佳かったと思った。さてさて区のホームページによると、振り込み渋滞はあと二週間ぐらいで解消の見込み。そろそろ申請書を出すかな。貰えるものはやっぱり貰います。寄付は・・・、しないな。相続税、たくさん払ったもの。此処だけの話、私大の医学部にやれたぐらい。

 二日続けてまあまあ晴れる。其の分暑い。昼はスーパーのかつ丼(300円)。午後臨時出社。自転車が無いので途中までバスで行こうとした。すると先週改定があって何だか昼のバスが結構減っている。御客が足りないんだね。伊那バスは大丈夫だろうか。事務作業其の物(引き落としのデータ送信と漢検の申し込みと夏期講習の検討等等)は直ぐに終わる。まあね、仕事も糠味噌と同じで、時時リアルに掻き混ぜる必要が生じる。完全リモート言う訳にも行かない。掻いた後は直ぐに戻った。帰り掛けに碑文谷の焼き鳥。夜は「ファミリー劇場」で西部警察。団長も課長も係長もみんな元気そのもの。一雨あって、夜は涼しい。

 

7/19・日

 名古屋場所国技館に変更して開催。一応お客も入れることにした。但しアルコールの提供はなく、升席にはひとりずつ。成程ね、ひとりで来たなら騒がないだろう。だから飛沫も飛ばない。具合が悪くても無理して来ることもない。此れからは、何でもひとりだな。ひとり旅、ひとり酒、ひとり焼き肉、ひとりカラオケ、ひとりキャンプ、ひとりディズニー、ひとり相撲、ひとり舞台、ひとり親方、ひとり勤務、ひとりエッ・・・。いや併し、劇団ひとりなんて、時代を先取りしていた名前だね。

 段段と晴れる。実に久久の太陽光線。まあまあ暑い。昼は地元の回転寿司。禁を犯してひとり昼酒(2500円くらい)。混んでいたけど誰も喋らないから(多分)大丈夫。手先消毒もしたし。家人と須見伯母にはワインバーのような所のローストビーフ丼(800円)。以後少し草取り。晩は其の残りと家人の(明星)冷やし中華

 

7/18・土

 何とかキャンペーンでは、出入り禁止となった都内の人のキャンセル料はどうなるのかとか、全国的に団体旅行は除外と言うが一体何人からが団体なのかとか、都民を除外したのは法の下の平等に反するのではないのかとか、諸諸の疑問が百出。万事下らない。大体やね、国の御金を使って旅に出ようという考えから言ってもともとそもそも可笑しいのである。早く全部やめた方がいい。アメリカでは一日に数万人が新規に感染して死者は毎日数百人。

 昨夜からずっと冷たい雨。昼は半田の煮麺。午後は止んだ。家人は美容院で疲労困憊。じっとしているのも疲れるな。大体同じ椅子に何時間も座っていることなど吾人にとっては恐怖以外の何物でもない・・・だから十分千円床屋が現れた時には狂喜したものである。晩の買い出しをしたかったが、自転車が無いので大して出られず。冷蔵庫の残り物を合わせた。夕方湯船に入る。依然として梅雨寒むである。都内の感染者は連日三百人弱。其れでも重症者は少ないそう。従って危機感も薄し。一種の馴れが生じている。此のまま集団免疫コースかな。本当に弱毒化してくれれば良いのだが。

 

7/17・金

 結局何とかキャンペーンは都内の発着だけ除外することになる。何とも中途半端。もっと徹底的にやらなくてはならない。羽田便は正規運賃の小型機のみ有効、新幹線は一時間に一本にして小田原と大宮折り返し、高速道路は緑ナンバーのトラックだけ走れるぐらいのことをしなくてはね。兎に角、次の四連休を回避せねば全国的な致命傷になる。ところで皇居の方は生活支援団体の代表と歓談したとベタ記事にあった。詰まり住まいの確保を・・・と言うのが、メッセージなのだろう。日本は公営住宅が極めて少ないからね。一方、第三波は東京育ちのマイナーチェンジ型で、感染力は強いが、案外弱毒化しているという指摘もある(詰まり単なる風邪)。ホンマかいな。確かに現時点でも重症者は少ない模様。成程なるほど。ただやや希望が入った観測だと思った。

 午前中は冷たい雨。午後は止んだけど漫然とす。以後出社。やっぱりぼんやりとす。退社後はBで二杯だけ(1500円)。雨なので11系統に乗る。大雨なので更に32系統。金曜だというのに空気も冷たく、物憂い店内や車内であった。なお先日の九州豪雨はアマゾン河が注ぎ込んだぐらいの水蒸気が海から流入したのだという。現在の技術では予測が困難であったと気象庁が弁解していた。

 

7/16・木

 まあまあの曇り。さてさて三週間ぶりの電車に乗り、再び市営団地の一室へ。空き家の点検、引き渡しの日である。やって来たのは管理公社の人が一人、指定の修繕屋さんの親方が一人。早速検分す。折角増設したエアコン用のコンセントやカーテンレールも撤去の対象になるという。ちょっと勿体ないな。其の場で計算して十万円弱請求される。内訳は畳の表替え十畳半で三万円ちょっと、襖九枚程度で三万五千円、其の他二万円余。ボロボロの部屋に対しては概して安いと思った。襖や畳は材料代のみの請求とのことである。あとの修繕は市の予算でやってくれるのだろう。敷金相殺分を除き七万円余を即時納付した。ちなみに此の部屋を吾人の家作並みにリフォームするとなると、風呂の再建に百以上、台所とトイレに三十ずつ、畳をフローリングにして三十、押入れを洋風クローゼットにして十五、壁紙天井の張り替えに最低二十、洗濯機を室内に入れて十、エアコンや照明等備品の設置に二十程度、其の他雑工事で三十・・・、軽く三百万は掛かるな。(其れでも月三万円ずつの償却として凡そ百か月。九年目以降にはプラスになる計算。家賃が五万円ならばあの辺りでも直ぐに入るだろう。但し此れを公営でやられては民業圧迫。)

 続いて市の区役所に徒歩連絡。住民票の移動である。結局四国への転院も目途が立たないので須見伯母の所に寓居させることにした。同じ川崎市内だから手続きも簡単。国民健康保険介護保険は同時即時処理。障碍者負担証の住所変更だけ別窓口に参る(心疾患他で一級らしい)。手元のパソコンで即時発券。結構役所は混んでいたが(多分下らないマイナンバー絡みの件)、まあまあスムース。万事完了す。晴れ晴れとした気持ちで駅まで戻った。移動時間を含めて此処までで丁度二時間。日本の行政も案外能率がいいよ(偶には褒めなくちゃ)。さてさて、腹が、減った・・・。店を探しても、駅前には大したものがない。結局「バーミヤン」で麦酒及び冷やし中華休憩。ミニ炒飯、餃子三個付き。案外炒飯が旨くて吃驚した。帰宅は一時前。直ちにシャワーと午睡。

 其の後出社。中三の女の子の数学の点数が大幅ダウン。所謂平方根マジックに罹った。符号を付け忘れたり、大小を勘違いしたり。此の分野ではそういうイージーミスを多発する子が稀にいる。兎に角、数学の実力とはまた別の(細かい定期試験の)問題だからと慰めておいた。退社後は少しだけBに寄ろうと思った。すると小咳とくしゃみ止まらず。またコロナに罹ったと思った。三杯飲んだら落ち着いたが、やっぱり早目に帰る(1340円)。多分アレルギー。再びシャワー入浴。国内の感染、燎原の火の如し。幾らなんでも第三波の発生は防げただろう。正しく人災である。いや都災かな。国民生活を犠牲にしての全土的な消耗戦に突入す。

 

7/15・水

 幸い都内の重症者は少ない様だが、軽症及び無症状者を収容する施設は早速足りなくなる。借り上げていたホテルはもう返して仕舞ったのだと。都の担当者もまさか七月に流行るとは思ってもなかったのだろう。其れは詰まり六月の繁華街対策に失敗した結果である。つくづく残念である。一方フロリダ辺りは大変な感染者の数なのだが、幸い人工呼吸器の奪い合いなどの医療崩壊には至っていないとのこと。レムデシベルが効くなどして治療法が確立されて来たよう。其れなりに成果が出ている。医も経験である。

 朝から冷たい霧雨。国会では閉会中審査。但し出てきた閣僚は一人だけ。相変わらず政府には危機感がない。早速何とかキャンペーンが槍玉に挙げられる。大体やね、コロナが収束すれば、みんな好き勝手に旅に出るだろう。税金など一円も使わずに。満員新幹線に大渋滞、大行列の芋洗い温泉でも、コロナが去ってよかったよかったと涙を流して喜ぶ筈。だから旅に出るのは、今ではないでしょう・・・なんてね。午後もレーダーには映らないしとしと雨。のろのろ自転車で出社。コンビニで惣菜買って帰る。四月以来の厳粛生活である。夜も降っている。而も寒いくらい。帰宅後白岳のお湯割りで温める。

 

7/14・火

 来週の四連休、一部新幹線などは予約で埋まり始めているよう。大変拙い状況である。今からでも平日に戻せないのだろうか。そもそも何であんなところに連休が・・・。勿論五輪のせいである。つくづく疫病神である(元元は開会式に伴う都内の混雑を緩和するために、用の無い人は家でテレビを見てくれと言う休みだった)。別に観光してもいいんだけど、其れは岩手の人が青森に行くとか、島根の人が鳥取に行く程度にして貰いたい。都内の人はどうすればいい。・・・何もしなくていい(家でネットでもやってくれと)。それにしても商店街とかに吊るしてあるあの2020の旗、何とかならないのかね。腹が立ってくるより、痛痛しい。何れ色褪せて千切れて来る筈。

一方米軍基地でも蔓延しているらしい。基地の外に漏れ出て来るのは必定である。まさか秋より早く、夏がこうなるとはね。封じ込めの機会は幾らでもあった筈なのだが。ところで下水から市中感染率を推定する話はどうなったのだ。雨が多くて解析出来ないのかな。都内の大半は合流式だから。新宿の小劇場では大量感染。例によって地方に飛び散る。また新型は完治しても後遺症が出るとの報告が。肺が縮んで仕舞うのだという。更に折角罹っても数か月で抗体が消えて仕舞ったという報告も。となると実用的なワクチンが出来るとも思えず。うーむ、益益悲観的になる。なお先日の火球の残りは習志野のマンションで見つかった。手摺りにぶつかって二つに割れていたという。被害が無くて良かった。

昨夜からずっと雨。寝違えて首の一部が動かず。午後には止む。併し雨が多い。飯田線も線路損壊の為、南部でかなり運休するとのこと。あなたの国民健康保険料が決まりましたとかいうお知らせが来る。諸諸入れて年44万円余。随分とでかくなった。午前午後と漫然とす。夕方スーパーへ。球磨焼酎を購入。此の辺では「白岳」しか売ってなかった。何はともあれ優子さんから送られた国産鰻と合わせた。夜まで涼しい。ふと見ると、シロとグレは抱き合って寝ていた。兄弟仲がいい。兎に角、猫と言うものは寝場所が一定していない。

 

7/13・月

 曇り勝ちで此の時期としては大変涼しい。結局酒を伴った会食が悪いな。今後はアルコールは二杯までなんて規則が出来そう。辛いけど、やむを得ない。飲まない人までを危険に曝してはならないと思うから。影響は数年は続く。須見伯母が来たので昼は福の弁当。他は時時草取り。午睡するとくしゃみ止まらず。抗ヒスタミン。少し冷えた。またコロナを心配せねばならなくなった。夜から雨。

 Aは被災地を視察。ちなみにボランティアは県内限定なのだそうで人手が足りない。序でに泥でも搔いて来るべきである。一方の皇室は見る影もない。ずっとステイ皇居のよう。

 

7/12・日

 老人施設や病院や中学校や保育園でも感染が広がる。其れでいて繁華街の人出は大して減らず。自粛疲れもあるからな。とうとうこうなって仕舞った。あと数日で緊急事態になる見込み。沈黙の夏である。それにしても、(第一波=中国、第二波=欧米帰国者由来に続く)第三波がまさか新宿から来るとはね。歌舞伎町出でて国滅ぶなんてね。肝心の政府の対応は全く鈍い。北京将軍の高笑いが聞こえそう。つくづく悔しい。

 まあまあ晴れた。朝から草切り。と言っても南側ブロックの空き地の方。建築計画のお知らせが立ったまま草がぼうぼう。背高泡立ち草(のようなもの)が大人の身長より高くなっている。見た目も見通しも悪い。こういうものは近所の人がどうにかするより手がない。適当に切るだけなら御安い御用である。昼は表のラーメン。家系の新店が出来た。開店早早混んでいる。味はいいが、麺揚げが最後になって仕舞い、結構とろとろ。みんなこぞって硬めを注文する訳である(700円)。午後は漫然とす。晩は残り物中心で金宮を飲んだ。最近は「下町の名脇役」とか書いてある。そう言えば最近、ナポレオンの方はあんまり見ないな。夜は涼しくなった。

 

7/11・土

 都の医師会は、当分は酒を飲みに行くなと提言す。十代二十代三十代の吾人ならば、コロナが怖くて酒が飲めるかなどと楯突いただろうが、四十代になって思うことはやはり酒席は良くないということ。ついつい口角泡が飛び散るから。と言う訳で、吾人も今日から厳粛(厳重自粛の略)することにした。結局のところ、アフターコロナというものは六月のひと月しかなかった。実に短い戦間期であった。まあね、全ての責任を夜の街、就中新宿の歌舞伎町に負わせることも難しいだろうが、そんなに沢山ホストクラブがあるとは知らなかった。一種のバブルだったよう。女の給料が上がったからかも、とか書くと怒られるな。接待を伴う酒席が好きなのは元元男の方だから。それにしても何も男の馬鹿な部分を女も真似することはないのだけど。

 また南風。と言うことはまた何処かで大雨が降っていることになる。九州方面は甚大な被害。犠牲者も三ケタに近づく。本当に碌なことがない。そんな中でも、政府は観光キャンペーンを実施するのだという。正気の沙汰とは思えず。担当者はまず病院に行って頭を調べた方がいい。ゴートゥーホスピタルである。家人は結局渋谷の百貨店へ。商品券がどうしても欲しいのだという。行きはバス、帰りはタクシー。序でに買って来たのは崎陽軒。高い昼弁当になった。午後に一雨。晩はスーパーの牛肉。

 

7/10・金

 現時点では末席程度だが芸能人等もどんどんと罹り始める。結局急速に元の木阿弥である。ミラクルジャパンも最早此れまで。と言うのにプロ野球は本日から有観客試合。入れるお客は数千人程度だが例によって人が動くことは宜しくない。五千人と言えば嘗ての川崎球場の三倍である。大丈夫なのかね。試合だけ見て大人しく帰ればいいが。兎に角、早くコロナ退治をすることが最大の経済対策である。

すると全国でも四百人超が新規感染。幾ら四月の頃とは内容が違うとはいえ(積極的に調査をしに行った成果だと都や国は言っている)、再流行を許して仕舞ったことに変わりはない。何だかがっくりする。結局、ある程度民主的で法と根拠に基づいた政府では、此の災厄を防げなかったと言うことになる。北京将軍の薄笑いが聞こえて来そうで、一層惨めな気持ちになった。幾ら駄目な政府とは言え、一応我我の政府だからね(選んだ積りはありませんけど)。

朝から降ったり止んだり。暴れ梅雨も少し落ち着く。午後出社。でもやっぱり蒸し暑い。何だか漫然呆然とす。退社後はBで1810円。来週以降は来られなくなると店員には伝えておいた。ちなみにどの店もまあまあ混んでいた。みんな最後の晩酌だな。

 

7/9・木

 朝から中地震。東日本は時間帯別運賃を検討するとか言っていたけど、幾らスイカになったところで、ちょっと無理だよな。所謂観測気球と言うやつであろう。需要は少しずつは戻る。其れに御客が減った減ったと言っても、四国や北海道から見れば、四六時中満員電車のよう。それにそもそも、あんたら既に不動産業でしょうが(決済手数料収入も相当ある)。

 時時小雨。やや涼しい。六月の売電量。南東が139キロ、南西が129キロ。6400円程度。二月並みに落ち込む。午後出社。今度はダイレクトかもめーるの作成。数百枚。こんなもので生徒が入って来るとも思えないが・・・。広告とは極めて無駄が多い。ちなみに葉書代の原資は国の給付金である。

退社後は何時ものBへ。合った人は大体昨日と同じ。大体立ち飲み屋は安全だろう。まず(飛行機のように何か月も前に格安チケットを手に入れたような人が少少具合が悪くなっても無理して来るような)予約が要らない、次に(大事な飲み会だから友人や関係先に忖度してキャンセルしたいのは山山だけど立場的に無理して来るような)予定もない人たちが単身で来るからね。其れでも一時間もいると、周辺部が釣られたように入って来る。どれも知り合いの知り合い程度。赤の他人ではないのでお義理程度には話して仕舞う。やっぱり合う人が増えれば、場合の数みたいに階乗的に危険は高まる。そろそろ立ち飲み屋も行けないかな。十一時には帰って、全身シャワー消毒。都内の感染者は二百超。市中感染の状況は三月後半辺りの水準だろう。またまた正念場である。いや併しまさか二度も三度もこうなるとはね。此のまま破滅的な増加にならないことを祈るだけである。

 引き続き、もしも吾人が都知事なら・・・。保健所(食中毒部門)、都税事務所(申告書の粗探し)、東京消防庁(防火点検)、警視庁(風営法絡み)を駆使して、あらゆる店の営業を妨害させるな。オウム事件で日本警察がやったことの再現である。国の協力が得られれば、労基署や税務署も出動させる。マトリや入管も使える。やっぱり強権国家でないと駄目だな・・・。でももうそういう段階でもない。とっくに手遅れである。

 

7/8・水

 ずっと南風が吹き荒れる。一雨あると少し涼しい。国内の感染者は二万人。都内は連日の百名超え。都外へ出るべきか出ざるべきかで国と都が対立。国は夏の観光を気にしている模様。消費活動を優先したいのだろうが、そもそもあんたらの対応が悪いから夏休みまで台無しである。結局ブラジルの大統領も感染す。

 大病院に行った家人はちっとも帰って来ず。おまけに携帯も忘れて行った。結局カップ麺と佃煮ライス。午後早目の出社。漸く講習の案内が完成す。直ちに発送。今年の講習はやや短め。通常授業と連続する日がある。その場合は最大四時間弱。まあこんなものかな。夏はえげつないほど長くやる学習塾もあるから良心的な部類であろう。此れでは儲からないと無社長は不満顔。現場から見れば楽な方がいい。

 退社後はBへ。おじさんたちは全員集合。帰ろうと思ったら雨。堪らずBの本店へ避難。久久である。こっちは喫煙店なんだよね。久久の紫煙を浴びる。薄くても結構きつい。こういう脱法商売はコロナ禍が無ければもっと追及されていた筈。まだ降っているのでIへ。他客は一人。ちなみに此処は給付金も貰わないという。潔いと褒めておいた。兎に角、空いている店を梯子する。帰宅は十二時。総額4700円。

 

7/7・火

 関東も風強し。九州を水浸しにした雲が流れて来ている模様。大体梅雨時にこんなに風は吹かないよな。それにしても災害が多い。直したばかりの久大線も橋梁流出。家人は御中元を買いに渋谷の百貨店へ。ザギンウエストの御菓子がどうしても欲しいらしい。ネットで買えると何度説明しても聞かなかった。コロナに罹ると脅しても聞かなかった。生きがいなんだな。ところが小雨が降って来て敢え無くUターン。雨には勝てず。結局ネットで注文した。高齢者こそ新しき生活を。

 異様に蒸し暑い。昼は表に出た。退去はしていないが暖簾が出ていない店も多数見掛ける。台湾資本のアイスクリーム店もずっと閉じている。此れから繁盛する時期なのに。なおカラオケ店は開いているけど難しいな。結局こってりラーメン屋で中華そば(700円)。あっさりの中にもコクがあって丁度良かった。ところで拙宅の南側のブロックでは拙宅と同じぐらいの築年数の家が解体中。ちょっと見に行ったところ、年端もいかない男女が素頭で作業していた。大丈夫なのかね。去年来ていたおじいさんたちなどきちっと被っていたぞ。解体費をケチると作業員を危険に曝すことになる。草取りも出来ず。大体漫然とす。

 

7/6・月

 くま川鉄道肥薩線も被害甚大、車両浸水や橋梁流出等で長期運休確定。四年前の地震で壊れた豊肥線が来月漸く直るというのに。一方南阿蘇線は目途すら立たず。また北部豪雨で被災した日田彦山線はバス転換が決まったという。最近酷いな。何処も彼処も。都知事選では現職が圧勝。新選組の人は次点にもならず。一人で突撃してもね。此れで野党協調路線を取ってくれると有り難い。

 未明から結構な大雨。昼前には止む。腰痛とコロナと雨で家人の買い物能力も低下する。コメ、牛乳、卵といった基礎食品も足りなくなる。結局吾人が買いに行く。他は蔦払いと草毟りと低枝切りと粗大ゴミの解体。名も無き外仕事は限りなく。それにしても概して今年は暇である。と言う訳で日記を読み返す。去年の今頃は解体工事であった。一昨年は悲惨過ぎて読めない。三年前は結構遊んでいるな。四年前はまた残念なことに。晩は残り物他。貰い物の「大阪元木」の佃煮(子持ちきくらげ)を開ける。すると御飯止まらず。危険な味であった。

 

7/5・日

 朝から投票所へ。都知事選である。コロナ禍と言うことで鉛筆持参。四文字の簡単な姓名を書いた。併し今回は選挙公報も来なかった。泡沫候補の主張も少し見たかった。「コロナは風邪」とか言っている候補者もいたらしいけど。再開していた大学や専門学校でも集団感染が始まる。広がりは予想より早い。続いてスーパーへ。加工食品や酒類を買い増す。一雨ある。以後東風が入りまあまあ涼しい。昼はコンビニのおにぎりプラスカップ麺。晩は環七の刺身と家人の回鍋肉。シロを撫ぜたらくしゃみ止まらず。堪らず抗ヒスタミン。ところで最近シロは背中が痩せて来た。其の分、お腹はタップンタプン。肉が重力に引っ張られている。詰まり体型が中年化している。もう十歳だから。

 夜の十一時はTVKで「銀河鉄道999」。地デジで見られるとは思ってもなかった。併し一週一話の放送だと、実に二年以上も掛かる。昭和のアニメは兎に角長い。

 

7/4・土

 各種クラブから御客へ、御客から御家族や御友達へ、そして老人施設等へ。若い人で済む筈がない。地理的には新宿から全国へ。結局もう手遅れである。結局南極、都の対応が鈍らだったと言うことになる。都民の一人としてお詫び申し上げます。いや併しね、此のままだと、権限がないから駄目だったという議論になりそう。やや危険な兆候かな。現行制度でももう少しやりようはあった筈。仮に吾人が都知事なら歌舞伎町を機動隊で取り囲むな。何をする訳でもない。完全装備で只立つだけ。其れで大半のお客は帰る筈。此れでは北京幕府と同じかな。

 九州南部では大雨。球磨川が氾濫。コロナ禍での避難所の設営の訓練とかをやっておいてよかった。幾らなんでも二重禍はないとは思うけど(一つは明らかな人災)。雨は止んだ。南風強し。朝から眼鏡屋で修理。家人は従妹さんの病院で久久の面会。実に四か月ぶり。まあまあ元気そうとのこと。転院計画はどうなっているのかね。生憎ソーシャルワーカーは不在で確認出来ず。夕方は流れる千切れ雲が黄金色に染まって大変綺麗だった。態態飛行機など飛ばさなくとも十分楽しめる(此れは先先月の二十九日のことね)。

 

7/3・金

 併し今回の膨大な給付金と協力金の振り込み、手数料も莫大だね。銀行も結構儲かったかもしれない。実質的な補助金である。須見伯母が注文した葦簀が届く。渡良瀬沼の近くの松本商店という所から来たから国産品らしい。二折七千円。案外安い。続いて先週の撤去作業の請求書が来る。18万余。みんなで頑張ったから当初見積もりの半額になった。

 午後出社。既に小雨が降っているので、06系統プラス徒歩。退社後はBに行くも大して盛り上がらず(1680円)。併し帰ろうとしてもバスも自転車も無い。贅沢してタクシーで帰宅(1620円)。するとシャワー入浴中に眼鏡が破損。奇跡的に極小ねじの回収に成功するも、酔った手先と荒いドライバーでは装着できず。何だか鎮具破具な一日。仮の眼鏡で飲み直しした。夜は涼しい。

 

7/2・木

 未明には降り止む。関東地方には巨大な火球(大きな流れ星のこと)が出たという。確かに吾人も破裂音を聞いた。雨雲も無いのに雷かと訝った。猫も驚いたかな。朝から快晴。浦安のテーマパークも定員を半分にして再開。此処で移るとは思わないが、人の流動が増えることは益益拙い。じわりじわりと地方に浸透中。ウィズアウトコロナはもう無理だな。病院はよく空いていますと言われても、来る時が来たら一気に満杯になる。

 すると昼過ぎの段階で都内の感染者は百名以上との報道がある。ああ元の木阿弥である。シーズンツーを心配する以前に、シーズンワンの第三波がやって来た。と言うより自ら起こして仕舞った。こうして夏休みも蒸発。また何処にも行けない。午後出社。自転車が無いので全部歩いて行こうかと思ったが、結構暑いので途中まで06系統利用。またバスにも乗れなくなる。金伍万円受け取る。何にも授業していないのに中学校では期末試験があるよう。下らぬ員数主義だと思った。

 退社後は何時ものBで。鶴木さん以外ほぼ勢揃い。他客も多く結構混んでいた。みんなそんなに飲んで大丈夫かいな。するとBのテレビに都知事が出て来て、感染拡大要警戒とか言う不思議な七文字熟語を提示していた。もう適切な外来語がないのだろう。得意なアラビア語を使えばいいと思った。それにしても此の人の喋り方には何処か感情が残っていない。好意的に見れば、テレビキャスター時代が長かったから、冷静客観に努めていると言えるのだろうが、別の見方をすれば・・・、都民のことなど・・・、そもそも選挙の・・・、元から風見鶏・・・、次次と宿主を替える・・・、ああ・・・(以上自主規制)。帰宅は十一時過ぎ。大体緊急事態宣言も自粛要請も一度切りの物である。二度も三度も出来ないよな。士気の低下が著しい。

 

7/1・水

 未明は大風と時折の雨。夜通しシロとグレが入ったり出たり。一方従妹の弟さんはコロナ禍その他で転院の見込みも立たず。住居を解約したのは拙かった。住民票を何処に移すかで親戚間で協議する。月が替わっても、もやもやすることばかりである。せめてすっきりしようと剃刀を替えた。

 午後出社。ずっと夏期講習の検討。退社後はBに行くも(1810円)、大雨が降るというので11系統で急いで帰宅。此のバスに乗るのも久久である。ちなみに12系統と言う妹分が出来ているが、此れは昼間の区間便。距離にして半分しか行かない。全体の本数は同じだから詰まり縮小路線である。可笑しいな世の中どんどん不便になっている。環七からは歩いて帰った。終バスは三十分は繰り上がったから十一時にもなっていない。シャワー入浴後麻婆丼。すると大雨。スマホのレーダー予測(精精一時間後程度まで)は正鵠を得ていた。

ちなみに此の辺には33系統と言うのがあったが、相当前に分断されて34系統に。此れが最近更に縮小されて新34系統となっている。新系統は渋谷までも行かなくなり、此の辺りをぐるっと回って、大病院へ戻っていく行程。とうとう一時間に一本である。当然空気輸送。近近廃止だろうな。結局どんどんバスがなくなる。末梢神経が麻痺していくよう。

2020年6月

6/30・火

 レジ袋は明日から有料になる。海洋汚染の親玉にされているけど本当かね。ならば世田谷のような内陸部は大目に見て欲しい。大体プラゴミは他にもあるでしょう。キャッシュレス決済にすればお値引きしますというのも本日で終了。数千円は還元されたかな。どちらにしてもタイミングが悪い。コロナ禍は続くよ。清潔な袋と現金を使わない生活が求められる。夜になって漸く都知事が出て来て、夜の街に行くなと宣う。うーん、三月末と同じ展開である。なお数値基準を見直し、アラート等は出さないとのこと。そんな馬鹿な。消費優先で蔓延したらまた緊急事態である。

 なお散歩番組などは再開し始めているが、取れ高が尽きた大河ドラマは中断、朝ドラは何故か一話から再放送。其れでも家人など熱心に見ている。既にすっかり忘れている模様。年寄りには何でもいいよな。偶にはOストアに参る。支払いは自動化されているが、此の店は現金だと三分値引くと言うから、みんなでジャラジャラやっている。御蔭で列が捌けない。何とかならないのかね。やっていることが既に滅茶苦茶である。昼過ぎから大雨。南風により蒸してくる。晩は家人の麻婆豆腐。滅茶滅茶にした「ホクガン」の島豆腐を餡に絡めると予想通りに旨かった。此の会社は日光市にあるけど沖縄資本のよう。こういう濃い豆腐は本土では貴重である。

 香港治安維持法が可決。と言っても北京幕府はそもそも行政と立法が分離されていないから、こういう表現が適切かどうかも分からない。何はともあれ、此の法律では何でも出来て仕舞う。と言う訳で香港は死亡する。こうして何もかもスッキリしないまま六月が終了す。来月は破局が待っているかもしれない。

 

6/29・月

 一昨日見た「訊きたい放題」(МXテレビ)によると、日航全日空、経営が苦しいのは後者だという。嘗ての国策会社は経営破綻以後低空飛行であったのに対して、嘗ての新興会社はインバウンドと言う気流(此れも国策)に乗って上昇していた。其処での大きな設備投資が仇となっているとのこと。つくづく国策に乗っては駄目だと思った。ちなみに同業他社はどうなっているのだろう。職場の近くの学習塾ビルは駐輪数が激減しているけど。世界の感染者は一千万人。亡くなった方は五十万人。国内も再流行期に入った。都内は勿論、周辺部に波及しつつある。新宿のホストクラブやキャバクラで済む筈もなし。何をしているのだろう。早く封鎖しなくては元の木阿弥である。ところで大規模迅速にPCR検査出来る機械は整ったのだろうか。まさかまだ手でピコピコやっているのかね。此方も早くしないとまたまた残念なことになるぞ。

 まあまあ晴れた。家人は池袋の眼科に行く。数十年の掛かりつけだったが今後は近所のクリニックに変更する(通い切れない為)。大量の御菓子を持参して行った。時時草取り。夕方散髪(1100円)。昼は吾人の盛り蕎麦(乾麺)、晩は冷蔵庫食堂。ハムキャベツと納豆豆腐他。

 

6/28・日

 朝からずっと涼しい雨。昼は家人の狸うどん。午後には止んだ。夕方前は草滅の刃を振るう。但し衆寡敵せず。手で抜いた方が速かった。買い物は三便。晩は信濃屋の牛肉を焼いて食べた。ちなみに此のスーパーでは和牛がずっと半額。外食需要消滅で卸しの倉庫は在庫で溢れていると聞いたことがある。

国内の重症患者は凡そ二百人で、現在医療機関には大変余裕があるという。だから感染者が多少増えても大丈夫ですと言うのも可笑しな話しである。病院へどうぞどうぞと言われてもね。

 

6/27・土

 朝から牛丼Sへ。久久に来たけど此の辺の店も幾つか閉じていた。入ったことのあるシュラスコラーメン店も持続化出来なかったよう。「短い間でした」と千切ったダンボールに書いてあった。次の入居者が決まる訳もない。家賃も下がる。

さてさて梅雨としては取り立てて特徴のないお天気。晴れもしないかわりに雨も降らず。温度と湿度高し。CSでは「鬼滅の刃」の一挙放送。此れは鬼退治の剣劇で舞台は大正時代。少年誌向けの残酷シーンがあるからダーク・ファンタジーと言うジャンルになるらしい。東京大学物語のように主人公の内面を多弁させる一方、魔法陣グルグルのようなギャグシーンもあるからちょっと不思議なテイストである。まあまあ良く出来ていると思った。でもねえ、鬼やウイルスより怖いのは人間だけどなぁ。仮に鬼が人間に取り憑いて人の力で以て世界を滅ぼそうとしている・・・というのならもっと恐ろしい話が成立する・・・。あの後の日本は半島から大陸へとのめり込み、とうとうあんなことになって仕舞う。九話まで見たところで本日終了。

 東海と静岡県知事の会談は不調に終わる。水問題で揉めているようだが、そもそもトンネルを通すことすら難しい。あそこは大変な軟弱地盤である。こうして色色と時間が掛かっている間に、数数の技術的問題が浮上する筈。早く断念すれば損失額も低く収まる。却って東海は知事に感謝するようになるかもしれない。・・・あの時、盾突いてくれてありがとうございました、(リニアの鬼のような変な人もいなくなって)我が社も生まれ変わりましたなんてな・・・。

まあね、大体、鬼も身の内である。「こうして著者は鬼の行動に横溢する人間的な力を認めた。美女を掠め、物をとり、人を殺す放埓無慚な鬼の行状も、裏を返せば、それは鬼があまりにも人間的であるがゆえである。」と『鬼の研究』(ちくま文庫)の解説にはある。リニアの鬼より、報道の鬼とか、社会保障の鬼の方がまだいい。吾人も日記の鬼を目指します。昼も晩も冷凍食品など。夜は飲み過ぎて翌未明に胃痛になる。

 

6/26・金

 アメリカでは再拡大。連日数万人が新規感染す。一方ロシアの死者は案外少ない。隠蔽しているのか、あるいは身体の弱った高齢者がそもそも少ないのか。何しろ早死の国だからな。どちらにしても、よくもそんなに沢山検査が出来るものだと感心す。

 朝は涼しかったがまあまあ晴れて暑くなる。午後出社。引き続き夏期講習の検討。通常授業の前に講習をやったら、こりゃあ疲れるな。途中富士そば。ところで小六の国語の教本では、突如お母さんが料理留学するという話しが出て来る。期間は半年。戸惑う娘に対して、案外冷静なママとパパ。此れは時間軸の違いである。子ども(仮に十歳だとして)にとっての半年は人生の二十分の一だが、父母(仮に四十歳)にとっての其れは八十分の一である。こういうズレが物語を作っているのだと説明す。まあね、物語ならばいいですよ。しばしばいじめ等の問題への対応が遅れるのは、大人と子どもの時間感覚の違いに発する所が大きい。大人にとっては束の間の三か月の屈辱で、子どもはあっという間に死の直前にまで追いつめられる危険性がある。親や教育関係者は肝に銘じるべきである。

 さてさて其のままBへ。閉店間際まで盛り上がる(2070円)。割と混んでいた。クラスター化してないといいけど・・・。なお都内の感染者は連日の五十名程度。其れでいて都の対応は極めて鈍い。選挙期間だからかな。此の二週間の政治空白が、後後大変なことにならないといいが。東京の人は来ないでくださいとなれば、夏の観光も帰省も一瞬でアウトである。やれやれ今週は良く働いた。帰宅後お茶漬けとシロと白ワイン。

 

6/25・木

 猫は来ないが、地震が来て起こされる。朝方に通り雨。続いてバラバラになった葦簀の解体。こういうものは編み直して使ったのだろうけど。ちょっと無理。刈り込み鋏でストロー数百本分にしたところでやっぱり断念。こっちの作業も無理だ。通称葦簀の墓場に移動さす。

 漫然とした後、午後遅く出社。下校中の小中学生と大勢擦れ違う。すっかり密になっている。此のままでは都市部ではまた少し流行するな。其の場合は学校単位で対応するのだと聞いた。学校閉鎖はインフルエンザの時でもよくあることだが、今回は何処のクラスの誰が持ち込んだのか何となく分かって仕舞う。少し可哀想なケースも出て来ると思った。さてさて社に着くなり、無社長が財布がなくなったと大騒ぎしている。社内で盗まれたかもしれないとも。そんな馬鹿なと思ったところで、昨夜通ったという店から電話がある。財布は店内でごろんと落ちていたそう。本当にいい加減にして貰いたいと思った。最も単純な世界観(=盗まれたか奪われた式の被害妄想)に染まるあたり、認知症の高齢者かネトウヨ並みの思慮の無さである。毎晩毎晩(持続化給付金で)飲み歩いているから、そうなるのだと思った。凡そ一時間を空費したところで、夏期講習の検討。今年は七月末まで目一杯の学校がある。八月に少しやる程度だな。退社後はBで1480円。

 

6/24・水

 未明はかなりの胃痛。午前中は物置きの整理。当方にも色色と不要物がある。物干しの支柱、ミシン、(災害用の)湿気た練炭、布団、クッション、ペットケージ、手押しポンプ、照明カバー等等。みんな廃棄することとす。

 午後はまあまあ晴れた。以後出社。退社後はBへ。すると須々木さん(=一流建築士)は大きな打ち合わせがあったとかでお疲れ模様。苦労話を聞いて欲しかったようだけど、時間が足らず。そういう話しは御自身の古女房にして欲しいと思った。都内の感染者は再び増加傾向。併し都も国も黙殺状態。こうなるとオチオチ飲んでいられない。自存自衛あるのみである。1510円。十時半には帰宅。そしてカップ麺。

いや併し、広島の件だけど、配る方も配る方だが、受け取る方も受け取る方である。陣中見舞い、当選祝い等で受け取った地方議員が何十人もいるとはね。突き返したのは極めて少数派。情けない話しである。すると専門家会議は突如廃止に。何かがあったな。うーん、よく分からない。彼らの指摘はまあまあ正鵠を得ていたと思う。政治が無能だから嫉妬したのだろう。

 

6/23・火

 実に三か月ぶりの電車に乗り、其れ以上ぶりの路線バスに乗り、再び団地に一角に参る。コロナの影響で三か月は遅くなったが、漸く撤去作業の日である。作業班は二人。十時作業開始。吾人も軽い物を窓から投げ出して、床を掃いた。残った粗大ごみを中心に搬出作業自体は一時間半程度で終わる。箪笥の類は其の場で解体していたが、流石にトヨタのエース一台(一トン半積み)では乗り切れず。輸送は午後まで掛かるという。吾人らは後を託して退出す。

元請けの内装屋さんの車で溝の口まで行き、市営住宅の管理事務所で退去手続き。身分証明書から委任状まであらゆる書類を用意して臨む。契約者と吾人の関係を問われたが、母の母の妹の子の子かな(よく分からない)。なお家賃は二週間先まで発生するとのこと。ちなみに退去立ち合いは最も速くて三週間後だって。随分と掛かる。民営賃貸住宅ならば、一回で終わるものだが。まあね、其の分家賃が安いか。月一万四千円・・・但し風呂場はあるけど風呂設備はなく、エアコンは自腹設置(そして撤去)、台所は水しか出ない・・・健康で文化的な生活をするには八十万円くらいの初期投資が必要・・・日本の公営住宅の質は低すぎると思った。また畳と襖は張り替えが必須で、原状回復費も結構掛かる。あの後、誰かが住むとも思えないけどなぁ。一方肝心の従妹さんの方は転院の目途も立たず。此の先、どうなるの。諸諸の手続きを終えたら、御昼過ぎ。いや併し、草臥れたね。近くの回転寿司に寄って昼酒二合。更に「梅もと」で駅そば。帰宅は二時頃。以後シャワーと午睡。上りの急行に乗って帰ったけど、窓を開放しているから、地下区間はがらんガランと相当な騒音。昭和から平成初期に戻った感じがして懐かしかった。

 

6/22・月

 朝から雨。而も結構冷たい。午後臨時出社。千寿校は愈愈撤収する。其の前に無責任社長(以下無社長)が使えそうな物品を取りに行った。無社長に頼まれて出動した近所の花屋さんのトラックを待ち受ける。椅子十数脚、テーブル一、ホワイトボード一、招き猫一、辞書多数。色色と運び込み、同量の物を排出す。作業そのものは一時間半で終了。あんまり大したものはないな。物を大切にしようという精神は貴いけど、手間と暇と手数料に対しては恐らく買った方が安い。Bにちょこっと寄って帰った。六時前。行きは大雨、帰りは小雨と強風に煽られ大破浸水す。直ちに中から温めた。コロナに罹ったら大変である。

 

6/21・日

 抗体保有率の低さから鑑みると、特に日本人がコロナに強いという根拠も無いみたい。指数関数に入るギリギリのところで感染爆発を防いだのは社会的要因の方だな。詰まり自粛の成果である(気の早い人は一月末から)。今後もこういう生活が続く。辛いけど、其れ以外には仕様がない。マスク、手洗い、成るべく人と合わない。防疫方法は百年前と同じである。油断をすればあっという間にシーズンツーが始まる。まあね、となると、八割おじさんこと北大の教授の意見が正しかったのかな。少しオーバーくらいでないと、オーバーシュートは防げない。

 朝方に通り雨。以後薄い晴れ。夏至。昼は表に出た。通し営業の居酒屋多し。格安で飲み放題なんかも付けているが、コロナ前には戻らないな。飲み歩きもしたいけど、当面は仕事の後にBで軽く飲む程度にしようと思う。結局オリジン弁当無観客試合の中継を聴いていると、此れはゴルフの中継にそっくりだね。シログレを抱いたらくしゃみ止まらず。晩は信濃屋の刺身と二度目の肉じゃが。

 

6/20・土

 朝から晴れた。湿度は低め。ボルトンとかいう元補佐官が暴露本を出したらしいが、どうでもいい内容。此の人の解任がもう少し早ければ米朝和解ももう少し進んだ筈。覆水盆に返らず。トラ氏の再選も無いとすれば、絶好の機会を失ったままである。北では大量の遭難者が出ているとの国連報告がある。だから委員長の妹はイライラしているのだと思う。小菅に収監された夫婦は一貫して容疑を否認。あれだけ証拠があるのに。大した玉だね。

 移動の解禁に合わせてプロ野球も始まった。もう七月になるという頃に。例によって無観客。うーむ。でもなんか見る気にならないな。吾人の中から野球と言う成分が既に蒸発している。詰まり部分的には新しき人間になっている。買い物は二便。昼は信濃屋の弁当。晩は家人の明太パスタ他。都の人口は1400万人を突破したという。日本人の十人に一人以上が東京都民。どうりで何処も彼処も混んでいる訳である。益益コロナが流行る。

 

6/19・金

 朝方は大雨。今日から県境越えも容認される。都による自粛要請も全面解除に。ウィズコロナ時代の幕開けだとさ。大丈夫なのかね。昼はコンビニ食。何だか漫然とす。午後も雨。のろのろ自転車で出社。麾下の小中学生も分散登校は徐徐に解除。来週以降はフル操業に戻るよう。こうして大量の宿題仕事ともお別れかな。何しろ毎日確定申告しているようなものであった。退社後はBに行くも、昨日ほどは盛り上がらず(1600円)。碑文谷のドライブでとんこつ醤油休憩(680円)。外房線置き石事件は小学生の仕業だという。あらま。コロナ対策だとかで「ムーンライトながら」が夏の時刻表から消える。185系は窓が開くのだけどな。此のまま廃止だね。

 

6/18・木

 国会が閉幕し、広島の酷い夫妻も逮捕される。選挙期間中、現ナマを配りまくっていたというから呆れる。其の原資は党本部から下賜された一億五千万円。使い切れなくてばら撒いたのかもしれない。そもそも何でそんなに大枚があるのかと言うと、嘗て苦言を呈したベテラン議員を落としたいというAの私怨が発端だという。つくづく呆れてものが言えず。中央線の特急はパンタグラフが損傷して多数運休。架線故障のよう。

まあまあ曇る。午後出社。小五の国語の時間では色色と婉曲的な表現を使える大人になりましょうと指導す。禿=頭が寂しい人、犬のウンコ=落とし物・・・。世の中直接的で暴力的な表現に満ち溢れているからね。退社後はやっぱりBへ。割と閉店間際まで盛り上がった(1530円)。帰宅は十一時半。

 

6/17・水

 晴れてはいるが湿度が低い。少し楽である。午後出社。金十五万円受け取る。漸く持続化給付金が出た模様。申請から苦節すること一か月であった。焼け太り? いえいえ、新たな生徒も入ってこないから、直ぐにジリ貧である。くしゃみ止まらず、堪らず抗ヒスタミン。例によって何だかぼんやりす。退社後はBへ。すると須々木さんに来るのが遅いと言われる。可笑しいな、定時運行なのだけど。詰まり世の中が全体的に早くなっている。Bもがらがら。ちなみに向かいのうどん屋はずっと閉まっている。此のまま廃業するらしい。煮麺で一杯800円など、そもそもの出店計画が出鱈目であった。コロナ以前の問題である。十一時前には帰宅。雰囲気は矢張り真夜中。以後カップ麺。

 

6/16・火

 従妹の優子さんの方から固定資産税の納付書が回って来る。随分上がっている。可笑しい。額にして15万円も。詳細を見ると「非住宅用地減免」という項目がなくなっている。空き家がなくなったからかね(新物件はまだ建っていない状態)。うーん、さっぱりわからん。結局早速支払いに行ったけど、腑に落ちないからすっきりしない。昼は表に出た。ホーチャンでカレーセット(700円)。以後急速に晴れて暑くなる。午後は漫然とす。すると営業担当者さんから連絡があり、新物件は建て替え特例が使えるかもしれないとのこと。此れは古い物を建て直して耐震性を高めると、新建物の固定資産税が三年間只になるというもの。賃貸物件でも有効らしい。禍福は荒縄の如しだな。晩は家人のゴーヤチャンプルー

 大規模抗体検査の報告が出て来たが、抗体保有率は都市部でも1パーセント未満。うーむ、想定より相当低い。詰まり思った以上に全く広がっていなかったことになる。広がっていなくてもあの死者数。だとしたら新型は矢張り相当な死亡率である。其れにまだまだ感染する余地がある。油断してはならない。苦難は続く。

また都知事選には新選組の人が出て来ることに。都民全員に十万円を配るとか、凡そ荒唐無稽な公約を立てていた。まあね、現職さんの方も満員電車ゼロとか言っていたから、案外いい勝負だと思った。此れで少しは投票率が上がるかな。今回ばかりは吾人ですら棄権することを真剣に考えていた。毎回出ている弁護士会長さんは人格者だが色気がない。そうこうしていると、北の委員長の妹が南北事務所を爆破する。丸で西部警察だね。一等国のすることでは無し。いや併しね、此の年下の親族も相当狂暴だね。何故か最近急に激昂していた。ところで、家具家電建具、調度品の数数は運び出した後に壊したのかな。北の物不足は其れぐらいの水準である。それにしても北で日記を付けていたら、其れは命懸けであると同時にベストセラーになるな。

 

6/15・月

 北京やソウルでも再燃す。新宿も中中酷い状態に。結局シーズンワンが終わらない。なお当該コロナの発生は昨年の夏頃ではないかという。デジタルデータの解析により既に中国南部で薄く広まっていたとの論文が出た。何でも病院の駐車場が各地で急に埋まり始めたらしい(衛星画像から分かるらしい)。咳や肺炎の検索数も急上昇。そういう計測の仕方もあるのだね。

 朝からかんかん照り。真夏日となる。朝は少しだけ剪定。午後は定額貯金の切り替え。ちなみに十年前の金利は二厘(0.2%=千分の二)。今度の利率は二糸(0.002%=十万分の二)。行き成り百分の一になった。下がれば下がるものであるが、流石にマイナスにはならない所が意地らしいと思った(そうなったらみんな箪笥に仕舞い込む)。いや併し、小さい単位にも詳しくなるね。昼は家人のオムライス。四国の従妹さんから自作の馬鈴薯と玉葱が送られて来たので、晩は肉じゃがにした。あらかじめ用意しておいた松坂牛の切り落としと合わせる。ちょっと古いとは言え、(百)グラム五百円で信濃屋で売っていた。デフレ価格だね。何しろ牛肉も余って大変らしい。

 何とかアショアーは突如中止に。ミサイルブースターの落下の危険が取り除けないとのこと。そんな技術的問題があったとは知らなかった。序でに辺野古も中止して欲しい。あとリニアもね。それにしても、「技術的問題」と言うのは、ちょっと便利な文言だと思った。今後使えるな。まあね、此れはあの大臣の英断かもしれない。ごまめの一打(だいぶ税金も節約出来る)。一閣僚一任期当り一つくらい功績を残して欲しいと思った。

 

6/14・日

 札幌のカラオケ喫茶で集団感染。高齢者の憩いの場所だという。密になるからカラオケは厳しいな。いっそ河川敷に会場を作ったらどうだろう。青空カラオケ大会。一曲五百円くらい。全米の死者は11万人。ブラジルも数万人。

 ポイントカードの期限が来たので朝から家電量販店へ。当てもなく店内をぶらぶら。当該パソコンも更新時期なのだが、データ移行とか設定とかが物凄く面倒。一万円くらいでやってくれないのかね。結局アルコールジェルだけ買って帰る。以後換気扇の掃除。午後も小雨。昼はスーパーの弁当。晩は残り物。

 

6/13・土

 有名芸人が複数女性と不倫をしたとかで芸能ニュースは大盛り上がり。併し不倫と言う程のものでもないな。何しろ密会時間はほんの数分だそうで。奥さんも可哀想だけど、そういう相手をさせられた女の人も何か不憫だね。所謂依存症だな。つくづく男と言うものは度し難い。

 未明から大体雨。大気が変わって異様な温度と湿度は下がった。またまたステイホーム。いい感じで梅雨が来た。午前午後と漫然とす。昼寝するには丁度いい。昨日までの暑さは結構堪えた。区民税の通知書が来る。昨年の三倍以上になる。あらま。昼は冷凍ピラフ。晩は信濃屋の刺身と牛肉。

 

6/12・金

 スーパーのチラシの類も徐徐に戻り始める。今日から居酒屋も十二時まで。四月に都下でお亡くなりになった人は、例年より千人、率にして一割多かったそう。此の内の何割かは未認定のコロナ死と言うことになるのだろう。となると都内の公式の死者は三百人余だから、実際は其の数倍になるかもしれない。此処だけの話、Bの元アルバイトの人も四月に突然亡くなったという。まだ五十過ぎ。当然診断書には頭か心臓の疾患名が載るのだろうが、コロナは血栓を作るから怪しいものである。こういうことはしっかり検証すべきである。勿論そうでないかもしれないが。飲食業は非正規雇用や転職が多いから健康診断を受けていない人も多い。くれぐれも気を付けて欲しい。

 次第に曇る。大変な蒸し暑さ。拙宅も初冷房。大方隣りの屋根から送電している感じになるのだろう。固定資産税の納付書の一つが、どういう訳だか秋子叔母さんの所に行っていたことが判明。どうりで来ない訳である。九十歳の人に送っても仕様がないだろう。増して狛江市に。名義変更後の持ち分割合が同格だからかね。午後出社。そろそろ夏の講習の計画を立てる時期なのだが、今年は駄目そう。取り敢えず七月末まで学校はやるらしい。退社後はBへ。早速十一時までやっている。鶴木さんとも再会。実にふた月半ぶり。此の間ずっと自粛していたという。案外真面目だね。久久にキャストが揃った。中量飲酒。さてさて日高屋にも行きたかったが既に閉まっていた。残念。雨も止んだので其のまま帰る(1900円)。十一時半頃。以後カップ麺。続いてシロと白ワイン。就寝時刻は不明の未明。京成電車が脱線。パンタグラフがもげて、架線に引っかかっていた。大事故である。

 

6/11・木

 五月の売電量が分かる。南東は162キロ、南西が154キロ。大幅ダウン。あらま。コロナ禍で在宅時間が増えているな。結局地震保険は入ることにした。保障額をうんと下げて年三万円に値切った。まあね、此れは御守りというか喜捨の一種だな。朝から異様な湿度。二日続けての強風。色色な物を出そうと郵便局に参ると、何故かコロナ対策で十時開店だと。そんな馬鹿な。東北まで入梅

 御昼過ぎから降り始める。強風と雨によりのろのろ自転車で出社。折り畳み傘は途中大破。すると今度は元生徒の親御さん(住宅リフォーム業)が来て居て、給付金の相談。幾ら白だと言っても、くしゃくしゃの紙に殴り書きのような売上票では通らないよな。それにそもそもコロナ禍など関係なさそうなのだが・・・。何しろ上が上だから、みんな一円でも踏んだくってやろうとしている。規範意識も納税意識もあったものでは無し。異様に暑い。窓を少し開けて薄くエアコンを掛けた。なお都立高校の入試は範囲が削減されるとのこと。三平方の定理と関係代名詞が除外されることに。と言う訳であんまり先へ進むよりかは、既習分野のちょっと難しい問題をみんなで考えた。Bに寄って1450円。降り止んだ頃に帰った。其れでも十時半過ぎ。以後冷凍牛丼と白ワイン。何とかアラートは今夜で解除。何だったのかね。

 

6/10・水

 昨日以上の暑さとなる。吹き荒れる南風と紫外線を避けながら午後出社。持続化給付金、未だ支払われず。軽微な修正が必要で時間が掛かっていますというメールが来たのみ。何処が良くないとの具体的指摘が無いから対処の仕様がない。それにしても一体何処で誰が何を審査しているのだろう。昨日の国会答弁では既に120万件、先日の居酒屋さんまで支払われたというのに(大貧学院は凡そ八十九万番目)。まさか、過去の税務記録を調べているのだろうか。実は当学院、かなりの滞納がある・・・。勿論、吾人のせいではないぞ。

 退社後は何時もの立ち飲みB。須々木さんは元気そう。他に村田さんと高瀬さん。高瀬さんはあと数日で定年退職だそう。勤続三十数年。送別会は殆どないらしい。小一時間でラストオーダー(1810円)。やっぱりみんな早い。ほぼ真夜中のよう。ただ商店街辺りを闊歩している若者は多く感じた。地元で遊んでいるのだね。早速寝ようと思ったら、グレが何度も起こしに来て閉口する。また給付金の胴元の中小企業庁が週刊誌に出た。現長官は接待三昧で遊び呆けていたのだと。先週、上から下までと書いたけど、上の方の癒着は度を越している。

 

6/9・火

 中高生の自死が相次ぐ。学校再開の時期が悪いな。梅雨前の高温多湿。ちょっと待て。クーラーを点けろ。頭を冷やせ。湿度を落として一晩よく寝ろ。目覚めれば少しは変わる。また此の時期はテロ事件も多い。厳重警戒せねばならない。国会では二次補正予算の審議。件の持続化給付金は三千人の民間人(多分非正規雇用の方方)で審査しているとのこと。こういう時は自衛隊に出動して貰ったらどうだろうかと思った。主計科員も沢山いるだろうし。持つべきものは何もスコップだけではない。マウスやキーボードも時に必要。算盤も人命を救うのである。異様に暑く、都内も真夏日入り。従って作業不能。昼は家人の炒飯。晩は残り物他。

 

6/8・月

 コロナ後の観光キャンペーンも見直しに。業務委託費が大き過ぎると。例によって火事場泥棒的な予算の組み方であった。それにしても此の業界も苦しいな。えげつない値上げをしていたあのホテルチェーンなど、今は一泊2500円で宿泊客を募集している。旅には出たいけど、大手を振って出歩けるのは何しろシーズンワンとシーズンツーの間しかない。其れでも何故か株価だけは元に戻った。日米共に。そんな馬鹿な。

 まあまあ晴れる。朝は草毟り。70リットル一袋分。昼は盛り蕎麦。スーパーの野菜天麩羅添え。夕方にもう一袋。晩は家人のとんかつ。下の前歯の裏の歯石がごろっと取れた。すると尖った部分に舌先が当たる。うーん、歯医者に行かないと駄目かな。掛かりつけ医は廃業したのだよね。Aの支持率に反比例するように、再びI元幹事長の露出が増えて来る。でも此の人も相当ライトだよな。其れにあのねちっこい喋り方だから党内も国民の人気も今一つ。Iに欠けているのは、急に体調を崩したとか乗り物から落ちて怪我をした式の少し間抜けなエピソードだと思う。

翌未明に「行列の女神」最終回。他チェーンから喧嘩を売られた主人公たちは、鮎の出汁を濃くした究極のラーメンで勝負に打ち勝つ。目出度しめでたしの回なのだが、但し値段は一杯千円。あらま。現実世界は大変なことになっています。五輪は(多分)中止、外国人観光客は全滅、国内には給付金待ちの長い列、外食店は大量絶滅期に。700円でも高いと言う御客が・・・。此方への解も聞いてみたい。是非シーズンツーをお願いします。

 

6/7・日

 かんかんに晴れてはいるが、空気が入れ替わって湿度は低い。昼は結局千代田鮨。路上で飲酒している人多し。神保町のキッチン南海も閉じるそう。アジャパー。晩はオリジンの惣菜他。今日は国内で亡くなった人がいなかったそう。実に三か月ぶりのことだと。一方新宿のクラブでは大量感染。開ける方も開ける方だし、行く方も行く方である。大衆酒場で我慢できないのかね。こういう職種はコロナ前の水準には当分戻らない。此の際ホスト君もホステスさんも転業した方がいい。時節柄ビアガーデンで雇って貰おう。男はびしっと蝶ネクタイ、女の子は勿論バドガール・・・(スイマセン)。それにしても全世代的にもう少し給料を上げて貯蓄率を向上させないといけないな。右から左と言う人が多過ぎる。何時の間にか極めて脆弱な社会になっている。

 

6/6・土

 『新型コロナウイルス・人災記』が届く。三十一日分で一冊。圧倒的な記述量である。政治家は勿論、専門家やテレビのコメンテーターの類も容赦ない。吾人も此れぐらい書きたかった。其れにはちょっと時間が足りない。実は此の日誌を書くのに、毎日二時間は掛かっています。アメリカの抗議活動も峠を越す。一時連邦軍の投入まで検討したというから少し呆れた。危うく店屋物事件になる所であった。いい加減にトラ氏も落選して欲しい。

 引き続き蒸し暑い。朝は解凍うどん。昼は表の鶏天丼(600円)。すると都税事務所から、あんたが建てた物件の固定資産税を算定するから、図面等を至急提出せよという書面が来る。直ちに対策本部を立ち上げ、解析に努めたけど、こりゃあ素人には無理だね。建築会社の営業担当者さんに丸投げすることとする。晩は肉屋さんの切った肉でトンテキ。遠雷あり。段段と近雷になって、まあまあ降った。

都内の感染者は連日二十名前後で依然減らず。まあね、此れは、「もしかして」と言う人まで、積極的にPCR検査をしている結果だと思いたいね。今なら保健所もワンコールで繋がる筈。いや併し、関西なんかは本当に収まったのかね。連日ほぼゼロと言うのも怪しい。総じて色色と考えると、此の国も案外運がなかった。春節の大量の観光客と北京将軍の来日予定があったから第一波の阻止が遅れたし、ついつい五輪を気にして欧米からのシャットダウンにも時間が掛かった。此れが第二波となった。仮に此の二つの要因がなければ、感染者は一ケタ少なくなったことであろう。台湾とかニュージーランドとかあの辺の小さい島国並みにね。Aを始めとした頓珍漢連中さんでもそれぐらいの措置は取れた筈である。全ては仮定法過去完了だけどな。

 

6/5・金

 熱帯夜すれすれの朝。五輪は簡素化を検討。まあね、少なくとも海外からの観戦(感染)はお断りするしかないだろう。午前中は日誌の整理と落ち梅拾い。続いて火災保険の確認。昼は須見伯母に買って来て貰ったてんやの天丼。午後出社。久久の登校と異様な暑さで児童生徒も疲れ気味。長い長い休みで体力が落ちているな。

退社後はBへ。蕁麻疹で入院していた須々木さんとも再会。大学病院に入っていても原因は未だに不明らしい。ステロイド系の治療を受けて何とか収めたとのこと。うーむ、ストレスか基礎疾患(=糖尿)の急性増悪だな。糖質を制限するよう進言す。帰宅は十一時前。金曜日と言うことで割と沢山人が出ていた。夜の街はつくづく危ない。厳重消毒す。以後期限の切れたレトルト御粥。なお持続化給付金の元請けは所謂トンネル会社で、決算書も電話番号も公開していないとのこと。下下に何もかも出させておいて、流石に此れは酷い話しだと思った。

 

6/4・木

 朝から配電漏電遮断盤の改修工事。共用灯とかケーブルテレビのブースターとか色色なものが増設されていて、専門家が見てもよく分からない配線があるという。うーむ。何しろ築四十八年だからね。まあ、火を噴いて停電しなければいいか。一方こんな建物にも地震保険の営業が来ている。年五万円。うーむ。仮に壊れたとして幾らも出ないだろう。そもそも東京で大地震が起きたら、阿鼻叫喚の空前絶後、修繕屋さんも解体屋さんも保険屋さんも家主も家作人も皆吹き飛ぶ。今日も蒸し暑い。都知事学歴詐称疑惑が。今も昔も海外留学=学歴ロンダリングだよな。此の人にも実に色色と言いたいことはあるし、第一にコロナ対策に成功したとも言い難い。もう直ぐ選挙である。

 午後出社。後先考えず、中三は平方根の計算を進めた。なお千寿校は、(持続化給付などを受けずに)此のまま閉店するとのこと。S子先生の体調も悪いらしい。ずうっと怒っていたからな。退社後は何時ものBに。村田さん、高瀬さん、遅れて祐子さんくらい。店員は大塚さんと新人君他。あっという間の十時になってラストオーダー。1860円。十時半過ぎに帰宅。さてさて「行列の女神」第七話。主人公たちが、ラーメンとはバランスを壊すことだと痛感する回。鮎の出汁にラードをぶち込み、濃い目の味に三つ葉の苦みを、アンチョビに焦がしバター・・・、更に言えば、とんこつ醤油に太麺とか、いっそ二郎さんとか・・・、こういう不釣り合いが御客を呼ぶのだと。文学も其れに似ているかな。本日小五と読んだ「屋根の上のサワン」も、「わたし」が雁に恋したかなり異様な話しである。詰まり野生動物保護マニュアルとかいうものでは丸でない。だから読まれるのだろうと思った。

 

6/3・水

 所謂夜の街は未だ自粛要請対象なのだが、勝手に開けた店から感染者が出続けている。其れで結局東京アラートだと。橋や都庁が赤く点灯す。でもアラートって何? 武漢での全員検査の結果、約300人の無症状陽性者が。こういう人が越夏して、やっぱりシーズンツーが来るな。尤も本邦はシーズンワンも終了していません。

 朝から暑い。居間のホットカーペットを仕舞い、扇風機と虫よけ器に交代さす。午後定時出社。行けば仕事が目白押し。先ずは給付金事務局からの駄目出しメールの解読である。といっても先日の居酒屋さんの方。解析すると、青色申告決算書が添付されない場合、前年当該月の売り上げが証明出来ないので、前年の総売り上げを十二で割った平均額を記載しろ、ということらしい。うーん、成程なるほど、よくよく考えてみれば、そりゃそうだ。直ちに修正す。でもね、そもそも個人事業の方は、入り口が青と白が一緒くただから、こういう間違いが起こりやすいと思った。ちなみに此の事務局が色色と問題となっている。まあね百万件以上を短時間に処理するのだから、ああいう政商に頼むしかないとは思う(下請け孫請け曾孫請けの数千人で審査しているらしい)。結局こういう制度を作ると上から下まで国の金に群がって仕舞う。有り難いとは思うけど、基本的には宜しくないな。なお都の感染拡大防止協力金の方は大貧学院にお支払いがあったとのこと。先ずは五十万円である。六月から来た生徒が一人。アレルギー酷し。

さてさて九時過ぎの定時退社の後はBへ参る。村田さんと祐子さんがいらしたが、既に閉店モード。凡そ一時間で退店。此の時間に帰るのは三月以来である。やっぱり真夜中のような街を走った。十時半過ぎ到着。新しき日常ならば既に寝ている時間である。以後全身シャワー消毒。十二時就寝。銀杏のマークの付いた不幸の手紙=固定資産税の通知が届き始める。

 

6/2・火

 アメリカでは人種を巡って再び暴動に。根深いな。此の問題は。殊に街頭警察官の質が悪過ぎる(日本でも態度の悪いのは本当に悪い・・・吾人も白チャリには散散絡まれた)。また今夏は海水浴も出来ないらしい。海の家は設置しないとのこと。どうも膾を吹いているような・・・。ただ北九州市では流行が再燃。うーむ、難しい。一方都内では満員電車が戻りつつある。すっかり古き生活である。肝心なところがどうにもなっていない。国内の死者は九百人。

 朝から曇り。かなり暑くなる。梅仕事は六瓶目で終了。以後草取りに戻る。昼は福森で付け麵(830円)。午後は晴れた。夕方草取り一時間。ずっと空いていたところに車が入るそう。ぼうぼうの所を急いで引っこ抜いた。暗くなった頃に注文しておいたパルスオキシメーター(血中酸素計)が届く。特殊な光を当ててヘモグロビンを調べるもの。体温計と血圧計に続く、拙宅第三の計測器である。何しろ新型コロナは呼吸困難になるという。兎に角、シーズンツーに備えなくてはならない。早速測って見る。97くらい。ちょっと低いかな。ネットで九千円もしたけど元元はメードインチャイナの(多分)安物。今一つ、信用できず。パルスオキシメーター・メーターが必要だと思った。ところで此の装置は日本人の発明品なのだそう。開発者さんの訃報をごく最近読んだ。計測思源。いい仕事をされました。晩は残り物。

 

6/1・月

 バスものぞみも通常ダイヤに戻る。なお東日本は新幹線・特急とも減便しそうで結局しなかった。朝から変な地震。朝から霧雨。少し止んだので、昼は富久美の弁当を買いに行く。分散登校が始まったらしく、児童生徒が往ったり来たり。まあね、一斉登校、一斉授業、一斉下校と言うのも一世代前の学校だよな。そろそろ一斉更新した方がいい。大貧学院のクラス授業など、全体説明するのは冒頭の二十分ぐらいだけだもの(あとは大体個別指導)。生徒の登校機会を半分にすれば、今の先生の数でもクラス人数を半分に出来る筈。

午後も漫然とす。すると特別定額給付金の案内が来る。申請期限は八月下旬。まあ、最後の方にするかな。世帯主は吾人になったから家人の分と合わせて二十万円分使えることになる。でもどちらかと言うと此の給付の後に、巻き上げられる立場に近いから、あんまり嬉しくない。ちなみに申請には身分証のコピーと通帳のコピーが必要。御丁寧にA4でとの指定もある。区の世帯数は凡そ五十万。すると100万枚のA4の紙が必要と言うことになる。当然シュレッター処理も。晩は居酒屋の焼きトン他。アレルギー酷し。

 

 

2020年5月

5/31・日

 都による休業要請は大半の業種で解除される。ちょっと早いかな。流石の都でも、もう休業協力金が支払えないのだろう。それにしても過剰な消費と投資は矢張り何時かは清算される。今回はコロナで弾けた。大騒ぎした教室が担任の先生に一喝されるような状況に似ているな。それぐらいちょっと度を越していたと思う。外国人観光客の多さも高層物件の建ち方も。なお個人的には騒いだ積りはありません。入試は時期を多少後ろにずらすことを検討しているらしい。

 やや曇る。須見伯母も来たので引き続き梅仕事。五瓶目まで漬けた。昼は福の唐揚げ弁当。晩は信濃屋の刺身と惣菜。無観客でもダービー。ちなみに勝ち馬投票券はネットでしか買えないが(場外馬券場も閉じている)、売り上げは前年比九割だと。おじさんたちも多い筈だが、こういうことに関してはみんな移行が早い。いっそパチンコもオンラインでやったらどうだろう。こうして五月が終わった。

 今月で閉じるもの。一、鉄剣タロー。行田のオートレストラン。コロナ対策が出来ない為。勿体ない。二、神保町の酔の助も。三、大阪人権博物館。一新を名乗る市長にいじめられた。E先生が設立に関わったとかで二十年位前に訪問したことがある。

 

5/30・土

 BCG説も根拠が薄いらしい。其処で東アジア全般コロナに強かった説と言うのが浮上している。詰まり此の辺の人人は既に旧型コロナウイルスに広範に感染しており、此れが一種の集団免疫を作っていて、新型による重症化を防いだのだという。成程ね、そういうこともあるかもしれないな。なら吾人もとっくに罹っている筈である。いや併し、正しく百家争鳴。百貨店なども開き始めたらしいが、吾人も家人も出掛ける気がしない。平日は身を危険に曝しているから、休みの日は静かにしていようと思う。米国の失業給付は四千万人。日本でも非正規労働者を中心に数百万人が失業状態。

 今日も晴れた。梅酒は三瓶目。買い物は二便。少し向学しようと『恐竜はなぜ鳥に進化したのか』。石炭紀に地球が蓄えた炭素は莫大な量になるのだと感心した。近現代は其の頃の化石燃料を茫茫と使っているのだが、其れでも全体から見れば大した量ではないと言えよう。でもやっぱり僅かな二酸化炭素で温暖化して仕舞うのだね。いや併し、そもそも何でこんなことに興味を持ったかについて説明すると、新型肺炎⇒肺呼吸⇒気嚢⇒鳥は凄い⇒恐竜が祖先⇒そもそもあんなに巨大な生き物が生きられるというのは酸素濃度が濃かったのかもしれない、という連想であった(実際は気嚢の御蔭)。猫の毛を吸い込んだせいか咳っぽい。堪らず抗ヒスタミン。ところで鳥は咳をするのかね。昼はレトルトカレー。晩も残り物。

 

5/29・金

 相当な晴れ。午後出社。(給付金も協力金もまだだが)金伍万円受け取る。三か月ぶりの給金である。各学年の生徒児童とも膨大な量の宿題に追われている。大体自習にした。愈愈史上空前の春休みも終焉間近かである。感染予防に効果があったのかなかったのか・・・。退社は七時過ぎ。取り敢えずBへ。今週で前倒し授業も終了。明るい内から飲めるのも今日で御仕舞である。なお都心店から回って来た社員さんたちも本来の勤務地に戻るそう。割と気さくな女店員さんともお別れである。御菓子でも渡そうと思ったが、そういう店はみんな閉じている。持ち帰り店の鮨を差し入れた。碑文谷の青葉で付け麵食べて帰る。帰着は九時半。都内の感染者は再び増加傾向。うーん、こうしてコロナ禍は去って行ったと書きたいところだが、ちょっと無理そう。

 

5/28・木

 米国の死者は十万人。曇り時時晴れ。朝方は結構冷えた。以後くしゃみ止まらず。堪らず抗ヒスタミン。すると頭がぼんやりす。須見伯母が来る。梅は二瓶目。午後出社。中三は平方根まで進める。夕方一雨あった。退社後はまず中華立ち飲みへ。此処は今日から営業再開。ママさんパパさんも元気そう。店の家賃は三か月溜めているそう。あらま。例の給付金と協力金待ちだね。御客としては柳さんがいた。此処だけの話、先月Bを辞めさせられたらしい。だからのんびりしつつもふくれっ面である。仕事ぶりはよかった筈だから原因は何だろうな(金か女だな)。何となくぎこちない雰囲気。暫らくして祐子さんが来てくれて助かった。混んで来たのでBの駅前店に転進。田岡さんらも勢揃い。たっぷり飲んで帰ってもまだ十時過ぎ。直ちにシャワーで全身洗浄。十一時就寝。二軒合わせて支出は5300円。

 

5/27・水

 まあまあ曇る。都下の学校も順次再開の模様。ということで九月入学案は急速に萎んで仕舞った。あらま。戦後最大のチャンスだったんだけどね。となると来月以降、行事の中止、休みの短縮、七時間及び土曜授業等で猛烈に巻き返す予定。ぎっちぎちだね。特に中三生が可哀想。其れに夏休みがなくなると夏期講習もやれなくなる。受験産業も困ります。またオフィスワーカーも続続とビル街に戻りつつある。また判子と満員電車に逆戻り? 結局何も変わりませんでした・・・というのでは、余りに面白くない。

 午後出社。退社後はBへ。昨日から二時間延長の十時閉店となっている。だらだらと三時間も居た(2200円)。九時なるとガラガラ。田岡さん、村田さん、高瀬さんらは今まで通りに元気そう。二か月ぶりに市ヶ谷さんとも会う。但し須々木さんは蕁麻疹で入院中とのこと。そんな馬鹿な。十時過ぎに帰宅。以後カップ麺。十一時就寝。都内の感染者もゼロではない。夜の接客業で感染が続いているという。みんな早く帰って寝るべきである。

 

5/26・火

 さてさて解除されたものの身の回りに大した変化は見られず。都による休業要請は段階的に解除して行くのだという。大体曇り。朝は吾人自作の炒飯。数年振りに作ったが、晴雷亭より旨く出来た(スイマセン)。やれば出来る。成せばなる。此のまま山岡士郎を目指すかな。草取りと梅仕事少少。昼は大型中華まん。晩は残り物。

 不要かどうかは分からないが、少なくとも不急の通院等が減った関係で、大半の医療機関が赤字になったそう。確かに家人も(余り)病院に行っていない。残薬も減るね。パンデミックの御蔭で却って医療費が削減されるかもしれない。尽力されている医療従事者にはつくづく申し訳ない。また賭け麻雀で件の元検事長が告発される。訓告で済ませたのは許せないと言うことらしい。少し可哀想? まあね、「テンピン」という低いレートであったと言うから、所謂社会的儀礼の範囲内というやつである。そもそも麻雀をして賭けない人はいないらしい。生憎、役が全く覚えられないので吾人は未経験である(どうにもああいう視覚情報を記憶するのが生来苦手)。但し卓を囲むには自分以外に最低三名は必要。記者連中さんは付き合わされたのかな。ならば優越的地位の濫用で怒られることは十分あり得るだろう。新しき麻雀生活はオンラインで。見知らぬ人と切磋琢磨して欲しい。

 

5/25・月

 まあまあ晴れて、結構蒸して来る。高温多湿は結構な話しである。朝方は草取りと梅取り。後者はまだ少し早かった。持続化給付金事務局から駄目出しメールが来たというので午後臨時出社。開いてみると確定申告書が消費税の物では受け入れられないとのこと。やっぱりね(吾人もそう思った)。直ちに法人税の物と差し替えて再申請。但し大貧学院の法人所得も納税額もゼロ続き。恥ずかしいね(お前らゼロか?・・・スイマセン)。続いて無責任社長の知り合いの居酒屋さんの申請。此方は個人事業なので添付書類は少なめ。割と素直に終了す。ちなみに本日付けの受付番号は120万台であった。まだ予算には余裕があるな。総じて言えば、小規模零細業者になればなるほど手厚くなる仕組みである。有り難いことであるとは思う(此処だけの話し、此の方の申告所得税は千円であった)。ちなみに審査はデータ処理会社に丸投げなのだそう。テストの採点みたいだね。いや併し、やっぱりこういう申請物は草臥れる。頭も全力運転した。スーパーで晩の惣菜類を買って帰宅。五時少し前。

六時になるとAが出来て、緊急事態の全面解除を宣言。ちょっと早いかな。会見は例によって自画自賛の嵐。北の国かと思う程である。K元首相ならこんな時どうするか。何回かは率直に謝るだろうと想像した(そして開き直る)。大体未知の事態に対応するのが政治というものなのだから、時に間違えることもある。其の時は素直に詫びればいいのである。また更なる補正予算でもっともっと御金を配るという。店舗の家賃まで。大丈夫なのかね。大増税が来るな。それにしても六時に始めるから、肝心な質疑応答の所になると地上波の中継は時間切れに。毎回毎回そうなっている。態とそうしているのだろう。都内の新規感染者は八名。そして同数の方がお亡くなりに。

 

5/24・日

 昨年末に建てた物件は上下一体のメゾネット構造である。こういうものを欧州では特にテラスハウスと言う。だから建てる時には色色と検索したものである。すると同名の恋愛バラエティー番組が出て来る。若い男女を一つ屋根の下に住まわせた疑似ドキュメント風の造りで結構人気がある。其処に出演していた女性が亡くなった。ネット上での誹謗に参っていたらしい。駄目だよ、書き込みを真に受けては。ストレスの閾値は個人によるばらつきが大変大きい。弱いと思う人は、ガラケーとラジオだけと言う生活をしていればよかった。それにしてもね、手元にあるテレビのリモコンのような機械と、世界=しばしば其のダークサイドが瞬時に繋がって仕舞うというのも、此れは一種の悪夢だね。昭和人から見れば。ネットの書き込みも有料にした方がいい。一回五十円くらいは取るべきである。昔は葉書しかなかった。

 まあまあ晴れた。朝は肉うどん。昼は大熊と言う店の弁当(700円)。ハンバーグの店だが至って普通の内容(生姜焼きと唐揚げ他)。系列店から持って来たのだという。飲食店も色んな看板を持っているのだね。久久に旨かった。日曜なので草取りは控え目にし、午後も漫然とす。此の所の笑点は無観客だったが、とうとうリモート出演での収録に。笑いと言うのは瞬間芸だから無理があるなあ。晩は鰤を焼いた。他に残り物。

 

5/23・土

 特別定額給付金の振り込みに余りに手間が掛かるので、マイナンバーカードに口座を紐づけようとする動きもあるよう。国は税を毟り取るだけでなく偶には返しもするのだけど、日本人の感覚からすると圧倒的に前者だな。だから口座番号など知らせたくないし(勝手に調べられて勝手に引き落とされると思っている人が結構多い)、電話口で還付金があるとか言われるとみんな喜んでコロッと騙されて仕舞うのだと思った。それにしてもこんな危機が度度訪れる筈もないな。マイナンバーのことなどはみんな直ぐに忘れて仕舞う。

 今朝方は鎌倉から江ノ電に乗り、水戸から高速バスで帰って来た(夢を見た)。移動欲が高まっているな。もう二か月も電車やバスに乗っていない。世田谷目黒品川区生活。一度だけ自転車で川崎市に行った。今日も曇り。朝から冷凍牛丼。以後剪定作業。特に椿。昼は居酒屋の本格カレー(600円)。ルーは旨いが御飯が干からびている。テイクアウトの需要を見誤っていたよう。午後は久久に晴れた。晩は肉豆腐他。

 

5/22・金

 昨日よりかは明るい曇り。欧米では公共交通機関に勤める人や配達人やスーパーの店員さんが大量に御客から移されたが、幸い本邦でそういう例は聞かなかった。やっぱり奇跡だな。喜んでばかりもいられない。常に立場の弱い人が感染する可能性がある。コールセンターなんかも在宅で出来るものは早く移した方がいい。第一、都心の大きなオフィスが要らなくなるのだから経費も浮く。もっと積極的に取り組むべきである。何しろシーズンワンは終了間近だが、シーズンツーがあるかもしれない(案外ないかもしれない)。

 草取り一時間。昼は家人のオムライス。午後出社。何か漫然とす。例によって申請した都の感染拡大防止協力金も、国の持続化給付金も、何も言ってこない。所謂ウンスンである。早くしてもらわないと給料が出ない。ところで金曜日に担当する中学男子などは、ゲーム三昧に、昼寝三昧。こんな生活がもう三か月。反社会勢力と言うより非社会勢力だな。こんなにだらけて学校生活に戻れるのかね。アルバイトでもさせた方がいいと思った。退社後はBへ。たこ焼きを差し入れす。併し閉店まで僅か一時間。一気に飲むから何だか急激に酔うね。海外には飲酒時間に制限を設けているところも多い。するとこんな感じなのだろうな。却って良くない。霧雨の帰宅後にコンビニのこってり麺。十時就寝。

 

5/21・木

 関西の緊急事態は解除。残りは一都三県と北海道のみ。学校再開は何時になるのやら。件の検事長は賭け麻雀で辞任。あらま。麻雀も中毒性があるからね。問題はお相手が記者さんだったことかな。こうして捜査情報が洩れて行くのだと思った。それにしても脇が甘い。曇天。冬に逆戻り。半田の素麺を煮麺にして午後出社。Bに少し寄って帰る。雰囲気も寒寒しい。帰宅後、浜屋の天丼(800円)。老舗の鰻屋だが最近は天丼及び親子丼専門店と化している。九時就寝。

 大して書くことがないので業務日報を載せる。小五の女の子は「腸に管を入れる」と言う例文に驚いていた。其れは大腸内視鏡検査のことで、相当な大人になったら数年に一度はやらなくてはいけないことなのですと説明しておいた。大人は大変である(吾人は今のところ未経験)。でも此の子が其の年齢になる頃には別の検査方法になっているかもしれない。中三生は京都の寺について調べていた。例によって修学旅行の事前学習。残念ながら、今年は・・・。人をがっかりさせるような課題を出してはいけないと思った。まあ紙上旅行と言うのもあるけどね。

 

5/20・水

 大規模な抗体検査が始まらないので何とも言えないが、感染率は精精数パーセント程度と推察される。集団免疫と言う水準には程遠い。となると封じ込めるしかないか。併し国内は成功したとしても、何れ海外からまた入って来る。うーん、苦しい。なおアビガンに有効性はないという報告が。あらま。効いた効いて助かったというのは、所謂何とか効果だったのかな。ちなみに此の薬の催奇性は十日ほどで消えるという。錠剤だし、ド妊婦さん以外には使える便利な薬だと思ったのだけど。米国の死者は九万人。今度はブラジルが酷い。彼方は此れから冬である。

ずっと曇る。家人は大病院で定期診察。久久の外出。午後出社。「中学三年生で思うこと」とかいうタイトルの作文を代書する。大体成ってもないのにこんなテーマを出してはいけないと思った。退社後は直ちにBへ。すると客として来ていたW君に短時間だが絡まれる。拙いな、濃厚接触である。昼から飲んでいたらしい。此れだから酔っ払いは困る。続いて田岡さん、村田さんらと何時もの(静謐な)時間。やっぱり八時に退店。帰り掛けに碑文谷の惣菜屋のかしわ飯(700円)。残念ながらベチャベチャで満足に食べられず。勿体ぶった店だけに、そんな馬鹿な。十時就寝。

 

5/19・火

 ソフトバンクは巨額赤字。やばい案件に山ほど投資していたから。大丈夫かね。依るべきものは結局キャッシュ。こうなると内部留保をしっかり貯めていた旧態依然の大企業の方が強い。大会社には社会の公器としての振る舞いを期待したい。詰まり少しは御金を使って欲しい。午前まで雨が残った。午後もずっと霧雨。結構寒い。買い物は一便。他は夕方に一時間ほど作業したのみ。夏から見たら涼しいし、冬から見たら暖かい。着たら暑いし、脱いだら寒い。どっちつかずの一日。布団は厚く、服は薄くして寝た。昼はカップ麺、晩は家人の厚揚げ麻婆豆腐。猫アレルギー酷し。上がって来ては、毛をまき散らしている。

 

5/18・月

 検察官の定年延長は見送りに。今回はツイッターでの反対が多かったらしい。まあ政権への不満が溜まっているからね。ちなみに検察も間違えるから、少しは人事をコントロールした方がいいと法改正に賛成な人も結構いる。無暗矢鱈と小菅に放り込まれた人も多いから。九月入学場合、新小学一年生の扱いが一番難しいよう。一気に17カ月分を新学年にする訳には行かない。五年掛けて分散させる入学させるのが現実的であろう。

 もう曇る。走り梅雨だと。断続的に草取り。月曜だが在宅率高し。みんな家で仕事しているんだね。横文字職業が多かったかな。まさか失職中とか。夕方は低木刈り。今年のチャドクガは無し。昼食晩食と残り物中心。家人の餃子は黒焦げ状態。一気に食欲が蒸発す。夜は大雨。

 

5/17・日

 朝にはくっきり晴れた。まずは近所のスーパーへ。続いて「さとう」でラーメン。家人には韓国海苔巻き。昼営業に力を入れているせいか、飲食店のテイクアウトサービスも縮小傾向。大勢大手を振って歩いている。全てが終わった感じだね。Dデイだな。多大な犠牲を払いつつも、実にどうにかなったよ。高いBCG接種率、元元清潔好きな国民、殊にマスク習慣、そもそも不健康な人が少ない、そして記録的な暖冬、これら全ての要素が重なり合った御蔭で鈍足で頓珍漢な政府の対応を補って余りある程の成果を出した。正しくミラクルジャパン!!である。でももしかすると当初欧米諸国はこんな日本の奇跡を見て、自国も大丈夫そうだと勘違いしたのかもしれない。だとしたらちょっと申し訳ない。何しろ当人たちも分からなかったものだから許して頂きたいものである。夕方は駅前スーパーへ。いさき刺しと店頭販売のザギンアスターの惣菜で結構飲んだ。さてさて今後の予定を考えようと思った。出来ればぶっ倒れるまで列車に乗りたい。うーん、今年は七月に中型連休があるね。

 

5/16・土

 午前中から降り出す。強制ステイホームだね。こうなったら早く梅雨入りした方がいい。レナウンが倒産。東海の怪人も漸く退任。此の会社も一回潰れた方がいい。ラジオ、テレビのリモート出演が始まって二か月。最近はモニターが良くなったり、時差が縮小されたり。当初は酷かったが、段段良くなってきている。為せば成る、やれば出来る。やってみなはれ、何事も。

昼は家人の親子丼。夕方までたっぷり降った。晩は冷凍食品。すると拙宅のカップ麺の半分の賞味期限が切れていた。何でも買って適当に置いておいたからな。半年以内の物は食べてみたい。真っ暗になった頃に映画「復活の日」を早回しで。漸く見てみようという余裕が出て来た。数十年振りに見たけど、此の御話って、パンデミック後の方が長いんだね。ちょっと間延びしていると思った。

 

5/15・金

 区の広報にはPCR検査を拡充しますと大書きしてあった。うーん、ちょっと遅いな。残念ながら此の件に関して区長の動きはパッとしなかった。今から振り返ると一番危なかったのは三月の下旬から四月に掛けての時期。保健所に電話を掛け続けて、残念ながら其のまま御亡くなりになった方が沢山いらっしゃる。世界の死者は三十万人。但しこれらの多くは中進国以上の集計。途上国ではもっと簡単な感染症で常にもっと多くの方が亡くなっているのだけど。夏の甲子園も中止。春のメンバーでやればいいと思った。新聞社の垣根を越えて。米中はまたまた対立激化。トラ氏も大人げないと思うが、中国も責任を少しは感じるべきである。でもあの国家主席は一ミリも頭を下げたがらない。ならばせめてアメリカの農産物を爆買いして欲しい。(米国豚の)トンポーローでコロナ明けを祝えとか国民に呼び掛ければいいと思った。

 今日も夏日。こうなるとマスクが苦しい。早い午後に出社。色色な小中学生にバラバラの質問をされるので閉口す(気分は小学校の先生である)。御丁寧に最近は時間割まで用意されている。例えば、金曜日の三時間目は国語だから教科書の何何ページから何とかページまで読んで纏めよとか、社会は此処で、美術はあれを描けみたいな感じ(我に絵心無し)。通信制の高校みたいだな。でも体育はどうするのだろう。ラジオ体操を三回するとか書いてあるけど・・・ちょっと苦しいね。どちらにしても来月には授業を再開して欲しいものである。但し午前授業ぐらいが丁度いいよ。足りない分はオンラインで。其れに在校時間が短かければいじめ死等も防げるだろう。前にも書いたが、日本の中学校ほど・・・。

さてさて退社後はBに滑り込む。併しあっという間にラストオーダー(七時)。飲み足りず、食べ足りず。例によって真夜中ちょっと前のような街を走って帰宅。以後冷凍のそばなど。今週は良く働いた。いや併しね、真面に働いても飲みにも行けないのでは、勤労者がそろそろ怒り始めるぞ。此方は早くフル営業して欲しい。戦時中だって国民酒場とかがあった筈だよね。

 

5/14・木

すると二時には目が覚める。スーパーサマータイムだね。例によって二時半にシロが、三時半にグレが起こしに来る。此方はネコタイム。猫もコロナに罹ると言うが、取り敢えずは元気だな。四時にはもう明るい。猫毛にやられたので抗ヒスタミンを飲んで二度寝。八時にはかんかん照り。湿度は低め。不動産屋にファクシミリを送信しようとしたが、どうにも上手くいかず。結局郵送す。もうファクシミリは廃止した方がいいと思った。

さてさて御昼直ぐに出社。早速持続化給付金の申請である。税理士さんからファクシミリで送られて来た概況説明書をPDFにして申請完了。果たして支払われるのかね(最大200万円!)。ちなみに予算規模は二兆円余り。となると何十万件も申請がある筈。どうやって審査するのかね。AIとか?・・・そんなに此の国は進んでいないよな。

色色と指導して六時過ぎの定時退社。再び立ち飲みBへ。段段と客が戻って来た。客が増えると従業員も増える。バイト長の渡辺君も現役復帰。久久の勤務とあって張り切っていた(多少の休業補償は貰えたらしい)。色色と元に戻っていくね。要請通りの八時退店。明るい内から飲み始めてあっという間に真夜中のような雰囲気。何か時差ボケする。帰宅後冷凍牛丼。亡くなった力士さんは糖尿病だったそう。職業病で片づけてはいけない問題だと思う。こうして三十九県で緊急事態は解除。都市部もあと一息。外房線の脱線は置き石らしい。

 

5/13・水

 ソウルのクラブでは集団感染。武漢でも揺り戻し有。矢張り油断大敵である。ちなみにワクチンは各国で研究しているらしいが、あんまり期待できないな。大体インフルエンザのワクチンでさえ、あんな程度=痛い思いをしても効力は数か月、而も結構罹って仕舞うのだから。相撲協会からもお亡くなりになる方が。まだ二十八だという。本邦の最年少記録である。例によって入院まで何日も掛かったと言う。

異様に晴れて異様な暑さ。御昼に出社。生徒少なく漫然とす。退社後はBに顔を出す。村田さん以下店内は数名。マスク掛けで飲み食いしているのは吾人だけ。七時半には早くも閉店モード(2080円)。続いてIへ。久久の訪問。店主によると先月から収入は半分で、大方家賃に消えたと。案外若い人はちゃんと自粛していると。成程なるほど。すると妙な男女が入って来たので(自粛期限の)八時ちょうどに退店。五千円を置いて帰った。此れは吾人なりの持続化給付である。それにしても他の人を気にして飲むとなると何だか少しも安らげない。

さてさて帰ったので早速風呂に入ろうと思った。すると給湯器から888のサインが出ている。何のことかと調べたら、就役から十年経ったから、そろそろ点検しろと言うことらしい。よく覚えているね。でもねその手は食わんよ(所謂点検商法である)。幾らなんでも十年で壊れないだろう(結構高い機種だ)。ネットで調べると、電源を五回オンオフすれば消えるとのこと。ファミコンの裏技のようだと思った。それにしても十年か。2010年と言うのは少しあった年である。春に万代伯母が施設に入り、入れ替わるようにして猫に住み着かれた。屋根や風呂を直したのも同じ年。仲田大将が大貧学院を去ったのも此の年の夏であった。十時就寝。いつもより三時間早く出勤して、退社して、八時に飲んで帰るとこういうことになる。全て三時間前倒し。

 

5/12・火

 今度は抗原検査が出来るようになるという。PCR検査に比べ多少精度は落ちるが十五分で分かるようになる。此れを治療薬(アビガン)とセットにすれば、早期発見早期治療が可能となる。近所のクリニックでも診察可能。インフルエンザのようにワンオブ冬の風邪になるな。漸く此処まで来た。多くの犠牲が出たけど。検察官の定年延長が問題となる。随分前から指摘はされていたが、コロナ禍に隠れていた。少し世論も正常に戻ってきた感じ。アメリカの死者は八万人を突破。

 まあまあの晴れ。四月の売電量が分かる。南東、南西面共に194キロ。額にして九千円ちょっと。前月より千円アップ。大体拙宅の電気代がロハになって、手元に結構残る程度。此の時期は一番余るよな。御昼に臨時出社。無責任社長から給付金の申請が出来ないと救難信号があった。行って見るとスキャンした書面の保存先が分からないらしい。難なく解決。但し申請に必須な事業概況説明書がそもそもないことが判明。大急ぎで知り合いの税理士さんに作成を依頼する。やれやれ、本日は此処まで。必要な書類をきちんと調べてから作業に取り掛かって欲しいと思った。総じて言えば、簡素な制度だが(そもそもカネをばらまく為のものだから)、出来ない人には出来ないだろう。専門家に依頼した方がいい。少し子どもの勉強を見て帰宅。まだ三時前。晩は滝八の鯛刺し(750円)と家人の回鍋肉。

 

5/11・月

 今日からのぞみが半減。のぞみ三、ひかり二、こだま二のパターンとなる。一時間に七本と言うダイヤは、国鉄からJRになった頃の八十年代後半の輸送量だね。大体此れぐらいで十分だよ。何事も移動し過ぎてはいけません。乾坤一擲、晴れの日の新幹線。二階建ての食堂車で一杯やりたい(一度も行けなかった)。それにしても田舎の方では県外ナンバー車が嫌がらせに遭うケースもあるとのこと。自粛警察というらしいが、変な造語だな。自警団でいいじゃない。大抵この手の「正義」は碌なことをしてこなかった。また各大学のサーバーはあっという間にダウン。無理だよな、オンライン講義だなんて。マイナンバーシステムも同様に不通となる。結局紙の方が早いみたい。

 具合が悪い悪いと宣う家人は朝から心電図を撮りに行く。コロナローゼだな。以後晴れて異様に暑くなる。昼は冷や素麺。今季初。草取り不能。終日在宅、終日ほぼ無為。夕方散髪。何だか心配なので帰宅後軽めのシャワー入浴。晩は豚を焼く。

 

5/10・日

 イタリアの死者も三万人超え。国内でお亡くなりになった方は六百人に達した。未明に一雨。以後曇る。南風が入り湿度高し。草取り少少。70リットルで二袋弱。昼は家人の焼きそば。晩は魚孝の刺身と焼き空豆など。商店街には大勢出ている。自粛も限界だね。自粛の自粛。

 いや併し、やっぱり九月になりそうだね。六七月はゼロ学期と称してやれることをやればいい(三学期の残りがあるし)。四月が九月になる訳だから、全ての行事はプラス五か月。夏休みがあるからプラス四か月か。すると中学入試は六月初旬。高校入試は同中旬。大学入試は五月の下旬くらいから。卒業式が七月の頭ぐらい。なんかピンと来ないな。高校野球も二度もいらないね。残念ながら夏は暑くてもう無理だよ。となると春夏を一本化したとして何時やるの? 其れに主催の新聞社が違うから、此れは揉めるな。

 

5/9・土

 件のPCR検査は手作業らしい。スポイトで一個ずつピコピコやっていた。行政間の連絡は未だに電話とファクシミリらしい。紙詰まりにトナー切れに読み忘れ、そして掛け直し。例のマイナンバーカードは持っていても暗証番号を忘れた人で役所は大行列。日本はすっかり遅れた国になって仕舞っている。幸い感染者は減少傾向。一発屋の芸人さん同様、こういうものは萎み始めると案外早いものである。リバイバルヒットがありませんように。

 まあまあ晴れて以後曇る。昼は国道の向こうの生姜焼き弁当(700円)。娘さんのミルク代が払えませんと来たから、出汁巻き卵(500円)を追加購入。家人には先日のカレー丼(500円)。断続的に草取り。晩は信濃屋の鰹刺し他。

 

5/8・金

 朝方は冷えたが、引き続き快晴。元外交官もお亡くなりに。死亡者に占める有名人の比率が高すぎないか。こういう人は交際範囲が広い=感染リスクが高いからとは言え、何かあるな。兎に角、政府の統計は全く信用できない。詰まり一般の肺炎死を相当数隠しているのではなかろうか。

 例によって御昼過ぎに出社。例によって小中高校生には大量の宿題等が出されている。単なる数合わせ以上の価値は無し。大体多くの子は、対面でマンツーマンで教えてもなかなか頭に入らないもの。学力の差が益益開くな。退社後はBを覗く。村田さんや田岡さんらはいたが、店員さんが悉く違う。従って何時もの雰囲気ではない。マ元帥のように、私は約束通り帰って来たと挨拶したかったが、其れも敵わず。聞けば閉業中の都心店から臨時で異動して来た社員さんとのこと。成程ね、そういう方法があるよな。詰まり馴染みのアルバイト君たちは玉突き式に自宅待機に。あらま。何だかぎこちなく飲んで(1450円)、自粛要請通りの八時に閉退店。真夜中のような街を走って帰宅。解禁日と言う程、盛り上がらなかった。まだ八時半である。朝の八時に帰りたかった。食べ足りないので冷凍パスタ。

 

5/7・木

 アメリカの死者は七万人。国内でもレムデシベルを緊急認可。何か異様に速いな。外圧かな。比較的重症者にも効く薬らしい。なんか高そうだね。出来ればジェネリック品でお願いしたい。でもそもそもそんなに沢山用意出来るのかね。国産アビガンの承認はまだですか。

 朝から快晴。北の風強し。目も眩むような凄い紫外線。本来の緊急事態明けには相応しいお天気。コロナ一過の五月晴れです。残念だけど都市部は延長戦。皆さんまあまあ出勤したようなので、草取り少少。白蟻は何でもなかったとの報告あり。気分は益益快晴。態態やって来た内装屋さんを手ぶらで帰らす訳にも行かないから、先延ばしにしていたブレーカーの交換を依頼する。さあ復興である。仕事と御金を回さなくてはならない。昼飯を食べ、吾人も出撃。今日から前倒し授業で再開である。すると無責任社長は、今度は国の金が欲しいと言う。事業持続化給付金。凄いネーミングだな。四月以降の売り上げが半分になった中小零細企業に支払われる。最大二百万円。案外手厚いね。但し申請はオンラインのみ。添付に必要な確定申告書などをコピー機に読み込ませた。併し此の複合機のスキャン機能、初めて使ったね。吾人も含め、紙世代である(スイマセン)。

さてさて肝心の授業であるが、六月からにしますという生徒がちらりほらり。中三は全員来た。でも三週間も休んだから、式の展開からやり直し。併し此のまま漫然と中三の範囲を進めていいものなのでしょうか。あんまり進度が離れても困るんですよね。六月以降の公立中学校が月月火水木金金で追い掛けて来る筈も無し。塾の先生も結構困っています。六時過ぎには終了。夕焼け空の元を其のまま帰宅。通常生活からは考えられない光景だね。ちなみに立ち飲みBも今日から再開したらしい。外飲み解禁は何時にしようかな。

 

5/6・水

 未明に猫に起こされたと思ったら、中地震。最近地震が多い。本当に碌なことがない。もう一度改元して欲しい。イギリスの死者は三万人。緊急事態の延長を受け、都は第二次の協力金を支払うという。都知事の英断と言えば英断なのだが、此れで都も借金生活だね。五輪の追加費用は払えません。もう中止でいいよな。また新型コロナは血栓を作るとのこと。益益恐ろしい。三十七度五分以上と言う基準も漸く改めるらしい。実に遅かった。でも例によってPCR検査は大混雑、大渋滞中とのこと。

 振り替え休日。曇り。空気が変わり、ちょっと肌寒い。朝からスーパーでコメを購入。生協は家人がマークミスして買えなかった。最近は小麦粉が品薄なよう。困ったときは穀物である。太る太るとあんなに毛嫌いしていたのにね。昼前に小雨と小雷。とんかつが食べたくなって表に出たけど、唐揚げは多多あれど、とんかつ弁当って案外ないんだよね。結局鷹番のサボテンに行った(810円)。食べてばかりで申し訳ない。学校給食がずっと休みで食べるものにも困っている家庭があるという。子ども食堂やフードバンクに寄付もしたいが、生憎何処にあるのか分からない。夕方にもう一雷。結構降って鳴った。晩は残り物。鼻水止まらず。小酒と抗ヒスタミン。こうして詰まらない、本当にスカスカな大型連休も終了。

 

5/5・火

 子どもは居ないが子どもの日。一晩遅れて「行列の女神」第三話。味をとことん追究する若手に対し、レシピのトレードをあっさりと提案する女社長。付け麵激戦区で苦しんでいた付け麵屋を博多ラーメン屋に、反対に博多ラーメン屋を付け麵屋に改装する。フードコンサルタントの成せる業だね。食べ物屋にとって立地は大きい。あとは値段だな。サイゼリアは値段を半分にしたからあれだけ繁盛したのだし、ハイデイの会長さんはうちのラーメンは大して旨くないと公言して憚らない。流行るかどうかは、味と値段と立地の複雑函数である。ちなみに飲み屋さんには人と言う要素が加わる。仮にママさんやマスターがいい人でも、他のお客との相性が悪いとあんまり行かなくなる(スイマセン)。しかし、此の未曾有の大苦境、件のコンサルタントさんならどうするかな。出前するしかないか。其れなら太麺だね。またフランスではなんと昨年末に第一号患者が出ていたことが判明。此の人は渡航歴も無いという。うーん、案外武漢から出た物ではないのかもしれない。スペイン風邪がスペインから出ていなかったように。ゲノム解析とかで分かるのかね。

 むっと晴れて異様に暑くなる。終日漫然とす。すると夕方に一雨。昼は家人の朝飯。晩は冷凍食品他。直接的には一円も使わず。何にも使わないと何だか社会から隔絶されたような気になるから不思議である。我消費する、故に我在り、なんてね。勿論常に何かを消費しているのだが、此の場合の消費は特に対面消費のことね。

 

5/4・月

 みどりの日。朝方は小雨が残った。夏場所の中止が確定。次の名古屋場所は両国でやるのだという。ザギンアスターが駅前スーパーに臨時出店しているというので行って見る。併し売っていたのは焼売程度。あらま。あああののれん街で売っていた864円の昼弁当が食べたかった。結局蕎麦を茹でて食べた。午後は少しずつ晴れて来る。引き続き低木刈りと草取り。併し各方面とも在宅率高く、大して捗らず。また床屋に行きたかったが、都の要請を受けて休業中とのこと。そんな馬鹿な。都民の頭はぼうぼうである。結局のところ、実に何にもない一日。晩は日本の牛肉を焼いて食べた。

 するとAが出て来て、緊急事態の延長を宣言。人の少ない地方は段階的に解除するというが、都内は無理だよな。おまけに新しき生活様式なるものが提案される。曰く、毎日身を清め、生活を綴り、人と会っても矢鱈と喋るなと。丸で禅寺の修行僧だね。仮に酒場が再開されても、カウンターで、ひとり酒、無言酒、悲しい酒。演歌でも掛けて貰えませんか。こうして全人民の辛苦は続く。兎に角、リアル店舗が可哀想。それにしても、例によって、記者会見はあっという間に終了。質問は受けても、ちょろっと応えて次の応答に移行する。基本的に他人と話すのが嫌いなのだね。

 

5/3・日

 神戸の病院に偶偶来ていた千人を調べたところ、3パーセントに抗体があることが判明。うーん、此れが本当の市中感染率かなぁ。国内でお亡くなりになった人は500人を突破。感染者は一万五千人。実際は此の百倍かなぁ。北の指導者はテレビに出て来る。雲隠れ戦術を採っていたよう。隠れん坊がしたいのならこう言ってやりたいな。「もういいよ」と。

 まあまあ晴れ。草取りの後、スーパーへ。郡山「福豆屋」の駅弁を売っていたので二つ購入。話題の海苔弁、結構旨かった。販路を求めてこういうものも世田谷に流れて来るんだね。午後は須見伯母が来る。少し剪定。数日来の残り物で晩酌。ノンアルコールビールが余っているので金宮を入れて飲んだ。憲法記念日だが、憲法は話題にもならず。

 

5/2・土

 アメリカの死者は六万人超え。其れでも各地では経済活動再開を求めるデモが(主に南部)。またエボラ出血熱の薬、レムデシビルを緊急認可。アビガンより効くらしい。一方のロシアも大変なことになっているが、幸い死者数は押さえられている。矢張りBCGかね。

さてさて連休本番だが、駅も空港も高速道路も全日空状態。今日はもっと暑くなるらしい。公共放送では、冷房を適切に使うなどして熱中症に注意しろと言っていた。耳を疑った。クーラーは駄目だぞ。暑い熱いと窓を開けて扇がなくちゃ。今年は何時もの夏とは違うのですよ。認識不足も甚だしい。昭和の夏に戻らなくてはなりません。若干の草取りと床磨き。昼は表に出た。マスクの価格は下落傾向。闇屋台で一枚50円程度。もうじき正規品が溢れるほど入ってくる筈。さてさて国道の向こうの居酒屋で稲荷寿司と鶏のから揚げ(900円)。店先のテーブルに助けて下さいと大書きしてあった。緊急事態の延長により、最短でも月末まで飲めないな。飲食業は致命傷が続く。併しこうも暑いと今度は食中毒が心配。

午後は映画「パッセンジャー」。舞台は巨大宇宙船。目的地の遥か手前(時間距離にして90年分)でたった一人叩き起こされた男性乗客の物語。何処にも行けない、誰にも会えない。空前の孤独の中に見たものは何か。すったもんだの挙句、ポンコツ化した船には危機が迫る。まあまあ結果はハッピーエンド。曰く、「今の環境を嘆くよりも、其処で最大限輝くことが大事である」と。こうした状況下で見るにはいい映画かもしれないと思った。みなさん是非とも植物を育てましょう。ただ、只一つだけ突っ込ませて頂きたい。此の宇宙船はひかりの半分の速度で航行していたらしいが、120年も飛んでいる間に後から出て来たのぞみに抜かれるよね。さてさて置かれた世田谷で楽しもうと、再び買い出しに。晩は豚串焼き、蛸の中華風マリネと鰹のたたき(全部で1700円)。置かれた婆さんと飲んで食べた。当然猫にも鰹。

 続いて未解決ファイル。情報機関の関与を示唆していた。まあね、第二次大戦と冷戦で肥大化した軍と情報組織が予算と地位を守らんがために、理想主義者(=ケ大統領)に敵意抱くと言うことは十分あり得る。其処で変な青年(=オズワルド)に目を付け、何か事件を起こさせようと画策したとしてもあり得ないことではない。でもまさか本当に弾が当たるとは思っても無かったのかもしれない。本当に暗殺して仕舞うとは・・・。歴史って、こういう意図せざる結果の積み重ねだからね(くれぐれも陰謀論は宜しくない)。それにしても事件から六十年近い。トラ大統領はどうして資料を公開しないのだろう。真っ先に断念したよね。矢張り陰謀かな。

 

5/1・金

 全日空も数千億円を調達。ちなみに此の三文字熟語、中国語では一日中ガラガラと言う意味になるらしい。洒落にならないね。此れを機に社名も変えてみたらどうだろう。全日混とか。やっぱり交通機関は空いている方がいいな。利用客としてはね。

 朝から晴れ。課題が欲しいと言う生徒がいるので午前臨時出社。こういう場合ちょっと古い講習用テキストを丸ごと提供するのだが、例によって本体と解答が離れ離れに。探し出すのに往生す。続いて出社して来た無責任社長と打ち合わせ。一応来週の事業再開を目指すとのこと。其のままついつい並びのたこ焼き居酒屋へ。二杯だけ飲んで帰った。拙いな濃厚接触である。暖気と陽射しで夏日となる。此のままコロナ消滅を祈願した。一方都内の感染者はちょっとも減らず。そもそも此のPCR検査を滅多に受けさせなかったから、増えているのか、減っているのか、全く以て見当すらつかない。晩は冷凍餃子とハムエッグ。

2020年4月

4/30・木

 地元の路線バスも土曜ダイヤに変更。此の所は空気輸送であった。緊急事態は延長確定。事態は泥沼化の様相。平日だが、出歩く勤め人も僅か。かといって日曜日とも違う雰囲気。人口が少なくなった感じ。別に東京から出て行ったことはないのだろうけど。みんな本当に家に居るんだね。なお学校は分散登校を計画しているよう。小一、小六、中三優先で。其れでもやはり六月からだな。それにしても一年前は改元で大騒ぎしていたのにね。此の変わりよう。

 朝から晴れて暑いくらい。草取り少少。すると二号室から白蟻が出たとの連絡。あらま。点検は来月に執り行うことにした。他は取り立てて無為。困ったな、何にもすることがないし、そもそも何にもする気がしない。こんな時は漫然とラジオなどを聞いているが、多くがテレ出演。而も非常に音質が悪い。途切れ途切れすらある。ネット通話か携帯電話経由なんだな。固定電話の有線回線を使って欲しいと強く思った(子機も駄目、必ず親機本体から)。晩は縁日に。チキン南蛮、豚キムチ、鯛の素揚げの葱ポン酢和えを購入(全部で1100円)。どれも居酒屋料理だが、やっぱりスーパーの惣菜より旨い。

 夜になって、十万円を返金しますという補正予算が成立。此処までも長かったけど、此処からも長い。まず市区町村がプリントを作って郵送する。送られて来た申請書を黒又は青のボールペンで書き(擦って消えるのは駄目よ)、本人確認が出来る書類と振り込み口座が確認出来るもの(通帳の表紙)のコピーを添付して返送する。それらの確認が全て取れ次第、順次振り込み開始。いや併し、膨大な紙仕事である。半年掛かるね。マイナンバーカードがあればもっと迅速にオンラインで出来るらしいが、そもそも此の国の政府にはこうした個人情報を曝しておけるほどの信頼感がない。だから吾人も持っていない。どっちもどっちだね。まあ仕様がないよ。北欧みたいな福祉国家=管理国家になるより、好きなパチンコを沢山やって路上で死んだ方がいいと思う国民である。日本はまだまだ若い国ですなあ。こうして何が何だか分からないまま四月が終わった。ああ、出来れば一月からやり直したい。もう少しやりようがあった筈。

 

4/29・水

 九月入学と言うのもあながち冗談とは言えなくなって来ている。幾つかの首長が同様の発言を。となると、稼ぎ頭の夏期講習はどうなるの。夏の甲子園も(三年生は出られない)。衝撃は大きい。軽軽に言って欲しくないな。せめて大学だけにして欲しい。嘗て日本で一番難しい大学の総長もそんなことを言ってなかったっけ。一方三十七度五分以上が四日続いたら相談してくださいと言う基準も漸く見直すという。明らかに検査を受けさせない為の基準であった。此の無茶な基準の御蔭で実に多くの人命が失われた。大勢押し寄せて医療崩壊を防ぐ手立てとはいえ、担当者は責任を感じて欲しい。併し改めたところで、やっぱり検査は一向に進まず。本当に本当にどうしてなのだろう。本当に本当に検査能力がない。もう三ヶ月も経っているのだよ。また、ステイホーム、ステイトーキョーということで、旗日だけど国会は営業中。ところで「新型コロナで日産赤字」なんていう見出しを半年前の人に見せたら、そうか久久の新車投入は失敗したのだなと思うだろう。でも、コロナってトヨタじゃなかったっけ?・・・、えっ!新型ウイルス!!!てな感じになるな。

 終日晴れ。段段と暖かい。午前中臨時出社。片付けとゴミ出し。滅多に使わない高校のテキスト類は奥の教室に移動。どう考えても使わないものは引き取る。昼過ぎには終了。カレンダーは全て捲っておいたが、来月の学校再開も難しいな(六月なら何とか・・・)。大貧学院と吾人の運命は如何に。さてさて休みの午後である。晴雷亭に行けば誰かいるのだろうが、やっぱり帰宅。地元で韓国海苔巻きとキムチ炒飯を購入。家人と食べ分けた。前者は旨いが後者は不味い(何故かベチャベチャ)。炒飯は中華屋に行かなくてはね。すると今頃になってAのマスクが届く。三つの密(密集・密閉・密接)を避けましようとか書いてあった。でも最近はソーシャル何とかを取れだよな。詰まりたとえ屋外でも他人に近づくなと。あー、全てがワンテンポ以上、遅れている。晩は肉豆腐他。おじさんたちとは、今度は酒の肴尻取りをする。

夜は公共放送の「未解決事件ファイル」。今回は何とケネディ事件。大変な意欲作には違いない。暗殺者の日本での行動から描いていたけど、どうなのだろう。詳細は次週に持ち越し。いや併しよく分からないな。其れでも只一つ言えることがある。当時の最新国にも真面な警備マニュアルがなかったこと。あんな怪しいビル、今ならば機動隊員が一部屋ずつスタンバイしているだろう。

 

4/28・火

 武漢では入院患者がゼロになったそう。本当に封じ込められたのかね。全土の学校も順次再開と言うが、メーデー前後の休みで人が動いた後、どうなるか。世界が見ています。イタリアではお医者さんが150人も犠牲に。本邦でも医療関係者への嫌がらせがあるという。酷い話しである。またドル箱の高速バスが止まり、地方のバス会社も大変なことに。早く何とかしなくては。

 まあまあ曇る。時時晴れ。庫内の食べ物は大体食べたので、昼は弁当にした。祐天寺の「富久美」。此方は弁当専門。各各飲食店も盛んに作っているけど、やっぱり弁当は弁当屋だね。よく纏まっている。主菜と副菜のバランス、彩りなんかもいい。弁当と言うものは何でもかんでも詰めればいいというものではない。御飯は粗熱を取ってからでないとベチャつくし、おかずは汁気をとらなくてはならない。飲食店さんも大急ぎで勉強して欲しい。午後は小雷。偶偶見ているとグレが腰を抜かしたようになっていた(腹巻猫のように)。実は雷が苦手だったんだね。初めて気が付いたよ。早速抱きかかえて宥めた。幸い小雨のみ。続いて小屋で休んでいたミケを急襲して獣医へ搬送。春の予防注射も全員終了。晩は冷凍のハンバーグに鯖の干物。其れだけでは何なので表に探しに出た。居酒屋の三点盛り(鮪鯛蛸)を入手。刺身のテイクアウトは珍しい(千円)。魚屋の物とは一味違う。結構旨い。どんどん作って欲しい。

 

4/27・月

 インターハイも花火大会も夏の祭りも次次と中止。プロ野球は開幕の見通しすら立たず。テレビもどんどん貧相に。ドラマは再放送、散歩番組は総集編。生番組でもメインの司会がモニター出演とかになっている。もうラジオで十分だよな。また観光客を来させない為とかで、チューリップや藤の花も摘み取られたとのこと。幾らなんでも少しやり過ぎだよな。まあまあ曇る。少し草取り。キャベツを買いにスーパーへ。昼は焼きそばにした。

 都内の感染者は減少傾向。元元の数字の信用度が低いから何とも言えないが、流石に自粛の効果が出てきていると思いたい。二月からだもの。そろそろ限界である。愈愈暴動が起きる。寒気が入り午後は雨。夜は残り物と貰い物の鰻。何だかくしゃみ止まらず。換毛期だな。久久に抗ヒスタミン

 

4/26・日

 イギリスの犠牲者も二万人超。アメリカは既に五万人。本邦は感染者一万三千人とのことだが、実際は其の十倍、百倍近いかな。今の所の死者数は三百人台。抗体検査はいまだ始まらず。待機中に容態が急変する例が相次ぐ。どうでもいい人が入院していて、肝心な人が病院に入れない。世の中は何時も不条理である。日航には三千億を融資。一部有名商店街も休業に追い込まれる。人が集まり過ぎていると言うことで。一応都は休業協力金を出すみたいだけど、そんなこんなで都の貯金数千億円はスッカラカンになる。それにしてもこういうコロナ渦が色んな人人の軌道を変えていくな。大して変わらない人も多いが、就職とか起業とか介護とか人生の重要なポイントに差し掛かられると影響が大きい。此ればかりは予測も対策も困難だし。

 一日晴れ。南風強し。暖気が入り結構な気温に。昼は昨日の野菜炒めをサッポロ一番みそラーメンで。誰にも合わないのでニンニクを増量。買い物は一便。安ワインを二本他。大体飲んだり食べたりするしか楽しみの無い日日。三日に一度と言うのは無理だよな。但し御菓子の類はあっても主目的の野菜は売り切れ。ミニスーパーの棚も空きが目立った。行き成り、物不足ですよ。また大阪の知事に名指しで批判されたパチンコ店には客が殺到。却って悪い。依存症だね。

午後は暇に飽かせてドラマ「行列の女神」。駄目店を立て直すフードコンサルタントのお話しらしい。忖度無し。駄目なラーメンは駄目と歯に衣着せぬ物言いがいいね。突進する若者を面白がる女社長もいい。年長者はこうでなくては、出る芽も育たないよな。それにしても、ああ外のラーメンが食べたいなあ。旨くなくてもいい。麦酒と餃子があれば。ピータン紹興酒も。安焼酎にメンマかザーサイとかもいい。

晩は冷凍の鰹のたたき他。メインは一昨日の牛のシチュー。市販のルーで煮込んだだけだが、まあまあ食べられた。要は手間と暇だね。料理人が必要(家人には苦労をさせた)。そもそも十九世紀まで牛は煮て食べるものであったと聞いたことがある。以後飼育法が変わり(穀物飼育)、脂肪分が増えた御蔭で焼いても食べられるようになったと。でも牛さんにはそもそも(其の辺の)草を食んで貰って、赤身のまま煮て食べれば、CO2もそんなに沢山出ないであろう。グレタの料理法とかいう本を作れば売れるな。現代の圧力鍋があればもっと容易に作れる筈。

 

4/25・土

 判子を押す為に出社するのは馬鹿らしいから、脱判子会社になろうとする動きが。判子屋さんには申し訳ないけど、こういう無駄なオフィス仕事を何とかするのはいい流れだと思う。アフターコロナは少しはいい会社になることを願っています。また講義も無いのに授業料を払えない。前期学費の延納を検討。大学も少し安くしたいね。Bで働いていた学生諸子は大丈夫か。少しずつでいいから、駄目な所を直していきたい。なお都は此れから二週間が正念場だと。名付けてステイホームウィーク(ス)。ずっとそんなこと言っているよな。なおコロナ病棟以外は閑古鳥。医療機関の収益が急速に悪化しているという。此方も大変だね。

 未明には楽しい夢を見た。あちこちで飲み歩いて、締めのラーメンを食べて、路線バスの後ろでみんなで唄っていた。朝から快晴。でもなんだかやっぱり胸苦しい。血中酸素計が欲しかったが、(ネットで探すも)当然あっという間に売り切れに。ちょっと遅かった。残り物の気管支拡張剤を使ったら治った(ような気がした)。自分の呼吸器ですら此の所は疑心暗鬼である。朝は冷凍うどん。納盃も早いから朝から腹が減る。昼は冷凍パスタ。晩は豚を焼いた。買い物は早朝に数百円程度。実に漫然とした一日。

 

4/24・金

 マリンレジャーに続いて山登りも駄目らしい。中止が呼び掛けられる。まあ確かに山小屋での宿泊は危険だと思うけど、日帰りハイキング程度はいいんじゃないのかな。人気のない山ならね。緊急事態から二週間。終了予定まであと二週間。解除は少し無理だな。あれも駄目、此れも駄目。何だか管理教育の駄目な中学校みたいだね。依然として苦しい生活が続きます。まさか二か月後、日本中が何とかプリンセス号のようになるとはね。こうなったら、本でも読むか。失われた何とかを求めてとか、徳川家康とか、大菩薩峠とか。どれも挫折必至である。ニューヨークでの抗体検査によると罹患率は15パーセント程度。集団免疫にはまだまだだね。

都知事が出て来て、店が混むので買い物は三日に一回にしてくれと。そんな馬鹿な。丸で統制経済。そもそも物が足りない時にそうすることはあるのだけど、事態は逆である。買い物に行かなければ益益物が余る。経済と言うものの相当部分は不要不急で成り立っているのですよ。全国民がしょぼいものを自炊したら恐慌になる。

まあまあ晴れ。少し寒い。昼は表のからあげ弁当(700円)。すると車を停めているお肉屋さんが是非とも品物を買ってくれと言う。飲食店や給食センター相手だから色色と大変そう。牛豚合わせて五千円分購入す。卸売価格だから結構な量。二人家族では当然喰い切れない。と言う訳で川崎の伯母の所に搬送す。電車は危ないので自転車で参る。環七と環八と丸子橋を越えて行っても片道一時間弱。自転車は便利な乗り物である。さっと送り届けた。さてさて任務終了。職場に寄って少し片付け。ちなみに無責任社長は用もないのに毎日出社している。こういう人が残りの二割だな。帰宅は四時前。色色と走り回って良かった(多分二十数キロ)。胸の痞え、胸騒ぎのようなものも取れた。矢張り人間も鮪と同じだな。動いていなくては。だからステイホームと言うのが一番堪えるし、一番難しい。ロックダウンと言うのは監獄用語なんだってね。何とまあ囚人扱いである。晩はステーキにした。併し焼いて食べると厳しいものが・・・。こういう赤身肉(豪州産)の調理方法って、日本人は分からないんだよね。

 

4/23・木

専門家会議によると、人と人の接触機会がまだまだ多く、もっともっと減らさなくてはならないと。此れからは公園やスーパーにも行くなと言う。そんな無茶苦茶な(擦れ違っただけで移るのかね)。また大型連休はなかったことにしてくれとも。いっそ、カレンダーを今から黒くしたらどうだろうかと思った。連休は秋に付け替えますとかね。

でも秋か、半年先も分からないな。またある飲食店が賃料の低減を訴えたところ、物件のオーナーはオーナーで、此方も借金をしているから其れは出来ないと断られたそう。資本主義の欠点が出たな。資本の拡大は出来ても、収縮には極めて弱いのである。それにしても、不思議だな。Aの大好きな国難が本当に来たのに全く動きが悪い。本当に本当の国難が来るとは思ってもなかったのだろう。本当に駄目な政権。そもそもやる気が感じられない。元元五輪の後、愈愈秋には辞める予定だったのだろう。此れ以上問題を起こさぬようのんびりゴルフでもしながら卒業イベントを楽しむ積りが、此の未曾有の残業になって仕舞った。ある意味で本人も不幸と言えば不幸だが、国民はもっと不幸である。

 朝から晴れた。結構、朝から静まり返っている。最近は工事などの現場仕事も止まり始めている。働く車も少なくなった。午前中はスーパーに一便。猫餌の買い足し。続いてクリーニング店。昼飯も買いに行ったが肉系ばかり。早くもネタ切れの模様。結局冷凍パスタに冷凍ごはん。午後は曇って一雨あった。そうこうしていると有名女優もお亡くなりに。また富山の小学校では集団感染。僅か一日か二日の登校日で移ったそう。こりゃあ、九月まで無理だね。

いやあ、やっぱり厳しいな。そんなテレビを見ていた家人は、早くバービカンを飲ませてと怒鳴っている。バービカン? 宝焼酎が作った初代ノンアルコールビールのこと? どうもアビガン、アービガン、バービカンの三段活用らしい。まあ確かに、検査も遅いし、投薬も遅い。のんびりノンアル飲料でも飲んで待つしかないな。そうして待っている内に、実にかなりの人命が失われている(と思う)。晩は飲み過ぎて悪酔いす。やっぱりバービカンが良かった。

 

4/22・水

 大型連休中の全ての臨時列車が運転取りやめに。一部の会社では更に定期列車も止めるという。例の計画運休に近づいた。多くの鉄道員さんには入社以来のビッグな休暇だね。御苦労様です。でも何処にも行けないか。家でゆっくりして下さい。またロサンゼルスでの抗体検査によると、実際の感染者は数十倍であると推定されるという。其の大半が無症状か鼻風邪程度(こういう人が気が付かない内に方方に移して回るよう)。併しそういった人を全部足し算しても、感染率は総人口の精精数パーセントに過ぎないらしい。集団免疫というレベルには程遠い。詰まり、まだまだ蔓延すると言うことになります。ああ。封じ込めはやっぱり無理だね。かと言ってピークアウトしたとも言い難い。此の先もずっとこんな感じ。うんざりだね。一方、北の指導者に重体説が。コロナではなく心疾患だそう。ホンマかいな。

 まあまあ晴れ。本日も朝から臨時出社。連日の片付けとリクエストのあった課題作り。再び紙類十数キロを持ち帰る。だいぶ片付いた。大量輸送作戦も終了の見込み。昼はカレー丼(500円)とカップ麺。そろそろ冷やしたぬき蕎麦とか冷やし中華が食べたくなる。麺類のテイクアウトは難しいか。頑張って作って欲しい。此のまま夏になると思うから。併しコロナが明ける頃には、人の方を向いて喋らないとかいうマナーが定着しそう。なおまたまたパチンコ店が槍玉に。休業協力しない所は名前を公表すると。密集はしていても、みんな黙黙と台に向かっているから、そんなにハイリスクな所とは思えないけどね(手と台さえ消毒すれば)。例によって負けた人が多いのだろう(そもそもそういうところだけど)。午後は寒気が入って何だか曇る。家人が買って来たスーパーの刺身で一献。庭の三つ葉のお浸し付き。ちなみに居酒屋尻取り、まだ続いている。

 

4/21・火

 まあまあ晴れたり曇ったり。少し暖かい。アメリカは四万人、フランスは二万人。死因不確定者が多数いらっしゃるので実際には其れ以上だという。なおスウェーデンと言う国は、世界で最も緩い規制を敷いているのだが(集団免疫戦略を採ったらしい)、亡くなった方は1500人超。人口が日本の一割以下と言うことを考えると、どうなのだろう。一方国際市場では石油が大量に余り、先物取引では史上初のマイナスに。原油を貰って御金が増えるという珍事に。

 朝から職場に参り、資源ゴミの搬出。数キロの道のりを十数キロの紙類を乗っけて帰る。例によって状態の良いテキスト類は図書館に持って行くのだが、生憎五月末まで休館中。取り敢えず保管して、使えない物は区の回収に出すしかないな。踵を返してもう一往復。此れで軽く二時間。昼飯は外部調達。家人には本格中華弁当(リピート)、吾人はビビンバ丼(500円)。矢張り仕事の後は食事が旨い。午後は漫然とす。夕方も縁日会場へ。串焼きとチキン南蛮(1450円)で中量飲酒。外の当てで家飲み生活を少少満喫した。

 

4/20・月

 幸い未明には治った。(当てのない)力が漲って来る。鰻さんの御蔭だな。こうやって疑心暗鬼になって見ると、体調と言うものも結構微妙に変化していることが分かる。朝から雨。丸で二月の気温。乱高下するとまた発熱者が増える。

 十万円を還付するという補正予算の補正案が閣議決定。財源は?まあ例のММTだな。何しろ非常時だもの。其れに足りないものはマスクと消毒関係のみ。本当の戦争と違って生産基盤が破壊された訳ではないからね。其の他の商品もサービスも実にあり余っている。詰まりデフレ(下手したら恐慌=ハイパーデフレーション)に逆戻りである。だから刷って刷って刷りまくっても暫らくは大丈夫。暫らくの後は分かりません(無責任)。結局夕方まで降った。昨日の鰆を塩焼きして冷凍食品と合わせる。一円も使わず。千葉辺りにサーフィンに行った人が叱られているよう。もう来ないでくれと。でも釣りや波乗り程度は大丈夫だと思うけどね。知らない人と乗り合わせなければ。

 

4/19・日

 国内感染者は一万人超え。九日間で倍増とのこと。朝から快晴。昨日の嵐で空気も澄んでいるから物凄い日差し。ちなみに「でんき予報」によると東電管内の半分近くが太陽光出身となる(最大1100万キロくらい)。一方政府の対応、牛歩の如し。検査を受けても結果が出るのに三日も掛かるという(検体が大渋滞中)。今のところ気候要因しか期待できるものはなし。

昼前にスーパーへ。島豆腐が欲しい。必要火急の要件である。するとOストアーは入場制限。大関も混んでいた。用もなく店に来ないでくれと言う店もあるという。でもね単純に営業時間が短縮される一方、家に居る時間が長いから需要も増える。混むのは仕方がない。要はべらべら喋らなければいいのです。私語厳禁。序でに現金も禁止。続いて近所の商店街を見て回る。飲食店の内外で大勢飲んでいる。縁日を通り越してお祭りである(ああ羨ましい)。密閉空間ではないけど、大丈夫かいな。そんな光景を目にすると何だか急に気分が悪くなった(様な気がした)。以後安静にす。晩は家人のゴーヤチャンプルーと昨日の鰻(600円)をどんぶりに。やっぱり何だか風邪っ気である。部屋に閉じこもる。亡父の誕生日でもある。吾人の鰻丼を一瞬蔭膳した。

 

4/18・土

 武漢の死者数も上方修正される。欧米の介護施設では大量にお亡くなりになる方が。全米の死者は三万人超え。次は中南米が心配である。こう言っては何だけど、亡父もあの頃でよかったよ。今なら見舞いにも行けない。また今回のウイルスは秋から既に流行っていたという珍説もある。となると吾人の九月の風邪も其れだったのかね。確かに症状は似ている。発熱⇒呼吸困難。でも幾ら早くても九月はないよな。ベルギーも五千人突破。人口比で世界最悪となる。医療用ガウンの代わりに雨合羽、消毒液は酒造会社が作ることに。足らぬ足らぬは工夫が足らぬ。戦時中だね。

未明から大雨。昼過ぎは嵐のよう。スーパーにも行けない。こういう時はラインである。おじさんたちと居酒屋・立ち飲み屋・街中華の尻取りをした。平和になったら行きたい店ばかりである。でもかなりの店は経営が立ち行かなくなるだろう。大型店やネット販売に押されがちな一般小売り業に比べ、実際に会って話をするという飲食業は、中小個人店が入り混じって活気があったんだけどね。業態も変化するな。リーマンショック後に立ち飲み屋が続続と出来たように。コロナの後はどうなるのだろう。少なくとも高い店は駄目だな。屋台に戻るかもしれない。屋外飲みとかね。オンライン飲み会?まさかね。四時には綺麗に晴れた。環七の魚屋に遠征したのみ。

 

4/17・金

 緊急事態宣言を受け、札沼線の廃止も前倒しに。あらま。また新幹線の利用客は九割減。案外苦しいのは東海という説も。必要は発明の母である。リモートワークもテレビ会議も一気に普及するかもしれない。何時か世界が元に戻ったとしても、あんなに大勢出張しなくなるだろうから。

なお十万円給付の口実を作る為に、緊急事態宣言が拡大された傾向があるとのこと。一律給付を訴える連立与党に押し切られたように見られたくないのだという。成程ね、Aのことだからそういうことはあるだろう。其れでもね、都市から地方への人の流れを断つことは有効ですよ(こっちが大義名分)。いや併し、此れで今年の大型連休は全国的に瞬間蒸発した。何処にも行けない。伊那にも行けない。行ったとしても徒歩か精精自転車で。まるで江戸時代である。またウイルスは武漢の研究所から流れ出したものだと米側は繰り返し主張。本当かね。エライことです。訴訟を起こされるな。一京円くらいの。

 晴れてはいるがどちらかと言うと曇り勝ち。さてさて本日から凡そ三週間、毎日が日曜日となる。取り敢えず草刈り。長いシーズンの始まりである。農家などでは草刈り始め、とかいう行事はあるのかな。昼は商店街方面に。ドラッグ店にはトイレ紙等が充填されていた。漸くの事である。一方で使い捨てマスクを一枚百円見当で即売しているグループも。幾らなんでもボリ過ぎだよなぁ。家人には中華弁当(850円)、吾人は麻婆豆腐弁当(700円)。

晩は家人のとんかつ。するとまたまたAが出て来る。まず色色と不要不急でない業種の人人の活躍を褒めたたえていた。其れ自体に依存はないが、不思議だな。あらゆる職業は世の中に必要なのだろうけど(麻薬の売人とか武器商人等を除く)、こういう矢鱈と褒める演説方式はこそばゆい。恐らくアメリカから入ったのだろう。続いて十万円を配るので外に出ないでくれと。詰まり矢鱈と国境を越えるなと。此れも不思議だな。今まではもっと遊んで、もっと使って、もっと遠くへ、もっと速くと言っていたのにね。目指すは江戸事態だね。つくづく何もかも引っ繰り返って仕舞った。まあね、此ればかりはAのせいではない。近代化=グローバル化し過ぎたのであろう。

 

4/16・木

 世界の感染者は200万人。世界の死者は12万人。幸い東南アジア、南アジア、中央アフリカ辺りは落ち着いているよう。人口構成の違いかな。矢張り気温要因だな。クーラー厳禁。熱い暑いと扇いでいればいい。詰まり換気である。また与党側の強い意向により、一律十万円給付の方向に動くそう。Aと其の周辺はあくまでも反対しているらしい。ニューヨークの死者は一気に三千人増加して一万人に。未確認の肺炎死を加えた為。そんな中でもトラ氏は経済活動を再開させたいらしい。大丈夫なのかね。

 曇り勝ち。御昼過ぎに出社。すると無責任社長が今から休講にすると言い出す。結局こうなったか。以後連絡業務に没頭す。するとパソコンが突然の不調。可笑しいな、最新型なのに。やむを得ずサービスマンを呼んだ(暇らしく直ぐに来てくれた)。まあね、生徒と講師の安全を考えるとともに、三週間休めば例の協力金が受け取れるという算段もあるのだろう(100平米以下でも貰えるらしい)。いや併し、こういう制度(人参をぶら下げる方式)を考えた都の幹部は中央官庁の連中より余程優秀だと思った。バタバタしながら最後の授業をして六時過ぎに退社。皆さん、どうぞお元気で。止まった授業(実質二週分)は何時の日か振替しますので。

寒気が入り、冷たい雨。まるで年末のようだと思った。でも(緊急事態明けの)五月の七日に再会出来るのであろうか。すると結局南極、緊急事態宣言は全国に拡大す。三十万円の方は止めて、全国十万円の給付も決めたよう。事実上、秋に上げた消費税の緊急還付だな。こうして一気に総力戦に移行した感じ。此のギアチェンジは誰がしたのだろう。それにしてもね、総じて言えば、何だか夢の中にいるよう。勿論悪夢ですよ。

 

4/15・水

 院内感染多し。こうやって病院がどんどん閉じて行く。怪我は勿論、うっかり病気にもなれない。一方出勤者はまだまだ減らないらしい。まあ出社人数や会議回数が半分になり、其の人が居酒屋にも寄らずに真っ直ぐ帰れば、社会的接触は八割減ぐらいにはなるだろう(此れが感染防止の理想のラインらしい)。大体吾人もそれくらい減っている。国内感染者は八千人。なおAとガースーも仲違いしたらしい。だから益益頓珍漢なのだと思った。件のマスクにしても例の動画にしても。

 安定して晴れた。御飯に味噌汁に納豆と玉子焼き他、例によって朝飯のような昼飯(といっても一日で初めての食事だからブレークファースト)を食べて、割と直ぐに出社。今週から前倒し授業である。但し疎開したり退避したりで、生徒も大して来ない。中一など一人だけ。六時過ぎに退社。晩の肴を求めて遠回りしたが、何にも出て来ない。結局残り物と保存食。一円も使わず。実に七時に帰っても面白いことが何もない。少し外を見回る。家作の明かりから推察すると在宅率は八割にも及ぶ。若い人も出歩いていない。

 

4/14・火

 漸く朝から晴れた。北風強し。イタリアも二万人。なおアビガンは催奇性があるうえ(子づくり年齢の男性も駄目)、尿酸値も上がるらしい。二重の意味で吾人には使えないが、家人には使えるだろう。愈愈ピーク前といった感じ。結局、こうなって仕舞った。政治が無能過ぎた。

さてさて昼は表に出た。方方の料理屋や居酒屋が机を出して売り始めている。まるで縁日だね(声を張り上げられると困る)。家人には日替わり弁当(1000円)、吾人は宮崎牛の焼肉丼(900円)、晩の当てとしてぶり大根(500円)。弁当としてはかなり高いけど、まあ此れも営業支援だな。よく売れていた。世田谷のような周辺部には人がいるからどうにかなるけど、都心の方はそもそもの人が出ていない。もっと大変だろうな。家賃も高いし。更に夕方信濃屋で刺身(何とか鰈)と牛肉を買い足し、後者はチンジャオロースにした。毎晩毎晩最後の晩餐である。ニュースはやめて、BS11の太田さんに登場願った。北千住で飲み歩いていた。二月ぐらいの収録かな。あの頃は楽しかったな。

 

4/13・月

 矢張りBCGは効果があるよう。接種率が低い南欧や西欧が酷くて、高い東欧は大したことがない。ドイツは東西ではっきり分かれるという。社会主義の国はそういうことだけはマメだったからね(勿論国民を隈なく計画的に働かせる為)。数少ないレガシーだと思った。幸い日本も高い(吾人も接種済み)。そうでなければこんな程度で済む筈がないよな。此れはちょっとした奇跡である。イギリスの首相はどうにかこうにか回復したようだが、全英の死者は一万人を超えた。NHS(=国民健康保険病院?)に助けられたと感謝していたらしいから、緊縮財政はもうやめるのだろう。偶に見るニュース番組の看板アナウンサーも罹患。熱が出て下がって出演していたらしい。隗より休まなくちゃ。それにしても此れだけ経済活動が滞れば二酸化炭素も出ない。温暖化にストップが掛かるかもしれない。コロナの奇跡。

 強力な低気圧が来たので、昨夜から大雨。おまけに異様に寒い。昼からは特に激しく降った。何にもすることがない。こういう巣ごもりの日日にニュートン万有引力の存在に気が付いたとされるらしいが、生憎そんな能力もない。猫も寂しいらしくて何度も入って来る。相変わらずシロは泥足。昼も夜も冷凍食品中心。一円も使わず。と言うより使えず。明日は色色と探ってみたい。

 

4/12・日

 全国では一日で数百人の新たな感染者。実際には其の数倍いるだろう。そろそろ身の回りにも発生している筈。もう集団感染⇒集団免疫と言う段階だね。ホテルに収容することすら難しい。基本は自宅療養だな。要は重症化しなければいいのです。こうして毎日家でゴロゴロしていれば免疫力も高まるであろう(学校や会社での集団生活のストレスが一番悪い)。診察もベルトコンベア式にすると良い。駐車場にテントを建てて、即検査、即アビガン。一週間分のレトルト御粥とポカリスエットを持たせて帰宅させる。支払いはなるべくカードで。其れでいいじゃない。半年後にはもう話題にもならなくなっている筈。案外吾人ももう罹って治っているかもしれない。抗体検査を受けて見たい。アメリカの死者も二万人を超えた。

 朝から曇り勝ち。昼飯を買いに近所のスーパーに。結構混んでいる。みんな行くところがないからね。ちなみにレジには透明なカーテンが下げられていた。「仙台こばやしの牛タン弁当」(1100円)を購入。駅弁も売れなくて困っているだろう。一方御小遣いが余って余って仕様がないという人も多い筈。早く飲食業に御金を流したい。昼風呂の後、明るい内から飲み始めた。家の御酒は物凄い勢いで減って行く。生協でどんどん注文しているが、配達の人も驚いていたという。此れを一週間で飲むのかと。大体安ワインが一日一本。他焼酎、缶ビール、日本酒。最近ビールはオリオンにしている。

 

4/11・土

 本日零時から正式に休業要請。まあね、従う義務はないんだけどね。一応都は協力金を支払うとしているが、基本は50万円、最大100万円。矢張り家賃をロハにすべきである。そしてロハにした貸主の固定資産税を減免すればいい。あれは都税だもの。

 晴れてはいるが肌寒い。何にも楽しいことがないので、昼は「赤城和牛のハンバーグ弁当」(1000円)。近所の店が作っている。元元はステーキハウスみたいなところ。慣れない手つきでプラ容器に詰めていた。何としても売り上げなくてはね。暫らくこういう店を開拓して見ようと思う。薄着で外出していたら何だか寒む気がする。午後は安静にした。また想像コロナだと思った。晩はたけのこ御飯他。大量飲酒したらまあまあ治った。

 一方、相変わらず家人(=実母)は一日中テレビ等を見て、文句を垂れている。曰く、PRC検査をもっとしろだとか(PCRの間違い)、非常事態宣言が手ぬるいだとか(緊急事態宣言の誤り)、コロナ菌にみんなやられるだとか(菌とウイルスは相当違う)、Aはどうにも仕様がないとか(此れは正鵠を得ている)、うーん、かなり認知能力に衰えが発生していると思った。其処で亡父のことを思い浮かべた。亡父と実母は十一違う。詰まり十年前の亡父が今の実母である。早速十年前を思い出す。亡父はもう少しちゃんとしていたような気がするが、当時の吾人は今より十は若かった。今より十歳若い吾人が、当時の亡父を判定し、現在の実母との認知能力を競わせる・・・。うーん、相当な時差の補正が必要であると思った。結局何が何だか分からなくなってきたので、直ぐに止めた。実に難しい思考実験であった。

 

4/10・金

 都は、飲食店は八時には閉めるようにとの指針を出す。酒を飲ませない判断は正しいと思うが、どうも対策が小出し過ぎる。本当に駄目なんだな。大体二ヶ月あったんだよ。第一波から。やっぱり五輪だな。此れが対応を数段遅らせた。国内の感染者は五千人を突破。死者も三ケタに突入。

 終日冬型の晴れ。資源ゴミの日。家飲みが増えた関係で酒瓶が激増す。他家も空き缶多数。三月の売電量、南西面158キロ、南東面が169キロ。陽射しの割りには思ったほど伸びていない。みなさん在宅勤務で消費量が増えたよう。買い物は一便。特に小松菜が安い。給食食材がずっと余っている模様。

午後出社。無責任社長と極めて短時間の立ち話の結果、来週から授業を三時間前倒しすることとした。当該学院は所謂閉鎖要請の対象ではないが(100平米以下の教育施設等は除外)、夜に開けていても格好がつかないという判断である。以後、「授業時間の緊急的変更のお知らせ」プリントを作るなど、方方の連絡に追われる。九時過ぎの退社。例によって真夜中のような街を走り、家に着く。以後冷凍の鰆西京焼き他。まだ十時にもなっていない。ああ詰まらない。金曜の夜なのにね。おじさんたちでいい。日高屋でいいから行きたかった。

 

4/9・木

 武漢の封鎖は漸く解除される。いや併し、本当にほんとうに終息したのだろうか。一方、本邦は百貨店も旅行代理店も自動車工場も悉く閉鎖。立ち飲みBも今日から全店閉店。もう迷うことも無くなった。帰宅一路である。なお依然として休業要請の対象を巡って都と国の対立が続く。例えば床屋は入るのか入らないのかとか、ホームセンターはどうするか云云(学習塾はどうなるの)。国は万事消極姿勢。いっそ緊急自粛の成果が出るかどうか二週間ぐらい待ってみようかと言っているらしい。駄目だな、こりゃあぁ。所謂戦力の逐次投入逐次消耗である。此処は思い切って鉄道を止めるしかない。まず都営地下鉄を止めて仕舞えばいい。

 朝からシロの所在が不明。此れ以上に不安を増やさないで欲しいと願った。何食わぬ顔をして午後復帰。以後出社。ちなみに都内の感染者数は大抵夕方報道される。連日一喜一憂するのだが、本日は180人余。過去最高。アジャパー。愈愈来たな。中三の生徒などは実に真面目に聞いていたが、先生の方はコロナの事で頭がとうとういっぱいに。因数分解の解説の後に、愈愈指数関数的増加局面に入ったのですなどと余計な説明をして仕舞った(実は指数も対数も大して詳しくない)。いや、まだまだ急落する希望はある。退社後も当然其のまま帰宅。日に日に飲食店が閉まっている。寒気も入り、一雨あった。こんな晩は一段と悲観的になるね。二日続けて一円も使わず。ちなみに最近のラジオもテレビもテレワーク出演だとかで会話がワンテンポ遅れている。昔の海外中継のようである。

 

4/8・水

 一部の大学はオンライン講義を始めるのだという。それでは放送大学だよな。態態上京してきた甲斐がない。やはり九月開校にすればいいと思った。案外急速に収まる可能性もあるらしい。本当に気まぐれだね。ウイルスと言うやつは。さてさて本日から一都五府県はひと月ほどは緊急事態だが、肝心の知事による休業要請は行われないことに。補償の面で尻込みしている模様。営業の自由があるからね。フランスの死者も一万人を超えた。介護施設や自宅でお亡くなりになった人を入れるともっと増えるという説も。

昨日より晴れる。朝からグレの予防注射(6600円)。朝の街は大して変わりがない。ただ公園を矢鱈走っている人が目立った。午後トイレ紙と共に出社。未だに手に入らないので拙宅の備蓄を提供す。さてさて通常授業だが、窓を開けっぱなしにしても、大して生徒も来ず。五月からにしますという生徒がちらりほらり。ワイハイとプリンターを貸してくれと言う在宅勤務の保護者が一人。流石の無責任社長もマスク掛けになった。九時過ぎの定時退社。其のまま帰宅。一円も使わず。街を流して見ると既にかなりの飲食店は閉じている。開いている店ものれんを下ろして内密営業。既に真夜中のよう。昨日の残り物で中量飲酒。すると家人は物凄く下らないバラエティー番組を見ていた。曰く、ニュースはもううんざりだと。其処にはコロナ前の平和な世界が映し出されていた(実に出演者が密着している)。都内の新規感染者は140人余。其の内の経路不明は100人。いや併し、みんな一体何処で移されたのだ。電車?会社?ラーメン屋?スーパー? 夜の世界を閉じても闘いは続く。

 

4/7・火

 米国の死者も一万人超え。京王大学病院でも大量感染。何でも研修医さんたちが実習打ち上げの特大飲み会をしたのだという。あらま。イギリスの首相も悪いらしい。此の病気の特徴として突然の容態悪化が伝えられている。また政府与党は、収入が著しく減った世帯への給付策を考えているよう。一気に三十万円とか。でも此れは難しいな。大体どうやって減ったことを証明するのかね。膨大な書類と審査が必要(逆確定申告)。それにしても不思議だな。つい先日までそんなことを国がするなんて考えもしなかった。現代福祉国家は業務量が増えて大変である。基本は自助(貯蓄の取り崩し)と共助(親族間での助け合い)。でもネオリベでギリギリの人が増えたんだね。詰まり永年の政策の誤りを認めたのだろう(んなことはない)。

軽症者の宿泊施設への移動が開始。今回は東横インとのこと。此処は酷い値上げはしなかった筈。比較的良心的な所である。さてさて緊急事態宣言の為に、朝から諮問委員会と国会審議。夕方発令の運びとなる。やっぱり一週間は遅い。経済が冷え込むとかでAは結構渋ったそうである。此の宣言の担当が経済再生大臣と言うのも何か可笑しいと思った。色色と鑑みると、此の問題の発生当初から、兎に角もっともっと検査をしろと述べていた白鷗大学の先生の見解が合っていたことになるのだろう。其れに近い韓国は何とか抑え込んでいる。

まあまあ晴れた。昼はスーパーのとんかつ弁当。最近はチラシも入らない。沢山売れているから殿様商売だね。夜はAの会見。間延びした会見場で割と長く質問に答えていた。多少反省したのだな。まあ此れで何とか感染拡大は押さえられるだろう。問題は出口戦略である。適当な所で緩めるとやっぱり元の木阿弥。だからと言って、ウイルスと最後の一兵まで徹底抗戦するとなると何か月も掛かる。其の内に銃後(社会経済)が壊滅す。どうしたらいいんでしょう。適当な所で和平交渉? つまり今回の措置は標準的な治療薬や治療法が見つかるまでの時間稼ぎと考える。最終的には大量感染して集団免疫を付けると言う形に軟着陸させる。ウイルスさんと話してみる? ちょっと待ってと。話しが通じる相手ならばいいけど。

 

4/6・月

 肝心の発生国は先日コロナ追悼式をやっていた。国内の撲滅に成功し、清浄国になったという宣言なのだろう。でもね世界の大半は汚染国ですよ。此のままずっと鎖国と言う訳にも行かないだろう。一方国際市場ではマスクの奪い合い。売り惜しみに買い漁り。戦後脈脈と築いてきた自由貿易体制も此の程度だな。食糧は大丈夫かね。それにしても、緊急事態でも会社に行く人は行くし、出歩く人は出て行く。となると例の計画運休しかないな。首都圏のような鉄道社会において何処よりも巨大な権限を持っているのは旧鉄道省、つまり現在のJR東日本である。

 大体晴れ。須見伯母がやって来る。幾ら親戚とはいえ、こういう交際は良くないのではなかろうか。感染拡大防止の為には、会う人、合う人を八割減らす必要があるそうで。だからあんまり喋らないようにした。午後臨時出社。名簿の張り替えとテキスト配布等。生徒はちらほら来るけど、緊急事態になったらどうなるんだ。三両編成程度で急いで退社。焼き鳥を買って家で食べた。

 

4/5・日

 愈愈自宅療養の活用も検討され始める。でも余程の邸宅でない限り、家族に移して仕舞うよな。矢張りあのホテルに泊めて貰うのがいいと思う。スペインの死者は一万二千人、アメリカも八千人に迫る。イギリスは四千人。一方ドイツは千人と少し。案外国の差は大きい。依るべきものは結局国民国家かな。BCG接種率の違いという新説も。本当かね。東南アジアとか熱い国はどうなのだろう。アメリカも健康保険制度を何とかしなくてはならない。

既存薬の中では「アビガン」というインフルエンザの薬が効くらしいが、其れも最初の内だろう。四日も五日も診察を待っている内にどんどんウイルスは増殖して仕舞う(火事は最初の三分間、感染症は最初の三日間である)。早期検査、早期投与できる態勢を作らなくてはならない。まどろっこしいな。此の非常時なのに。大体二か月間も何をやっていたのだろう。ちなみにテレビなどを点けるとコロナ対策で出演者同士が距離を空けている。収録物は総集編に。適当な番組でもみんな家に居るから視聴率は高いだろう。最近はネットかな。

 曇天。気温低め。昼はスーパーの弁当。再び自区内を歩く。一部のパチンコ店、カラオケボックス、飲食店は自主休業。夕方前大本営発表あり。都内の感染者は連日の百人超え。大体累計千人。此れで緊急事態宣言だな。多くの飲食店、娯楽施設は営業停止になるだろう。法的には大した宣言でもないので、もっと早く出すべきであった。益益酒を買い出しに行かなくてはならないと思った。まあね、皆さん一月末からずっとまあまあ自粛しているから、幾らなんでも行き成り医療崩壊なんてことはないだろうけど、起こしてからは万事手遅れである。結局中国からの第一波はどうにか凌いだけど、欧米からの第二波は持ちこたえられなかったと言うことかな。

晩は肉豆腐他。信濃屋の切り落とし(1200円)。松坂牛とか言っていたけど本物かね。宴会停止で高級食材も余っているらしい。日が暮れると丸で車も通らず。元日並みの静けさ。そんな中「サイゼリア」は酒類の販売を制限すると発表。居酒屋化を懸念しているとのこと。酒飲み=大声という実態をよく分かっている。万事スイマセン。酒飲み戒厳令だね。吾人も先週の水曜から飲んでいません。

 

4/4・土 

 軽症者はあのホテルチェーンが引き受けることに。まあねよかったですよ。此れ以上は何も言いません。一方Aの周辺は、マスクを二枚配ったら国民が安心するとでも考えたらしい。大丈夫かいな。鯛の頭は既に相当弱っている。いや元元鰯の頭だった(鰯にはスイマセン)。旅館等の倒産廃業相次ぐ。インバウンド特需で辛うじて延命されてきたところが、悉く駄目になるな。また台東区の大病院での大量院内感染は、ふた月前のたった一人があっという間に百人以上に広がったという。何度も言うが此れは手強い。仮に爆発的感染を防げたとしても、此の先もずっと警戒が必要。恐らく年単位で。長期戦だよ。

 朝から晴天。初夏のよう。何にも楽しいことがないので昼は地元の回転寿司へ。大きな店の方。幸い空いていて、左前方のカップルが静かに話し込んでいる程度。でも後から右に座ったDJ風の男は席に着くなり、ビールと揚げ物とアボカド巻き(さび抜き)を所望。味覚異常だと思った。するとそのカップルも女の方は顔色が頗るよくない。よくよく見ると蒼白である。矢張り具合が悪いのかもしれない。と言う訳で、酒にも寿司にも人間観察にもまるで集中できず。二合だけ飲んで急いで退散す。それにしても都心の人の出は相当減ったようだが、世田谷の繁華街には大勢出ている。まあ換気の悪い夜の店に行かなければ大丈夫か。帰り掛けに燕を見た。お帰りなさい、感染列島に。世界中何処もそんな感じかな。晩は残り物。

 

4/3・金

 風も止んで穏やかな晴れ。花見には絶好なのだろうけど。漸く軽症者を別施設に案内する計画が纏まりそう。感染拡大から既に二ヶ月。遅いと言えば遅い。午後出社。講習最終日。区内の小中学校も五月まで休校決定。幾らなんでも生徒も喜ばず。特に中一中二は兎も角、中三なんかどうするのだろう。二ヶ月のロスは最早回復運転不能である。入試を遅らせるのかな。いっそ、此のまま九月に・・・。コロナコロナで生徒も上の空。

八時退社。一方先生の方は、酒は飲みたし、命は惜し。ちなみにBも明日から短縮営業の模様。実質的に今日が最後の晩なのだが、命を優先して其のまま帰った。さてさて早く帰って来いと言われて素直に帰ったのだが、何にも用意がないという。慌てて冷凍餃子を焼かせたが、雑に焼いたせいでみんな皮が破けている。朝からずっと家に居て一体何をしていたのだろう。立った腹に安ワインを牛飲させ辛うじて収めた。外に出ないと家庭内が不和になる。国内感染者は三千人を突破。最近は都市部から帰省したり出張したりした人が、地方でまき散らしている模様。移動制限を早く掛けるべきである。それにしてもパンデミックというより、もうハルマゲドンだな。

 

4/2・木

 昨日も散散会議を開いたらしいが、肝心の緊急事態宣言は出ず。何の為に態態法改正をしたのだろう。店も閉じて仕舞えば、行くべきか行かざるべきかの心境に陥ることもない。唯一決定したのは、全世帯に木綿のマスクを二枚配ること。そんな馬鹿な。アメリカ、フランスの死者は四千人。イタリアは一万三千人。経済的にはモラトリアム令を出すのがいいだろう。

 久久の休みの日。朝から快晴。風強し。久久の晴れである。紫外線と風で吹き飛ばして欲しい。アメリカも西部より東部の方が酷い。矢張り気候要因と言うのは大きいと思う。昼は表に出た。何処かの店がトイレ紙を放出したよう。みんな同じ花柄の物を抱えて散っていた。最近は昼に売るようになったよう。一回りして、結局「さとう」でラーメン(750円)。小ライスも食った。

午後も漫然としていると何だか急に息が苦しくなって来る(様な気がした)。午睡の後、缶ビールを一つ空けると、少し落ち着いた。想像コロナに罹ったと思った。酒が入らないと正気を保てなくなって来ている。都内の新規感染者はおよそ百人。あっという間に累計700人。こうなったら都知事自ら夜の街に乗り込んで行って、営業自粛と帰宅を促せばいい。勿論後ろには警視総監を付けて。権力の濫用? いえいえ単なるパフォーマンスですよ。

こんな晩は残り物でとことん家飲み。八時になると全く静か。猫も車も通らない。まるで正月だね。いや併しね、何とかショック以来こうしてどうにかこうにか立ち直って来た世界経済である。途中から何だかバブル気味であるとは結構気づいていたが、まさかこういう形=流行り病で弾けるとはまるで思いもよらなかった。吾人も全く浅薄であったと深く反省す。あの投資信託、もう大損である。

 

4/1・水

 今日から新年度。でもコロナ一色。それにしてもまだ薬が見つからない。此の二ヶ月、一体何をやっていたのだろう。鼠、牛、(虎)、卯と治験を繰り返す新薬は無理としても、既存薬の中に何かいいのがあるでしょう。早く治療法を確立してくれないと本当に「復活の日」みたいになって来ている。何しろ海外では獣医さんや(暇になった)CAさんまで駆り出されているそう。

都知事の要請により、銀座も六本木も歌舞伎町も閉鎖状態になる。ところでホステスさんやホスト君は雇用保険とか入っていないよな。みんな収入ゼロだね。当面は資産(時計やバッグ)を売って凌いで欲しい。家賃は少し遅れてもいい。朝から冷たい雨。国会もマスク掛け。サッカー選手も有名脚本家も若手俳優も次次と感染。一月以来どうにかこうにか持ちこたえてきたが、愈愈ゲームオーバーかな。そんな中でも入社式なんてのをまだやっていた(流石に規模は縮小しているが)。三月卒業もシューカツも新卒一括採用も全部やめて仕舞えばいい。後後の日本にとって案外いい結果が残る筈。

バスも電車も怖いので傘差し出社。授業の合間合間に時間割の検討と新テキストの発注。併し新学期の開始は何時になることやら。世の中もう滅茶苦茶である。八時に退社す。依然として本降り。バスも来ないので奮発してタクシーで帰ろうかと思ったが、Bの前に行くと彩さんが。其のまま入店。命は惜し、彩も押し。幸い店は空いていた。二時間ほど飲んだら止んで来る。無事自転車で帰れた。待てば彩路の日和有り。但し少し遅く帰ると家人は鬼の形相。何も移るとは限らないのに。

2020年3月

3/31・火

 関西方面では(欧州)卒業旅行に行って帰って来た学生が大量にまき散らして仕舞ったよう。まあね四回生はあちこちで飲んで飲まされて追い出されてという時期だよな。詰まり出国規制も入国規制も遅すぎた。それにしてもね、治せないものは調べないと極端に調査対象を絞ってきた日本方式というのも、調べないから分からないという自己欺瞞に陥った。何しろ実態が分からないのだから防疫措置も常にワンテンポ遅れとなっている。やっぱりダメだったと言うことかな。医師会は既に緊急事態だと認定。一方五輪は来年の同じ日程でやると決めたらしいけど、最早世間の関心を失っている。来年のことなど誰にも分からない。吾人も家人もコロナで死んでいるかもしれない。

 今日も曇って寒い。昨日の疲れも残ってか漫然とす。午後出社。八時退社。本日は四両編成。やはり其のまま帰る。一円も使わず。まだまだ宵の口だが周囲も静まり返っている感じ。そんな中でも近所の飲み屋さんはテイクアウトサービスを始めたよう。でもたこ焼きや焼き鳥を幾ら売っても御酒の収入には全く足りないな。アメリカの死者は三千人。スペインは七千人。都内でも一日で七人がお亡くなりに。こうして乱雑なまま誕生月が終わった。

 

3/30・月

 曇った上、昨日の寒気が残りまあまあ寒い。なんと朝から出社。無責任社長帰省の為。午前中は小学生二人のみ。やや学習障害気味。こういう子らは気長に育てなくてはならないね。でも授業料は二倍欲しいね。すると有名コメディアンも駄目だったそう。本日の天気と相まって、吾人の楽観も吹き飛ぶ感じ。矢張り手強いな。昼はやや遠くの中華食堂。初入店だが、入って見ると佐渡屋の店長が。世間は狭い。蛇の道は何とかかな。客も従業員も同じような所を回遊している。

大した生徒もいないが午後も只管授業。コロナ禍はどんどん酷くなる感じ。隣りのコンビニの従業員にマスクを差し入れした。八時過ぎ退社。久久の十一両編成。立って飲む気もしないので其のまま帰ることとす。取り敢えずの当てを仕入れる為に再び隣りのコンビニに参る。するとさっきのマスクを付けていない。どうしてかと問うと、お気持ちは大変有り難かったのですが、マスクが足りない世の中で従業員だけがしていると御客様に文句を言われるのだそう。そんな馬鹿な。いや確かに、最近マスクを付けている人が却って少なくなっている。此れからが肝心な時に、本当に無いのだ。吾人のマスクも三日目。

夜に都知事が出て来て、脇にホステスさんが付くような夜の社交界には行かないで欲しいと。あの店は ダメよと 都知事が いったから 三月みそかは コロナ記念日 (スイマセン) 。立ち飲み屋はどうなるのかしら。もう外では飲めないな。

 

3/29・日

 病院や福祉施設での集団感染多し。なかでも若い人は嗅覚異常程度で済むみたい。こういう人を収容する軽めの施設を作らないといけない。都は選手村を使うそう。病院は何れ手一杯になる。イタリアでは一万人がお亡くなりに。火葬も間に合わず。スケートリンクが安置所に。スペインとニューヨークも酷い。北朝鮮のミサイルはベタ記事にもならず。ところで夏のテレビはどうなるのだろう。五輪が延期だから超巨大な穴が出る。既にドラマも散歩番組も撮影不能な状況。となると再放送と映画だな。歌番組やプロ野球をもっとやってもいいかも。詰まり昭和に戻る感じ。

 朝方は結構な雪。案外降り続き、今季最大の積雪。昼過ぎには止んだ。買い物は二便。午後は映画「日日是好日」。晴れでも嵐でも雪でも雨でも毎日好日。まあ季節の変化を感じられるのは戸建ての特権だね。タワマン生活者には分かるまい。庭雪と庭猫。益益高所にはないだろう。後者には懐炉を特別配給。何にも楽しいことがないから晩から飲み始めた。二百円の黄肌鮪のぶつ切り。続いて一切れ百円強の天然鰤を照り焼きにし、ちょっと高い岩手牛を焼いて食べた。

 

3/28・土

 方方の知事が呼び掛けた外出自粛の日。ちなみに講習はやっているが吾人の出番は無し。若い人は症状が出にくく、知らない間に移して仕舞う危険が指摘されている。でもね此の国には若い人がそもそも少ないからね。案外大丈夫なんですよ。新型コロナ対策=少子化であった、なんてね・・・。一方帰国者は空港から公共交通機関を使えないことに。そんな馬鹿な。どうやって帰るの。空港で自転車でも売ってくれるのかね。都内の新たな感染者は一日数十人ペース。一次関数の傾きが変わった。でもまだ指数関数ではない。やっぱりマスクは有効なよう。

 さてさて見合い会も終わり、何となく解放感。これじゃあ駄目だな。一人は気楽だけど、何時までも一人。コロナに罹っても一人。本当は富士そばに行きたかったが、昼は拙宅で茹でうどん。晩は余り野菜の炒め物。異様に暖かかったが、風向きが変わり次第に冷えて来る。いや併し、普段お世話になっている飲食業界も大変そう。此の際、家賃二ヶ月ロハとか貸主は英断すべき。大体潰れたら家賃も入らない。撤去費用も家主負担。減免した分、固定資産税を安くしてくれたならば尚いい。夜から雨。

 

3/27・金

 まあまあ晴れて、南風強し。「やすらぎの刻」拡大最終回。取り立ててどうという内容はないが、相当長いエンドロールには涙止まらず。ドラマと言うのは尺が長い分、色色なエピソードが挿入できる。其の中には少少下らない内容もあるが、そうした細細としたものがメインテーマ(郷編=老い、道編=此の国の来し方)と反響し合い、非常に感慨深いものを作ってくれた。いや、久久に見たね。一年間。有り難うございました。

其の後出社。隣りのコンビニはカップ麺の棚がスッカラカン。みんな買いだめしているようだけど、何も台風が来る訳ではないんだけどね。五時半退社。実はABさんが企画してくれた飲み会である。マーキュリー計画の方ね。お相手は静岡のお嬢さん。仲人さんを含めて合計四人で飲むことに。真面目そうな会社員さん。何と新幹線通勤だという。さてさて一軒目は佐渡屋へ。結構不義理をしたので先ずシュクリームを差し入れす。続いて惣菜バーのような所。十時過ぎにタクシーで御見送りした。其のまま品川からこだまで帰宅された筈。毎日新幹線、吾人なら楽しいけど、ちょっと大変だね。総じて言えばまあまあ楽しく過ごせました。いや併しなんか草臥れたな。Bに少し寄ってから帰った。十一時半頃。更に夜更かしす。

阪神の投手もイギリスの首相と皇太子も次次と感染。多くの企業は来週から一段とテレワークだという。夜の会合も暫らく止めなくてはならない。すると角部屋の住人が玄関前でへたり込んでいたので部屋に誘導す。金曜の晩だからな。みんな飲むよな。大体こんな世の中だと酒量も増える。

 

3/26・木

 昨夜の内に都知事は週末の外出自粛を宣言。穏やかな晴れの日だが、既に街は静まりかえっている。何だか吾人も具合が悪くなったような気になり、食欲も落ちる。午後出社。今日から春の講習。生徒は少ないが、暖房を点け、窓を少し開けて、換気扇を回す。八時退社。須々木さんを追って二日続けて幾寅。立ち飲みB。どちらも空いていた。

 

3/25・水

 五輪は正式に延期。まず来年を検討することに。併し一年で収まるかね。いや併しね、地震や大嵐でこうなることがあるかもしれないと考えたけどまさか疫病とはね。それにしても五輪五輪の大騒ぎがもう一年も続くとなると本当にうんざり。有名コメディアンも罹患。芸能人第一号となる。あの人は煙草飲みだからな(重症化する)。こういう人が罹ると病への偏見が少し収まるかも。早く治して、大丈夫だぁと言って欲しい。

 終日晴れ。鎌倉の伯母さんが長唄のテープが欲しいと言うので検索する。「賎機帯」と「寒行雪の姿見」。未知の分野だけに一生懸命探したけど、CDしかないみたい。而もアマゾンにしか。此の際、仕方がないか。其の際ついうっかりプライム会員の所をクリックしたよう。冗談ではない、アンチネットショッピング派である。直ちに解除する。

続いて「やすらぎの刻・道編」本日完結。四男さんの失敗によりスッカンカンになった公平としのが、身一つであちら側へ還って行くという内容。農で儲けようと馬鹿みたいなことを考えたから馬鹿みたいな結果になったと言うことだな。まるで五輪と同じだね。ただ一つ突っ込むとすれば、九十五六であんなに喋れて歩ける年寄り夫婦は居ないぞ(ドラマの構成上二倍速で演技していますとかいうテロップが欲しかった)。結構元気だった実父も九十三でヨタヨタのヘロヘロでゲームオーバーだったし・・・。一年続いたドラマも愈愈あと二話。

午後臨時出社。授業はないが色色と片づけと準備。途中Kさんが来たので立ち飲みBと幾寅へ。CAさんも来月から無給休暇。過日の国際線など乗客がたった二人だったと言う。あらま。ちなみに最近婚約したのだという。少し何とかブルー気味のよう。結婚生活の秘訣は只一つ=一緒に過ごす時間を極力減らすことなどという教訓を垂れたが、そういう吾人は完全未婚。結婚生活評論家は結婚してはならないという道理はないが、吾人には今もって全く未知の分野である。説得力がないな。九時過ぎ帰宅。Bは大抵空いていたが、幾寅は結構混んでいた。焼きトン屋だから換気はいいだろうがちょっと拙かったな。もう一方の無責任社長はマスクすらしないで、(此れも営業なのだと)更に飲み歩いて行った。こんな零細会社でコロナを出したら一発倒産なのにね(既に潰れているようなものだけど)。

 

3/24・火

 クルーズ船からは今頃になってお亡くなりになる方が。幾ら高齢とか基礎疾患があるとか言われても、元元は御旅行に出られるくらい元気だった筈。色色な薬や治療法を試したのだろうが一旦悪化して仕舞うと手の施しようがないよう。やっぱり恐ろしい。IOCは五輪の延期を実質決定。但し時期は不明。其れを受けてか都知事は都市封鎖=ロックダウンの可能性に言及。都下でも微妙に感染者が増えている。となると新学期の開始も厳しいかな。特に都市部では。ところで売ったチケットはどうなるの。代表選手も選び直し。どちらも吾人には関係がないが、開会式に合わせて移した祝日だけは直ぐに元に戻して欲しい。

 北風強く冬型の晴れ。まさかに備えて猫餌を買い込み、昼は新しく出来た唐揚げ屋の弁当。弁当といっても大きな唐揚げ三個に別包の御飯が付くだけ。四百円からと言うのは安いことは安いが、やや大き過ぎる唐揚げは酒のつまみにはいいだろうが、飯の友には成り得ない(副菜も無い)。唐揚げ弁当と言うものも難しいと思った。ちなみに「かつ」の場合は串物=酒、一枚物=御飯と明確な役割分担があるよね。午後は漫然とす。夜は残り物他。

 

3/23・月

 寒気が入り花冷え。一雨あった。以後曇り。イタリアの死者は五千人越え。人口は日本の半分だから本邦に換算すると一万人。日本の年間死亡者数は130万くらいだから、其れでも大したことがないと言う人もいるけれど、此れは至る所で交通死亡事故が起きている感覚に近い。やっぱり怖くて外を歩けない。オーバー何とかになった御仕舞である。一方自粛要請に背いて格闘技の団体は興行を強行。一応マスクは配っていたようだけど。経営基盤が弱くて入場料収入が大きい所は死活問題だからね。政府が秘密裏にチケットを買い上げてくれればいいんだけど。官房機密費とかで。

 買い物は一便。午後はシロの予防注射(6600円)。晩は大きな鯵を焼いて食べた。暇に飽かせて映画「インディペンデンスデイ・リサージェンス」。エイリアンをウィンドウズ95のノートパソコンで撃退してから早二十年。地球は再び狙われる。此の間に墜落したUFOを解析するなどして地球側もそれなりに防衛技術を進歩させて来たが、やっぱりやられて仕舞う。何しろパクリ技術だからね。今回は他力本願で危機を脱した模様。後半は怪獣映画みたい。ちなみに前作の登場人物さんも大勢出て来るから同窓会さながらの展開。此の作品、人気があるんだね。続きはまた二十年後でいいや。それにしても二十年か。アメリカはITで(半分くらいの州は)復活したけど、日本は何にも変わっていないな(日本ほぼ全道全県沈没中)。あ、女性の大統領も出てないかぁ。と言う訳で色色と考えさせる内容でした。

 

3/22・日

 さてさて朝の内から小平へ参る。本日は素直に東急線プラス山手線。何時の間にか原宿駅が新しくなっている。渋谷の新しい埼京線ホームもそろそろ出来るそう。どんどん変わるね。高田馬場で乗り換え。すると西武線は人身事故の為に停線中。現場は下井草駅だそう。西武もホームドアが全然ないからね。東急から見ると危なくて仕様がない。東急はあっという間に全駅に設置した。其れが東急クオリティー。やっぱり東急は・・・(憎たらしいほどちゃんとしている)。幸い十五分ほどで再開す。

彼岸の日曜と言うことで霊園もまあまあの人の出。桜も満開。例によって大量の落ち葉を掻き出す。続いて手短に墓参を済ませた。併しまだ十時。どの店も開いていない。其のまま新宿に戻ることにした。立ち飲みBの思い出横丁店へ。結構繁盛している。生憎中尾店長は不在。二杯ほどで切り上げ、近くの福しんで炒飯。店内では店長と外国人店員が相談中。シフトが短くなって困っているよう。コロナショックだな。雇い止めでまた派遣村が出来るかもしれない。いち早く回復した中国が責任を取る形で世界中の品物を爆買いして貰わなければ困ると思った。其れでも昼前ともなると新宿も渋谷も十分な人の量(外国人観光客はさっぱり居ないけど)。自粛に飽きて堪らず家から這い出して来た模様。みんなそんなに出歩いて大丈夫か。再ブレイクするかもしれない。帰宅は御昼過ぎ。

午後は漫然とす。晩は残り物。日曜の夜も民放も公共放送もコロナコロナコロナ。例によって様様な専門家が出て来て百家争鳴。ピーク前なのかピークアウトしたのか、此のままダラダラと行くのか、殆ど予想屋である。誰の見立てが合っていたのか、後で答え合わせをして欲しい。

 

3/21・土

 クラスターに、オーバーシュートに、ロックダウン。次次と新語が現れる。矢張り状況は厳しいかな。欧州からは漸く入国制限。ちょっと遅い。昨日の聖火到着を待っていた模様。スペインではあっという間に千人の方がお亡くなりに。イタリアは四千人を超えた。都内での感染者は凡そ百人。

 引き続き晴れ。朝の内から買い物に行く。運動がてら自転車でうんと遠回りしたが、何処の道路もエライ混雑中。みんな自家用車で移動しているよう。昼は地元の新店で味噌ラーメン(860円)。一つひとつ鍋を振るって作ってくれるのは有り難いが、味噌と脂で物凄い味。大変な熱量である。少少の風邪などは吹き飛んで行くだろうが、幾らなんでもちょっと濃すぎるな。スープで却って喉が絡む。序でに近くの西友にも寄って見たがやっぱり家庭紙は売り切れ。一体何処に行ったの。三週間経っても一向に元に戻らない。晩は大関の牛肉と鯛刺他。それにしてもね、アンダーコントロール、復興五輪、アスリートに最適な気候・・・、嘘ばかり付くからこういう嘘みたいな事態になった。

 

3/20・金

色色と考察すると此の国のコロナ感染はどうにかなりそう。普段の公衆衛生と街場の医療水準の高さの勝利である(勿論Aの政治判断の御蔭ではない)。ただ社会的経済的な損害はやや膨大。一方政治家連中は喜んでいるな。欧州などでは大戦以来の危機であると喧伝されている。国を団結させるから支持率も上がる。幸い敵はウイルスだから存分に戦えるしね。

 さてさて本日から六連休。吾人は概ね毎日休みのようだけどやっぱり解放感が違う。朝から富士そばのラーメン。一方関西では移動自粛が要請される。そんな中、聖火が東北に到着。地味目な歓迎祝典。詰まり不完全。そもそも欧州からは入国出来たんだっけ。どちらにしてもちょっと無理だよな。再来年だな。となると一旦来たあの火は何処に保管するのだろう。大変な燃料代が掛かる。聖火と言ってもプロパンガスが燃えているだけだから。

 陽光煌めき異様に暖かい。正しく春分。此の紫外線ならばコロナは大丈夫。コロナでコロナを制す。少し歩き回って見る。未だにトイレ紙は欠品中。そんな馬鹿な。マスクや消毒液は本当に足りないけど、あれだけの紙は一体何処に行ったの。また近所の公園は大変な人の出。桜はまだだが大勢茣蓙を敷いてピクニック中。何も高い金を支払ってテーマパークに行かなくたっていいよな。晩はスーパーの惣菜。小量飲酒。

 松戸の裁判も判決が出る。あの被告も虐待されて育ったらしい。特に母親にね。証言台にも立ったらしいけど、詳しいことは分からない。所謂高速裁判の弊害だそうで。

 

3/19・木

 森友問題で遺族が上司らを提訴。最期の手記も公開される。あの局長は今何処にいるのだろう。大人しそうな顔をして、酷いパワハラ体質なのだそうで。併しあれだな、役所勤めも大変だな。良心に背いた行動をさせられるから。幸い吾人など何時でも辞められる(ちゃんとした組織で働いたことなどないけど)。何しろ恒産があるからね。スイマセン、不動産賃貸業です。いや、大事な階層なんですよ。こういう独立自営の中産階級がある程度居ないと世の中一気に傾くからね。首を掴まれた俸給生活者に全体主義は防げない。一方、自らの立場で最大限踏ん張った人がこうして亡くなるのが最も痛ましい。やっぱりAは許せないね。イタリアの死者は三千人に迫る。あと暫らくで中国を追い抜く見込み。

 暖かいけど南風吹き荒れる。春の嵐だね。午後出社。退社する頃から通り雨。此れはやり過ごさなくてはならない。まず新店へ。連休前である。鶴木さんらと日高屋へ。すると席に着くなり隣りの若者はぷかぷかやっている。ラーメンに半炒飯などを食べながら強い煙草を吸っている。吾人も含めおじさんたちは誰も吸わない。何だか急に腹が立って来て、此処は禁煙だよと怒鳴って仕舞った(実際は喫煙可)。大体酒も飲まない半人前が覚えたてのそういうことをしていると強制指導したくなる。続いてバーIへ。丁度Kさんが来たので更に隣のワインバーまで。CAさんも暇そうだね。帰宅は一時半。全部で一万円。

 

3/18・水

 フランスも外出禁止。欧州からの帰国者も二週間監督対象に。株価は続落。コロナ恐慌になるかは分からないが、少なくとも此れで観光バブルは弾けたと言えるだろう。此の所の外国人観光客の多さはちょっと異様だった。多くのLCC、格安ホテル、民泊施設は存続が厳しくなる。元に戻るのには三年掛かるな。コロナデフレである。ダイナミック何とかだとか言ってえげつない値上げをしていたあのホテルチェーンとかどうなるかね。何しても、バブルと言うものは終わって見なければ分からないものだな。夕暮れに飛び立ったミネルバのフクロウは、朝方の消えた泡風呂に入る・・・なんてね。例によって終わった後に分かってもねえ・・・。

 朝から晴れ。朝から大工事。何の作業かと思ったらガス工事跡の復旧工事。仮舗装だったのね。詰まりうちの工事であった。御苦労様です。直接的な発注主ではないけど此れが本当に最後の最後の工事かな。さてさて一週間経ったので健康診断の結果を聞きに行く。コレステロールはやや高め。まあ想定の範囲内。序でに実施した検査では風疹の抗体が全くないことが判明。直ちに麻疹風疹混合ワクチンを打つ。マーキュリー計画次第では今後、妊婦さんと過ごすようなことがないとは言えない。人生何が起こるか分からないからね。此れは区の予算で賄われた(9800円)。ただ尿にごく微細な潜血反応があり要再検査となる。そんな馬鹿な。検査前についうっかり排尿したので、あんまり出なくて絞り出したからだろう。なかなかただでは返して貰えないね。此の年齢になると。ぐったりしながら帰る。以後安静とす。午後出社。早目に退社して新店に。鶴木さん以外のおじさんが勢揃い。人生の先達たちにも質問したが誰も尿潜血の経験はないという。拙いな。二時間半は居たから2350円。帰宅は十一時。

 

3/17・火

 相模湖の裁判も第一審が終わる。被告は若い頃から大麻漬け。何かしらの劣等感がああいう薬物依存や差別感情を抱かせるに至ったのだろうけど、裁判では今一つ分からず。併しなんでまたそういう所に就職したのだろう。もっと別の職業を選択すればよかったのに。五輪は完全な形で開きたいとAが表明。詰まり延期だな。ニーマルニーニーが有力らしい。となると東急の新型2020系とか、何か少し痛いね。

 結構寒いが、久久に出鱈目散歩に出る。砧の先でバスを降り多摩川方面へ。実に久久に河川敷を歩く。まだまだ片付いてないね。あちこち重機も出ているが、至る所に砂山や葦殻や流木や漂着ゴミが。ゴミ拾いなら素人にも出来そう。政府が金を出して拾って仕舞えばいいと思った。仕事がなくなって困る人が沢山出るだろうから。其のまま上野毛まで全通。二郎さんはやっぱり行列。と言う訳で「上野げ食堂」という店に入る。玉袋氏が訪れそうな古いお店(「町中華」の番組参照)。こういう店は拙宅周辺はみんな無くなった。懐かしの世田谷である。更に深沢まで歩いたが足が棒になって来たので82系統で帰宅。凡そ二万歩。晩は家人の厚揚げ麻婆で軽めの飲酒。二分の一休肝日。安田レイのニューアルバムが届く。前作から四年も経っている。すっかり大人になっている。

 

3/16・月

 一日晴れ。イタリアの死者はあっという間に二千人に迫る。対する本邦は二十人を少し超えた程度(クルーズ船含まず)。うーん、まさか死因を偽装していないか。例えば手っ取り早く誤嚥性肺炎とかへ。ちなみに全く無作為に元気な人を調べたらどうなるのだろう。本当の感染率が分かる筈。

 朝から散髪。此れも濃厚接触だよな。幸いひとり店主さんは元気そうだったけど、個人事業主だと休めないからね。無理してやられると少し怖い。こういう時は会社=カンパニーの方が安心できるかもしれない。何しろ元元は助けてくれる仲間と言う意味だから。実際には真反対な方が多いけど。続いて百円ショップへ。棚も空いている。メードインチャイナが入って来ないからな。近所の小学校は登校日。時差登校でホームルームは三十分ほどだそう。みんな大荷物で歩いていたから、荷物の引き上げが主目的のよう。兎に角、何だか冷たい春だね。昼はオリジン弁当。午後は強い北風。夜は鶏を焼いた。

 

3/15・日

 今日からマスクの転売が禁止になる。国民生活安定緊急措置法が根拠だという。オイルショックの時に作った法律を初めて使うらしい。いや併しマスクは本当に足りない。何処かの転バイヤーがごっそり買い占めている訳ではないのだけど。それにしても今回の教訓は矢鱈滅多に出掛けるというのは良くないと言うことかな。下らない会議や出張はテレビで済ませ、折角旅に出たからにはひと月ぐらいは帰って来ないで欲しい。大体飛ぶのは恥でしょう。あの阿倍仲麻呂など帰りたくても帰れなかったのだ。今のLCCで精精数万円のところを。

 朝から晴れた。昼は八雲の回転寿司(2520円)。帰り掛けに環七の大型スーパー。二週間前以上に紙類が無くなっている。そんな馬鹿な。家でぼんやりしていると須々木さんからお誘いがあり晴雷亭へ参る。詳述は避けるが実は第二のマーキュリー計画があり、幹事役のABさんと少し打ち合わせ。其の後須々木さんの買い物にお付き合い。奥様に頼まれたとかで一つ200円の「せとか」を15個も買っていた。高級柑橘類をそんなに食べるの。他人の買い物籠と言うのは実に驚異の宝庫だね。吾人はBの新店で軽く締めて帰った。六時ちょっと前。飲み過ぎた。

 

3/14・土

 ダイヤ改定の日。朝から冷たい大雨。常磐線が復旧したが話題少なし。のぞみも増便されたが、早速減便されるとのこと。何しろ新幹線利用者も半減している。医療崩壊したイタリア北部に中国の医療支援団が到着。万物は流転するな。元元緊縮財政で医療基盤が弱かった地域らしい。何だかんだ言って日本の国民皆保険制度は優秀なんだね。

 午後は牡丹雪が混ざる。何処にも行けない。仕方がないので映画「ジュマンジ」のリメイク版を見る。今度はRPG風になっている。秀逸な点はゲーム内のアバターが実在の正反対になっていること。オタク少年はマッチョなリーダー、ナウなギャルは冴えないおじさん学者にと。ちょっとした自分探しと言うネタも挟まっている。こういう展開はアメリカ映画ならではだね。まあまあ楽しめた。いや併したっぷり見ても依然として降り止まない。尾長かヒヨドリかな。猫餌を狙って来ている。傍若無人な烏と違い、態態危険を冒して近づくからには相当飢えているのだろう。開けた所にばら撒いてやった。外猫三匹がついうっかり採った鳥類は相当な数に及ぶであろう。誠に申し訳ない。偶には鳥孝行せねばならないと思ったから。

昼は家人の炒飯、晩は肉豆腐。対外的な支出がゼロ円の日。夕方見たくもないAが出て来て、ひときわ下らない演説をする。例によって微妙な文節で切っている。元元がない内容を矢鱈引き延ばす戦術のよう。吾人の講義なら半分の時間で終わる。其の後たっぷり生徒の質問に答えるぞ。

 

3/13・金

 まあまあ晴れ。公共放送の午前中のラジオ番組も終了。八年続いたらしいが民放に比べるとちょっと短いな。最後は「さよなら、ラジオ」の朗読。結構長い。途中人身事故とか地震とかが起こりませんようにと祈るような気持ちで聞いていたが、肝心なところで不動産屋から電話が掛かって来る。アジャパー。午後出社。行き場を無くした低学年多し。自習教室と言うより託児所だね。何時もの中二にも中三の内容を先取りする。復習など幾らやっても切りがない。少しでも計算を身に付け、学力の貯金を作るのが此の時期の通例である。退社後は新店で。割と早目に帰宅。

 コロナは欧州を席捲。要人クラスも罹患する。従って帰国者が感染している例多し。何時の間にかコロナ輸入国となっている。何時の間にか追い越された。そんな中、聖火はギリシャを出発。うーん、途中でUターンだな。

 

3/12・木

 震災と原発事故以降の異常な事態を書き連ねようと思って始めた此の日記も今日から十年目に入った。原稿用紙数千枚は書いたかな。何時しか異常は平常となり、また其の平常の中にも幾つかの非日常があった。此の数年で何人かの年寄りを見送った。そして再び異常の最中である。

 世界保健機関は今更ながらパンデミック宣言。而もコントロールされたパンデミックであると。一種の形容矛盾であると思った。何れにしても国民の三分の一くらいが罹るとしたら、ブレーキを掛け続けるだけでは駄目なのかもしれない。多少緩める。感染者も増える。でも一気に増えると拙い。詰まり四千万人を如何に計画的に罹患させ、如何に効率的に回復させるか。此れがコントロールされたパンデミックと言うことなのだろう。いや併し、至難の業だな。まずはいい薬が見つからないと駄目だな。其れまでは只管ブレーキである。午後出社。結構忙しい。新店で1640円。ちなみに十時になると店はスッカラカン

 

3/11・水

 イタリアではあっという間に500人がお亡くなりに。第二の武漢と化す。ちなみに本邦の感染者は依然数百人(クルーズ船を除く)。本当に本当かな。朝から快晴。喉の方はまあまあ治る。朝から区の健康診断。例によって採尿、採血・・・。続いて目から診断。例によって眼圧は高め。目薬を点けて再検査。今度は空気が当たらない検査方法。其れでも19と22だという。更に画像診断に至る(此処から追加費用が発生)。例によって左目が危ないらしいが、出て来たデータは昨年と大差ないそう。高額で面倒な視野検査は見送ることにした。続いて内科の検診。血圧は140と80。心電図等も取り立てて問題はない。折角なので担当医に新型コロナについて聞いて見たところ、罹る人が罹るまで収束しないとのこと(概ね人類の半分くらい)。あらま。何だか心配なので序でに喉も見て貰う。一般的な感冒薬を処方される。此れで何とか終了。血液検査の結果は一週間後。全部で1300円(他薬代600円)。外に出ると滅茶苦茶眩しい。瞳孔が広がっているとこんなだね。特に白いものが目に沁みる。真夏より眩しい。這う這うの体で帰宅する。概してクリニックは空いていた。元元こういう時期である。ちなみにお隣りのドラッグストアーには開店前から中行列。トイレ紙はあっという間に売り切れていた。なおマスクの入荷は元元ゼロだそう。マスクの自給率は僅か二割。こういうものを輸入に頼ると良くないな。

 あの日から九年。各地の追悼式もコロナ禍で中止。万事薄い印象。万事申し訳ない。「やすらぎの刻・道編」で追体験する。丁度此の日にあの日をぶつけて来るあたりは流石な構成。一つだけ突っ込むとしたら、原作者の分身を演じる主演俳優さん、電気事業何とかのCМに出ていなかったっけな。目薬と風邪薬の御蔭で午後はぐったりとす。本日休講。

選抜高校野球は中止。テーマパークは軒並み四月まで休業。拙宅の枝垂れ桃も開花したが、花見も自粛らしい。此れが所謂沈黙の春だと思った。午後に一雨。晩はスーパーの刺身ととんかつ他。夜は公共放送。三陸自動車道=復興ハイウェイと表現するのはどうなのだろう。道を作るのは結構だが、大抵其の道を使って、都会へと出て行って仕舞うものである。其れに観光客はやって来るとしても、車ならばお酒が飲めない。酒を飲まないとなると飲食費は飲む場合の概ね半分以下となるのが通例である。「快速南三陸」、もう永遠に走らないんだな。

 

3/10・火

 朝から霧雨。比較的暖かい。体調優れず安静にす。喉が少し痛む。愈愈コロナだな。今のところ酷いのは、大阪のライブハウス、名古屋のスポーツクラブとデイサービス、新潟の卓球教室、札幌の雪まつり。都内の屋形船は何とか収まったよう。まだどうにか感染経路は追えている。但し検査は未だに大してやっていないよう。例によってジョーカーのたらい回しである。瀬戸際宣言から二週間。株もどんどん下がり、投資信託は何とマイナス十マン。

午後は大雨。二月の売電量が分かる。南西面が148キロ、南東面が152キロ。合わせて七千円ちょっと。まあまあの金額になった。大体晴れていたし、どちらのお宅も昼間は居ないみたいだから。ちなみに確定申告は四月まで延長される。もしもコロナ恐慌対策で減税をするにしても、消費税よりも払った所得税が戻って来る方が経済効果が大きいと思う。夜になると政府は集会自粛を延長す。人の移動や集会を制限するというのは素人の想像以上に効果があるようである。指数関数が一次関数になるくらいの。どうにか此れで何とかなることを祈っています。本当に毎日辛い。朝は冷凍うどん。昼はレトルトカレー。晩は冷凍豚肉焼きとカップ麺。

 

3/9・月

 それにしても感染者の行動履歴まで公表されるところはどうにかならないかと思った。変な趣味や秘密の副業などもみんなにバレて仕舞う。差し詰め吾人なら方方の飲食店に迷惑を掛けて仕舞うな。そんなに晴れないが大体暖かい。近所の医院に行き、健康診断の予約を取る。此の時期に医療機関に行くのは無謀かと思ったけど、何しろ期限は三月末。此の後に燃え盛ると益益拙い。

 午後臨時出社。授業料引き落としのデータを送信す。後は只管資料の分別と廃棄。七時半退社。其のまま新店に参る。客もまあまあ疎ら。途中プロ野球も延期になるとのニュースが入る。併し延ばした開幕が何時になるのかは分からない。仮に六月に始めたら日本シリーズは概ね年末だな。紅白の裏にプロ野球と言うのも面白いと思った。此れが本当のストーブリーグ。ならばいっそ此のまま春休みを続けて夏休みにして仕舞うというアイデアも浮かんでくる。詰まり九月から新年度新学期。此れでグローバルスタンダードである。となると来年以降の入試は温暖な五月か六月。卒業式は六月下旬から七月。うーん梅雨のある東アジアはちと厳しいかな(夏服のボタンをくれてやったら上半身裸になっちゃう)。其れに此れだと「同期の桜」も廃盤になるから、A以下の保守層は反対するだろうな。十時過ぎに帰宅。

 

3/8・日

 朝からずっと冷たい雨。ニューヨークも非常事態宣言。詰まり東海岸まで到達す。ちなみに春の選抜野球はどうするのだろう。屋外のイベントなら二千人くらいなら入れてもいいよねぇ。応援団がバスで移動してくるのが良くないか。

 行き交う人も疎ら。物憂い感じだね。昼はコンビニのこってり麺。最近の流行だが、後発のF社の物は先行のS社に比べて今二つの印象。矢張りコンビニはSがいいんだろうな。午後はドラマ「微笑む人」。絵に描いたような好人物が実は殺人鬼だったという内容。而も本を置く場所が欲しかったから妻子を殺し、窓際の席に移りたいから上役を消す。一応動機はあるが目的と手段が転倒している。駄目なAIが出した答えのようだね。而も結末はバッドエンド。何も激昂して不倫夫を刺殺しなくても(みんなそんなことは我慢しているぞ)・・・。他人の心は分からないということが言いたいのだろう。まあね、分からないものは分からない。自分の心だってね。だから酒を飲んで分からないことごとすっかり忘れて仕舞えばいいと言うのが吾人の見解です。其れに酒さえ飲めば、心は大舟に揺られるようになる。大抵のことはそんなこともあるかもしれないね・・・式に許容できる。晩は鰆の塩焼き他。

 相撲は無観客。まるで盛り上がらず。いっそ休場にすればね。大体年に六場所は多い多いと言われているから。一方イタリアでの死者は200人超え。対する本邦は今のところ十数人。幾らなんでも数字を誤魔化しているとは考えたくないから、此の差は公衆衛生の差かな。まさか国民性の違い?

 

3/7・土

 世界保健機関は未だパンデミックとは認めていないらしい。まだまだ封じ込めは可能だと。所謂一撃講和論だな。そろそろ無条件降伏の時である。ちなみに件の気管支拡張薬は大変良く効くらしい。而も大変お安いお薬である。此れで世界は救われる筈。いや併しね、一部のステロイド剤にウイルス増殖阻害効果があるとは知らなかった。色色な作用があるのだね。何しろあの(吾人のちょっと苦手な)八角がインフルエンザに効いたんだからね。中国韓国からは大量帰国。明後日からは日本人も自宅待機にされるらしい。そんな馬鹿な。

 朝は牛丼S。大体曇り。ぼんやりと買い物に出る。三月号の時刻表を購入。古い踊り子=イズエイジドダンサー(185系)は幸い暫らくは残るよう。早く乗りに行かなくてはならないと再度思った。夜はスーパーの刺身や牛肉や赤飯。赤飯にはごま塩が足りなくて往生す。

 

3/6・金

 新型の検査が本日から健康保険適用となる。併し検査の精度も余り高くない。何度も書いているがそもそもの治療薬がない。だから態態調べても余り意味のないことは成るべくしない方がいい。其れに新型は二種類あるという。吾人なら二度罹るな。松戸の虐待死事件では憂鬱な裁判が続く。延延とした暴力。此の父親はどうしてこんな人になって仕舞ったのだろう。実は子どもが恐ろしかったのかもしれない。ゴヤの怖い絵のようだと思った。一方相模湖の事件ではもっと大変な裁判が続く。最早言葉が出ない。

再び冬晴れ。午後出社。超巨大な春休みである。自転車で出掛ける機会も多かろう。中学生には別途交通安全指導す。特に一時停止の標識は絶対に守るように、また一方通行を逆走する時は其れすらないから尚更注意するようにと、夜更けの交差点で実地教育した。さてさて元の生徒が二十歳に成ったというので無責任社長と飲みに行く。AさんとS君。一応まあまあの大学生にはなっている。まだまだ丸で子どもだけどね。こうやって訪ねて来る分には労使共共歓迎することにしている。殊にAさんは吾人の指導の御蔭でリケジョに成れましたなどと褒めて来るから気分がいい。数年経って授業評価を受けているようだね。またS君の喫煙に関してはきつく戒めた。まだまだ覚えたての煙草である。今止めないでいつ止めるの。またまた帰宅は一時過ぎ。

其れにしてもね、「センセーと(無責任)塾長は仲がいいの?」などという屈託のない質問には暫し答えに窮した。皆さんの古き学び舎は、税金はおろか給料も満足に支払えない限界学院なのですなどとは中中言えないものな。年を重ねると色色と喋れないことが増える。其れが大人と言うものですなぁ。だから高齢になればなるほど益益話せなくなるのだと思った。皆さん大抵最期は無言である。

 

3/5・木

 午前中は曇り勝ち、北風強く吹く。以後晴れる。午後出社。退社後は新店に。そろそろ帰ろうと思ったところに、Kさんと役者志望の従業員が客として現れる。定量飲酒の後、其のままIへ転進。帰宅は一時過ぎ。久久の大盤振る舞いで総支出は13000円越え。飲食業に潤沢に資金を供給したぞ。まあ誕生日の前の日だからね。ちなみに本店はシガーバーに衣替えするのだという。此れだと今まで通り喫煙できるらしい。いや併しとんでもない抜け道があったな。百合子さんどうするの。ちなみに立ち飲みBは現在大手うどんチェーンが経営しているのだが、こういう条例突破は宜しくないと思った。正正堂堂全面禁煙で勝負して欲しいものである。

 今更ながら中韓から入国制限。ウイルスの輸入を防ぐ積りらしい。でも既に日本は輸出国なんだけどね。周回遅れである。とっくに中が水浸しだというのに水際作戦を強化する。例によって政府の頭はどうかしている。特にA。序でに国家主席の入国も禁止になる。此れは此れで仕様がない。吾人でもあの人は駄目だ。またマスクは政府が買い上げて配る方針らしいがそもそもが足りない。無い物を召し上げては益益無くなるな。

 

3/4・水

 東日本は二月だけで110億円の減収。三月の新幹線予約も半減しているという。こうなると北海道は御陀仏だな。あの知事が救ってくれるといいけど、何しろ夕張支線を廃止した人だからね。

 時時小雨。午後出社。金伍万円受け取る。若干の自習者あり。学校の先生も大急ぎで課題を出した模様。まあ暇つぶしだね。ぼんやりしていると隣りのコンビニで働いている元生徒のHさんに、マスクが反対だと指摘される。口を目にしていた訳ではないが、紐のある方が外側だと。何十年も間違えていたよ。少し驚いた。八時には退社する。閑散としている新店へ。早く行ったからと言って早く帰る訳ではない。特定多数と三時間飲んだ(2500円)。ところで店内にはテレビがある。九時になったので店員に公共放送にしてくれと頼むと、何番ですかと尋ね返される。若い人はニュースも見ないんだね。

 

3/3・火

 朝から晴れた。北米でも続続と感染者が見つかる。先ずは西部から。彼らはマスクしないものな。コロナ不況を防ぐ為に日本銀行は資金を贅沢に供給すると宣言す。可笑しいな。こんな不況で潰れるような生産性の低い企業は市場から退場してくれと言う立場だった筈。大貧学院然りね。

昼はスーパーののり弁。晴れてはいるが静かだね。何だか正月のよう。花粉症酷し。午後は出られず。気管支拡張剤が新型肺炎に効くそう。よっしゃあ、似た物ならば九月の残りがあるぞ。晩は野菜炒めと冷凍餃子とコンビニの巻き寿司。

 

3/2・月

 夕方まで冷たい小雨。基本的には本日から休校措置。世田谷も誰も歩いていない。子守りをする関係で収入が無くなる親御さんには休業補償するとかAは言っているらしいが、大体何十万人もどうやってするのかね。一方の大統領の予備選では38歳の人は撤退するらしい。あらま。昼は茹でうどん。買い物は二便。野菜や果物は安いね。ちなみに柑橘類では伊予柑が好きなのだが、甘平という新品種も旨いと思った。何しろ母方のルーツは愛媛だからね。晩はキムチ鍋。夜になると専門家会議の人がテレビに出て来て、此のウイルスは若い人が知らない間に移して仕舞う危険があると。矢張り全国民、当分はマスク掛けだな。但しマスクは全然足りない。拙宅の備蓄もあと数十枚。

 ところで世の中の大体は停止しているが都立高校の発表日でもある。情報によると、一人を除いて駄目だったらしい。アジャパー。私立高校授業料無償化の影響かな。どうしても都立という子が少し減った。(内申点が足りないのに)結構背伸びして受けていたから。制度等が変更されると色色な影響が出る。いや併しね、此の学年は介護や相続に忙殺された年代にぴったり符合したので、あんまり面倒見られなかった。ちょっと残念だった。

 

3/1・日

 トイレ紙以外を流されたらまたまた排水管が詰まること恐れた。其処で「トイレットペーパーが必要な方には差し上げます」というチラシを作って投函す。こういうものは拙宅に結構沢山溜めてある。何事も災害対策第一である。暖かいので少し自転車で出掛けた。昼は駒沢の「一風堂」(825円)。続いて環七沿いの大型スーパーに寄る。家庭紙は少しあった。でも猛烈な勢いで売れていたから午後は品切れになるであろう。他はカップ麺や乾麺が品薄状態。素麺の残りくらいなら家庭にあるだろうに。トヨタを見習ったのかは知らないが、ジャストインタイム方式などは駄目だぞ。ある程度の在庫と備蓄を持たなくては。

 誕生月になったというのに毎日毎日コロナコロナ。すると何だか午後は寒む気がしてくる。ズボン下を履き直す。鶴木さんに移されたと思った。春場所も無観衆開催となる。そう言えば、幇間って今はいないんだっけ。彼らに歓声を送らせるといいと思った。幇間みたいな記者諸氏は多いけどな。

2020年・2月

2/29・土

 再び朝から団地に出動。電気ガス水道の解約に際し、どういう訳だかガスだけ立ち合いが必要とのこと。併し結局作業班は現れず。忙し過ぎるので後で締めておきますと電話がある。あらま。結局またまた片づけ。収穫は押入れから古い通帳と印鑑が出て来たくらい。あとはやっぱり只管廃棄。またまた十数袋。階上の女性と会ったので未使用のシーツやタオルの類をごっそり差し上げた。そろそろ本当に此れで御仕舞にしたい。ちなみにどのドラッグストアーも開店の一時間も前から行列中。まるでソ連末期だね。道知事は緊急事態宣言。暫らくは外出するなと。法的拘束力はないんだけれどね。ちょっとオーバーかな。道からの非情のお願いくらいにすべきであろう。返礼品の缶コーヒーを飲みながら市バスに乗る。吾人も窓を少し開けた。門戸開放、一億総換気宣(扇)言の方が効果的だと思う。

シロが目を怪我したらしいので急いで帰宅。例によって見つからず。すると御向かいの庭に居た。双眼鏡で覗くもよく分からず。暫らくして帰って来る。よくよく見るとパッチリ開いている。家人の勘違いのよう。万事騒ぎ過ぎである。テレビを点けると、誰もいない球場でオープン戦。抽選で千人くらいは入れてもいいよな。嘗ての川崎球場くらい。

遅い昼に冷凍パスタ。夜は冷凍鰻。丁度晩酌時にAが出て来て、国民の協力が大切だと訴える。国家総力戦のようだと思ったけど、国民には竹槍はおろか、マスクすら無いんだもんな。其れに今回の休校宣言はAの思い付きのよう。精精春休み前倒しのお願いくらいにすべきであった。如何せん、唐突過ぎる。支持率低下で国のトップがパニックになった模様。大体元元の公衆衛生のレベルが違うから、かの国より燃え広がらないという楽観を敢えてしたい。投資信託は再びマイナス。凡そ2.5マン。

 

2/28・金

 世界の各地で日本人が入国拒否に。まあねそんなことをしても無駄です。もうパンデミックだから。仮に北半球で収まっても南半球が燃え盛るだろうし、西と東は同じく流行る。終息には一年掛かるな。となると五輪も延期かもしれない。それにしても内需に深刻な影響が出ている。観光業は勿論、給食食材の納入業者まで。まるでコロナ不況である。

 終日晴れ。昼飯を買いに近所のスーパーへ。するとトイレ紙やティッシュ紙が売り切れている。そんな馬鹿な。どうにも何かあると紙が欲しくなるのは日本人の困ったDNAだと思った。困ったときの紙頼み、いや紙隠し。午後出社。大荷物の小中学生と擦れ違う。いや併しね、春休みが突如として夏休み並みに拡大されたとしても、部活動は停止だし、テーマパークや博物館は軒並み休業。急な帰省や家族旅行も難しい。学校から解放されたとしても行くところがないね。受け持ちの中学生には、精精散歩に出るように指導す。自宅学習の後に、割と遠くの神社か仏閣、大公園を徒歩で目指せと。散歩というものは何も年寄りの専売特許ではない。体を動かしつつ理性と感性を豊かにすれば、此れは一流のスポーツ及び精神の研鑽である。金参万円受け取る。

退社後は新店に参る。金曜だけに割と混んでいる。久久に会う鶴木さんは鼻風邪明けの模様。鼻の下が爛れている。マスクもしないでヘラヘラ笑っている。何だか気味が悪いので直ぐに本店に避難。目当ての女店員も居たので、千円ほどのコンビニ菓子を差し入れす。全部で3500円。兎に角、内需を維持しなくてはならない。例によって帰宅後は家人の検疫を受ける。吾人の手洗いを眼光鋭く監視していた。幾ら何でもみんな頭が可笑しいと思った。

 

2/27・木

 冬型の晴れ。国民には一片のマスクも無く、また希望したウイルス検査も満足に受けられず。一方のAは毎晩会食三昧。支持率が落ちるな。午後出社。すると夕方Aは突如として来月は全ての学校を休みにすると宣言す。生徒たちは喜び過ぎて以後授業にならず。学校閉鎖令=児童生徒解放令だね。後手後手の印象を一気に覆す積りなのであろう。まあね、三月と言うのは、高校は大体休みだし、小中学校も大した授業はしていない。式典などぶっつけ本番で十分(卒業式や運動会の練習ほど世の中に下らないものは無し)。問題は素直に四月に再開出来るかだな。ちなみに学習塾は隠れ教会のように営業いたします。元元夜の稼業ですから。

退社後は新店に。ほぼ誰もいない。コロナに打ち勝て、コロナビールウオッカ割り(通称コロナ杯)を出すように提案す。何しろ(体の)中から消毒とは酒飲みが大好きな概念である。売り上げも悪かろうと従業員二人に一杯ずつ飲んで帰るようした。全部で2500円掛かった。

 

2/26・水

 Jリーグも中止、プロ野球もオープン戦は無観客試合に。北海道は全面休校。午後になり漸く政府は全面的な自粛要請をする。忽ち幾つかのコンサートが中止となる。大損害だろうな。

 寒が戻る。御昼まで小雨。以後曇り。家人は新しい歯科医へ参る。スーパーは怖いけど歯医者は平気らしい。つくづく可笑しな基準である。午後出社。本日は中三の最終授業。三月の楽しい学校行事は軒並み中止だと。可哀想なのでコンビニの御菓子で持て成しした。退社後はBへ。閑散としている。刺身も悪い。売れていないのだな。当分来られなくなるかもしれないと言って退出した(1210円)。何しろ新型肺炎である。呼吸が困難になるというのは本当に恐ろしい。陸で溺死するかと思ったほど。つい九月に体験済みである。帰宅後残薬を棚卸す。タミフル数錠、カボシステインカロナールとモンテルカストが二三日分。古い抗生剤もあった。いや併しこんな薬剤で新型コロナに勝てるかね。

 

2/25・火

 海外では韓国とイタリアとイランが酷いよう。何とか一路でアフリカも相当やられている筈だが、幸い被害は聞こえてこない。熱い所は大丈夫なのかな。ならば早く夏になって貰いたい。続いて世界同時株安。コロナ恐慌? 家人など既にノイローゼである。一方武漢以外の各都市での感染は抑え込みつつあるという。俄かには信じがたいが、本当だとすれば、恐らく気温が上昇して来た為であろう。ならば光明はある。春よ来い、出来れば快速特急のスピードで。

満員電車回避のため、多くの大企業ではテレワーク=在宅勤務が推奨される。併し此のテレ何とかと言う言葉は少少古めかしい。テレビジョン、テレホン、テレックス、テレポート・・・。態態全員で集まって何かをすると言う働き方に何十年も固執し過ぎていたから、各自が裁量で離れて働くと言う本来は新しい筈の言葉も既に古臭い。其れだけ普段の働き方が古すぎると言うことなのだろう。所謂周回遅れである。テレワーク=1970年代の造語だとネットの百科事典にはあった。重く曇る。結構寒い。終日在宅。昼は残り物。スーパーは危ないとかで夜はコンビニ弁当。そんな馬鹿な。

 

2/24・月

 振り替え休日。晴れ。一般的には三連休で吾人も何処かに出掛けたかった。何しろ家に居ても、コロナコロナコロナ、家人など家に居ても高性能マスクを着け、日に何度も検温している。どうしても少し出ようと思った。東横線まで徒歩連絡。よく空いた各駅停車で横浜。八割の乗客がマスク掛け。続いて快速特急津久井浜。例によって何時もの回転寿司である。昼時とあって家族連れで結構満席。みんなそんなに出歩いて大丈夫かい。大して旨くもない寿司を摘まんで三合ほど飲んだ。さてさて一駅分歩いて戻ろうと思った。海沿いの国道は上りも下りも大渋滞。みんなクルマで移動しているのね。長沢という駅から再び快特。結構混む。電車も窓を開けっぱなしで走らせるべきであろう。横浜西口を少しぶらつく。人通りはだいぶ少ない感じ。大勝軒で再度糖質補充。崎陽軒の弁当を買って帰った。此れで不要不急の外出は当分自粛する積り。

 本日も何人も感染者が出る。重症者も多数いるよう。検査体制の整備が遅れているから実際は遥かに多い筈。薬がない分、2009年の新型インフルエンザより手強い感じ。日本国政府はイベント等の自粛要請をしたいようだが、判断は主催者に任せるという曖昧な裁定。GDPが一層下がることを恐れているのだが、国民の大多数が病気になればもっと下がる。大体何をしたいのか分からないような決断は、最悪の決断である。

夜になり専門家会議が会見。拡大か収束か、此の一二週間がヤマ場であると。拡大かより拡大かの間違いであろう。其れに二週間で済む訳がないな。どちらにしても愈愈来たな。幸い学習塾は閑散期だが、退社後はBにも行けなくなる。マスクにストローで麦酒を飲むかな。食べ過ぎたのか夜半にかけて何度も上厠。

 

2/23・日

 下船者からも陽性者が出る。予想通りの展開。船内隔離は凡そ無意味だったことが証明された訳だが、市井感染が広がりつつある現状では、最早些細な失敗の一つに数えられるであろう。またマスクは依然足りない模様。昨日も店の前に行列が出来ていた。中国からの輸入が途絶えたことが大きい。ガースーは一週間に一億枚供給すると言っていたが、必要な量は一人一日一枚で七億枚である。弟さんの病院から電話が来て、施設自体を閉鎖するので面会謝絶になったそう。此れが所謂閉鎖病棟だね。午前午後と漫然とす。昼はオリジン弁当。夜はスーパーの鰆を家人に焼かせた。

 轍田さんから長長としたメールが来る。子どもを一流校に入れるのにはどうしたらいいかと。塾代が高すぎるとも。そもそも学校の授業が良く分からない子を進学塾に通わせてはいけないし、そういう子が将来一流の学校を出て専門職とか管理者に就ける見通しというものは立たないものである。こういうことを幾ら説明しても分からない。親の方がまず塾に通って其の悪い頭を叩き直した方がいいと思った。

 

2/22・土

 さてさて再び片づけに出動す。今回は川崎の叔父さんと叔母さんも帯同。久久の三個師団体制である。特に順子叔母さんは片付けの達人らしく、容赦なく物凄い勢いで捨て始める。途中介護ベッドの回収。レンタル品をうっかり捨てなくてよかった。十一時から激闘すること三時間弱、集積所の限界まで、普通ゴミを数十袋積み上げた。此れは一種のスポーツだね。チームプレーも大事。ちなみに弟さんはまあまあ退院の目途も立ちつつあるが、肝心の四国に受け入れ先があるかどうか。増して昨今のコロナウイルスの影響で転院出来るか微妙な情勢である。

 若干の引き上げ品を持ってバスで溝の口に出る。「路じ」という高級うどん店で遅い昼餐会。正しくお疲れ様である。肴も沢山あるので中量飲酒。考えて見ればこうして親戚同士で共同作業に当たるというのも余りない経験であった。帰宅は五時前。直ちに入浴。夕寝。

 

2/21・金

 朝一番で漸くグレを獣医に搬送。矢張り化膿仕掛っているとのこと。患部の毛を取り消毒する。続いて抗生剤を一本。4400円。やれやれである。但し休診明けは大混雑で行って帰ったら何と一時間半。大動物病院である。雑損控除したいね。隣りのドングリの木も切り倒し。潰れた保育所は撤収作業。

午後出社。何だか草臥れて漫然とす。退社後は漫然と新店に行くと、彩さんはいるは、元生徒のKさんは来るわで、結構賑やかだった。本店に一人で寄って少し落ち着けてから帰る。3500円。新型コロナは徐徐に浸透する。人の集まる行事は軒並み自粛と中止。

 

2/20・木

 まあまあ晴れる。建物の登記が終わったとかで書類が送られてくる。此の登記簿みたいな書面、何処に置いておけばいいのだっけ。滅失と表題登記その他で21万余り(印紙代は五万円程度)。結構掛かったな。学生時代にもっと民法をやっておけば自分でも出来た筈。凡そ実学とは無縁の学生生活であった。さてさてやっぱり(地面師が)心配なので直ちに貸金庫に搬送。此処に来たのは三年ぶり。入り方も忘れたよ。亡父の移転登記の物と一緒に奉納す。此れで万事終了かな。午後出社。Bの新店で1500円。

 クルーズ船からはとうとうお亡くなりになる人も。八十代の方など発熱後一週間も船内にほったらかしだったという。酷い話しである。併し船旅ブームも御仕舞だね。ちなみに此の何とかプリンセス号は長崎で建造中に火事を起こして、一番艦と二番艦が入れ替わっているらしい。何となく・・・。

 

2/19・水

 朝から直ちにグレの捜索。例によって幾ら探しても叫んでも見つからず。物憂いまま出社。家人に問い合わせると、丁度四時に戻って来たとのこと。小屋にいたグレを連れ出そうとして脱兎の如く逃げて行ったのが昨日の午後五時。大体二十三時間ぶりの帰還である。猫の居るしあわせ、居なくなるふしあわせ、帰って来たしあわせ。出来れば後ろ二つは味わいたくない。ほっとしたのか何だかぼんやり勤務する。中三の受験指導も本日限り。清清したところで新店で2070円。ガツガツ食べてゴクゴク飲んで漸く寝たというので静かに帰宅。クルーズ船からは漸く本格下船。凡そ500人。軟禁生活、御苦労様でした。其のまま公共交通機関で御自宅へ。でもやっぱり・・・。船内、感染・・・。

 

2/18・火

 少し冬型に戻る。グレを獣医に連れて行きたいが例によって掴まらず。昼は「かしわや」の立ち食いコロッケカレー(540円)。結局晩になっても捕縛出来ず。まあ逃げ回れるくらい元気ならばね。夜は豚のしゃぶしゃぶ。結局グレは戻らず。

 何とか新選組は次の衆議院選で大量擁立を狙っているという。いわんこっちゃない。此れだから素人に政治をやらせてはいけない。小選挙区制で幾ら出しても全く以て百害あって一人も通らない。こういう基本的なことが分からないんだもの。旗印は消費税半額だって。財務官僚の肩を持つ訳ではないけど、そもそもあり得ない話しだし、仮に半分にしたところで消費が盛り上がるという類の問題ではない。知らない間に取られる間接税ってそもそもそういうものでしょう(酒税や煙草税を見てみなさい)。其れならば低所得の方方にひとり十万円ずつ配る方がよっぽどいい。

 

2/17・月

 結局クルーズ船の米国人は米国政府が引き取って行った。彼らは彼らで新たに二週間隔離されるそう。大変だね。無駄だと思うけど。来週の一般参賀も中止、来月の東京マラソンも一般参加はキャンセル。入学試験はもうじき大体終わるから辛うじてセーフかな。こうなると三月の行事が打撃を受けるな。謝恩会とか。送別会とか。ひと込みに出ないで下さいという政府広報が今日から流れ始める。都市生活の否定だと思った。其の内、山村工作を呼び掛けるな。

辛うじて宿酔は無し。朝は曇る。さてさて家人が立て替えることになった従妹の弟さんの入院費等を振り込む。三か所に全部で三万五千円。障碍者手帳があるらしく、例によって医療費はゼロ割負担だが、おむつ代は結構掛かる。振り込み手数料も660円。続いて税務署に参る。例によって確定申告である。予想に反してガラガラ。待ち時間は全く無し。もう少し混んでいた方が良かった。何だか拍子抜けしたまま提出す。ひょっとしたら所得税を払う人が少なくなったのかもしれない。ちなみに此の確定申告と言う制度は戦後アメリカから来たもので、自分の所得を自分で申告して自分から支払うから民主主義の根幹をなす制度であると聞いたことがある。投票と同じく、面倒臭いなどと言っては罰が当たるな。一方同じ所得税でも源泉徴収ナチスドイツが考えたとのこと。成程なるほど。

昼は立ち売り弁当。夜は冷凍餃子と乾麺の盛り蕎麦。他猫を追い払ったグレは足に怪我。爪を引っ掛けたみたい。直ちに抗生剤を塗り込む。何度も外に出たらくしゃみ止まらず。

 

2/16・日

 Uターン禁止令、会合禁止令、会食禁止令を出していた北京幕府だが、延長していた春節休暇もいい加減に終わり、人とモノを動かす時期に至る。一方日本政府にはそもそもそういう権限がない。さてどちらが市井感染が広がるか。世界が見ている。まあねどちらにしても大半の人にとっては単なる風邪ですから、あんまり慌てて病院に押しかけない方がいい。第一、行ったところで治療薬がある訳ではない。其れに治せないからといって、治らない訳ではない。(妖精かどうか)知りたがらない。治したがらない。

 午前中は小雨。家に居ても仕様がないので、御昼は晴雷亭。以後本店、新店、本店とマラソン飲酒。行く先先でいろんな人と合えて面白かった。久久の七時間越え。本店従業員への差し入れ代を含めて五千円ちょっと。安い娯楽である。

 

2/15・土

 曇ってはいるが春のようなお天気。今週の片づけは無し。昼は鳥栖中央軒のかしわめし。近所のスーパーで売っていた。三月には何処か遠くに出掛けたい。須見伯母が来たのでパスタで持て成そうと思ったが肝心のパスタがなかった。寝る前にちょっと出たら(歯磨きしながら周囲の点検を行うのが吾人の習慣)、花粉の直撃を受ける。今季初の抗ヒスタミン

 銀英伝の新作はEテレでもやるらしい。公共放送の使命としてネトウヨ世代を再教育する積りのよう。是非前後に政治学者や評論家による解説を付けて欲しい。ソフトバンクグループは訳の分からないような投資案件に片っ端から出資して大赤字に至る。シェアーオフィス事業は兎も角、犬の散歩代行業とか、無理だよね。一方の楽天は携帯電話に参入するらしい。寡占の三社に闘いを挑むというのは有り難いが、日本全国津津浦浦に莫大な数のアンテナが必要。大体通信とか交通とかは巨大な装置産業だよ。仮想商店街とは訳と桁が違う。大丈夫なのかね。どちらの会社も成長神話に憑りつかれているよう。

 

2/14・金

 朝寝、朝風呂、朝粥。取り立てて具合が悪いところはないが、何だかすっきりしない。まさか新型が胃に来たのかな。午後出社。マスクを掛け、成るべく遠目で授業す。運悪く低学年の代講あり。小さい子たちは絶えずくんずほぐれつ。濃厚接触しているな。病気は学校で移る訳である。退社後はおじさんたちの待つ新店と日高屋へ。食欲も全回復。野菜たっぷりタンメンを食す。帰宅後花粉症。マスクを外して帰ったから。

 病院船というより、却って病人を製造する謂わばウイルス増殖船と化したクルーズ船から、漸く下船活動が始まる。高齢者を中心に今日は十人程度。遅きに失したね。それにしても残りの乗客三千人を一体何処に収容するの。みんな感染予備群である。詰まり矢鱈と船を大きくするのにも限度があると思った。つくづく此の日記で何度も書いていることであるが、人を一つの場所に集めてはいけないのです。

 

2/13・木

 午前中はほんのぱらり。以後晴れる。依然として関東はカラカラ。川崎の叔父さんと叔母さんが来たので、持ち帰り鮨で昼食会。昼麦酒を少少。午後出社。退社前になると急に胃の下の辺りが痛くなる。其のまま帰宅。直ちに懐炉を張り付け、胃薬投与。冷えて固まった寿司などを食うとこういうことになる。夜は絶食。十時半就寝。

同時多発的に国内感染が明らかになる。とうとうお亡くなりになる人も出た。予想通りと言うか愈愈だな。感染時期は一月中旬の模様。

 

2/12・水

 まあまあ晴れる。結構暖かい。午後出社。すると三人のうち一人は当選していたことが判明。もったいぶらずに、もっと早く言って欲しかったな。というのも殊に受験に関してはノーニューズはバッドニューズだからね。まあね、遭難者が還って来た訳で緊張も緩む。他の生徒も同じで都立高校第一志望組も何だかだらけていた。みんな最低一つは行き場が見つかったからね。ちなみに此の学年は一二年はノータッチで、中三の夏から片方のクラスを担当したのみ。まるで吾人の成果と言う訳ではないが、終わり佳ければ全てが佳いのです。あと少し頑張って欲しい。退社後は新店で千円だけ。

 クルーズ船に調べに行った検疫官も感染する。何だか三八豪雪の時、ラッセル車を車庫から出すことも出来なかったという故事に似ているな。(武漢ウイルス改め)「新型コロナ2019」ウイルス(と世界保健機関が名付けた)は強烈だね。まあね、大丈夫ですよ。そもそも大した病気じゃない(俺たちも後から罹るぞ)。ウイルス検査で妖精と判定された・・・。いいじゃない。

 

2/11・火

 結局クルーズ船からは段階的に下ろすことに。外圧があったのかな。全くの無駄と言うより、医学的にも有害な一週間であった。終日冬晴れ。何処かに行こうと思ったが、結局「麺通」でラーメン。愈愈830円に値上がり。合否発表の為、何だか落ち着かない。ぼんやりと果報を待っていたが、T高校を受けた四人は一人しか受からず。アジャパー。結局一般入試と言っても相当な割合で既に枠が埋まっていたのだろう。何だか酒も進まず。悪妻を愛した知将も亡くなる。

 

2/10・月

 JRがシステムダウン。全ての窓口でクレカが使用不可に。やっぱりキャッシュがないとな。一方クルーズ船では次次と患者が見つかる。あんなところに閉じ込めたから船内感染して仕舞う。大体空調が一緒だろう。換気が大事。なお留め置きは官邸の強い指示らしい。完全に判断ミスである。海の向こうでは大統領の予備選が始まる。78歳の革新派と38歳の穏健派の闘いのよう。前者を支持したくなるが、何分にも高齢だし、民主社会主義で以てあんまり国民を分断して仕舞うのもどうかと思った。ただ38歳の人も生き方は新しいんだよね。反対党の支持を奪えるかどうか。

 朝は曇る。以後まあまあ晴れ。午前午後と漫然とす。晩は豚肉を焼いて食べた。ところで喫煙や飲酒が急速に廃れたように、肉食と言う習慣も数世代先には相当無くなるという指摘があるが、本当かね。

 

2/9・日

 再び冬型強まる。新型は一週間くらい風邪の症状が続いた後、治る人は治るが、治らない人は其のまま肺炎コースになだれ込むらしい。吾人が身をもってリポートして見てもいいが、家人に移すと忽ち後者になって、其のまま小平霊園直行になったらやっぱり困る。武漢で最初に感染拡大を警告したお医者さんも亡くなる。まだ三十代だという。合掌。

 午後臨時出社。入試直前である。各自過去問をやっているのを見守る程度だが、出来そうで出来ない問題だけを指導し、出来そうもない問題は忘れるようにと指示する。まあ指導と言うより激励だな。退社後は新店と本店へ。再び役者志望の従業員に奢らされる。幾ら若いとはいえ、男に振る舞う予算はないんだけどねぇ。二店で3500円。九時過ぎに帰宅。コンビニのこってり麺。家人の野菜炒め増し増し。十時就寝。

 

2/8・土

 お日様の力で発電して、屋根の下の人が使って、余った電気を売った量が分かるようになった。約八日間で南西面が33キロ、南東面が29キロ。晴天続きだったから割と売れた方かな。買い取り価格は一キロ24円なので大体1500円。うーん。Bに一回は行けるな。曇りの日や夜は完全買電だから、拙宅と合わせると電力自給率は精精二三割程度か。まあねゼロより増しですよ。

 さてさて第四次片づけに出動。今日も三十袋くらい出した。ベランダの散乱物も捨てられるものは捨てたぞ。食器や食品はコンプリート。ブレーカーも落とした。少し気が滅入ったので早目の退散。少し歩いて「大桜」と言う店でラーメン休憩。中壜付き。和食ファミレスのような造りで豚骨醤油。味は至って普通で一杯760円。少し高い。続いてバスを二本乗り継いで中原区に移動。川崎の叔父さんにコメを届ける。何でも順子叔母さんが炊き出しボランティアのようなことをやっているのだと。四国の良いコメである。手短な挨拶の後、其のまま帰宅。三時前。夜は冷凍の国産鰻。免疫力を付けないと。

 

2/7・金

 中国の多くの都市で外出制限令。経済活動が滞った御蔭で石油の値段も下がる。午後出社。退社後はBの新店とIで合計3500円。

 

2/6・木

 今更ながら寒波が来る。晴れてはいるが日中も一ケタ。国会では酷い審議が続いているようだが、コロナに掻き消された感がある。もうそろそろ本当に辞めて貰いたいね。Aには。五輪花道論と言うのもあるらしいが。続いて吹っ飛んだ布団の回収。二階の部屋である。外出中のようなので通路の所に掛けておく。よく見ると結構あのあとが。いや併しこんなに血が出て大丈夫なのかね。男には永遠に分からない女体の不思議である。

 午後出社。中三のほぼ全員が押し掛け来て賑やか。来週は私立高校の入試。此れで半分の片が付く。退社後は新店へ。学生従業員に景気よく飲ませたら2770円も掛かった。

 

2/5・水

 客船はずっと留め置かれることに。幾ら豪華とはいえ動かない船に二週間も。而も部屋から出られない。悪夢だね。夫婦喧嘩は勿論、暴動が起きるな。一方病院が足りない武漢では体育館のようなところにもベッドが敷き詰められる。『史上最悪のインフルエンザ』と言う本の表紙の写真と同じだと思った。

午後出社。途中富士そば。其のまま新店。1560円。夜は冷えた。マスクは全部品切れらしい。そもそも一般的なマスクではウイルスは防げない。花粉症の人が困る。吾人も此処数日何か変。大体やね、新型の感染症とはいっても、冬の風邪をこじらせた程度だよ。大騒ぎする人は、「バイオ・ハザード」の見過ぎです。そう言えば「復活の日」なんて作品もあったね。

 

2/4・火

 横浜沖では豪華クルーズ船の三千人が再検疫だと。潜伏期間もあるから何度調べても切りがないね。万事馬鹿馬鹿しい。何だか曇って結構寒い。今日は家人が様子を見に行った。流動食が食べられるようになったとのこと。よかったよかった。一方四国のお姉さんからはワタリガニが送られて来る。須見伯母を加え、早速三人で囲んだ。吾人はあんまり甲殻類は好まないのだが(第一に食べるのが面倒ということ、第二に大きな物は何だか襲って来そうという恐怖がある)、味噌の部分は相当な味わい。(あんまり食べたことはないが)カラスミに匹敵するうま味成分だと思った。結構大量飲酒。

 

2/3・月

 都市部は兎も角、中国の田舎にはまともな病院一つないらしい。昔の徳之島みたいだな。公衆衛生、医療インフラの遅れが際立つ。北京幕府は猛省して欲しい。立派な航空母艦を造るより、其の一万倍の病院や養老院を建てなくちゃ。人民の生活向上が第一、一人当たりのGDPはまだまだだもの。なお現時点で御亡くなりになった方は三百人超え。仮に積年の大気汚染で呼吸器系が弱くなっていたのだとしたら此れは一種の公害病であると思った。それにしてもね、総じて言えることは、中国式国家モデルはやっぱり駄目だったと言うことかな。

 朝から都税事務所に電話を掛ける。新たに建てた物件は二戸あるので小規模住宅の範囲が拡大されるそう。あべこべ安くなるかもしれない。まあまあの晴れ。昼は弁当。東電パワーグリッドからメールがあり、漸く先月末から買い取りを開始したとのこと。本当に遅い。じゃあひと月半はボランティア発電だったことになるぞ。そんな馬鹿な。相変わらずの殿様商売だと思った。晩は肉豆腐以上鋤焼き未満。却って味がぼやける。うどんを入れたら落ち着いた。詰まり肉うどん鍋。刺身がないので猫には鮭缶。

 練馬のとしまえんも閉園するという。もう何十年も行ってないな。確か小学生の時に行って面白かったものが、高校生の時に行ったらすっかり詰まらなくなっていた。としまえんは変わらないのに此の差は何だろうと考えた記憶がある。つまり自分が変わった。其れが成長と言うものであった。閉園前にもう一度行って見たい。また違った印象を持つ筈。一方西武遊園地は昭和テイストに衣替えする計画。此方の方が楽しみかもしれない。

 

2/2・日

 都税事務所から手紙が来ていた。解析すると、土地の利用状況が変わった場合は固定資産税の評価が変わるので申告して欲しいと。小規模宅地か一般住宅地か非住宅用地。うーん、分からん。此処に来て関東は連日の晴れ。漸く冬型が安定したよう。梅も咲く。昼は「おか本」でラーメン(650円)。午後は確定申告書を仕上げる。ちなみに昨年の給与収入は54で、所得はゼロ。なお亡父の不動産を相続した結果、所得は倍増す。すると納税額は四倍にもなるよう。此れで吾人も上級納税者である。今までは明らかに消費税や酒税の方が多かった。併し所得税の中央値って幾らかね。

まだ明るい内から入浴と飲酒。例によって家にいるのは婆さん一人。色色な時評を読むと、年末のAIひばりは評判が悪いそう。惜しかったな。もう少し起きていれば見られたのだが。

 

2/1・土

晴れ。所謂中学入試の日だが、今年は一人しか受けないし、生憎其の子を担当したこともない。さてさて第三次片づけに出動。再び普通ゴミの日。早速先日詰めた袋を集積所に運び出す。凡そ二十。此れで食器と食品類はほぼ完了。続いて押入れと納戸の解剖に着手。大量のカセットテープが出て来る。カラオケが趣味だったのね。大事な物は全て四国に送ったというから後は廃棄あるのみ。あっという間に十数袋。次弾装填完了である。ちなみに堆積してあるものは所謂ゴミでもないから、ゴミ屋敷という言い方は訂正せねばならないかもしれない。となると詰まり、もの屋敷だな。高齢者はくれぐれも注意されたし。断捨離の大将、ダン・シャリバーにならなくてはならない。此れは百鬼園先生ネタである。

大体二時間。引き上げた三升のコメを背負って二子玉川途中下車。少し記憶を上書きしようと思った。ブックフェアーをやっていたが大して見る所も無し。それにしても此の殷賑ぶり。さっきまでいた限界団地が嘘のよう。でも将来の日本は後者になる割合が高いと思うのだが。何処の飲食店も満席なので結局構内の「しぶそば」で冷やしわかめそば(390円)。帰宅は一時半。ところで大量の衣類もみな燃して仕舞うより手がないね。集団回収はやっているようだけと部外者には分からないし、車もないから勝手知ったる世田谷に持って来ることも出来ない。勿体ないし、申し訳ない。スイマセン。

午睡の後、渋谷マークシティー五階のバスターミナルへ。お姉さんは一旦帰郷するとのこと。吾人が案内する。本来ならば階下のレストラン街で送る会をするのだろうが諸般の事情で中止。2020、パイレーツ=村上水軍号、今治行き定刻発車。本日は瀬戸内バスによる一台運行体制。まあまあの乗車率かな。受験を終えたような高校生の姿もあった。御苦労さん。全てのカーテンは閉まっていたが一応最後まで御見送りす。次の上京までには弟さんも元気になるといいが。

直ぐに帰って地元の回転寿司で酒三合。2620円。此れで取り敢えずの任務終了。婆さん一人体制に復帰する。土日回数券もギリギリ使い切ったよ。

2020年・1月

1/31・金

 帰国者はホテルに缶詰めにされる。あらま。折角帰って来たのにね。そんなことしても無駄だよなぁ。封じ込めはもうとっくに無理です。そもそも北京幕府の隠蔽体質がこういうことになった。手を打つなら昨年の十二月の前半までだったと思う。ところで、そう言えば武漢ね。ボーシヨーチョーとか言ってあんなところまで攻めて行ったのだよな。考えられないね。『日中戦争全史』を読み直す。毒ガスまで使ったと書いてあった。ペン部隊も。

冬型に戻る。北風強し。午後出社。例によって金曜日の中二は余りに出来ない。真面目にやっているのにね。何だか可哀想。何だか呆然とし漫然とす。其のまま新店と日高屋へ。凡そ2000円。帰宅は十一時半。するとやっぱり家人は疲労困憊している。もう立てないと。何処か悪いのかな。ところで日付が変わるとワイハイが急に速くなる。此処数日大渋滞している感があった。どうして。就寝直後に中地震。こうして何だか慌ただしく一月が終了した。

今月の備忘論。鰻犬先生の旧宅も解体。跡地利用は不明。結構広いが所謂変形旗竿地。あの辺は一歩入ると途端に木密なんだよね。更に奥は建て替えすら出来ない筈。一方で死に掛けた商店街には耳鼻咽喉科と皮膚科が出来るよう。調剤薬局は既に二軒。さながら医療モールだな。

 

1/30・木

 武漢からの帰国者200人のうち三人に陽性反応。もうね単なる風邪でいいですよ。大抵のコロナウイルスはよくある冬の風邪の原因だそうで。こうして目出度く風邪の種類が一つ増えただけのこと。暖かくなれば自然と収まる。春よ来い。出来れば直ぐに。大体誰が何処に行って何に乗ったとか盛んに検証しているけど、大体誰に風邪を移されたかなんて、幾ら思い出しても永遠の謎だもんな。

 今日も四月の陽気。接待疲れで家人が不定愁訴。本当に容量がない。御昼は駐車場の商談。何だか最近は足りなくなったみたい。民間学童クラブのような所が借りたいらしいが、車が大きすぎて入れるかどうか。午後出社。退社後はおじさんたちと幾寅と立ち中華。合計2600円。夜更けに上って来たシロを散散撫ぜる。依然耳の後ろは痒い様だが原因は掴めず。人間用のステロイド軟膏を磨り込む。

 

1/29・水

 朝には止んで以後快晴。台風みたいだね。午前中は文庫本本棚の組み立て。併しそもそも置くところがない。本も少し処分しないと将来大変なことになるな。御昼に撤去費用の見積もりが来る。何と税込み37万円。アジャパー。六畳六畳と台所、小さな納戸と風呂の設備は入ってないけど風呂場は風呂場。それらに物がかなり堆積し押入れには物がギッシリだとしても少し高いな。捨てたら捨てた分だけ安くしてくれるというからもっと本格的に捨てなくてはならないと思った。18万円は将来への投資、(拙宅が支払う訳ではないが)37万円は過去の清算。どうしても後者を安くしたくなる。となるとゴミ処理対策本部を作らなくてはならないな。春のような暖かさの中、午後出社。退社後はBの新店。久久に彩さんと話す。後はおじさんたち。1530円。

 

1/28・火

 終日冷たい雨。お見舞いも片付けも無し。午前午後と漫然とす。休養日だね。「ヤヌスの鏡」読了。本編終了後に外伝として、あのおばあさんの生い立ちが描かれている。あんな人格になって仕舞ったのも時代と親のせいかな。それにしても此の作品が掲載されたのは八十年代初頭。文庫版の解説やあとがきに述べられている通り、虐待も多重人格も殆ど知られていなかった筈。実に先進的な作品であった。だから今見ても面白い。植木屋さんから請求書。18万円余。大体三分の二が原材料費。晩は豚肉を焼いて食べる。夜は大雨。一月とは思えない。

 武漢ウイルスは益益蔓延。株価は続落。此れを機に中国バブルが崩壊するという悲観論も。十億人の消費が落ち込むと其れぐらいの事が起こるかもしれない。まあね、なんとかなるでしょう。マクロ的には。観光業の皆さんは大変だろうけど。ちなみに今回の原因は蝙蝠辺りの哺乳類のウイルスの突然変異らしい。武漢海鮮市場=野生動物を食べるのは人類生存の伝統なのだろうが、何でこんな変異が起こるのかね。而も頻繁に。となるとある種の風土病だったものが、インフルエンサーとして世界的にブレイクしたのかもしれない。

 

1/27・月

 まだ暗い内から団地の一室に参る。今日は月二回の小物金属ゴミの日。回収時間が分からないから、こういうことになった。鍋薬缶、小型家電を中心に運び出す。引き続き片づけ。例によって大量の衣類、大半が未使用品。弟思いのお姉さんが送った品物なのだろう。結局ゴミである。つくづく年寄りの物を増やしてはいけない。それにしても川崎市は陶器の皿なども燃やして仕舞うよう。無機物だから可燃ではなく「普通」ゴミなのね。極めて緩い分別。灰はセメントの原料にでもするのかな。ゴミを出すなら川崎市だと思った。そんなこんなで何度も集積所を往復した。併し朝だというのに殆ど人が歩いていない。そもそも此の団地の半分は空室。残りの中にも通勤通学年齢の人が全く居ないのね。所謂限界団地。静かな朝です。只管ダンボール箱を潰し、中味を45リットル十数袋に縛り上げたところで本日終了。此れでどうにか動線は確保出来そう。 

 曇天の元、駅に向かってぶらぶら歩き。団地を出ると普通の住宅地。行ってきます、行ってらっしゃい式の普通の光景に出合えた。さてさて近くのスーパー銭湯で湯垢離でもしようと思った。片付けや分別は大得意だが、正直こうした部屋の片づけは余り楽しい物ではない。増して一人だとトントンさんのように軽口を叩く相手もいない。気分転換が必要である。平日料金1320円。タオルと館内着付き。早速黒い温泉につかる。続いて付属の食堂でモーニングビール、鰤のカルパッチョと天丼付き。仕事の後はこうでなくてはね。其の後ファーストクラスのようなキャビンで休憩。個別のテレビもある。アテンダントこそ出て来ないが快適其の物。帰りたくなくなるね。と言う訳で平日だというのに結構な人の出。みんなこういうところで遊んでいるのだね(土日は芋洗い温泉かもしれない)。是非自区内にも欲しいが、土地が高くて無理だよな。結局4500円も使った。内風呂より内需拡大である。帰宅は二時前。結局二時間働いて(といっても給料は出ないが)、三時間遊んでいた。晩は宅配ピザを三人で囲む。亡父の好物だった。居なくなって仕舞ってから初めて取ったね。仏壇に一切れ供える。夜から冷たい雨。

(付記)後から聞いたところによると、此処は超最新型のスーパー銭湯だという。正しくトップの数%。実に快適でした。ただね単身利用には最適だけど中人数以上の宴会用には向かないかもしれない。

 

1/26・日

 朝方は雨。武漢封鎖令に続き、今度は海外団体旅行禁止令。北京幕府はやることが違う。尤も変な病気の噂は昨年の十一月からあったという。初期消火に失敗したから取り返すのは難しいな。感染者は千人を越えたというが一千万人の間違いだとも思う。もうパンデミックである。あー、クワバラクワバラ。もう神頼み。

 午後は止んだけどまあまあ寒い一日。何となく漫然とす。従妹さんは病院を行ったり来たり。晩食は吾人が用意した刺身と唐揚げ。婆さん三人と囲んでも大して面白くも無し。

 

1/25・土

 さてさて本日は吾人が出動す。従妹さんを連れてまず宮前平。須見伯母と合流して弟さんの居宅へ。古い団地の一室。覚悟はしていたがかなりの荒れよう。取り立てての臭気はないので、生活ゴミと言うより、長年の生活用品が堆積した割合が大きいかな。例えば同じような服が何十着もあり、同じような食品が何十個も干からびている。貴重品を探そうにも足の踏み場がない。取り敢えず、片づけ開始。いや併しね、ちょっとやそっと量じゃないよね。弟さんは脳梗塞を患った後に介護ヘルパーさんも入っていた筈なのだが、介護保険に片づけという項目はないのかな。

昼食を挟み午後も漫然と片していると、近所の人が出て来てくれた。何でももうすぐ普通ゴミの回収がある。大抵の物は持って行ってくれるとアドバイスされる。俄然ピッチが上がる。三人とも猛烈な勢いで袋詰めと運び出し。冷蔵庫を空にして、大量の衣類を運び出す。川崎市も世田谷区同様、分別が緩くて助かるね。トントン拍子にリヤカー二杯分ほど出したところで集積所の容量が限界になった。興奮が多少収まったところで、頼んでおいた何時もの内装屋さんの若頭と新顔の回収屋さんが来る。早速撤去の見積もりを取った。ざっくり二杯分は減った筈だが、依然として膨大な量が堆積している。そもそも大きなものもあるし、元元素人に負える量ではないな。さてさて本日の片づけは此処まで。お礼がてら期限内な缶詰等を階上の女性に差し入れた。

続いて弟さんの入院先へタクシー移動。転院先は所謂療養型の病院である。吾人とは初対面かな。一応話せる状態にはなって来たが、経口摂取は依然不能。お姉さんに会えて喜んでいた。頻りに早く帰りたいとも述べていたが、帰りたい場所は川崎のあの部屋ではなく、故郷=今治のことだろう。ここで吾人は先帰り。たまプラーザまでバスで出た。買い物は吾人が済ませ、晩食は四人で鍋を囲んだ。ちなみに弟さんの最初の入院費はロハであったという。日本の社会保障制度は素晴らしい。そして無駄が多い。部屋には残薬の山。あの市営住宅もボロボロ。

 

1/24・金

 曇ってはいるがまあまあ暖かい。午後はまあまあ晴れる。家人たちはお見舞いに。次なる問題は部屋の撤収である。何時もの内装屋さんに連絡を取る。幸い意識も回復して来たというので貴重品等のありかは把握出来そう。それらをサルベージしたのちの一斉撤去は割と安いらしい(トントンさんのようにきちんと探索分別するとなると相当な金額になる)。と言う訳で色色な算段を付けた。夕方前出社。金二万円受け取る。退社後はBの新店と中華立ち飲み。後者は閑散。春節前だけど何となく物憂い感じが漂っていた。中国が咳をすると日本経済は肺炎になるな。観光産業から影響がじわじわと。

 

1/23・木

 さてさてまだ暗い内から渋谷に参る。家人の従妹の出迎えである。バスごとお迎えしようと思い、暫し表で待つ。併し時間になってもバスがさっぱり来ない。誘導員さんに聞くと、もうとっくに着いていると。何と三十分も前に。アジャパー。(降車のみの)高速バスって早いのね。と言うことは、待合室にいたあのお年寄りが当該人物だったよう。何しろ顔を知らないからね。遅れた御挨拶の後、まず拙宅にむかうことになった。(十二時間も座っていた筈だから)少し歩いた方がいいと思い、電車で案内する。すると最寄り駅に着いた途端に雨が降り出す。出迎え事業は散散である。楽しい上京ではないのに、つくづく申し訳ない。

須見伯母を加え、早速八十代女性三人で様子を見に行った。すると弟さんは話せる程度には回復したとのこと。良い兆しである。但し住まいの市営住宅はゴミ屋敷状態であったと。うーん、今度はリアル片づけトントンである。午後出社。退社後はBの新店。役者志望の従業員に一杯奢らされた。全部で1950円。帰宅後も静かにする。何しろ拙宅に三人住まうと言うことなど一年半ぶりの事だね。

武漢の空港や駅は悉く閉鎖されたというが、まあ無理だよな。ウイルスは物凄く小さいもの。つくづく弱毒性で済むことを祈ります。鼻風邪程度がいいな。

 

1/22・水

 朝から曇って大変寒い。午後出社。都立高校推薦入試の出願日。ある生徒は三時間も待たされたと憤慨していた。お役所(が運営する学校)と大病院は大概そんなものだよと応えておく。此れも人生経験だな。でも幾ら何でも三時間は酷いね。どういう事務処理効率なのだろう。なお私立高校の推薦入試の日でもある。但し専願の生徒は二人だけ。どういう訳だか今年は異様に一般入試が多い。二月の末まで働かなくてはならないな(新型コロナウイルスに罹りそう)。退社後はBの新店で軽く(1040円)。更に碑文谷のココイチでフライドチキンカレー二辛の御飯少な目。缶麦酒を付けて1100円。本年の初カレーであった。

 

1/21・火

 朝には全身打撲のような症状に。中年の冷や水だな。割と冬型の晴れ。続きの工事。松には栄養剤、低木も植えた。砂利も運んだ。大体二時間で終了。続いて散髪。続いてシロを獣医へ搬送。先週から耳の後ろを頻りに掻いていた。例の疥癬が心配される。皮膚はまあまあ綺麗とのこと(大抵耳たぶからやられるそう)。取り敢えず様子を見ることに(元気な猫は進行が遅いとも)。ステロイド系の痒み止めを打って御仕舞。3300円。

四国の従妹が泊まりに来るかもしれないので家人は布団の準備。従って今日の昼も弁当。絶賛買い食い生活である。一つは「福のから」、もう一つは立ち売り。一つは紙製の容器、一つはプラスチック。使い捨てプラスチックがなくなったら飢え死にするね。ちなみに四国からの夜行バスは渋谷のマークシティーというビルに着く。家人に幾ら説明してもそんな建物は知らないと宣う。東横のれん街の上だと言っても全く以て理解不能。例によって口論になる。そんなビルも知らないとはなんて詰まらない人生だったと恨み節まで飛び出した。再開発も大概にして欲しいものである。そんなこんなで午後は漫然とす。晩は適当鍋。

武漢ウイルスはじわじわと浸透す。既に人から人への大量感染だと。中国式最新型監視網でも拡大を防ぐことは難しいだろう。何しろもう直ぐ春節。十億人の大移動である。弱毒性だといいなぁ。2009年、メキシコからの新型インフルエンザはあっという間に蔓延したけど、幸いにして毒性が強くなかった。あの年は吾人も夏風邪を引いている。早速感染した筈である。

 

1/20・月

 やっぱり砂利を引いた方が佳いと言うことになり、朝から植木屋さんが来る。新棟の北側を中心に防草シートを敷き、砕石を被せる。吾人も20キロの石の袋を沢山下ろして運んだ。他は梅の幹の修繕。終日快晴の作業日和。午後もあちこちの手直しなど。残り物の人工芝も張る。やってもやっても切りがないな。砂利が足りなくなったので本日は早めの終了となる。直接取引だから住宅メーカーに頼むより安いだろう。

 午後家人帰宅。従妹の弟さんの転院先に行っていた。元元の糖尿病も悪化して全身の衰弱が著しいと(意識不明の重体)。今月の第一週までは元気だったそうである(其れに元は鉄道員で割とちゃんとしていた人だったらしい)。なお地理的に家人が第一保証人になる。早速山ほど同意書を書かされたと。ということは、あの(緊急)電話が掛かってくる可能性もあるな。それにしても、みなさん次次と現世からロールアウトされて行く。リアルやすらぎの郷である。午睡の後、吾人は出張所で住民票の受け取り。滅失登記と新築登記に必要。年が明けても忙しないね。昼はスーパーの弁当。晩は別のスーパーの牛肉を焼いた。少し精を付けないといけないと思った。使った筋肉を解す為、二日続けて入浴。すると芥田先生から寒中見舞いが来る。年賀状が来ないから少し心配していたのだが、実は昨年の始めに大きな不幸があって年賀状を出されなかったと知ってなお驚いた。

 

1/19・日

 朝から快晴。昨日今日と最後のセンター試験。私大も広く利用できるようになったのが共通一次試験との違いだったが、来年からはどうなるのだっけ。毎年数十万人が受験すると枕詞のように説明されるが、国公立大学は兎も角、私大などは既に半分は推薦やAO入試で決まっている。

 家に居ても仕様がないので昼は晴雷亭に。須々木さん以下、行き場のない中高年が大勢来ている。二時間ほど昼酒。其の後は職場に回航し自習の監督。七時半退社。Bの本店を覗くも彩さんには合えず。まあ二匹目のどじょうは滅多に居ないよな。一杯だけ飲んで帰宅。730円。昼の炒飯と焼酎が胃もたれして結構辛い。

 

1/18・土

 午前中は小雪が舞う。朝はレトルト御粥。守道監督急逝。つくづく地道な人だった。采配も去り方も。結局夜までずっと小雨。買い物は一便。他には漫画版の『ヤヌスの鏡・1』(集英社文庫)を取り寄せて読んだ。元元は少女漫画なのね。昭和版のことは余り思い出せないが、桜井版は結構原作に忠実な作りであることが分かった。

 さてさて特に何にもない日は酒を呑むに限る。六時ぐらいから始めた。ところで此の時間は大抵「報道特集」(TBS系)を眺めるのだが、本日の特集はイランとカシミール。見ている内に漸く上げたテンションはみるみる下がった。

 

1/17・金

 武漢から帰国した人が新型肺炎を患う。幸い回復したそうだが新手のコロナウイルスだという。具合が悪い人は飛行機に乗って欲しくないが、みんな変更が出来ないチケットだから這ってでも乗って仕舞うのだろう。併し太陽みたいな名前のウイルスがあるのだね。名に反して凶暴。

午後出社。退社後はBと日高屋とIで大量飲酒。嫌なことはみんな忘れて帰る。全部で4500円。帰宅は一時半。久久に嫌がるまでシロをあやした。

 

1/16・木

 家人の従妹の弟さんは川崎に住んでいて、余りお付き合いはないのだけど、インフルエンザから肺炎を起こし大学病院の集中治療室に入ったという。お姉さんは四国に住んでいるので、代わりに須見伯母が様子を見に行ったところ、面会謝絶の重症の模様。弟さんは独居老人。セルフネグレクトみたいな状態だったらしい。うーん。

 大体曇る。午後出社。ところで職場には先週からコーヒーサーバーがある。面白がって中三女子に作ってやった。旨いうまいと飲んでいた。まあ此れも受験勉強の思い出だね。ちなみに此のサーバーは無料レンタル。中味のカプセルは近所のスーパーでも売っていて一杯60円程度。但しあまり安売りはしていないよう。例によって中で儲ける戦略なのね。ジェネリック品を勝手に作って売ったら怒られるだろうな。さてさて退社後は今日も新店。一杯410円のビールと、250円の酎ハイを呑む。250円のワンカップも。酒に比べたらあのコーヒーなど只みたいなものだな。

 

1/15・水

 未明からかなりの雨。気が付くと一月も半ば。今年は最初の一週間を失ったから何だか調子が出ないね。昼過ぎまで結構降った。午後出社。中三には図形の入試の短問を解かせようと思ったが、肝心の吾人がよく分からない。事前に解いたが、汗びっしょりである。大体ABEがDQNと合同であるとかはね、大体見れば分かることだけど、此れを理を詰めて説明するとなると難しいものである。要は感覚である。結構草臥れて退社。Bの新店で1400円。帰宅後菓子パン。

 

1/14・火

 晴れ。未明に中地震。今年は暖冬だと言うがやっぱり冬は秋よりかは寒い。夜は鋤焼きにした。ところで昨日は成人の日。ちなみに新成人は122万人だそう。一方昨年生まれた赤ちゃんは87万人。何だかんだ言って、今までが第三次ベビーブーム(もどき)だったんだね。団塊ジュニアは二十年ぐらい掛けて実はまあまあの数の子どもを産んでいたのだろう。其れが終わると一気に八十万人台である。ブームやバブルと言うものは終わって見なければ本当のことは分からないものである。

ケーブルテレビで銀英伝の新作シリーズ第二期。銀河帝国の描写が気になる。王宮は綺麗に整っているけど、いや併しねこういう国家体制だと立派な宇宙戦艦は造れても、民生用には満足な冷蔵庫一つないんだろうなぁ。

 

1/13・月

 晴れ。午前中は宿酔気味。昼は地元のあっさりラーメン(800円)。鶏のスープなのだろうが妙に甘味が出て苦手な味。さてさて何とか回復してきたので、午後思い付き出社。祝日なので授業はないが、片付けをしつつ、受験生の質問に答えた。夕方S木先生が来たので後を託して退社。

さてさて此処からが思案橋である。取り敢えずBの新店で待機。エリアマネージャーのミキさんとおしゃべりするうちに、彩さん登場。お互いに宿酔明けの模様。いや併し(久久に)読みが的中したね。早速昨日反省会をした。すっかり気の良くなった吾人は、若い男子従業員にうどんを振る舞う(450円の二人前)。利他の精神を心掛けなくてはならない。薄くした酒を呑みのみ二時間半もいた(2540年・・・久久の遥か未来)。新店は昔の雰囲気が少しあって割と居心地がいいんだよね。禁煙だし。九時前帰宅。

 

1/12・日

 午後外出す。目的地は蒲田の外れの温泉施設。おじさんたち主催の新年会である。人に見せる裸体も聞かせる歌も無いので、此処数年は欠席していたのだが、彩さんが来るというので出動す。途中立ち飲みBの蒲田店と「ラーメン大」でひとりゼロ次会。宴席は五時開始。延延と続く。彩さんとは多少親しくはなった。すっかり送って帰る筈がどういう訳だか吾人だけ逸れて仕舞う。

ところで雑色から帰るのって難しいんだよね。京急蒲田から東急蒲田まで這う這うの体で徒歩連絡。こんな筈ではなかったが、気持ちは伝えられたと思いたいな。こうしてマーキュリー計画がスタートしたのである。バーIまで帰ったが結局誰にも行き合えず。追い越したのか、置いて行かれたのか。其のままタクシーで帰宅。1780円。一万三千歩。何やっているんだろう。

 

1/11・土

 家人は鎌倉へ。午後はまあまあ晴れる。朝は干しそば。昼は三丁目のとんかつ弁当。あちこちの片付けと清掃。夕方家人帰宅。横浜駅白杖の人と衝突して仕舞ったとしょげている。何しろ腰も背中も曲がって視野が狭くなっているからね。

 

1/10・金

 朝方は物干し台の組み立て。何十年も使ったものは腐食して折れそうになっていたので交換することになった。例によって組み立て式。伸縮自在なのはいいがチャチな造りだね(ネット通販で僅か数千円)。そう言えば竿だけ屋って、全く見なくなったな。午後出社。取り立ててどうと言うことも無い日。退社後はBの本店と中華に。どちらも大混雑。割と早目の帰宅となった。正直まだ麦酒の味が戻らないというのもある。其れに三日しか働いていないが何だか疲労が著しい。

 アメリカとイランを巡る対立は何とかなりそうな感じだ。でもある種の巻き添えで撃ち落とされたウクライナ機の乗員乗客は可哀想だな。つくづく民兵みたいな連中にミサイルを扱わせてはいけない。よく訓練された筈の正規軍でもしばしば誤射事件が起きている。

 

1/9・木

 朝から晴れて暖かい。須見伯母が来たので、700円の弁当で歓待する。午後出社。退社後は無責任社長と一献。隣りの食堂と生徒のラーメン店。此方も新年会。

 沖縄にも豚コレラ。ああアグー豚が。イランでは民間機が遭難。ミサイルの誤射だという。何ということが。此れだから軍事的緊張を高めてはいけない。元会長はレバノンで恨み節。少なくとも数百億もふんだくったと言うのにね。

 

1/8・水

 春一番みたいな南風が吹くと言われたが、結局何も吹かず。昼前は大雨。ずっと寒い。どうしてこんな予報ミスが出るの。止んだ頃早めに出社。今日から通常授業。今年の初仕事でもある。講習の片付け、清掃、溜まった事務仕事。夕方富士そば休憩。退社後はBの本店。皆さま勢揃い。其のまま日高屋へ流れ込む。実質的な新年会だね。

 

1/7・火

 曇り勝ち。七草粥よりステーキの香草和えぐらい食べたいところだが、其処まで食欲が回復せず。昼はせい家の付け麵。此れが今年の初外食。午後から小雨。他は漫然とす。夜は何度も上厠す。今週から付属駐車場も埋まった。

暇に飽かせてパソコンのウイルスソフトの更新。随分前から懇願されていた。適当にクリックしていると変なサイトに誘導される。すわ詐欺かと思ったが、どうもそうではないらしい。要はNTTは自社提供をやめたらしい。それならそうとそう書くべきである。此の手のマニュアルが分かったためしがないな。吾人ならこう書く。「面倒くさいので自社でのソフト供給をやめました。優秀な他社に移って頂きます。料金は其のままです」。何事も本質を捉えた説明をしないといけない。

 

1/6・月

 快晴。心身ともに回復す。まず大量の正月ゴミと引っ越し(して来た)ゴミの整理。国税庁のホームページも明けたので早速不動産所得内訳書を作成。清書だけだからどんどん進む。あっという間に四人分作成終了。晩食は吾人が買い物に行き、鍋を沸かした。日中十度以上。陽が落ちても八度。大変暖かい一日であったと天気予報の人は言っていたが、吾人にとってはまるで真冬の一日。ズボン三枚、常時ダウンを着ていてもやっぱり寒かった。すっかり体力筋力が落ちたね。しばしば皮膚感覚を大事にしろなどと言われるが、インフルの前と後では全く違う。こういうものはつくづく当てにならないと思った。

寝ていた間にイラン情勢が大変なことに。困った軍閥の親玉とは言え、幾ら何でも爆殺は拙いよな。却って国を纏めて仕舞うだろう。

 

1/5・日

 快晴。咳も止まる。直ちに復旧作業に取り掛かる。身の回りの片付け、寝具の交換、布団干し、入浴、洗濯(の手伝い)、狸パトロール、ゴミ拾い、排水管の点検。修身、斉家・・・、此の先は続かず。午後はリハビリがてらに確定申告の準備。何時の間にか年が明けているのである。遅い午後に半田の煮麺。ちなみにタミフルなどは予防投与が認められているそう。十割負担で飲みまくっている人が居るのだろうな。夜は暇に飽かせて「西村京太郎トラベルミステリー71」。松本が舞台なので見ていたが、どう見てもコントにしか見えず(何しろゲストがサンドウィッチマン)。其れにあずさで行ったり来たりするだけで、ダイヤトリックも無し。最近はこんな感じなのかね。

 元会長を載せた飛行機の操縦士らは逮捕されたそう。それにしても此れが国際的なプロ経営者の末路だと思うとかなり寂しいものがある。

 

1/4・土 

 どうにか熱も下がった。今日明日の講習は運休。一部クラスの併結運転や後日振替輸送等の措置をとった。いや併し参ったね。悪い夢を見ていたようだけど、体のあちこちが痛い。咳も残る。咳で腰も痛めた。悪夢は続いている。それにしても手洗いだけは励行していたし、職場に加湿器も持ち込んでいる。毎晩のアルコールうがいも効果がないとなると、予防注射も考えなくてはならないと思った。なおタミフルは四錠で御仕舞(返品したい)。大体効いた感じがしないね。そもそも抗インフルエンザ薬と言うものは、ウイルスの増殖を押さえることで発熱を抑制して重症化を防ぐことに主眼があるらしい。ぱあっと治る訳ではないのね(当たり前か)。体の弱い子どもや高齢者には有効なのだろうが、盛年男子には効果は今一つと言うことである(もっと燃え上がって一日早く治したかった)。何にしても、今回の罹患は少しショックである。矢張り年末に授業を積み過ぎた。其処で免疫力が低下したのだと思う。

 少し起き出して身の回りの軽作業。其れ以外は無為。幸い狸は出ていない模様。残り少ない咳止めを半分にして服用す(一昨日貰い損ねた)。晩は残り物とスーパーの惣菜を合わせる。味の濃い物はよう食えない。大病すると味覚が変わる。酒も一合程度。飲み過ぎて食べ過ぎてたな。夜は一瞬三十七度。残照。通り雨あり。

 

1/3・金

 八角から作った薬が効いたのか朝には収まった感じ。但し時時重い咳が残る。全身のダメージ酷し。徐徐に湿った咳が出始める。拙いな、前前回は此れで呼吸困難になったのである。残薬メジコン投入。午後になってもジュクジュクと発熱する。三十七度前後。もっとパッと出た方が治るかな。どちらにしても矢張りインフルエンザは手強いと言うことである。

弱ったところに、また疥癬狸が。猫小屋を占拠していると。追い出した所で大して逃げず。かと言って捕獲しても役所はずっと休み。どうしたらいいの。後ろ足の状態から見ると、昨年の六月に来たのと同じだな。毛は頭に僅かに残る程度。矢張り二匹いたのである。取り敢えず猫小屋を予備のものに交換。また入られると困るので囮代わりの段ボール箱を設置。暫らくして逃げて行ったらしいが、そんなこんなですっかり冷え切る。寒い寒い。エアコンに電気行火を点けて布団を被っても凍えるね。狸も辛いが、吾人も辛い。其れに警戒警備に当たると言っても腰の悪いばあさんひとりではね。書生でも置きたいところである。夜も三十七度台。朝は餅、昼はリンゴ、夜はアスターの残りに小ライス。本日無酒。

 

1/2・木

 未明に熱は下がった感じだが、時折乾いた咳が残る。今季三回目、本当によく風邪を引く。朝は極小量飲酒。色色と買って置いてよかった。以後安静にする。三十七度程度の微熱が続く。案外酷い。沢山寝ても寝足りない。どうしてだろう。

少し治りが遅いので、休日診療している近所の医院を探して参る。すると劇的な混雑な上に、列はなかなか進まず。一時間半近く待った診察結果はインフルエンザのA型(但し反応はかなり弱い)。アジャパー。明後日明明後日の授業、どうしよう。医薬合わせて3500円。帰宅後、軽い夕飯。直ちに「タミフル」投与。夜は三十八度近く出た。A型の診断が出たのは数年ぶりだな。免疫はかすれて仕舞ったよう。つくづく残念である。うーん、一昨日の記述が我ながら恨めしい。此の時期は、トモローネバーノウズ、本当に予測不能である。

 

1/1・水

 明け方は少し曇っていたが、照って来ると直ぐに晴れた。朝から日本酒を少少。二年続けての二人だけの正月である。するとまさかとは思ったが小咳が。午後から寒む気。直ちに緊急就寝。三時間ほど横になると軽い発熱。三十七度五分を記録。やはり風邪を引いた。渋谷で移されたか。いや数日前から体が少し強張った感じがしていたこともあるなぁ。昨日のオードブルを軽く食べて軽く飲んで御仕舞。

 元会長は楽器に隠れて関所を突破したという。プロの犯行だね。何かの故事にあったかな。まあね、日本の司法が酷いことは確かなんだけどね。