4月18日・月曜

 在来線は仙台までつながったとのこと。新幹線より先に復旧するとは珍しい。
昨日来のどを痛め少し発熱した感じ。昼過ぎまで横になる。それで国会の集中審議をラジオで聞いていたが、首相の行動や言動の仔細を取り上げての応酬ばかりで、今回の震災に国としてどう対処するのかなどの根幹にかかわる討論はなし。かのリスボンの震災は当時のヨーロッパ思想界に大きな影響を及ぼしたというが、むろんその手の議論を国会に望むものではない。
節電した上で企業の自家発電等も動員すれば今夏の電力不足は、早くもどうにかなりそうな感じである。となるとやはり原発は不要だったという議論になるから、推進派としては停電の一つや二つはむしろ望むところかもしれない。あれば便利だが無ければ無いでどうにかなるものも多い。原発がなくなったところで、別に明治時代に戻るわけではない。もっとも火力の多用で温暖化が進むと心配するむきはあるだろうが。
午後遅く出社。調子は良くなかったが、いざ授業に臨めば悪い時は悪いなりにどうにかなるものである。