4月22日・金曜

東電の社長が避難所を訪問し謝罪したと言うが、謝罪をしようがしまいが今さらどうにもならない話である。予備電源をせめてもう少し高い所に置いておけばこんなことにはならなかったのだが…。
放出された放射能は10の何乗とかテラとか何千兆ベクレルと言われる。もはや天文学的な数字である。天文学ではキロメートルのケタが多くなると光年を使う。わかりやすくするために誰か新単位を作ってもらえないだろうか。ちなみに毒薬などは致死量何人分とか言うが、さすがにそれは無理だろうが…。いや、そもそも原子力発電所などと言うから実態が分からなくなる。核エネルギー発電所とでも言っておけばよかった。
ゴールデンウィークが近いが例によって盛り上がりを欠いている。単なる自粛に留まらない。マグニチュード7クラスの地震の危険が関東以東のあらゆるところで高まっていると民間研究者のみならず東大の地震研究所なども言い始めているのだから仕様がない。午後出社。新人の面接をする。
夜は定例の金曜会となった。しゃぶしゃぶバイキングの店は混んでいたが9時過ぎになると一気にお客が減り始める。閉店の1時間前に早々と誰もいなくなるあたりは震災の影響であろう。