4月26日・火曜

第一原発の避難地域内に何人もの住民が残っているという。主に高齢者で、放射能より避難所での不便な暮らしの方が寿命を縮めると避難を固辞している。自衛隊員や警察官や町内会の役員などが説得にあたっているようだが切ない話である。特に人生の最後がそうなってしまうとなると本当に気の毒である。
生協宅配の卵はここのところ餌の不足から黄身がひどく薄い色になっている。なんだかみすぼらしく思っていたが、別に味が変わったと言うほどのことでもない。黄身はまさしく黄色で構わないと思う。橙色がうまいわけではない。また鶏に限らず家畜の飼料不足は深刻なようである。
夜更けに家の周りを歩くと妙に暗く感じた。別に節電された形跡はない。恐らく植物が茂ってきて街灯の光を遮っているからだと思う。