5月2日・月曜

 一日晴れ。やはり校庭の放射線量が問題となり始めている。参与の辞任もPR効果はあったようだ。また国会でも取り上げられたが、仮設住宅の建設は遅れているようで、特に土地が確保できないらしい。高台の公共の土地は限られており今後は農地なども臨時に転用するそうである。
いくら地方と言っても海岸沿いの市街中心はかなりの人口密度で都市部の住宅密集地と大差ないように思う。それだけ平地が限られているからである。高台は安全だろうが住むには不便であり、また高台・郊外のニュータウンが不人気なのは東京も同じである。もっとも最近の東京都心部はとんでもない高さのマンションが林立し始めている。高層マンションには延焼や洪水の心配は少ないが、高さそのものが地震には不安要素であり高層マンション人気には陰りが出るであろうと言われている。
連休の谷間の平日。別に休んでもよかったが特に行く所もする事もないので出社する。小中学生はいつもどおりに通ってくる。人生の初発の勢いであろうか子どもらに「谷間」の感覚はない。ならば連休の谷間が一般的にはいかに苦痛であるかをわざわざ知らせてやることもあるまい。