5月7日・土曜

夕方まで小雨。気温低し。家人はゴウゴウとエアコンをつけている。なぜガスにせぬのかと言うと空気が悪くなるとの応え。拙宅のガスヒーターは外部吸気式ではないので、排気ガスもろとも部屋を暖めるので効率は高い。その分室内の空気も汚れる。電気は部屋は汚さないが、彼の地を目茶苦茶にしてしまった。ここは部屋の汚れた空気を甘んじて吸い込むのが公平と言うべきものだろう。
この連休は天気に恵まれなかった。天候不順でこのまま冷夏になると電力不足の折はよいのだが、東北の農家は特に困るだろう。
夕飯には唐揚げを買ってきてお酒を飲む。鶏肉の脂の多いところをさらに油で揚げて食べると言うこの食べ物は、手っ取り早く満足感が得られるためか流行している。不況期には手堅い商売のようである。お酒は金紋で所在地が秋田の大仙とあるが、まるでどこだかわからない。市町村合併でへんてこな地名が増えて困る。調べてみると大曲であったのであまり震災とは関係がなさそうであるが、近所のスーパーには東北の酒はこれしかなかった。被災地から出荷されるにはもう少し時間がかかると思う。工場被災の為タバコの供給が滞っていて影響が出始めている。酒やたばこは戦時中でも配給されていたというから、国民生活には重要な品物である。