6月5日・日曜

義援金の配分も遅れているようで方方から批判が出ているが、窓口となる役所も被災しており、配分のペースは中々上がらない。今までに2500億程度集まった義援金も一人当たりにすると数十万円の範囲というから当座の生活資金で消えてしまうだろう。奥尻の時は義援金で家が建ったというが、阪神の時は被災者が多くて到底建たなかった。今回の被害はそれ以上だから、見舞金程度になるかもしれない。
首相の退陣は第二次補正予算成立の夏ごろということになり、少しは政局混乱が収まる気配となる。第二次補正予算はいくらになるか見当もつかず、財源の手当てが喫緊の課題となる。さらなる赤字国債の発行になるかそれとも特別な復興債となるか、いよいよ増税も打ち出されることにもなるだろう。
一日晴れまたは曇り。気温高め。少しは運動しなくてはならないと思い、自転車で出かけるも目的地を決めずに出た結果、何処に行こうかずっと思案しながら4時間も走り回ることとなる。考えながら走るので頭も同じぐらいくたびれてしまう。帰宅後方方の草が伸び放題になっていたことを思い出す。冷房節約の為、街角の緑はなるべく残せとの御触れが出ているので、木々は秋まで切らないことにしたが、草の方は切らないことには、蚊が増え、ゴミを捨てられ、別の猫にフンをされ、通行人に立ち小便をされるからでどうしょうもない。少し鎌で刈ったがすぐに疲れてしまい午睡となる。肝心な処に運動力が投入できなくて一日無駄なことをしたと反省する。夜には通り雨。これでまた草が伸びる。