6月12日・日曜

早朝に浜通りで震度4。都内は微震程度。以後数度の余震あり。首相は被災地を訪問し健在ぶりとやる気をアピール。被災者から逆に励まされる結果となる。一方政治空白を招かないために、首相は早く退陣せよとの声が与党内の中間派あたりからもしきりに出てくる。自分たちで引きずり降ろしておいて、今さら政治空白云々も無いだろうに…。また大連立の方は急に尻つぼみとなる。恐らく総選挙を睨んでのことだろうが、被災地は選挙をやれる状況にないので、衆議院は任期満了近くまでやらざる得ないだろう。
全国の原子力発電所が続々と定期点検に入る。一旦点検に入ると、運転再開には地元自治体の同意が必要となるので、第一原発事故後の再開はより難しくなるとのこと。これで節電と脱原発は全国区の課題となる。また電力会社の株主総会では原発撤退の提案が相次いでいる。
別のスーパーへ東北急行運転。仙台のお酒を購入。売り子は南仏のワインを勧めて来たが、今年は東北のお酒にしますと謝絶する。何だか一級の国粋主義者にでもなった気分である。ならば会津の国権を飲まねばならないと思ったが、あいにく近所の店では見たことがない。日中は曇り。夜から降り始める。九州では梅雨の末期のような豪雨が続く。沖縄はもう梅雨明けしたから、今年は梅雨入りあたりからスピードアップしたのかもしれない。となるとどこかを長くして時間調整するだろうから、いよいよ夏が心配である。