6月29日・水曜

気仙沼に鰹船が入港し初水揚げ。ご祝儀相場がつき三倍の高値だと云う。また配管の故障を直し、汚染水の循環注水再開。来月中の安定冷却を目指す。
昨夜は与党議員総会が催され、野次と怒号が飛び交う集会となる。首相は解散をチラつかせ与党内の反対派を黙らせたが、まるで授業で騒ぎ立てる質の悪い生徒を、近々抜き打ちで試験をするぞと云って脅す教師の如き対応である。党首としての権威が失墜すると、後は解散権と云う権力の行使を仄めかす必要があるのだろう。もはや与党内の亀裂はどうにも修復不可能と云ったところで政権党の体をなしておらず。
全国的に暑く、梅雨の中休みとしては激烈な日差しで、都内の最高気温は35度に達する。到頭拙宅も電気冷房を使用す。ただし設定は28℃にし、扇風機と併用し何とか涼む。本日の東電管内の最大消費電力は、午後2時台に4500万kw余を記録。使用率は9割を超えたが、昨夏は6000万は使っていたので、随分と節電できている模様。
午後出社。暑い自転車急行を降りれば室内は十分涼しい。それで十分と感じる。退社後直帰。猫連は元来が砂漠の生き物にて、昼の暑さにもケロッとして寝て過ごす。看に行くと却って安心するのか、二匹の雄猫は堂堂と寝返りを打ち、手足を伸ばせるだけ伸ばし大の字になって再び寝入る。首根っ子をえいと摘まみ上げ抱きかかえると、四肢を伸ばした状態でまだ寝続ける。しかし日が落ちると人の顔を見るなり何かしら面白可笑しく感じるらしく方方を走り回る次第で、容易に掴まらず。昼と夜ではまるで違う生き物である。