7月31日・日曜

午前4時前に福島で震度5強、都内も相当揺れた。久久に吃驚する程の揺れだった。亦一日小雨が降ったり止んだりで、驚くほど涼しく、半袖では寒いくらいであった。それにしてもこんな冷夏になるとはひと月前には誰も云っていなかった。ひと月先の大凡の天候もわからないのだから、地震の予知など望むべくもない話だと思った。
朝から出社。午後4時過ぎには退社。そのまま帰るのも何なんで、いつもの立ち飲み屋に行き、目敏い親や生徒に見つからないようにして明るいうちから飲む。日曜日ならそれもいいだろう。元来私には朝食をとる習慣がなく、昼も何だか食べそびれてしまったので、色色食べたいと思った。無造作に頼むのもお行儀が悪いので、前菜(但し金平牛蒡)、刺身(但し鮪四切れ)、焼き物(但し焼き鳥二本)、揚げ物(但し海老一本小魚二本)、煮物(但し銀鱈のかまの煮つけ)、酢の物の順に出してもらいちょっとした会席料理気分である。酒を4杯飲んで〆て2000円余。只ご飯と水菓子の類は店にはないので、家に帰って続きを飲んだ。