8月24日・水曜

昼前から晴れて32度近くまで暑くなる。午後出社。都内の学校の夏休みは昔から40日間と相場が決まっていたが、最近では公立学校での短縮が進む。夏休みが本日限りと云う学校も多いので、宿題の手伝いに追われる。最近の小中学校は冷房完備だから、節電の折、夏休みはもっと長い方がいいのだろう。尤も実態は逆かもしれない。休みとなれば皆個人部屋に閉じこもるので、それらの一つ一つに電気冷房をかける必要が出て来る。一部屋ずつに冷房をかけるより、一か所の教室に大勢押し込んで冷房をかけた方が節電にはなるだろう。だけど人を一か所に大勢押し込むと云う発想は全体主義に繋がるのでよくない。
そう云えば、今夏はスーパーなどで惣菜類が良く売れたと言う。バラバラの台所で一つ一つ作るより節電になるとのことで各店とも大売り出しをやっていた。これも何だか戦前戦中の共同炊事を彷彿させる。あの頃も個個で炊事すると材料や燃料が無駄になるから、隣組で集まって晩のおかずを作ったそうである。