この時期木木の枝刈りと草取りを進めると大量の剪定ごみが出る。本来は植木屋に頼むべき程の量だが、家人を動員して自前で剪定する。今の所、世田谷の家庭ごみは無料回収だが、散散出して申し訳ないと常常思う。週二度の燃やせるゴミの回収で70リットルの袋に限界に詰めて毎回二袋。これでも回収車の邪魔にならぬよう一度の排出量を抑えているので、庭には常に滞貨の袋があと数袋といったところである。一シーズンで、軽トラック一、二台分ぐらいは出すであろうか。
尤も地域の緑化には貢献している訳だから、多少は大目に見て欲しい所だが、昨今の心配は放射性物質の件である。目下世田谷のゴミ焼却灰からどっさりとセシウムが出たという話は聞かないが、これらの葉っぱ類にもいくらかの放射性物質が取り込まれているに違いないと思う。余り一度に沢山は出さぬ方がよいのかと思う。
日中晴れ。気温は25度程度。午後出社。退社後いつもの立ち飲み屋で250円の秋刀魚の塩焼きを注文す。何処の秋刀魚かと考えながら食べていると、店員殿にそんな食べ方は無いと秋刀魚の食べ方を指南される。何でもチマチマと表裏右左と引っ繰り返して食べるのは素人で、玄人は尾の所で背骨を圧し折り、背骨と肋骨を一気に外して一息に食べるのだと。でも私は一息に食べるより、肋骨と背骨から一一身を剥がしながら、右往左往と引っ繰り返して食べる方が性に合っていると思うし、何だか特に今年の秋刀魚はそうして食べたいと思う様でもある。