10月11日・火曜

除染の対象地域は段階的に引き上げられ、一都六県、日本の国土全体の1.3%に及ぶことになったという。大風呂敷の計画だが、除染の方法すら定かではないのだから、まずは福島、特に子どもの立ち回り先を最優先して行うべきである。
また中通りなどの第一原発から離れた汚染地域では、除染や避難を巡って住民同士の対立も表面化していると言い、事故の影響は留まるところを知らない。関東でも、剪定ごみを燃やさずに危険ゴミとして回収する自治体が出てきた。尤も回収した後は、空き地に兎に角野積みにするしか方法がない。木や草は恐ろしい程どんどん伸びるから、うず高く積もる事になるが、焼却灰の持って行き場がないからお手上げである。尚今日で震災から7カ月となった。本日付の死者は1万5822人、行方不明者は3923人である。
火曜不出社。漸く咳が収まる。体調の悪化は早く、回復にはより時間が掛かるようになったので大変困る。