10月15日・土曜

午前中は台風の様な雨と風が吹きつけるも、昼には収まる。学生野球の観戦に誘われていたが、体調不良を理由にキャンセルする。観戦後、神宮球場から回航してきた後輩連と地元の世田谷で飲んだ。最近流行りの立ち飲みのワインバーなどにも行き、聞いたことも無い横文字の洋食を肴に一人一本の割りで立って飲んだ。
思えば、昨日も一昨日も一昨昨日も立って飲んでいるが、普段から立って飲んでいるので疲れないという事はない。仕事中は立って喋り、退社後も立って飲み、休日もこうして立って飲んでいる。何だかくたびれた。そもそも立ち飲み屋とは、給仕や調理をする店員も立っているし、お金を支払うお客も立っている。この妙な平等主義はよくない。そうかと言って、客も店員も座ってしまってはお店の仕事は出来ないから、やはり店員は立って仕事をし、お客は静かに座らせるのが一番良い方法だと思う。その後は座って飲む店を三軒梯子する。例によって大枚が吹き飛ばされていった。
震災後初となる地震学会が開催される。大地震の予知に失敗し大きな被害を出してしまったと、学者先生方の自己批判の会の様だったと伝えられた。しかし、そもそも地震の予知に成功するとは、世間一般の殆どの人は思ってもいないし、亦期待もしていないから、地震学者殿は自己の能力と世間の期待をやや過大に見積もっていたと言えるであろう。