10月22日・土曜

雨のち曇り。午前中は時折強く降るも午後はやむ。日本が地震原子力事故に大わらわになっている頃に、中東も大変な事になっており、アフリカ北部の国では有名な佐官が殺害されるまでの事態となった。独裁政権は潰えつつあるが、しかしそれが中東の春という程、温かいものになるかどうかは不透明である。
また一方で謎のアルファベット三文字の貿易協定への参加も取り沙汰されている。貿易が盛んになるとの触れ込みだが、大体最近の日本は輸出で儲かる様な態勢ではない。おまけにこの円高状況で関税が無くなってしまっては、農業国と途上国から安価な製品が流入し、国内産業は大変なことになってしまうだろう。其れに推進派からは、自由貿易と言うバスに乗り遅れるなとの標語が出てくる辺り、何だか益益危ない感じである。
金曜会の別会として鮨の会が催され、知人の鮨店に出掛ける。尤も正確には知人の御両親のお店である。亦鮨店で行う会合を、わざわざ鮨の会と言うのも同語反復の様だから、次回までに、鮨を食べに行く会への改名を提案しようと思う。日本酒持ち込み可と言う事なので、会津と岩国のお酒を持参する。久しぶりに早い時間から飲んだ。その後いつもの立ち飲み屋に回航し飲み直しして帰宅する。幸い雨には降られずに済んだ。