10月23日・日曜

新聞連載によると、第一原発から30キロ離れた村では、放射能汚染が相当進んでいるにもかかわらず、住民は避難させられずに放置された嫌いがあるとのことである。事故直後から官公庁の者と思われる白装束姿の男たちは、身元を明かすことなく放射能を測定して回る一方、住民が身分や汚染状況を問い正してもはぐらかすばかりで大事な事は何も告げなかったという。結局本格的避難が始まるまで凡そ一ヶ月近くは掛かった。この間政府は安全だと言い続けたが、住民の被曝を放置した責任は誰かが追及し、また誰かが追及されねばならない事だろう。
雨は朝方には止む。大して晴れはしなかったが南の空気が流れ込み日中は25度になり半袖一枚となる。昨夜は飲み過ぎたので今晩は大して飲まなかった。すると寝付くのに結構苦労した。