11月18日・金曜

一日曇り。午後出社。定期試験は半分は終了したので、職場環境は少し落ち着く。酒屋に勤めている塾の卒業生から、仏蘭西の新酒を売り込まれる。立場上致し方なく購入す。一本1200円余り。ラベルには航空便とあったから、新酒の解禁日に合わせて空路で運び込んだ物である。通常民間旅客機にはお客の為のお酒は積んでいるが、今回はそのお酒がお客で、飛行機を態態仕立てて飛んでくるから、価格の半分は航空運賃であろう。其れに円高原子力事故のお蔭で日本から運び出す品物も無いから、帰りは空荷かもしれない。となると帰りの運賃も少しは掛かっているのかもしれない。
頼みもしないお酒に、頼みもしない運賃が付加されているから勿体無い買い物である。そもそも葡萄酒など滅多に飲まないので、未だに旨いのか不味いのかさっぱり分からない。退社後は金曜会に途中参加。帰宅は深夜となる。