12月4日・日曜

朝から快晴でようやく太陽が顔を出したと云う感じ。猫も喜び庭を駆け回り、燥いだ序でに二階まで起こしに来た。
祖母の命日が近いので、家人と墓参りに出た。久久に渋谷までバスに乗った。幹線道路には自転車が次次と来て、バスと抜きつ抜かれつつの競り合いを演じており、窓外の光景にハラハラすること数度。最近自転車で移動する人が増えたと感じてはいたが、自転車に乗っても大抵の人人の行き先は同じだから、都心に近くなるほど自転車も集中し郊外とは密度が違う。しかもちょこまかと車道を走るから危なっかしいこと限りなし。
自転車に乗るのは気分がいい。混んだ電車やバスに乗るより遥かに良いし、場所によっては目的地には早く着く。だけど、気持ちよさにかまけて、誰もが自転車に乗って都心に乗り込めば、道路は直ぐに足りなくなる。道路と云うものは限りある公共財なのだから、先ず公共輸送を優先し、私的な交通手段は例え自転車であっても利用には制限をかけなければならないと思った。墓参後は近くの蕎麦屋に寄って、ほんの少しお酒を飲んで其のまま帰った。帰りは全て電車にした。