1月22日・月曜

午前中まで小雨が残る。午後はほんの少しだけ晴れ間が出た。シロを撫ぜると毛が綺麗になっていて良かった。ひと月も雨が降らなかったので、シロの毛は、暇さえあれば舐めていても、良くて象牙色、下手すれば薄茶になっていただけに、漸く本来の純白に近付いた感じである。
少し出掛けた。昔からある和菓子屋が閉じていた。高齢で後継ぎもいないから店仕舞いしたのだろう。最近は高齢の夫婦だけでやっているような商店、飲食店を成るべく選んで行くようにはしている。何れも上客とまではいかないが、そういう店がなくなると寂しい。二年後に消費増税がなされると、高齢の店主たちは、それをよい潮時と思い、挙って店を閉じるであろう。街の様相も随分と悪くなるに違いない。今日は、泥葱も蜜柑も午の巻き寿司も晩の刺身も自転車の修理も全て個人の商店に頼んだ。