1月31日・火曜

政府系の研究機関によると、50年後の日本の人口は三割減ると云う。人が減れば狭い日本が広くなって良い等と云うのは、経済の仕組みを知らない者の発想であろう。少子高齢化が進めば労働力人口も減るが、其れを上回るペースで仕事が減ってしまえば、失業は却って増える。先ず内需型の産業が下から総崩れとなる。学習塾が厳しい。其れは貧乏学院を見れば明らかである。生徒の数は此の10年で4割減である。しかも残った6割もとんでもない生徒が増えた感じで、売り上げが減って手間仕事が増えたのでは敵わない。その次は学校が本格的に危ない。子どもの次は若者が減るのだから、飲食業も娯楽産業も職業野球も自動車も家電も家作も住宅販売もどんどん危なくなるであろう。そう考えると我が貧乏学院は人口減少社会の最前線である。何方か此の憐れな万年下士官に前線勤務手当を出して貰えないだろうか。
毎日晴れ。日本海側は毎日大雪。昨夜は殆どお酒を飲まなかった。その為かどうかは分からないが目醒めた瞬間から非常に調子が良い。お酒を飲まない世人の多くは毎朝こんなに良い目醒めをしているのかと思うと少し羨ましい。火曜不出社。溜まっていた日誌を書き、本を読み、録画を観て過ごす。