2/28・水
朝から塗装工事。下塗り、本塗、二度塗りをする。大した壁面積ではないが、間に乾燥時間を設けなくてはならないので案外時間が掛かる。午後出社。本務校の中三の授業も本日で御仕舞。自習と質問タイムにしたが何の質問も出ず。何でもいいから発言するようにとしたのだが。此の学年も出入りが激しく、終始盛り上がりに欠けた印象。教科指導を除くとコミュニケーションが成立しない。退社後は立ち飲みB。春の嵐が近づいて来るというので早目の帰還。塗り直しの終了した玄関に入る。綺麗にはなったが、余り代わり映えがしない。いっそピンクとかにすればよかったな。こうして二月も過ぎ去る。
裁量労働制の拡大は見送られたよう。専門職的な働き方を一般的な社員に広げようという事からして無理があった。派遣労働の全面的解禁の時と同様、どんどん拡大されてとんでもないことに成りかねない。今やるべきことは週休三日、若しくは週三十時間制の導入ぐらいだろう。生産高が同じで労働時間が減れば生産性は向上する訳だし。まあ労働法制が機能するのもある程度の規模以上の企業群だけどね。
2/27・火
見て歩くと、五号室の給湯器から軽く水漏れしている。水抜き栓の辺りから。先月は余りに寒く、凍結防止措置をしたから、少し緩んでいたのだろう。適当に締め直したら収まった。よく分からないけど直って欲しい所である。買い物は二便。散歩も一便。日中暖かく、取り立てて無為。夜は玄関付近の品物の疎開留置。招き猫から観葉植物、自転車の空気入れ等等、ないようで実は物が溢れていると思った。無駄な物はない筈なんだけどね。
女子カーリングチームはお国入り。夜のニュースで生中継されていた。現在の常呂は北見市常呂町という区分らしい。サロマ湖の辺りである。鉄道は既にない。それどころか根元の石北線も危ない感じである。北見市にはふるさと納税が殺到しているらしいが、矢張りふるさと運賃制度が欲しいと思った。いやいや、そもそも東海道新幹線と山手線の阿保みたいな上がりのほんの一部でも三島会社に回すべきである。政治家は何をしているのだろう(特に自民党の旧来派)。もっと予算を取って来いよ。石北線がなくなったら玉葱も運べなくなるのだぞ。
寝しなにBSドキュメント「麻薬中毒の街・ルイセローが見たアメリカ」。吾人も色色な物に依存しているのだろうが、薬物というものは桁が違うな。緑豊かな田舎町には深刻な依存患者が続続と。目の前でどんどん御注射を打たれていた。超強力な医療用鎮痛剤の濫用が招いた結果らしいが、つくづく社会が荒廃すると恐ろしいことになる。ウエストバージニア州は所謂ラストベルトになるのかな。アメリカという国も一度くらい亡びないのが不思議。アメリカは広いからな。でも半分ぐらいはもう沈んでいる計算である。
2/26・月
寒い、遅い、風が強い、そもそも雪が降らない所だろうと散散な事を言われた平昌五輪も閉会。而も次は北京だというから驚く。パラリンピックも終わればまた政治の季節だな。
午後千寿に出校。再び神保町で教材購入。序でに古書店も覗いたが何にもヒットしない。此の所余り頭が動かない。ならば積んである本を読めばいいという事にもなるだろうが、積んであるものを崩すにはもっと力がいる。退社後は町屋のBへ。併しD元常務は不在。早目の納杯となった。
2/25・日
久久に出鱈目散歩に出る。出鱈目といっても一応目的地がある。相模原市に古い自動販売機を集めたところがあるというので行って見ようと思った。田園都市線を終点まで乗り、小田急線に乗り換え。相模大野下車。適当なバスに乗り、少し歩いたら着いた。そばうどん、ラーメン、ハンバーガー、トーストの定番自販機は皆揃っている。元元古い機械を集めていた人が、直して稼動させて売り出したら人気が出たとのこと。本業はタイヤ屋さんである。従って積年のオートレストランの雰囲気はないが、其の心意気に感謝したいと思った。早速天ぷらそば(300円)を食う。箱入りハンバーガー(280円)も頬張った。さてさて任務終了。以後出鱈目に歩く。
周辺は住宅開発もされているが、雑木林が残り、郊外型店舗の他には物流センターや自動車屋さんなどが点在。例によって歩いている人は稀である。吾人もこういうところに強制移住させられれば、軽自動車くらい運転しなくてはならないな。神奈川中央交通は頑張っているが、バスと自転車と時時タクシーでは生活が維持できない。特に両家人の通院が困る。
十六号を越え、横浜線を潜り抜け、都下に入った辺りでギブアップ。再び神奈中バスに乗り町田駅へ。町田と言えば、矢張り行天屋である。豚骨醤油ラーメン(700円)を脂少な目で。併し両隣りの学生さんはもやしと分厚い豚肉が沢山載った二郎のようなラーメンを食べている。「ぎ郎」というらしい。インスパイヤーばやりだな。糖質に加え塩分も取り過ぎた。駅周辺を暫し散策。「高原書店」にも寄ったが収穫は無し。横浜線で帰ることとす。長津田で崎陽軒の弁当を三つ。此れで晩食の準備も終了。帰宅は三時前。交通費概算1400円。二万歩。
2/24・土
朝から時刻表を買いに行く。例によって改定号だが何も面白い所は無し。改定されればされるほど詰まらなくなるのが此の世界である。次にイヤダカライヤダを繰り返す老家人を、一日歩かないと三日歩けなくなる(日が近づく)と諭して、散歩に連れ出す。併し150メートル先でギブアップ。復路は車椅子搬送となる。今年中には歩行困難、来年は寝た切りになるな。もう少し頑張って貰わなくては。本人にとっても周りの人にとって不幸である。
昼は環七の福森で付け麵(800円)。煮干しと豚骨の合わせ出汁。久久だけど矢張り旨い。小上りは小さな子連れで満員。世田谷の出生率はこんなにも高かったかと愕然とす。いやしかし翼翼考えて見ると、座敷のあるラーメン店は少ないからだな。本当に小さい子には畳の方が佳い。店のおばちゃんが手際よく捌いていた。つくづく給仕は年増の女性に限る。ファミレスや日高屋ではこうは行くまい。
近くの大関で晩食用の刺身盛りを買って帰る。夕方更に鳥屋の焼き鳥。午後からは暖かくなった。何度も出たり入ったり自転車で駆け回っているから鼻が可笑しい。愈愈来たようである。五号室入居。入居者とは先日顔を合わせたから、本日の挨拶は無しとした。
ベネズエラ経済は大変なことになっていると今朝の新聞が伝えている。ハイパーインフレーションとなり、輸入に頼っていた店の棚は空っぽ。人人はみな痩せっぽっちになって仕舞ったとのこと。下らない品物で溢れ返っている日本の棚と取り換えたいと思った。いやしかし、まあまあの国でも僅か数年でこんなことになるのだね。此の国のスパイラルデフレーションも経済失政の一種だろうけど、今の所は飢えて死ぬことはない。其れでも将来のことは分からないと思った。
女子カーリングはイギリスに競り勝ち銅メダル。カーリングが話題になったのは何回前の五輪からだろう(確か他の競技でメダルが余りに取れなさ過ぎて、結果としてカーリングが注目されたと記憶している)。立ち飲みSの小さいブラウン管テレビで遅くまでみんなで見た覚えがある。あれから苦節十云年の快挙であると思った。再開発でSはなくなり、「みんな」の中で残っているのは鶴木さんくらいである。
2/23・金
再三再四の銃撃事件を受けて学校の先生も拳銃くらい腰からぶら下げるべきだという議論が成されているとのこと。馬鹿馬鹿しいにも程があるが、併し学校というものは狙われやすい(恐らくショッピングセンターよりも)。矢張り学校で酷い目に遭って、先生や級友に恨みを持っている元生徒が多いという事なのだろう。アメリカのような所でもそうなのだから、日本など校舎ごと爆破されても可笑しくはない。爆薬が近くに在ればの話であるが。つくづく学校というものはもう少し何とかならないものだろうか。
朝は小雨が残り結構寒い。本日は枝垂れ桃の植え替えだけやって終了。八時に来て九時に帰って行った。今年は寒くて雪が降って、植木屋さん泣かせだな。ぼんやりしていると今度は電気ポットが壊れたとのこと。まだ五年物である。汲み上げ機能は生きているが加熱が不能。電気魔法瓶式で結構高かったのだけれど。週に二度しか働かない炊飯器と違って二十四時間勤務だからかな。基盤が少し壊れただけだろうが、こういう品物は直せない。今更薬缶の生活には戻れないから、早速買いに出掛けた。早逝した象に代わり虎にしたかったが、省エネ式の物は象の物しか売っていなかった。約一万円。優湯生とかいう大そうな名前が付いているが、どの道数年の寿命だろう。同じ会社の物だから使い勝っても全く同じ。年寄りには丁度良かった。
ところで此の日記を始めて来月で七年。此の間殆ど全ての家電が入れ替わったと思った。洗濯機、冷蔵庫、エアコン二台、パソコン、吾人の携帯電話は故障により置き換え(結構な損耗率だ)。テレビは壊れていないけど強制買い替え。替わっていないのは、給湯器、ブルーレイレコーダー(ともに2010年製)と家人の携帯電話くらいだな。あと電子レンジと二台の掃除機は其のままだ。
ところで量販スーパーの向かいの牛丼屋には朝だというのに行列が出来ていた。携帯電話の会社が無料券を配っているらしい。どういうビジネスモデルだか知らないが、人をお貰いさんにするのは宜しくない傾向だと思った。大体只の物など此の世にはない筈である(太陽を除く)。
無責任社長が面談に間に合わないというので午後早目に出社。途中チラシ配り。八時前の退社後は晴雷亭、中華立ち飲みと連戦す。一方女子カーリングは韓国に必死に追いすがる。併し追い越せない。緊迫した場面で他の酔客に状況分析を求められた。延長十回ノーアウト満塁と応えた。野球の例えでは分からないというので、お腹を壊して乗った地下鉄が人身事故で動かなくなったようなものとした。矢張り最後の一投で決められた。事実上の完敗だな。帰宅は十二時頃。
2/22・木
朝から小雨。非常に寒い。雪でも降ってきそう。植木屋さんは明日に順延となる。午後は国会中継を眺める。厚生労働省が提出した資料が出鱈目だったそうで、目下問題となっている。論文なら撤回、本なら絶版回収レベルの大間違いだという。日本で一番難しい大学を優秀な成績で出た人たちが作ったのだろうけどね。一体どうしたのだろう。ひょっとして学力低下?
夜は早速鯖の水煮の缶詰。其れにしても構成員の年齢がどんどん上がっているから、国民の関心事の上位は常に健康問題である。誠に情けない話であるが、四十過ぎの吾人ですら病気は怖い。ああなってこうなって結局死んで仕舞ったという話を聞くと実は震える。全ては運命だが、中には防げる病気もあるだろう。是非病気の体験館のような物があったら行って見たいと思った。こういうおしっこが出たら拙いとか、こういう見え方をしたらあの病気を疑うべきだとか、そういう病気の前触れのようなものを可視化し体験させて欲しい。入り口で血液検査をして、出る頃に検査結果を知らせてくれれば尚宜しい。当然併設の食堂は禁酒禁肉。健康長寿食を食べて貰う。施設は成るべく駅から遠い方がいいだろう。
そう言えば昨日の社会科の問題で、地方自治体の業務にない物を選べと言うものがあって、正解は条約を結ぶというものがあった。いやしかし、自治体外交というものもあるだろう。例えば東京都が独自に条約を結んで、都下は絶対に狙いませんなどと署名させることは可能なのだろうか。幾らか対価を支払っても面白いと思った。現に山陰の方の県は余計な記念日を作って日韓関係を悪くしている。ならばその逆も可能という事である。
2/21・水
午前中は塗装屋さんが下見に来る。カビだらけで余りにみすぼらしいので、玄関付近を塗り直すことにした。午後出社。金伍万円受け取る。年度末が迫り結構忙しい。退社後は立ち飲みBへ。更に天屋先生の姿が見えたので久久にバーI。三つ目の金メダルより有名俳優の急逝の方が話題となる。いい役者だった。心筋梗塞らしい。鯖を食べるとコレステロール値は急減すると先生に教えられた。最後に碑文谷で天麩羅蕎麦。一時頃帰宅す。久久に遅くまで飲んで回った。全部で三千円くらい。
2/20・火
少し精をつけようと自転車で二十分走り、農大近くのラーメン「陸」へ。所謂二郎系(730円)。偶に食うと矢張り旨い。再び二十分走って帰宅。何だか草臥れて昏昏と午睡。夜は冷凍食。ぼんやりとテレビを見ているとメダルセレモニー。此処は君が代より「信濃の国」が相応しいと思った。練習の際にも国の世話にも余り成っていないようだし。
2/19・月
概ね晴れ。午後千寿に向けて出校。神保町で途中下車(東急メトロパス利用)。三省堂で検定教科書を買う序でに「みすず」も入手。恒例の読書アンケート号である。雪掻き、インフルエンザ(多分)、確定申告に阻まれ最近本を読んでいない。何かしらのヒントを得ようとす。再び半蔵門線に。そう言えば電車にも乗っていない。時間があるので草加まで行って折り返した。東武の新特急と擦れ違う。併し会津には丁度去年の今頃行って仕舞った。出来れば電車特急よりディーゼル特急に乗りたいと思った。
此方の中三の授業は本日で終了。今後会うことは少ないだろうが、やる気と元気で高校生活を楽しんで欲しいと激励す。退社後は町屋のBへ。D常務は町屋店のオーナーとして独立したらしい。新たな従業員も雇い入れていた。少し独自メニューを開発してくれると有り難い。
帰宅後は時刻表を捲り返して検討す。併し何だか捗らず。「南紀」や「南風」や「宇和海」の文字を見ても心躍らず。鬱状態なのだと思った。そう言えば、一昨年の軽井沢の事故で低層大学の子がいなかったのは何故だろうと議論になった。金銭的な事情よりも、計画を立てて実行するだけの意志と能力がある学生が少ないからだろうという結論に達した。旅行計画を考えるというのは結構大変である。
2/18・日
朝から晴れ。陽光煌めく。空気は冷たいがもう春は近い。家人は鎌倉で昼餐会。従妹の健二君の中国転勤の送別会でもある。本来なら吾人も出動する所だが、老家人一人を置いて措けないということで留守番す。北鎌倉の何だか高そうな洋食店を予約したそうだが、吾人は冷凍炒飯、老家人には冷凍饂飩。つくづく酷い人生である。
それにしても今月は警察署にも税務署にも赴いた。訴追と徴税は国家権力其の物である。鎌倉幕府の設立も最近は1185年と見る説が有力。其れは守護と地頭が設置された年である。出来れば官吏も税吏も居ない国に住みたいけどね。夜は女子スピードスケート。今大会二人目の金メダリストが誕生す。聞けば茅野の出身で松本の病院勤務。伊那の高校にも通っていたとのこと。飯田線にも乗ったのだろう。確かにあの辺は寒いことは寒いし、山もあるが、日本海からは離れているから雪は降らないな。
2/17・土
午後には寒気が入り、再びの冬型に。偶には五輪中継を見る。男子フィギュアスケートでは金銀を独占す。大したものである。四年に一度の一瞬の大舞台に賭けるというのも、常人には推し量れないな。何しろ緊張感が違う。配られた夕刊には一時過ぎの出来事がもう出ていた。スポーツ中継もいいけど、此の後からの大騒ぎが厭なんだよな。
夜になって表彰式。君が代が流れていた。併しウインタースポーツというものもやれる所は限られる。まず第一に寒くなくてはならない。其の上にスキーやスノーボードをするなら雪が降らなくてはならない。山が必要である(寒くても土地が平たいオランダはスピードスケート一辺倒なのだという)。また逆にマリンスポーツは内陸県ではやりにくい。野球などの陸上球戯ですら未だに西日本が優勢である。結局日本という国も本来はバラバラなのである。明治政府に徳川家も参加させるアイデアもあったのだという。そうすれば廃藩置県は起こらず、日本は緩やかな分権型国家として近代をスタートさせた筈である。何れそうなったにしても海外侵略のスピードはもっとずっと遅かったに違いない。磯田という歴史学者が述べていた(2/10の東京新聞)。そっちの方が佳かったな。
2/16・金
潮は満ち、大枚を上納する時が近づいた。愈愈税務署に進撃す。空いている窓口は三つだけなので、矢張り列が伸びている。二十分は待たされたが、まあまあの許容範囲。ちなみに初日からノコノコと申告に来るような人は御年寄りばかりである。eタックスなどは使わず、みな手書きの申告書の御様子(吾人も昨年まではそうだった)。医療費控除を受ける際、領収書の添付が不要になったことを知らない人多数。幾人も分厚い封筒を突き返されていた。また所得が少なくそもそもの申告が不要な人も多数来場す。区役所への住民税の申告だけで結構ですなどと言われている。とうとう税務署を間違えている人さえいた。相変わらずの珍プレー集である。併しこうして他人の間違いを見ていられるのも、余裕が出てきた証拠だと思った。老家人と吾人の二通出して三分で終了。現金で即時納付す。計測器にお札が吸い取られていく。丸でわが身が引き裂かれるかのよう。正しく血税。間接税や口座引き落としとは痛みが違うと思った。何はともあれ此れで全任務終了。
早速、税務署の斜向かいの区役所の食堂に参る。麦酒でも飲みたい気分だったが、生憎まだ午前中なので麻婆飯のみ(830円)。両家人用に押し寿司を買って帰宅す。案の定、昼のニュースでは大物俳優が出て来て「納税は国民の義務」「早く申告するとすっきりします」などと言っていた。前者は大嘘だが、後者は本当である。漸く少し落ち着いた。
そう言えば、税務署付近にはインタビュアーもビラを配る人も居なかった。国税庁長官の罷免を求めて本日一斉デモンストレーションがあるそうである。何しろ大事な書類も綺麗さっぱり捨てましたと答弁した人だからね。領収書の束も山羊の大群が突如襲って来て一切合財食べられて仕舞いましたとでも言いたくなるよな。
休憩の後、金曜日ではあるが、千寿に出校。途中散髪す。過去問演習等を執り行い早目の退社となる。町屋のBに行きたいところだが、何だか下腹部に自信がない。昼の麻婆豆腐が辛過ぎたか。(外の)トイレに行くべきか行かざるべきか、飲むべきか飲まざるべきか。一番無難な選択をして其のまま帰った。結局何ともなかったが、此れは結果論だな。兎に角、満員電車で脂汗、汚い便座に緊急着陸など、正しく悪夢である。
2/15・木
久久に暖かい一日。まず老家人を床屋に搬送。帰りは頑張って歩いて貰った。昼は地元でとんこつ醤油ラーメン(700円)。最近碌な物を食べていないと家人が言うので、豚肉を買って帰った。塩麹を塗って焼いて食べる。
2/14・水
午後出社。時節柄か小学生の女の子は色色な物を配っていた。最近は義理や友が主流とのこと。こうなると御中元や御歳暮や振る舞い酒と変わりがないと思った。経済というものの一定層が、贈与や喜捨で成り立っているというのも確かなことであるから、日頃の感謝の印しを配って歩くことは間違いでは無かろう。但し小学校の先生は公務員だから、社会的儀礼の範囲を越えたものを送ると贈賄に当たると指導した。そもそも贈り物に見返りを求めてはいけない。目指すべきは無償の愛と蕩尽、そして内需拡大である。
退社後は立ち飲みBへ。紫煙に巻かれ、くしゃみが止まらない。其れに何だかゾクゾクする。また風邪を引いたかもしれないと思った。早早に引き上げ(1200円)。帰り掛けにラーメンでも食べたかったが、最近はどの店も閉店が早い。空振りして帰る。
平昌五輪はメダルラッシュ。最近は少し強化予算が付いているのかな。能力があってもある程度の御金がないと伸ばせない。ちなみに国内のスキー人口は激減中である。交通宿泊費に加え、リフト代が掛かるからね。そもそもスキーというものは、発電所が拵えた力で位置エネルギーを貯め、運動エネルギーに変えている。詰まりモータースポーツの一種と考えるべきである(クロスカントリーを除く)。だから御金が掛かるのは仕方がない。JRなどは「(もう一度)私を(新幹線で)スキーに連れてって」なんてキャンペーンをやっている。残念なことに、寒い時期に寒い所に行く気力が沸かず、スキー場にはもう二十年も行っていない。併し此のまま太平洋側に人口が集中すれば、何れは五輪に出るような人が居なくなるかもしれない。雪も氷も出来れば無い方が有り難い。今年は特にそう思う。
2/13・火
連日の大雪で北陸線の特急は運休続き。金沢から京阪神方面に行くのに、北陸新幹線プラス東海道新幹線を使うルートが推奨されている。此の場合、乗車券は其のまま使えるが、特急券は別途購入とのこと。北陸と東海道では乗り継ぎ割引も無いし、大変な出費になると思った。国鉄時代はもう少し頑張って走らせたのかな。詰まり早く新幹線を作って下さいと言うPRである。そう言えば長野五輪がなければ、あの新幹線はそもそも通っていたのだろうか。未だに軽井沢辺りまでの開業だったかもしれない。(189系のあさまリレー号とかが走っている?)
寒気は関東まで入り込み、午後は何だか曇る。スマホの充電器を量販店に買いに行く。ラインアップを見ると案外高い。大体プラグと銅線で成り立つものであろう。そんなに高い訳がない。売り場の下の方にあったものを探し出して買い求めた。三百円。随分前の製品らしいが、機能に問題はなかった。
少し中味を整理しようと思い、スマホのデータをパソコン本体に移行す。すると4000件もの画像が勝手に転送される。三年近くでそんなにあったとは知らなかった(大半が勝手に保存されている)。中には伯母の最期に近い写真などもあるが、99%が全くの不要物である。98%を慎重に削除した。一時間以上も掛かった。何でも記録にとって措くということも考え物である。メモ魔という人に大抵碌な人はいない。
2/12・月
再び冬型に。偶には変わったことをしようと思い、鶴木さんに昼食に誘われる。と言っても、行ったのは職場近くの晴雷亭。序でに一瞬だけ出社して資源ゴミを搬出。鶴木さんは早朝テニスの後に偶に寄っているのだという。他にも色色と御客が居て、昼から飲んだり食べたりしている。ところで晴雷亭のマスターはマスコミ取材を受けるかどうかで思案顔。夕方の民放ニュースの「人情商店」なんてタイトルで取材交渉をされたらしい。真面目なマスターは詐欺ではないかと心配している。見たところの企画書はA4一枚だが、幾ら何でも後から現金とかは請求されないだろう。長年の勤勉さが認められたのだから、是非受けるようにと常連客一同で説得した。
昼飲みは麦酒一本で終了。帰り掛けに碑文谷の洋菓子店でショートケーキを購入。家人への土産とした。此の店は昔からあるので碑文谷の顔である。一個400円(税込み)。小学生の頃は一個300円位だったから良心的な価格設定だろう。どういう訳だか生菓子より焼き菓子の方に列が伸びていた。夜は五輪中継を垣間見る。強風で競技は大変そう。何しろシベリアから吹いてくるからな。日本海を隔てた側でも大荒れである。
2/11・日
大体曇り勝ち。其れでも暖かい。スマホが充電出来ず。すわ故障かと思ったが、どうもケーブル側の破損のよう。通信兼用ケーブルでパソコンのUSBに繋いだところ通電できた。但し流れる電流が少ないらしく時間は倍掛かる。そう言えば本体の方も最近は調子が悪いし、こういうものは三年位で壊れるようになっているのだと思った。
其の後日吉に向かう。鷺乃間君のおうちにお呼ばれす。坪上君同行。遅れて月波君。四時から八時までお部屋で飲酒。其の後、昨年も行った鯛めし屋に参る。閉店間際ということで一杯ずつ飲んで食べて御仕舞。鯛めしも上物は旨いが、御飯が悪いな。粒がバラバラでぼそぼそ。めし屋は飯が旨くないとね。連日の大量飲酒からか何だか調子も良くない。不完全気味に終了す。碑文谷駅から震えて歩いた。また冬になったみたい。
2/10・土
朝はまあまあの晴れ。昼は「丸金」でラーメン(700円)。開店一番で入ったら豚骨の出汁が出てない感じ。あれでは丸大棒ラーメンの方が旨い。五号室落成す。他のどの部屋よりも完成度は高い。賃料ももっと高く出来たな。何しろ元が余りに汚かったから強気になれなかった。こうなったら早く入居して欲しい。空室を出さないことが賃貸住宅の基本。空き部屋は誰の利益にもならない。
徐徐に曇って夜は小雨。比較的暖かい。南北首脳級会談。北の方から南北首脳会談の実施を持ち掛けて来たという。核開発の為の時間と資金稼ぎか、本気で方針転換を図って来るのかは全く不明。前者の割合の方が高いかな。実妹はニコニコとしていた。対立をエモーショナルに和らげようという積りなのだろう。表情から本心を読み取る機械とか、ないよなぁ。
2/9・金
平昌五輪開幕に合わせて、北の高官も南入り。小皇帝の実妹もやって来る。妹なんていたんだね。常識人だといいけれど。融和モードは何時まで続くのだろう。閉会までかなぁ。
三恵新聞は米兵の美談を掲載し、掲載しない沖縄の新聞を好き勝手に非難していたらしい。美談はネット投稿の引用だそうで、そもそもそんな出来事は無かった。流石に訂正して謝罪したそうだが、酷い報道被害である。それにしても沖縄で三恵を取っている人なんているのだろうか。身の回りには偶にいる。床屋とか飲食店が多い気がする。安いからね。
午後出社。退社後は鶴木さんと須須木さんを佐渡屋に尋ねる。割と空いていた。御二人のお話しが余りに詰まらないので、テレビ画面に目を移す。丁度開幕式をやっていた。寒い時期に寒い夜中にやるとは、御苦労な話しである。Aも厭厭行ったらしい(但し誰にも構って貰えない)。パラリンピックの閉会式は何時だろう。出来れば無期限に延長して、通年開催として欲しいものである。
2/8・木
寝て起きて見ると肩が軽い。確かに効果はあるのだけどね。度度鎌倉までは行けないな。かと言って、度度来て貰う訳にも。特に老家人は他者を家に上げるのを嫌がるから。殊に老境に達してからは益益。老いた姿を見せたくないのだろうけど。
朝から晴れ。昼は「せい家」で付け麵。取り立てて無為。何時の間にか改憲は九条に絞られる形に。当初は九十六条だの、緊急事態条項だの、教育無償化などと言っていたのだが、何時の間にか外堀が埋められて、本丸を狙い始めている。愈愈行けないな。北陸の大雪は漸く止んだ。併し被害は相当なもの。数日分の食料は備蓄しておかなくてはね。元元は皆そういう生活をしていたのだけど。
2/7・水
朝から晴れ。鎌倉で治療院をやっている年の離れた従兄のノリさんがやって来る。眩暈により遠出が出来ない家人の往診の為である。序でに吾人も治療して貰った。鎌倉から自家用車を運転して来て、大急ぎで施術して、疾風のように還って行った。どうもノリさんはせっかちでいけないと思った。
其の後出社。立ち飲みBに寄って帰る。丁度マネージャーのМさんがいた。BチェーンもK社長の個人商店の段階から大手チェーンに経営転換を行っているとのこと。色色と不具合なところを直しているのだという。幸いにして従業員も休みが取れるようにはなったが、其の分メニューが画一的となり、昔からのお客様には御不便を掛けていると謝られた。休みが増えたのは佳いことであるし、メニューの画一化は時代の流れであるからな。つくづく店も大きくなると詰まらなくなる。
2/6・火
朝から警察署に参る。別に何をした訳ではない。運転免許証の更新である。あれから五年も経って仕舞った。此の間、一ミリも運転しなくとも更新は更新である。三千円を支払い、視力検査を無事通過(少し危なかった)、写真撮影と進む。生憎次の講習まで三十分待ち。止むを得ず近所を散策す。隣には消防署がある。ぼんやりと眺めていると、丁度救急車が出場する所であった。指令によると腰痛により歩行困難とのこと。何だかのんびりと出て行った。そりゃまあ、女学生がマラソン直後に倒れ意識不明などとは気合が違うよな。
例によって講習後に新免許証が交付される。平成三十五年まで有効とある。併し平成は来年の四月で御仕舞である。三十五年は新元号の何年になるんだっけ。執拗に元号を使うのは御役所と金融機関だけだな。そろそろ止めにして欲しい。午後は日誌の整理。
日本海側は再三再四の大雪。特に福井が酷いらしい。アメリカの株安を請けて東京も全面安。それにしても、向こうの国の景気は順調なのだそうである。そうなると何れ金利が上がるから、取り合えず株を売って儲けて、其の結果として株価が暴落する・・・というのもね。相変わらずのマネーゲームであると思った。言うまでもなく、吾人の日記は月一回の更新である。ツイッターもやらない。株の取り引きも、其れぐらいの頻度に改めるべきであろう。
夜になり皇女の御成婚は事実上破談との報道がされる。此の所は男性側の家庭の問題が噴出していた。いやしかし、其処まで色色と粗を探されてもね。恋愛結婚などまず出来なくなる。異なる階級間での出合いの可能性がまだ其処にはあったのだけれど。「婚姻は、両性の合意のみに基づいて成立」す。とは言っても、日本国憲法は天皇から始まるからな。
2/5・月
朝から晴れた。通常勤務に戻る。まず老家人をデイサービスに連れて行き、其の足で量販スーパーへ。五号室に据え付けるガスコンロを購入。リニューアルの度に新造投入してきたが、もう何個目になるのだろう。何だか体力が落ちたようで這う這うの体で運び入れた。アンチネット通販派というのも結構辛い。
午後千寿に出校。例によって半蔵門線に載っていると水天宮前で人身事故があり、神保町で動かなくなる。困ったものである。大手町まで行けば千代田線が待っている。僅か一駅。併しスイカで乗っているので振り替え乗車は出来ず。三田線に乗れば都営の運賃が余計に掛かる(更にメトロも)。困った困ったと考えている内に半蔵門が案外早く動くことに。無事千代田に乗り移れた。併しICカードで乗っていると、何でこういう扱いになるのかなあ。降りる駅を決めていないと輸送契約が完了していない計算になるからだそうだが、紙の切符で乗っている人など今時どれだけいるのだろう。(МXニュースによると歩きスマホの男性が線路に転落して無事に引き上げられたとのこと。迷惑な話しである。)
退社後は町屋のBに。D常務はいなかったが、名代として宮川君がいた。色色と思い出話をし、今後のBの展望について語り合った。昔は常連客と店員さんでコミュニティーがあったのだけどね。こういう雰囲気も全ては懐かしい。大手飲食チェーンに買収されたBは愈愈酷いという事なのだろう。
陸上自衛隊のヘリが佐賀で墜落。民家は全焼し、住民にも被害が出る。整備不良の模様。人数が足りてないのは米軍も自衛隊も同じらしい。
2/4・日
早速朝からゴミ拾い。すると近所の社宅兼東京営業所も解体が決まったよう。ずっと前から空き物件であった。ネット検索によると持ち主は名古屋の食糧会社とのこと。売却してマンションにでもするのだろう。昔栄えた会社は色色と資産を持っているから、本業が傾いても何とかやっていける(黒字ならばスイマセン)。
御昼になり成城にバスで出る。世田谷区選挙管理委員会主催の講演会を聞きに行く。帯同は月波君。例によって静岡に帰省していたそうなので小田原から小田急線でやって来た。講演者は生島ヒロシ殿。朝のラジオを聴いている人が多いと見え、参加者の大半が高齢者。御題は「明るい選挙」なのだが、大半は健康面のお話しとなる。まあこうして他人の話を生で聞くというのも最近は滅多にないことなので、結構楽しかった。三時半頃終了。
其のまま下北沢に回航。立ち飲みBのステーキハウスに入店。新業態ということである。最近は肉ブームとのこと。USビーフ200グラムで1300円(税別)。さして旨いものでは無し。矢張り刺身に熱燗だな。まだ病み上がりの身なので、本日は此処で御開きとする(麦酒の味も戻らない)。バスに乗って帰宅。太子堂の魚屋で刺身盛り。まだ試運転状態なので結構草臥れた。そう言えば六十七歳のヒロシ氏は何十年も風邪を引いたことがないとおっしゃられていた。名護市長選挙では推進派の新人が当選。露骨な利益誘導にやられたか。其れに基地反対疲れというものもあるのだろうな。同じことを何十年も言い続けるのは大変である。それにしても基地について一言も発しない候補者というのも・・・。
2/3・土
気が付いたらもう二月の土曜日である。今週は丸で記憶喪失である。まあまあ回復す。活力が染み出してくるという程ではないが、まず身の回りから片付け始める。日中曇り勝ち。とは言うものの此れと言って無為。
例によって前任者を全否定するアメリカのTさんは、核戦力の強化を表明。まあ此の人もあと半年だな。其れにしても世界の半分以上が呆れ果てて居るというのに、「高く評価する」と真っ先に諸手を挙げて賛成する日本の外務大臣って、一体何なのだろう。Tと同じか、ひょっとしたら其れ以上に頭が可笑しいと思う次第である。
2/2・金
昨夜からみぞれ交じりの降雪。最早雪掻きの気力体力なし。幸い熊手で掃く程度の積雪で済んだ。其れ以外は終日自室に籠る。私立中学を受けた女の子二人組は希望校に入ったよう。無給に近い状態で折角教えて、而も落っこちたのでは目も当てられない。幸いにして佳い方向に行ってくれた。大手の塾に行くよりかは佳かっただろう。また病人が心配なのか、時時シロが上がってくる。猫の御見舞い有り難う。御昼には止む。以後曇り。
国会中継、与党系の質問、中味がないこと夥しい。解任されたT親方が、再び理事選挙に出て来て、落選す。此方も下らない事、甚だしい。不思議なもので何時まで経っても治った感じがしない。鼻水は収まったが、身体の強張りのようなものが取れない。発熱は少ないが、実はインフルエンザなのかもしれないと思った(多分B型)。昼は掛け蕎麦。夜は麻婆茄子。飲酒も一合程度。此の四日で使ったお金は1500円。一昨日購入した抗ヒスタミン代である。寒いのは辛い。
2/1・木
強奪された仮想通貨の行方は、皆で監視しているらしく、容易に換金出来ないらしい。ネット上にはこういう「善意」も存在する。もう少しいい方向に生かせないものだろうか。
朝起きて見ると、昨日よりかは具合がいい。けれど安静にす。買い物便は全て欠航。小雨の中、家人が買いに行くことになる。行って帰って来るまで小一時間。昼飯など腹が膨れれば何でもいいのだが、兎に角、早く戻って来て欲しいと思った。午後は微熱。鼻水止まらず。三日経っても少しも治らず。