2019年8月

8/31・土

 朝はコンビニの炒飯。旨くないこと夥しい。そう言えば最近旨い炒飯を食べていない。また「福しん」に行きたいと思った。昼は半田の素麺。午後は駐車場の整備。草を山ほど取り、めり込んだ縁石の代わりにロープを張って目印とす。

 近鉄の新しい名阪特急は「ひのとり」だと。少し語感が悪いな(やはり平仮名三文字が佳い)。英訳はフェニックス。くれぐれもベイクドバードではありません。

今月の備忘録。獣医学校に通っていたENさんが退任。引っ越しして通いきれない模様。推定時給1100円くらいではねぇ。ちなみに唯一の学生さんだった。教員志望でも無い人はなかなかやれないよな(大して稼げない)。と言う訳でおじさんおばさん講師ばかりとなる。なお芥田先生にはコーヒーゼリーを送った。

 

8/30・金

 横浜でやっているアフリカ開発会議と言うのは日本政府主催なのだそう。でも今時アフリカに行く日本人や日本企業っているのかしらん(そんな所で苦労するより便利で快適な日本にぶら下がって生きていたいという人が多い)。確かに最後のフロンティアなんだけどね。かの地では中国の進出が目覚ましい。今回の会議に出るななどと言う横槍もあったらしい。チャイナアフリカのブロック経済圏だな。万が一にも第二店屋物事件を引き起こして世界中から怒られても、アフリカがあるから大丈夫と言うことなのだろうか。

 朝は真っ暗、そして大雨。朝の御通じはみな東京湾に・・・。矢鱈大きなビルを造るより、下水道の再整備と電柱の撤去の方が先だと思うのだけど。東京再開発会議をやるべきである。昼には降り止んだ。「オリジン弁当」の昼食。角部屋はルームクリーニング。ちなみに此の部屋の台所湯沸かし器はなくなり、風呂の給湯器から配水することになる。此れで室内焚きは本物件からは形式消滅となった。危ないものな。どんどん設備を更新す。

 午後出社。此の期に及んで理科の自由研究をやってくれと。パソコン内にあった「ダイアモンドはなぜ硬いか」と「雲の作り方」を只管書き写させた。退社後は中華とIで中量飲酒。機嫌がいいので久久に差し入れもす(千円相当)。

 

8/29・木

 ワイドショーは連日日韓問題を煽り立ている。大体他国の政府を非難するより、自国の政府の不正を検証すべきであろう。でもまあ総じて世論としては割と冷静な印象を受ける。テレビの影響力などは高が知れていると言うことかな。大体真面な大人は平日昼にテレビがある所に居ないよな。

 朝から草取り。晴れて来たので作業終了。大体二時間だね。以後暑くなる。現場監督が来て作業の確認。生コン打ちは来週になる。行水、昼飯、午睡の後、出社。夏休みもあと僅か。結局残るのは読書感想文。パソコン内のデーターベースから幾つか打ち出した。退社後はBに行くも誰にも行き合えず。Iに寄って帰った。

 

8/28・水

 年金に関する財政検証が公表される。給付は三十年で二割減るという。但し経済成長率がいい加減に設定されているから実際はもっと減るんだろうな。まあね、年金に関しては税投入を増やすしかないですよ。足りない足らない、只管二千万貯めろなどと言うと、みんな節約して個人消費が更に落ち込む。江戸時代ではあるまいし、倹約令ばかり出されてもね。経済が縮小するばかりである。また京都のテロ事件で被害者の名前が発表される。職業柄若い人が多い(特に女性)。言葉もない。もしもおじさんがもう少し居れば、もう少し助かったかな。「此処から早く飛び降りろ」とでも大声で叫ぶ人が居て欲しかった。

 南風吹き荒れ、大体雨。再び蒸し暑い。九州北部は大雨だそう。こうなると草取りも出来ず。暇に飽かせて最近リメイクされた「ヤヌスの鏡」を見ようと思ったら、ネット配信オンリーで見もしない番組も含めて月額888円も掛かるのだという。そんな馬鹿な。何でこういうものを地上波かせめてBSでやらないのだろう。大体テレビ局だろうに。大袈裟な科白回しとナレーション、人格が変われば服やメイクまで変わって仕舞うという不思議、ツッコミどころ満載のテレビ黄金期の名作なのにねぇ。基礎工事班にはお茶出し。家人が日日碌な物を食べていないというので、三丁目の豚肉で冷しゃぶ。200円の猫ドームはシロが気に入ったよう。よかったよかった。

 

8/27・火

 朝は曇り。以後一雨あった。まず草取り。漸く家作の前庭にも進出す。偶には変わったところで変わった昼飯を食べたいと思った。出鱈目な東横線に乗る。併し白楽、東神奈川、仲木戸と移動するも食指は動かず。結局鶴見の「ゆで太郎」に入った。そんな馬鹿な。でも富士そばより旨い。細打ちの自家製麵、茹で立て提供。ライバル続続登場である。以後市バスに乗るも、一の瀬という所で下ろされる。這う這うの体で綱島まで徒歩連絡。再び東横線に乗って帰った。何も収穫がなかったが、鶴見の樽町というところで猫用ベッドが200円で売っていたので二つ買って帰った。郊外は物価が安いと思った。

 さてさて夜も更けた頃に外出す。他県で先生になった平政君が上京して来たので無責任社長主催の歓迎会。職場近辺の居酒屋に向かう。苦労は色色あるだろうけど元気そうで何より。大貧学院での経験が役に立っていますと感謝の意を述べていた。まあ確かにこういう感じの学習塾は今となっては少ないだろう(但し彼は給料払って貰ったのだろうか?)。職場に泊まるというので鍵を貸して帰った。

 

8/26・月

 アメリカから余剰玉蜀黍を沢山買わされるとのこと。今時家畜も食べないよな。アフリカか北朝鮮に差し上げて仕舞えばいいか。其れともバーボンでも拵えるか。あんまり飲まないな。ああいう強い酒は食道に悪いし、薄めて飲むと大して旨くない。香港の警察官は拳銃を威嚇発砲。そもそもあんなデモ現場に銃を持って行くことからして何か可笑しい。真面な警備警察のやることではないな。本土の武装警察はどう思っているのだろう。まさか、全く手ぬるいとでも。恐ろしや。

 朝の内は曇り。其の間に草取り。晴れて来たので散髪に行く。引き続き基礎工事。コンクリートの型枠作り。角部屋はガス工事など。幸い次の入居者も決まる。各方面に飲み物を提供した後、遅めの出社。途中旧ダイエー碑文谷店に寄り、扇風機を購入。実は四番教室のエアコンが壊れたのだが、残りの夏は此れで凌ごうと言うことになった。一部の学校は今日から新学期。引き続き中三社会。日本国憲法には先人たちの失敗の経験が詰まっているのですなどと講義するも反応薄し。退社後は立ち飲みBに行くも、誰にも行き合えず。こんな晩は他客のお話を受信するのみである。ところでBは割と最近時給を結構上げたらしく(1300円らしい)、結構若い人が入って来ている。学生さんや副業さんなど。其の分、外国人材や中高年は何処かに押し出された模様。みんな元気かね。碑文谷のドライブでラーメン休憩。早目の帰宅となった。

 

8/25・日

 朝と夕に草取り。昼は「ほっともっと」。夜は「信濃屋」のかつお中落ちと肉豆腐。三回出動して45リットルで数袋取った以外は、取り立てて無為。夜半過ぎに大雨。外には涼しいが二階は暑いまま。

 

8/24・土

 未明に前線が通過したらしく異様な湿度は下がる。昨日今日と工事は無し。例によってやや宿酔気味。朝は富士そば。以後漫然とす。まあまあ晴れて、まあまあ暑い。其れでも秋の粧い。夜は家人の明太パスタ。

昨日の新聞によると都内の下水道を全て分流式に変えるには十兆円も掛かるのだという(私有地の配管も変えなくてはならない)。また雨が一時間に十ミリも降ると自動放出されるらしい。こうなったら山ほど牡蠣を養殖したらどうだろうと思った。牡蠣には大変な浄化能力があると聞いたことがある。泳いでいる内に引っ掛かって怪我しちゃうかな。水着が破けて大変なことになるかもしれない(スイマセン)。信託銀行から七月の運用報告書が送られてくる。何とプラス千円だという。そんな馬鹿な。此れでは郵便代の方が高い。

 

8/23・金

 朝からまあまあの雨。朝はコンビニのおにぎり。例によって家のレンジで人肌に温めると結構食べられる。北海道では「おにぎり温めますか?」と聞かれるらしいが、本州以南でもそうすべきである。午前中は漫然とす。試しに血圧を測って見ると、上が115で下が75と極めて良好な値。夏は血管も伸びるよな。熱帯地方に高血圧の人って、いるのかしら。

 以後降ったり止んだり。異様に蒸し暑い。川崎の叔父さんが来たが大してお構いも出来ず。そもそも平日の昼ではね。夕方前出社。ところで中三のK君はとうとう塾に来なくなる。此の子など小学生の頃から来ていたのだが、何しろ一言も発したことがない。学校でも同様だという。だから誰も彼の声を知らない。何かがあったのだろうな。こういう子にこそスマホを与え、いっそラインで会話した方がいいと吾人は進言したのだが採用されなかった。何かしら言いたいことはある筈なのだけど。見たところ母権が強過ぎる感じかな。もう少し介入すれば何かしらの変化があったのかもしれないが、何しろ学習塾には権限がないからねぇ。月波君が来たので、立ち飲みB、立ち中華と連戦し、先日マスターと知り合ったワインバーのような所にも寄って帰る。多分一時過ぎ。もうふらふら。バタンキュー。

 

8/22・木

 朝方は重い曇り。引き続き基礎工事。敷いた砕石の踏み固めから。以後型枠作りに移行。段段暑くなる中、今日も千寿に出校。途中駅ビルにて『日本大空襲』を購入。本書は十九年十一月から始まる航空整備兵さんによる日記記録。最近ちくまから再版された。『東京焼盡』と合わせて読みたいと思った。

此方の講習を終わらせると町屋に回航。立ち飲みBを覗くもDH君はおらず。どうやら社員さんに任せっきりの模様。駄目だね、オーナーたるもの常に現場に出なくては・・・。やむを得ず駅地下のちゃんぽんチェーンへ移動。併し大して客もいないのにオペレーションは崩壊気味。外国人材二人だけではね・・・。十分に冷めた餃子等が提供される。値上げしてでも人員を確保して欲しいと思った。大体ちゃんぽん界のプライスリーダーだろう。

 さてさて本務校での勤務の後はバーIへ。先日のバーベキュー会の後日談を聴収す。すると元生徒のOBさんが来て、序でに一献傾けた。此の子など中高生時代は色色と反抗して大変だったが、今では立派にOLを務めているらしい。適当に話しして最終バスで帰宅。四千円も失う。若い女性と言うのは得だね(吾人も男には奢らないぞ)。直ちに録っておいた「やすらぎの刻・道編」の九十九話。気の優しい三男さんは徴兵が嫌で自死するという結末に。所謂死亡フラグは立っていたのだが予想外の展開である。こういうこともあったのだろうな。戦没でもなく復員でもなく。つくづく公共放送の連続テレビ小説では描けない内容だと思った。

 

8/21・水

 信託銀行からは投資信託について次から次へと葉書が送られて来るが、見方が分からないから、よく分からない。昨日の報告にはマイナス五千円とか書いてあったぞ。そんな馬鹿な。

 まあまあ曇る。家人は鎌倉へ。さてさて今日から基礎工事。小型のユンボが来て掘り始める。不発弾や土器でも出てきたら困るけど幸い其れはないだろう。二階家だから大して掘らないしね。松の木の根っ子も少し切った。三時過ぎには御仕舞。時時読書、何処にも行かない夏は『日本史用語集』で時間旅行をする。時時草取り、梅雨明けから放置状態だったからもう膝下まで来ている。朝昼と残り物。夜はスーパーの惣菜。

 

8/20・火

 朝方は大雨。更に気温が下がる。久久に妨害行為はなかった。猫は濡れるのが嫌いだからね。前の前の天皇の「拝謁記」というものが公開される。一応反省の念を示しているらしいが、所謂一撃講和論と言うのは良くないな。あれで終戦が遅れ、一体どれだけの方方がお亡くなりになったことか(義雄伯父さんを含む)。大きな溜め息をつかずにはいられない。満州事変以後の陸軍の暴走にも怒っていらしたらしいが、三十代の君主では抑えられなかったかな。政治とは四十を過ぎなくてはよく分からないものである。

 以後少し晴れる。肌の状態が良くないので草取りも出来ず。夕方前に再び大雨。昼はスーパーの弁当。夜は生協の豚肉。成るべく買い物をしないで、ある物を食べて片付けようと思う。久久にエアコンなしで就寝。凡そ三週間ぶり。

 

8/19・月

 外猫による断眠酷し。少なくとも十回以上。さてさて雲が広がり酷夏は終了。出来ればあと一日早く終わって欲しかった。基礎工事が始まる。特に地盤改良工事。見たことがないような重機も来る。鉄管をかんかんと打ち込んでいた。

 さてさて吾人も今日からは働くおじさんである。サービス価値を生み出さなくてはならない。御昼に千寿に出校。今週は向こうの講習である。実に半年ぶりに千寿に参る。多少ゴミは片付いていた。併し当該生徒は一人だけ。他の生徒も数えるほど。明らかに採算ラインを下回っているが、なかなか廃業の決断がつかなかった模様。辞め時というものは難しい。それにしても五年前は溢れるほど生徒が居たのだけれどね。逃散した前任者はどうしているのだろうか。三時間ほど教えて本務校に回航。退社後は雨雲を気にしながら立ち飲みBと中華に寄る。Bに居て以後独立したOJ君が来ていたので色色と昔話と情報交換をした。若い人はどんどん独立した方がいい。ただ何処も彼処も再開発だらけで手頃な物件が無くなっているのは宜しくないな。昨日留置しておいた旧型車で帰宅。十二時前。併し久久に乗ったけど酷い乗り心地。よく乗っていたね、こんなポンコツに。

 

8/18・日

 朝の内から活動す。まず一旦職場方面に赴き、其の後激安スーパーに参集。暑い最中であるが、バーI主催のバーベキュー会である。続いて多摩川右岸に移動。一応設営は業者さんに頼んだ模様。最近は何でもやってくれるのね。参加者は二十人以上。男性多し。喫煙率高し。而も前回の花見の時と殆ど一致していない。飲み屋の御客も新陳代謝が著しいと思った。大した役割分担などしていないが、何となく準備が進み、乾杯の運びとなる。焼き場は若い人に任せ、吾人は後方勤務。

テントはあるがなお暑い。三十五度はあるね。色色と焼いてくれたが、みんな手が伸びず。中から冷やすしかないな。結構飲んだ筈だが殆ど酔わず。幸い三時過ぎには撤収となる。金五千円失う(内二千円は設営料)。皆さんは目黒線に、吾人は東横線に。二次会はキャンセルして早目に帰宅した。夕飯として家人の冷やし中華。こうしてお盆休みは終了す。十時就寝。

 

8/17・土

 香港の自治一つ認めないのだから、現在の中国共産党は余程自信が無いのだと思う。ドミノ倒しを警戒しているのだろうが、そもそも香港のドミノは違う方向を向いている。本土に波及する訳がない。為政者には好き勝手にやらせて措くぐらいの度量と言うものがないと往けない。万が一にも武力介入と言うことにでもなれば、世界的規模で中国製品排除と言うことになり、米中貿易摩擦どころの話しではなくなる。輸出依存の中国経済は忽ち壊滅す(人民の不満も爆発する)。序でに日本経済も大ダメージを受ける(吾人も投資信託で大損する)。此れが現在予測し得る最悪のチャイナリスク

 台風が残した熱い空気に強い日差しが加わり、異様な暑さとなる。終日在宅。昨日今日と角部屋は大工工事。昼はレトルトカレー、夜は冷凍干物に適当な炒め物。昨日に続きゼロ円支出。お台場の水泳大会は菌の活動が活発過ぎて中止となる。詰まり大雨が降ったから。詰まりあれが流れ込んだのである。雨に降るなとは言えないから、愈愈全都民にあのお願いをするしかないか。大量降水時の大便は御遠慮くださいと。

 

8/16・金

 まあまあ曇る。其の分、気温は下がる。其れでも三十度はあるね。冷夏を予想したのだけど、結局猛暑になった。つくづく未来の予測は難しい。引き続き「やすらぎの刻」。とうとうテレビ局で乱闘騒ぎと言う展開に。大先生はバラエティー番組がお好きではないよう。まあね、確かに吾人も見ないですよ。そもそも見ないから、下らないなどと腹を立てることもない。ちなみに劇中の豊臣家康のモデルは最盛期の武軍団。今はあんな無礼な人もいないと思う。過去に何かあったのだろう。但し人は変わり、何れ礼儀正しくなりますよ。其れが成長と言うものです、先生。買い物は無し。残り物と買い置き食品でゼロ円夕飯。炊飯器には二度目の出動を願った。グレが何度も上って来て安眠を妨害す。また時期が来たみたい。

 

8/15・木

 悪い流れを断ち切るべく何処かに出掛けようと思った。こういう場合は高尾山か深大寺なのだが、天候の不安もあり、後者に向かう。時折雨に降られながら、早速「青木屋」で冷酒を傾ける。つまみは鮪の山かけ。二八のもり蕎麦は太麺で水水しい感じ。こういう蕎麦もあるのだね。少し新鮮だった。

土偶君が暇だというので町田に回航することにした。確か、調布から柿生行きとかがあるのだが、よくよく見ると休日朝に一本だけ。そんな馬鹿なと思うことなかれ。此れは路線免許の維持の為である。多摩地区にはこういう路線が多多ある。バスマニアしか乗らないな。結局素直に狛江に出て、小田急線に乗り換える。小田急も京王も東急に比べて全然ホームドアが付いていない。依然として脆弱鉄道。急行通過駅から早く設置すべきである。

さてさて彼とは一年振り。まず「なかなか」と言う店に入った。近況報告などをしていると、狭い店なので隣りのおじさんと話しが盛り上がる。まあまあの会社員なのだろう。キャッシュレス決済の重要性を力説される。でも御本人は一万円札を出して払っていた。そんな馬鹿な。サービス価格の酎ハイ類が薄かった御蔭でまだまだ飲めそう。「とりいちず」と言う店に転進。たっぷり飲んで出た。二軒、凡そ五時間近く飲んでも一人四千円程度。町田は安いという印象。若い人が多いからかな。「ぎょうてんラーメン」も食べたかった今夜はもう入らない。田園都市線経由で帰宅。十時就寝。ちなみに土偶君の実家は依然としてゴミ屋敷状態だという。公務員である御両親は共に退職した筈だが、今以て布団を敷く場所もないらしい。そんな馬鹿な。「片づけトントン」の動画を一家全員で見るように推奨しておいた。

 韓国大統領のボルテージは多少は下がったよう。まあね、徴用工問題に関しては、官民協力で基金のようなものをつくって見舞金を渡すようにするしかないとは思うけど、A政権ではねぇ。其れに先行して作られていた財団を強制解散に追い込んだのは韓国側のやり過ぎだよなぁ。

 

8/14・水

 昨日と同じような感じだが、台風が接近してきた分、通り雨の間隔が狭まり、また降り方も強力となる。山陽新幹線は明日の全面運休を決定。計画運休と言うやつである。指定券の大変更でみどりの窓口はどうなるか。

 引き続き「やすらぎの刻」。引き続き大御所先生は視聴率競争に御怒りのよう。まあね、ちゃんと見たい番組ほど録画して見るよな(こうした視聴は数字に反映されない)。でもね本当に見たい番組は、急いで帰って、リアルタイムで見て、更にもう何回か録画を見るぞ。ま、そういう番組ってもう何年も無いな。少し草取り。

 晩は唐揚げを買いに行く。七個パックを所望したところ、一つないので数分待つとのこと。何でもいいから代替してくれと言うと、其れは出来ないという。サービス業も御役所化していて融通が利かないと思った。思わず店員相手に悪態をつく。いけない、いけない。どうも昨日から流れが良くない。一方何日経ってもなくならない白菜が邪魔だと家人が何遍も宣う。本当に地鎮祭などやるものではないと思った。第一に家内不安全を招く。お供え物だから捨てる訳にも行かないし。愈愈吾人激昂し厨房に突入す。怒り任せに引き千切り、胡麻油で炒め、油揚げと冷凍餃子と餅を加えて、「サッポロ一番塩らーめん」のスープで煮込んだら、まあまあの出来栄えであった。併し家人は一切手を付けず。結局夜半に全量廃棄となる。

 

8/13・火

 どんどん雲が出て来る。10号は西日本を直撃の見込み。関東も時折ざあっと降る。朝方は隣のマンションの不燃ゴミの整理。引っ越しゴミが箱から溢れ返っていて、此の二週間、誰も何の整理もしなかった。どう仕様もないね。無管理会社である。結局拙宅が迷惑す。昼は「さとう」のラーメン。家人には「ほっともっと」。

 午後も一雨。其れでも暑い。適当に映画「ライフ(SF版)」。例によってクリオネみたいなかわいい生き物があっという間にイカのお化けになって襲ってくる。言わんこっちゃない。だから何処も彼処も防疫が緩い・・・。でもあの飛び出したエイリアンどうなったかな。案外地球上の微生物にやられて御仕舞かもね(逆ケースも当然ある筈)。夕方はおじさんたちに誘われて人気もつ焼き店に行く積りだったが、リコンファームが遅れ、何故か吾人だけが蚊帳の外に。おじさんたちの段取りの悪さに失望するとともに、観光地化した大衆酒場と言うのも考え物であるな。いっそ二倍値上げして、御客を半分にして欲しい。食い物の恨みは怖ろしいぞ。結局冷蔵庫の残り物で中量飲酒。まだまだ白菜がある。

 香港のデモ隊は空港を占拠。全便キャンセルという事態に。成程、此の手があったか。広場に行くより発信力があるな。日中で世界貿易を維持するという所存に変わりはないし、現に拙宅も大量購入しているが、何れ中国とは深刻な対立が起こるような気がしてくる。矢張りああいう体制は拙い。此れが本当のチャイナリスクだな。

 

8/12・月

 山の日の振り替え休日。多少曇っているが、暑いことに変わりはなし。其れでも少しは温度が低下するというので、小平霊園へ向かう。亡父の新盆であるし、また万代伯母の命日も近い。義雄伯父さんもね。まず世田谷線に乗り、京王づたいに国分寺へ。此処から銀河鉄道に乗り換え。運賃170円。少し安い。路線バスのLCCかな。ちなみにバス停は遠く、駅前を態態一周して方向転換す(凡そ四分のロス)。パラパラとは乗っているが採算は取れているのだろうか。

肝心の霊園であるが、お盆なのでまあまあ来ている。手短に清掃と近況報告をし、駅前の中華屋で麦酒休憩。冷やし中華には小炒飯が付いて来たがどちらも及第せず。一方周りの常連さんは定食をモリモリと食べている。ミスショットだったな。其のまま西武線に乗り、新井薬師下車。南に向かう。庶民的な商店街が飲み屋街に変わればもう中野駅。少し物色したかったが、気温が其れを許さない。直ぐに京王バスで渋谷へ。啓文堂で『社会学史』と『日本社会のしくみ』を購入。どちらも新書としては最厚クラス。凄いボリュームだね。地下街で崎陽軒の弁当を買って素直に電車で戻った。九時半に出て三時着。往復に四時間掛けた新ルートであった。

早速後者を拾い読み。日本社会は元来格差社会で、経済成長が停止すると忽ち元に戻る傾向となる。特に地縁血縁家業不動産等の基盤(「地元型」)を失うと貧困に陥りやすい。また給料だけで生計を立て、退職金と年金でまあまあの老後生活が送れるのは、大きな会社を定年まで勤めあげた人だけで、男の人でも精精三割程度だという(「大企業型」)。まあそんなもんだろうな(件の二千万円問題で大騒ぎするほどの事でもなし)。ちなみに吾人の生活は家業を中心とした「地元型」と、不安定で僅かな給料収入を得るという「残余型」のハイブリッドになる。深刻なのは此のまま何もしないとあっという間に「残余型」が増え、まるで戦前みたいな社会に戻って行くことである。毎日毎日会社で働いてはいるが、貧農小作と変わらないということに。困った困った。

夜は公共放送で「かくて自由は死せり」。戦前最大の右派メディア「日本新聞」を追ったもの。こんな新聞があったとは知らなかった。蓑田胸喜の息子さんなんかも出演して御父上の日記を紹介していた。ああいう資料もしっかり保存しなくてはならないね。実家の取り壊しなどでごっそり捨てられる時期である。

 

8/11・日

 引き続き三十五度。午前午後と漫然とす。外猫もぐったり気味。途中映画「ビッグ・ハウス」。巨大アメフト競技場を追ったドキュメント作品。大学対抗の試合に十万人も集まるのだという。但し観客は結構白い。アメリカの大学も学費が高いからね。一方働いている人などは違う色。アメリカの現実だね。アメフト、チアリーディング、ハンバーガーセット。此の国は未だに若い。こういう所で熱狂するより、少し廃れた蕎麦屋でゆっくり冷や酒でも飲みたいと願う吾人なのであった。年寄り染みてる? いえいえ、元からこういう性格なのです。

夜は焼いたスルメに白菜の炒め物など。定量飲酒。先日の御供え物が大量に滞留している。また台風が来るのだという。従って海の事故多し。五輪まで一年。プレ大会では暑い暑いと苦情続出。なおお台場で泳いだ選手によると水質が悪いと。トイレの水のようだとも。そもそもあんなところで泳ぐ人はいないよな(そもそもあそこには未処理の下水が・・・)。何かの宣伝の為に無理矢理選ばれたのだろう。兎に角、五輪を止めろとはもう言わないから、せめて今からでも移した方がいい。東京湾の入り口辺りでいいじゃない。三浦海岸でも千葉方面でも。いっそ島でもいい。あそこも東京都である。

 

8/10・土

 さてさて本日から九連休である。朝は牛丼S。午後新橋に向かう。仲田大将主催の暑気払い。時間があるのでバスで行く。例によって渋谷はどんどん建て替わっている。東急プラザ後のビルも完成間近。西口バスターミナルが丸ごと入るのだという。其の後、東横店の取り壊しに入る予定。例によって渋谷永久再開発である。

 そんな渋谷であるが近年鼠被害が多発とのこと。先日はコンビニが閉店に追い込まれた。今こそ、猫の出番だと思った。兎角犬と比較され、何とか犬など働く御犬様は多多あれど、勝手気儘の怠け放題、働く猫なぞはついぞ見たことがないなどと陰口を叩かれているが、其れは全くの誤解である。そもそも猫がいなかったら、人類は農業を営むことすらままならなかっただろう。何しろ収穫した穀物を次から次へと喰われて仕舞うのだから。雲霞のごとく押し寄せる鼠に対抗するには、下男下女のような人人を二十四時間穀物庫に張り付けておく必要がある筈で、其の分の労働力が恒常的に失われることとなる。其れは農業の生産性を相当後退させた筈である。こうした本来極めて困難な鼠対策を猫が正に一手に担ったのである。猫に感謝すべき理由は此処にある。現代の猫が暇そうに見えるのは鼠が偶偶見当たらなくなっただけのことで、一旦緩急あれば、彼らは忽ち本能を取り戻し、誠心誠意不眠不休で鼠を追い掛け回すに違いない。全国の猫達よ、今こそ渋谷へ集え。そして一所懸命に闘う姿を見せて欲しい。

さてさて都営に乗り換え、西新橋の停留所で下車。海風が入っているらしく世田谷より少し涼しいね。二時半から何時ものちゃんぽん屋さんで大量飲酒開始。参加者は鰻犬先生と須々木さん。延延と五時間も飲んだ。高級日本酒を片っ端から空けたから一人九千円。半分以上は大将が支払ってくれた。本日は此の一店だけ。メトロで帰宅。十一時就寝。

 

8/9・金

 フクイチの汚水タンクは三年以内に満杯に。取り切れなかったのはトリチウムである。一応自然界にも存在するものだけど。愈愈決断が迫られるな。漸く角部屋の水道関係工事。元栓取り換えの為、拙宅を含め一瞬断水す。此れと言った影響は無し。引き続き三十五度。昼は半田の素麺を豚肉入りの付け汁で。午後出社。金参万円受け取る。退社後は無責任社長と一席。其の後Bに寄って帰った。

 帰宅後「エイリアン・コヴェナント」。二千人も載せた移民船のクルーたちは極めて無防備に未知の惑星を探索す。そんな馬鹿な。吾人ですら未知のゴミは軍手とトングを使って慎重に分別するぞ。北欧のような景色は綺麗だけど、残酷シーンの手前で挫折。こういうSF物はコメディーにした方がよっぽど楽しい。二十年くらい前に公共放送でやっていた「宇宙船レッド・ドワーフ号」は本当に面白かった。

 

8/8・木

 さてさて八月八日、末広がりの大安の日。地鎮祭である。まず果物を受け取りに行く。愈愈十時過ぎに宮司さんが現れ、祭壇の準備。地元の神社から来たのだが、当然初対面である。十一時に式典開始。参加者は施主である吾人と家人、住宅メーカーからは営業担当者と設計者、現場監督と其の上役さん。何時もの不動産屋からS君と同僚のO君。それにしても暑いね。祝詞に続いて砂山に鍬入れ。エイエイエイと三回唱えた。(何とか道路とか、かんとか新幹線を作り始める政治家みたいだと思った)

相変わらずの炎天下である。事前に指導されたにもかかわらず、御榊奉納では手順で間違える。此方は施主がトップバッターだから、誰かの真似をするという訳にも行かず。少し恥ずかしかった。それにしてもこういう神事に出るという経験自体がないからなぁ。大体四十分で終了。時折日が陰り、風が吹いたのが幸いである。パッと散った紙吹雪が印象的だったよ。色色と頼みますよ、氏神様。吾人にも福を下さい。宮司さんを御見送りして、簡単な工事の打ち合わせをして終了する。十二時過ぎ。いや疲れたね。もう一度やるかと問われたら少し考えるな。

さてさて御勘定である。玉串料は伍万円。参加者に金券配布して約四万円。供物等の準備に一万円弱。社会的儀礼の範囲内と言うやつも安くはないね。ちなみに御酒は住宅メーカーが用意してくれた。「良家」という縁起のいい名前の日本酒だが、よくよく見ると糖類添加。あらま。ぐったりしながらレトルトカレー昼食。沐浴、午睡の後、出社。四時から補充授業。いや併し疲れたね。プリント作成時、コピーの縮尺を何度も間違えた。少し気を取り直し、立ち飲みBで少しだけ飲んで家に帰った。

 

8/7・水

 引き続き三十五度。西友に熨斗袋を買いに行ったところ、祝儀不祝儀色色あれど、「初穂料」などというレアアイテムは置いておらず。炎天下、野沢の古い文房具屋まで回航す。ちなみに今日も測量をやっていた。異様に若い人が多かったから、研修半分なのかな。午後はテント張り。

余りにテレビが下らない(特に国際弁護士の何某と何とかいう落語家が酷い)のでラジオを点けて午睡す。すると元首相の後継ぎがタレントアナウンサーと結婚するそう。併し態態官邸まで行って公表するかね。公私混同甚だしい。何かがどんどん間違って行くと思う次第である。而も加速度的に。愈愈国が亡びる兆候だな。そもそもあの世襲政治家のあの無意味に大袈裟な喋り方から言って(芸能人をされているお兄さんとは余りに対照的)、置かれた場所と時代を何か勘違いしていると思う次第である(貴族院議員とでも?)。夜はスーパーの惣菜。

 

8/6・火 

米中貿易摩擦で株価は続落。大丈夫か、吾人の投資信託。併し株価如きで一喜一憂したくないね。こういうことになるからね、あんな債券買わされてつくづく迷惑である。引き続き三十五度以上。今日明日と不出社。朝方に再び西友に行き、炊飯器を購入。虎が早逝したので今度は象にした。政権交代である。約一万円の標準品。当然メードインチャイナ。日中で世界貿易を支える所存である。なお拙宅の人口減少に伴い、三合炊きに変更となる。まあね、三合でも週休四日だよね。

 続いて昼の弁当を買いに行く。序でにスルメを購入。明後日は愈愈地鎮祭である。午後は休憩す。西の方に向かって水を撒いた後、一キロ先の果物屋に参る。行って見ると先月末で閉店していた。そんな馬鹿な。やむを得ず並びの八百屋で特別注文す。受け取りは当日朝。一方家人は馴染みの古酒屋にビール券を買いに行く。と言う訳で一家総出で色色と準備をす。海の幸と山の幸、酒に塩に米と金券に、あと何が必要なんだっけ? 夜は家人の回鍋肉。週に一度ぐらいは台所も何かしら生産しなくてはね。

 

8/5・月

 本日も三十五度。また飯を炊こうと思った。ちなみに新型のガス台にはオートモードというものがあって自動で炊けるよう。試しに二合だけ炊いたところ、お焦げが多数。どうも鍋との相性が良くないらしい。矢張り電気釜が必要だと思った。午後作業車が来る。仮の電柱に仮の電線を接続させて直ぐに帰って行った。夕方頃出社。暫らくは中三社会の授業がある。本日も近現代史を重ねて指導す。退社後はBで少しだけ。

 日韓で憂鬱な応酬が続く中、二十歳の日本人選手が全英女子オープンゴルフで優勝す。グリーン上で駄菓子を食べながら屈託ない笑顔を見せていた。まだあどけない。一服の清涼剤だと思った。勿論色色と苦労もあるのだろうが、何も恐れないというのは強みになるな。併し最近は地方から良い人が出て来る。大都市周辺は駄目だね。練習するにしても御金がかかり過ぎるからかな。

 愛知の展覧会は中止に追い込まれる。詳しくは知らないが、まあねある程度想定されていたことかな。・・・М・ホジャートは「検閲官に理解されるような諷刺は、禁止されるのが当然である」というカール・クラウスの言葉を引いている。そして、「アイロニーアレゴリーや寓話という手段を用いて、検閲官を出し抜くというのが諷刺家の仕事である」とつづける(『諷刺の芸術』)。この時期の如是閑の言論戦は、まさしくそれであった。ジャンケレヴィッチ風に言うならば、彼のアイロニーは軽やかに遁走す。追跡者にたいして目くらましを投げつけ、神出鬼没、思いがけぬところに姿をあらわし、命懸けの隠れん坊遊びをしてみせる。そして、トリッキーな身ごなしによって相手をはぐらかし、時に韜晦して自分の本性を隠し、姿をくらましさえするのである・・・「アイロニーの銃眼」御大の文章から。時代は最早、そういう段階にまで来て仕舞っているのだろう。困った困った。

 

8/4・日

 朝方はコンビニ弁当。昼は冷凍うどん。今日も暑い。こうも暑いと取り寄せた『独ソ戦』も『自由思考』も手付かず。夕方月波君が来て暑気払い。まず「とり石」へ。三十針も縫ったという芥田先生へのお見舞いを考える。続いてチェーン店のパスタ屋へ行き大量飲酒。ふらふらでバスで帰宅。

 ところで家人宛にプレミア付き商品券の案内が来ていた。二万円で二万五千円使えるのだという。消費税率引き上げに伴う救済措置だが、何とも面倒くさい。大体、購入の申し込みをして、受け取って、使って、また使われた側はいちいち換金しなくてはならない。そんなことなら全国民に直接日本銀行券を配って仕舞えばいいのにね。流行りのММ何とかである。

 

8/3・土

 当然宿酔も無し。打たれた杭を見ると案外小さい。二LDKだからね。もうすこしがっつり建てるべきだったかな。尤もそうすると庭が無くなる。今回のコンセプトは車庫付き庭付き猫付き賃貸物件だからね。本日は仮設トイレに仮設の配管を取り付ける作業。

 さてさて今日も暑い。朝方は富士そばかつ丼盛り蕎麦セット(720円)。続いて西友でLEDシーリングを二個買って持ち帰る(16000円余り)。此れは角部屋用。尚水道工事も目途が立った。御昼に出社。漸く講習最終日。中三社会、中三数学、中一数学のフル編成。ちなみに社会は歴史である。近現代史を真面に考えると余りに恐ろしいことが多く、夏の怪談などほんのおとぎ話に聞こえますなどと講義した。人間、取り分けナショナリズムと言うものは極めて取り扱い注意の重大危険物であるともね(こういうことが分かっていない大人が多すぎる)。さてさて八時半まで勤務して、B、中華、Iと三軒廻って帰宅す。

 

8/2・金

 未明にゴミの分別をしていると若者から声を掛けられる。駅への道が分からないと。色色と説明してやった。後から考えると、吾人があれこれ説明している時、彼は視界から消えていた。吾人の後ろに回っていたことになる(一緒に方角を見ていたのだろう)。昨今の事情を考えると、少し迂闊だったかな(警察学校では絶対にやってはいけない教え方だと習う筈)。ちなみにそんなに悪そうな人には見えなかった。半裸に近いおっさんに熱心に道を説明して貰ったという経験が何かいい方向に行きますように。まあね、年を重ねることに楽しみがあると言えば、こういうフランクなコミュニケーションが出来ることかな。おじさんおばさんじいさんばあさんに恐れるものは何も無い。全国の中高年よ、もっと声を掛けよう。先ずは親切に。そして他人をもっと褒めよう。

引き続き三十六度。本日は現場監督以下住宅メーカー本体から若い人が大勢来て、目印用の杭打ちなど。御昼にバス出社。講習も最終コーナー。中三社会も、中三国語もグダグダとなる。夕方退社。其のまま神宮球場へ。麦酒半額ナイターである。客乃間君、月波君、遅れて坪上君。何だか草臥れて仕舞い、試合内容も頭に入らず。おまけに数杯目の麦酒を膝小僧にぶちまける。仕事してスポーツ観戦とかは、ちょっと厳しいよな。増して此の気候では。試合としては九回の表にスクイズを決めて中日の勝利。ま、どちらにしても最下位争いである。

 酔った客乃間君は何時の間にか行方不明に。残った三人で表参道方面に移動。「麺飯坊」という中華屋に入る。チンジャオロースの焼きそばなど。麺の焼き具合が絶妙でなかなか旨い店だと思った。やっぱり都心は違うね。十二時頃帰宅。大量にビールを飲んだけど(三リットル近く)、余りに暑いせいか殆ど酔わない。不思議な晩であった。

 

8/1・木

 引き続き三十五度。本日は現場に鉄板を敷く作業。何度かトラックが往来する。途中植木屋さんが来て、庭木の消毒。定例の草刈りと剪定は九月になるとのこと。梅雨が長かったからスケジュールは押せ押せである。また角部屋は浴室ドアの交換。働くおじさん続続登場である。引き続き「やすらぎの刻・道編」。軍事教練、徴兵検査、小作貧農、結核隔離、金属供出、海軍病院。軍国少女のしのちゃんも、少し考えが変わった模様。作者はこうして、戦前戦中の惨さを可視化する意気込みなのだろう。若い人ほど見るべきであるな。Aのいう所の美しい国が、如何に惨めで悲惨であるか、即座に分かる筈である。

 午後は安閑とする。さてさて生命保険の見直しであるが、結局再見直しとなる。吾人の眼圧が高いので専門医による診断が必要とのこと。そんな馬鹿な。暑中女の外交員が来て、取り消しの署名。夕方須見伯母が来る。牛肉と舌平目を焼いてもてなした。