2019年12月

12/31・火

 さてさて大晦日。晴れ。渋谷に徒歩連絡。途中ラーメン休憩。例によって地下食品街は大混雑。這う這うの体で、去年と同じものを購入(ザギンアスターローゼンハイムのオードブル)。でも少し足りなかったよね。ベトナムの春巻きを追加購入した。全部で七千円。昨日の和食類と合わせれば二日まで食いつなげるだろう。ところで渋谷は宴の後のように隅の隅までゴミだらけ。此れ誰が片づけるの。コンビニの女の子がしょぼい箒で掃いていたけどあれでは蟷螂の斧だよな。大型の熊手と箕とおじさんが一個小隊必要だと思った。

復路は電車利用。土日回数券、やっぱり使い切れないな。というか今月公共交通機関を使うのは此れが初めて。どうりで風邪を引かない訳である(大半の風邪は電車とバスと医療機関で移されると思う)。他は盆栽状態だった椿と蔓の植え替え。大きく育つ筈。夜から大風。まあまあ冷える。五時半から飲み始めると十時に就寝。今年はもう少し起きている積りだった。

 元会長は勝手にレバノンに出国。年末のドサクサだね。ところで旅券はIC化されていなかったっけ。簡単に出国審査が通るのだから駅の自動改札機より遅れていると思った。なお保釈金十五億は国庫に入る模様。まあ此れで裁判は永遠の中断だね。そもそも刑事で扱うような案件ではない。其れ以外に大きな事件事故災害は無し。静かな年の瀬である。一方北の国では食べる物も燃やす物も無いらしい。穀物だけでも送ってやるべきだと思う。こうして2019年が終了する。

 

12/30・月

 朝から曇る。朝からМで牛めし。昼前に小雨。以後少し晴れた。さてさて今日からお休みである。まず近所のスーパーへ。蒲鉾、黒豆、田作り、なます、栗きんとん、数の子松前漬け、御供えの和菓子等等の極小サイズを一斉購入。凡そ三千円。午後は何かしようと思ったが結局漫然とす。夜は鶏の水炊き。

世相を振り返るには重要な時期なのだろうが、こういう仕事をしている以上、年末年始は繁忙期になる。余り詳しく見られないのが残念である。

 

12/29・日

 朝から須見伯母が持って来た植木を植える。何しろ植えるスペースは沢山出来た。殊に道路から拙宅西側は結構丸見えである。どんどん植えなくてはならない。今日も御昼に出社。金参万円受け取る。すると大家の奥さんが飛び込んで来て、旦那さんの呼吸がつい今しがた停止したという。秋からずっと危篤状態であった。少し長かったな。享年九十ぐらい。幾つになってもお別れというものは辛いものである。合掌。

続いて中三理科、以後片づけ等等。大して捗らず。大体此の仕事は年度末でないと片付けられない。夕方になると無言の御帰宅。自宅に引き取ったのだね。改めて合掌。さてさて六時過ぎに退社。静岡から回航して来た月波君と古い天麩羅屋へ。続いて立ち中華、本店、新店と大量飲酒して帰る。十一時頃。此れで年内の勤務は御仕舞。結構草臥れた。ところで片付けようとしていた古「日本教育新聞」を少し読み直すと、あの石巻の小学校の避難が遅れた件には様様な見解があるそう。職員室内の人間関係も一因であったらしい。成程ね。こういうものは専門紙の記事が有り難いと思った。

 

12/28・土

 終日晴れ。三人家族さんも入居。早速子ども用自転車が玄関を飾っていた。古家も生まれ変わったぞ雛の家。家人の煮麺を食べてまたまた御昼に出社。其れでも何だか宿酔気味。頭がくらくらする。引き続き、中三社会、一般小学生、中二数学の順。いや併し、何だか草臥れたね。もう一週間もずっと働いているような気がする。退社後はBの本店。珍しく彩さんもいた。目当ての女店員も。二日続けてコンビニの御菓子を差し入れた。気分良くIを覗くと壊れたテープレコーダーさんがいるだけ。緊急スルーして帰る。無駄に御金と肝臓容量を使用しては往けない。

 ところで何も喋らない子は全日制高校への進学を検討している。面接試験で何も発言しなくても大丈夫との了解を得たそう。でもリスクが高いな。そういう一般的な高校でまた沈黙した三年間。彼はどう思うのだろう。もう少しいい学校ないのかね。

 

12/27・金

 未明は小雨。朝から良く晴れた。家人のおにぎりを三個食べて今日も御昼に出社。中三理科と一般小学生。少し早目に退社しておじさんたちと焼肉「安安」で忘年会。毎日忘年会みたいなものだけどね。Bの本店で締めた。帰宅は十一時過ぎ。シャワー入浴。直ちに就寝。ところでY君はアルバイトを辞めなかったそう。空いた時間に見に行った。まだまだ手つきが頼りないが少しは役に立っているよう。結構けっこう。少しずつでも成長して欲しい。

 

12/26・木

 まあまあの曇り。御昼前に出社。今日から冬の講習である。中三社会、中三数学、中二数学の順。八時過ぎまでたっぷり勤務。実に当たり前の話しだが夏期講習より冬期講習の方が忙しい。各学年とも学習内容が詰まって来ている上に、何しろ受験生がいるからね(今年は特に一般入試が多い)。其れでも余り予習はしないな。大体同じ学年の同じ授業と言っても、生徒の人数と能力、気質は年によってそれぞれ違うからね。状況に応じて自在に組み立て直すのである(要は行き当たりばったり)。さてさて退社後はBの新店。少し早目に帰った。二日酔いだけは避けなくてはならない。

 留守中、外構屋さんが来て植栽の植え付け。一応最後の最後の工事の筈だが、立ち会えなくて残念である。なお家人によるとまた疥癬狸が出たそう。逃げ出して来たのかな。

 

12/25・水

 朝から火災警報機が鳴っている。例によって電池切れのサイン。例によって押しても回しても電池交換が極めて困難なタイプ。結局叩き壊すしか手がなかった。此れで形式消滅。独居老人ならばどうするのだろう。早速予備のと交換。新型の電池は十年持つという。またまた曇る。南東面を確認すると累積発電量は55キロ。二週間でたった此れだけ。南西面と合わせて推定すると120キロぐらいかな。季節も天気も悪いからね。四月五月七月八月は四倍発電して欲しい。なお此方も間もなく入居。するとモニター出来なくなる。後は振り込み記録だけが頼りということに。

カジノ業者から賂を貰ったとかで代議士が逮捕。本当にどう仕様もない。辺野古の工事費は最低でも三倍の一兆円近く、工期は十年以上になると政府も認めた。ちなみに県はもっと掛かると試算している。どうするの。異様に寒い。寒いけど晴れない。天候不順である。昼過ぎは少し晴れた。午後出社。授業はないが講習準備など。夕方から無責任社長と一献。続いて晴雷亭とBの新店で二三杯。十時頃帰宅する。

 

12/24・火

 朝から快晴。続いて井戸の修復工事。専門のおじさんが二人で現れる。早速内部をスマホで撮影。枠も綺麗でまあまあの状態だと。水位を考えると二トンは貯まっているらしい。手押しポンプと土台とストロー状の鉄管を交換。呼び水を注いで漕ぐ。するとまあまあの水が出るようになった。なおポンプのピストンはプラスチックで出来ているので乾燥に強いそう。見た目は昔のままの「ガチャポン」(先代と同じ東邦製)だが、ここら辺は改善されているね(使わない井戸は大抵革製のピストンがカラカラになって駄目になるの)。概ね一時間半で終了。龍神様の絵が描かれたトラックで次の現場に走って行った。ベテランさんの作業には無駄と迷いがない。大体此れで二十万円。まあね二トンの貯水だとすると、日産最大数百リットルかな。新棟と旧棟に近所の人、三十人分くらいのあれを下水本管まで流すことができるだろう。此れは一種の地震保険である。くれぐれも使うようなことがないといいけど。なお廃材の処理には二万も掛かるというので、結局庭に置いておくことに。早速雑物が溜まり始めた。

 さてさて家人はザギンの何とか兵衛で鮨会食。吾人はイオン系の食堂でラーメンセット(605円)。午後は漫然とす。夜はスーパーの惣菜で適当飲酒。何も無いけど酒さえ飲めれば・・・。

 

12/23・月

 結局朝まで沢山降った。今年から平日に戻った日。年末の休みは貴重だったのだけど、二重権威になるとかで元に戻したのだと。何だか勿体ない。昼前にはまあまあ晴れる。年賀状も出す。精精十数通。去年は出してないから一枚くらいはあて先不明で戻ってくるかもしれない。また不動産書類、持参と郵送で一通ずつ。

午後はスーパーに。年寄りだらけの店内にクリスマスソングが延延と鳴り響く。総菜コーナーには鶏を焼いたか揚げたものばかり。段段腹が立ってくる。流通業界はこういう肝心な所が分かっていない。いいですか、此の国にはもう中高年しかいないのですよ。而もかなり孤独で貧困な。晩はハムとチーズと千切りキャベツで大量飲酒。其のスーパーのピザを添えて。

 

12/22・日

 土管新新幹線の着工から五年。工事は大して進まず。一方工事費は鰻上りであろう。此のままでは東海は超有名重電会社の二の舞に成りかねない。一世代前の夢の技術に固執して大半を潰した会社ね。其処で『テヘランからきた男』を読み返した。相変わらず目も眩むような迷走ぶり。ところで葛西の評伝は誰が書くのだろう。異常な人格が明らかになる筈なのだが。でもね出る頃には遅いですよ。取り返しが付かない。途中まで中途半端に作り終えたトンネルも壊した自然も。

 朝から職場に回送運転。復路は廃棄予定のテキストを満載。今日も曇って寒い。続いて不動産屋に書類を搬送。此の業界も書面に判子の世界だからね。未だに紙紙紙である。昼は中華食堂の油淋鶏定食。以後何度も買い物と落ち葉掃き。午後から大雨。此れでは電気が作れない。夜は家人のミートソースパスタ他。

 

12/21・土

 総務次官は情報漏洩で更迭。郵政の先輩に監査の内容を話したのだと。併し日本郵政という会社も頭は官のままで、身体は(ブラック)民間企業という不思議な組織になっている。なお職場に来る配達員さんによると年賀状売れ売れノルマは無くなったそう。葉書の値上げが奏功したのだろう。何事にも適正価格と言うものがある。それにそもそも、年賀状など・・・。また来年度の予算は102兆円だとさ。幾ら反緊縮が世界の潮流だと言っても使い過ぎだな。払った消費税を返して欲しいと思った。

 曇って異様に寒い。家人は朝から鎌倉へ。吾人は家でスーパーのかつ丼。外構工事の完了前だが、本日から新婚さんが入居。元元竣工は来年の予定。年内の十日分の賃料はどう申告しようか。晩は崎陽軒。先月の投資信託は少し戻した。其れでも含み損は富士そば八十杯分。丁度一年食べられた。

 

12/20・金

 よく晴れた。午後出社。通常授業は手抜きにして引き続き講習準備と片づけ。特に後者は此処数年サボっていたから大量の不要テキスト類が堆積している。新品同様の見本と旧版の余りが数十冊。また図書館に持って行くか。退社後はB巡り。目当ての女店員に電話番号を書いた紙片を渡すも低反応。やや落ち込んだ状態でIで少しだけ。吾人の結婚、人類が火星に行くより難しい。まだマーキュリー計画にも達していない状況である。

 

12/19・木

 権兵衛街道は仮の橋を架けて仮復旧。でももう寒くて伊那には行けないな(今年は二回しか行かなかった)。日本郵政は簡易保険の売り方が出鱈目であったと平謝り。過激な目標を達成するには不正な手段に手を染めるしかない。此れが郵政民営化の結末である。大体郵便局というものはまあまあのところに立っているのだから不動産賃貸業に注力すればまあまあの収益が見込めるであろう(JRほどではないけど)。恒産あればノルマ無し。併しね、恫喝していたような上司は元元は公務員だった筈。何処でそんなに間違えてそんな狂暴者になって仕舞ったのだろう。

 朝から小雨模様。午後からケーブルテレビの接続工事。入った序でに確かめると累積発電量は南西面が38キロワット、南東面が34キロワット。大体一週間でこんな物らしい。何しろ半分は曇っていたからね。ちなみに此の直交コンバーターは旧三洋電機が作っている。太陽光はサンヨーという時代があったね。尚肝心の工事は宅内作業に結構掛かった。何でも戸建て住宅が二つある状態なのだそう。御苦労様です。

暗くなった頃に出社。小腹がすいたので新しいうどん店に入る。小どんぶりの煮麺に茹で豚のようなものが乗っていて何と800円。不味くはないが正しくそんな馬鹿なという価格設定である(此処だけ消費税が80パーセントぐらいになっているの)。先月の備忘録の一つ程度にも該当しない。長くないな(半年持たない)。いや併しね、どうしてこういう頓珍漢な飲食店が出来るのだろう。開く前に吾人に一言でも相談して欲しいと思った。さてさて本務校の業務だが今年は一般受験が多そう。直前対策用の教材を追加発注せねばならない。退社後はBの新店。皆さん勢揃い。勢揃い過ぎて話しが拡散し過ぎた。何事も適正規模と言うものがあるね。

 

12/18・水

 朝から絨毯の解体。誰が出したのかは分からないが此れは粗大ゴミなんだよね。重ねて丸めて特殊な鋸で三分割。此れで玄関マット三枚になった。まあまあ晴れた。日本で数十番目に有名なお医者さんがパワハラ疑惑で週刊誌を飾る。温厚な人柄で知られていた。全てがペルソナ、詰まり擬装だったのだな。併しこういう人をそういうキャラでテレビに出すからテレビの信頼度が益益低くなる。まさか、多重人格?

 午後出社。年賀状の作成など。するとどういう訳だかくしゃみ止まらず。鼻水を止めようと抗ヒスタミンを呑むと今度は頭が動かず。丁度中三は三平方の定理。二乗足す二乗とか二乗引く二乗とか割と簡単な計算が多いが、脳回路は非常停止。コンピューターが必要だと思った。退社後は新店へ。アルコールを入れて暫らくすると覚醒復旧す。矢張りマイナス×マイナスはプラスである。まあまあ早目に帰った。大量入浴とカップ麺。

 

12/17・火

 何にも知らなかったけど近所の保育施設が先月末で経営破綻。転園先を見つける為に此の二週間は自主営業だったとのこと。保育状況も良くなかったと残った保育士さんらが会見していた。給料も未払いらしい。酷い業者も多いからな。此れが民間活力の実態である。そもそも医療、介護、教育、育児などは純民間サービスには任せられない。

 未明から小雨。早速見に行くと、0.1キロワットという残念な状況。日が当たらないと本当に駄目なのね。また旧棟のインターネットの点検に来ると言われたので朝から待っていたけど全然来ない。問い合わせると別の建物に行って仕舞ったよう。同姓同名の物件は結構沢山ある。かといって超個性的な名前を付けるのもね。新物件もやや無難な名称にした。第一無難な建物だしね。

 最後に残った宇高航路も廃止される。船から橋へ。でも少しは残しておくべきである。公共という点でも災害対策という点でも。旅の資源という点でも。午後は止んだので漫然と買い物と散歩等。夜になった頃、植木屋さんが請求書を持って来る。77000円。松の木一本で二人工=六万円プラス処理費である。併し前回の剪定は何時なのだろう。自分で自分の日記を検索するも見つからず。何年償却になるのだ? 詰まり松一本で年間幾ら掛かるのだろう? 木はというものは兎に角切らなくてはならないが、切れば切る程また生えて来る。此れがほんとのマッツポンプ。

 

12/16・月

 今日も晴天。早速出たり入ったりしながら太陽光発電の観察。寄棟の南東面は九時までに七割に達する。南西はやや遅れて矢張り七割。御苦労さん、どんどん発電して欲しい。何しろ太陽だけは只だもの。一方、昼の「やすらぎの刻・道編」では炭鉱の閉山を嘆いていた。此ればかりは仕様がない。イノベーション云云以前に炭鉱はそもそも危ない。皆さん、素早く転業、転職して欲しい(まだ景気がいい時分でしょう)。特に札幌ラーメン屋さんとかに。仮に生き残ったとしても三十年後の世界では石炭自体が袋叩きである。

 水道局から電話があったり、銘板や車止めを取り付けたり、ゴミ置き場を決めたり、不動産屋さんが来たりして結局忙しない。合間合間に電子申請。買い取りは明日からの十年間とのことらしい。極め付きは再びの疥癬狸。何時の間にかまた来ている。必死に猫餌を啄んでいたが棒で突いても動かない。素直に食って逃げてくれればね。木箱に収容し先日の役所に連絡す。野生動物に無闇なことは出来ないが、回復の見込みがない場合は・・・とのこと。二時間ほど待つと委託業者が取りに来る。無抵抗のままワゴン車に。狸よすまぬ。最後は腹いっぱい食べたか。

 

12/15・日

 さてさて大安、晴天。引き渡しの日である。朝から掃き掃除をしようと思ったら一番近くの四つ角で衝突事故。其の物は目撃しなかったが、一時不停止の自転車が乗用車の脇腹に突っ込んだ。女子大生のようだがイヤホン付きは危ない。偶偶来ていた外構屋さんの奥さんが介抱す。幸い軽傷のよう。直ちに救急搬送。

 午後から引き渡し式。赤絨毯にテープまで用意される。何だか恥ずかしいけど家人とカット。続いて膨大な書類に只管サインと捺印。鍵と共に施工模様を記録した思い出のアルバムなどと言うのも受け取った。一時間ほどで終了。まだ工事は残っているけど取り敢えずはゴールである。地元の回転寿司チェーンで遅い一人昼餐。何だか混んでいてあんまり出て来ない。ぼんやりするには丁度いいが、続いて「せい家」の味噌ラーメン。

 

12/14・土

 朝から植木屋さん。ぼうぼうになった松の剪定他。序でに外灯をLEDに代えて貰う。なおもう一人職人さんを連れて来たので吾人は自宅待機中心。引き続き雑工事。ちょっと中に入らせて貰った。昨日くらいから太陽光も発電している。モニターを見たところ両方で2.6キロワット発電中だって。大体六割の出力である。冬至間近な時期としては上上だろう。此れでグレタさんに怒られずに済みそうである。夜になって太陽光買い取り制度からメールが三通も来る。電子申請しなくてはならないらしい。例によって訳が分からず。

 米中貿易戦争は一旦休憩の模様。あんまり本気になって殴り合っても困る。ジャブの応酬の積りが本当の大戦争とかに発展したら世界が滅ぶ。まあまあ何とか少しずつでもいい方向に行って欲しい物ですよ。人権も経済も。

 

12/13・金

 総選挙では保守党が労働党に勝利。何でそんなことが起こるのかと言うと、保守党は労働党に抱き付く戦術を採っているとのこと。詰まり反緊縮という点で両者に大した違いが無くなっているらしい。昨日の新聞でブレイディさんが解説してくれた。成程なるほど。財政再建を優先すると社会の底が抜けたようになるから、緊縮政策は最近評判が悪い。何事もバランスである。此の国の財務官僚さんも日夜懸命に算盤を弾いて(青ざめて)いるのだろうが、其れだけでは政策と言うものは定まらない。正しく政治判断が必要なのである。

 さてさて眼鏡が出来上がったので受け取りに行く。度は少しだけ強くした。レンズの状態も新品だからよく見える。スーパービューと言うよりワイドビューぐらいだな(あまり見え過ぎないようにするのが眼鏡選びのコツである)。それにしてもこういうレンズ越しでしか物事を認識することが出来ない。目が悪いとつくづく損である。続いて不動産屋へ入居者さんの情報を聞きに行く。一方は新婚さん、もう一方は三人家族。詳しいことは書けないが、若いのに結構な収入がある(大貧学院とは偉い違いである)。いい人だといいな。曇り勝ちで大変寒い。午後出社。やる気のない中二男子とはアニメの話題で盛り上がる。続いて須々木さんらとBを巡る。久久にお目当ての女店員がいた。上機嫌でIでもう一杯。

 

12/12・木

 愈愈最後の土間混凝土打ち。八時からミキサー車。計三台来た。以後仕上げの左官作業。晴れて暖かいからよく乾くだろう。一方狸が心配な家人は役所に連絡す。すると昼に出る狸は既に相当弱っている。助けたところで(多分)どうにも仕様がない。ちなみに此方が掴まえてくれれば引き取りに行くとのこと。ダンボールの箱を上から被せるのが有効だとも。結局民間人に丸投げである。狸よすまぬ。

午後出社。講習の教材を発注す。余ってはいけない。足りないともっといけない(年末年始は追加発注が困難)。実に気を使う。票読みに似ているね。退社後はBの新店に。珍しく女占い師さんがいた。久久だけどまあまあ元気そう。幸い今晩はそんなに酔っていない感じだった。でも少し話すと可笑しな点が次次と。大体此の人は陰謀論者なんだよね。詰まり物事には表には出ていない超極秘インサイダー事項がある(私だけが知っている)。大抵それらは宗教か、秘密結社か、特殊な性愛か・・・。以後云云かんぬん。悉く付いて行けない。其のまま立ち中華に回航。常識人である天屋先生に託して帰った。夜から冷える。十二時頃帰着。直ちにパトロールと入浴。高級家具販売店は事実上倒産。お父さんを追い出して僅か数年。無借金の優良企業を二代目が見事にぶっ潰した。お父さんは会社の経営には成功したが子育てという人生最大の博打に負けたのであろう。

 

12/11・水

 何とかステーキは、行き成りピンチに陥ったそう。兎に角矢鱈と店を出し過ぎて自社競合に陥ったのだという。そりゃまあそりゃそうだ。弁当や蕎麦と違って週に何度も食べられるものでもないからね(毎日でも食べたいと言っていた大臣がいたけど)。それにしても外食産業ってどうしてこんなに馬鹿なのだろう。同様の例は多多ある。期待しているのですよ、こういう客商売は国からの補助金が出る訳ではないし、純民間企業で、平和産業なのですから。だからもっとちゃんとした経営をして貰いたいのです。何時の日か経団連の会長を出せるくらい。直接民の口を潤しているのだから民の事がよく分かる筈。

 昼頃再び野良狸。こういう時はミーちゃんが怒って威嚇している。肝心の長男は小屋で就寝中。所謂狸寝入りだな。午後出社。講習の予定を詰める。結構忙しそう。退社後はBの新店で御仕舞。夜も狸。

 

12/10・火

 色色考えたのだが、世代交代が遅すぎるのであろう。家にしても企業にしても。若い人にもっと早く相続、継承させるべきである。詰まり平均寿命が長すぎるのかな。引き続き、手摺りの設置と室外機の取り付け。

 さてさてまあまあの曇り。結構暖かい。再び疥癬の狸を追い払う。併しもの欲しそうにしてあんまり逃げない。ちなみに猫と狸では科が違うので移りづらいそうだけど、安心はできない。其の後ケーブルテレビの契約。最低プランは月500円の地デジのみだが、流石にBSとまあまあ速いインターネットもプラスしておいた。となると1500円。此れは家主の負担。午後は漫然とするも電話連絡多し。両物件とも入居日も決まったそう。どちらも年内である。朝は鍋の残り。昼はコンビニのおにぎり。夜も鍋の残り他。うんざり鍋。当分鍋物はいらないな。調子に乗って何でも投げ込むと結局余る。

 

12/9・月

 朝から銀行に参り、最後の振り込み。例によって眼鏡がへなへなで焦点が合わず。今まで以上に現実感がなかった。解体と合わせて丁度富士そば十万杯分。払い込み終了である。本日の外構工事はないみたい。以後散髪す。少しずつ周りを片付ける。蔦や草を抜いたり、落ち葉を掃いたり。曇り勝ちで寒い一日。シロは小屋で久久に寝ている。相次ぐ工事で一番消耗していたのは此の長男だな(案外気が小さい)。あと少しで静かになるよ。晩はまた鍋物

 此のところ米朝交渉はずっと滞っている。北は愈愈しびれを切らしてきた感じ。実験場でエンジンを燃やしたそう。正直アメリカは、大統領の弾劾と米中貿易戦争で頭が一杯で対応不能。別に黙殺している訳ではないのだと思う。それにしても大国の脳味噌が此の程度ではねえ。時時月波君から貰った『平成時代』(岩波新書)。よく纏まっているとは思うが、内容は悉く絶望的。私たちは一体何処で間違えたのでしょう。

 愈愈「ヤヌスの鏡」最終話。おばあさまはショックが元で心筋梗塞を引き起こす。年寄り(と言っても五十代)は早く引退した方がいい。一方悩んだ主人公はビルから飛び降りる。死と再生を果たしたのち人格的統合は図れたのかな。此処で物語は御仕舞。併し昭和版はどんな終わり方だったっけ。遠い目をしても思い出せず。何はともあれ、ひと月半は楽しめました。虐待とか多重人格とか、みんな此処から学んだものです。なお地上波版は結構カットされていた模様(ただでさえ短いのに)。完全版もやって欲しい。夜は雨。

 

12/8・日

 朝から晴れた。昨日直したフレームは一晩でへなへなに。もう駄目だね。日曜だがタイル屋さんも来ている。午前中から豪徳寺で紅葉見物。朝の新幹線で京都に来たと思うことにする。さてさて近くの「丸長」で炒飯セット。茶色い小瓶付き。餅のような炒飯には驚いたが自家製麵のラーメンはまあまあの味。午後は漫然とす。夕方月波君が来る。まず人気もつ焼き店へ。混んで来たのでパスタチェーン店に移動。大量飲酒して帰る。八時前。

 

12/7・土

 寝ている内に眼鏡を踏んづけたらしく朝から何だか焦点が合わず。此の眼鏡も六年目。レンズは既に傷だらけ。そろそろ交換時期なのだが。冷たい雨。其れでも外構工事。車庫の型枠作りとタイル張り。さてさて中が出来上がりましたというので確認する。入るのは二度目だね。天井も高い。当初は少し狭いと思ったけど、キッチンも風呂も(賃貸としては)十分だね。年内には入居する見込み。そして最後の請求書を受け取る。富士そば三万杯分。ちなみに外構工事はかなり下がった。火災保険とケーブルテレビにも入る。午後は止んで来たので眼鏡屋へ。結局新造発注。例によって薄いレンズにするとフレームと合計で七万円も掛かった。目が悪いと損だな。ちなみにクレカ利用で5%引き。天下の愚策だが結構活用している。晩は鍋料理。

 ロマンスカーに男性が飛び込みホームにいた女子中学生が巻き込まれて軽い怪我。精神的にも大きな衝撃だろうな。おっさんでもトラウマになる。いや併し、小田急のホームドア設置の遅れは際立っている。早く何とかすべきである。取り敢えずは電鉄本体採用の正規駅務員を立たせて警戒警固に当たらせるべきだが、どうしても人件費が足りないというのならばシルバー人材を活用したらいい。目利きのじいさんか、世話好きばあさんを多数配置すれば色色なことが防げる。それに高齢者がべちゃべちゃしゃべっている駅で飛び込む輩はいないだろう。

 

12/6・金

 曇天。従って寒い。続いて土間混凝土打ち。午前中から始まったから陽のある内に乾くだろう。まあね猫の足形が付いてもいいんだけどね。記念になるし。昼は家人が買いに行ったアスター弁当。864円だがやっぱり旨い。ちなみに渋谷のお歳暮売り場は大混雑であったと言う。万事年寄りが(現金払いと手書きの伝票で)のろのろとやっているのだろう。

午後出社。小学校の頃から見ている息吹さんは公立大学に合格。リケジョの中でもドボジョに成りたいというから大学では伸びる方だな。早速都内周辺の古い建築物を見に行くようにと忠言す。上位校のAO入試と言うものは意欲のある学生が入って来る。一方下位校は・・・。退社後は新店と本店。二週続けて目当ての女店員はおらず(あの子は金曜しか来ない)。例によって何時もの須々木さんと祐子さんと別れた後に、バーIを覗くも臨時休業中。並びのワインバーに寄ってみる。すると元生徒のP君が来て金五千円失う。出来れば美女に奢りたい。帰宅は一時頃。

それにしても実父が起きられなくなったのが去年の六月。以後医療と介護。実父が亡父になると相続。並行して解体と建設。実に一年半も掛かったが、愈愈あと僅かでゴールである。

 

12/5・木

 大体晴れ。外構工事続く。サイクルポートに屋根が付く(少し小さいな)。午後出社。サンタさんは何処から来るのかと執拗に小学生から質問される。随分前にトナカイはトラック輸送に転換されたこと、特に最近はセキュリティーが強化されたので勝手に民家に入れなくなったこと、おまけに核家族化して非常に不在が多い。従って靴下の代わりに宅配ボックスを置いておくようにと指導しておいた。正しくサンタ苦労す。夕方富士そば

退社後はBの新店で御仕舞。1160円。ちなみにお隣には焼き鳥店が戻って来たのだが客の入りは今一つ。完全排煙脱臭装置が付いていて臭いがしないから誘われないのだと思う。

 

12/4・水

 今日も快晴。地震多し。室内はクリーニング。引き続き外構工事。細かい所はみな手作業。一家総出で作業されている。午後出社。ぼんやりと再開発ビルを歩くと、何だかいい招き猫が売っていた。1600円プラス税。何でこんなに安いのかと思ったら、着物屋さんの客寄せ商品なのね。買った序でに色色と勧誘された。でも男は紋付き袴とか着ないよな。何時の間にかもう師走。そろそろ講習の準備をしなくてはならない。以後思い出したように非常に忙しかった。さてさて退社後はBを回遊。日本で最も有名なお医者さんがアフガニスタンで遭難す。本当に見境がない。

 

12/3・火

 腰痛が治らない家人は、今度はロングブレス体操と言うものをやり始める。何でも呼吸次第で120歳まで生きられるのだと。そんなに長生きされたら吾人の方が先に行くな(序に社会保障制度も崩壊する)。健康法に、健康本に、健康食品は限りなく。

 朝から快晴。外構工事も再開。ぼんやりしていると建設会社の営業員が二人もやって来る。今漸くこうして建て終わるというのに、また何か建てませんかと(出来れば全部壊して巨大な一棟ものを)。ふざけた飛び込み営業であると思った。大体そういうものを建てたくないから、こうした物を建てているのです。

さてさて夕方前にミキサー車が来る。外階段にセメントを打った。外構屋さんが帰った直後に早速触ってみる。滅茶苦茶柔らかい。此れは危険である。十五分後に見回るともう足あとが。ミケだな(此の猫は臆病な割に矢鱈と歩き回る)。解析すると、入ってみて此れは拙いと直ぐに引き返した感じ。まあね上にタイルを張るから実害はない。ばしゃんと転んで猫拓にならないといいが。他は時時『全体主義の起原』の読み直し。晩食は家人に買いに行かせた。

今週の公共放送はずっと地震特集(らしい)。被害想定のドラマでは放送局の人たちが色色と悩んでいた。大丈夫、停電すればテレビもネットも電話も繋がらない。悩むまでもない。ラジオと壁新聞の世界である。大体吾人の予測だと、一番大変なのは1000万人の屎尿処理だな。食ってなくても出るものは・・・。断水すれば何も流せない。少し滞っただけで大変な損害が発生することは吾人の家作経験で分かっている。だから井戸を残した。

 

12/2・月

 朝から大雨。富士そばからカップ麺が発売されたというので、富士そば嫌いの成光君に送ってやった。ずっと昔にお店で何か嫌なことがあったらしいが、此れを食べて心を改めて欲しい。午後には止む。薄着で出たり入ったり書き物をしたりしていたら身体がすっかり冷え切る。晩は豚のしゃぶしゃぶ。夏に貰った松竹梅上撰と茹でうどんを添えて。

 夜更けに「ヤヌスの鏡」第七話。邪魔者はすっかり整理されて、愈愈おばあさまと対峙することに。そもそも娘のゆきこを死に追いやり、孫であるひろみさんの可能性を潰し、ユミという極端な人格を作り出したのも、全て此の人の過剰な折檻と干渉(今風に言えば教育虐待若しくは毒親ぶり)に原因がある。次回最終回。おばあさんを倒して、ひろみとユミは弁証法的統合を果たして欲しい。アクティブ清楚なナイスガールになる筈。

 

12/1・日

 まあまあ晴れる。朝から牛丼Y。此のチェーンなど増税の結果、一円単位での会計となっている。電子マネーで支払ったが、こういう所を何とかして欲しいものである。さてさて昨日の煮え切らない思いを払拭したい。月波君を呼び出すも、静岡に帰省中。つくづく役に立たない官房長官である。結局地元の回転寿司で昼酒二合(2620円)。更にてんやの天丼。 

夜の公共放送はもしも東京直下で大地震が起きたらという特集。最近は難燃化が進んでいるから、あんな大火事は起きないと信じたいな。大体電気やガスは瞬間的に止まるし、今どき家で天麩羅やとんかつを揚げている人も少ないだろう。通電火災は一気には起きないしね。そうなると炭火の焼肉屋が一番危ない。七輪の隣にバケツを待機させるべきであると思った。ただ将棋倒しみたいなことは十分起こりそう。人の多さが既に一種の災害のようなもの。だからあんなに建て増ししてはいけないのです。八戸線が復旧。