10/31・土
終日秋晴れ。午前中は漫然とす。昼はオリジン弁当。やっぱり喉が痛む。残薬(トラネキサム酸)投与。晩は適当鍋。ハロウィンとかいう行事は蒸発してなくなった模様。仮装している人など殆ど見なかった。こうして元の日本に戻ったよ。一方世間の関心事は数日後の大統領選挙。まあね、最初の四年は悪夢というか一種の冗談のような感じだったが、此れがフォーモアイヤーズとなると本当に世界が壊れると思う。
ところで客乃間君は何処かに出かけたよう。「最近日本酒の旨さに目覚めました」と紅葉と酒器の写真が送られて来た。以下吾人の返信。「日本酒は大人の嗜みです。何時までもパンケーキばかり食っているような大人は駄目です」と。こうして割と長い十月が終わった。
十月の備忘録
一、近所の製薬会社の社屋が解体中。まだ新しいのにね(築三十年もない)。跡地は新社屋プラスマンションになるよう。大体虫刺され薬専業の会社など儲からないな。昔取った土地で結局不動産業である。二、千寿のS子先生も漸く退院したとのこと。というか入院していたんだね。免疫系の重病だったらしい。でも無業になって仕舞って此れからどうするの。三、ナゴルノカラバフも大変なことになっているらしいが、生憎何か述べるだけの知見を持ち合わせていない。それにしても地名から言って大変そう。四、読者投稿等で目にするのは、親の死に目にも会えなかったとか、葬儀に参列することすら叶わなかったとか。何も其処まで自粛しなくとも・・・。再考して欲しい。五、タイでは王制反対運動が盛んに。何しろ一年の大半を国外で過ごされているそうで。まるで不在地主だね。
10/30・金
国内の感染確認者は十万人を突破。実際には此の十倍から百倍の間かな。抗体は直ぐに消えて仕舞うというが、幾ら何でも何度も罹らないだろう。集団免疫まであとどれくらいかかるか(勿論此れは罹ると掛かるの掛詞ね)。一方欧州を席巻しているのは感染力が増したマイナーチェンジ型でスペインの田舎町から広まったとの報告が出る。本邦の新宿型と同じような感じだな。スペイン風邪のように突然消えてくれないものかね。学術会議の件に関しては、今度は多様性が大事だから拒否したと意味不明な答弁。拙いな、どんどん支持率が下がる。来週から予算委員会。モリカケ以前に身から出た錆でのっけから躓くことになった。政権の移行期というのは特に注意が必要。なのに漫然と任命拒否して仕舞った。高い代償を払うことになる。どれだけ貯金が残るか。
曇り勝ち。家人は知人と昼餐会。吾人は冷凍牛丼。午後出社。金三万円受け取る。退社後はBに行くも、戸口が開放され過ぎていて寒いさむい。須々木さんと佑子さんで日高屋へ避難。実に久久の日高屋である。坐って飲むのも久久。最後に食べた味噌ラーメンも旨かった。上着がないので急行運転で帰宅。直ぐに入浴。以後悪酔いす。四号も飲んだからな。二軒で二千円ちょっと。
10/29・木
秋晴れに戻る。おせちのセットを注文する。和洋中混成で一万数千円。注文先は一応渋谷の百貨店。何とかホテル監修とか書いてあったが、何処の誰が作っているのかは知れたものではなし。業務用冷凍食品の世界は凄いからね。
午後出社。中三数学クラスにも私立上位校向けの内容を差し込む。すると理解度に大きな断層が出来て仕舞うのだよね。結局多元指導です。脳内オペレーターを増員して対応する。結構草臥れます。Bに行くも二杯だけ。どうも最近悪酔いが多発する。帰宅後カップ麺と菓子パンと牛乳。昨日から喉が痛む。こういう風邪のようなものは実に沢山引いている。夜は冷えた。
10/28・水
大体曇り。高速バスに乗るかもしれないので予約サイトを閲覧するも吾人の登録は既に抹消されたよう。一年半乗っていないからね。新たに登録しようと思ったが、確認メールがスマホには一切送られてこない。二回試して諦めた。何かの設定違いなのだろう。こういう装置は便利なのだろうが滅多に使わない人にとってはやっぱり不便である。
午後まで漫然とす。家にいても仕様がない。かといって出社してももっと仕様がない。結局仕様がない会社に午後出社。すると中三生のひとりが私立高校の一般入試を検討していると伝えられる。志望校はまあまあの学校である。困ったな、当学院の授業内容と授業時間では公立高校の共通問題程度にしか対応できない。そういう場合は別建てで対応するのだが、一体誰が教えるの。生憎吾人の頭は衰えが著しい。数学など厳しいね。勿論頭の中身が一方的に流出して仕舞ったら其れは一種の認知症なので、それなりに新しい知識も入って来てはいます。だけどそれらは健康とか相続とか税制とかの知識に偏っているのです。此方の仕事に何か役立つようなところはなし。少し予習しようと思って過去問を捲ってみた。やっぱりまあまあ難しい。あー、誰が代わってくれないかな。げんなりしたのでBで一杯だけ。840円。帰宅後、鰤の残りと冷凍うどん、歌舞伎揚一枚、赤ワイン二杯。
フランスでは一日に五百人がお亡くなりに。春の第一波のピーク時に近づいて来ているという。ということで再びロックダウンに。詰まり国民生活を巻き添えにした破壊消防だな。拙いな。日本も此れから本格的に寒くなる。第?波、というかシーズンツーが始まる。どうすればいい。そもそも入試などどうなるか。
10/27・火
感染は北海道の方が酷い感じ。寒いからかな。ついつい締め切って仕舞う。西ヨーロッパも日本より寒いものな。どちらにしても此れからだな。選挙の結果次第では内乱になるという悲観的な見方も出る。バロットからブレットへ。そんな馬鹿な。何処の後進国の話?・・・アメリカの話です。其れにしても日本は気楽である。誰がなろうと、あんたが大将(いや大統領)、何処までもお供しますとなるから。あぁー、深い溜め息。
まあまあの曇り時時晴れ。午前中は踊り場の整理。小本棚を納戸に移動さす。すると注文しておいた猫鑑札シールが届く。「猫飼いが嫉妬した犬飼いが玄関に貼ってるあのシール」。正式には門票というらしいが、勿論狂ったりはしない猫にはそういう制度はない。詰まりなんちゃってシールである。実は結構前からこういうものが欲しかった。作っている人がいるんだね。一枚250円。個人間取引なので消費税は無し。其のうち50円は野良猫の保護に充てられるそう。
最近の猫は完全室内飼いが主流だそうで、例えば保護猫を迎えるにしても一切外には出しませんなどと誓約させられるらしい。シログレミケは野良の親に育てられ、以後拙宅に出入りするようになっても屋内には一日一回十五分程度しか入らない。結局生まれて此の方ずっと外回りの外勤者である。不幸な野良猫が増えないことはいいことだろうけど、猫が外に出られなくなったら、小説「ノラや」もテレビ「世界ネコ歩き」も新聞漫画「ねえ、ぴよちゃん」も成立しなくなる。ちょっと寂しいな。昼はパスタを茹でて期限切れのソースをかけて食べた。買い物は二便。長帚を買って落ち葉掃きに備える。晩は鰤を焼いた。
10/26・月
三日連続で晴れた。季節が進んだ感じ。一段と冷える。やっぱり何だか時時胸苦しい。酸素飽和度は問題なし。自律神経辺りかな。映画化された何とかの刃は大ヒットしているらしい。国民が娯楽に飢えている証拠だな。ただ予告編しか見ていないのですが、大正時代の汽車はあんなに速くは走れません。昭和三年の特急燕でも東京神戸に九時間。表定速度は60キロちょっと。それにしても此の原作者の方は一切出て来ないのだそう。何でも目立とうという時代に珍しい態度だと思った。
午前中は領収書の整理。今年は落とせる経費が極めて少ない。此のままだと税金が大変なことになる。困ったこまった。昼は表に出た。久久に「野郎ラーメン」。860円に値上がりす。野菜たっぷりで偶に食うと結構旨い。此の辺の飲食店は在勤者と在宅者が入り混じってそれなりに入っているのだろう。月波君などによると都心の方は閉店ラッシュだそうで。学生時分通った店も結構閉じたと。今日から臨時国会。一応所信表明演説を聞く。地方を重視するという姿勢には首肯するが基本的には眠たくなるような各論ばかり。奇をてらわない単打主義ということなのだろう。なお二酸化炭素をゼロにするとか言っていたが所詮原発とセットだから信用出来ず。核兵器禁止条約にも学術会議にも何も言及せず。詰まりピリッとしたところはなし。以後本当に寝て仕舞った。スリーピーガーだな。晩は家人の回鍋肉。
10/25・日
あちこちでクラスターが見つかるが、根を入れて調べて見ると大半が無症状か軽い風邪程度だと。ひとりの重症者に対して、軽症者は三十、単なる鼻風邪程度が更に何十人、無症状が・・・。うーむ、やはり既に相当蔓延していると考えるべきであろうが、例によって政府は疫学的調査を頑としてやらない。ドウシテ。学術会議のあり方に対しては若い研究者ほど批判的な傾向があるよう。あれっと思うような人が結構厳しい物言いしていてちょっと驚く。まあね、学者の世界も昔の徒弟制度のようなところがあるから、論文の査読とかで老教授にいびられたようなことがあるのかもしれない。でもね全共闘的な態度で知の世界を壊してもいいことはありません。第一、政権の思う壺ですよ。注意されたし。
天気も体調もいいというので家人と墓参りに出る。二週遅れたが亡父の三回忌である。と言っても何もしないけどね。行きはバスプラス山手線プラス西武線。例によって渋谷の変貌に驚く。新しい歩道橋が架かり、東横店が閉店していた。さてさて墓参自体は三十分程度で終わる。草を抜き、久久に線香を焚き、手を合わせた。吾人はちょくちょく来ているが家人にとっては一年振りである。腹も空かないので其のまま帰ることにした。野方で下車。タクシーにスイッチ。運賃四千円。帰宅は正午過ぎ。以後オリジン弁当他。此のタクシーの領収書は使えるな。午睡の後、晩は冷凍鰻。加熱前のものを仏壇に供えた。
10/24・土
朝から晴れた。晴れた土曜は久久である。細いブラシを買ったのでエアコン掃除。黒い粉が恐ろしいほど出て来る出て来る。続いて物干しの移動。腰が悪くて干しに行けないというので近づけた。朝は冷凍うどん。昼は自作のチャーハン。晩は豚の生姜焼き。肉は肉屋さんだが最近は行列が出来るほど。切り立て提供で卸売価格だから口コミで客が増えている。其れに小売りは手間は掛かるけど現金払いだから有り難いだろう。いっそ焼きトリ焼きトンか弁当をやればもっと儲かる。大量飲酒で九時就寝。
10/23・金
三菱の国産旅客機も諦めるよう。残念だけどね。コロナで損切りが出来て良かったのかもしれない。大きな会社はそれなりに生産性も高いのだろうけど、何かで間違えると損害も桁違いである。シャープ=液晶工場、東芝=原発、雪印=食中毒・・・、そして、東海=リニア。
昼前から雨。それにしても十月が長い。而も休みがない。分科会は冬休みの延長を提言。帰省を分散する為。此れは朗報だね。加入している生協が統合され今週から配達日が金曜となる。配達人は初の女性。酒ばかり注文して申し訳ない。天候調査の後、自転車出社。退社後は三日連続でBの新店。チャーハンを作るとき、醤油を入れるか入れないかで話しが盛り上がる。案外非醤油派が多い。こういう他愛のない食べ物話は割と知らない人とでも話せるから便利である。何だか食べたりないので碑文谷でひとり日高屋。とんこつラーメンプラスウーロンハイ。とんこつはスープは旨いけど麺が貧相なんだよな。二店で丁度二千円。色色と直して欲しい所があると須美伯母に言われたのでそろそろ伊那に行こうかと思った。高速バスのダイヤを見たら殆ど運休になっているので驚いた。
10/22・木
五輪は意地になってもやるみたい。と言っても海外からの観戦は無理そう。肝心のアスリートも合宿や練習試合も出来ないから記録も伸びない。色んな意味で最悪最低の五輪になるだろう。一方、日本を始めとする東アジア全般は人種的にコロナに強いという説が出ている。何でもネアンデールタール人の遺伝子を持っていないから、コロナには罹りにくくまた重症化もしないのだと。ホンマかいな。呼吸器系の感染症と遺伝子なんてそんなに関係があるとも思えないけど。中国や韓国は兎も角、日本は単に検査数が少ないでしょう。実は相当蔓延していても重症化しないのは、そもそもみんな健康で清潔なのだからです(多分)。それにしても色んな説が出た。BCG、既に免疫がある説、発酵食品を食べているから大丈夫説等等。どれが正しいの。全日空は文字通り全日空となり五千億の赤字だと。昨年は全便満席、今年は全便欠航。幾ら何でも此れだけのリスクはヘッジ出来ないよな。大型機を売却すると言っても買ってくれるところがない。東日本も終電繰り上げが決まる。来春から。
もう曇る。家人は大病院で(意味なし)検診。須美伯母が来たので植木の手直し。漫然としたまま出社。退社後はBの新店で2300円。初めて今年の秋刀魚(塩焼き)を食べた。ちなみに佑子さんは此処の刺身に当たって大変だったと。先週の金曜のことらしい。ホンマかいな。帰宅後は日記を書く。「苦手な図形の予習をしていると隣りで無社長が馬鹿電話。余りに煩いので怒鳴ってやった。すると拙いと思ったのだろう、三万円持って来た。何もかもふざけている。」と。
10/21・水
ガースーの著作が再版されたらしいが肝心なところが削除されているそう。拙いな、ますます火に油である。直ぐにバレるのに。トラ氏も再選も愈愈危ないらしい。結局チャイナウイルスにやられた格好。問題は選挙結果を受け入れるかどうかという点に移りつつある。来年生まれる赤ちゃんは劇的に減るそう。可笑しいな、増えないもんだね。みんな、家にいるのに。そんなに計画的なものかな。結婚とか出産とか。PCR検査を格安でやりますとかいうクリニックのコマーシャルが流れている。格安といっても一回数万円。まとめてお値引きする回数券もある。成程、民業圧迫になるから政府はやらないんだな。
二日続けて晴れた。古い方の不動産屋さんが来て、更新書類に署名捺印。先代からの付き合いだが、最早契約しているのは二部屋だけ。当人もよぼよぼである。一応新物件については褒めてくれた。年寄りは人の喜ばせ方を知っている。若い営業員は見習った方がいい。午後出社。退社後はBの新店。此処も閉店時間が伸びた。皆さん勢ぞろいしたが何だか寒くて暗くて大して盛り上がらず。吾人も昨日の飲み過ぎで調子が出ない。大人しく帰った。
10/20・火
ガースー歴訪の成果として、越人留学生や技能実習生の待遇改善が決まったよう。此の件に関しては異存はない。一年前まで立ち飲みBで沢山いた。あの辺の子たちはみんな何処に行ったのかな。大抵真面目に働いていた。少しやんちゃそうな子もいたことはいた。
まあまあ晴れる。墓参りに行きたかったが、まず生者の面倒を見て欲しいということで、弟さんの病院へ参る。たまプラーザ下車、東急バスに乗り換え。延命地蔵という縁起の良いバス停で降りる。此処に来たのも一月以来である。インフルエンザ予防接種の同意書と冬用の肌掛けを持参。尤も面会は出来ないので、二階から降りて来た看護師さんに手渡す。要件其の物は三分で終了。さてさて少し歩こうと思った。此処は王禅寺という所らしい。起伏の激しい所を歩き、「エコくらし館」へ。ゴミ処分場併設の資料館。分別が進みゴミは減って来ましたとか書いてあったが、昔の川崎市は瓶から缶まで全部燃やして仕舞うので有名だった。その名残かな、可燃ゴミを「普通ごみ」という(今でも陶器類は燃やすらしい)。出来れば優秀な焼却炉の方を見てみたかった。
さてさてそのまま尻手黒川道路に出る。もう晩秋といった感じ。ススキの穂が揺れ、背高泡立ち草には黄色い花が。てくてく南下すると、なんと「スシロー」があった。少し躊躇したが結局入店。入ってみて驚いた。店内は満席満員。表は誰も歩いていないのにね。少し待つとどういう訳だかテーブル席に案内される。ボックス席に一人だけ。ちょっとだけ飲んだ。ビール一、日本酒二、寿司九皿で2500円。そしてちょっと歩くと「ラーメンショップ」が。そう言えば、以前来たところであった。ついついラーメン550円。此方の店は働くおじさんたちで溢れていた。御苦労さんです。更に歩く内に尿意を催し、ホームセンターに緊急入港。一便一礼、防草シートのピンを購入。あとは市バスで宮前平まで運んで貰った。いや併し偶に知らないところを歩くと楽しいね。コロナ禍以来、外出したことなど、此方の弟さん関係を除くと二度の墓参りと高尾山と中華街に行っただけ。凡そ八割減であると思った。という訳で久久の食べ飲み歩きを楽しんだ。一万二千歩。帰宅は三時過ぎ。
晩はビールと胡瓜のみ。家人に簡単に状況報告する。当然のことながら、家人はスシローなど知らない。だから吾人がまた(ワイドショーに)スシローが出ているとか揶揄しても全く分かってくれません。都税還付の書面が来る。こういうものにも署名と捺印が必要。こういう認印はいらないよな。還付金は吾人の口座に入れて仕舞おう。
10/19・月
今年は大雨被害も限定的でかなりの豊作だと。一方外食需要の減退でえらい量のコメが余っているのだと。中国がごっそり買ってくれないものかね。大体あんたらのせいで(多分)こうなった。トラ氏でなくとも恨み節の一つぐらい言わせて頂きたい。ガースーは初外遊。行った先は東南アジアだが少し頭を冷やして貰いたいと思った。ところで経済ブレーンとしては、あの平蔵の他には日本には中小企業が多すぎると指摘してやまない外国人社長の姿も。まあね、企業統合を進めて競争力と価格交渉力をつけるという理屈はあっているのだろうが、其の為には多くの零細企業の廃業が避けて通れない。結局失業が増える。真に受けるとえらいことになります。兎に角、既にまあまあの暮らしが出来る中高年を早めに引退させる一方、若い人にはもっとちゃんとした職に就けるようにする。企業間より世代間の調整の方が重要であるというのが吾人の見立てであります。何しろ前者はどうにも成らない(ほど絶望的だ)もの。
職場から持ち帰った小型家電類を区の回収箱に持っていく。携帯一、スマホ一、エアコンリモコン三、他に何だか分からない情報機器多数。拙宅からもウォークマンとポータブルCDプレーヤー。全部で数キロ分。一部は回収対象外らしいがまあいいだろう。ちなみに此の回収箱は区内に十か所しかない。そんな馬鹿な。家人はインフルエンザの予防注射。今年度に限り高齢者は(2500円が)無料だとさ。買い物は二便。昼から冷たい雨。暇なのでパソコンの微調整。サービスで入っていたウイルスソフトを削除し元から契約してあるものと置き換える。此れで引っ越しは万事終了。朝は半ライス、昼はカップ麺プラス菓子パン、晩は豚のしゃぶしゃぶ鍋。最後は茹でうどんを入れたが、煮ているうちに柔らかくなるのとならないの、二種類あるから注意が必要。ソ連みたいな頑ななうどん(通称ゴムうどん)は駄目である。少しは味を吸って崩れないとね。調布の住宅街に穴が開く。ずっと下をシールドマシーンで掘り抜いていたらしい(外環道)。大深度の利用など、誰が認めたんだ。
10/18・日
朝までには止んだ。以後少し晴れる。墓参りに行きたかったが、昨夜に引き続き腹具合が良くなく断念。近所の小学校では運動会。イベント等はラストチャンスだな。恐らく来月は・・・。フランスでは一日三万人が感染。となると其の数十倍は検査していることになる。何度も言うけど、よくそんなに検査できるものだと思った。
買い物は碑文谷の北浜に一回。鯛と鮪の刺身。此処など高架下から追い出されたと思ったら、何時の間にか直ぐ近くに再オープンしていた。春前頃だったかな、魚屋も肉屋も京樽もパン屋も総菜屋もみんな閉店させられた。小売店街から飲食店街にしようと考えたのだろうが、コロナ禍により工事は全面ストップ。現在封鎖状態。駄目な大家(=多分東急)だと思った。他は冷蔵庫のもの。二日で1160円しか使わず。
10/17・土
異様に寒い一日。冷たい雨付き。時時ターボプロで玄関周りの汚れ取り。まあまあ落ちる。手動=デッキブラシではどうにもならなかったから。他にも方方の掃除。掃除というのは確実に成果が見えるから士気も上がる。こうして出たり入ったり。朝は冷凍のカツサンド。昼は蕎麦を茹でた。すると区から手紙が来る。健康診断によるとあなたの健康年齢は実年齢よりマイナス3.5年だと(此のまま気を付けてくれぐれも医療費の掛からないようにして下さいと)。案外いい値だね。偏差値で言うとどんなものなのでしょう。併し此の同性同世代の平均値というのが気になる。何処から出たデータなのでしょうか。生憎吾人は国民健康保険である。国保世田谷のデータなのか、もっと広い平均値なのか。うーん。母集団が違うと値も変わるからね。
晩は白菜ベーコン餃子鍋。こうなるとついつい日本酒が旨い。少少でも大将でも多少の糖質も大丈夫そう。中日はいつの間にか二位だと。但し首位とは十ゲーム以上の差が(プレーオフもなし)。いや併し今期は何だったんでしょう。四月からやり直したい。ところでぼんやりと午後のラジオを聴いていると、「二人組」の読み方は、事件によって違うのだという。悪い二人ならににんぐみ、いいことをしたのならふたりぐみと呼ぶのだと。漢語と和語の違いなのかな。そう考えると、人権という言葉がとうとう日本社会に根付かなかったのも、此の語感の悪さだな。人権を訓読みすると、ひとのおもみ? 案外いいかも。夜には悪酔い、食べ過ぎで何度も上厠す。
10/16・金
愈愈トリチウムの海洋放出が決まる。日本郵便契約社員の待遇改善を最高裁が認める。原資は郵便代だな。此処は躊躇わず値上げして欲しい。詰まらないダイレクトメールが減って助かる。シロも猫小屋に入る。人間が心配しなくてもいい。温かい所と涼しい所は猫が一番知っている。欧州では再びロックダウンに近い状態に。近近本邦もそうなるな。広島の件は和解したとべた記事にあった。
八月の電気使用量は295キロ、一方同月の売電量は296キロ。締め日の微妙な違いはあるが、拙宅の電力消費はゼロということになった。大変目出度いことである(其れに元元の発電量はもっと多い)。となると電力需給では夏の昼より冬の夜の方が問題かもしれない。太陽光でいっぱい発電して、揚水するぐらいのことをして欲しい。あれはでっかい電池だから。少し晴れた。昼は家人の親子丼。午後出社。漫然と授業す。Y君は大学の面接試験を受けたそう。幸い品出しのアルバイトも続いているよう。こんな子でも大学に入るようになったと喜ぶべきかな。退社後はBの新店。食べ足りないので碑文谷の武一という店で鶏中華そば。上に手羽の煮たのが乗っていた。凝った作りだがこういうものが食べたい訳じゃないんだよな。「かしわや」は閉店した模様。残念。
ガースーと学術会議議長が会談。といっても十五分だけ。此の問題の落としどころがない。事態は泥沼化の様相。支持率がどんどん下がる。となると下がり切らない内に選挙をしたいということにもなるだろう。
10/15・木
重い曇り。気温はやや低め。今月は実に天気が良くない。一雨あって更に寒気が入る。午後遅めの出社。退社後はBの新店と本店。やっぱり咳が止まらなくなる。煙草が悪い。戸口は全開だったけど。直ちに撤収す。帰り掛けに南雲君というアルバイトの青年に聞いてみたところ、(少人数の講義を含めて)大学は全部リモートだそう。あらま、と応えるより他はなかった。彼など態態上京して来たのにね。おじさんたちはこうやってところかまわず飲み歩いているのにね。二店で二千円弱。ちなみに鶴木さんだけは一切合わない。会社で止められているらしい。真面目というか、会社の・・・だな。帰宅後カップ麺。
10/14・水
急に御経を読まなくてはならなくなった。併し吾人は般若心経すら知らない。困ったこまった、こうなったら適当な四文字熟語を只管連続させ、勿体ぶって叫べばいいと覚悟す。最初の数連を思い浮かべ(取り敢えず般若波羅密多から)、座布団に坐り、うやうやしく首を垂れる。木魚を大きく空振りしたところで目が覚めた。いや併し、出鱈目読経とかいう芸、誰かやったことあるのかな。結構受ける筈。結局朝から汗びっしょり。
学術会議の件は、官房副長官の仕業だという。警察官僚上がりで国会議員でもない。こんな人物が何年に渡って官邸を仕切っていたのだから呆れる。早く解任して国民に首を垂れなければ支持率が急降下する。前政権の悪弊を漫然と継承して仕舞いました、今から心を改めますと率直に詫びて欲しい。頼みます、先輩。
大体曇る。昼は新米を炊く。大して旨くない。可笑しいな、十日町産のコシヒカリなのに。炊飯器が悪いのかな、何しろチープ象印だから。午後出社。いや併し、給料を支払う素振りすらない。腹が立って来たのでつい無社長の机を引っ掻き回す。するとスナックのママに二十万を借りて月末に返すという証文が。発券は本日付け。駄目だこりゃあ。持続化給付金も、感染拡大防止協力金も、(多分支払われた)家賃給付金も、一体何処へ行ったの。もうこんな(ゾンビ)会社、潰れた方がいいな。但し貸した二百だけは返して貰います。Bの本店で三杯飲んで帰る(1450円)。帰宅後減価償却の再計算。ちなみに軽量鉄骨造りの償却期間は19年。古屋の解体費はどうすればいい?
10/13・火
大体曇り時時晴れ。気温高め。昼は表に出た。ぶらぶらと駒沢方面へ。前から気になっていた岡山寿司へ入る。此処は回らないけど明朗会計の店である。コロナ禍の平日の昼だからかな、大箱の店内は閑散。職人さんも手持ち無沙汰のよう。暇疲れするな。もう少し旬のものを取り入れるか、安くするしかないと思った(自称飲食コンサルタント)。寿司九貫に酒少少で三千円。帰り掛けに環七の作業ショップのようなところに入って見る。丁度チープカシオがあったので仏壇に供えた。型式はF91W、何一つ変わっていない。
ところで此のチープ富士通には音声認識機能があるらしいのだが、突然頓珍漢なことを言って来ては吾人を驚かせる。耄碌しかかった家人より酷い。所詮機械などこんなものである。しゃべったり、走ったり、空を飛ぶなど、来世紀の話であろう。
10/12・月
検査を増やして欲しいという声に対して厚労省は、PCR検査を拡大すれば陽性者が続出して、パニックになった国民が病院に押し寄せて医療が崩壊して仕舞うという説明をしていたらしい。前半は事実だろうが、後半は国民を馬鹿にしていると思った。見くびられたものである。まるで愚民扱いである。詰まり、由らしむべし知らしむべからずのお代官の発想だな。そもそも、積極検査⇒見つかった陽性者を自宅待機にするというのが国際標準である。何処の国も軽症者や無症状者が押し掛けてパニックなどには成っていない。
曇ってはいても暖かい。時時晴れると夏日に近い。大体自室周辺の片づけ。散乱した本を収容して掃除機を掛けた。家でぼんやりしていると建設会社の営業員ばかりが来る。建てたばかりなのに、また建てませんかと。何処にそんな金があるの。まずは隣りの建物を褒めて欲しいと思った。暗くなった頃にグレが騒いでいるので見に行くと、本物の鼠を捕っていた。久久の実戦だな。但し小物。併しどうしよう。其のまま側溝に水葬す。顔の本によると、芥田先生も大変立腹されているそう。年代から言って「私の授業を覗いたことがある可能性もある」のだけど、A以上に宜しくないと(原文はもっと過激)。うーむ、もう少しちゃんとして欲しいな。全関係者の切なる願いです。
10/11・日
台風は南進していったという。そんな馬鹿な。幸いにして特別警報が出た三宅村も御蔵島村も大丈夫だったよう。併し此の島を村と言うのも、何何島村と言うのも変な感じだな。一島一村の場合、島という行政区分を作っても面白いかもしれない。市区町村プラス島ということに。島の人は喜ぶだろう。日本は山国であると同時に海洋国でもあるからね。
さてさてやっぱり曇っている。亡父の命日だが体調も天候も悪いので墓参りにも行けず。仏壇に手を合わせた。少し晴れた。久久の太陽、久久の太陽光発電。久久に暖かい。なお弟さんはそのまま入院を継続。本人も其れでいいと言っているそう。昼は表に出たけど、どの店も満員御礼。山形のアンテナショップみたいな店で七百円の弁当を二つ買って帰る。おまけにサイダーをくれた。午後は曇る。買い物は一便。ラジオを聞いていると、判子雑誌の編集長が出て来て、判子を押す為だけに出社させられたと怒られているが、そもそもそんな事実があったのか疑わしいと怒っていた。確かにたしかに。判子=悪というイメージ醸成は宜しくない。そんなイメージに圧し掛かった行政改革はもっと宜しくない。晩は家人のお好み焼き。
10/10・土
明け方には下がる。結局、鼻が悪いから、口呼吸、其のまま喉をやられて発熱というパターンだろう。マスクも消毒も効果なしということになる。二週間前の風邪が治ってなかったのかもしれない。五時にシロとグレの見舞いを受ける。御苦労さん。朝はお粥。味覚は正常。台風は南岸をのろのろと。秋台風の動き方ではないな。ずぅーと大雨。此れは秋雨。而も寒い。九月の売電量、南東が102キロ、南西が94キロ、4700円。案外伸び悩む。気象庁のホームページによると九月の日照時間は100時間ちょっとだって。大体此の表に比例していることに気が付く。昼はかけ蕎麦。晩は昨日の中華弁当の残りに酒半合。今日の「アド街ック天国」は北千住。ちなみに有名酒場の映像は以前のものの使い回し。すっかり密になっているからお見せ出来ないのだろう。やっぱり移るよな。ああいうところで。それにしても千寿に行く機会もなくなった。あの辺で教えた生徒たちは元気かな。
肝心の風は全く吹かず。雨は夜半前に漸く止んだ。真夜中になった頃、固定資産税に関する書面が手渡される。非住宅減免が認められ還付があるよう。寝ながら果報を待った甲斐があるというものだが、また計算をし直さなくてはならない。兎に角、(相続等により)毎年毎年スペックが変わるから、確定申告は毎年毎年地獄の苦しみである。それにしても此の数年で二度の葬式と二度の相続、建て替えが一軒、よく頑張ったよ。吾人も。誰か褒めてくれないかな。
持続化給付金の不正受給では自首が相次ぐ。詐欺団に唆された人が多いよう。立派な犯罪である。世の中、本当に無知な人が多い。とうとうガースーは、除外前の名簿は見ていないと述べる始末。見てないものをどうやって排除するの。支離滅裂。挙句の果ては、あの怒りっぽい大臣が出て来て、行政改革の対象にすると八つ当たり。学術会議には年に十億掛かっているらしいが、大体高度福祉国家である。国や自治体の予算や許認可が入っていないものを探す方が難しい。此の問題は新政権の最初の躓きとなるだろう。ダメージコントロール(=潔く撤回)出来ればいいけど。
10/9・金
任命拒否にあたり、現政権は総合的、俯瞰的に判断したと。そんな馬鹿な。拙いな、ガースーも。A以上に学のなさが露呈している。こうなったらチーム鳳生大学で支えるしかない。総長以下、政治学の杉田先生にジロリアン氏、経済ブレーンには和夫教授、ロシア対策には下斗米名誉教授。政策の大転換である。超リベラルな政権になる。此れぞ世直し。と、此処まで書いて少し反省した。権力というものは恐ろしいね、吾人ですらこんな妄想を抱かせる。許由洗耳。念の為に受けた検査で、芸能人も続続発覚。多くが無症状。一般人とて同様だろうに。こういうことに関して政府も専門家も誰も何も言わない。婚姻届けの印鑑も廃止するのだと。やり過ぎだよな。
ずっと大雨。家人は決死の覚悟で弟さんの病院へ。見舞いではなく、主治医やケースワーカーを交えての面談だそう。シルバーカーだと傘が差せないので駅まで送って行く。そうこうしていると、吾人も寒む気。節節も急に痛い。何だか急に具合が悪い。急降下爆撃を受けたみたい。直ちに就寝。エアコンも点ける。本日欠勤。夕方発熱。三十七度三分、夜は七分まで上がる。咳等はなし。先月末より悪いな。喉が痛いから扁桃腺だとは思うが、コロナかもしれない。部屋に閉じ籠る。どうしてこんなに調子が悪いのだろう。晩は絶食、本日無酒。
10/8・木
寒気が入り、一気に冷える。ずっと冷たい雨。行政のデジタル化より、まず元号を何とかして欲しいと思った。せめて西暦を併記するとか。役所からの書面を見返すたびに、今年は何年、此れは何時の事・・・、毎回毎回頭の体操である。朝から外階段の苔落とし。すると何だか胸苦しくなる。酸素飽和度は95、6。直ちに気管支拡張剤と抗ヒスタミン。どっちが効いたのかは分からないが直ぐに治った。最近酷いな。前者はあと数回分しかない。以後上厠と漫然とを繰り返す。鎌倉の伯母さんにパルスオキシメーターを贈る。
出し切ったので出社しようと思った。久久に目黒までバスで出ようと。併し車両の中も外も混雑す。どんどん乗ってくるからますます進まず。而もあと少しで大きな信号を渡れると思ったところで、最後に乗って来た若いお客のカードが残高不足。もたもたと現金でチャージしている内に貴重な青信号は全損す。ああ、公共交通機関というものは、忍の一字である。幸い雨も小降りなので途中で乗り捨て。徒歩連絡に切り替えた。退社後はBの新店で870円。11系統のバスで帰宅。こっちは空いていた。例によって環七から歩く。結局スーパーの天ぷらそば。台風が来るのでグレのサマーベッドは撤収。暫く彷徨していたらしいが、夜になってミケの小屋に入ったという。弟妹同士仲良くね。一方相変わらずシロはひとり寝。東側の寒いテントである。早く冬小屋に入ればいいのに。それにしても、飲んで食べて帰らないと、風呂には入りたいし、日記も書きたいし、飲み直しもしたい。実にせわしない。
10/7・水
少し晴れたが、昼過ぎから段段曇り、以後降ったり止んだり。また台風プラス秋雨前線だと。そういえば近所にある大学のキャンパスもひと気がない。大抵リモートなんだね。何だかな。出たら出たで、出たとこ勝負で対応するしかないと思う。午後自転車出社。愈愈麾下の中学校でも出たという。其れでも休校にはせず、学年単位で対応するそう。小中高でも蔓延していないのだから、大学ももう少し出来るだろうに。コロナを恐れるな、某大統領もおっしゃっていたではないか。いや併しね、当の本人がやっぱり感染するとは、こういう表現が適切かどうかは分からないけど、まるで(ギャグ)漫画だね。退社後はBの本店。1720円。止み間を狙って帰る。植木屋さんにお金を支払う。13万余。砂利引き工事は年明けの閑散期に予定する。
10/6・火
学術会議の件について、ガースーは、其の指摘(学問の自由の侵害であると)は全く当たらないと述べるに留まる。例によって木で鼻をくくった答弁である。母校の和服の総長も怒っています(後輩もがっかりです)。大体こういうところで政権の体力を使って仕舞っても良くないのだけど。トラ氏は早くも退院。新薬まで使ったらしい。なお世界の感染者は数億人だとWHОは推定。ホワイトハウスやロッテでも大量感染。
幸い家人も吾人も体調は良好。という訳で偶には何処かに行こうと思った。手っ取り早く東横線を終点まで。例によって中華街である。併しひとりで来てもね。表通りの食べ放題店はスルーして、横丁の小さめの店に入る。ランチサービスを敬遠すると、もうグランドメニューしかない。色色と捲って、暫し呆然とす。料理は多多あるが(空心菜炒めから鱶鰭煮込みまで)、最低千円以上。ひとりでエビチリ・・・、まさかね。何でもいいからつまみが欲しいと言うと、巨大な冷菜盛り合わせが登場する。そんな馬鹿なというような量。あっという間に腹がいっぱいに。ビール二本に五目そばで4510円。すると、あの冷菜が2000円以上もしたことになる(ピータン、チャーシュー、鴨のロース、蒸し鶏・・・全て四切れ以上あった)。うーん、中華街もひとり対応を急いで欲しいと思った。本当はね、あと二三品は食べたかった。量も値段も三分の一にして。一皿五百円均一の店とかが欲しいな。大体此れからは何でもひとりかふたりでしょう。大勢で円卓中華など当分あり得ない。
気を取り直して山下公園を缶酎ハイ片手に歩く。まあまあ晴れているから、五月の陽気に思える。今年はゴールデンウイーク辺りからやり直したいな。とぼとぼ行くと、「海外移住資料館」。入場無料。今からでは信じられないだろうが、戦前は勿論、戦後のある時期まで日本は移民の送り出し国であった。何を隠そう、吾人の忠太郎お爺さんだって、一旗揚げようと渡米した書生の一人であった(其のお蔭で家作がある)。此れらの写真の中には知り合いの知り合いぐらいいるかもしれない。続いてお客のいない商業施設を徘徊。まだまだだな。観光客が戻るのは。みなとみらいから電車に乗って帰る。三時過ぎ。一万四千歩。以後午睡。晩は崎陽軒の弁当。結局南極、中華街より街中華がいいという結論。
10/5・月
大体曇り。猫用の使い捨て懐炉を買いに行く。ドラッグストアーに二往復。ひと箱三十個入りを八箱、詰まり240個。四千円。シロの小屋とミケグレの小屋に一つずつ、一日二個使うから120日分程度(寒い日には増配する)。二年続いて暖冬ということはないだろう。風邪が流行るな。家人は不定愁訴。昼はインスタント麺。晩はスーパーの出来合いの鍋。暗くなってから映画「アルキメデスの大戦」。次世代型大型戦闘艦の建造を巡るお話。冒頭行き成り「男たちの大和」のようなシーンがあるが、基本的には計算と会議という地味な展開。史実を基にしたフィクションだが、軍備が如何に膨大な無駄と熱狂をもたらすのか、ちょっと恐ろしいまでの迫力で迫ってくる。一風変わった反戦映画でありました。
何とかイートの割り引きお食事券が一部地域で売り出される。インタビューに応えていた女性は、此れで飲食店を支援したいと述べていた。でも本当に支援するなら、いつもニコニコ現金払いだと思うのだが。序でにアルコールを注文されるともっと助かる。
10/4・日
午前に散髪。昼は信濃屋の弁当。曇ってはいるが結構暑い。数日来の疲れが出たのか、午後も漫然とす。晩はまた牛肉。ちょっと食べ過ぎである。それにしても不思議だな。草を中心とした穀物などを食べて、肉と脂が出来、其れらを人間が食べて消化すると再び油脂分は無くなる(便器に油は浮かないものな)。全て消化酵素のお陰である。
区による積極検査では、介護施設の百人を調べて、一人出たという。そんなものかなあ。四連休から二週間、幸い此方も何とか落ち着いているよう。もう終わり=集団免疫獲得? ならいいけどな。うーん、分からない。専門家にはもっと血液を調べて欲しい。ちなみに「笑点」なんかもリモート収録は解除。無観客ながら平常に戻りつつある。
10/3・土
引き続いて植木屋さんが来る。低木の剪定と細かい草取り。今回は親方と奥さんの二人。お互いに家内作業なので万事気が楽である。世間話を挟みつつ、吾人も草を引っこ抜いた。午前四時間、午後一時間。此れで秋の刈り取り作業は終了となった。いや併し疲れたね。山歩き並みの運動量である。シャワー入浴と午睡の後、牛を焼いて栄養を補った。
トラ氏の様態が悪化。高熱が出ているという。何分高齢だしな。軍の施設に移動。直ちにレムデシビルが投与されたという。また、ヘルパーさんに移されたと、遺族が訪問介護所を提訴(広島)。うーむ、こういうのは難しいな。
10/2・金
何人かの研究者が学術会議に入れず。内閣が任命拒否したらしい。携帯料金の引き下げで国民の歓心を得る積りのようだけど、此の政権の本性が出たな。A政権の頃から画策していたらしいが、こういう所は継承しなくていいのにね。そしてとうとうトラ氏もコロナに感染。幸い軽いそう。秋晴れ。急に金木犀の香りがする。どうやら鼻水は出ても鼻は通じているよう。
漫然としつつ午後出社。退社後はBで1680円。ちなみに先月からお隣りの絨毯屋はケバブ屋に意匠替え。同郷の人がやっているのだろうが、一枚何百万円の商売から一人前何百円の商売になった。いや併しどちらにしても売れていない感じ。大丈夫かいな。此のショッピングモールも開業から一年経ったけどテナントは埋まらないまま。死んだようになっている。もう一つちなみに、立ち飲みS以来の知り合いの細山田氏は、定年をきっかけに故郷に帰るそう。故郷は南の島である。いい所だけど、奥方は此れを機会に離縁するらしい。而も世帯を分離した後は福祉生活者になるという。なんだかなあ。
そんな俗世とは関係なく、月が綺麗な晩であった。十五夜の次の晩である。十五夜とは旧暦の八月十五日のこと。それにしても旧暦というのは難しい。そもそも月の満ち欠けでひと月なので、年に十日の割合でずれて仕舞う。そこで閏月が三年に一度挿入される。此れが太陰太陽暦。どちらにしても毎年安定しない。序に月の隣りには火星も見えた。そういえば、明星とか金星とかいう特急列車はあったが、火星はないよな。外惑星だからかな、案外馴染みがない。ちなみに外惑星と内惑星が天文図を引っ掻き回したお陰で(遠くの恒星とは全く違う動きをするものだから)、天動説が御破算になったと聞いたことがある。確か国鉄の発券機はマルスとか言った筈だけど。
10/1・木
朝は小雨。旅行割引キャンペーンは全国に拡大。東京から出る人はいるだろうが、入って来る人はそんなにいないだろう。東京は実は日本最大の観光地でもある。それに体育の日が何処かに行って仕舞い、今月のカレンダーは真っ黒け。昼以降は少し晴れる。多少吾人の気分も晴れた。草取りと苔取り。ターボプロも投入す。午後出社。都民の日だが学校も塾も通常営業。Bの本店で二杯だけ(980円)。コロナだといけないので早めに帰った。十二時就寝。一時間ほどすると鼻が詰まって目が覚める。直ちに抗ヒスタミン投与。効いてくるまで一時間は掛かった。
ところで来年度の概算要求は恐ろしい金額に。コロナと名の付くものはみな通るのかね。隣の省が使うのならは、うちの省も使います。君が行くなら僕も行く。みんなでゴートゥー財務省(概算要求)。ああ。