2020年11月

今月の備忘録

一、数十年続いた写真屋が閉店。大学受験の写真も此処で撮った。実は此の店、元生徒のお爺さんの店だと聞いて、世間は案外狭いと思った。二、長年使っていたクリーニング店が閉店。自社工場が閉じてからは大手の取次ぎだけをやっていた。三、そう言えば、よく(猫に)声を掛けてくれたお向かいの家族も最近見ない。引っ越ししたのだな。集合住宅だと皆目分からない。いい土地はありませんかとか奥さんに聞かれたことがあったから、何処かいい所が見つかったのだろう。でも此のご時世に住宅ローンなど、大丈夫だろうか。ちなみにこちらの物件には十数世帯は住んでいる。築三年でどれくらい入れ替わったか。四、考えてみれば三島と亡父は同い年の生まれ。向こうは一月、此方は四月だから学年は違うか。肉体美を競うような人は長生きしないな。自決から丁度五十年だそうで。五、久久にバキュームカーを見た。緑色の都の車。最近は脱臭されるのかな。昔は深呼吸競争したものである。

 

 

11/30・月

 まあまあ晴れた。午後臨時出社。遅延していた事務的作業を片付ける。金三万円受け取る。さてさてまだまだ明るい内にBへ。すると役者志望の彼と大塚さんが飲んでいた。親子ほど違うけど同じBの従業員。Bで働き、Bで使う。桜営業だね。(コの字カウンターを挟んで)久久に談笑す。日が暮れるとなると大量の一人客が入ってくる。テレワーク組かな。家からちょっと出て来たような私服のおじさんばかり。みんな寂しいんだね。ビール一、回数券二、ワンカップ一、鯵刺しと秋刀魚焼き、1250円。ちなみに時短要請には従わないそう。元元十時半ラストオーダーだし。六時半帰宅。夕飯後『富士日記』(上中下)。数日前の夕刊で取り上げられていたので取り寄せた。五十年前の富士別荘の記録。うーん、此の日記は盲点だった。ちなみに吾人の日記は百鬼園先生の其れ(『東京焼盡』)を参考にしているが、もっとカジュアルな作風となっている。ざっと読むと交通事故の記述が多い。丁度第一次交通戦争の頃。時代の熱気が伝わって来るよう。

 ところで皇女様の結婚にもゴーサインが出たよう。根負けしたかな。借金問題も片が付いたというから、官房機密費か何かで払ったんだな。結婚は両性の合意によるものだが、相手方の御母堂は蝗みたいな方だというから心配は尽きないね。まあ下下には関係のないことでありんす。こうしてコロナコロナの十一月が終了す。国内の累計感染確認者は十五万人。ひと月で五割増えた。

 

 

11/29・日

 朝は鍋物の残りにうどんを入れたもの。ずっと曇る。家人がお歳暮を送りたいというのでネットで注文す。序でに吾人も芥田先生に何とかホテルのスープセット(三千円相当)を送った。今年のお歳暮商戦は活況しそう。何しろ(飲んで使う筈だった)お金が余って仕様がないという人もいるだろうから。ならば恵まれない人にも贈るべきであるな。そもそも贈与とは一種の快楽を伴う。近代が禁じた呪われた部分でもある。もっと復活していい。

 猫用のテントを買いに表に出た。遅い昼食として田島のパン。やや大ぶりのコッペパンに具を挟んだだけで300円。ドトール系なんだっけな。こういう総菜パンを作る店が悉くなくなったから繁盛しているよう。晩は(輸入)牛を煮たもの。

 

 

11/28・土

 都内等は本日から時短営業。今後三週間の自粛期間で何とか収める積りのようだけど、ちょっと無理だよな。という訳で今度の正月は自宅軟禁状態になるだろう。沖縄の知事が肺炎で入院。すわ、と思ったが細菌性とのこと。案外ひとは肺炎になるのだね。一方重症者はかなりの割合で高齢者、中でも認知症の方が目立っているという。キュアとケアで看護師さんが大変だと。ガースーは、札幌と大阪発の何とかトラベルの自粛を呼び掛ける。あくまでも撤回しないのだね。全国一律で停止するのが筋というものだし、第一に簡単だよ。

 朝から晴れた。昼は近所のこってり屋の中華そばプラス半炒飯(980円)。家人にはスーパーで売っていた淡路屋の松茸牛肉満載栗めし(980円)。晩は小松菜プラス白菜プラス豚肉の常夜鍋。常夜湯を中量飲酒。

 

 

11/27・金

 それにしてもね、経済を回さなくてはならないとか言いつつ、しっかり何とか割引を使っている人がいるけど、何だかな。利他のように見えて実は利己。国民をお貰いさんにするような制度はつくづく宜しくない。豊洲でも集団感染が続いているという。うーむ、やはり輸入食材説も一理あるな。都内の重症者は60人ということになっているが、国の基準に当てはめると150人だと。何なの此のダブルスタンダードは。愈愈大阪は感染爆発寸前だと。所謂指数関数的伸びというやつだな。

 曇りの予報だったが比較的晴れた。午後はやっぱり曇る。漸く冬期講習の案内が完成す。冬休みが短くなった関係で二日減の六日体制。代金も一割五分引いた。減った分は通常授業が増えるから妥当な率であろう。夜は中三数学。此方のクラスは四角の一番を徹底的に攻略す。全都道府県の一番を北から解くこととした。全国武者修行である。岩手まで到達す。序でに県庁所在地や主都や産業や東京からの交通機関も覚さす。退社後は何時ものBの積りだったが、須々木さんが本店の方のBにいるというので行ってみる。合った人は村田さんと佑子さん。でも此処は煙い。喫煙店だと客層も今一つ。当然誰もマスクをしていない。後から入って来た若い会社員の二人組など、入ってくるなり二人でプカプカやっていた。割とちゃんとしたスーツを着ていたが、今時喫煙者で真面な会社勤めが出来るのかね。危ないあぶない。第一に大変不快である。早早に退散す(870円)。帰宅後、うがい手洗い顔洗い眼鏡洗い。カップ焼きそばで飲み直し。本当は皆さんと日高屋に行きたかった。

 

 

11/26・木

 再び分科会の会長が出て来て、此のままでは大変なことになると警告す。併しみんな大して真に受けず。コロナ慣れだな。現在の重症者は全国で400名だそう。何とかトラベルは漸く札幌と大阪が除外。でも着と発のどっちを停止するのとかでまた揉めている。都も週末から時短営業要請。またまた十時閉店になる。一方担当大臣は緊急事態宣言も引き合いに出す。其れでいてイートもトラベルも続行するのだと。やっていることは既に滅茶苦茶である。世田谷ボロ市も中止。一般参賀も中止。ところで皇室の方は方で大変なことになっているらしい。駆け落ちの可能性も指摘されるほど。あらま。

 朝には晴れた。葦簀の代金を支払う。どういう訳だか一切請求書を送って来なかったので此方から請求した。悠長な会社だな。危うく取り込み詐欺になるところである。東の変電所が炎上し、宇都宮線が長時間運休。序でに東武線も止まる。通勤通学も多難である。何だか体のあちこちが痛む。またコロナかと思った(恐らく一昨日の筋肉痛)。それにしても都内に帰ってもコロナコロナコロナ。テレビも家人もコロナコロナコロナ。長野のニュースもコロナコロナだった。もううんざりだね。午後出社。中三数学は円周角と相似の混合入試問題。都立入試でいうところの所謂四角の四番である。結構難しい。吾人が解けないものは演習対象から外した。解けないものは教えられないからね。100分の授業の予習で90分も掛かった(平素は0から10分程度)。Bでちょっとだけ。合った人は高瀬さんと須々木さん。帰宅は十一時。東横線の高架下で若者が徒党を組んで騒いでいた。飲みたいよな、誰だって。入浴後、カップ麺。

 

 

11/25・水

 何とかキャンペーンは見直すと決めたらしいが、何をどう見直すのかは分からずじまい。国と自治体でボールのぶつけ合いである。そんな中でも重症者はじわりと増加。既に第一波の時を超えたという。一体どうなる。ところでもう誰も話題にしないが、あの接触確認アプリってどうなったの。国内でお亡くなりになった方は二千人を突破。桜の会の前夜祭では今更ながらホテルの領収書が出てくる。一応特捜部が動いているんだね。

 三時にシロとグレに起こされる。猫も元気だな。吾人の体調も既に回復していた。旅費の精算をする。丁度三万円。三分の二近くは交通費であった。勿論何とかトラベルなど使いませんし使えません。関東は冷たい雨。昼飯を食べていると救急車が。お向かいの奥さん(八十代)が呼んだよう。幸い自力で歩いていたが何処か悪いんだな。午後は止んだ。以後出社。寒そうなので二千円の服を着て出動。其のまま帰宅。でもちょっと厚い。力士の着ぐるみみたいな感じがする。本日無酒。巨人は四連敗で砕け散る。此方のソフトバンクは盤石。セパの実力が違い過ぎる。

 

 

11/24・火

 午前中は物置きの屋根の落ち葉を掃いたり、近所の荒れ地の竹を切ったりす。倒れ掛かった竹は跳ねるから注意が必要。慎重に数十本を切った。伯母と一緒に昼のバスで下山する。他客は一人。知人がクマに襲われたと語るおばあさんが途中から乗って来て途中で降りて行った。さてさて高速バスはいまだに減便中で十時の次はなんと三時までない。そんな馬鹿な。せめて真ん中に一本走らせて欲しいと思った。仕方がないので列車で帰ることとする。一方長期滞在の伯母は新たなお友達と伊那北駅で待ち合わせ。という訳で13時過ぎの列車に乗って吾人は其のまま帰京の途へ。

此の列車は岡谷であずさ34号(ちなみにあずさとかいじは三月のダイヤ改定から通し番号になった)に接続するが、何だか行きは贅沢し過ぎたと思った。お金が勿体ない。其れにもう少し景色も見たい。其処で普通列車で帰ることにしたい。ただ普通に乗るとなると中央線の接続が頗る宜しくない。吾人は紙の時刻表を見ながら一計を案じた。特急にちょっとだけ乗ると一段前の普通列車に乗り継げる。すると高尾には一時間半は早く着く。特急料金は最低の760円。悪くないプランである。あずさを小淵沢で乗り捨て、当駅始発の高尾行きに乗り換え。幸いクロスシート車であった。さてさてボックスシートにひとりで腰掛け、どっと足を延ばす。残り物の白ワインをラッパ飲み。やれやれいつもの旅に戻った感じ。

 甲府盆地の夕景を眺めながら列車は進む。勝手知ったる中央線。漸く列車旅にも慣れて来たところ。甲斐大和を過ぎると関東が近い。急に曇ってくる。大月でワンカップを補充。17時14分、高尾定刻着。伊那から四時間で都下に着いたから、まあまあ速い。運賃と料金は4170円。乗車券を東京駅から通しで買えばもっと安かったな。早速、「たまの里」に入場。まだ五時だというのに店内は結構飲んでいる人がいる。人気店だね。奥では高齢男性四人組が大声で談笑中。内閣総理大臣もマスク掛けで会食せよと述べられたではないか。長野や山梨の高校生までしっかりとマスクをしているというのに、東京の大人は駄目だと思った。京王線で寝ている内に、何だか悪酔いして来る。這う這うの体で帰宅。以後胃痛。久久に戻した。駄目な大人が此処にも一人居ました。

医師会は我慢の三連休とか言っていたけど、(吾人も含めて)我慢出来ない其れになった。全国の観光地は繁盛したそう。もう何か月も堪えて来たからね。大体無理だよな。何とかキャンペーンがなくても、みんな這い出す。さて結果はどうなりますか。此れで大丈夫だったら、もう大丈夫なのだけど。詰まり壮大な社会実験である。

 

 

11/23・月

 一雨あったが、朝には晴れる。朝食の後は、ブルーベリー畑の整備。ちょっと驚いたのは、最近都会から越して来た家具職人さんが亡くなったということ。セカンドライフを満喫する筈だったのに。吾人も少し話したが、気さくないい人だった。合掌。午後は散歩がてら近所の観光施設に。丁度三十分。「名人亭」という蕎麦屋で一献。さっき昼の焼きそばを食べたばかりだが、伯母は四十代男性の食欲というものを理解していないらしく、幸い胃には余裕がある。というか、まだまだ腹が減っている。なんとまあ欠食おじさんである。茸の煮つけとせいろを一枚。仙醸というお酒を一本。みはらし市場では追加の日本酒とワインとアップルパイを購入。帰りはバスで運んで貰った。入浴帰りの登山客とおばあさんたちでまあまあ乗っていた。何とか此のバスも残って貰いたいね。

夕方、薪ストーブに火を入れる。中中火が付かず難渋す。一発着火を誇った吾人の腕も落ちたと思った。庫内の温度が一気に上がるよう、大量の細枝を一息に燃え上がらせるのか味噌なのだが、ついついケチって量が足りなかったよう。つい焦って読む筈だった土曜の新聞紙まで燃して仕舞う。逐次投入逐次消耗の愚を犯した。ちなみに此のストーブはドイツ製だとか。最近は国産でもっといい物があると思う。さてさて二晩目は割と深刻なテーマ(=吾人の難婚問題)になりがちである。吾人も厳重に警戒す。慎重に話の流れを分析し、話題を逸らさなければならない。すると今晩は家人の腰痛問題に行き着く。何でも腰が悪くなったのは、拙宅の台所のせいで、シンクが低いのが原因であると。直ぐに交換するようにと苦言される。持ち帰って検討しますと言うより他がなかった。

 ところで例によって伊那の山際わはフォーG回線が大して入らない。時時スリーGに入れ替わる始末。デジタル断ちにはいいけど、もうじきスリーGの停波は決まっている。大丈夫か、ソフトバンク

 

 

11/22・日

 いい加減、何処かに出かけようと思っていた。幸い伊那には須美伯母が行っているそう。其処で吾人も行くことにした。渋谷駅に参り、乗車券を購入せんとす。折角なので豊橋から入ることとした。こういう経路は機械では発券できない。早速有人窓口に参る。都内から伊那市駅まで乗車券8030円、豊橋まで新幹線自由席3400円、豊橋からは伊那路という特急に乗る。幸い特急は窓側が空いているそう。座席指定を取って貰った。新幹線乗り継ぎ割り引き適応で1190円。滅多に乗らないらしく窓口氏は飯田線伊那路も詳しくなかった(よう)。時刻表を見て確認していた。まあね通常あり得ないルートだしね。それにしてもこういう窓口でのやり取りは実に楽しい。

 旅の最初のハイライトを終え、何だか一時間も早く東京駅に着く。何本ものぞみを見送ったがどれもガラガラ。連休の中日だからかな。当該ひかりも空気輸送に近い感じ。ちなみに此の635号は8時33分発、大変な俊足で新横浜の次は行き成り豊橋である。こうして宿泊を伴う外出は今年初めて。昨年の後半は建て替えで大忙しだったから、実に一年半ぶりである。切符の買い方も列車の乗り方も忘れて仕舞った感じ。昨夜も何だか寝付けなかった。

それにお酒を飲んで景色を見てもどうしていいのか何だか落ち着かない。結局普段飲んでいない人のように牛飲す。東京駅で買ったビールも酎ハイもあっという間に飲み尽くし、車販員から追加購入。そうこうしていると豊橋到着。僅かに一時間ちょっと。相変わらず速いね、此の新幹線というやつは。レールの上を跳んだり跳ねたりしている感じがする。現に時時ふわっとする。お客が少ないからかな。

続いて飯田線ホームへ移動。名鉄に交じって三両編成の列車が佇んでいた。二号車の真ん中付近に坐る。前後はおじいさんおばあさん。偶にマニア風の男性客。まあまあ満席に近いかな。交通機関は空いている方がいいが、こういう閑散区間に御客がいることは何よりである。10時08分、定刻発車。しかし飯田線の飯田以南を乗るのも二十年ぶりである。あの頃は青春18きっぷとか信州ワイド周遊券だった。今は新幹線と特急券。吾人も経済成長したと思った。

早速車窓を見入るが、窓の位置が悪いのと、関東以西の天気が悪いので何だか今一つ。「秘境駅弁当」を肴に再び牛飲す。最近の飯田線は乗降客ゼロという秘境駅で売っている。「秘境駅号」という臨時列車も走っている。特急は谷合のぐにゃぐにゃの線路を這うようにして進む。駅をとばした分しか速くない。だから前の列車に追いつくこともない。先ほどひかりとは同じ鉄道とは思えず。天竜峡で団体客が大量降車。少しハイキングをして上りの秘境駅号で帰るという日帰りプランのよう。併し其の観光列車も373系という汎用型の特急車両。何か面白い車両はないのかな。昔はトロッコ列車に乗ったものだよ。

さてさて此の列車は飯田が終点。伊那路という割には伊那谷は走らない。遅いだけでなく、看板からして変な特急である。飯田に降りると、木が焼けた臭いがした。もう薪が燃える時期である。ちょっとの接続で茅野行きに乗り換え。此処から伊那まで更に二時間。多少の乗り降りはあるが、どの駅も少少うらぶれた感じ。何処の駅前もシャッター通り。何だか人気がない。其れに例によって飯田線というのは線形が悪く、駅も多い。詰まり非常に遅い。アルコールと相まって何だか色色なものが蕩けてくる感じがした。まあねこういう感じを味わいたくて、久久の旅に出たのでもあった。伊那市駅到着、15時ちょうど。

 僅かな時間で一日数本の伊那バス西箕輪線に乗り換える。伊那に来るようなって二十年以上。此のバスの本数も変わらない。ただ何時の間にか運賃が値下がりしたよう。運賃表が310円から上がらなくなっていた。但し乗客は二人だけ。もっと乗って貰わないと・・・。バス停から五分歩いて、山荘到着は16時ちょっと前。東京駅から八時間近く掛かった計算である。さてさてしっかり手元を消毒してから中に入った。伯母と晩酌の後、一階の和室に寝たのだが、寒いさむい。茫茫と薪を焚いても暖気は上に。深深と下から冷えてくる。断熱が成っていない。無駄エネ(別荘)住宅である。換気は十分なのだけどね。段ボールの衝い立てを出す。気分は路上生活であった。

 

 

11/21・土

 分科会の苦言を受け入れ、漸く政府は何とかキャンペーンの見直しに着手。全て遅いな。まあね、政府の肩を持つ訳ではないが、第三波の立ち上がりがちょっと速いような気がする。北海道は兎も角、関東などはまだまだ暖かいのに。恐らく既に蔓延していたのだろう。そこで検査数を増やせば増やした分だけ増える。となると問題は陽性率だな。

 異様に晴れる。風強し。昼はふらふらと地元の回転寿司屋へ。ビール一、日本酒二。案外入っている。ちなみに隣りには親子。坊やは三歳くらいかな。矢鱈父親が話し掛けていることから鑑みると、平素会う機会が少ないのだろう。○○は食べるかい?とか、普段は何を食べているのかい?とか、お父さんお酒飲んじゃっていいかい?とか。従業員にもいちいちありがとうございますとか。丁寧な物言い。でもね少少過剰だな。恐らく言葉とは過剰な場所からは育たない。午後は漫然とす。夕方吹き溜まりを一掃。誰も何の注目もしていないが、今日から日本シリーズ。日程の都合で東京ドームが使えず、何故か大阪でやっている。どの道、一万人ぐらいしか入れないそう。頓珍漢な一年を締めくくるシリーズとなればいいが。

 

 

11/20・金

 朝からお粥を炊く。曇ってはいるが引き続き暖かい。南風が吹き荒れ、換気扇いらず。神風が吹いたよ。愈愈病院が足りないと。そもそも軽症で入院させる方が可笑しい。呼吸が楽な人は出て貰おう。それでも足りなくなったら、愈愈破壊消防だな。こうして世の中滅茶苦茶なのに、株価だけは上がっているそう。そんな馬鹿な。最早鉄火場だね(モリタク氏がそう言っていた)。ちなみにワクチンは遺伝子方式だとかで従来のものより効くらしい。うーん、神風ワクチンとなるかね。海外製だけど。

 税務署から手紙が来る。何の用かと思ったら、コロナ禍なので次の確定申告はイータックスにして下さいと。生憎、カードリーダーがない、そもそもユアナンバーカードがない。取得する積りもない。正正堂堂紙にしたものを持って行く所存であります。午後出社。金曜の方の中三数学は只管計算と一行問題を解かせる。まず都立高校入試の四角の一番を解けるようにしなくてはならない。退社後もBへ。連休前で流石に混んでいた。例によって二人体制では全く捌けず。シフト管理が成ってないね。会った人は須々木さん田岡さん他少数。ちなみにBのテレビでは「カリオストロの城」。埼玉県警が偽札団を摘発するお話。ついついみんなで見て仕舞う。それにしてもММTなどいうのは国家ぐるみの贋金製造みたいなものだとか財政再建派は思うのだろう。でもね、管理通貨制度って、そもそもそういうものだよな。そんなことを田岡さんと少し話した。両日とも千円を超えず。回数券の御蔭である。帰宅後シャワー入浴。

 

 

11/19・木

 スウェーデンでも感染者増。うーむ、集団免疫への道は長くて険しい。朝から異様な暖かさ。屋外の方が気温が高い。此のまま冬を飛ばして春が来てくれないかな。国内の蔓延状況は夏の第二波の頃と同じだろうが、あの頃は気温が三十度あったから、もうじきどうにかなるという安心感があった。

 須美伯母が来て庭の片づけ。午後出社。都知事が出て来て、小さな小を守れと述べたそう。宴会は小人数で、小時間で済ませるようにと。うーん、禁止令は出さないんだ。一方の担当大臣は(感染が広がるかどうかは)神のみぞ知る発言。いっそ神風を待望したら。期末試験も終わったので、中三数学は入試演習に移行。此れは此れで手間が掛かる。退社後はB。ビール一、回数券二。会った人は須々木さんと高瀬さん。大して話すことも無し。帰宅後冷凍ピラフ。腹が減った。Bのつまみにも食い飽いたから。ちなみにガースーも何か発言はしているらしいが話題にならず。ぶら下がり取材や囲み取材には応じているようだが、こういう短時間のスピーチにも原稿が欠かせないらしい。本当にしゃべれないんだな。(教師や)政治家は言葉を生業としているのに。それにこういう取材にも事前に質問状が必要という事態も異常である。香川で遊覧船が沈没。修学旅行生が海へと・・・、誰もが紫雲丸事故を想像したけど、全員無事でよかった。

 

 

11/18・水

 未明に入ってきたシロとグレは、なんとソファーで寝ていた(二時間弱)。いよいよ家猫だな。終日晴れて小春日和。午後出社。行きしなに、一生懸命落ち葉を掃いている人がいたけど、やり方が間違っていると思った。落ちたものは何れ風が吹き寄せる。其の時に一気に片付けるのがプロのやり方である。一見無秩序な落葉にも、やがて秩序が生まれる。吹き溜まりとは実に不思議な現象である。麾下の小学校でもコロナが出たそう。恐らく親(の飲み会)から移された。そんな中でも冬休みは短縮されるとのこと。正月休みを延長するようにと大臣は言っていたけど、学校は関係ないらしい。ああ冬期講習どうしましょう。一方都内の感染者は五百人、全国では二千人超。概ね検査数が増えた結果だと思われるが、拙いことはまずい。来月はどうなる。

退社後はBでビール一、回数券二。会った人は須々木さんと佑子さんと高瀬さん。何れも六十代。帰宅後シャワー入浴。すると家人が、此の辺で猫掠らいが出ているので注意するようにとのビラを受け取ったと宣う。ホンマかいな。見てみると、不審な二人組が捕獲器と網を持って徘徊していた、とある。幸いシログレミケは野良根性が抜けないので容易く刈られることはないとは思うが、ますます警戒すべきことが増えたと思った。いや併し、本当に誰かが現認したのであろうか。こういう不確かな話は結構よく聞く。もし此れが何とか人が何何をしていた(らしい)とかいう噂だったら、ちょっと拙いと思った。続いて一週間遅れて公共放送「新型コロナ全論文解読」。二十万本の論文をAIに解析させ評判のよいものを析出したそう。やはり交差免疫説は有効なよう。マスクによるウイルスカットも効果があるみたい。よって重症化率が極めて少ない結果になっている模様(確証はない)。

 

 

11/17・火

 イタリアでは昨年の九月にはウイルスが出ていたという論文が。やはり武漢由来ではないのかもしれない。当の武漢武漢で欧州からの冷凍食材で移されたと。だから海鮮市場から出たのだと。うーむ、あり得ない話ではないな。また札幌には行かないようにと道が勧告。何とかイートは四人以下にするように各知事が要請。ならば止めりゃあいいじゃない。やっていることは既に滅茶苦茶だが、序でにアルコールと大声は出せませんという条件も付けるべきである。なお国会議員では三人目の感染者が出る。いずれも風邪症状。ということは無症状者が其の何倍かはいる筈。

 ウェルシアというドラッグストアにあったという情報を得た我々捜査本部は・・・、中目黒まで行って見たけどやっぱりなかった。やや落胆した心を「さとう」のラーメンで温める。小ライス付き(750円)。家人には大関の弁当。午後は漫然とす。晩は其の大関の鰆を焼いた。またまた日本酒が進む。今晩は「春鶯囀」という山梨の酒。十分旨い。酒類は生協の宅配で頼んでいるからそんなに高いものではありません。何遍もシロが上がってくるので、シロには玄関付近で寝るようにと寝床を用意す。

 

 

11/16・月

 ずっと秋晴れ。今月の太陽光発電も楽しみである。でんき予報によると、東電管内では日中使用量の三分の一弱、1000万キロ程度が太陽光発電となる。まだまだ足りないな。こういうものは電池とセットと考えるべきであろう。つまりもっともっと取り付けつける余地はある。5000万は発電させて、余ったものを貯めておければね。

 さてさてピーコックで見かけたという書き込み情報を得た捜査本部は、直ちに若林店に捜査員を急行させた。併し此処も空振りに終わった。帰り掛けのマルエツにも無し。捜査本部は深い憂色に包まれた。家人にはスーパーの弁当。吾人はレトルトカレー。午後も出たり入ったり。晩は方方のスーパーの刺身と総菜など。区による積極検査では61人調べて十人から検出。あらま。介護事業所の職員さんで当然全員無症状ということ。ああいうところで働く人はそれなりに気を付けている筈なのだけどな。入居者が丈夫ならいいんだけどね。そんな中、五輪の会長が来日。有観客で実施することを確認したとか述べていた。そりゃまあ、スタジアムに百人とか五百人くらいを入れることは可能だろうけど。来夏の五輪より今晩の体温の方が気になる。何だか熱っぽい(気がする)。早めに就寝。それにしてもね、一億二千万人もいるとなると、(島国とはいえ)国境は容易には封鎖出来ないし、何をするにしても対応が遅くなる。やっぱり住むのは小国寡民がいいよ。

 

 

11/15・日

 朝から環七の大型スーパーへ。富士そば監修のカップ麺が再発売されたというので先週から探しているのだが、此処にも売ってなかった。去年買った物は成光君に差し上げて仕舞ったので、実は吾人は未食なんですよ。どうしても食べたいが、どうして売ってないんだ。実は当該チェーンは労働問題が出たばかり(タイムカードの改竄等)。だからみんな売らないのかな。こういうところをちゃんとして欲しい。大体「アルバイトにもボーナスを出す」会社なのでしょうが。

午後も引き続き富士そばの捜索。オーケーストア無し、大関無し、ライフなし。既に東急、サミット、西友は無いことが判明している。職場の並びのコンビニに頼んでみたけど取扱い無し。コンビニ大手三社全て無し、ポプラ無し、まいばすけっとある訳無し、念のためドラッグストアも見たけどやっぱり無し。捜査は暗礁に乗り上げた。晩は家人の手羽大根煮と信濃屋の鰹。

 トラ氏はやっぱりゴルフ三昧。そろそろ諦めたのであろう。ところでホワイトハウスを去るときにはケネディ暗殺の秘密を暴露して欲しい。当初そんなことを言っていなかったっけ。初志貫徹を願います。もうすっかり忘れているか。残念です。こういう素直に知りたいことは知りたいというアマチュアリズムが、トラ氏の唯一の美点だったのだろうけど。

 

 

11/14・土

 何とかイートは予算を使い切ったのでネット予約は間もなく終了とのこと。一方、何とかトラベルはまだ続けるらしい。一時停止しないんだ。立ち止まる勇気がないんだな、政権には。尤も既に大量キャンセルが出ているという。キャンセル料はどうなるの。社民党が分裂す。とうとう党首ひとりに。合流は時代の流れとして、党本部にある殉難した委員長の胸像はどうするのだろう。誰か引き取って差し上げて。

 朝は冷凍焼きそば。御飯ものが食べたくなって昼は表に出た。でも牛丼チェーンを除くと該当店無し。結局オリジン弁当。定食チェーンにはもっと頑張って欲しい。終日秋晴れ。晩は西友の秋刀魚を焼いて食べた。もう晩秋である。夜更けに歯磨きをしていると家人に締め出される。幸い事なきを得たが、実は吾人、外で歯磨きするのが結構好きである。歯を磨きながら家の周りを見て回る。防犯上の効果も高い筈。是非全国に普及させたい。歯磨きパトロールとかね。ちなみに今晩は十時前。土曜の夜だが既に森閑としている。まるで真夜中の雰囲気だね。

 

 

11/13・金

 利尻島でもクラスター。まあね、遅かれ早かれ何れそうなります。比較的暖かいらしく何度も猫に断眠される。朝から晴れた。家人は鎌倉の伯母さんの元へ。年内最後の訪問だろう。午後出社。やっぱりBで、ビール一、酎ハイ回数券三、鯵刺しと秋刀魚刺しと生牡蠣。海の物を食べていれば血管が鍛えられるので(多分)大丈夫。三日連続で入浴消毒。今週は忙しかった。以後カップ麺と仕上げの白ワイン。すると帰宅時にタクシーに乗った家人はまたあの(不愉快な)運転手に当たったと御立腹(7/21参照)。いや併し二度も当たるものだね。兎に角、其の白い奴(車)には乗るなと忠言す。

 

 

11/12・木

 それにしてもジョー氏が7400万票、トラ氏が7000万、惜敗率で言うと95パーセント以上。小選挙区ならどっちも当選だな。凄い選挙であった。何でもトラは訴追されないとかいう証文が欲しいらしい。其れでゴネているのだと。区による積極検査でも60人で二人出たそう。うーむ、蔓延期だな。なお日本人は血管と血液の状態がよいので重症化しにくい傾向があるという説を目にする。兎に角、此の病気は血栓が出来ると大変なことになる(らしい)。それでも本邦は、高血圧、肥満、糖尿、薬物中毒の人が少ないから大丈夫なのだと。うーん、まだネアンデールタール人説より説得力があると思った。

 朝方は曇る。朝は冷凍ホットケーキ(パンケーキなどというものでは断じてない)、昼は冷凍オムライスに胡瓜を一本。午後も曇る。引き続き中三数学。一番最後に入った女の子が、ところ構わず初歩的な質問をして来て閉口す。事実上の授業妨害である。其の屈託ない性格は歓迎するけど、度が過ぎると権利の濫用というものであります。退社後は何時ものBへ。酎ハイ回数券を購入す。十回分で22杯飲めるというとてもお得な券。立ち飲み日に合わせての発売ということだが、前売りを始めるなど前例がないな。ひょっとしたら此の会社も手許現金が足りないのかもしれない。他には鯛刺しと帆立刺し。十一時帰宅。

 

 

11/11・水

 アメリカの感染者は1000万人。実際には此の数倍かな。となるとそろそろゴールが近いかもしれない。コロナのワクチンも出来そうだといわれているが、どんなに早くても来年の春以降だろう。(三割旨いどころか)九割効くとか言われてもね。接種する頃には恐らく終わっている。ちなみに輸送には極低温が必要だそう。デンマークではコロナのミンクが大量処分。此れを機に毛皮も止めたらどうでしよう。本邦では第三次補正予算を準備。三十兆円規模だそうで。一方、十月の自殺者が大変なことに(四割増)。高校生が飛び降りて大学生が巻き添えになるという悲惨な出来事もあった。トンネルにひび割れが見つかり、北陸新幹線の延伸は一年半延期。何でも地盤が膨張しているそう。追加工事に三千億弱。いいですか、既存技術の延長でもこういう想定外のことが起きるのです。リニアなど・・・。

 今日も秋晴れというより、冬晴れ。午後出社。ぼんやりと運転していると、おばあさんが歩いていて、あっと言うようなかなり分厚いレターパック(赤)を持っていた。するとあっと言う間もなく赤いポストに投函して仕舞った。うーん、声を掛けるべきであったか、少し後悔。まあね、詐欺に使うならブルーかな。本日の中三社会は歴史編。満州事変以降の日本政治史。色色と生徒の質問に答える。ギアがトップに入ったところで敢え無く時間切れ。大抵そうだな。退社後はBで二杯だけ。帰宅後全身入浴。

 日本医師会は第三波だと認定す。吾人に言わせると此れは(何とかキャンペーン等で)抑え損なった第三波の燃え上がりで、むしろ第四波。というかシーズンツーだな。都内の感染は三百人。麾下の生徒も発熱したのでPCR検査を受けさせられたという(幸い陰性)。愈愈身近になって来た。コロナ禍は続く。コロナ鍋が必要だと思った。神保町の団体も活躍して欲しい。国としてもターゲットを絞った第二次給付も必要であろう。

 

 

11/10・火

 一層の秋晴れとなる。今年は寒いな。ああ、ということは・・・。十月の売電量が分かる。南東面が97キロ、南西面が100キロ、五千円に満たず。ガースーもジョーさんに祝電を送ったという。肝心の現職の方は、家族が説得中だと。お父さん、いい加減にしなさい、ってか。五輪チケットの払い戻しが始まる。開催の可否もそろそろ決まる筈。

 朝はかけ蕎麦(乾麺)。昼は残り物。ぼんやりしていると、隣りの物件の養生シールを取り忘れたとかで二人でやってくる。二階の横樋のところ。長梯子を掛けて取って行った。存在には気付いていたけどわざわざ御苦労様でした。晩は白菜豚鍋。どうもワイハイの調子がよくない。十二年も使っているルーターが悪いのかな。旧電電公社からのリース品だけど、そろそろ交換しましょうとか何も言って来ない。新パソコンとの相性が悪いのかも。吾人にとってはブラックボックスだからどうにもならず。シロには初カイロ。

 

 

11/9・月

 一方、当の大統領は連日のゴルフ三昧。最後まで自分ファースト。比類なき暗王、いまだ負けを知らず。SNS時代の特徴だな。都合のいいものしか見ない知らない。

 朝から秋晴れ。ついつい大きなゴミ袋を下ろして仕舞い、中身が足りない。其処で近所の落ち葉を集めた。月曜の朝だからかどうか、大勢出勤している。大丈夫かいな。喉は漸く治る。舌の奥の口内炎だったよう。寒気が入り昼には曇る。夕方前臨時出社。漢検の答案を郵便局に搬送。続いて冬期講習の検討。併し十二月の末頃にはどうなることやら。札幌は既に都市封鎖寸前の状況だという。三時間程度で仕事は終了。其のまま帰宅。此の時間帯は丁度鳥目になるから注意が必要。しばしば徐行した。東急ストアーの刺身と総菜類で中量飲酒。

 夜になると件の会長が出て来て、会食時に移るので、食べる瞬間だけマスクを外すようにと実践指導す。右手で箸を運び、そして左手でマスクの紐を外す、さっと口に入れたら直ぐにまた左手でマスクを掛けるようにと。(吾人はちょっと違うやり方だけど既に実践しているが)愈愈マスクの上げ下ろしまで国が指導するようになった。それにしてもコロナ対策と言ったって、こんなことしかないのですなあ。何はともあれ、こうしてクリスマスも忘年会もふるさとへの帰省も新年会も初詣でも成人式もスキー旅行も全て消滅することとなる。殊に(隣りで)接待を伴う飲食店もまあちょっと無理だよな。カウンター越しの何とかバーならばまだいけるかも。必ずアクリル板を置いて下さい。

 

 

11/8・日

 未明に猫とは違う気配がするので降りて見ると、居ました、現認しました。全身フサフサ、尻尾はシマシマ、詰まりアライグマでした。あっという間に姿を消した。元気そうである。世田谷もまるで何とかの森である。最近は飲み歩いているような人も少ないから、夜は野良の楽園だな。

 まあまあ晴れたり曇ったり。午前中はジョーさんの勝利演説。新副大統領もいい感じだった。グリーンニューディールでもやってくれればラストベルトも少しは蘇るだろう。沖縄の問題も進むといいけどね。県は独自の人脈を持っているというが、中央政府があれではな。また対中政策はどうなるかな。前任者より厳しくなるかもしれない。須美伯母が蟹を取り寄せたというので受け取りに行く。帰りは新丸子の立ち飲みBの支店に。此処は人事が本店と共有なので知った顔がいないこともない。多少構って貰えた。大抵の店員さんは忙しいのだが、あらっこんにちはの一言で印象はまるで変わります(対人サービス業の基本)。

東横線までは往復徒歩。一万二千は歩いた。ちなみに伯母の最寄り駅は南武線の向河原。此の駅も変わらないね。あまりに有名な電機メーカーの最寄り駅でもある。現在は矢鱈立派なビルになっているが、あれは研究施設なのかな。PC98や「文豪」のイメージが強いけど、実はもう何も作ってないのだろう。官公庁絡みの仕事を除いては結局不動産業?

 

 

11/7・土

 大方の識者が予測していた通り、最後まで競り合っていた州でもブルーシフトが起こり、選挙人の獲得人数では案外大差がつくことに。そろそろ敗北宣言が欲しい所。誰か、引導を渡して差し上げて。一方のロ大統領にも重病説が。パーキンソン病らしい。ホンマかいな(イギリス大衆紙の報道)。キーパーソンがパーキンソン(スイマセン)。いや併しどんな専制君主(=俺が俺がというキーパーソン病に罹患)でも病気と加齢には勝てないものである。・・・銀英伝の新皇帝も謎の御病気で崩御されたし。

 朝の五時にシロに起こされる。腹が減っていたらしい。可笑しいな、餌は出してあるのに。あんた、回転寿司に行っても回っているものを絶対取らないタイプだな。大体曇る。比較的暖かい。昼は獅子丸のもやしラーメン。家人には福豆屋ののりべん。注文しておいた『日本国憲法のお誕生』が届く。あとがきによると崇先生もお元気そう。先生、すっかり御無沙汰しております。晩は大関の牛肉ですき焼きとした。結局ステイイート。都内の感染判明者は凡そ三百に。此れで早期解散も無理になったな。

 

 

11/6・金

 朝の内にトラ氏が出てきて、郵便投票は不正だと恨み節。撃ち方止めはまだのよう。ビジネスマンらしく、得にならないとなったら直ぐ撤退すべきなのだが。併しお諫めする側近がいるとも思えず。ススキノも営業時間短縮だそうで。コロナ前線が北から来たな。尤も道民の方は道外から持ち込まれたと立腹しているとか。そろそろ何とかトラベルも停止した方がいい。送った筈の還付金の書面が還付されて来る。何でも共同所有者である伯母の署名と捺印(=委任状)が必要だそうで。あらま、と言うより他は無し。

 大して晴れず寒いまま。午後出社。無社長が勝手に申し込んだ漢字検定の御蔭で大忙し。一方毎日毎日Y君には面接と作文の指導。それにしても彼は学校で怒られ、家ではお母さんに怒られ、当学院ではなるべく怒らないようにしているが、どうしても対応がきつくなって仕舞う。こういう子にこういう指導をしても仕様がないのだけどね。何しろ大学に入りたいというのでね。いっそ一般入試の方が楽かな。1.0倍のところなら入れるだろう。さて退社後にBで飲んでいると、須々木さんらに中華立ち飲みに来るように言われる。実に久久の訪問である。パパママともに元気そう。検温装置がついていたけど、此処は狭いんだよね。会っている人は何時もと同じだが、どうにも寛げなかった。いや併しね、こういうものは移そうと思って移るものでもないし、移るまいと思っても防げるものでもない。かなりの部分は運命である。帰宅は十二時ちょっと前。以後うがい手洗い顔洗い眼鏡洗い。続いてカップ麺。

 

 

11/5・木

 大方の識者が予測した通り、不利なトラ氏が訴訟を起こすこととなる。新聞小説パンとサーカス」第95話、政財界の黒幕と目される寒山数多名誉教授の懺悔にちょっと驚く。大病等により保守からリベラルになったと。人には反省する力が供わっているのですなあ。色んな人に読ませたい内容。コロナに襲撃されてJリーグの決勝戦も延期。地銀の会長もお亡くなりに。第三波で死亡欄に出るのは珍しい。今年度前半の税収は法人税が下がったが消費税が増えたのでまあまあだったとさ。予め消費税を上げておいて良かったよかったとかいう話になりかねないと思った。ただ後半は大変なことになる。

 引き続き秋晴れ。朝は白石温麺(うーめん)を煮麺に。昼は家人の朝飯のような昼飯。午後出社。次の入学試験に向けてY君は作文の特訓。併し一行も書けず。まあね何処の大学でもいいのであと四年勉強させてくださいな。大変真面目な子です。此のままだと一般入試まで行くかもしれない。退社後はBで二杯だけ。佑子さんらと少し喋った。十一時には帰宅。以後お茶漬け。

どうやら次の大統領はトラ氏ではないよう。新大統領を評して、町内にひとりはいる背筋の通ったいいお爺さんだとか、誰かが言っていた。中中言い得て妙だと思った。カーターに近いかな。でも東アジアとしてはトラ氏の方が良かったかもしれない。北の委員長も大変残念がっています。

 

 

11/4・水

 それにしても再び流行するとして、此れは第何波になるのだろうか。吾人の区分だと、第一波は武漢直送型⇒概ね消火に成功、第二波が欧州流入型⇒緊急事態宣言の破壊消防により鎮静化、第三波は新宿型⇒依然延焼中、ということになるから、第三波の巻き返しということになる。ちなみにスペイン風邪は第三波まであったというが、汽車と汽船の頃に比べて今日の伝播と変異のスピードは遥かに速いだろう。となると今冬を乗り切れればどうにかゴールが見えてくるかもしれない。

 朝から快晴。冬型になった。徐徐に開票されるが選挙結果は出ないまま。今回も極めて僅差のよう。いや併し、毎回毎回どうしてこうなるの。毎回毎回結果がほぼ同じならば態態選挙する意味がないね。一部の州(スウィングステーツ)だけでいい。午後出社。Y君は面接試験で落とされたそう。予め話を付けていた筈なのに。余りに酷かったよう。まあね、彼は小学生低学年並みの受け答えしかできないものな。苦難は続く。今日から中三社会も担当す。取り敢えず公民分野、憲法の人権から。退社後はBで1790円。寒いからかな、何時ものおじさんメンバーで貸し切り状態。冷酒をレンチンして貰ってから飲んだ。帰宅するとまたまたイチョウのマークの封筒が。今度は個人事業税の納付書であった。還付の次はまた納付。聞いてないよね。ちなみに「令和2年度個人事業税納税通知書」の「税額は平成31年分の事業所得に対するもので」、「年度は適宜応当年に読み替えていただきますようお願いします」とある。だったら西暦に統一して貰いたいものである。なお個人事業税は租税公課の対象になるそう。そうなんだ。知らなかった。夜回りするとグレが裏のコイン駐車場でスフィンクスのポーズ。寒いのに何をしているんだろう。狸の警戒?

 

 

11/3・火

 朝には止んだが以後曇る。晴れの特異日なのだけど。狸の警戒、シログレの夜討ち朝駆けで何だかふらふら。其れでも少しは歩こうと82系統で等々力へ。以後渓谷から多摩川。ちなみに等々力大橋は何の工事も進んでおらず。丸子橋を渡り、小杉の「銚子丸」で寿司休憩。椅子やメニュー表まで丁寧に消毒しているのは感心するが、何だか店内は忙しない。ビール一、燗酒一、寿司六皿で退散す。食べ足りないので駅構内の「しぶそば」へ。かき揚げは揚げ立て提供。具もいいものが入っていた。でも少し大き過ぎるよな。そもそもこういう天ぷら蕎麦って、食事時間の半分くらいがつゆに溶けた天ぷらのサルベージ作業となる。東横線に乗り、碑文谷から帰った。一万五千歩。以後排水管の点検。滞留多し。晩は納豆ライス他。ところで数軒先のカフェバーのようなところは和食中心の食堂に商売替え。奥さんにも挨拶される(実は先日の人だった)。うーむ、食指は動くのだが、一度行ったら通わざるを得なくなる。どうしたらいい。

 あらゆるメディアは大統領選挙の報道。いや報道というより心配だな。何時まで経っても大統領が決まらないだとか、いっそ此のまま内乱になるかもしれないとも。幾ら何でも心配のし過ぎだと思うけど。総じて言えば、アメリカ人は信心深いんだね。そういう人に幾ら言っても・・・。一方、何とかキャンペーンでは、ああすれば得するだとか、ついにはロハになるだとか、よくもまあ色色と裏技のようなものを見つけてくると思った。まあね、そう言っていられるのも今のうちかなぁ。

 

 

11/2・月

 家人によるとまたまた狸が出たらしい。確かに最近水と餌の減り方が激しい晩があった。顔しか見ていないので疥癬かどうかは不明だと。場合によってはハクビシンかもしれない。

 昼は祐天寺の高架下で中華そば。五百円に値引きしますというチラシが入っていた。開店直後だが店内は直ぐに満席に。みんなよく知っているね。中細ストレート麺に魚介出汁。最近流行りの味である。序でに注文したから揚げの味が強すぎてよく分からなくなる。ラーメンとから揚げって相性がよくないな。元元はから揚げ屋さんの経営だそうで。それにしてもラーメンの定価は780円。安くしなくちゃ入らないよ。またデフレーションに逆戻りだから。家人には富久美の弁当(550円)。取り立てて無為。草取りも終わるとまるで閑散期である。再び漫然とスマホのパズルゲーム。今度は庭づくりという副題がついている。夜から雨。予算委員会が始まったが、学術会議の件ではますますグタグタ答弁に。政府に楯突くから嫌なのですとは言えないよな。詰まり説明不能。出血は続く。

 

 

11/1・日

 大体曇る。当てもなく世田谷通りを下る。結局用賀辺りでUターン。「松のや」でとんかつ定食、牡蠣フライ付き(810円)。謎の茶色い飲み物も。肉も牡蠣も案外旨くて安心したら、急に咳き込んで仕舞う。レモンかカラシだな。時節柄他人の視線が気になる。実は最近よくむせる。うーむ、将来誤嚥性肺炎になるな。続いて地元を散策。結構いい冬用ジャケットが二千円で売っていた。一切のタグがないから訳あり流失品だな。それしても自らの意思で服を買うなど何年振りだろう。実は大半が家人のお仕着せである。併しこういう品物をアパレルのプロが見たら何処どこの何何で正価幾らくらいとか直ぐに分かるものかな。晩は北浜の刺身他。

 厚生省は二度目の大規模抗体検査をやるそう。何しろ抗体は直ぐに消えて仕舞うというから、余程精密に調べないと出ない可能性がある。イギリスも再びロックダウン。大阪市住民投票は僅差で否決。一体何をやっているのか皆目分からないが、うがいでもして出直すのだな。