2021-2

2/28・日

 変異株は実は既に相当広がっているという噂も。例によってゲノム解析等が追い付かず。お役所のやることはどうしてこんなに遅いの。一都三県以外の緊急事態は解除。飲食店の時短営業は継続。一方都内の感染者は下げ止まり。来月の解除が延期されるという見方も。どうなる吾人の三月。

 朝から中目黒の「三ツ矢堂製麺」。此処は専門店なので昨日のようなことはない。十一時の開店と同時に入ったが続続とお客が入る。みんなモーニングラーメンだね。吾人もついついモーニングビールにゆず付け麵中盛り(1410円)。大きな本屋を覗くも岩波新書は無し。結局駒沢通りを二駅戻って、碑文谷で『太平天国』を入手。晴れると暖かい。晩は環七の刺身他。〆鯖が旨かった。つい飲み過ぎて悪酔いす。表で酔い覚まし。九時だが既に十二時のぐらいの雰囲気。何時までこんな生活が続くのだろう。早速同書。中国には「少しでも権力を分散させれば破滅をもたらすという」トラウマの様のようなものがあり、だから国民党でも共産党でも強力な集権国家を目指した。併し聯省自治論のような連邦政府的構想もあった。そうした「中国社会がもっていた異なる可能性を発見し、検証することが求められる」。是非習将軍にも読ませたい。でもちょっと難しそう。「厳しい競争のなかで権威や権力を失うことへの恐怖が、中国社会で専制政治を生み出す要因だった」。彼もまた歴史の桎梏から逃れられないのですなあ。こうして二月が逃げて行った。今月のワクチン接種は三万人だそう。

 

今月の備忘録

一、健二君の妻子さんは其のまま日本に留まった。良かったよ。何しろ帰ると肛門PCR検査だって。丸で徴兵検査。おじさんクラスだって衝撃が大きい。二、田園都市線も減量。昼間の渋谷どまりが無くなる。メトロ内を延延走って折り返していたから無駄が多かった。急行は一時間三本、二十分パターンになる。三、215系も引退の模様。圧倒的な輸送力で、アクティーよりも中央線でお世話になりました。四、バスに乗るとポイントが付くサービスを取り止めるところが出て来る。あれはバス共通カードの代替で全社で決めた筈なのに。そんな同盟やぶりが出来るのだね。五、久大線が復旧。上田電鉄も来月直るという。肥薩線湯前線はどうなる。早く直してあげて。六、日本沈没は今秋テレビドラマになるそう。大丈夫かいな。原作原理主義者ではないが、時代が違うからね。前回の映画は大失敗だった。ちなみに昨年のネットアニメの方はまあまあだったらしいが生憎未見。どうすれば見られるの。七、それにしても厚生労働省は大変だな。感染対策も雇用対策もやらなくては。大臣も一人じゃ足りないよ。やっぱり厚生省と労働省のままの方が良かった。

 

 

2/27・土

 大体土曜の朝もTBSなのだが、八時台は次次と謎の曲が掛かり寝ていられない。大抵九十年代の中ヒットかヒットしそうでしなかったソング。かすかに聞き覚えが・・・、思い出せそうで思い出せず。超難問イントロだけでなく全曲クイズ。安眠妨害である。ちなみに今朝は柳原愛子さんにBe-Bさん。みなさんお元気かね。あの頃は物凄くCDが売れたからな。続いて祐天寺の本屋で『JR時刻表三月号』。嘗てない減量ダイヤ。自由席も車内販売もどんどんなくなる。つくづく残念である。

 昼は再び表に出た。ランチ用のラーメンが旨そうな何とか世界と言う居酒屋に入る。すると既に本営業中でラーメン等はないと言う。ならば最近全く食べてない焼き鳥を所望するも、当店は揚げ串の専門店なのだと。そんなものがあるのだね。やむを得ず注文した鶏の皮を揚げたものをモグモグとしている内に急激に混んで来る。しかも飲むぞうという気合の入ったグループ客ばかり。食うも食わずも大急ぎで退散。ビール以外ののぞみは叶わない店であった。結局カップ麺。午後も漫然とす。晩は残り物に小鍋を仕立てた。

 新快速電車に男性が飛び込み、ガラスを二枚破って先頭車両の乗客が負傷。ホームドアを付けるか、駅を減速通過するかどちらかをしないと。そもそも西の快速は速過ぎる。東の列車が亀に思えるほど。でも事故を起こしては元も子もない。安全第一。スピード第二。ガースーと東北新社とは同郷繋がりなのだそう。其処に息子さんが接待部長として途中入社。お父さんの威光を生かして総務省に食い込む。囲碁将棋チャンネルを昇格させたらしい。地縁血縁、つまり共助で以って公助を実現させた訳だな。自助努力の同業他社さんが可哀想である。新棟西側のトイレが詰まったらしい。昨日は三号室の人が鍵を紛失。何れも吾人の与り知らないところで解決す。他助に感謝した。

 

 

2/26・金

 昨夜の内に会長が出て来て、リバウンドに十分注意するようにと述べていた。ござ敷きの花見は阻止される見込み。本来ならガースーも出て来る筈だったらしい。そもそもの広報官が出て来られない状態。ガースーには既に健康不安説も出る始末である。こりゃあ秋(の総選挙)まで持たないね。残念です。なお飲食店の時短要請は十時に繰り下がる模様。解除が待ち遠しい。

 税金が余りに高いので国民年基金を増口する。年間七万円。節税効果は其の二割。終日曇る。今週の空き瓶は五。家人は鎌倉へ。伯母さんは近近に心臓ステント手術だそう。昼は生ラーメンに納豆ライス。午後遅めの出社。まあまあ暖かい。拙宅の梅は散ったが、もうあちこちの桜が咲いている。結果的には暖冬だったな。さて金曜のクラスも本日最終。やる気、元気、・・きで頑張って下さいと激励した。やれやれ、此れで来週からは早上がりが出来る。少しは外で飲めるかな。ちなみに延期に延期を重ね卒業旅行と化した修学旅行であるが、緊急事態期間に掛かったところは中止、そうでないところは一泊に短縮して行われることになる。3/7を境に馬の背を分ける結果となった。

例によって暗い道を帰る。路上で飲んでいる若者多し。缶酎ハイ片手の文字通りの飲酒運転おじさんとも擦れ違う。碑文谷の惣菜店でグラタン他。家人が揃えたオリジン総菜と合わせた。鎌倉で古い写真(戦前の家族写真)を貰って来たよう。久久に姉さんと会って嬉しかったのだろう。頼んでもないのにああでもないこうでもないと解説し始めた。生返事で応当した後は、吾人の血圧について詰り始める。早く風呂に入りなさいと言うより他は無し。テレビを点けても下らないドラマにコロナか腐敗官僚のニュースばかり。国民の忍耐も限界である。愈愈爆発するな。夜は冷える。

 

 

2/25・木

 一都三県以外の緊急事態は月末に解除の見込み。でも三月でしょう、喜びの酒に、別離のブランデーグラス、そして花見・・・大丈夫かね。まあ、一年中飲んでいるけど。飲み会文化もそろそろ考え直す時期だな。飲み会は断らないと断言していた総務官僚で現内閣広報官は国会で袋叩きに。息子さんから高額接待されていたそう。いや、飲み会自体は悪くない、仕事を絡めた接待が悪いのです。一席七万円だって。一体何を飲んだの。なおどうにも五輪は決行するみたい。観客選手をぐっと絞って。ハーフ五輪、正しくコンパクト大会。あんな競技場も要らなかった。まあね再延期されてまた何年も騒がれても困るしね。さっさっと終わらせて欲しい。やっつけ五輪である。吾人も画面の紙魚を数えながら応援します。

 ぴりっと冬型。でも日が出ると暖かい。昼はスーパーの天ぷらに乾蕎麦を茹でた。午後出社。すると大家の奥さんが困り顔。何でも玄関に謎の物体が放置されていると。改めると何とかイーツで配達されたケーキ一式(1300円相当)であった。しかも配達は二日も前。既に干からび始めている。伝票は付いているが宛先は記号化されているからどうにも仕様がない。可燃ゴミの日に捨てて下さいと言うより他は無し。何とかイーツも仕事が粗い。

さてさてあらゆる試験が終わり、教室は閑散とす。此の処は放置状態だった非受験学年もテコ入れしなくてはならない。小五国語の再建にかかる。本日の文章はお父さんが失踪した話。人生何があるか分からない、あらゆる事態を想像し危機に備えるために文学的文章があるのですと講義する。続いては中三木曜クラスの本当の最終授業。何か実のある話をしたかったが何も思い付かず。ほぼ自習となる。最後のチャイムが鳴って終了となった。此のクラスは実父が亡父に変わった際に一回休んだ以外、中一の最初からずっと見た。何とか育て上げたと思った。生徒さんも多少は感慨深かったようで、女子三人組は終了後三十分も帰らず。無社長と記念撮影をしていた。但し吾人は断りました。実は指名手配犯なのだということにして。大体他人に見せられる顔でもないし、敗軍の将になるかもしれないからね。帰宅後レンチンのスンドゥブとコンビニおつまみ。

 

 

2/24・水

 東北新幹線が復旧。但し当分は減速運転。仙台までプラス一時間。結局件の快速はいなほの車両を借りて来て一日二往復、三日間だけ走ったそう。非常時だからオールロングでいいのにね。水戸線からなら送り込めた。昨年の死亡者数は十一年ぶりに減少(138万人)。やや意外な結果。風邪や肺炎での死者が減った為だと。コロナ対策の副産物だな。一方出生者は九十万を割り込む。株価は三万円を突破。そんな馬鹿な。

 朝までには冬型に戻る。須美伯母が来たので昼は料理おばさんの弁当。午後出社。まだ中三の授業がある。所謂授業料消化授業。雑談と自習を交えながら、それとなく進路調査。詰まり此処を途中で辞めた○○さんは何処何処塾に替わり結局何とか高校を受けた・・・とか、何とか君の行方は誰も知らないとか。もう利害関係者ではなくなりつつあるので割と素直に話してくれる。我我としても若干の答え合わせをしたいのでね。参考の為である。定時退社。帰宅後コンビニのレンチン銀鱈と家人のチャーハン。

 

 

2/23・火

二度目の天皇誕生日一般参賀も無し。徐徐に平年並みの気温に戻る。P社のワクチンは一度でも十分効果があるという。それなら一回射ちでいいじゃないということに急になる。何しろ手に入らないからね。半分に分けたと言った方が正確だろう。米国の死者は五十万人に。

 昨日は午前中から飲み過ぎて昼にはもう飲めなくなっていた。それに大して食べてない。という訳で朝から「たいぞう」で中華そば(700円)。再び表に出ると近所で何かの撮影をしている。割と大勢来ていたからドラマか何かかな。通行止めには出来ないのでスタッフさんはいちいち通行自粛のお願いをして回っている。ロケは大変だね。見ているとヒーローとヒロインさんが邂逅するようなシーン。生憎両者とも判別できず。芸能人さんも十年くらい活躍してくれないと名前を覚えられない。晩は飛騨のビーフシチュー缶。こっちは旨かった。

 

 

2/22・月

 二月とは思えない陽気。入試も終わったので何処かに出掛けようと思った。矢張り伊豆だな。長年付き合った踊り子に別れを告げなくてはいけない。取り敢えず新宿駅に参る。一日に一本だけ新宿から出るのがある。但し出るのは五番線だと。山の手を頭の方に乗ると何百メートルも戻らなくてはならない。迷路のような巨駅を彷徨す。行って見ると殆ど代々木であった。而もホームには売店等もない。中央線の特急ホームに戻って缶麦酒とチューハイとサンドイッチを入手。併しうらぶれた感じだね。此処を出る筈の成田行きの空港特急は大半が運休中。何の雑踏もない。中心からも大きくずれているから他のホームも見られない。新宿とは思えず。在来線を特急で行く場合、もの凄く混雑したところからしれっと旅立つのが醍醐味というものだが。

少少落胆して9時25分発、踊り子5号下田行きを待ち構える。此れは通勤ライナーの折り返し。コロナ禍である。下車客も至って少なかった。一方此の新宿踊り子は元元はスーパービューの筋である。豪華特急だったがあちらは一足先に冥界入りした。ひとも鉄道車両も歳の順とは限らないものである。此方も十両編成で自由席は後ろの二両、モハとクハのみ。当然モハに乗る。動き出す前から車内改札。特急券1770円を現金購入。ちなみに185系の後任は中央線のお古、あずさ同様全車指定となる。お得なライナーも特急に切り替え。コロナ不況下でも強気の商売だね。

さてさて鉄道唱歌を鳴らして定時出発。渋谷、武蔵小杉と小まめに停車する。横浜駅の手前で転線して東海道線に入る。ここら辺も東海道の意地の様なものを感じる。老いても踊り子、そして特別急行である。併し此の車両も出たての頃は、窓は開くし、間合いで普通列車にも入るし、当初の座席は貧相で、ヘッドマークもなんか変で、ぼったくり特急などと散散な言われようだったが、今となっては全てが愛おしい。老体をフンガーガーガーと唸らせて横須賀線を追い駆けまわすあたりは何だか泣かせるね。平日にもかかわらず撮り鉄も大勢出ていた。来月は大騒ぎになるな。

感動していたら相模川の鉄橋の上で急停止。反対線の安全確認のため。十数分遅れて動き出す。熱海で結構な乗車。大体座席が埋まった。最初は所謂其の筋の人が目立ったが、此処まで来ると一般的な観光客の方が多い。緊急事態であろうとなかろうとみんな出て来るよな。春だもの。吾人は海を見ながら一献二献と献献と。トイレに行ったり来たり、窓を開けたり閉めたり。洗面所でお湯を出したり水を出したり。但し熱いといってもひとりである。そんなこんなで古い車両を満喫す。下田着、12時ちょっと過ぎ。ちなみに車内での会話は控え目にして座席は回転させるなと繰り返しアナウンスされていた。

漁港近くの回転寿司に徒歩連絡。ちょっと待たされて入った。金目の棒寿司が旨かった。さてさて帰りは無ダイヤ運転である。詰まりやって来た列車に素直に乗って帰るということ。伊豆辺りだと此の方式が一番早くて安い。まずリゾート21という観光列車で熱海へ。折角なので展望席に鎮座。此の〇〇21というのも山ほどあるけど、だいぶ草臥れた感じだな。何しろ今年はもう2021年である(信じられない)。伊豆急行には此の立派な車両か東横線のお古しかない。落差が激しいと思った。小田原まで戻って小田急に乗り換え。偶偶ロマンスカーが出るというので乗車する。此の白い車両は何型というのか知らないが、行きの踊り子とはえらい違い。シートピッチも広く、窓に対して微妙な角度をつけてある。やっぱり列車も新しい方がいいという身も蓋もない結論に至る。まあ私鉄の意欲作と国鉄の汎用型を比較しても可哀想かな。というかよく走っていたね185系は。まるで御婆さんになっても。町田から横浜線長津田東急線。帰宅は七時前。いや併しずっと乗っていたから疲れた。でもやはり飲み鉄は楽しい。目と鼻と胃をやられる。シャワー入浴と冷凍うどん。交通費概算一万円、飲食費四千円くらい。

 

 

2/21・日

 異様に暖かい。朝昼兼用でオリジン弁当。日曜なのに都立高校入試。健闘を祈っています。午後不動産屋さんの大沢君が新人さんを連れて来てご挨拶。今後は二人体制でやりますとのこと。新人と言っても三十過ぎ。不動産と言っても土地を転がす訳ではないから地味と言えば地味。晩は特売の牡蠣をソテーにしたが大して旨くなく。そもそも食べたことがなかった。初夏のような陽気である。商店街では大勢飲んでいた。どうするのだろう、解除まであと二週間。出たり入ったりしていると鼻を少しやられた。P社のワクチンの第二便が到着。数十万人分。二回打つから実際は其の半分。EUが売り渋っているそう。日本の人口は一億人。何時になることやら。ちなみにイギリスでは研修を受けた素人が打っているというから驚くばかり。戦時体制だね。夜も寝苦しいほど暖かい。

 

 

2/20・土

 愛知の知事が変な団体に絡まれた件で、提出された署名は大半が捏造されたものだったと判明。酷い話しであった。いや併しあんなことにうつつを抜かしていて本業の方は大丈夫なのだろうか。大体美容整形などは夢を売る仕事であろう。何時でもニコニコしていないと。

 朝までぐっすり。再見積書が出来上がる。83万円。当初のものより断然よくなった。此れで発注する。昼は表に出た。池尻の「あおい書店」を覗くと、何故か『日本史年表』(東京堂書店)が半額に。外を歩くと本が増える。続いて「香月」に。ノーマルな醤油ラーメンにサービス価格のハイボールを付けた(860円プラス200円)。相変わらず器がでかい。勿体ないな。わざわざお客の血圧を高めたり、下水道局の仕事を増やすこともないのに。汁を少なくして100円安くして欲しいと思った。南風強し。早速鼻をやられる。やっぱり喉が渇く。晩は牛肉とエリンギの炒め物と生鮪の刺身(養殖)。高清水の純米酒で流す。ちょっと脂を取り過ぎた。

拙宅の留守電メッセージを自作のものに交換す。相手が伝言を残す以上、此方が既成音声では不釣り合いだと思ったからである。真剣な顔で吾人が吹き込み、「振り込め詐欺の方は御遠慮願います」との一節を付けた。いや併し自分で自分の声を聴くと変だな。こんなに間抜けなものだとは。こんな声で説明されても生徒も迷惑だった。歌手や声優やラジオパーソナリティには生まれ変わっても成れないと思った。夜も暖かい。ついつい『日本史年表』。古代中世近世も気になるけどやっぱり近代だな。1930年ごろから1945年まで。しばしばコロナ感染者数は指数関数に喩えられるが、此の時代も丸で同じだと思った。何処かにストップさせる機会はなかったのかね。

 

 

2/19・金

 拙宅のケーブルテレビ歴は四半世紀。CSもBSも西部警察も其れ経由で見ている。でももう時代遅れだな。幾らチャンネルが沢山あっても番組を待って見なくてはならない。自ら探せるネットとは雲泥の差。レーダーとソナーほどの違いがある。若い人には耐えられないだろう。自ら成長出来ないとなると官頼みになる。ガースーの息子さんは衛星使用料の引き下げをお願いしていたよう。総務官僚さんに。ごっそり辞めざるを得ないね。なお仙台以北では臨時の快速列車を走らせているようだが、仙台以南、那須塩原と仙台の間は何もない。ドウシテ。交直変換電車がないんだな。常磐線の車両を回せないものだろうか。

 今日も冬晴れ。空き瓶は五。午後出社。金五万円受け取る。さてさて中三受験指導最後の日。金曜日のクラスは出来て五割程度かな。まあ伸びしろは埋めたと信じたいね。いや併しね今年は吾人も草臥れたよ。数学を一気に引き受けた。序でに社会も。併し労ってくれる人がいる訳でもなし。同僚と呼べるような存在を失って久しい。おまけに労ってくれる店もない。ふざけた世の中である。仕方がないので隣りのコンビニで少し構って貰った。其のまま帰宅。入浴後、コンビニおつまみとスーパーのコロッケ。調子が悪いから家人は風呂に入らないという。原因と結果を取り違えている。風呂に入らないから調子が悪いのである。怒鳴ったら入浴した。思い切って入って良かったと述べていた。

 

 

2/18・木

 冬型の晴れ。ミャンマーでは多くの人人が軍人の横暴に怒っている。其れに応じてスーさんの人気も再燃。それにしても軍部を支援しているのは北京幕府だと。逆援蒋ルートだね。万物は流転したと思った。

 昼は「キッチン飛騨」の和牛カレー。一缶七百円見当。貯まっていたインターネット契約のポイントと引き換えた。併しルーはいたって凡庸。肉の分しか旨くならなかった。須美伯母が来る。誕生日だったらしい。何と米寿だと。何で家人(=三歳違いの妹)より元気なの。午後出社。するとクラスターを出した通所型介護所も再開していた。まあまあ元気な年寄りが通う運動強化型のデイサービスだったらしい。花はないから、多分みんな助かったのだな。一方都内の感染者は下げ止まりの様相。中三数学木曜クラスの最後の授業。都立の試験では何とか八割ぐらいは取れそう。其のまま帰宅。以後スーパーのほっけ焼き等、どれも不味いことおびただしい。森元氏に代わる会長が決まる。元スケート選手の参議院議員だと。本日の最もどうでもいいニュース。

 

 

2/17・水

 医療従事者への先行接種が始まる。副反応を調べるため日誌を書くことを推奨するとのこと。いや併し此れで変なことが起きたらワクチンへの期待も一気に萎むな。いくらリスクよりベネフィットの方が大きいとか説明されても、其れは何百何千万人という統計上でのお話であるし、リスクを背負うのはひとりの個人だからね。罹るかどうか分からない(風邪のような)病よりも、取り敢えずは目先の副反応の方が怖いということになります。

 次第に冬型の晴れに。風強し。午後出社。私立組は受験終了、都立組はあと三日。受験が終わった子には、三月は高校の先取り学習などの下らないことはせず、興味のある本や映画に触れて教養を高めるようにと助言する。併し此れといった入門書も思い当たらず。中高生向けの適切な教養書がないんだよね。いっそ此の日記でも読ませようかと思った。併し此れは公開はされてはいるが秘密の日記でもあるのです。となるとラジオを聴くのがいいかもしれない。定時退社。帰宅後家人の野菜炒めなど。何だか目と鼻をやられる。花粉症です。

 

 

2/16・火

 朝から快晴。内装屋さんと塗装屋さんが来て見積もりの見直し。実地で検証す。七から八でお願いしますと予め予算を伝えておいた。続いて確定申告に参る。色色悩んでいても仕様がない。さっさと出そうと思った。列は長かったが進みは早い。二十分ほどで提出。中身は少少いい加減だが、納税額は三倍以上にもなるので文句は言われないだろう(白色だしね)。それにしても長い間税金で苦しんでいるようにも思えるが、吾人の申告としてはまだ四回目。相次ぐ相続と新棟の完成で毎年のようにスペックが変わって来たが、其れも今回で一旦御仕舞いの筈である。なおコロナ禍により申告期限は四月まで延長。従って口座振替は五月末だと。一体何に使われるのだろう。100兆を軽く超えた予算案は一応見たけど実感がないよな。しばしばお金に色は付いていないなどと言われるが、もしも着色出来たら面白いと思った。全てのやり取りを現金で行う。紙幣には番号がついているから、宅配便のようにある程度追跡出来るようにする。すると、世田谷税務署⇒国庫⇒防衛省⇒ドル紙幣に両替されました=アメリカ製ポンコツ輸送機の支払い、同じく国庫⇒国土交通省⇒大手旅行代理店=何とかトラベルに使われましたとかだとちょっと悲しいね。此れが本当の悲しい色。

 何はともあれ、今年は御仕舞。さてさて腹が減った。とんかつ弁当が食べたくなり三丁目の肉屋に。暫く行かなかったがもう弁当は止めたとのこと。あらま。かつだけ揚げて貰ったが其処から先が忙しない。御飯を解凍して、キャベツを切って・・・。食べた気がしなかった。午後は漫然とす。晩も適当総菜。小田急線が長時間運休。レール破断だそう。そう言えば世田谷通り系統のバスは超満員だった。受験生が大変だね。

 

 

2/15・月

 マグニチュードは7.3だった。もう少し浅いと津波が来たかもしれないと。つくづく恐ろしい。なお傾いた架線柱は耐震工事未実施だったとのこと。十年経っても終わらない。夜しか工事出来ないものな。新幹線は那須塩原まで毎時一本程度の運転に。在来線は動く。昨年常磐線は直っているから仙台までは「ひたち」、秋田には「いなほ」を使うように案内されている。盛岡が大変だな。飛行機も臨時便が出ている。丸であの時である。P社のワクチンが特例承認。間もなく医療者への先行接種が始まる。ちなみに此のタイプは二度打たないといけない。みんな嫌がるな。なお後任候補から外されたサッカーの人は結構差別的な発言が目立っていたらしい。其れで予防線に引っかかったのだろう。就任した後で海外から言われては遅いからね。もしも此れが官邸の判断だとしたら今回ばかりは的確だった。昨年のGDPは5パーセント減。

 次第に大雨。南から。昼は残り物をのっけた生ラーメン。外に出ると飲食したり買い物したりで冷蔵庫が大変なことになっている。雨の日は在庫調整しないと。こんな日でも検針員さんが回っている。明日にすればいいのにね。其処は裁量労働で。そもそも捗らないだろう。十二月の電気使用量は449キロ。自給率は四割程度であった。夕方には綺麗に止んだ。晩は豚白菜鍋。数日間スライドされていたものを登板さす。併しもう鍋には熱い。特に輻射熱が。食べ物というものは季節を先取りしなくてはならない。では春は何を食べればいい? 春巻き? 揚げ物は無理ですな。なお強風の為、本日の「ひたち」は散散だったらしい。御苦労様です。

 

 

2/14・日

 怪我人は多数出たが幸い死者は出なかったそう。常磐道は法面崩落。架線柱等が損壊し新幹線は那須以北が当面運休。在来線も動かず。暫くはバス頼みである。いや併し時速300キロとかで走ってなくてよかった。それにしても東北新幹線は十年で二度も被災。地震国では高速鉄道にも限度がある。多少遅くなっても何時でも乗れて何時でも安い回数券と自由席がある方がいい。今回は終電直前。阪神では始発前、中越では脱線したけどうまい具合に溝にハマって助かった。大体そろそろ幸運も続かないと思う。一方コロナ死は七千人に迫る。どちらにしても災厄は続く。

晴れて大変暖かい。梅は満開。家人は早くも花粉症。目をやられる。可笑しいな、年を取れば取るほど治る筈なのに。午前中は駒沢方面に自転車で。公園には大勢出ていた。遊んだり走ったり。拙いな、本来はテーマパークなりスポーツジムなりに行って貰わないと。コロナ後も戻らなかったら経済が壊れて仕舞うと思った。須美伯母が来るというので昼の買い出し。お好み焼きにした(550円)。以前買った店だが、何だか安くなっている。納税者感謝セールかな。吾人は客の少ない蕎麦屋に入る。少し前から気になっていた店。何しろ屋号が読めない。雲海の蕎麦湯割り(440円)に煮豚付きの冷たい蕎麦(850円)。銀杏がサービスで出て来た。屋号について聞いてみると猫の額という意味だと。こだわり主の店という風情だったから、てっきり中国の古典か何かだと思っていた。案外庶民的。

続いて歩いていると商店街のパンフレットを受け取る。A4フルカラー、立派な装丁、此の手のものにありがちな広告やクーポン等は無し。店主さんのインタビューとか店のストーリーとかもない。冒頭の挨拶文でコロナに言及していたから、制作費の一部は恐らくあの何とか商店街だな。官製のものは本当に詰まらない。更に歩いていると小林のおばさんと合う。拙宅の風呂の掃除方法について尋ねられる。何でも娘さん(吾人の同級生)に散散怒られるとのこと。大体風呂場は汚れるものです。でも汚れるから入らないというのも本末転倒。冬場は湯船に入った方がいい。シャワー入浴だと却って飛び散る。浴槽は軽く撫ぜるだけで十分落ちますよと忠告す。そんな訳で表に出ると色色とあった。晩はスーパーの鰤を焼き、須美伯母が持って来たてんやの天ぷらと合わせた。二日連続でてんやだった。

 

 

2/13・土

 まあまあ晴れる。大変暖かい。もう春だね。コロナより花粉の方が一億倍マシである。春の粉を全身に浴びたい・・・。となことはない。昼は地元の「てんや」。冷奴にクラフトビール、早春天丼に日本酒二他。二週間ぶりの外飲みというより外食。隣りの老夫婦が天丼を頬張っているのを見たり、店長さんの的確だけどやや過剰な指示を聞き流してみたりと、『それでも気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている』のだけど、やっぱり外で食べるは楽しい。2290円。午睡したらかなりの胸焼け。晩は鳥栖中央軒の「かしわめし」に日本酒半合のみ。

都内の感染者は更に三割減り、連日五百人を割り込む。其れでも解除はしないよう。全部下らない五輪のせいだな。そろそろ寝ようかとぼんやりしていると緊急地震速報が。また空振りかと思ったが、割と細かい横揺れが相当長く続いた。妙な揺れ方で久久に魂消たね。都内は四、東北で六強。幸い津波は無し。吾人も緊急点検に出る。すると202のガスメーターが点滅。直ちに復旧させた。

 

 

2/12・金

 森元氏も正式辞任。八十三歳の後任は八十四歳だと。人材難だね。今週の空き瓶は六。ほぼ一日一本。ロシアでは公式の三倍、実に16万人がお亡くなりになっていたとのこと。何しろ男性の平均寿命が六十代の国だからね。と此処まで書いたところで、後任者は不適格と判断されたようで、人事案は白紙撤回。果てしない泥仕合は五輪というものの存在を一層貶めている。もういいだろう。中止で。全てが幻であったでいいじゃない。ワクチンの第一便が到着。でも肝心の専用注射器(絞り出すタイプ)が足りなくて、一瓶で六回打てるところが五回しか打てないとのこと。此方は泥縄。

 大体曇り勝ち。それでも春が近い感じ。昼は生姜焼き弁当。午後遅めの出社。今週は疲れた。最終コマともなると何だか言葉が巧く出て来ない。退社後も何もなし。碑文谷の「魚角」でおかずセット(600円)。内容は小さめのアジフライが二、大根の煮つけと鶏カラ他。テレビを点けても五輪五輪五輪・・・。どうでもいいよ。もううんざりだね。

 

 

2/11・木

 朝はアンパン。昼はうどん。旗日だけど午後臨時出社。今度は都立校の試験に備えねばならない。広く声を掛けたけどやって来た生徒は二人だけ。あらま。一方私立高校の結果も出て来る。吉報が一、そうでないのが一。矢張り上位校の一般入試は難しいね。残念です。数学の過去問演習は七時過ぎまで。其のまま帰宅。家人の鰤の照り焼き、大して旨くなく。養殖ものだもの。

それにしても勉強というのは不思議だな。やればやるほど難しくなり、またそういうものに挑戦したくなる。其れが向学精神というものであります。挫折は無駄ではないよ。吾人も此の日記というツールひとつで、複雑怪奇かつ理不尽な社会と日常に挑み続けます。例え其れが徒手空拳であったとしても倒れる前の日まで書き続ける所存であります。

 

 

2/10・水

 粗大ゴミだと思うのなら掃いて捨ててくれと言っていた森元氏も愈愈窮地に。国際的批判が大きい。外圧だね。そもそも粗大ゴミは掃けない=国内で辞めさせる者はいないのだろうと開き直っていたのだけど。此れも五輪延期狂騒曲の一節であったと記憶されるだろう。日本たばこ産業も大変なことに。一千人が辞めることに。うーん、多角化して来なかったんだ。海外のたばこ会社を買収していたらしいが、生憎たばこは何処も斜陽産業である(恐らく三十年後にはほぼ消滅)。たばこに限らず、無くなっていった先行産業は沢山ある。廃校となった千寿校の近くには千寿大橋駅があって周囲は巨大な再開発エリアになっているが、元元此処にはニッピの工場があった。旧日本皮革、今はコラーゲンとか作っているらしいが、基本的には不動産業。同じ元官業のJのつく鉄道会社の方もかなりそうなっている。なお新型の新型は子どもも移りやすいとの報告が。最近は保育施設でクラスターが。まさか・・・。一方物の接触を介しての感染は極めて少ないらしい。まずはマスク、換気、最後に手洗いと消毒かね。となると屋外の花見は出来るかな。ただ二次会のカラオケ等は無理そう。

須美伯母が来るというので、近所のスーパーでやっていた九州フェアの銘菓と料理おばさんの弁当の買い出し。午後出社。本日まで私立の対策。草臥れて定時退社。帰宅後、午前中に買った「いかしゅうまい」など。不思議なものでこんな生活にも何だか慣れた。昨年掛かった「医療費のお知らせ」が送られて来る。診療所二回と調剤薬局一回。十割負担で1.6万円。国民健康保険から1.1万円が支払われたことになる。ちなみに払った保険料は34万円。広い余白にありがとうございましたの一言でもプリントされていると励みになると思った。

 

 

2/9・火

 ワイハイは電源を繋ぎ直すと速くなった。叩いて直す。まるで昭和のテレビだね。朝から冬晴れ。午前中から高圧洗浄。何時もの設備屋さんが来る。二三年に一度はやらないとね。取り立ててどうということもなく直ぐに終了す。また元請けの内装屋さんも来たので、塗装工事の見積もりの見直し。二階通路のコンクリート部分のひび割れから水が入って下の鉄部が腐食していると。ある程度防水措置もしなくてはならないと思った。それにしても前回の塗装から十年未満。(ほぼ)ピカピカのところとボロボロのところの落差が激しい。此れが流水及び風化作用というものなのだろう。地学だね。なお本日は不燃ゴミ。園芸用の土が出されていた。当然「回収できません」のシールが。仕方がないので駐車場の隅に撒いた。ゴミの分別を小学校でもっと教えた方がいい。

 午後臨時出社。二日続けての直前指導。選挙でいう所の最後のお願いである。兎に角、問一は落とさないでとね。そして明日の今頃には試験は終わって、即日採点で明後日には結果が出ている。試験というのは実にドラマチックでドラスチック。此れも人生の試練である。ちなみに人生の後半にこういう行事はあんまり見当たらない(健康診断の結果が出るときはドキドキする)。其のまま帰宅。七時過ぎ。以後残り物で中量飲酒。なお当初予定の緊急事態期間が過ぎ、職場周辺の飲み屋さんも幾つか再開していた。ただ周辺の他業種店主からは怨嗟の声が絶えない。うちはゼロ円、あっちは六万円と。うーむ、国民を分断させるのはよくない制度だと思った。何しろ食べ物屋さんだけは規模に関わりなく一律六万円。建て付けの悪い制度である。もう少し何か考えつかなかったのだろうか。時間は半年あったのに。

 

 

2/8・月

 寒気が入って曇る。何時の間にか梅が咲いていた。昨日は暖かかったから。テニスの全豪オープンが開幕。当然低観客。防疫の為、選手もコーチも軟禁状態だったと。此れぐらいやらないといけないのだろう。ちなみに公共放送は国会(予算委員会質疑)よりテニス中継。何か間違えていると思った。

 以後少し晴れた。午後臨時出社。滞留している事務仕事を片付けつつ、私立高校入試の最後の追い込み。みんな早くから勉強に来ている。冒頭の一行問題をくれぐれも間違えようにと念を押した。定時の授業に引き継ぎ七時前に帰路に就く。信濃屋で太刀魚の炙り刺し。豚のしゃぶしゃぶと合わせた。夜は冷えた。平仮名の蒼龍がコンテナ船と衝突。今は潜水艦なんだね。まあね、航空母艦をどんどん作られても困ります。なおコンテナ船は事故に気付かなかったそう。潜航中のことなので過失割合は海自が十割。ちなみにえひめ丸事故から丁度二十年だそう。森元氏も炎上中なのは妙な巡り合わせ。勿論あの時は森現総理ね。

 

 

2/7・日

 朝にはすっきりす。何だったのだろう。発熱は無し。少し喉が変。例によって喉風邪かな。一応屋内でもマスクを掛ける。今日も晴れ。昼は表に出たけどあんまり足が進まない。外食は避けて冷凍ちゃんぽん。午後も漫然とす。買い物は欠航。晩は冷凍あんかけ焼きそばに、たぬき豆腐、鯖味噌の缶詰、茹で卵。例によって安白ワインをがぶ飲みす。味が薄いので飲みやすい。一本数百円。尤も欧州辺りでは水より安いのだろう。輸送費と酒税を加えてもやっぱり安い。あと数年で統合されるらしいが、ワインの酒税が日本酒より安いのはドウシテ。戦時中、ワインからソナーの原料(酒石酸)を作っていたことに関係するのかしらん。夜も静か。みんな何しているのだろう。

 都内の感染者は五百人を割る。実は保健所が濃厚追跡者の追跡を諦めたという発表があった。其れで濃い所の検査が減っていて、陽性者減に繋がっているという説が浮上している。ちょっと穿った見方だとは思うけど、何にしても楽観できず。千葉で再三再四鶏インフルエンザ。何と県内の三分の一の採卵鶏が犠牲に。併し卵の価格は上がらず。外食需要激減で余っているのだと。緊急事態の当初の最終日。でもあとひと月。詰まりまだ折り返し地点である。他自治体は解除を検討しているらしいが東京は無理だろうな。

 

 

2/6・土

 富士そばが大変なことに。組合活動をしたとかで社員さんを懲戒解雇。明らかに不当解雇。可笑しいな、創業者であるお父さんはいい人だった筈なのだけど。残念である。ということで吾人も富士断ち致します。駿台予備校に通いがてら市ヶ谷店に入って以来、実に三十年のファンであった。つくづく返す返すも残念である。

 朝から晴れた。午前中は体調すぐれず安静にす。一月の売電量が分かる。南東が72キロ、南西面が106キロ、合計4272円。とまあこれで丁度一年分が確定した。積算すると3022キロ、72528円。実際の発電量は室内の交直コンバーターに表示されている筈だが、生憎立ち入る訳にもいかないので不明である。太陽光パネルの発電量は一キロ当たり年間1000キロ程度だというから、推定発電量は4500キロぐらいかな。となると利用率は三分の一程度。案外少ない。なお最初の十年はキロ24円で買い取られるから、此のままのペースだと大体70万円。設置に掛かった費用は200万円。採算という点では取れないな。まあ此れはサービスだから。貸借人さんにも地球にもね。ちなみにCО2削減量は・・・、えーと、分からん。なお元請けの会社は太陽光パネルの生産からは撤退すると経済ニュースにあった。価格が合わなかったらしい。旧三洋電機以来の伝統が途絶えることになる。あらまと言うより他はない。午後もだるさが取れず。コロナだといけないので自室に籠る。ネットが再びダイアル回線並みに。ドウシテ。朝はパン、昼はカップ麺、晩は冷凍鰻など。酒も旨いから味覚は正常。

 

 

2/5・金

 別の会長がトンデモ発言をして釈明に追われていた。まあね此の人もとっくに引退していた筈なのだけど。昨夏に五輪が開催されていればね。一方ガースーの長男さんが問題に。民間会社に勤務のよう。あべこべに総務省幹部を接待していたと。うーむ、益益支持率が下がるな。国が行った第二回大規模抗体検査の結果が出る。都内でも1パーセント未満。都の調査とは随分開きがある。第一回もそうだったけど、国の結果が低すぎるような・・・。全国の公式感染者は四十万人に到達。

 今日も晴れた。今週の空き瓶は七。金宮一、日本酒一、あとはワイン類。其の内一本は家人がひと月掛けて飲んだ甘口赤ワイン。漸く届いた過去問集を携えて出社。其のまま当該生徒に貸与する。最新版プラス三年分、都合八年解けば十分だろう。吾人としての人事は尽くしたぞ。あとは四角の一番だな。ミスのないように。頼む、頑張って。九時半退社。今週はよく働いたのに例によって何もない。激励と買い物がてら、隣りのコンビニで少し構って貰う(元生徒のアルバイトと馴染みの従業員に)。最近のネタは「スイマセン鮪の刺身はありませんか?」や「みんなお店が閉まっているのはドウシテですか?」なんてね。以後暗い道を走って碑文谷の総菜屋で鶏の南蛮漬け他(900円)。最初に買ったこってり麺と合わせた。そもそもひとは喋りたいんだよね。其れは詰まり喋りかけられたいということでもある。

 

 

2/4・木

 緊急事態はあと一か月。ずっと統制生活である。それにしても昨年末までは丸っ切りほったらかしだったのに、どうしてこんなに急に引き締めを図るのか。五輪を強行したいからだというのが大方の見方である。いや併しね、本邦だけを抑え込んでも丸で意味のないことなのだけど。またもう誰も思い出すことすらしないのだけど、件の接触確認アプリ、なんと昨年の九月から機能していなかったことが今の今更判明す(アンドロイド版)。吾人もとっくにアンストールした。なお肝心の陽性登録者は未だに一万人ぽっきりなのだそう。

今日も晴れ。春は近い。でも沈黙の春になるな。今年も。喉は治った。昼はすきやきうどん。スーパーの赤飯を追加。午後出社。小学部と中学部の入れ替え時間に商店街を散策す。すると須々木さんと佑子さんが幾寅に。暖かい店内で焼き鳥とチューハイを頬張っていた。うーん羨ましい。吾人はマッチ売りの心境である。あー、力が、権力(フォース)が欲しいと思った。吾人が、吾人がもしもガースーの補佐官ならば、全国全店六時閉店を進言するな。違反者は全員検挙。国家公安委員長警察庁長官を呼びつけて直ちに機動隊を出動させる・・・。気を取り直して中三数学。中堅私立校の問題を丸ごと解かせた。九時半退社。真っ暗な街を走って十時前帰宅。買い置きのコンビニの角煮と生姜焼き。何でカブるかな。

 

 

2/3・水

 グレに寝床を奪われシロは彷徨。朝の四時半まで家で寝て、後は昼寝用のかまくらへ。同様なことはミケにもやられた。可哀想な長男、酷い弟妹である。国内でお亡くなりになった人は連日の百人台、累計六千人に。死亡退院が相次ぎ重症者病棟も空き始める。合掌。こうして卒業旅行や謝恩会の類もなくなる。此れは二巡目だな。実に一年で三か月の緊急事態。

 立春、よく晴れた。午後出社。無社長が手一杯になったとかで小学校低学年を担当す。苦痛な労役以外の何物でもなし。もう心が純真ではないので。続いてはずっと中三。都立高校の試験まで三週間弱。詰まり其れは此の学年の終業である。なおY君はアルバイト先のスーパーを辞めさせられたとのこと。お母さんの意向で休んでばかりいたからね。彼にとっては唯一の職業訓練の場だった。頼み込んでも雇って貰うべきであった。つくづく親の見立てが悪い。其のまま帰宅。入浴後冷凍餃子と残り物。一昨日の請求書がもう来る。全部で14万円。作業費が4.5万、砂利3.5万、砂利を留め置く為の見切り板材4.8万。三番目が何か高い。特別措置法の改正案が成立。入院と時短営業命令を拒否した場合には過料だと。而も施行は十日後だって。こういうものだけは早い。営業の自由の侵害だから誰か訴えるといい。

 

 

2/2・火

都内の累積陽性者は丁度十万人。先日の抗体保有率から推測すると実際の感染経験者は其の数倍かな。吾人はどっち? 新聞小説パンとサーカス」第181話。政権を支えた検事総長八ヶ岳で滑落死。詰まりサーカス=テロの幕開けである。大丈夫かいな、今血盟団みたいなことが起きると結構まずい。緊急事態は栃木のみ解除。他は四週間延長して3/7まで。飲食店はどうなるのだろう。また一日六万円だと大きい店には足りず、小さな店だと余るほど。不公平感が広がる。周辺の産業も大打撃。千葉では刺身のつまになる筈の大根が大量廃棄だと。

 未明から朝は雨。結構降った。以後よく晴れる。春の陽気。筋肉痛少少。昼はスーパーの海苔巻き。今年は節分が一日早い。次第に北風に変わる。晩はすき焼きにした。食べ終わった頃にガースーが出て来て記者会見。何だか具合が悪そう。多少の悲壮感というものが見受けられた。話し方は色色と練習したらしい。それにしてもこういう間断のない危機というのは難しい。最初は数十人、今は数千人。解除と強化。経済と封鎖。慣れと引き締め。結局ゼロサムゲーム。現代社会においては生産より消費の方が問題というのも辛いところ。

 

 

2/1・月

 結局過去問はネットで注文した。併し三日も経っても発送したという連絡がない。早く送ってくれと催促すると、通常1から10日ほどお時間を頂いておりますという型通りの返信。倉庫に取りに行くだけで何日掛かっているの。サービスの本質を分かっていない。蕎麦屋だってもっと真面な言い訳をするだろう。丸で社会主義である。ミャンマーでクーデターの模様。選挙に不正があったと。丸で誰かさんの言い分だね。民政移管のモデルケースだったのだが。軍人というものは何処の国の何時の時代でも度し難い。併し皇道派か統制派か。一方のスーさんも最近の評判は芳しくない。うーむ、生憎ミャンマーの政治文化など吾人の範囲外である。ちなみに大貧学院にはミャンマー系の生徒さんが少なからずいらっしゃる。みんな心配だろう。此れで経済成長もアウトである。

 さてさて今日から二月。朝方は曇り勝ち。どういう訳だか月初には京王電鉄のチラシが入る。高尾冬蕎麦キャンペーンのお知らせ。県境を跨がないからいいのかしら。うーん、熱熱のとろろ蕎麦で一杯やりたい。朝から植木屋さんが来て、家作の前庭に砂利を敷く作業。まず劣化した防草シートの引き直し。約二時間。吾人も雑物の撤去に当たる。昼は生姜焼き弁当にから揚げを追加。パワーアップしたところで砂利仕事。荷台で奥さんがバケツに入れ、吾人と旦那さんが運ぶ。旦那さんは大盛り、吾人はハーフサイズ。行ったり来たりして一時間。余った砂利は駐車場に。此方は踏み固めなくてはならない。踵と爪先で行ったり来たり。気分は線路工夫。人間タイタンパーだね。二時前には終了す。いやあ、働いた。今回は割と細かい白砂利にしたので白砂青草が楽しめそう。夕方散髪。二日続けて入浴。晩は家人の豚汁等。午後は晴れた。夜は南風。