2021-12

12/31・金

 再び冬型に。雪雲の残りが流れて来て関東も曇る。さてさて年内最後の買い物。まずドラッグストアで「メジコン」。最近第二類の市販薬になった。三日分で1500円。高いね。あんまり効いた記憶はないけれど。(オミクロン株に対する)まあお守りです。「紙薬 手を合わせる 大晦日」なんてね。

おせちの入っていた箱をまじまじと見ると、統括フーズと書いてあった。よく(コンビニ)弁当を作っている会社である。家人には黙っておこう。でもまあまあ旨かったから来年からは直接頼もうかな。多分ちょっと安い筈。生協も最後の配達。女の子には貰い物のウエストのお菓子と辛くて食べられない濡れ煎餅を差し上げた。昼はカップ焼きそば。午後は隣家の蔦を払う。やっぱり寒い。小雪が舞った。晩は昨夜の残りプラス鰤の照り焼き。近所のスーパーで売っていたもの。いや併し、正月に鰤や鯛を食べるというのは何処の地方の習慣なのだろう。案外旨かった。各種歌番組は有観客に戻る。十時就寝。

Aのマスクの件は間違いと言えば間違いなのであるが、あれは国民一人当たり数百円捨てたと思えば、何ということも無し。やはり昨年春の休校措置の方がより拙かった。学ぶ機会を停止されたことの損失はベタな言葉でプライスレスだと思う。どちらも官邸の暴走。また第四波の関西、第五波の東京では、多くの命が点滴や酸素投与といった中レベルの医療すら受けられずに失われた。此れは政治の不作為。きちんと検証して欲しい。一方の南アフリカでは収まって来たと言う。結局罹る人は罹らなければ終わらないのだな。こうして2021年が終わった。来年こそまともな年になって欲しい。

 

 

今月の備忘録

一、京王の「準特急」は無くなることに。そもそもが変な名前だった。二、「人生には、飲食店がいる。」という件の酒造会社のキャッチコピー、同意には至るものの、飲食店と言う語感がちょっと冷たいな。此処を食べ物屋さんに替えるとどうだろう。芳しくないか。いっそ、生ビールか瓶ビールにしてみたらどうだろう。他のお酒が売れなくなるか。本来なら、カンパーイがいるとしたいのだろうが、まだちょっと早い。三、東武特急には新車を入れるそう。豪華な造りのフラッグトレインを。実用的なリバティーと使い分けるのだろう。群馬県が金を出して、「草津」を何とかする案はないのかしら。手っ取り早くスペーシアを貰ったら。「水上」も復活させて。名札付きの特急が都内を走ること自体が観光宣伝になる。四、大学全入等で、社会一般の教養の水準が上がったことは間違いない。其れでみんなケチになったという仮説は如何でしょう。安い物、コスパのいいものしか買わなくなった。併しある程度の消尽や贈与、振る舞い、衝動買いがないと経済社会というものは回らない。合成の誤謬に陥っています。五、「バイキング」も来春終了だと。第五波では結構政権を批判していただけにまさか圧力が掛かったとか。六、小田急VSEも引退だと。僅か二十年。ドア位置の悪さが災いした。何処に再就職するのだろうか。七、こども家庭庁と言う令外の庁を作るそう。何とか真理教みたいだな。矢鱈役所を作るよりそもそもの予算を付けないと。

 

今年乗った有料列車

踊り子、小田急VSE、こだま、のぞみ、ワイドビューひだ、はくたか草津東武りょうもう   昨年は、ひかり、伊那路、あずさだったから、秋以降良く乗った方。

 

 

12/30・木

 ミャンマー情勢は再び緊迫。今度は辺境地区で虐殺事件を起こした模様。ミャンマー軍は独立運動を日本が支援した関係で、実は日本陸軍をモデルの一つにしており、其れゆえに日本との関係も深いのだとか。困ったアンシャンレジームが残っていたよ。

 快晴。風も止んだ。ぶらぶらと自転車で出掛ける。偶には新店を開発しようと思った。併し桜新町の増田屋は開店前。ぐるぐると用賀から中町方面に。するとかなり慌てた救急車が走って行った。見てみると道路の真ん中でスポーツタイプのベンツが停止中。ドライバーさんが倒れたよう。運転席には上品そうなお婆さんが。あらま。意識混濁の模様。衝突前に止まったようだけど、大丈夫かね。お蔭で駒沢通りは大渋滞。遡りながら、柿の木坂の「大むら」に入る。日本酒二、串カツと鴨せいろ。2700円。蕎麦はキリっとした感じで熱熱の汁も旨かった。偶に当たりを出すとちょっと嬉しい。いや併し、此れも最後の昼餐かな。愈愈また「あれ」が来る。そもそも酒がないとね。どんなに旨い北京ダックでも紹興酒がなければ、どんなに豪華な鮨でも日本酒がなければ、焼き鳥屋にホッピーがなければ、家で弁当とビールの方が増し。

狸は連日の出没。晩は昨夜届いたおせちを早くも解凍。まずは三段の内の中華から。なかなか旨い。渋谷の百貨店で注文したもので、ホテルオークラ謹製とあるが、何処の大倉さんが作ったのだろうか(伊藤忠食品とは書いてあるけど)。中瓶二、キンミヤプラスシークワーサーのお湯割り。

 

 

12/29・水

 陽性者が出たら、飛行機丸ごと濃厚接触者と言う方針も撤回。もう施設が満杯なのだそう。一方国内の帰省ラッシュはまあまあの規模。何とか広がりませんように。何処かにお参りに行こうかな。大雪等の影響で東海道線山陽線は寸断状態。人は新幹線に乗り換えられるけど、物の輸送の方が大変なことに。フランスでは一日二十万人、アメリカでは五十万人が感染。

 午前中は薄曇りでやっぱり寒い。昼はスーパーの弁当。物凄く安い正月飾りを買って来て取り付ける。晩はスーパーの鯛の刺身と豪州産のミニステーキ。都内の感染者は70人を突破。昨年の一割だけど。全国では500人。十月半ばの水準だと。オミクロンクラスターも出始める。三回目接種も大して進まず。うーん、ドウスレバイイ。此のままだと来月末には緊急事態だな。「また、あれが始まるのか。あのころのことを思い出すたびに、どんなことがあっても、おれの子供たちは、あんな目にあわせたくないと思っていたのに、今また・・・。」(小松左京)。

 

 

12/28・火

 今日も晴れ。芥田先生に年賀状を出す。「前総理大臣(=鳳生大学出身)は酷かったです。疑似交代で満足してはいけないのですが、K氏がまともに見えて仕舞います」と書き添えた。続いてシロの点滴。何と先日の理不尽な飼い主、財布を忘れたとかで結局手術代を支払わなかったそう。(置いて行かれるともっと困るので)猫は返したが、現時点で振り込み等も無し。そもそも払う気も無かったのだろうと。踏み倒しは結構多いと言うが、人を散散不愉快にさせた結果が此れではね。三十代の女性だと。職業的な詐欺師だね。獣医さんも大変である。点滴代1980円、何時もニコニコ現金で支払う。

 続いて家電量販店へ。昨日多用した子機の電池が早くも怪しい。交換してまだ三年な筈なのに。ノーブランドのB級品だったからかな。今度は朝日電器の準純正品にした。1600円。出た序の昼は若林の「麺通」のラーメン(830円)。家人には「ピーコック」の中華弁当。ところで年末商戦はどうなのだろうか。色色とばら撒いた筈だから。少しは盛り上がりを見せないと。詰まり此れはカンノミクスの考え方だな。確か、国民が余りにもお金を使わないので、消費税をぐっと引き上げ、国民から巻き上げたお金で社会保障を充実させる・・・というお題目だったような。もう十年以上も前のことだからあんまり覚えていないです。晩は残り物で少量飲酒。夜更けのBS11で「ヤマト2205」第一話の先行公開。此れもリメイクしたのだね。もうちょっと付いていけません。

 

 

12/27・月

 朝は冷えた。猫水も初氷。シロの小屋にグレが何度も入るので小屋は一つ増設した。結局一猫一軒である。懐炉も三個必要。なお電気の申し込みはウェブでは出来なかった。駄目出しメールが来ていた。何かが間違っていたよう。結局電話するしかない模様。意を決してプッシュする。例によって誰も電話に出て来ない。延延と音楽を聴きながら、あれやこれやとプッシュキーを押しながら、AIアシスタントの頓珍漢な質問に答えながら、漸くオペレーターに繋いで貰う。すると出て来た人は新人さんのようで、様様な割引きプランから都市ガス、水漏れ修繕サービスまでマニュアル通りの勧誘を受ける。ちょっとの間に売り買いするだけなのにね。本当に面倒臭い。そもそも何で電気屋がトイレの修理まで請け負うの。其れより先ず電話に出て欲しい。余計な営業電話は幾らでも架かって来るが、肝心な人が出て来ない。此れが各種自由化の真価ですよ。凡そ下らない。

近所の盛り蕎麦を食べて帰った頃に漸く通電。直ちにパワコンを再起動。もう午後なので1.5キロしか発送電出来ず。一日半損したね。丁度内装屋さんも来ていたので簡単に打ち合わせ。折角なので階段に防音シートを敷こうと思う。なお電気の契約は物凄く面倒ですと異口同音だった。さてさて此れで万事終了。気が付けば今日から正月休みである。ローゼット交換代9900円を振り込む。ぼんやりしようと思ったらまた狸。ふらふらだけど生きていた。猫餌を完食し、水まで飲んでいた。また来られると困る。通り道のようなところを金網で塞いだ。効果は・・・、多分ないな。やれやれ、草臥れたよ。早めの入浴。晩はとりみそ鍋。中瓶一本のみ。

 

 

12/26・日

 新棟に行って見ると電気の契約が切れている。引っ越ししたからね。そうなると太陽光の電気も売ることが出来ない。折角の晴天が勿体ないし、今後の掃除も出来ない。併し日曜は電話では受付しないのだと。一応ウェブで申し込んだ。何時になるのかしらん。万事面倒臭い。

 お昼過ぎの出社。平政君はまだいた。泊ったんだね。若いね。八時までずっと授業。なお吾人の講習、年内分は本日までとなる。月波君が来たのでまずBへ。「ゆく年くる年」とかいうお酒をガブガブ呑んだら五千円。外に出ると余りに寒い。同じ建物の喜多方ラーメン屋に避難。今度は「会津ほまれ」という安い日本酒を牛飲。彼とは此方で早めのお開き。一人で帰ろうとすると川床のマスターに声を掛けられる。ちょっとアクが強い人なので此処数年敬遠していたが、酔った手前、久久に入店。するといい感じで丸くなって来ていた。人には添うてみよ、飲み歩きは新たな発見があるから楽しいね。併し既に悪酔い状態。二杯ほど飲んで御仕舞とした。全部で九千円。ふらふらの帰宅は十一時過ぎ。月波君経由で頂いた「生産性手帳」はコンビニの青年に進呈した。鷺乃間君、スマン。前は亡父にやっていたが、そもそも書くほどの予定もないので手帳は使わないのです。

 

 

12/25・土

 昨夜の雨は朝には止んだ。新棟西側は退去済み。早速見に行く。太陽光発電コンバーターで今までの総発電量が分かるようになっている。4785キロ。二年間で。詰まり年間2300キロ。関東だと太陽光パネル一キロ当たり年間1000キロ発電すると言われているから、概ね定石通り。ちなみに売電量が1500キロだから日中の使用率は三割強。詰まり七割弱を売ったことになります。晴れれば相当余るのだね。更に言えば、年間発電量×24円(現在の一キロ当たりの買取価格)で計算すると五万円ちょっと。設置には確か100万円くらい掛かっているから、償却には二十年掛かる計算。而も十年経つと買取金額が半分以下になるから・・・、実際にはもっと先になるだろう。あらま。十年目以降は使うか貯めるかした方がよりお得と言うことになります。あと八年。電気自動車でも出て来るかね。

 土曜だけど、講習の為に出社。お昼過ぎ。小六国語と中三社会。夕方富士そば。平政君が来たので無社長と酒席を共にする。またまた県の教員採用試験に受からなかったそう。来年まで非常勤講師生活である。残念だね。一時間ほどで退席。Bで少し飲んで帰った。十一時。冬型強まり小雪が当たる。遅いゆず湯。都による希望者全員無料検査が始まる。第五波よりかは多少増しかな。

 

 

12/24・金

 結局大半の自治体で現金一括給付となる。三度目のワクチン接種は進んでいないよう。何でも在庫があるような、ないような。兎に角、打てる人から打って仕舞った方がいい。量は半分でいい。薪が乾き始めている。大変拙い状況である。

 須美伯母が来たので昼は「笑口房」の弁当。偶には新刊を買いたくなり、隣りの本屋で『戦争まで』。TBSは開局七十周年特番。と言ってもラジオの方ね。ラジオもすっかり斜陽だけど、長く聴いているとテレビより面白い。尤も最近は文化放送を聴くことが多いけど。さてさて講習準備日という名の休講日。講習準備は終わったので本日不出社。晩はスーパーのフライドチキンなど。早速同書、何かと評判の悪いハル・ノートだが、実は同氏そのものは現実派でホーンベックなどのより過激な対日強硬派に引き摺られて仕舞ったと。自由貿易論者で、其の思想はガット体制の構築を齎したそう。戦後日本は其の恩恵に浴することとなる。やっぱり悪魔の歯車だな。本当に何処かで何かがズレていれば・・・ね。十時就寝。

 

 

12/23・木

 中央防災会議は千島日本海溝が動いたらエライ被害が出ると答申。そういうことは、3.11の前に言って欲しかった。それにしても二度も来るかね。南海トラフには予算が付き始めたから、今度は北にも付けてというアピールのような。大当たりが来たらゴメンナサイ。

 新棟西側は引っ越し作業。レンタカープラスお友達でやっていた。女の人は見当たらず。別れたのだな。自転車の後輪スポークが破損。先の方が折れている。販売店に持って行く。まだ就役から二年半なのだけど。部品が粗悪なのだな。前の自転車は三十年乗ったけど一度もなかった(と思う)。ニップル交換、序でに前輪のブレーキパットも交換。2500円(プラス税)。併し自転車の車輪と言うものは不思議だね。あんな細い針金で支えているのだから。車輪の再発見。

昼はスーパーのとんかつでかつ丼。午後出社。引き続き講習準備と年賀状準備。例によって五枚600円の市販品を買って来て、無地のものに複写する(スイマセン)。今年はカラーコピーにした。九時過ぎの退社。須々木さんと佑子さんとでBと中華を連戦。リンさんには貰い物のワインを差し上げた。帰宅は十二時。湯船入浴の後、特捜最前線まいばすけっとのショートケーキ付き。二時就寝。そう言えば今年は年賀状も積極的には売っていない。郵便局も諦めたのだな。寒空の下、机を出して声を涸らして売っていたのは、ちょっと悲惨な光景だった。

 

 

12/22・水

 三十数兆円の補正予算が成立。住民税非課税世帯にも十万円を給付する。凡そ1.5兆円。経済効果は此方の方が大きいかと。生活必需品以外にも売れるといいけどね。Aノマスクの廃棄が決定。都内の感染者40人。昨年の比ではないが徐徐に上がって来た。大阪ではオミクロンの市中感染を確認。ずっと晴れ。但し午後はやや曇る。冬至。午後出社。退社後はBで1600円。北風強し。割と早めに帰る。

 

 

12/21・火

 大阪の放火テロの死者は二十五人にも達する。悪夢である。爆弾テロでも此処まで亡くならない。肝心の容疑者は重体で六十代だと。中年男性の犯意は極めて強い。ガソリン販売もより強い規制が必要。一リットルまでとか。また細いビルやマンション同士を結合させ、より大きなビルに建て替えた方がいい。全国に数万棟はある。概ね五十年は掛かるけど。空港検疫では数十人が陽性に。海外からは一日数千人の入国に絞っている筈だから、陽性率が1パーセントにも及ぶことになります。在沖米軍基地も大変なことになっているらしい。うーん、愈愈来るな。まあデルタ株自体が蔓延していないから、オミクロンも何とかなることを祈るしかない。幸い大抵は上気道の炎症で済むという報告がある。咳は出るらしい。となると「メジコン」が必要だな。

 朝から郵便局へ参る。定額貯金が満期になったそう。付いた利子は丁度1パーセントくらい(税引き後)。勿論十年間分で。(今となっては)まあまあ付いた方だね。一方の投資信託は二年やっても未だにマイナスから抜け出せない。投資から貯蓄へ。少なくとも減ることはないもの。続いて「たきたて」の弁当。昼前なので混雑していた。雑に作った感じで今一つ。拙宅前にクリームパンが落ちていた。今しがた通った若者が落としていったよう。ああいう引き売りって、儲かるのかしらん。廃棄ロス一。するとなんと再びたぬきが出没す。八割方疥癬にやられている。まだ子たぬきのよう。此の時期になるとふらふらでやって来るね。早速クリームパンを供す。夢中で食らう。食べ切ったのを見計らって追い出した。

 早めの入浴の後、「呑み鉄本線」の録画視聴。今回は宗谷線。最近駅がごっそり廃止されたそう。色色と寂しいね。あの辺は1995年に乗った切りだな。記録によると上野から急行「八甲田」で参り、海峡線が何かで不通の為、フェリーで渡道。「北斗」で札幌、夜行「おおぞら」で釧路に行き、牧場体験をしている。「オホーツク」で戻り、旭川から「利尻」で稚内、帰りは昼行の「宗谷」。確か最終日の深名線に乗って札幌。「はまなす」で本州、延延と日本海側を通り、新潟から「ムーンライト」で帰っている。ほぼ全部自由席。凡そ十日の旅程。ワイド周遊券の旅。夜行列車とビジホやユースホステルを組み合わせた。旅費は約十万円と書いてある。当時二十代前半。旅人も多かったと記憶している。今なら途中で倒れるね。いや併しね、あの頃は世界が無限に広がっていく感覚がした。そういうものを失って久しいね。晩はスーパーの鮪刺しと家人の白菜炒め、冷凍の小鍋。ビールは省略。行き成り日本酒である。

 

 

12/20・月

 欧州各都市は再びロックダウンに。内閣支持率は微増だと。前前任者、前任者が酷かったからな。ブレるのもまた良しと言うことです。此れが疑似政権交代の成果かな。野党側の新しいキャッチコピー、疑似より本番と言うのはどうでしよう。リニアの水問題では国が県と東海の仲裁に入る。静岡の知事も軽いけど、まあ毒を以て毒を制すというのが政治学の考え方だからね。必ずしも人格者である必要はありません。

 朝はシュトーレンを一片。ドイツのクリスマス用のお菓子だと。最近流行っている。でもスーパーで買ったものだからジェネリック品だろう。まあね、世界で一番バームクーヘンを食べているのは日本人だと聞いたことがあるから、食べ物に本物も偽物もないな。汝らが食べるもの、其れが汝らのシュトーレンである、てな。夕方臨時出社。事務作業と中三国語の代講。鈴木先生帰省の為。九時過ぎの退社。Bで800円。帰宅後ハヤシライス他。Y君が縁故でアルバイト入社した焼肉店で火災。屋上のダクトが燃えたよう。兎に角用心、火の用心。

 

 

12/19・日

 有名歌手さんの娘さんで女優さんもお亡くなりに。高い所は危ない。大変な位置エネルギーを持っているから。何とはなしに窓外に吸い込まれるから。ふっと持って行かれる。痛ましいです。広くて低い所が一番安全。

 朝は冷えた。室温も一桁。まずは駐車場の段差石の組み直し。下に泥が詰まって浮いていた。雪掻きシャベルで掻き出す。保線作業です。そう言えば台所の手元灯も蛍光管だった。朝から西友に行き、直管LEDに交換。節電効果は一日八時間で80ワット、年間28キロ、700円。こうして蛍光灯はほぼ全廃。反応が悪い人を蛍光灯に喩えたものだが、此の表現も死語となるな。

午前の内から、「魚屋路」と言う回転寿司店へ。行って見ると既に中蛇の列。受付の機械では三十分待ちだと。そんな馬鹿な。店内は満席にはなっていないのに。解析すると、誘導係り兼会計係りが後者の業務に追われ、殆ど誘導出来ていないよう。無意味に待つこと十数分。漸くカウンター席に案内される。大手の店でも人員の適切な配置は難しいよう。今まで暇疲れしていて感覚が鈍っているな。帰る頃にはすっかり空いていた。其の後、目黒通りをちょっと戻って「入船」と言う蕎麦屋に入る。家族でやっているよう。出前も多い。今時珍しい店だと思った。此方のチームプレーは万全であった。もりが700円からとちょっと高いが、店内客にはチキンのトマト煮が出て来た。実質500円だね。アルコールが回り、午後は昏昏と寝る。晩は残り物。ほぼ絶食。笑点の人も強制降板だと。世知辛いね。面白くない人も必要なのだけど。世人は、無用の用というものを分かっていない。

 

 

12/18・土

 朝からシーリングの交換工事。台所と拙室。何時もの電気屋さん。四十年物の器具は引退。根元部分にローゼットを取り付ける。207の人が要らないと言ったLEDを据え付けた。作業時間三十分。こうして拙宅から蛍光灯がほぼ消える。納戸と浴室と階段に電球型蛍光管が残るのみ。続いてシロの点滴に参る。奥の檻には高そうな猫。なんと件のモンスター飼い主が現れたと。そして此の後に避妊の手術の予定だと。院長先生には流石に態度を改めたらしいが(そもそも当該医院には院長しかいないけど)、理不尽さはかなりの程だったと。飼い主の顔が見てみたいと思った。まだ若いらしい。そんな人が居るのだね。ちなみに通院路では地域課員による交通取り締まり。公園脇の凡そどうでもいい交差点の一時不停止車が対象。早速一台停められていた。無意味とは言わないけれど、あんまり意味がないな。其れより無謀運転の自転車の方を指導して欲しいと思った。右側通行、一時不停止、特に一方通行を逆走している自転車は停止義務があることすら思い至らない。

昼はちょっと先の「華星」と言う店で角煮チャーハンセット。ややしっとり味でなかなか旨い。850円で食べ切れないほど出て来た。晩は市販の汁とつみれでちゃんこ鍋。醤油味だと普段の鍋と大して変わらず。九時就寝。

 

 

12/17・金

 イギリスでは一日十万人が感染だと。インフルエンザの最盛期並み。オミクロン株にはワクチンもほぼ効果なし。確かに重症化率は低いようだけど。午前中は中雨。割と短時間で止んだ。昼はサッポロ一番みそラーメン。日中何度も上厠す。大阪の心療内科で火災。多くの方がお亡くなりに。恐らく放火だろう。ああいう細くて狭いビルは本当に危ない。

 午後出社。小学生の女の子には、サンタさんは自分の両親かも知れないと打ち明けられる。半分正しくて半分間違いであると応えておいた。正式な資格を持つサンタクロースは都内には二人しかおらず、実質的な配送はサンタさんに委託された宅配便の会社が担っており、事前に届いたものを御両親がそっと置く決まりになっていると。成程なるほどと聞いていた。半分夢で半分現実。我ながらよい説明である。本日は中三社会まで。

九時過ぎの退社。早速Bに参る。リンさんリンちゃんと言っていたら、マネージャーのミキさんに窘められる。他にも言い寄っている者が複数いるらしい。あらま。1700円。北風強し。帰宅は十一時半。以後カップ麺と「最愛」最終回。それぞれの家族愛が交錯するところに悲劇が生まれる。なかなかよく出来たドラマだった。ただ田中みな実扮するフリーライターさんはちょっと可哀想。

 

 

12/16・木

 まあまあの晴れ。腰の悪い家人は洗濯だけは熱心に布団カバーを引っ剥がしていた。映画「タンポポ」には、今際の際の若い母親が「飯を作れ」と言われると、むくむくと起き出して夕飯(=チャーハン)をつくるシーンがあるが、家人の場合は洗濯だな。午後出社。引き続き講習時間割の検討、教材の追加発注、消耗品の買い足し、蛍光管の交換。近所の電気屋さんでは40ワット直管LEDが二千円を切ったというので当学院初購入。一日五時間の使用で100ワットの節電。年間250日として25キロ。凡そ700円。二年目には元が取れる計算である。併し本体を使い切る頃には此の学院はないだろう。一方、中一にはまた新人が。今回は前にいた生徒の妹さん。こういうのは楽でいい。Bに行って900円程度。須々木さんと佑子さん。帰宅は十一時過ぎ。冷凍焼きうどんと貰い物の小川軒のレーズンサンド。

森友事件で遺族が国を訴えた裁判では、国が一億円支払って御仕舞。そんな馬鹿な。いっそ、百億円くらい請求すればよかった。世田谷は全額現金一括給付だと。オミクロン株、愈愈市中に漏れ始めて来たと。潮目が変わったな。夜の店も一段と空いていた。来るな、あと二週間程度で。最後は何処に遊びに行こう。

 

 

12/15・水

 朝から快晴。ラジオも排水管も元に戻る。そもそも心配のし過ぎであった。須美伯母が来たので昼はてんやの天丼。午後出社。すると生徒に最近地震が多いのですが大丈夫なのでしょうかと質問される。大体やね、小銭を沢山持っているからと言って、大金持ちとは限らないよと説明しておいた。マグニチュードは2違うと1000違うのである。大当たりが来たらゴメンナサイ。退社後はBへ。高瀬さんと田岡さんきょうだい。早めの帰宅。1060円。

 空港検疫では数時間待ちだと。其の後も待機施設の確保で更に数時間。飛行機に一人でも陽性者がいれば、全員二週間の隔離だって。隣組だね。此れはもう帰って来るなと言うことだな。デルタに懲りてオミクロンを吹くであればいいのだけど。

 

 

12/14・火

 未明は冷えた。電気行火を登板さす。上州にあれだけ大風が吹くとなると都内も冷える。あの風も使えないものかね。マグナス発電しませんか。北風にも南風にも対応出来るそう。あの(軽薄な)県知事なら飛びつきそうなものだけど。シロに起こされたので、早速旅費の精算。宿は二食付きで1.5万円。二人以上ならもっと安いのだろう。他に夕飯時の大瓶が800円、日本酒小瓶(300ミリ)が1200円。ちょっと高い。一方部屋の冷蔵庫の中瓶は500円。此れは安い。上野で買った「大増」のおつまみセットが680円。酒類が700円。中之条の食堂が1600円、大間々の食堂が2000円。交通費概算一万円くらい。大体三万円だね。酒は何処にいても飲むものだから多少減額した。宇奈月温泉より近いから安い。それにしても実際に乗って見て、上毛電鉄東武やJRの絡み具合が漸く分かって来た。何事も実地で見なくてはね。更に地図と時刻表を見返す。

 アメリ中南部では竜巻被害。空港検疫では続続とオミクロン株。もう停泊施設が足りないそう。感染力はデルタ株の数倍だとも。湿った薪にも火が点くかなあ。朝のラジオでも毅郎さんらは欠席。スタッフに発熱者が出たそう。愈愈来たかな。重く曇る。落ち葉掃き。丁度よく吹き溜まっていた。此の要領で海のプラゴミも効率的に取れないものかね。久久に排水管にも水を流す。何遍流しても流れは今一つ。昼前から冷たい雨。芥田先生から返礼品が届く。千葉名産の落花生のおつまみ二品。鎌倉の伯母さんからは日本酒一升。浦霞の純米。お小遣いを貰っている身なのにと家人はおかんむり。此れも返礼品だな。午後には止んだ。晩は豚のしゃぶしゃぶ。豚が食べたいというより、火を焚きたかった。中瓶一。ビールも冷やす必要がないね。

 今週から予算委員会。クーポンは現金にしてもいいし、しなくてもいいと。今更言われてもね。ワクチンも早くするようなしないような。結局全部宙ぶらりん。此の総理の特徴かな。ウイグルの件でアメリカに嫌味を言われた中国は、アメリカこそ金権政治とメディア選挙で銃火器テロやヘイトクライムが多発しているディストピアだと反論す。お互い、他人のことはよく分かっているね。併し我がふり直すという方向には往かないものである。

 

 

12/13・月

 朝風呂、朝食の後、チェックアウト。風呂と食事もなかなか良かった。部屋も綺麗だったが、どうにも消臭剤を焚いたようなへんな甘い臭いがして、ちょっと興ざめ。なかなか湯・食・住、三拍子揃った宿には出会えないものだと思った。九時過ぎのバスで駅まで戻る。見たところ周辺旅館もまあまあ泊っている感じ。大半が県内ナンバー。県民割り引きをやっているのだろう。都内は足立が一台いただけだった。乗客は数名ちょっと。運賃950円。降りる時にICカードで支払う。すると「チケットが付きました」と。関越交通さん、まだバス得サービスやっていたのだね。久久に懐かしい声を聞いた。

いや併し次の列車まで50分もある。近くのスーパーを視察。伊那のスーパーもそうだったが、鮮魚コーナーが充実。内陸県の特徴かもしれない。さてさて漸くやって来た高崎行きに乗り込む。此処からやや特殊なルートで帰ろうと思った。新前橋で下車。適当なバスで中央前橋へ。前橋だけで三つもあるが一番の中心は此の中央前橋。県庁に最も近い。上毛電鉄が通っている。併しJRには接続していない。もう少し頑張って線路を伸ばせなかったのだろうか。私鉄と国鉄が張り合うあたりは関西の鉄道に近いけど、結果として分かりにくい、使い辛い路線となっている。バスを降りると物凄い風。上州の名物だね。陽が当たっていてもやっぱり寒い。少し待って西桐生行きに搭乗。出て来た車両は井の頭線のお古。僅かなお客を二両に載せて東へ進む。何処まで行っても大きな山が見える。あれが赤城山。其の赤城と言う駅で下車する。運賃660円。切符は現金購入のみ。東武鉄道に乗り換えである。其の前に駅前の「八百半」と言う店で餃子ラーメン日本酒休憩。小瓶が二。二つ目は持ち帰る。

併し此の赤城と言う駅も不思議である。肝心の赤城山に行くバス等は無し。駅の看板には、おおままとも書いてある。行政区分ではみどり市だと(何それ・・・)。元元は新大間々という駅名だったそう。此処から少し歩くと大間々になり旧国鉄の足尾線に連絡。此の辺も頗る分かりにくい。東武は西武に倣ったかどうかは知らないが、赤城山を観光開発しようと考えたことがあり、ロープウエーやケーブルカーまで作った。併し上手く行かなかったよう。どちらも廃止され、今はこんな駅名だけが残っている。それにしても赤城山ね、そもそも行ったことが無いし、身の回りで行きましたという話も全く聞かない。広大な山麓を持つ、いい山なのにね。前橋からはバスも出ているようだけど、やっぱり車でしか行けないアクセスの悪さ。国定忠治志賀直哉、分かる人もいないよね。(特に西側に住む)都民から見れば、謎の観光地、そして謎の終着駅である。

 そんな赤城から特急りょうもう号に乗車。東武の特急は全車指定。宛がわれた席に行くと柱の横。此れだから指定席は嫌なのです。太田辺りまでこまめに集客。館林辺りから快調に走る。すると加須で緊急停止。直ぐに出発したから、デッドマン装置が働いたよう。(なんにもすることがない)真っ直ぐな線路です。動物公園を過ぎると、中目黒とか中央林間とか、馴染みのある行き先を目にするようになる。複複線区間を爆走して緩行線列車を次次と追い抜く様子は、中央線に似ているかな。爽快である。荒川、墨田川と渡って浅草にゴールイン。料金1050円。運賃は115キロで1215円。東武も沢山乗ると安い感じ。特急に乗って貰わないと採算が取れないな。

 暫し浅草寺にお参り。マスク掛けで割と大勢来ている。どうにかコロナが収まりますように。何だか歩きたくなって、ぶらぶらと上野まで。結局戻って来て仕舞った。ああ上野駅。「福しん」でチャーハンを食べようと思ったら看板が消えている。そんな馬鹿な。店内で誰か倒れたようで救急搬送の真っ最中。二隊も来ていたから重症のよう。食べたいものが食べられないな。それにしても上野駅周辺ではみんな狂ったように飲み歩いている。列車が出なくなって故郷への郷愁も未知の土地への憧憬も無くなったから何だか自棄になっている感じだね。今回は勝負ありました。其のままメトロに乗り、渋谷で中華総菜を補充。帰着は六時。家人と食べた。

 

 

12/12・日

 さてさて朝から出ようと思ったのだが、何だか急に腰が重くなり、昼の列車で行くことにす。目黒までバスで出て、其のまま上野駅へ。14番線に参る。此処は地上駅。併し列車は一本もいない。上野東京ラインが出来たお蔭で、普通列車は勿論常磐線の特急まで居なくなって仕舞った。朝晩のライナー特急以外は、「草津」という列車が出るのみである。森閑としたホームで暫し佇む。嘗ては多くの長距離列車が出た筈なのにね。吾人もワイド周遊券で幾度となく旅立った。駅の中の銅像も寂しそう。ああ凋落の上野駅である。

さてさて長野原草津口行きの「草津3号」は、四割程度のお客を乗せて定時出発。12時10分。草津は元元は急行だった。165系から185系になり、格上げ特急になった。併し大した特急ではないので、当初は「新特急」と名乗っていた筈である。一方相方だった水上行きは数年前に廃止。草津も平日二本、土日が三本。特急網の意味をなしていないね。其の185系も引退。今では常磐のお古が走っている。651系、元スーパーひたち。(もう使うこともない)交流装置が撤去された以外に大した工事もされていないらしく、相当草臥れた感じがする。「タキシードボディのすごい奴」もすっかりお爺さんだね。うろこ状の汚れがびっしりついた窓を見ながら中之条まで丁度二時間。運賃2640円。自由席特急料金1380円。此れはB特急料金が適応。安いことは安い。それにしても多くて一日三本ではね。高崎まで適当な列車で来て、上越線吾妻線に乗り換える方が一般的かな。群馬県の西側には温泉が沢山あるけど、此のアクセスの悪さ。「踊り子」が未だに元気に走っているのとは対照的である。やっぱり都内の人、特に西部に住む人は、手っ取り早く伊豆や箱根に行って仕舞います。何回でも。

駅前食堂で休憩しようと思った。併し目の前の蕎麦屋は既に休憩中。数軒先の食堂に入る。蕎麦はないみたい。最近蕎麦に見放されていると思った。日本酒二合とたぬきうどん。サービスとして菜っ葉を湯がいたもの。続いてバスに乗り、予約した四万温泉の宿に参る。今回は小型の旅館にした。四時前にチェックイン。早速入湯。続いて晩食。小広間に降りると、コロナ対策だとかで変な間仕切りがしてある。給仕も成るべくしないのだと。お酒も事前に運ばれていた。それにしても予約サイトによると満室のような感じだったのだが、お客はもう一人いるだけ。此れが群馬方式かしらん。

当然喋ることもない。お互いの咀嚼音だけが響くという奇妙な晩餐である。其の点、富山の宿は面白かった。かなり高齢の夫婦が来ていて、おじいさんは一言居士らしく、料理への批評が絶えない。中でも物凄く細い蟹足の小鍋に対して、蟹さえ出しておけば客は満足するとでも思う精神が凡庸だとか・・・、述べられていた。其の場にいた多くの者が首肯した筈である。今回はお爺さんでも満足するような、鮎の塩焼きからビーフシチューや小うどんまで食べ切れないほど出て来た。でも何だか食べた気がしないね。

横になりながら「日本沈没」最終話。退避の終えた列島は一気に沈没す。ただ青森以北と九州は残ったよう。九州は兎も角、北海道や沖縄は元元日本ではないものね。出来れば中央高地の山山も島島として残して欲しかった。という訳で全話終了。来年は「日本以外全部沈没」をやって欲しい。更に入浴して十二時就寝。タオルの取り違えも無し。

注・・651系登場時のキャッチコピー。

 

 

12/11・土

 学術会議の件ではやはり任命拒否を続けるよう。がっかりです。クーポンの件でも迷走ぶりが目に付く。こういうことだとあっという間に支持率が下がるよ。まあどちらにしても聞く耳を持たなかった前の人よりかはいいかな。そんな新首相は公邸に引っ越し。前の前の前の船橋総理以来だと。

良く晴れた。さてさて昼は地元の回転寿司へ。偶には人間観察でもしようかと思った。隣りのカップルは席に着くなり(お得な)セット寿司を注文。更に殿方は時間に遅れてタクシーを使ったとかで奥方を詰り始める。曰く、時は金なりだとか。大体ね、時間とはそもそも無駄にするものだし、其の無駄を取り返す為にタクシーと言う便利な乗り物がある。言っていることが無茶苦茶だと思った。何だか混んで来たので二杯で打ち止め。2002円。家人にはオリジン弁当。結局何だか食べ足りないのでスーパーのコッペパン。晩は白菜豚豆乳鍋。尾身(クロン株)の来る前にもう一度命の洗濯をしようと思った。群馬の旅館を予約す。明日の外出に備えてアルコールは控え目にした。

 

 

12/10・金

 思ったより晴れない。ニトリの小屋をグレに取られてシロはうろうろ。酷い弟である。それにしても猫と言うのは寝床は何処でもいいみたい。今朝の新聞にはマグナス力で動く風車が紹介されていた。羽が回転しないので台風にも強いという。原理は幾ら読んでも分からなかったが、鳥やドン・キホーテが飛び込んで来る心配もない。次世代風力発電は此れで決まりだね。こういうものに一兆円ぐらい注ぎ込まないと。国民に配ってばかりでは仕様がない。飲んで食べて御仕舞いである。

 朝はかけそば。何だか食べ足りず。冷凍小鍋と御飯で早昼。午後出社。冬期講習の時間割の検討。今年は楽が出来そう。退社後はBで立ち飲み。すると今夜は日高屋へ呼び出される。須々木さんと佑子さん。今年初めてだね。ハイデイ飲みは。併し十一時には追い出される。Bの女の子にはチャーハンを差し入れた。帰宅は其の三十分後。

 

 

12/9・木

 漸く晴れた。昼はスーパーのカツをかつ丼に。午睡をしていると内装屋さんの挨拶。最近担当が大柄女性に代わった。拙宅のシーリング照明の交換を依頼。根元の部分から作り変える必要がある。電気工事が必要だな。午後出社。中一国語に見学者あり。またまた文章の読み方からやり直し。家電のトリセツから夜更けのラブレターまで全て文章で出来ている。あらゆるタイプの良文を読んでいきましょうと。併しよそ向きの時間は続かず、暫くすると何時もの雰囲気にすっかり戻って仕舞った。みんなてんでバラバラな質問をする。其れでも何とか全面崩壊は防いだよ。

退社後はBに参る。840円。すると須々木さんが向かいの店にいると連絡がある。佑子さんと梯子する。何でも棒と茄子が出たそうで。各種日本酒半合500円の店。流石に旨い。他におでんと刺身と煮麺。三千円相当を振る舞って貰った。偶には贅沢しないと。帰宅は十二時。二時就寝。

 

 

12/8・水

 昨夜からずっと大雨。漸くいい色になった紅葉も散って仕舞った。先月の売電量289キロ。七千円。まあまあ好調だった。オミクロン株は感染力は強いが弱毒化が進んでおり、今度こそ単なる風邪のようだと。ホンマかいな。希望的観測で物を言ってはいけません。八十年前の教訓です。子どもさんへの十万円相当の給付、半分はクーポンにするというのが評判が悪い。配るのに一千億円近くの経費が掛かるのだと。まあ現金にしようが金券にしようが使う人は使うし、使わない人は使わない。ならば経費の少ない方を選ぶべきであろう。ちなみにクーポンとは切り離すというフランス語から来た言葉だそう。切り離して換金したら捨てて仕舞うものだものね。いっそ、政府発行の紙幣として其のまま流通させたらどうなるだろう。受け取った人は、こんなもの嫌だとババ抜きのジョーカーのように押し付け合うだろうから消費は増える。途中から価値が下がって行くかもしれない。

 午後傘差し出社。今日から真冬のジャケット。九時過ぎの退社。Bに行って870円のみ。帰宅後に冷凍ポテトフライ。続いてNスぺ「1941」前編。戦前戦中の個人の日記を解析したもの。南部仏印以降の経済制裁で生活の困窮度が増し、急速に英米憎しの世情が醸成されたことが分かる。欧米の反発を見誤った進駐も拙かったし、経済制裁も強過ぎた。更に言えばハル・ノートも。欧州情勢とも相まって、正に悪魔の歯車が回転して日米開戦に突き進んだとも言える。何処かで何かがズレでいればあんなに沢山の人が死ぬこともなかっただろうに。それにしてもアナログな日記をどうやって読み込ませたのだろう。ぐちゃぐちゃな個人言語を。デジタルスキャン出来るのかしらん。

 

 

12/7・火

 また臨時国会所信表明演説からやり直し。敵基地攻撃論を検討すると。ハト派の筈なのになあ。保守層の繋ぎ止めでタカを偽装しているのだろうか。いいですか、敵基地を攻撃するとなれば、重慶バイカル湖辺りまで行かねばなりません。如何に出鱈目な方策か。また北京五輪に外交団は送らないと米国政府が決定。外交ボイコットと言うらしい。まあね、オミクロン株でそもそも何処もシャットアウトだろうけど。

 今日も曇る。ほんのり暖かい。先ずはペットボトルの整理。お隣は二リットル入りの水を大量消費しているよう。それにしても水を買うことほど無駄なことはないな。買うのも捨てるのも面倒臭い。(ラベルとキャップも外して潰して)立派なポリ袋に入っていたものを、内緒で拙宅のクリーニング品の薄い袋に移し替える。前者は重めのゴミを入れる袋として再利用出来ます。

朝から西友で猫餌と浄水器のカートリッジを購入。続いて「大塚家」へ。何時もの通りのラーメンはあぶら少な目。サービスライスをほんの少し。700円。見ていると寸胴鍋にはどんどんと脂の塊が放り込まれていた。あらま。此れを全部食べるのは危険ですよ(確実に血管が詰まる)。ちなみに家系ラーメン店で御飯が出て来るのは、客のスープ残しを少なくする為もあるのだとか。動物性のものは処理に多額の費用が掛かるのだそうで(確実に排水管が詰まる)。お客の体と消化酵素に処理させているという見方も出来ますな。御飯のお蔭で吾人のスープも数十ミリ程度しか残らなかった。午後は漫然とす。四国から蜜柑が届く。此の一週間は本当に宅配便が多く来た。夕方から冷たい雨。晩は余り物のソーセージをポトフにした。

 

 

12/6・月

ウクライナ東部に大量のロシア軍だと。関東軍特殊大演習か、はたまた南部仏印進駐か。ロシアのガスなど要りませんと抗弁できないのが悲しいね。経済逆制裁になって仕舞います。

 曇って寒い一日。太平洋側の太陽光発電はゼロだろう。早いところ日本海側の風車から送電出来るようにして貰いたいです。兎に角、暖房はエアコンを中心に、電気を沢山使う電熱系のヒーターは止めて欲しい。耐乏生活です。家人は姉さんたちと巣鴨のお地蔵さんにお参り。吾人の昼は昨夜の残り。すると午後早めの帰宅。不味いラーメン屋しか見つからなかったと。折角三人で出掛けたのに。そんな馬鹿な。入れ替わりで臨時出社。冬期講習授業料引き落としデータの送信、同教材の発注、資源ゴミの搬出(蛍光管、電池、ペットボトル、紙類)、探し物(リスニングのCD)など。五時には退社して立ち飲みBへ。ああ、移民するならベトナムだな。碑文谷で中華総菜。三品千円。帰宅は七時過ぎ。

 

 

12/5・日

 概ね晴れる。(信州では不発だったので)偶には新店を開発したくなり、隣り町の蕎麦屋に入る。天もり1050円。酒は頼めば出て来た。燗酒350円。但しメニュー表にはない。お客に飲んで欲しくないのだろう。「うちは飲み屋じゃないのだから」的な忌避感が食べ物屋さんには一定程度存在する。まあね、酒は狂い水だからね。家人にはサミットの弁当。続いて激安八百屋で大きな富有柿を購入。三個400円。ついうっかり買った大福は五個160円。甘いものは体に良くない。此れは床屋に差し入れた。年末の御挨拶である。其れにしても此の八百屋は道の駅より安い。難点は混み過ぎていること。

晩はきぬかつぎと簡単すき焼き。柿は大変甘かった。ちなみに近世に砂糖が入って来るまで、日本史上柿が一番甘い食べ物だったそう(特に干し柿)。柿の木坂、柿生、柿にちなんだ地名も多い。柿に感謝しなくてはなりません。また里芋=北限のタロイモは大変古い作物だそうで、縄文時代からあるのだと。土偶は里芋がたわわに成っている姿だという新説もある。薩摩芋やジャカルタの芋=ジャガイモとは歴史が違う。これらはアメリカ大陸からヨーロッパ経由でもたらされた。大航海時代以後のことである。

 夜は「日本沈没」。第八話。主人公たちは何とか移民交渉を進めようとアイデアを絞る。而も都内の居酒屋で。立派な和定食を食べながら。うーん、大体日本が水没するとなれば、あっという間に食料と燃料が買い貯めと売り惜しみに遭い、最終的に配給制になると思うのだが。店内は電力統制でほぼ真っ暗、酒は燃料用アルコールを薄めたもの、食べ物は御飯としらす干しと里芋の煮つけくらいしか出せませんとして欲しかった。地上波とは言え人間の暗部を描かなくてはね。ただ何となく中国に助けられるというシナリオは良い。昨今の国際情勢に反して。日中友好、更には米中友好を願ってやみません。色色と批判はあるようだけど、まあ併し良くリメイクしたね。あんな大作を。

 

 

12/4・土

 朝から「すき家」で牛丼とサラダと豚汁セット(630円)。すると何だか疲れが出て昏昏と二度寝。昼は餅焼き。須美伯母が来たので家人らには千代田鮨。晩は適当鍋と残り鮨。オミクロン株の毒性は低いとの見解も。どうなりますか。

 

 

12/3・金

 未明に大声が。降りて見るとなんとアライグマ。水を飲んでいたよう。シロとグレが共同で唸っていたけどへっちゃらだよな。吾人を見ても大して逃げない。丸丸としている。あれは何処かで餌を貰っているな。航空券は売り出し再開。一時邦人も帰国困難となるところであった。発券停止要請が出ていた。此れは国土交通省航空局の勇み足だとさ。まあね、阿倍仲麻呂や鑑真和上の頃を思えばね。大体交通機関が便利になり過ぎた。海外赴任、海外留学、ふた昔前くらいまでは身命を賭して出掛けたものである。なお南アフリカでは極めて短時間でデルタ株からオミクロン株に置き換わったという。ドウスレバイイ。

 終日晴れ。地震多し。震源富士五湖。大丈夫か。大量の瓶を出す。「信濃錦」多し。次はワイン。リンゴジュースも。昼前にシロの点滴。初めての二週間越え。元気な証拠です。家人には籐椅子が届く。1.2万円。此れはメードインインドネシア。姿勢が真っ直ぐになるそう。折角一個排出したのになあ。午後出社。今週は面談期間。小学生の二子は今月限りとなる。大手の塾に移るのだろう。大成しますかどうか。中学受験は特殊な世界だからね。一家総力戦になります。やや失意の無社長は商店街の人に誘われて与党の時局講演会へ。出て来るのは元芸能人の参議院議員だと。人生で最も無駄な時間を過ごしていると思った。ちなみに会費は五千円。二千円程度のお土産(地方の産品)を持って帰って来た。残りは党の収入になるのだろう。

結局中二の子は吾人が見ることに。二年前吾人をたびたび激昂させたやんちゃ坊主君もすっかり大人になっていた。人間が最も成長する期間であろう。ちょっと感慨深くなりながら受動態を教えた。退社後はまずBの本店へ。最後は駅前店へ。ベトナムの女の子の尊顔を拝してから帰った。流石にどちらも混んでいた。今週はよく働いた。以後ビールとお菓子と月波君から押し付けられた特捜最前線のDVD。三時前就寝。

 

 

12/2・木

 コロナ明けでアメリカは消費と投資のラッシュだと。そもそも明けてもいないのだけど。翻って本邦はリベンジ消費も大して起こらず。国民性と言うより人口構成の違いだな。年寄りはみんな結局使わない。其れに若い人には元元お金がない。ただ宅配便はラッシュだった。昨日は不動産屋からヨックモックと自家消費用の牛肉。本日は優子さんから鰻。朝は伊那ゴミの搬出。四袋。一瞬で世田谷の収集車が持って行った。

 何だか草臥れていて午後遅めの出社。すると二年前に辞めた子が戻って来ていて、今はすっかり中学二年生になっていた。此の間、転校と引っ越しを繰り返し、今は千代田区に住んでいるのだと。其処から通うの? そんな地価の高い所から? 孟母三遷ではあるまいし、つくづくよく分からない家族である。続いてY君が来る。アルバイト先が見つからないのだと。一般的には人手不足にもかかわらず。今年初めスーパーを解雇された彼である。対人サービス業は無理だろうな。そもそもの頭の状態が良くない。九時過ぎの退社。再びBへ。久久に冴さんという女の子がいた。本店から応援で回って来た。才媛である。受け答えも当意即妙。来年修士課程を出て就職するのだと。結局Y君のようなタイプは使い道がないなあ。870円。帰宅後カップ麺。

 

 

12/1・水

 未明は暴風雨プラス雷。朝には止んだ。以後晴れる。今日から師走。三回目の接種が開始。オミクロン株への効果の程は分からないらしいが、兎に角、水を撒き続けることが肝心。吾人の接種は・・・、多分五月頃か。家人はATМ前でカードを落とす。一応自分で気付き自己解決していたから、辛うじて及第点。

午後早めの出社。月初めは事務仕事多し。退社は九時過ぎ。Bに寄って帰る。1210円。夜は冷える。帰宅後冷凍焼きそば。月波君の車は出庫。オミクロン株はまた濃厚接触者の追跡からやり直し。なんか二年前に戻った感じ。