被災から半年が過ぎた。津波被害の浅い地域では、個人の住宅の修理も含めて復旧はある程度は進んでいるようだが、数メートルかそれ以上の津波に襲われた所では、漸く瓦礫の撤去が終わった程度である。瓦礫が片付き、電柱一本無くなった市街地跡にアスファルト道路だけがくっきりと残る。何も建たないし亦建築制限がかかっているので、何も建てられない。そして夏も終わる頃になり、商店や住宅があったであろう所に漸く少し草が生えたぐらいである。でも一面の草の原にならないあたり塩害の影響もあるのだろう。
午後出社。今日も暑くうんざりして帰る。