2024-12

12/31・火

 教員不足の件は、単に激務だから敬遠すると言うだけでなく、仕事としての魅力が少なくなっているのだと思った。詰まり、最近の若い人は今更教壇に立って、朝礼か何かで偉そうにマイクを向けることが出来なくなっているということ。日本の初等中等教育は旧態依然の昭和の大量指導のままだからね。学校の先生に良くして貰ったという経験がない以上、先生に成りたいとは思わない筈である。結局、教育予算が足りないということになるかと。

 株は高いけど、多くの国民の生活は物価高に見舞われている。其の原因の大半は異様な円安。輸出関連産業の人など、そんなにいないよね。円の価値が下がって株が高くなるとは可笑しな経済である。まあ、あるところにはあるので、楽しくお金を回して欲しいです。でも日本人に浪費は無理かな。となると結局相続税で回収されます。では相続税増税すると言えばどうなるかしらん。

また所得税の減税は控除枠の拡大より、税額控除の方が有効だと元青学の先生が述べていた。控除枠を拡大すると税率の高いお金持ちの方も得をするから、税金は一律で減らす方がいいと。其れをしないのは算盤で計算していた時代の名残で、手計算だと前者の方が楽だったのだそう。何とかして欲しいです。もう誰も覚えていないけど、今夏定額減税とかやったよねえ。あれを毎年やればいいのです。

やや曇る。朝からまた分別。昨夜また一袋出ていた。ビール缶の中にパエリア鍋と子ども用の弁当箱。不燃ゴミのつもりなのかしらん。良く此れで子どもが育てられると思った。缶は向かいの自販機に押し込む。此の日記もゴミの記述ばかり。謂わばゴミ日記である。悲しいです。雑煮に入れるナルトが欲しいと言うのでまたスーパーに。半額の牛肉を買い足した。さあ此れで冷蔵庫は満杯に。此れを正月に如何に無駄なく美味しく効率的に減らせるかが任務になります。

午前中は片づけ等。晴れて暖かい。昼は表に出た。祐天寺に参るもココ壱はお休み。ああ最後のカレーの予定だった。ちなみに王様書房の跡は決まっていなかった。少し家賃を下げてくれればよかったのになあ。という訳で中目黒に回航する。大箱だったブックセンターの跡はネットカフェに。儲かるんだね。ぐるっと池尻に。此の辺で唯一残ったのがあおい書店。併し出物はなかった。結局家でレトルトカレー

午後は漫然とす。さてさて大晦日である。例によって夕方からおせちで飲み始める。併し家人が解凍したのは一の段。蒲鉾に伊達巻、数の子等が並ぶ。此れは元日に食べるものだよなあ。確かに今年のお重は和洋中の区別が少し曖昧だったが、此れはないよね。全面的に食べ進める訳にも行かず、ちょっと摘まんでお仕舞いに。となると六時に乾麺を茹でて蕎麦を食べた。すると六時半には飲み終了。そんな馬鹿な。とまあこうして家人の衰えが加速している。三匹の猫は元気だが、グレの体重は回復せず。最早老猫の佇まい。そんな年の瀬であった。そして多くの知己と定宿ならぬ定店=Bの駅前店を失った一年であった。

 

今年の旅で乗った有料列車と料金

一、大湯温泉。高崎線グリーン(赤羽→高崎)800円、東北新幹線なすの(郡山→大宮)2640円 二、銚子日帰り。しおさい(東京→銚子)1360円、新宿さざなみ(千葉→新宿)520円 三、山梨の温泉。かいじ(新宿→甲府)1580円、かいじ(大月→新宿)1020円 四、出版健保宿泊。高崎線グリーン(赤羽→高崎)1000円、あさま(軽井沢→上野)2640円 五、予科練記念館。ときわグリーン(土浦→品川)1790円 六、房総日帰り。わかしおグリーン(東京→大原)1790円、小湊鉄道観光急行(上総中野→五井)600円、総武快速グリーン(五井→錦糸町)750円。七、湯本温泉。ひたち(品川→湯本)2550円、やまびこ(郡山→大宮)2640円 八、鬼怒川温泉東武スペーシア(浅草→下今市)1650円、九、丸森町へ。ひたち(品川→相馬)2900円、なすの(郡山→大宮)2640円、十、熱川温泉で風邪をこじらす。踊り子(横浜→伊豆熱川)1620円、こだま(小田原→新横浜)990円、十一、赤湯へ。つばさ(東京→米沢)5030円、なすの(郡山→大宮)2640円、十二、土肥へ。踊り子(横浜→修善寺)1220円 他に伊那山荘に三回。此れは月波君の運転で行った。

今年の初乗り区間は、阿武隈急行福島交通飯坂線、山形鉄道長井線伊豆箱根鉄道駿豆線。あんまり乗り進められなかった。其の一方、東日本の特に御利用の少ない区間=乗車密度二千人未満を、引き続き正規運賃で乗車した。今年は上越線の国境付近、磐越西線、更に東線、常磐線のいわき以北、そして米坂線

ちなみにこれらの移動に掛かったものを計算すると、JR運賃が68000円くらい。料金は40340円。中小私鉄第三セクター鉄道に9500円くらい、バス運賃が8500円くらい。大手私鉄が5000円。随分使ったように思えるけど、月に均せば一万円程度。一般的な定期代には及びません。鉄道会社にとって一番の上客はやっぱり通勤通学客ということになるかと。

 

今月の備忘録

一、懸命に用意しているのに、「お金を入れて下さい」と言われると腹が立つ。よくある精算機でのこと。成るべく釣り銭が少なくなるようにやっているのに、まるで貧乏人扱い。特に此の時期は手がかじかむのです。「今やっているでしょう」と怒鳴りたくなる。二、それにしてもロシアやウクライナは広い国土に、街や集落が島のように点在している。此処を奪い合う様は一種の島嶼戦のようにも見える。平原は海に喩えられるが、戦車と言っても自由に動き回れる訳ではなく、道路づたいの移動を余儀なくされる。其処をドローンで狙い撃ちに。戦車は全く使えない兵器になった。三、最近横断歩道でよく車が止まるようになった。交通法規上では当然のことだけど、ちょっと危ないな。まず急減速による追突の可能性。次に反対側が止まっていない可能性がある。わっと飛び出ては危ないです。吾人は勝手に渡るので、構わないでくれというオーラを出すようにしている。四、夢の中に何十年も会ってもないし思い出してもない人が突然出て来るのはドウシテなのだろう。五、「TATUYA」という歌に出合った。「中学二年のお母ちゃんの傷口から生まれた」女の人が、亡くなった彼氏を想う歌。「後を追いたいけれどおなかのこの児が動くんよ」と。彼氏さんは事故で亡くなった模様。「アンタを殺したオートバイが今夜も街中暴れとる」。昭和の演歌ロック、いやソウルだな。シティポップの対極、こういうアンダーミドルの歌は滅多に聞けません。作詞は「喝采」の方。流石ですなあ。という訳で此の時期は演歌や歌謡曲がいいです。

 

12/30・月

 クルスクに送り込まれた北の部隊は既に壊滅状態だと。元元山岳地帯のゲリラ戦を想定していた部隊で、海のような平原を進撃させられては一たまりもなかったと。精鋭とはいえ、真面な無線機もないと。まるで三八式歩兵銃=日露戦争時代の装備で米軍と闘った日本兵だと思った。戦史的に見ても陸軍は海軍や空軍よりガラパゴス化しやすいと聞いた。どちらにしても悲惨な戦争である。なお今回の派兵はミサイル欲しさに将軍様が自ら売り込んだのだとか。万死に値する。帝国より早く王朝が崩壊するな。秋田新幹線は昨夜遅くから不通に。大雪の影響で停電した模様。他にも運休区間多し。

 やや曇る。最後の可燃ゴミを送り出し、スーパーへ。漸くうま煮が売っていた。続いて和菓子屋で餅を調達。八切千円。此れで買い物も終了かと。以後も方方の片づけ。昼は表に出た。何処も混んでいた。地元の回転寿司に入る。若い人に交じって両隣りはかなりの高齢者。うーむ、一人なのかなあ。日本酒二、二千円余。

午睡をしていると伯母が来る。少し庭仕事。軍手をはめた序でに隣りの番地のゴミも片付けた。また放置してあった。可燃物は新物件のストッカーに緊急避難させる。それにしてもいったい吾人はどれだけのゴミを拾ってそして片付けたのだろう。褒めて欲しいです。晩は豚のしゃぶしゃぶ的な鍋。締めは明星中華三昧の麺を放り込んだ。猫には養殖鰤の刺身。

 

 

12/29・日

 アゼルバイジャン機の撃墜に関してロシアは謝罪したらしい。嘗ての衛星国だからね。マレーシア機についても認めて欲しいです。なお当該機は着弾の後、一時間も飛び続けたのだと。イスラエルは攻撃一回当たり二十人の民間人被害は織り込み済みなのだとか。繰り返しになりますが、ほぼナチスの蛮行と変わらない。此れを二十一世紀にやるのである。辺野古に杭数万本を打ち込み開始。韓国では大きな飛行機事故。鳥に衝突したと。大統領が此れだから、と言うことになるだろう。易姓革命と言うやつです。

北海道新幹線の延伸は2038年になると国交省が検討。となるとリニアは2068年くらいだな。残念ながら吾人も乗れない可能性が出て来る。まあね、出来たとしても乗りませんけどね。なお北陸新幹線はルートすら決まらず。京都の下を通すのもハードルが高い。詰まりずっとあの不便な乗り換え。

 今日も晴れた。隣りは何となく埋まりつつある。見たところ、一人部屋は半分埋まった。一方奥の二人部屋=四十平米はまだみたい。何しろ所帯用が北側で、日が当たらないし、ベランダもない。設計も可笑しいな。さてさて吾人も本日から七連休。朝からスーパーへ二便。希望のものはなかなか揃わず。今年はお煮しめも出来合いのものにしたいのです。続いて清掃と水遣り。家人にはベルクスの弁当。吾人の昼はハイデイへ。日高屋や 根岸の里の 詫び住まい。ビール二、味噌ラーメンに半炒飯他。相変わらずパサパサの炒飯。何とかして欲しいです。ラーメン汁に浸して食べた。日高屋や じんわり旨い 詫び住まい、にして欲しい。二千円弱。ビールも値上がりしていた。冷凍おせちはどうにか入った。晩はある物にした。

 

 

12/28・土

 来年度の予算案は115兆だと。税収は78兆で過去最高。防衛費に8.7兆も。どうせ無駄に使うのだから、減税しろという主張も出て来るよなあ。税への信頼がないから、皆さん狂ったようにふるさと納税で取り返そうとするだろうし。さてさて世間的には今日から正月休み。曜日配列が良く九連休になるとのだとか。

 午前中は買い物二便。午後出社。理科も得意な地学ばかりやりました。それにしても理科と言っても生物と物理では学部自体が違う。一人の先生が教える中学校は大変だと思った。其れを言ったら、国語は文学部だけど、社会科学系の評論文と古典や詩歌では全く違う。前者ならば法学部辺りの方が上手く教えられるかと。歴史だって世界史と日本史、古代と近代史では・・・。だから一般教養が大切なのですと言う結論に。

という訳で本日で吾人の講習は終了。Bの本店に参る。若い店員は誰もおらず、金子さんと伊藤さんと言うおじさんコンビ。最近のツートップである。併し此の人たちは余計なことは一言も話さない。ちょっと飲食には向かないタイプである。途中から内田さんと言うベテランが出て来て少しお話しした。こういう挨拶代わりの一言二言が大事なんですね。続いてIへ。他客は無し。新年会に誘われる。最後は碑文谷の富士そば。天ぷらそば570円。例によって生蕎麦を一回一回打ち出すタイプだけど、やっぱり従来方式の生麺を茹でる方が旨い。こういうことを富士そば幹部は分かっているのだろうか。帰宅は十時過ぎ。三店で五千円弱。

 

 

12/27・金

 銀行と航空会社にサイバー攻撃。幸い軽微だった。アゼルバイジャン機の墜落はロシアによる誤射だと。何人か生存したがまた惨劇である。教員採用倍率は二倍ちょっとになったと。此れが十倍だった時代がある。本当に団塊ジュニアは悲惨であった。最近此れをテーマにした本が幾つか出たらしいが、手に取る気がしない。崎陽軒も値上げ。シウマイ弁当が1070円に。値上げもいいけど、何時も品切れ状態も何とかして欲しい。希望のものを買えたためしがないのです。

 今日も晴れ。資源ゴミの整理。隣りの番地の引っ越しゴミも片付けた。未開封のビール缶は取り出しておく。恵まれない人が呑めるように。残り湯を使って三和土の水掃除。乾燥しているのでじゃぶじゃぶ掛けた。結局家人はクリニックへ。あれだけ止めたのに。流石にもう大丈夫でしょうと追い返されて来た。既に四日も経っています。伯母が来たので昼は千代田寿司。序でにオオゼキも巡るとケーキが半額に。まだ二十七なのにね。

午後は漫然とし、晩は蟹にした。さっと流水解凍して、市販の白出汁を薄く伸ばしたしゃぶしゃぶに。家人も満足していた。併しラベルを見ると、原産国はベトナムで、輸入は大手食品会社だと。当然東南アジアでずわい蟹?が獲れるはずもなく、元元はロシアかアラスカ産か。ベトナム女工さんが食べやすく加工したのだと思った。となると福井の会社はトンネル会社=単なる小売店なのでした。ああ。其れでも蟹は元元が旨い。吾人は三合も飲んだ。伯母に一箱持たせたので冷凍庫も空いた。

 

 

12/26・木

 朝には晴れた。久久に配水管の点検。水を流した。お昼前に出社。今日から冬の講習。最後は中三理科。都立と言えども入試問題は結構難しい。難渋する。ああ疲れた。晴雷亭に参るも、店主入院の為年内休業だと。あらまあ、大丈夫かいな。中華立ち飲みに転進。福田さんと言う店長が気さくに話しかけて来るが、今日は言語機能を休ませたい。早めに退散する。こってりしたものが食べたいが、山形ラーメンの店は既に準備中。まだ九時だよね。碑文谷まで戻るも、渡来武は行列。結局、「壱角家」に入る。所謂資本系の家系ラーメン。思い切って麺を軟らかめに頼んだら結構旨かった。此れからは伊勢ラーメンだよな。腰だけではありません。帰宅は十時前。直ぐに入浴。すると家人は風呂に入らないと宣う。三日前にぶつけた頭が心配なのだと。またCTを撮りたいと。そんな馬鹿な。

 

 

12/25・水

 今年の出生者は七十万人割れだそうです。あっという間=ニ三年に十万人の減少。コロナの影響だな。終日晴れ。家人は鎌倉へ。東横線まで送って行きたかったが、便意を促し、バスに乗るところまで。無事に辿り着けますように。兎に角、頻繁に出歩くことが一番。するとバス停の前に何か落ちていたので拾ってやった。エライ刺激臭がする。シンナーか何かを染み込ませた雑巾らしい。今更戻せないよなあ。此れは可燃ゴミになるかしらん。生ごみと混ぜれば安全かと。

昼前に肉うどんを自作。最後はレトルト御飯と混ぜて雑炊にした。続いて年賀状を出す。と言っても芥田先生の一枚だけ。あとは来た人に返すのみ。今年もまるで書くことが無いので、コンビニでイラスト入りのものを買って来た。五枚955円。値上げした手前、郵便局も出せ出せと言わなくなった。此の習慣もあと数年でお仕舞いかと。午後は曇る。水曜不出社。買い物は二便。時折掃除。晩はスーパーの半額のオードブルなど。早くも福井から蟹が届き、冷凍庫は満杯に。此れではおせちが入らないと家人と口論になる。不幸の蟹である。

 

 

12/24・火

 北の兵士は既に三千人も死傷したと情報筋が。此れから多くの棺や負傷兵が帰国することになる。大きな動揺を生むかもしれない。何しろ朝鮮戦争以来の実戦だから。報道はされないだろうがどんな国家体制でも噂は広がるもの。其れとも、飢餓や洪水、一般事故も多いから、最早死に慣れ切った社会になっている可能性もある。どちらにしても庶民は筆舌に尽くし難い苦しみの中にいる。補正予算を成立させて臨時国会が終了。十何兆円も何に使うのでしょう。能登の予算は当然としても、宇宙とか半導体とか、相当な無駄が含まれているかと。財務省増税ばかり考えていないで、こういうものにもっと目を光らせて欲しい。

 ずっと晴れ。朝からドラッグストアーへ。昨夕家人がまたまた転倒。擦り傷を作った。早く治るという傷パット大判、四枚700円。こんな物を買いに行くのは何十年振りだろうと思った。普通の大人は転ばないからね。泥酔時を除いて。二度わらべとはよく言ったものである。午後出社。本日で年内の通常授業は終了。少しも支払われない。例によって無社長のデスクマットの下を見ると、今度は生徒の親に借金を申し込む書面が。曰く、社員にボーナスを払えませんと。ボーナス以前の問題だと思った。万事馬鹿馬鹿しい。退社後はBの本店。続いてIへ。珍しく先客がいた。二店で四千円。帰宅後カップ麺他。

 

 

12/23・月

 例によって未明にシロが入ってくる。階下で鳴かれると辛いので、先日思い切って布団の中に押し込んだ。すると這い出した上で、布団の上で寝るようになった。今夜も自主的にそうなった。此の猫は賢いね。朝は御粥。ほぼ三日も留守にすると家事が滞留。朝から忙しい。昼はサミットの弁当。すると107には内見者が。出て行くと、全く知らない不動産屋さんに引率されていた。色色と外注しているのだね。晩はやっぱり鍋に。猫には最寄りのスーパーの刺身を追加。ところで家人のクレジットカードも郵送明細書が今月から330円になると。高いよね。早速ネット明細に変更。貯まっているポイントは全て蟹に交換。二十年間で凡そ一万円分。正月に食べますかな。

 東海の初代会長が死去。常識人でアイデアマンだった。シルバーシートとかを発明しました。それにしても此の方は、あの後輩をどう考えていたのだろう。あの政商のことを。聞いてみたかったです。九州は日韓航路から撤退を発表。件の新造船が上手く行かなかった。新型過ぎたのだよなあ。そもそもアルミは溶接出来ないのだそうです。

 

 

12/22・日

 早速飲んだお酒の集計から。踊り子で持参の缶ビール、修善寺の蕎麦店で缶ビール、日本酒一、日本酒小瓶。宿の飲み放題でビール一、日本酒二合半、ウーロンハイ濃い目。二日目、宿の自販機でモーニング缶ビール、船でハイボール缶、清水の食堂で中瓶、東海道線ウイスキー水割り缶、御殿場線麦焼酎水割り缶。旅費は宿泊費が九千円、交通費一万円強、其の他飲食費が七千円くらい。二日間の歩程は2.3万歩、17キロ。踊り子一行や康成青年ほどには歩いていない。あの時代はバスもありません。なお特急とフェリー以外は結構混雑していた。

 七時起床。早速ゴミ拾いと落ち葉掃き。昨日の強風で拙宅の紅葉も終了しました。昼前に渋谷に参り、ちょっとした忘年会。参加者は月波君、坪上君、鷺の間君。一軒目は「カプリチョーザ」。坪上君のスマホで支払う。都がまた下らない還元キャンペーンをやっているそう。続いて「天下寿司」。早帰りの鷺の間君には子どもさんへの土産鮨を持たせた。玉子、かんぴょう、うめシソ、かっぱ巻き、稲荷寿司だったっけな。此処は現金のみ。例によって生産性が上がる手帳も貰ったが、例によって書くほどの予定がありません。牛飲して解散。費用は七千円。皆さんボーナス月とあってか完全割り勘だった。帰宅は四時過ぎ。家人にはコンビニ麺。直ぐに就寝。すると相当な胃痛に。八時過ぎにお戻しす。ああ。冬型に戻り夜は冷えた。

注・・東京元気キャンペーンだと。決済業者とつるんだバラマキ策。予算100億円。支払額の一割がポイントで返って来るのだそう。能登でやるなら意味があるのだろうが。

 

 

12/21・土

 朝風呂、朝食の後、チェックアウト。アルコールはゼロ円。有り難いです。少し歩いて船に乗ろうと思う。来た道を戻るも、国道沿いには都の施設が廃屋になっていた。「臨海学校」と表札もまだ付いている。解体の予算が付かないのかしらん。可笑しいな。ユリコに教えてやりたいと思った。一方桂川ホテルと思われるところは更地に。費用が出せたのだね。鬼怒川温泉のようにならなくてよかったです。本当はもっと観光客が来て欲しいけどなあ。皆さん、もっと出掛けて下さい。

という訳で駿河湾フェリー、9時10分発清水行きを待つ。船賃は二千円。天気晴朗ナレドモ、波高シ。気圧の谷が来ているらしい。受付の人によると、午後便は天候調査になるかもしれないと。それにしても船に乗るのも久しぶりだと思った。関東にいると乗る機会がありません。対岸からやって来た船は富士号。2000トンくらいあるかしらん。戦前の駆逐艦くらいかと。数台の車を収容して直ぐに出発。結構揺れる。デッキに出ると恐ろしいほど。波しぶきも来る。欄干から転げ落ちると困るので船内で大人しくしていた。するとうねりと伴に、時折ドスンという衝撃が。まさか雷撃されたとか。左舷に横波が打ち付けているみたい。何しろ西側は外洋である。此のままでは洞爺丸になると思った。併し売店の女の人は黙黙とたこ焼きを焼いていらした。此の程度でガタガタ騒ぐなと言わんばかり。大丈夫なんですね。少し安心す。さてさて三保の松原が見えてくればもう揺れない。再び潮風に当たる。無事定刻到着。10時25分。折り返しの土肥行きには結構乗って行った。伊豆半島も道路整備が進み、航路は整理されつつある。此の会社も一隻のみの運行だとか。兎に角、頑張って欲しいです。色色な乗り物に乗るというのも旅の楽しみでありますので。

 マイクロバスで駅まで送って貰う。それにしても、清水ね。二十年振りくらいに来たけど、駅は新しくなっていた。魚が食べたい。何しろ昨日から蕎麦と業務用冷凍食品ばかりなので。暫し魚市場を散策。結局北口のお魚工房に入る。地元の人が集う繁盛店のよう。鰺と鮪のハーフ丼セットを注文。小鉢や羊羹まで付いて来て1500円。安いね。併しメニューにはない中瓶は850円と高かった。そう言えば店先には旭日旗。店内には月刊花田が平積み。ちょっと偏っていると思った。店主さんは酒嫌いなのかもしれない。

 さてさて此れで魚も食べられた。ミッション達成である。帰路に就こう。すると東海道線が不通だと。此の先の興津由比間で落石センサーが動いたと。あそこもちょっとした難所である。どうりで側線では貨物列車が抑止中。幸い運転再開までは三十分程度だというのでホームで待つことにした。此れも強風のせいだと思った。頻繁に自動音声と肉声による案内放送が入るが、振り替え輸送については何も言っていなかった。静岡まではしずてつがあるのになあ。結局予定より早く動いたらしいが、上り列車は全然来ない。やっと来た熱海行きは三両で満員電車になっている。乗れませんよ。一本後は13時になった。四両編成。何とか座れました。ロングシートにもかかわらずお酒を一献。西から雲が追い駆けて来て富士山も半分くらいになる。

沼津で下車。御殿場線に乗り換える間に、「桃中軒」で天ぷらそば。560円。今となっては珍しいホーム上の店。幸い駅の高架化工事は時間が掛かるようだから、当分は存続して欲しいです。併し汁は妙に砂糖甘くて薄かった。みりんを入れ過ぎたね。大急ぎで改札外の売店でお酒を補充して戻ると、14時05分発の国府津行きは満員に。あらまあ。数駅先で座れたけど、二両では足りないよな。御殿場でごっそり降りるも、観光客と下山客が大勢乗って来て満席状態は続く。御殿場は丹沢の西口、箱根の裏口に当たるからね。空いた瞬間に進行方向に合うよう転換クロスシートを並べ直すと、吾人の前には同じ年くらいの男性が腰かけた。土産物の袋があるから観光客かと。すると鞄から菓子パンを取り出し黙黙と食べ始めた。二個連続。大手パンメーカー製。うーん、もう少し土地の物を買って貰わないと地域活性化にならないと思った。スイマセン、パンが好きなんですね。其れに此の人も一人だから・・・。

松田でほぼ全員が下車。此処からは小田急線と東急線。五時過ぎに着いた。清水から実に四時間。全て普通列車での移動だった。充分に乗りました。最後はひと駅手前でも降りたくなるほどに。混んだロングシートと言うのは辛いものです。晩は中央林間で買った崎陽軒

注・・沼津の改札口も大混雑していた。皆さん、スイカで降りられないので。ICカードから精算出来るようだけど、本当に何とかならないのかしらん。

注・・桃中軒の汁はそもそもが甘いらしい。知らなかった。

 

 

12/20・金

 八時前のバスで祐天寺に出て、東横線横浜駅に向かう。高性能な券売機で修善寺までの特急券と乗車券を購入。シートマップを見ると修善寺行きはガラガラだった。日差しを避けたいので今回は山側に。柱のない偶数席をタッチ。すると一枚券になって出て来た。乗車区間=特急区間だとこうなる。運賃2240円、特急料金1240円。此の内、伊豆箱根鉄道の取り分は運賃550円、料金200円。通算で100キロを超えるから乗車券は二日間有効。途中下車も可能かと。

改めて、9時24分発「踊り子1号」伊豆急下田修善寺行き。前九両が下田編成、後ろ五両が修善寺編成。此方は257系の2500番台ということになる。元元は千葉の車両。途中で房総特急が壊滅状態となり、暫く予備役に入れられていたかと。現役復帰出来てよかったね。大船でも多少集客。下田編成の乗客数も見たかったが、生憎通り抜けは出来ず。此れも185系と変わらず。そう言えば、亡父が最後に乗ったのも此の踊り子だった。今井浜に行くというのに後ろの編成に乗って仕舞い、辛うじて大船で前の方に移れたと聞いたっけ。あれだけ気を付けろと言ったのになあ。今から思えば横浜駅まで見送るべきであった。とまあちょっとした後悔である。

熱海で下田編成と分かれ、丹那トンネルを潜る。三島でも結構降りて、伊豆箱根鉄道に入る頃には空気輸送に。うーん、修善寺踊り子も今では一日二本。先行きが心配である。不仲とされる東日本と東海を結ぶ数少ない架け橋なのに。さてさて此の駿豆線というのも恐らく初めて乗るかと。幼少期に乗った気もするのだが定かではない。三島の下町のようなところを走り、郊外へ。此の辺りは頼朝公雌伏の地だね。単線だけど運転本数も多い。便利な私鉄だと思った。今度は途中下車したい。

 終点到着、11時08分。例によって精算口には長い列。ガラガラでも五両には三四十人は乗っていたよう。皆さん、ICカードで乗って来たみたい。会社またぎは出来ないのです。其れにそもそも駿豆線ではスイカもトイカも使えません。紙の吾人は無効印を押して貰って外に出た。さて修善寺駅にも初めて来たということになる。駅の運賃表を見て驚く。東京へは新幹線自由席の方が安いのね。其の差は20円だけど、東日本が値上げをすれば更に開く。ああ風前の伊豆の踊り子。そもそもはあの物語は修善寺湯ヶ島、浄蓮の滝を抜けて下田に至るのだから、作中では此方が本線であるというのに。

 まずはバスに乗って温泉街へ。ちなみに此の東海バス小田急系。伊豆箱根鉄道は西武系。駅前のタクシーもライオンズカラーという斑状態。見る人が見たら不思議な光景なのだが、まあ一般の人には特に関係のない話しであります。伊豆や箱根は東急を含めて実に三つ巴の争いでした。最近は皆さん静かに同居しています。続いて修禅寺にお参り。案外小さな寺で吃驚す。日本には三大がっかり名所というのがあって、行って見ると案外しょぼい観光名所が挙げられている。諸説あるが札幌時計台、高知はりまや橋、長崎のオランダ坂が該当するかと。其れになぞらえると此れはがっかり名刹になるかもしれない。其れでも頼家公の墓参りなどを絡めると見どころも沢山あった。街全部が寺だと思えばいいのです。

 再びバスで駅に戻り、「おおき」という蕎麦屋で日本酒休憩。酒類を頼むとしいたけわさびがサービス。天ぷらそば1100円他。更に「イズーラ修禅寺」でしいたけ蕎麦をお代わり。600円。生蕎麦から茹でられていた。此処は駅そばの範疇に入るかな。こうして一時半のバスに乗る。土肥経由松崎行き。予想に反し、既に長蛇の列でバスは満員に。どうにか座れたけど、観光客半分、下校客が半分といったところ。歳末だから午前授業なのね。中学生は三三五五散って行くが、高校生はなかなか減らない。若いカップルも立ちんぼ状態。軽装だから連泊客だね。混雑に驚きつつも目と目で会話をしている。奥の席が一つだけ空いていた。女性が男性に座るように促していたから、もう夫婦ものなのだろう。指輪もあった。出来た女房だと思った。前世は政子様かな。結局二人とも立ったままだった。人生楽しそうだから座れなくても幸せなのです。一方不幸なひとりのおじさんは飲み残した日本酒をごくりとす。其の後、土肥峠へ。付近の無人地帯で降りる訳もなく、皆さん西海岸から通学している模様。毎日峠越え。大変な定期代が掛かると思った。エンジンブレーキを利かせて市街に降りると今度は年寄りと小学生が中量乗車。繁盛路線である。吾人は海岸付近で下車。運賃1630円。パスモで支払う。

海沿いを暫し歩く。こうして西伊豆に泊まるのは実は初めて。砂浜脇には真新しい避難タワーが立つ。震災以後作られたらしい。10メートルの津波が僅か数分で来ますという看板が。何だか恐ろしいなあ、すると今夜にでも遂に何とかトラフが動くような気がして来る。先日泊まった東伊豆とは切迫感が違うと思った。さて目指す伊東園ホテルは此の先。今回の旅に先立ち、三十年前のガイド本を見て来たのだが、元元は大和館というホテルだったみたい。伊東園はそうした経営が立ち行かなくなった施設を買い取って運営している格安チェーンである。以前金曜会で熱海に泊まったことがある。元元はいいホテルなので結構豪華な部屋であった。

 三時にはチェックイン。駐車場は既に満杯。受付には大勢並んでいる。満室に近いかと。吾人にはフロント脇の部屋を割り当てられた。館内地図にも乗っていない新しい部屋。増設したのだね。中はビジネスホテルそのもの。四階だけど実質一階の山側なので眺望も無い。あらまあと言いたいところだが、何しろ一人だからね。此のチェーンは割増料金も取らない。有り難いです。なおシングルベッドは三つ。勿論一つしか使いませんが。ウェルカムお菓子も三人前あった。一人前だけ鞄に入れた。続いて展望風呂に。残念ながら曇って仕舞い、夕陽は見えず。天気ばかりはねえ。

六時頃に夕食会場へ参る。老若男女が大勢いるが、お客は日本人ばかり。外国の方は西伊豆までは来ないのだね。交通の便が悪いから。さてさて一時間半飲み放題、食べ放題のビュッフェスタイル。鶏の唐揚げ、麻婆豆腐、八宝菜と弁当のおかずのようなものが並ぶ。もう少し値上げして華やかにして欲しい所だけど、そうなるとワンランク上のホテルチェーンになるかなあ。「大江戸温泉物語」とかの。此方も同様の旅館再生グループだが、伊東園よりちょっと高い。まあね、お酒が飲めれば十分ですよ。一人だし。何回かお代わりを頂きました。またビュッフェの楽しみの一つはブリコラージュ。詰まり即席で別の料理を仕立てること。ラーメン用の中華麺にローストポークとサラダを乗せて、冷やし中華を作った。タレはポン酢でさっぱりと。盛り付けもいい。併し褒めてくれる人も食べてくれる人もいません。一人で食べた。

一時間ほどで退散す。いや併し、飲んで食べて仕舞うともうすることが無い。漫然と公共放送を見る。七時半からは東海ローカル枠。南海トラフ特集だそうです。こんなのばかり見せられると観光意欲が減退すると思った。内陸の人から見れば海=恐ろしいとなって仕舞います。もう一度入浴して九時就寝。

注・・95年の時刻表を見ると、松崎線は一時間二本の運転となっていた。戸田と土肥を結ぶバスも廃止。伊豆ですら公共交通空白地帯が広がりつつある。

 

 

12/19・木

 石油製品への補助金が段階的に終了となる。何回やったんだっけ。まあね、温暖化対策上、大っぴらには増やせないです。もう間もなく円高に戻るので石油価格は下がるだろうが、根本的には断熱改修するかハイブリッド車に乗り換えて下さい。鹿児島線はまだ直らず。機関車が重くて時間が掛かると。昔は操重車ってあったよなあ。全体が巨大なクレーンになっている救援車両が。主筆が死去。大正十五年生まれというから亡父の一歳下だったのだね。

朝方はほんの少しのお湿り。次第に晴れる。ウェブ上で拙宅の電気使用量を分析。夕方は一時間当たり1キロくらいは行くが、大半の時間帯は0.6キロ程度以内。詰まりエアコンは300ワット程度の使用量かと。ヒートポンプ暖房は本当にお得です。するとまた無分別ゴミが。今回は請求書が入っていた。某コーポ102号室のモリという人。缶とペットを抜いた上で差し戻す。部屋の前には粗大ゴミ。撤去して下さいとの張り紙も。家主も手を焼いているようです。

 こんな一日だけど、ラジオからは人生相談。56歳の人。夫とはずっと擦れ違いの生活だと。三十年も。其れはそれで大変だよなあ。また今朝の新聞には臨床心理士の文章。選挙の年であったと振り返り、自らの心情を候補者に重ねる相談者が多かったと驚いていらした。「候補者たちの人生に自分の傷を透かして見て、そして傷を抱えながらも、なんとか生き延びてきた自分に対するささやかな誇りを重ねていた」と。だからあれだけ盛り上がったのだと。選挙は「現実的な利害ではなく、傷と誇りという尊厳を賭けた戦いになる」と。うーん、政治家は豊や美里やあゆみではないよね。吾人も驚く。こういう心で政治を見ると拙い方向に行くと思った。いいですか、政治家というものはそもそもがゴミみたいな存在なのです。有権者にはより真面なゴミを選ぶ責任があるだけです。

 昼は家人が買って来た弁当。伯母と二子の百貨店に行っていた。またお医者さんに商品券を配るのだそう。晴れても寒い。買い物はオオゼキへ一便。適度な自転車置き場もあって買いやすい。東急と西友のお客が減るな。晩は特売のもも肉ですき焼きを。味付けを家人に頼んだところ、目の前でよろけて仕舞う。魂消るなあ。猫には鯛の刺身。グレは鳴きながら食べていた。そんなに旨いのかしらん。

 

 

12/18・水

 日産とホンダが経営統合だそう。こういうのも経産省が主導したのだろうか。103万円の壁を123万円にすると政府与党は回答。当然国民民主は反発。うーん、政権と言うものは本当に減税したくないのだなあ。税収は堅調なのに。

寝た途端に何度もシロに起こされる。起こされ序でに伊豆の宿を予約。まずは十月にリタイアした旅の続きがしたい。今度は素直に伊東園にした。二食付きで九千円弱。出発は金曜日。次は踊り子の指定と行きたいところだが、修善寺編成はシートマップが出て来ない。当日購入でもいいが、混雑具合が分からないなあ。相変わらず使えない「えきねっと」。東海と東の壁が壊せないのである。

 今日も晴れた。簡単な外清掃の後、早めのかつ丼。以後長午睡。午後出社。講習準備をしながら通常授業。また理科の担当である。二分野だけやるかな。退社後はあんまり喋りたくないのでIでもEでもなく、Bの本店へ。併しやや暗い立ち飲み屋、話す人もいない。ちょっと寂しいなあ。街は既に忘年会モードだというのに。二杯で帰宅。1500円。十時過ぎ。するとシロが屋根で待っていた。吾人には猫が居ました。併しこんな時でも直ぐには入って来ない。まずはひと回りしてから。猫というのは一筋縄では行かない。冷凍グラタンと緑のたぬき他。

 

 

12/17・火

 猪苗代湖の事件は控訴審で無罪判決。船にスピード違反はないのだなあ。貸金庫が開けられ十億以上が盗み出される。犯人は行員。投資の穴埋めに使ったのだとか。貸金庫/何を入れたか/すぐ忘れ。此れをやられると被害の特定すら難しい。

 今日も晴れ。自販機の片づけとペットボトルの整理。前者には生の鯖まで捨ててあった。後者は207の大きな家具の袋に纏めて数袋入手。此れで当分使える。午後出社。退社後は中華立ち飲みで少しだけ。直ぐに帰宅。

 

 

12/16・月

 バブルは何故繰り返すのか。即ち何故こういう悪い金融商品が定期的に生み出されるのか。例えば二十代で入社して、退職まで三十年余。幹部として商品開発に当たれるのは恐らく三十代後半から五十歳くらいまでの期間。詰まり職業人生で一回切りかと。どうしても一発当てたろうという思いになるでしょう。兎に角、買ってはいけません。買う側=お客としての期間はもっと長い筈。見極めて下さい。企業団体献金の類もピーク時の一二割になっていると。政策に及ぼす影響もミニマムになっている筈だと識者が言う。ならばなお廃止でいいじゃない。

 今日も晴れた。今年もあと二週間。午前中は書類の整理。色色と使っていない口座等があるなあ。早く整理したいです。昼は料理おばさんの弁当。残り湯を使って外掃除と植え込みの水遣り。本当にカラカラ。買い物は猫餌と抗ヒスタミン薬のみ。晩はあるものを食べた。鍋は湯豆腐。猫たちは残念そうだけど、そう毎晩毎晩刺身等は用意出来ません。

 

 

12/15・日

 韓国大統領は二度目の弾劾案が可決。職務停止に。此の期に及んでも開き直っていたという。極右系のユーチューバーの虜になっていたとの証言も。国民の怒りは頂点に達する。でも正直、吃驚だよね。一国の指導者が此のレベルだなんて。民主国家なのに。世襲国家や独裁国家ではないのに。

 ずっと冬型。空気はカラカラ。此の乾燥下、送風型の加湿器では十分潤えず。全力運転でも三割台しか行かない。ゴミ拾いも一周で断念。手がかじかんでトングが持てない。冷たい体をレトルトプラス冷凍麺のカレーうどんで温める。其の後ボロ市まで徒歩連絡。九時台から物凄い人の出。例によって器や置き物の類を今から増やしてもねえ。現在全力で処分しているというのに。消え物だけを買って帰った。市田柿とかつサンド。1200円。復路は世田谷線

午後は漫然とす。昨夜から鼻がフガフガ。例によって抗ヒスタミンでグダグダになる。家人が買い物に行っている間に、録ってあった「映像の世紀毛沢東革命と独裁」。大躍進政策で失敗した毛を蘇らせたのは若い力。戦後の第一次ベビーブーマー世代に当たるかと。日米欧では反体制運動に向かったものが、中国ではあべこべな個人崇拝に。言わば周回遅れだよね。当時の中国は貧しかったから。今はどうなのだろう。日本に来ている観光客の皆さんだけでもこういう番組を見て欲しいです。長芋だけを買い足して、晩はお好み焼きにした。ひと眠りすると何度か上厠す。小麦系のものを食べ過ぎた。

 

 

12/14・土

 来春のダイヤ改定が発表される。山田線は実質一日三本に。宮古行きは十三時台でお仕舞い。ああ。最近はJRのきっぷで106急行パスにも乗れるようにしたみたい。愈愈かと。南小谷行き「あずさ」も白馬までの運行になる。グリーン車取り付けにより中央線のライナー特急は廃止。「大雪」は予告通りの快速格下げ。此れで乗客が増えるといいですな。また旧北陸線系統では列車増発。特に福井県区間。新幹線の客を取りに行っているかと。特急料金が高いからね。画餅の新幹線より地元の三セク。

 朝から晴れた。まずは残りのおじや。続いて落ち葉掃き。更地になったマンション跡地が売り出されていた。坪500万円だって。そう言われても今一つよく分からない。なお隣りは三部屋くらい埋まったみたい。若い人らしいが、高給取りだよなあ。買い物は二便。「オオゼキ」が出来たので行って見る。電電公社があったところ。高層マンションの一階に入った。そんなに大きくないので魚売り場も控え目。天然鰤の切り身を買う。二切れ700円。それにしてもスーパーの新規開店は二店目。人口が増えているのだね。出た序での昼は「かしわや」でコロッケカレー。650円に値上がり。伯母が来ているので、庭いじりを一時間。残草を取る。流石に晩に鍋は無し。脂ののった鰤は大根おろしでさっぱりと。他に八百屋で売っていたチャーシューを切った。赤ワインを飲み過ぎて悪酔いす。

 

 

12/13・金

 それにしてもプーチンにしても韓国の大統領にしても、忙しくて無知な大衆になり替わり、自らが前衛となり至極正しい判断を行い、世界をより良き方向に導いた積りなのだろうけれど、結果は惨憺たるものに。如何に密室での判断が歪んだものになるのか、示唆に富んだ結果となっている。尤も其の及ぼした損害は前者と後者では数桁違う。此れは民主的なブレーキがあるかないかの違いであろう。

 金曜日。但し最近の若い人はもう反応しなくなっています。珍しく曇って寒い。101の人が曲げて仕舞った物干し柱を無料回収に出す。此の部屋は二人暮らしをしているらしく洗濯物が多い。重みで曲がった模様。丁度一本余っていたので交換した。トラックが何処からともなく現れ、八時過ぎに取って行った。アルミだから価値が出るだろう。家人にはベルクスの握り鮨。吾人は当然みそ煮込みうどん。80円の茹でうどん使用。

肉屋さんの奥さんに要点をメモした紙を渡す。かくかくしかじかで、インボイスは出せませんと。となると仕入れ税額控除が出来なくなるらしいが、翻って考えれば、今まで出来ていたのが不思議だよなあ。そんなこんなで国は三千億程度の増収を見込むのだとか。ちなみに肉屋さんは小売業か卸売り業。簡易課税だと八割がみなし仕入れとなり控除対象になるかと。いや併し、本課税と簡易課税、どっちが得になるのでしょう。吾人も先月より遥かに詳しくはなったのだけど、税金の問題は考えれば考えるほど難しくなります。そもそもインボイスって、何。晩はやっぱり鍋に。豚肉を中心にもやしと白菜と水菜他。白出汁であっさりと蒸し鍋風。御飯も炊いておじやにした。猫にはち鯛の刺身。三百円だった。

注・・元元は輸出品に付ける送り状の意味だとか。通関手続きに必要なのだと。心の声=ふざけるな、だと思った。

 

 

12/12・木

 今度は鹿児島線川内駅で貨物列車が脱線。EF81がすっかり傾いていた。北の次は南か。線路の管轄は九州のよう。またいすみ鉄道は春まで掛かるとか。千住大橋駅の橋桁が落下。1トン以上もあると。吾人も何回か通ったことがあるところ。幸い下敷きになった人車はなかったが、本当にちゃんと点検して欲しいです。所謂紀州ドンファン事件では無罪判決。証拠が足りなかった模様。推定無罪だからね。うーん、ドンファンさんはあんな若妻を貰ったからには、既にある程度の覚悟は決めていたのだろうと思った。其れが本望であったとまでは言い切れないが。追記、被告は当時二十そこそこ。どうしてこんなことになって仕舞ったのでしょう。

今日も晴れ。朝は煮麺。107の見積もり11万円。午前中は方方の雑用。昼は東急に買いに行った。吾人は既製の押し寿司セット。常陸太田で作られていた。400円。家人にはライブキッチン製の海鮮塩焼きそば。600円。まあまあ旨かったそうです。更に八百屋に一便。期限間近な白滝が叩き売り。大量購入す。陽が出ている昼でも寒い。行き成り真冬になった。晩は当然鍋料理。濃厚鶏みそ鍋。タレはエバラ食品謹製。結構良い出汁だった。

 

 

12/11・水

 今朝方はおば三人の夢を見た。千代伯母と春子叔母と淳子叔母さん。三姉妹で楽しく会話をしていた。此処数年で見送ったばかり。分かり切ったこととは言え、送り出す方としても色色と大変だった。だからこうした夢を見るのかもしれない。合掌。

 次第に晴れた。先月の売電量188キロ、4512円。やや不良。家人は歯医者へ。医療機関ばかり良く行くよね。昼は食堂の弁当。午後出社。カズマ君がいた。少しげんなりしていた。此の子のお父さんは優秀過ぎてしばしば喧嘩になっている。何でこんなに出来ないのかと。先日はパトカーまで来たとか。うーん、お父さんはまた何処かに赴任して行って欲しいです。いい所を見つけてあげましようよ。どんな子にもある筈です。教材発注の後は、言葉の指導。いちいち指摘し過ぎるとやる気をなくすので注意が必要。其の加減が難しい。ああ疲れた。夜は冷える。

退社後は晴雷亭へ。小瓶を飲んだらやっぱり足りず大瓶を追加。鶏味噌丼の頭をつまみにしていたら、やっぱり御飯が欲しくなる。あっという間に腹が一杯に。例によって話し好きのマスターだが、相変わらず何を言っているのかよく分からない。ああだこうだと話し掛けられている若いカップルも迷惑がっているかもしれない。得意の「あー寒い、あ、雪が降っている」ギャグで話しを逸らして上げて直ぐに帰った。湯船入浴。

 

 

12/10・火

 関東はずっと晴れ。午後出社。冬期講習の時間割を決める。退社後はBの本店で少しだけ。1700円。帰宅後、菓子パンと白ワイン。やっぱり足りずカップ麺を追加。一晩遅れで「映像の世紀・ラストベルト」。組合員の高い賃金が国際競争力を失わせたという見立てだけど、何れはこうなるよね。何処の国も。日本だと筑豊や北海道の炭鉱地帯が其れに相当するのだろうが、アメリカと違って国土が狭いからか、あんまり目立たない。また過疎という点では日本の大半の地域が最早廃屋ベルトになるかと。此れも薪炭から石油へというエネルギー革命は勿論、木や竹からプラスチックへという素材革命の影響も大きい。其れに米飯からパン食、魚から肉へという食材革命も。更に汽車から自動車へという移動革命、団体客がすっかりいなくなるという旅行革命が加わる。ああ。

 韓国の国防大臣は逮捕される。内乱罪戒厳令を建議したと。国の最高首脳が此の程度の見識。独裁国家ではないのに。つくづく呆れます。

 

 

12/9・月

 維新は代表が代わり、野党共闘を目指すとか。まあ順当な動きだな。それにしても増税なき財政再建と言うものは出来ないものだろうか。特別会計や租税特別措置、色色とあった訳で、そういうものを整理すると言って2009年の政権交代が起きた筈。あれから十五年。今では皆さん、国のお金に群がっている状況に。そしてあれだけ増税しても足りない足りないと。もう少し捻り出して、手取りを増やして欲しいものです。尤も国民の貯蓄率はゼロではないので収入が増えても消費に回るとは限らないか。でも心は温まります。

 寒い朝となる。平年以上だと。あれだけ暑かったのになあ。来月から春にならないかしらん。今朝のゴミ出し六袋。すると107の前にはガスコンロが配達されている。新居で使うものが旧居に届いた模様。こういうことが無いようにと拙物件ではコンロは備え付けにしてあります。本人に電話したところ、夕方取りに来ると。持って帰れるだろうか。

昼は鍋の残りに煮麺を入れたもの。午後島田さんが来て、実地検証。細かい所の見積もりを取って行った。壁紙も一部交換します。更新投資を惜しんではいけません。単なるボロ物件になって仕舞いますので。ボロ宿の恐ろしさ=風邪を引くを知っているだけに妥協は出来ない。夕方環七まで買い物。晩は巻寿司と近海物の刺身と猫が食べなかった鶏胸肉を棒棒鶏に。簡素な飲酒後にぼんやりしているとIのマスターからラインがある。今から奥様の店=Eで飲むから来ないかと。誘われるうちが花かと思い、出掛けてみた。前客無し。あとから会社員が数名。皆さん、呼ばれたみたい。まあこうして家に居ても何の出会いもないからなあ。併し出て行っても何の出会いもなかった。夫婦に一杯ずつ飲ませ、ボトルを入れ替えたら7500円も請求される。併し今はこんな店にでも頼るしか手がありません。一人、「ラーメン亭」に寄って帰る。帰宅は十一時。紫煙に巻かれた。シャワー入浴。

 

 

12/8・日

 韓国国会では大統領弾劾には至らず。与党が退席したそう。なお昨日閣下は国民に謝罪していたらしいが、御免で済むなら検察も要らないよね。奥さんを守る為に暴挙に出たとか出ないとか。どちらにしても早くお辞めになるべきであろう。またシリアの人は国外退去したと。一方もうひとりのタチバナタカシ氏はまた何処かの市長選に出たと。公職選挙法のあらを探す天才だよなあ。何処かに指南役がいるのだろうか。

 朝は冷えた。関東はピリカン。家人の「つるや」の残りの鰻重を食べ、猫餌の買い足し。昼は「ベルクス」の弁当。430円で食べ出あり。午後の血圧、162の100。久久に計ったら此の数値。もう一喜一憂しません。兎に角、減塩、減食、運動が大切。遠くのスーパーへ本日三回目の買い物。三時くらいに再び大沢さんが来て、107の退去確認。男の子としては綺麗な方かな。小さな傷は敷金で直せるだろう。此処で問題となるのが火災警報器。何時交換したっけ。電池寿命は十年。十年なんてあっという間だもの。ちなみに此の日誌を追跡すると2015年に此の部屋を直している。ということはやっぱり十年は経っている。早めの湯船入浴。晩は豚肉白菜もやし鍋。毎日鍋である。シャキシャキの食感が良かった。

それにしても107ね。拙宅から一番近いから色色と印象に残っている。吾人の記憶の範囲だと、二十年くらい前はテレビ映画の監督さんがいらした。次は植物好きな青年。色色と植えていたので未だに雑草化したトマトと巨大化したクワズイモが残る。其の後は気さくな北海道の女の子。直ぐに二人住まいになって引っ越して行ったっけ。皆さん、元気かな。今回の人は殆ど顔を合せなかった。夜も冷える。猫には懐炉、吾人には電気行火。

 

 

12/7・土

 南アルプスは地盤が軟弱すぎてボーリング調査も挫折したと。リニア工事の件。本当によく考えて欲しいです。そんな東海は運賃値上げはしないみたい。ロシアとイランの地位低下に伴い、シリアでは反体制派が優勢に。アサド政権は打倒されるべき存在だろうが、此のグループは信用出来るのでしょうか。元アルカイダ系だとか。件の大統領も陰謀論に嵌まっていたと。先の選挙に不正があったと。二人の側近と伴に戒厳令を決めたとか。つくづくそんな馬鹿な。元検事総長なのに。ブレインロットされていると思った。

 今日も晴れ。家人は鎌倉へ。107はお引っ越し。早速ゴミの整理に当たる。45リットルで四袋。まだまだ食べられるものが沢山。どうして食べ切るか、持って行くかしないのでしょう。直ちにスノコと網で隠す。此の時期の烏は獰猛なので。其れでも少し突かれた。ガムテープで修繕。たまった録画を視聴しつつ、時折落ち葉掃き。「破綻の航跡・暁の宇品」と「ダークサイドミステリー・エドゲイン事件」。前者は最近出たノンフィクションを元にしたもの。後者は全く知らなかった。昼は久久に学生食堂に。例によって土日も開けてはいるが、一般価格での提供。800円の肉うどんに稲荷寿司を付けても満腹に至らず。もう少し安くしないと数が出ないと思う。

午後大沢さんが来る。インボイスのことを質問した。適格領収書がないと消費税の減免=仕入れ税額控除?が受けられないらしいが、そもそも拙場の売り上げは消費税を納税する水準には至っていない。従って不適格業者である。ということで払ってもないものの減免は受けられないことになると。でも一般的な経費としては使えるよね、あの手書きの家賃手帳でも。全額経費として使うか、消費税分を分離させて税額控除にも使うか、どっちが得になるのでしょう。うーん、よく分からないです。序での土地の賃貸契約書の作成も依頼した。新棟の一部は従妹の優子さんから土地を借りているという体裁になるので。ああ、面倒臭い。晩はある物で酒を飲む。六時前に家人帰宅。千代田寿司が追加された。

 吾妻線の完乗を目指そうと紙上で検討する。同線は終点大前までの本数が極めて少ないことで有名である。其れ以上に少ないのは万座温泉に参るバスの数。平日二本、土日三本。最早秘湯である。となると現実的な乗り継ぎ策は一通り。プレッシャーが掛かります。駅からの二次交通がないと免許があっても運転出来ない人は辿り着けなくなる。何とかして欲しいです。

 

 

12/6・金

 それにしても戒厳令などと言うものは途上国、精精中進国までのものだよなあ。某大統領は反省しているのだろうか。流石に弾倉はカラだったと言うが、一度は国民に銃を突きつけた指導者である。直ぐにお辞めになるべきであろう。ひょっとすると次はアメリカで起こるかも。そんなテーマの映画が出来たそうです。

ペナントレースと株価の上昇は似て非なるものかな。例えば阪神が十連勝したとする。多くのファンは熱狂するだろうが、其の次は十連敗するのではないかという不安に絶えずさいなまれる。此れは過去にそういうことがあったから。一方、株価はどんどん上がっている。此の時は、何時か下がるという経験則は忘れ去られている。どうしてこんなに判断に開きが出るのかというと、お金が掛かっているからである。仮に野球賭博が解禁されれば、みんな可笑しくなって、十連勝の次は二十連勝だと、更に熱狂して仕舞うことになるだろう。

 今日も晴れ。朝から焼きそばを自作。昼は冷凍の中華丼。向かいの自販機は漸く片付けに来た。温冷転換がなされ、缶コーヒーは140円に。「100円玉で買えるぬくもり」は、四十年で四割上がりました。賃金の伸びを上回っているな。三時過ぎから北西方の境界確認。解体工事で壊した確認標の再設置だそうです。よく分からないけど一瞬で終わった。こんな用件ばかりある。なお同じ境界面のフジイさんとも久久に顔を合わせたけど、蔦を取った方がいいですよとは言えなかった。晩は豚のゴマ豆乳鍋他。猫には解凍鰹の刺身。

 そんな東日本は運賃値上げを正式発表。やっぱり全面値上げだよね。元元そう言っていた筈。例えば東京から今泉までは5720円から5940円になる。電車特定区間は廃止して幹線運賃に統合。都心部の方がより大きな値上げになります。満員電車のお客が怒り出さなければいいけど。なおニ三日前は此処の初乗り運賃を10円だけ引き上げるかのような報道がなされた。実態は全く違います。出鱈目な記事を出した鉄道記者は反省して欲しいです。幸い料金の改定はないみたい。

注・・なお他の自販機は120円だった。缶コーヒーも飲まないものの代名詞だからよく分からないです。

 

 

12/5・木

韓国大統領は北の国に攻められるという被害妄想に憑りつかれていたらしい。野党や国民は北に操られていると。繰り返しになりますが、そんな馬鹿な。すると早速、東日本は電車特定区間の初乗り運賃を十円引き上げると。何十億集まるのかは知らないが、本当に其の程度の値上げで済むのだろうか。何しろ強欲な殿様商売だからな。信用出来ないです。データセンターの為に原発を作る計画があるそう。米国のIT会社が主導している。其の前に電力消費が少ない半導体が出来上がるよね。

 今日も晴れ。矢張り乗り鉄をすると気分がいい。また何処かに行きたいが、今度は西がいいな。日誌の整理と方方の片づけと落ち葉掃き。昼は一昨日買ったとんかつを丼にして貰う。午後は最寄りの東急ストアーがリニューアルしたので行って見た。デパ地下ほどではないが、多少は高めのものも置くみたい。そうそう渋谷まで買いに行けないものな。晩は厚揚げ麻婆を自作。勘八の刺身は猫と分ける。

 

 

12/4・水

 鉄首相は企業団体献金の禁止を拒否。ああ此れで政権の命運は尽きました。支持率は一気に下がるだろう。従来型の健康保険証は発行を終了。一年以内に期限が来ます。併しそうこうしている内にマイナンバーカードの方も電子証明部分に期限が来るかと。此方も面倒なことになります。五年の内に、動けなくなっている人が相当数存在する筈。韓国には戒厳令。そんな馬鹿な。事件が起きるな。幸い直ぐに解除される。此の大統領も早く辞めた方がいい。

 本日も晴れ。朝までほぼぐっすり。微妙な筋肉痛。歩き過ぎが今になって来るね。スーパーのチラシを見ると鰻が安い。三串千円。勿論中国産。稚魚が沢山取れたという情報はないから、現地での需要が減退しているのだろう。こういうところにもデフレを感じる。須美伯母が来たので、昼は料理おばさんの弁当。伯母の代わりに伊那の町会費を支払う。最近お金の管理が出来ないと。一年で1.5万円。上伊那農業組合西箕輪支店。此の口座を登録しておく。

 午後出社。今月に入って三人も新入生が来る。何れも中華圏の生徒さん。日本語の壁が立ちはだかる。今までにない指導が必要となりました。吾人も滑舌を良くしないと。まだ若いから直ぐに耳と頭と舌に入るといいねえ。とまあこんな感じで、都内のローカル学院も外国人が頼りです。退社後はBの本店で少しだけ。数日来の疲れが出た。入浴後、緑のたぬき

 

 

12/3・火

 まずは飲んだお酒の集計から。東京駅の売店でビール一、日本酒一。車内販売でビール一、日本酒一。長井の蕎麦店で日本酒一。宿で中瓶一、日本酒小瓶。二日目は宿でモーニング中瓶一、米沢のラーメン店で大瓶一。あとは飯田橋でキープボトルの焼酎を片付けた。なお運転があるとお酒は飲めませんです。交通費概算二万円余、宿泊費が1.5万円、其の他飲食と力餅代が一万円余程度かと。歩程は二日間で三万歩以上、二十五キロだった。なお鉄道は一分の遅れもなく動いた。有り難いです。そんなJRグループは往復乗車券と連続乗車券を終了すると。往復割引も廃止。褒めた途端に此の有り様。確かにどちらも使ったことが無かった。本州三社は基本運賃こそ動かしていないが、全車指定化などで料金部分は相当上げて来ている。愈愈かと。

 関東はずっと晴れ。まず周囲の点検。二日やらないとゴミだらけ。向かいの自販機は四袋目を積み上げた。昼は三日前のカレー他。午後出社。此の時期の小五算数は割合=お金の計算。利益を減らすためにわざわざ原価割れで販売するという問題が出て来て、ダイヤ君は驚いていた。何のためにこんなことをするのですかと。うーん、大出血利益還元スーパーセールか不当ダンピングか税金対策だな。何だか疲れが出た。中華立ち飲みに寄って直ぐに帰宅。1500円。

 

 

12/2・月

 朝風呂の後、昨夜と同じ食事会場へ。朝の内容に大きな差はないらしく、間仕切りは無くなっていた。皆さん、検定や授業がどうのこうのと勉強熱心。今も昔も免許取得は山形のちょっとした産業になっていると思った。そう言えば、同期の中にも免許合宿に行った者が居て、それはそれは悲惨だったと聞いている。プレハブ小屋に二段ベッド、朝晩は鹿の食べるようなものが出て来て、堪らず弁当屋で調達したとか。大抵は若い人なのだが、中には免許を取り直しに来たような人が居て、牢名主のようになっていたと。飲みに誘われたり、賭け事で捲き上げられたりしたと。其れは其れで楽しそうな日日だね。スイマセン、三十年前に聞いたお話しです。今は温泉旅館で快適に過ごせる。いい世の中になりました。なお此の辺りの時代雰囲気は「免許がない」という映画が詳しい。是非、ご鑑賞あれ。

 東北全体が晴れた模様。大変暖かくなる。九時ぐらいにチェックアウト。入湯税と酒代の精算。中瓶二本で1500円。日本酒小瓶950円(本醸造)。一日四本のコミュニティバスが出るというので、暫し周囲を散策。昨夜は草臥れて出歩けなかった。スナック多し。また出直したいです。とまあ赤湯駅に戻って来たのだが、帰りの乗車券はまだ買ってなかった。すると窓口が無くなっている上に、一台しかない多機能券売機には長蛇の列。皆さん、発券されたきっぷの変更をしたいみたい。いちいち何処かのオペレーターを呼び出しているから列はなかなか進まない。ちなみに前前のおばさんは下車駅の変更。上野を東京駅にしたいと。うーむ、特急券は差額精算だから、車掌か改札に210円支払えば済むのになあ。わざわざ全部作り替えていた。後ろのおじいさんもきっぷを握っている。極めつけは前の若い人。今から新千歳に行くのだと。つばさプラスやまびこプラスはやぶさプラス北斗の旅だね。そして空港から何処へ行くのでしょう。聞いてみたかったです。そんなこんなで10時04分発の普通列車にはぎりぎりとなった。都区内までで5720円。兎に角、みどりの窓口が足りません。

 三駅進んで米沢下車。今回の旅は循環ルートにはなっていない。従って復路は成るべく普通列車を使って変化を楽しむことにしたい。という訳で次の列車までは二時間半もある。上杉神社まで徒歩連絡。米沢には何度も来てはいるが、何れも厳しい乗り継ぎ旅だったので、こうして街を歩くのは初めである。元元お城は此の辺にあったのだね。ちなみに此の道をずっと進むと喜多方に出る。生憎バス便はない。矢張りクルマは便利だなあ。「きよえ食堂」でラーメン休憩。再び駅まで徒歩で戻る。融雪スプリンクラーの点検で歩道も車道もビシャビシャ。歩きにくいこと此の上なし。

13時08分発の福島行きを待つ。此の区間を昼間に走る普通列車は今も昔も此の一本のみ。吾人としては2017年夏以来の搭乗となる。二両の719系。座席配置は集団見合い式という珍しいタイプ。残念ながらお相手は見つからなかった。其れでも三十人くらいは乗っているかと。早速峠越えに挑む。二両でも勾配を感じるね。唸るモーター、頻繁にホイッスルを吹く。あちこちで保線作業。冬に備えてのことだろう。御苦労様です。車窓を右に左にと動いて鑑賞する。矢張り普通列車の方が様子が良く分かる。大沢を過ぎると、財布から千円札を二枚取り出し、車両後部に移動してスタンバイ。力餅も無事購入出来ました。なお御茶屋としても営業しているそうなのだが、なかなか降りられない。何しろ次の列車は夕方。上りと下りをスイッチバックのように組み合わせても無理。鉄道では行けないところになっています。また大沢駅は今月から無期休業、板谷駅は春まで通過。赤岩駅は既に廃止。過疎化により沿線は無人地帯になりつつあるが、板谷には其れなりに人家もあった。地元の人は困るだろうと思った。

若干の途中駅利用もありつつ、盆地に降りて行く。こうして普通列車でも小一時間で福島市に着く。山形、と言っても置賜地方は実は近い。其れでも関東から見ると遠い感じがする。福島の温泉に行きました=まあ近くていいね、山形の温泉に行きました=結構遠くに行ったね、という感じになる。此れはやはりミニ新幹線だからかなあ。全車指定化も良くない。シーズンだけにして欲しいです。鉄道の利点はひとり飛び乗れることでしょう。

 福島到着、13時54分。すると阿武隈急行線には8100系が待機していた。夏に乗れなかった車両。急いで二駅先の大学前まで行って帰った。往復運賃520円。もう少し在来線に乗りたいので郡山行きに接続。郡山到着、15時26分。此処から先は新幹線に。月波君を飯田橋に待たせているので、直ぐの連絡。乗り換え窓口で大宮までの自由席特急券を現金購入。2640円。往路の実に半額である。駅で言えば、米沢と福島を飛ばしただけ。37分発のなすの278号に乗る。E2系。考えて見れば、此の列車も夏に乗ったね。最近郡山ばかりに来ていると思った。「尾張屋」で待ち合わせ。土産の力餅を贈呈。月波君は此れから地理学の講義を受けるというので割と直ぐに退出。吾人は盛り蕎麦で締めて帰った。やはり東京の二八蕎麦が細くて旨いという結論。帰宅後ツヤツヤぷよぷよの大福を味わう。家人にも好評だった。

注・・板谷峠区間では検札はなかった。楽しみにしていたのに。

注・・よくよく調べると旅館は教習所が経営していた。

 

 

12/1・日

 さてさて出掛ける朝になる。六時半のバスで目黒駅へ。駅の券売機で早速特急券を発券。乗車券は米坂線の今泉まで。運賃5720円。東京駅で「つばさ127号」を待つ。E3系の旧塗装復元車だった。其の為かな、撮り鉄さん多し。しばしば注意されていた。8時09分発。まあまあの乗り具合。窓側はほぼ埋まっているので、不思議なことは起こりようもないかと。詰まり、いつ何時隣りに座られても不思議ではないということ。上野、大宮で中量乗車。こういう時は緊張する。自由席の場合は隣りに座ってくれるな的なオーラを出す。其れも雰囲気だけで、実際に荷物を置いたり、弁当を広げたりしては駄目である。あくまでも難しい顔をしながら心で念じるだけ。併し今は全席指定。全てはマルスという座席販売コンピューターの思し召しである。

 無事、隣りは空席のままだった。もう大丈夫。新幹線は順調に進む。車内販売員から追加のお酒を購入。つまみはだだちゃ豆フリーズドライ。550円。そう言えば、山形新幹線には何万円も売り上げる凄い車販員さんがいたと言うが、今はどうしているのだろう。其れだけ山形県民は新幹線を喜んだ=高い乗車率ということになるのかもしれないが、現在のワゴンには売るものがないよなあ。

そんな東北に入ると曇天と小雨。まあまあの心持ちになった頃、やまびことお分かれし、板谷峠越えに挑む。里には紅葉が残るものの、峠付近はちょっとした冠雪が。今も昔も難所であります。無事通過。米沢下車。10時22分。米坂線に直ぐの乗り換えとなる。キハ110の二両。つばさからの乗り継ぎ客も十人くらいは居ました。今泉下車。なお同線は此処から先は不通となっている。代行バスに行く人もいたが、多くの人は山形鉄道長井線に乗り換え。直ぐにやって来た。運転士さんから一日券を購入。丁度千円。一両のレールバスで乗客は二十人くらい。長井を過ぎるとほぼ男性客となる。所謂其の道の人ばかり。まあこんなものだよなあ。

 終点荒砥で直ぐに折り返し、折角なので長井下車。公民館を兼ねた大きな駅舎。山形鉄道の本社もあるそう。何しろ長井線ですから、沿線の拠点町かと。当てもなく蕎麦屋を探す。仕舞屋風。手打ちらしい。開けて見ると先客多数。常連さんと観光客。いい店を探し当てたと思った。併し出て来た蕎麦はうどん並みに太く、時間の経った餅のように硬かった。あらまあ。其の上、かき揚げもカップ麺のようにこてこてカチカチ。そんな馬鹿な。

 かなり落ち込んで駅に戻る。駅頭には旨そうなラーメン店。やっぱり山形はラーメンだよなあ。すると一台の観光バスが乗り付け、大勢乗って来た。台湾からのお客さんのよう。珍しいのかな。当地にもローカル線はあるだろうと思った。という訳で車内では名物社員さんによる観光案内プラスグッズ販売。最早ローカル線は外国人に支えて貰っているのです。宮内でもう一度途中下車。宮内は信越線にもある駅名。国鉄は同じ名前は付けないから、元元は宮内町だったそう。此処と赤湯町が合併して現在の南陽市になったのだとか。新市名では折り合いが付かず、知事の裁定で中国の古典から命名されたそう。従って山口の新南陽とは何の関係もありません。近くの神社でお参りして駅に戻る。物凄い古い駅舎には兎の駅長さんは亡くなったと張り紙がしてあった。そう言えば矢鱈と兎のぬいぐるみが売れていましたっけ。再び上り列車を待つ。晩秋から初冬の島式ホーム。他客は一人。夕方から晴れたので残照あり。ピンと澄んだ空気の元、時間きっかりに一両の列車がのっさりと現れる。当たり前の光景だが、何だか涙が出そうになった。

という訳で終点は赤湯。此処も駅と町が離れているので、予約した宿まで一キロ半くらい徒歩で移動。県道は拡張されたらしく、ちょっと風情がないかな。今回は丹波旅館さんにチェックイン。古い建物だが、中は良く直してあって、水回りも新しい。快適な部屋であった。五時半から夕食。宿には結構な人が居たが、食事付きは吾人ひとりのよう。何故か衝立で間仕切りがしてある。各種先付けに加え、刺身と銀鱈の西京焼きと牛のしゃぶしゃぶとローストビーフ、途中から熱熱の芋煮と鯛の兜煮。贅沢だね。すると向こう側には若い人グループが。どうも運転免許の合宿所を兼ねているよう。此方は料理長自慢の会席料理、あちら側はチキン定食。料理の内容が全く違うのでこのような措置が取られるのだろうと思った。もっとお酒を飲みたいところだったが、朝からの暴飲と昼の蕎麦が胃にもたれ掛かる。食事に専念した。もう一度入浴して、九時就寝。お湯も良かった。