2020年7月

7/31・金

 都の医師会の会長が出て来て、更なる立法措置を求めていた。肝心のAは政調会長と密会。愈愈禅譲するのかね。また今頃になって元副座長が出て来て、そもそも旅行キャンペーンには反対だったと証言。うーん、訴訟リスクを恐れているな。残念ながら四連休の成果は着実に出て来ている。

 久久に朝までぐっすりす。曇り時時小雨。昼までは涼しい。午後出社。周辺の小中学校は漸く終業式。其れでも通知表は出た。例によって員数主義である。さてさてBに寄る。此処も都の要請により来週から十時閉店にするのだと。また飲めなくなるな。シフトが減るアルバイト諸店員さんはもっと切実。いや併しどの店もまあまあ混んでいた。コロナなどまるでないような感じ。こうして慣れて行くのである。山のように動かざる国に対して、各首長は独自の緊急宣言を検討中。うーん、どうなることか。結局難局来月へ続く。

 

7/30・木

 区から手紙が来て、7/16現在、あなたからの特別定額給付金の申請がありませんと。丁寧と言えば丁寧だが、大体やね、あんたらの処理が遅いからわざわざ申請を待っていたのに、何とも頓珍漢な話しであると思った。いや併し申請のあるなしだけは分かるんだね。区のホームページによると依然数万件が振り込み待ちの状況である。昨日の感染者は全国で1200人余り、今度は関西が酷いよう。岩手でも見つかる。此れで全県制覇。

 今日も涼しい。朝からくしゃみ止まらず。どうも少し冷えた。直ちに抗ヒスタミン。副作用で以後ぐだぐだ。此の所、大量飲酒と猫の襲撃で睡眠障害気味であった。空振りの緊急地震速報の後は、郡山でガス爆発。最近駄目だな、日本も。須見伯母が従妹さんの保険証を失くしたとかで大騒ぎ。新しい方を破棄して仕舞ったよう。耄碌していると思った。

午後出社。するとスキャナーが不調。読み込んだ賃貸契約書がパソコンに転送出来ないという。可笑しいな、先日出来たことがもう出来なくなっている。一旦USBに汲んで移した。以後もぼんやりす。何だか体も熱い(様な気がした)。またコロナに罹ったと思った。堪らず検温。二度とも五度二分。うーむ。中三に二次方程式を教えていたら少しはっきりして来る。気を取り直してBを覗く。おじさんコーナーは空いていたが、奥の方(先月から座り飲みにした)が大変混んでいて、二名の店員ではまるで捌けず。僅か一杯で納盃した。人を削ると売り上げも伸びない。富士そばに寄って帰る(二軒で990円)。万事ぼんやりとした一日。ほぼ休肝。なお来週からは再び十時閉店を要請するのだという。都知事が出て来てそう言っていた。但し協力金は二十万円ぽっきり。東日本の赤字は一日十五億円以上。桁違いである。終電の繰り上げ等を検討中とのこと。やむを得ないね。新幹線も間引いた方がいい。お盆の帰省も出来なくなったことだし。此れこそ、帰省概念の打破。十二時就寝。

 

7/29・水

 誰も使わない布マスクをまた配るのだという。八千万枚も。一回目の配布が案外安く上がったらしいから予算消化の為だな。それにしても愈愈A以下、国家の中枢が到頭常軌を逸したと思った。一方所謂不織布マスクの方は出回っていることは出回っているが、コロナ以前の価格には戻らず。一枚三十円程度。此れは三倍の価格である。大阪では五人以上での会食は止めるようにとの要請が。此れは、いい線行っていると思った。四人五人集まると普段会わない人と合うことになるからね。

 未明から空気が入れ替わり朝には涼しい。今日も曇り。こんな日はアスリートに最適な気候であることはあるかもしれない。五輪のことなどみんな忘れた。午後久久の出社。すると無社長は今度は家賃給付に挑戦中。此方もオンライン申請のみ。ブラウザが違って開けないと言うので色色とアドバイスした。講習の時間割も何とか定めた。通常授業の前に夏期講習をやるとなると、教室も先生もびっしり。かなり精緻を極める。気分はベテラン筋屋である。

退社後はBへ。例によって何時ものおじさんたちと静かな一献。すると二時方向の若者が待ち合わせの女の子が来た途端に大声で喋り始める。三メートルは離れていたが、何だか気味が悪いので早目に退散した(1490円)。こういう感覚、半年前にはなかったよな。それにしても最近鬱である。原因の一つは言うまでもなくコロナ。もう一つは三日前に見た映画。余りにきらきらした世界を見るとね。此の世のなんと愚かで、味気ない・・・、下らない・・・・なことか。ああいう映画は視聴制限を掛けて欲しいと思った。何歳以上は不適ですとね。謂わば逆R指定である。Rが30なのか、40なのかは人にも因る。帰宅後、直ちに全身シャワー消毒とカップ麺。

 

7/28・火

 今日も曇って時時小雨。南風なので大変蒸し暑い。今度は東北が大雨。前庭の草取り一時間。皆さん在宅勤務しているらしいが、立ち入らなければ出来ないことがある。一階は全員男性だけどね。すると今頃になって介護施設から請求書と契約書が来る。どうも従妹さんは、入院前に何処かの介護所に収容されていたらしい。詰まり、自宅⇒ショートステイ⇒救急搬送の順だった模様。自宅から急に気配が無くなったとかで警察官が出動したと近所の人から聞いていたから(当然もぬけの殻)、何か変だなと思っていた。救急搬送されれば誰かが気付く筈だもの。漸く合点が行った。色んな方に助けて貰ったよう。此の場を借りてお礼申し上げます。昼はスーパーのかつ丼うどんセット。午後も出たり入ったり。45リットルが三袋。

 大学も此の間ずっとリモートだという。小中高と違って大学生は行動範囲が広いからね。いや併し、学校特に大学と言うのは人と会うのが仕事みたいなところがあるから、ちょっと可哀想だな。芥田先生と飲み歩くことも今なら出来なかった。

 

7/27・月

 自粛と補償はセットと言うけれど、こうなったら法律なり条例なりを変えるしかないな。十時以降は御酒は出せませんとすればいい。大量接待及び大量飲酒社会はくれぐれも宜しくない。一方此れだけ世の中大変なのに、出て来る閣僚は経済再生大臣だけ。厚生大臣すら出て来ない。もうすっかり夏休みなんだな。初期消火に成功した筈のオーストラリアやイスラエル辺りでも再燃しているという。感染制御はつくづく難しい。こうなったら破壊消防?

 まあまあの曇り。昨日ほどではないが時時小雨。今年の梅雨は長い。家人は鎌倉へ。凡そ半年ぶり。さてさて映画第二弾は「タクシー運転手・約束は海を越えて」。ひょんなことから光州事件報道に携わることになったノンポリドライバーのお話。実話に基づいているそう。いや併し、韓国の人にはこういう民主化の歴史が生き続けている。日本の人はみんな忘れて仕舞う。

昼はカップ麺。晩は鎌倉つるやのうな重の残り半分。他にスーパーの惣菜。家人の携帯電話にはあと四年で使えなくなりますという通知が来る。愈愈3Gの停波が決まったよう。うーん、四年ね。見た目は第三世代で中味は第四のガラスマホと言うのもあるらしいが、今更機種変更しても使いこなせるとも思えず。でも来年になればより家人の頭は劣化するであろう。人生において今が一番若い訳だからね。何時替えるの? 今なのかなぁ。

 

7/26・日

 朝から降ったり晴れたり。昼はてんやの天丼、小蕎麦付き(750円)。小蕎麦と言うだけに本当にひと並べもなかった。家人には天丼弁当。行って帰ったらまた雨。直ぐにまた晴れた。以後繰り返し。時時草取り。それにしても嘗て敷いた踏み石が埋まりかけている。石が沈んだのか、土と草が湧き上がって来たのかは不明。四連休、結局深沢に自転車で行っただけ。都はおろか区も出なかった。晩は特売八百屋の夏野菜とお肉屋さんの豚肉。

医療機関の赤字は深刻なよう。元元の診療報酬が安いからね。そもそも日本の病院は大半が赤字で、其れでも成り立っていたのは、満床経営の御蔭であった。一部の人にはやや過剰な診療をし、もう一方の裕福な人には個室に入って貰うことで何とか収入を確保していた(らしい)。其処が此の所の患者減で、一気に経営危機になって仕舞った。コロナはこういう構造的な問題も浮き彫りにして行く。困ったこまった。なお数倍に増やしたPCR検査もまだまだ足りないのだと。都内では一日五万、全国では五十万件は必要らしい。

夜は映画「溺れるナイフ」。南紀の情景と主演女優さんは魅力的だけど、基本的には危ないイケメンに恋する話し。どうしてああいうタイプばかりが持てるのだか・・・。後半はやや暗転するのだけど、基本的には同じペース。男としては二人目の彼氏の良い人ぶりに共感を持ちそうです。それにしてもね、余りに美しい映像ですよ。登場人物も街も自然も。観光PRのビデオかと思うくらい。却って絶望するね。吾人にはこんな思い出らしいものの一片の欠片も無い訳で、此のままコロナに罹って死んだら実に身も蓋もなかった人生である。強い酒が飲みたくなったが、数日来の暴飲で既に胃がざらざら。貰い物のちょっと高いビールを一缶。以後やっぱり胃痛。二時就寝。

 

7/25・土

 強い雨が降ったり止んだり。大変蒸し暑い。草取りも出来ず。昼はスーパーの焼肉丼。晩は家人のゴーヤチャンプルー他。新宿周辺では風営法による立ち入り検査などが始まったようだが、ひと月は遅いな。既に地方都市の歓楽街でも被害が出始める。また関西では第三波と思われる死者も出る。待機中に容態急変したとのこと。うーむ。第二波に置き換えると三月の始めくらいの感覚かな。詰まり全国の感染判明者は一日千人弱と言うが、第二波までの基準(七度五分が四日以上というやつ)ならば、其の十分の一程度と言えるかもしれない。まだ間に合う。何時まで大丈夫かは分かりません。高温多湿の気候要因はプラス、自粛疲れと何とかキャンペーンは大マイナス。これらを勘案するとどうなるか。

 

7/24・金

 都内では数百人が自宅療養及び自宅待機中とのこと。まあね此処まで増えるとホテルも足りない。自宅にいるしかないな。大半の人にとっては単なる風邪程度だから。いや併し、こういう場合はひとり暮らしの方が気楽だね。今後は全国民、基本はひとりで暮らせとな。箱根登山電車が復旧。ところで「焼肉には人を元気にする魔法がある」という(大手チェーンの)キャッチコピー、魔法は魔力の間違いであろう。魔力は存在するもの、魔法は使うもの。本質と現象だな。「焼肉には魔力がある」か「焼肉と言う魔法を使う」ならOK。誰か添削して上げて。そう言えば焼肉屋にも行っていない。愈愈ひとり焼き肉の時代である。一方、担当の公明大臣を傷付けない為に、何とかキャンペーンは意地でも撤回しないのだと。そんな馬鹿な。業務上過失致死罪に問われるな。

 朝から周囲の資源ゴミの分別整理。一応軍手付き。すると近所の小学校は営業中のよう。ただ八月は丸ごと休むそう。区によって実に色色と違う。以後低木切り。日も差さず、雨も降らない。西友の深沢店に行き、防草シートを購入。帰り掛けに上馬の獅子丸で茶色い中壜休憩。もやし麺セット油淋鶏付き(900円)。此処はテラス席があるから丁度いいと思った。するとシャキシャキもやしとやや平打ちの麺、濃い口の醤油ダレがマッチして予想以上に旨かった。今後通うな。久久の新店発見である。帰宅後直ちに実戦投入。併し敷いても敷いても生えて来るのはドウシテ。敷いた分だけは減っている筈なのに。脇から倍生えて来ているとしか考えられず。晩はスーパーの豚バラ肉を焼き、鯛を切って食べた。

 すると夕方にAがちょっとだけ出て来て、何だかオウムのようにたった一言喋った。それにしても、あれだな、Aはフィクサーか誰かに言われたんだな。「此のまま何もせんほうがいい」と。「一億二千万の人間が、此のままコロナに罹って仕舞った方が日本及び日本人には一番いいことなのじゃ・・・」とかね。(留意!原作でも映画でも此の考え方は否定されています!) まあね、実際問題として、何もしない=何をどうしたらいいのか、A周辺ではもうさっぱり分からないのだろう。ならば次はフェイスシールドを配ればいい。通称アベノシールド。ちなみに今日はスポーツの日だと。万事下らない。

 

7/23・木

 どういう訳だか海の日。世間的には四連休である。五輪の開会式は元元明日だったそう。天気は悪かったな。尤もコロナ禍と天気は完全にはパラレルではないだろう。此の半年の社会経済活動が弱まったことが、何かしら大気に影響を与えているかもしれないからね。国内の感染者は一日千人近く。大学其の他で集団感染多し。佐渡五島列島与論島にも到達す。重症者もじわり増加中とのこと。拙いな。一方、会議から分科会に格下げになった専門家さんたちは途端に政府のイエスマンとなる。ポリオ撲滅の功労者だった元副座長も。そんな馬鹿な。そんな中でもそろそろワクチンは出来上がって来たよう。でも海外製だからな。ちょっと怖い。そもそも効くのかね。

 午前中は大雨。以後降ったり止んだり。大変涼しい。道路は少し混んだようだが、幸い駅も空港も空いている模様。みんなキャンセルしたみたい。吾人も何処にも行けない。こうして今年はお盆もなくなった。朝は佃煮ライス。昼はたいぞうの特製付け麵(900円)。日中漫然とす。晩も残り物。

 

7/22・水

 朝から降ったり止んだり晴れたりす。やめろ止めろと言うのに、何とかキャンペーンがスタート。而も前倒しして。但し都民は蚊帳の外。連休中は何処にも出るなと都知事が宣う。振り出しに戻った感がある。幸い梅雨明けはもう少し先のよう。雨中何処かに行きたいね。都内だとすると、高尾山、御岳山、深大寺ぐらい。蕎麦屋で一献。もちろんひとり酒。無言酒。それにしても都知事官房長官の場外乱闘は見苦しい。都も何の対策もしなかったし、国はもっと何もしなかった。それどころか最早滅茶苦茶である。

 結局大変な蒸し暑さとなる。暑中信用金庫から二人も来て家人と長手続き。大丈夫かね。午後出社。半袖でも暑い。講習テキストを発注。ちなみに麾下の中学校では修学旅行は三月に移動したとのこと。其れでは卒業旅行だな。でも其の頃はシーズンツーの真っ最中だろう。いつ行くの。分かりません。退社後は新店へ。何となく混んでいてオペレーションが追いつかず。連休前で二人勤務ではね。何も出て来ないので本店に移動。こっちは空いていた。帰宅は十一時半。二店で2500円。帰宅後暫らくして大雨。少し涼しくなる。

 

7/21・火

 国内で御亡くなりになった人は丁度千人。大半が高齢者で全体の四割程度が院内施設内感染だという。一方感染者は二万五千余り。此の所は一日数百人ペースで増加している。大変な事態なのに、そう言えばAの姿をちっとも見ない。雲隠れしているな。

 まあまあの曇り。家人は胃の定期検査で大病院へ。よく飲みに行くよね。口から内視鏡を。続いて粗大ゴミの回収。折れた物干し、骨董品のミシン、手押しポンプ、壊れた炊飯器、汚れたトースター、破れた雨戸、不要な茶箱、引っ越しの際に置いて行かれた布団類。暇と見えて何時もの内装屋さんから四人も来た。昼過ぎに家人帰宅。乗って帰った車は、道も知らないのに態度が悪かったと憤慨している。(少なくなったとはいえ)十回に一回くらい当たるかな、そういうドライバーさんに。一事が万事だから、此の業界の地位も中中上がらない。偶には贅沢して需要を拡大しようという気にも中中ならない。高い運賃を支払って、もしも変な人だったら・・・と考えて仕舞うからね。結局バスで行ける時はバスで、歩いて行ける所は歩いて、という風になって仕舞う(スイマセン)。草取り数回。但し一回十五分程度。午後も大体ラジオ。白鷗大学の先生が出て来て、高温多湿の梅雨だから此の程度で済んでいるのですと警句を発しておられた。詰まり、秋冬には・・・、もっと・・・。アジャパー。晩はスーパーの鰹刺しと四国の野菜。

都内では毎日数千件の検査をしているというが、集計にはなんと三日も掛かるという。陽性者の報告にはまだファクシミリを使っているのだって。検査機関⇒お医者さんが手書き⇒ピーヒャラピーヒャラピーザザで都庁へ。そんな馬鹿な。ただ状況としては2009年の新型インフルの時に似て来ていると思う。あの時も最初は大騒ぎしたけど、途中から患者を数え切れなくなり、最後の方はみんな諦めて仕舞った。あれは何しろ弱毒性だったからね。

 

7/20・月

 大門軍団も解散とのこと。団長も具合が悪いからな。こうしてまた一つ昭和がなくなる。また今朝の「本音のコラム」によると、今回の特別定額給付金で家電三品目が漸く揃ったような人も多いという。貧困は此処まで来ているという訪問看護からの報告であった。筆者同様に給付があって取り敢えずは佳かったと思った。さてさて区のホームページによると、振り込み渋滞はあと二週間ぐらいで解消の見込み。そろそろ申請書を出すかな。貰えるものはやっぱり貰います。寄付は・・・、しないな。相続税、たくさん払ったもの。此処だけの話、私大の医学部にやれたぐらい。

 二日続けてまあまあ晴れる。其の分暑い。昼はスーパーのかつ丼(300円)。午後臨時出社。自転車が無いので途中までバスで行こうとした。すると先週改定があって何だか昼のバスが結構減っている。御客が足りないんだね。伊那バスは大丈夫だろうか。事務作業其の物(引き落としのデータ送信と漢検の申し込みと夏期講習の検討等等)は直ぐに終わる。まあね、仕事も糠味噌と同じで、時時リアルに掻き混ぜる必要が生じる。完全リモート言う訳にも行かない。掻いた後は直ぐに戻った。帰り掛けに碑文谷の焼き鳥。夜は「ファミリー劇場」で西部警察。団長も課長も係長もみんな元気そのもの。一雨あって、夜は涼しい。

 

7/19・日

 名古屋場所国技館に変更して開催。一応お客も入れることにした。但しアルコールの提供はなく、升席にはひとりずつ。成程ね、ひとりで来たなら騒がないだろう。だから飛沫も飛ばない。具合が悪くても無理して来ることもない。此れからは、何でもひとりだな。ひとり旅、ひとり酒、ひとり焼き肉、ひとりカラオケ、ひとりキャンプ、ひとりディズニー、ひとり相撲、ひとり舞台、ひとり親方、ひとり勤務、ひとりエッ・・・。いや併し、劇団ひとりなんて、時代を先取りしていた名前だね。

 段段と晴れる。実に久久の太陽光線。まあまあ暑い。昼は地元の回転寿司。禁を犯してひとり昼酒(2500円くらい)。混んでいたけど誰も喋らないから(多分)大丈夫。手先消毒もしたし。家人と須見伯母にはワインバーのような所のローストビーフ丼(800円)。以後少し草取り。晩は其の残りと家人の(明星)冷やし中華

 

7/18・土

 何とかキャンペーンでは、出入り禁止となった都内の人のキャンセル料はどうなるのかとか、全国的に団体旅行は除外と言うが一体何人からが団体なのかとか、都民を除外したのは法の下の平等に反するのではないのかとか、諸諸の疑問が百出。万事下らない。大体やね、国の御金を使って旅に出ようという考えから言ってもともとそもそも可笑しいのである。早く全部やめた方がいい。アメリカでは一日に数万人が新規に感染して死者は毎日数百人。

 昨夜からずっと冷たい雨。昼は半田の煮麺。午後は止んだ。家人は美容院で疲労困憊。じっとしているのも疲れるな。大体同じ椅子に何時間も座っていることなど吾人にとっては恐怖以外の何物でもない・・・だから十分千円床屋が現れた時には狂喜したものである。晩の買い出しをしたかったが、自転車が無いので大して出られず。冷蔵庫の残り物を合わせた。夕方湯船に入る。依然として梅雨寒むである。都内の感染者は連日三百人弱。其れでも重症者は少ないそう。従って危機感も薄し。一種の馴れが生じている。此のまま集団免疫コースかな。本当に弱毒化してくれれば良いのだが。

 

7/17・金

 結局何とかキャンペーンは都内の発着だけ除外することになる。何とも中途半端。もっと徹底的にやらなくてはならない。羽田便は正規運賃の小型機のみ有効、新幹線は一時間に一本にして小田原と大宮折り返し、高速道路は緑ナンバーのトラックだけ走れるぐらいのことをしなくてはね。兎に角、次の四連休を回避せねば全国的な致命傷になる。ところで皇居の方は生活支援団体の代表と歓談したとベタ記事にあった。詰まり住まいの確保を・・・と言うのが、メッセージなのだろう。日本は公営住宅が極めて少ないからね。一方、第三波は東京育ちのマイナーチェンジ型で、感染力は強いが、案外弱毒化しているという指摘もある(詰まり単なる風邪)。ホンマかいな。確かに現時点でも重症者は少ない模様。成程なるほど。ただやや希望が入った観測だと思った。

 午前中は冷たい雨。午後は止んだけど漫然とす。以後出社。やっぱりぼんやりとす。退社後はBで二杯だけ(1500円)。雨なので11系統に乗る。大雨なので更に32系統。金曜だというのに空気も冷たく、物憂い店内や車内であった。なお先日の九州豪雨はアマゾン河が注ぎ込んだぐらいの水蒸気が海から流入したのだという。現在の技術では予測が困難であったと気象庁が弁解していた。

 

7/16・木

 まあまあの曇り。さてさて三週間ぶりの電車に乗り、再び市営団地の一室へ。空き家の点検、引き渡しの日である。やって来たのは管理公社の人が一人、指定の修繕屋さんの親方が一人。早速検分す。折角増設したエアコン用のコンセントやカーテンレールも撤去の対象になるという。ちょっと勿体ないな。其の場で計算して十万円弱請求される。内訳は畳の表替え十畳半で三万円ちょっと、襖九枚程度で三万五千円、其の他二万円余。ボロボロの部屋に対しては概して安いと思った。襖や畳は材料代のみの請求とのことである。あとの修繕は市の予算でやってくれるのだろう。敷金相殺分を除き七万円余を即時納付した。ちなみに此の部屋を吾人の家作並みにリフォームするとなると、風呂の再建に百以上、台所とトイレに三十ずつ、畳をフローリングにして三十、押入れを洋風クローゼットにして十五、壁紙天井の張り替えに最低二十、洗濯機を室内に入れて十、エアコンや照明等備品の設置に二十程度、其の他雑工事で三十・・・、軽く三百万は掛かるな。(其れでも月三万円ずつの償却として凡そ百か月。九年目以降にはプラスになる計算。家賃が五万円ならばあの辺りでも直ぐに入るだろう。但し此れを公営でやられては民業圧迫。)

 続いて市の区役所に徒歩連絡。住民票の移動である。結局四国への転院も目途が立たないので須見伯母の所に寓居させることにした。同じ川崎市内だから手続きも簡単。国民健康保険介護保険は同時即時処理。障碍者負担証の住所変更だけ別窓口に参る(心疾患他で一級らしい)。手元のパソコンで即時発券。結構役所は混んでいたが(多分下らないマイナンバー絡みの件)、まあまあスムース。万事完了す。晴れ晴れとした気持ちで駅まで戻った。移動時間を含めて此処までで丁度二時間。日本の行政も案外能率がいいよ(偶には褒めなくちゃ)。さてさて、腹が、減った・・・。店を探しても、駅前には大したものがない。結局「バーミヤン」で麦酒及び冷やし中華休憩。ミニ炒飯、餃子三個付き。案外炒飯が旨くて吃驚した。帰宅は一時前。直ちにシャワーと午睡。

 其の後出社。中三の女の子の数学の点数が大幅ダウン。所謂平方根マジックに罹った。符号を付け忘れたり、大小を勘違いしたり。此の分野ではそういうイージーミスを多発する子が稀にいる。兎に角、数学の実力とはまた別の(細かい定期試験の)問題だからと慰めておいた。退社後は少しだけBに寄ろうと思った。すると小咳とくしゃみ止まらず。またコロナに罹ったと思った。三杯飲んだら落ち着いたが、やっぱり早目に帰る(1340円)。多分アレルギー。再びシャワー入浴。国内の感染、燎原の火の如し。幾らなんでも第三波の発生は防げただろう。正しく人災である。いや都災かな。国民生活を犠牲にしての全土的な消耗戦に突入す。

 

7/15・水

 幸い都内の重症者は少ない様だが、軽症及び無症状者を収容する施設は早速足りなくなる。借り上げていたホテルはもう返して仕舞ったのだと。都の担当者もまさか七月に流行るとは思ってもなかったのだろう。其れは詰まり六月の繁華街対策に失敗した結果である。つくづく残念である。一方フロリダ辺りは大変な感染者の数なのだが、幸い人工呼吸器の奪い合いなどの医療崩壊には至っていないとのこと。レムデシベルが効くなどして治療法が確立されて来たよう。其れなりに成果が出ている。医も経験である。

 朝から冷たい霧雨。国会では閉会中審査。但し出てきた閣僚は一人だけ。相変わらず政府には危機感がない。早速何とかキャンペーンが槍玉に挙げられる。大体やね、コロナが収束すれば、みんな好き勝手に旅に出るだろう。税金など一円も使わずに。満員新幹線に大渋滞、大行列の芋洗い温泉でも、コロナが去ってよかったよかったと涙を流して喜ぶ筈。だから旅に出るのは、今ではないでしょう・・・なんてね。午後もレーダーには映らないしとしと雨。のろのろ自転車で出社。コンビニで惣菜買って帰る。四月以来の厳粛生活である。夜も降っている。而も寒いくらい。帰宅後白岳のお湯割りで温める。

 

7/14・火

 来週の四連休、一部新幹線などは予約で埋まり始めているよう。大変拙い状況である。今からでも平日に戻せないのだろうか。そもそも何であんなところに連休が・・・。勿論五輪のせいである。つくづく疫病神である(元元は開会式に伴う都内の混雑を緩和するために、用の無い人は家でテレビを見てくれと言う休みだった)。別に観光してもいいんだけど、其れは岩手の人が青森に行くとか、島根の人が鳥取に行く程度にして貰いたい。都内の人はどうすればいい。・・・何もしなくていい(家でネットでもやってくれと)。それにしても商店街とかに吊るしてあるあの2020の旗、何とかならないのかね。腹が立ってくるより、痛痛しい。何れ色褪せて千切れて来る筈。

一方米軍基地でも蔓延しているらしい。基地の外に漏れ出て来るのは必定である。まさか秋より早く、夏がこうなるとはね。封じ込めの機会は幾らでもあった筈なのだが。ところで下水から市中感染率を推定する話はどうなったのだ。雨が多くて解析出来ないのかな。都内の大半は合流式だから。新宿の小劇場では大量感染。例によって地方に飛び散る。また新型は完治しても後遺症が出るとの報告が。肺が縮んで仕舞うのだという。更に折角罹っても数か月で抗体が消えて仕舞ったという報告も。となると実用的なワクチンが出来るとも思えず。うーむ、益益悲観的になる。なお先日の火球の残りは習志野のマンションで見つかった。手摺りにぶつかって二つに割れていたという。被害が無くて良かった。

昨夜からずっと雨。寝違えて首の一部が動かず。午後には止む。併し雨が多い。飯田線も線路損壊の為、南部でかなり運休するとのこと。あなたの国民健康保険料が決まりましたとかいうお知らせが来る。諸諸入れて年44万円余。随分とでかくなった。午前午後と漫然とす。夕方スーパーへ。球磨焼酎を購入。此の辺では「白岳」しか売ってなかった。何はともあれ優子さんから送られた国産鰻と合わせた。夜まで涼しい。ふと見ると、シロとグレは抱き合って寝ていた。兄弟仲がいい。兎に角、猫と言うものは寝場所が一定していない。

 

7/13・月

 曇り勝ちで此の時期としては大変涼しい。結局酒を伴った会食が悪いな。今後はアルコールは二杯までなんて規則が出来そう。辛いけど、やむを得ない。飲まない人までを危険に曝してはならないと思うから。影響は数年は続く。須見伯母が来たので昼は福の弁当。他は時時草取り。午睡するとくしゃみ止まらず。抗ヒスタミン。少し冷えた。またコロナを心配せねばならなくなった。夜から雨。

 Aは被災地を視察。ちなみにボランティアは県内限定なのだそうで人手が足りない。序でに泥でも搔いて来るべきである。一方の皇室は見る影もない。ずっとステイ皇居のよう。

 

7/12・日

 老人施設や病院や中学校や保育園でも感染が広がる。其れでいて繁華街の人出は大して減らず。自粛疲れもあるからな。とうとうこうなって仕舞った。あと数日で緊急事態になる見込み。沈黙の夏である。それにしても、(第一波=中国、第二波=欧米帰国者由来に続く)第三波がまさか新宿から来るとはね。歌舞伎町出でて国滅ぶなんてね。肝心の政府の対応は全く鈍い。北京将軍の高笑いが聞こえそう。つくづく悔しい。

 まあまあ晴れた。朝から草切り。と言っても南側ブロックの空き地の方。建築計画のお知らせが立ったまま草がぼうぼう。背高泡立ち草(のようなもの)が大人の身長より高くなっている。見た目も見通しも悪い。こういうものは近所の人がどうにかするより手がない。適当に切るだけなら御安い御用である。昼は表のラーメン。家系の新店が出来た。開店早早混んでいる。味はいいが、麺揚げが最後になって仕舞い、結構とろとろ。みんなこぞって硬めを注文する訳である(700円)。午後は漫然とす。晩は残り物中心で金宮を飲んだ。最近は「下町の名脇役」とか書いてある。そう言えば最近、ナポレオンの方はあんまり見ないな。夜は涼しくなった。

 

7/11・土

 都の医師会は、当分は酒を飲みに行くなと提言す。十代二十代三十代の吾人ならば、コロナが怖くて酒が飲めるかなどと楯突いただろうが、四十代になって思うことはやはり酒席は良くないということ。ついつい口角泡が飛び散るから。と言う訳で、吾人も今日から厳粛(厳重自粛の略)することにした。結局のところ、アフターコロナというものは六月のひと月しかなかった。実に短い戦間期であった。まあね、全ての責任を夜の街、就中新宿の歌舞伎町に負わせることも難しいだろうが、そんなに沢山ホストクラブがあるとは知らなかった。一種のバブルだったよう。女の給料が上がったからかも、とか書くと怒られるな。接待を伴う酒席が好きなのは元元男の方だから。それにしても何も男の馬鹿な部分を女も真似することはないのだけど。

 また南風。と言うことはまた何処かで大雨が降っていることになる。九州方面は甚大な被害。犠牲者も三ケタに近づく。本当に碌なことがない。そんな中でも、政府は観光キャンペーンを実施するのだという。正気の沙汰とは思えず。担当者はまず病院に行って頭を調べた方がいい。ゴートゥーホスピタルである。家人は結局渋谷の百貨店へ。商品券がどうしても欲しいのだという。行きはバス、帰りはタクシー。序でに買って来たのは崎陽軒。高い昼弁当になった。午後に一雨。晩はスーパーの牛肉。

 

7/10・金

 現時点では末席程度だが芸能人等もどんどんと罹り始める。結局急速に元の木阿弥である。ミラクルジャパンも最早此れまで。と言うのにプロ野球は本日から有観客試合。入れるお客は数千人程度だが例によって人が動くことは宜しくない。五千人と言えば嘗ての川崎球場の三倍である。大丈夫なのかね。試合だけ見て大人しく帰ればいいが。兎に角、早くコロナ退治をすることが最大の経済対策である。

すると全国でも四百人超が新規感染。幾ら四月の頃とは内容が違うとはいえ(積極的に調査をしに行った成果だと都や国は言っている)、再流行を許して仕舞ったことに変わりはない。何だかがっくりする。結局、ある程度民主的で法と根拠に基づいた政府では、此の災厄を防げなかったと言うことになる。北京将軍の薄笑いが聞こえて来そうで、一層惨めな気持ちになった。幾ら駄目な政府とは言え、一応我我の政府だからね(選んだ積りはありませんけど)。

朝から降ったり止んだり。暴れ梅雨も少し落ち着く。午後出社。でもやっぱり蒸し暑い。何だか漫然呆然とす。退社後はBで1810円。来週以降は来られなくなると店員には伝えておいた。ちなみにどの店もまあまあ混んでいた。みんな最後の晩酌だな。

 

7/9・木

 朝から中地震。東日本は時間帯別運賃を検討するとか言っていたけど、幾らスイカになったところで、ちょっと無理だよな。所謂観測気球と言うやつであろう。需要は少しずつは戻る。其れに御客が減った減ったと言っても、四国や北海道から見れば、四六時中満員電車のよう。それにそもそも、あんたら既に不動産業でしょうが(決済手数料収入も相当ある)。

 時時小雨。やや涼しい。六月の売電量。南東が139キロ、南西が129キロ。6400円程度。二月並みに落ち込む。午後出社。今度はダイレクトかもめーるの作成。数百枚。こんなもので生徒が入って来るとも思えないが・・・。広告とは極めて無駄が多い。ちなみに葉書代の原資は国の給付金である。

退社後は何時ものBへ。合った人は大体昨日と同じ。大体立ち飲み屋は安全だろう。まず(飛行機のように何か月も前に格安チケットを手に入れたような人が少少具合が悪くなっても無理して来るような)予約が要らない、次に(大事な飲み会だから友人や関係先に忖度してキャンセルしたいのは山山だけど立場的に無理して来るような)予定もない人たちが単身で来るからね。其れでも一時間もいると、周辺部が釣られたように入って来る。どれも知り合いの知り合い程度。赤の他人ではないのでお義理程度には話して仕舞う。やっぱり合う人が増えれば、場合の数みたいに階乗的に危険は高まる。そろそろ立ち飲み屋も行けないかな。十一時には帰って、全身シャワー消毒。都内の感染者は二百超。市中感染の状況は三月後半辺りの水準だろう。またまた正念場である。いや併しまさか二度も三度もこうなるとはね。此のまま破滅的な増加にならないことを祈るだけである。

 引き続き、もしも吾人が都知事なら・・・。保健所(食中毒部門)、都税事務所(申告書の粗探し)、東京消防庁(防火点検)、警視庁(風営法絡み)を駆使して、あらゆる店の営業を妨害させるな。オウム事件で日本警察がやったことの再現である。国の協力が得られれば、労基署や税務署も出動させる。マトリや入管も使える。やっぱり強権国家でないと駄目だな・・・。でももうそういう段階でもない。とっくに手遅れである。

 

7/8・水

 ずっと南風が吹き荒れる。一雨あると少し涼しい。国内の感染者は二万人。都内は連日の百名超え。都外へ出るべきか出ざるべきかで国と都が対立。国は夏の観光を気にしている模様。消費活動を優先したいのだろうが、そもそもあんたらの対応が悪いから夏休みまで台無しである。結局ブラジルの大統領も感染す。

 大病院に行った家人はちっとも帰って来ず。おまけに携帯も忘れて行った。結局カップ麺と佃煮ライス。午後早目の出社。漸く講習の案内が完成す。直ちに発送。今年の講習はやや短め。通常授業と連続する日がある。その場合は最大四時間弱。まあこんなものかな。夏はえげつないほど長くやる学習塾もあるから良心的な部類であろう。此れでは儲からないと無社長は不満顔。現場から見れば楽な方がいい。

 退社後はBへ。おじさんたちは全員集合。帰ろうと思ったら雨。堪らずBの本店へ避難。久久である。こっちは喫煙店なんだよね。久久の紫煙を浴びる。薄くても結構きつい。こういう脱法商売はコロナ禍が無ければもっと追及されていた筈。まだ降っているのでIへ。他客は一人。ちなみに此処は給付金も貰わないという。潔いと褒めておいた。兎に角、空いている店を梯子する。帰宅は十二時。総額4700円。

 

7/7・火

 関東も風強し。九州を水浸しにした雲が流れて来ている模様。大体梅雨時にこんなに風は吹かないよな。それにしても災害が多い。直したばかりの久大線も橋梁流出。家人は御中元を買いに渋谷の百貨店へ。ザギンウエストの御菓子がどうしても欲しいらしい。ネットで買えると何度説明しても聞かなかった。コロナに罹ると脅しても聞かなかった。生きがいなんだな。ところが小雨が降って来て敢え無くUターン。雨には勝てず。結局ネットで注文した。高齢者こそ新しき生活を。

 異様に蒸し暑い。昼は表に出た。退去はしていないが暖簾が出ていない店も多数見掛ける。台湾資本のアイスクリーム店もずっと閉じている。此れから繁盛する時期なのに。なおカラオケ店は開いているけど難しいな。結局こってりラーメン屋で中華そば(700円)。あっさりの中にもコクがあって丁度良かった。ところで拙宅の南側のブロックでは拙宅と同じぐらいの築年数の家が解体中。ちょっと見に行ったところ、年端もいかない男女が素頭で作業していた。大丈夫なのかね。去年来ていたおじいさんたちなどきちっと被っていたぞ。解体費をケチると作業員を危険に曝すことになる。草取りも出来ず。大体漫然とす。

 

7/6・月

 くま川鉄道肥薩線も被害甚大、車両浸水や橋梁流出等で長期運休確定。四年前の地震で壊れた豊肥線が来月漸く直るというのに。一方南阿蘇線は目途すら立たず。また北部豪雨で被災した日田彦山線はバス転換が決まったという。最近酷いな。何処も彼処も。都知事選では現職が圧勝。新選組の人は次点にもならず。一人で突撃してもね。此れで野党協調路線を取ってくれると有り難い。

 未明から結構な大雨。昼前には止む。腰痛とコロナと雨で家人の買い物能力も低下する。コメ、牛乳、卵といった基礎食品も足りなくなる。結局吾人が買いに行く。他は蔦払いと草毟りと低枝切りと粗大ゴミの解体。名も無き外仕事は限りなく。それにしても概して今年は暇である。と言う訳で日記を読み返す。去年の今頃は解体工事であった。一昨年は悲惨過ぎて読めない。三年前は結構遊んでいるな。四年前はまた残念なことに。晩は残り物他。貰い物の「大阪元木」の佃煮(子持ちきくらげ)を開ける。すると御飯止まらず。危険な味であった。

 

7/5・日

 朝から投票所へ。都知事選である。コロナ禍と言うことで鉛筆持参。四文字の簡単な姓名を書いた。併し今回は選挙公報も来なかった。泡沫候補の主張も少し見たかった。「コロナは風邪」とか言っている候補者もいたらしいけど。再開していた大学や専門学校でも集団感染が始まる。広がりは予想より早い。続いてスーパーへ。加工食品や酒類を買い増す。一雨ある。以後東風が入りまあまあ涼しい。昼はコンビニのおにぎりプラスカップ麺。晩は環七の刺身と家人の回鍋肉。シロを撫ぜたらくしゃみ止まらず。堪らず抗ヒスタミン。ところで最近シロは背中が痩せて来た。其の分、お腹はタップンタプン。肉が重力に引っ張られている。詰まり体型が中年化している。もう十歳だから。

 夜の十一時はTVKで「銀河鉄道999」。地デジで見られるとは思ってもなかった。併し一週一話の放送だと、実に二年以上も掛かる。昭和のアニメは兎に角長い。

 

7/4・土

 各種クラブから御客へ、御客から御家族や御友達へ、そして老人施設等へ。若い人で済む筈がない。地理的には新宿から全国へ。結局もう手遅れである。結局南極、都の対応が鈍らだったと言うことになる。都民の一人としてお詫び申し上げます。いや併しね、此のままだと、権限がないから駄目だったという議論になりそう。やや危険な兆候かな。現行制度でももう少しやりようはあった筈。仮に吾人が都知事なら歌舞伎町を機動隊で取り囲むな。何をする訳でもない。完全装備で只立つだけ。其れで大半のお客は帰る筈。此れでは北京幕府と同じかな。

 九州南部では大雨。球磨川が氾濫。コロナ禍での避難所の設営の訓練とかをやっておいてよかった。幾らなんでも二重禍はないとは思うけど(一つは明らかな人災)。雨は止んだ。南風強し。朝から眼鏡屋で修理。家人は従妹さんの病院で久久の面会。実に四か月ぶり。まあまあ元気そうとのこと。転院計画はどうなっているのかね。生憎ソーシャルワーカーは不在で確認出来ず。夕方は流れる千切れ雲が黄金色に染まって大変綺麗だった。態態飛行機など飛ばさなくとも十分楽しめる(此れは先先月の二十九日のことね)。

 

7/3・金

 併し今回の膨大な給付金と協力金の振り込み、手数料も莫大だね。銀行も結構儲かったかもしれない。実質的な補助金である。須見伯母が注文した葦簀が届く。渡良瀬沼の近くの松本商店という所から来たから国産品らしい。二折七千円。案外安い。続いて先週の撤去作業の請求書が来る。18万余。みんなで頑張ったから当初見積もりの半額になった。

 午後出社。既に小雨が降っているので、06系統プラス徒歩。退社後はBに行くも大して盛り上がらず(1680円)。併し帰ろうとしてもバスも自転車も無い。贅沢してタクシーで帰宅(1620円)。するとシャワー入浴中に眼鏡が破損。奇跡的に極小ねじの回収に成功するも、酔った手先と荒いドライバーでは装着できず。何だか鎮具破具な一日。仮の眼鏡で飲み直しした。夜は涼しい。

 

7/2・木

 未明には降り止む。関東地方には巨大な火球(大きな流れ星のこと)が出たという。確かに吾人も破裂音を聞いた。雨雲も無いのに雷かと訝った。猫も驚いたかな。朝から快晴。浦安のテーマパークも定員を半分にして再開。此処で移るとは思わないが、人の流動が増えることは益益拙い。じわりじわりと地方に浸透中。ウィズアウトコロナはもう無理だな。病院はよく空いていますと言われても、来る時が来たら一気に満杯になる。

 すると昼過ぎの段階で都内の感染者は百名以上との報道がある。ああ元の木阿弥である。シーズンツーを心配する以前に、シーズンワンの第三波がやって来た。と言うより自ら起こして仕舞った。こうして夏休みも蒸発。また何処にも行けない。午後出社。自転車が無いので全部歩いて行こうかと思ったが、結構暑いので途中まで06系統利用。またバスにも乗れなくなる。金伍万円受け取る。何にも授業していないのに中学校では期末試験があるよう。下らぬ員数主義だと思った。

 退社後は何時ものBで。鶴木さん以外ほぼ勢揃い。他客も多く結構混んでいた。みんなそんなに飲んで大丈夫かいな。するとBのテレビに都知事が出て来て、感染拡大要警戒とか言う不思議な七文字熟語を提示していた。もう適切な外来語がないのだろう。得意なアラビア語を使えばいいと思った。それにしても此の人の喋り方には何処か感情が残っていない。好意的に見れば、テレビキャスター時代が長かったから、冷静客観に努めていると言えるのだろうが、別の見方をすれば・・・、都民のことなど・・・、そもそも選挙の・・・、元から風見鶏・・・、次次と宿主を替える・・・、ああ・・・(以上自主規制)。帰宅は十一時過ぎ。大体緊急事態宣言も自粛要請も一度切りの物である。二度も三度も出来ないよな。士気の低下が著しい。

 

7/1・水

 未明は大風と時折の雨。夜通しシロとグレが入ったり出たり。一方従妹の弟さんはコロナ禍その他で転院の見込みも立たず。住居を解約したのは拙かった。住民票を何処に移すかで親戚間で協議する。月が替わっても、もやもやすることばかりである。せめてすっきりしようと剃刀を替えた。

 午後出社。ずっと夏期講習の検討。退社後はBに行くも(1810円)、大雨が降るというので11系統で急いで帰宅。此のバスに乗るのも久久である。ちなみに12系統と言う妹分が出来ているが、此れは昼間の区間便。距離にして半分しか行かない。全体の本数は同じだから詰まり縮小路線である。可笑しいな世の中どんどん不便になっている。環七からは歩いて帰った。終バスは三十分は繰り上がったから十一時にもなっていない。シャワー入浴後麻婆丼。すると大雨。スマホのレーダー予測(精精一時間後程度まで)は正鵠を得ていた。

ちなみに此の辺には33系統と言うのがあったが、相当前に分断されて34系統に。此れが最近更に縮小されて新34系統となっている。新系統は渋谷までも行かなくなり、此の辺りをぐるっと回って、大病院へ戻っていく行程。とうとう一時間に一本である。当然空気輸送。近近廃止だろうな。結局どんどんバスがなくなる。末梢神経が麻痺していくよう。