2021-1月

1/31・日

 直近一週間の感染者は其の前の週より三割減。一応成果は出て来てはいるが、緊急事態は再来月まで延長だと。ああ辛い。いや併し此れで封じ込め出来るのだろうか。また二か月で元に戻りましたというのでは、(無くなっていった)飲食店が浮かばれない。それにしても逐次投入逐次失敗の見本のような話だとも思った。けれど習将軍に一任する訳にもいかないし。難しい所である。こういう宙ぶらりんに耐えなくてはならない。

 引き続き快晴。昼前に「大塚家」でラーメン(700円)。油少な目、三口程度のライスを付ける(サービス)。やっぱり旨いとんこつ醤油。家人にはコンビニ弁当。午後に冷凍ケーキの即売会があるというので行ってみたら長蛇の列で断念。スーパーに転進するも列はないが混んでいる。肺から出た空気が澱んだ感じ。嗅覚で分かる。換気が足りない。菓子パンと金宮焼酎だけ買って急いで撤退。みんな近所に滞留しているね。という訳で晩食は残り物。猫には昨日の鯛刺しを。六時を過ぎると静まり返る。丸で正月のよう。こうして一月が全損す。

 

 

今月の備忘録

一、鵜が黄泉の国に飛び立った。「ムーンライトながら」が正式廃止。ああ。それにしてもずっと終点が大垣というのも変な話だな。乗車中にそもそも大垣って何処ですかと女子二人組に尋ねられたことがある。あれは確か高三の夏だったか(三十年も前のことです)。もっと速く走れば京阪地区にも届いただろう。遅く走っても速くしても電気代など大して変わらないだろうし。大体指定料金を高くするとか色色と方策があった筈。そもそも373系だって余っている。何というか、夜汽車を廃止し始めた頃から日本が愈愈可笑しくなり・・・、つまり其れは思索量が減少したことで・・・・、日本人の頭が劣化し・・・・、以下省略。二、都が行った抗体検査によると抗体保有率は1.8パーセント。十月は1.2だったから五割増し。今月は4ぐらいにはなったかな。三、拙宅の南側のブロックの建築現場、マンションでも建てるらしく掘り込んでいたら水が出たよう。池のようになって仕舞い放置状態。此の辺は土地が低いからね。更に南に暗渠河川がある。地盤調査しなかったのかな。夏は草ぼうぼうだったし駄目な業者だと思った。四、国内にはワクチン産業がないんだってね。副反応の訴訟が怖いとのこと。出来ない訳である。

 

 

1/30・土

 冬晴れ。朝までぐっすり。口を開けて寝ていたせいか、喉を傷める。東電でんき予報の節電のお願いがお礼に変わっていた。どうやらガスが調達出来たよう。やれやれである。兎に角、もっと太陽光を。何しろ燃料代が只なのだから。他人任せにしないで自らどんどん建てるべきである。そもそもあんたら発電屋(エレキや)でしょう。

 昼は表に出た。ふらふらと環七方面に。うーん、ファミレスも中華屋も混んでいる。ずっと前から気になっていた洋食屋に入る。気になる歴、実に三十年くらい。初入店である。案外広い。客もまばらに。Cランチ(とんかつ)に牡蠣フライ二個と中瓶を追加。カウンターにかぶり付きで調理風景を観察。父子でやられているよう。丁寧な仕事ぶり。夜は刺身もあるらしい。2130円。会心の会食であった。買い物は二便。商店街では昼酒組多数。飲んで大声で騒いでいる。一応門戸は開いていたけど大丈夫かいな。晩はスーパーの鶏つみれで鍋にした。

まだ五輪をやりたいようだが、海外コロナは極めて危ないらしい。無観客でも無理そう。無コーチ、無選手。詰まり中止だな。あんまりだね。折角だから少し涼しくなった頃に国体と日本選手権とインターハイを纏めてやりませんか。東京で。あの競技場も建てたのだし。でも国内の抑え込みも無理かなあ。此の政府の無能力ぶりではね。ああ、ああ。

 

 

1/29・金

 朝から晴れた。今週の空き瓶は三。新型はやはり血栓ができるみたい。肺炎症状がなくとも脳梗塞心筋梗塞を併発してかなりの方がお亡くなりになっているよう。兎に角、水を沢山飲むようにとお医者さんが言っていた。つくづく恐ろしい。昼はおばさんの弁当。午後出社。どの授業も入試演習。初見の問題が多く、何しろ一旦解かなくてはならない。大変骨が折れる。それにしても過去問集というものは出来が極めて良くない。試験問題を複写したようなページもあると思えば、再構成したページも混在。今のデジタル技術ならばもっと見栄え良く出来るはず。解答解説も不親切極まりない。数学系ならばまず解答の方針とか見立てから書いておくべきである。何しろ春頃に粗製乱造されているからな。最新年度の問題は兎も角、古い方は直して欲しい。大体夏以降は暇でしょうが。九時前にはヘナヘナに。其のまま帰宅。家人の焼鮭と野菜炒めなど。後者はカップ麺に投入。

 

 

1/28・木

 ずっと曇天。ワクチンは日本でもライセンス生産するそう。其の方が無駄が少なくて済む。世界の公式感染者はちょうど一億人。二百万人が死亡。途上国の死者は少ないようだけど、まあみんな若いからね。ところで高級官吏を務めている従妹の健二君は北京に赴任中。どの道四月には霞が関に帰任するのだけど、娘さんが高校を受けなくてはならない。という訳で妻子さんで一時帰国。それにしても北京に戻ったら戻ったで隔離生活である。オンライン入試とかないのかね。高校なら書類審査で十分だよな。それにしても三年後ごとに転勤と引っ越し。家族も迷惑だけど其の引っ越し費用を誰が支払っているの。

 午前中は買い物一便。買って来たかつでかつ丼。東風が入ってどんどん曇る。午後は冷たい雨。久久に傘出社。三番教室のエアコンの効きが非常に悪い。丸っきりの新型なのに。ドウシテ。夜にはすっかり止んだ。傘無し帰宅。碑文谷の「まいばすけっと」で海鮮キムチ鍋。と言っても干からびた冷凍鱈二切れと浅蜊が数片。カセットコンロで温めても不味いこと夥しい。安いから仕様がない。第三次補正予算は原案通りに可決。過ちを決して認めず改めず。生活困窮者は生活保護へとか言っていたけどね。都会だと家賃が高い。家賃分だけ補助しますとかいうハーフ保護みたいな制度を作るといいかもしれない。民間賃貸住宅をみなし公営住宅にするとか。

 

 

1/27・水

 未明は雨。朝には止んだ。ワクチンは春から高齢者に打ち始めるらしいが、早速家人は打たないと宣う。こういう人は多いだろう。病院が大好きな割には、信用していない人が結構いる。政府への信頼がないからね(子宮頸がんのワクチン、結局普及しなかった)。折角冷凍航空便で沢山取り寄せても結局余らせたり、場所によっては足りなくなったりと。前途多難である。

ずっと曇る。比較的暖かい。午後出社。新聞によると通勤路にある通所型介護所でもクラスター(40人が感染)。シャッターが下りていた。張り紙等は無し。何分高齢者だから大丈夫かね。今日もずっと中三担当。定時退社。何処にも寄らず帰宅。以後家人の鰆の照り焼きと冷凍餃子。締めはカップ麺。感染者も大して減らず。施設内と家庭内感染が続いていると思われる。そんな中、与党幹部が銀座で飲み歩いていたと週刊誌。埼玉でコロナ治療に尽力していた院長も罹患。えらい目に遭ったと。院内感染の模様。

 

 

1/26・火

 朝は晴れたが直ぐに曇る。不燃ゴミの整理。当自治体では使い捨てカイロは不燃の扱いである。大量に出るので申し訳ない。中身は庭に撒くようにしている。活性炭プラス酸化鉄は肥料になるそう。碑文谷の支店で通帳の繰り越し。ひと駅走って家人には富久美の弁当。途中で『未完のファシズム』。街に出ると本が増える。但し1180円もした。最近の此の古書チェーンも強気だね。もっと安くしなくては。

吾人の昼はレトルトカレー。都内の感染者は再び千人台。がっかりである。こりゃあ解除は三月だな。午後は早速読んでみる。何かと評判の悪い皇道派だが、彼らは彼らなりに持たざる国の現実的な戦略論を持っていたことが分かる(=短期決戦プラス物量を補う精神論)。併し二二六で一掃され、中途半端な総力戦思想(統制派)と危険な精神論(玉砕論)だけが残った。アジャパー。自室に籠って読んでいるとすっかり冷え切る。小松菜と牛肉の炒め物に適当な鍋を追加。矢張り火力による支援(カセットコンロ)がなくてはね。三次補正は衆議院を通過。何とかトラベルに一兆円。それでいて生活困窮者に追加給付は無し。コロナが収まればみんな好き勝手に自分のお金で旅に出ると思うのだが。予算の付け方も滅茶苦茶である。

 

 

1/25・月

 二日ぶりの晴れ。暖かい。たっぷりの太陽光発電。東電は太陽に救われた形になるのかしらん。朝の内から駒沢本面へ。チェーン古書店を覗く。ちょっと古い過去問が欲しかったのだけど、当該は売っていなかった。リアル店では見つからないな。ネットでは凄い価格になっているのが残念である。序でに『大学という病』。家人にはマルエツのちらし寿司。吾人は先日の店で油淋鶏弁当(600円)。どういう訳だかツーオペ体制になっていて直ぐに出て来た。排水管に水を流し、猫小屋を整理する。すると古いタオルケットが。亡父臨終の際に身に着けていたもの。もう捨てていいよね。

 午後は衆議院予算委員会。喉を傷めたのかガースーも一段と声に張りがなかった。それにしても特措法の改正も今回のシーズンツーには間に合わない。シーズンスリー用だな。なお三次補正予算の何とかトラベルには一兆円、此れは撤回すべきであろう。三月までに再開できるわけがない。都内の感染者は600人台に。変異種も今のところは広がっていないらしい。何とか落ち着いて来た。国民生活を犠牲にしてね。晩はマルエツの鯵刺身と家人の鰤の塩焼き他。

 

 

1/24・日

 昨日からずっと雨。再びワイハイ遅し。実にダイアルアップ並み。小止みになったので昼前に表に出た。蔦屋書店で『軍国日本の興亡』、副題は日清戦争から日中戦争へ。最近此の時代に関心がある。一見したところ平和そうな時代からポンと戦争が出たからね。さてさて其の下の大型回転寿司店に入った。日本酒二合。何事もない昼の予定であったが、レジで何か話している。聞き耳を立てると、若い母娘がいて、待っている時間もないしまた持ち合わせもないので、後で旦那が支払いに来ますと。ホンマかいなと思った。日本酒を延長して待つこと十数分。いや併し本当に来たね。痩身の白髪、欧州系の旦那さんが颯爽と。疑って悪かった、吾人はセリヌンティウスの心境である。凡そ三千円。昼過ぎには漸く止んだ。以後曇り。

午後は「どうなるリニア新幹線」という民放番組。予め予想されたことだが、静岡の知事がお茶と水で抵抗しているという内容。リニアの問題は水だけじゃないんだけどね。採算性、南アルプス大軟弱地盤トンネルと都心部の大深度トンネル、そもそもの超電導車両、電気代の高さ・・・。司会の池上何某氏もリニア振興大使となっている。エンドロールまで我慢して見たところ静岡の制作。残念な内容でした。夕方前に買い物一便。晩は家人の麻婆豆腐と居酒屋で売っていた串焼き(五本800円)。夜も雨。よく降った。

 

 

1/23・土

 国内でお亡くなりになった人は五千人に。ひと月でちょうど二千人。自民党の元幹事長はコロナ陽性となり、無症状だけど即入院。一方肝心の下下は収容もされずに続続と在宅死。いのちまでも不平等。此の政治家は性根がつくづく腐っている。叔父さんはいい人だったのに。

 朝は曇り。比較的暖かい。徐徐に小雨。久久だね。段段本降り。すると気温も下がる。昼は表に出た。何処のチェーン店も混んでいる。女子大横の味噌ラーメン屋が空いていた。濃い目の味付けに缶チューハイ。一瞬酔ったが、直ぐに醒めた。晩は豚白菜小松菜坦坦鍋。自宅でPCR検査が受けられますというチラシが入る。凡そ三千円。送料と利益を抜くと原価千円くらいかな。何で行政がもっとやらないのだろう。

 

 

1/22・金

 まあまあ晴れた。今週の空き瓶、ワイン五、日本酒が二。実に一日一本の割である。するとまた無分別のゴミが出ている。先週と同じ様式。許せないね。探索すると電気の検針票が。なんとまあうちの住人であった。あらま。どうもすいません。分別するようにと張り紙をして部屋の前に置いておく。それにしても一人暮らしの二十アンペア契約で月に一万円。そんなに沢山の電気、何に使うの。

 買い物は一便。昼は家人のスパゲッティ。午後出社。М学院高校を推薦で受けたNさんは通らなかった。内申点が42もあるのに。大学付属は人気がある。来月の一般入試の備えもしてあるけど、愈愈嫌な季節が来たな。此の仕事を何年やっていても慣れることはない。選別される以上、全員第一志望という訳にはいかないからね。定時退社。例によってなんにもやってない。三日連続で家人に晩食を作らせるのは酷だと思い、碑文谷の惣菜店で鶏と葱の炊き合わせを入手。650円。不味くはないが旨くも無し。ああ、金曜の晩が此れである。もっと大売り出しして欲しい。腹を空かせた人が大勢います。ちなみにコンビニでは若者が集団で買い付けしていた。寒いから外では飲めないだろう。うーん、宅飲みは危険だな。それにしてもね、秋の間にもう少し絞っておけばシーズンツー=第三波の立ち上がりはもう少し遅かったと思う。仮に二月頃に上がって来ても、上手いこと春にリレーできたかもしれない。全てがタラレバだけどね。

 

 

1/21・木

 新大統領の就任式。但し無観衆。前任者も出席しなかったという。ちなみに四年後の再登板を狙っているらしい。アイシャールリターンと言ったかどうかは分からないが(多分そういう歴史的な洒落は言えない)、まあそれはないな。政治家ごっこは飽きた筈だし。それにしてもつくづく「異形の王権」(後醍醐天皇のこと=網野氏の著作から)であった。コロナがなければ再選されていた可能性が高い。コロナがあって良かったとは言わないけれど。

 終日晴れ。午後出社。九時過ぎの定時退社。例によって其のまま帰宅。こうした生活も二週も経った。帰り掛けにバーIの前を通るとシャッターは半分。恐らく内密営業しているのだろう。素直に休業した方が儲かるのだろうが、疲れた人にお酒と言葉を注ぎたいというちょっとした使命感もあるよう。まあそれは、酒場の本分でもあるし。何とも言えないな。兎に角マスクをして下さい。換気扇も。直ちに入浴。以後家人の鰤の照り焼き他。

 

 

1/20・水

 今度は温泉宿に泊まり、お金が足りなくなる夢。またもやシロ。今朝は四時。多少内容は改善された。風は止んだがしっぽり寒い。晴れても大寒。グレは元気そう。午後出社。其のまま帰宅。腹が減った。家人の豚の生姜焼き他。昼に二合半炊いた筈だが御飯が足りず。カップ麺を追加。家人と吾人、それぞれ昼夜二食食べるとなると一日に三合は必要だな。

 黙食とかいう新語が登場す。何処かの飲食店が掲げたよう。禅寺並みだね。昔、ちょっと喋っただけで頑固な店主に追い出されたラーメン店があったけど、あれはテレビ向けのネタであったと記憶している。ワクチン担当大臣にあの怒りっぽい大臣が充てられる。人材難だね。なお一般に打ち始めるのは五月だと。うーん、シーズンスリーに間に合わないな。東の車内販売は全面中止、東海も酒類は売らないことに。鉄道とアルコールは不可分なのだけど、此れを機に変わるかもしれない。百鬼園先生が聞いたら嘆くだろうな。

 

 

1/19・火

 散乱したペットボトルが一向に片付かず、国会議員の新年会に行きコロナを移され、北の国を列車で移動中に窓外の生産設備が昭和三十年ぐらいのものだとうっかり言ったら直ちに逮捕されるという夢を見た。そんなナイトメア三本立てから救ってくれたのはシロだった。只今午前三時。

どうも精神的に少し参っていると思った。不要不急の人流を増やしたなどと言われそうだが、何処かに出掛けることにしたい。手っ取り早く深大寺に。朝と夕の三本ずつになった26系統で調布駅へ。ひと月振りの公共交通機関である。たっぷり一時間。引き続いて小田急バスに乗る。深大寺入口下車。早速山門正面の蕎麦屋に入る。元元ビニールで仕切っているようなところなので換気は抜群。真ん中には灯油ストーブ。いい雰囲気である。燗酒二、ニラと蕎麦粉を焼いたもの、ちょっと豪華な山菜蕎麦で締めた。2790円。周囲はまあまあの人の出。みんな行くところがないからね。さてさてお参りの後は、絵馬を拝見。例によって受験、健康、恋愛成就系多し。利己だね。偶にはコロナが早く収まりますようにとも。此れは利他。「いつまでもママといられますように」という幼い文字もあった。でも坊や(お嬢ちゃんだったかもしれない)、それはそれで苦しいことですよ。

生憎植物園の方は休園中。何しろ都の施設だから。植物園で移るとも思えないが人流抑制の為だな。運動がてらぶらぶらと駅まで戻ることにした。此の辺は農地と住宅が混在。時折えらい砂塵が舞う。適当な道を大きなマンションを目当てに行くと国領駅であった。京王線が地下になって様変わりだね。其のまま下高井戸で世田谷線へ。夜間帯はワンマン運転になったそう。なお関東各線の終電の繰り上げは明日から繰り上げ実施。繰り返しアナウンスしていた。帰宅は丁度三時。一万二千歩。ちょっと疲れた。体力が落ちている。何しろ週の半分は寝た切りのような生活だからね。午後は風強し。陽が下がると途端に寒い。晩はスーパーの総菜類。夜に小屋を見るとグレは鼻水を出している。風邪だな。誰に移されたんだ。でもね風邪に効く薬はないんだよな。此の件に関しては人も猫も同じ。懐炉を増配す。

静岡で変異種が見つかる。イギリス型だと。渡航歴等は無し。最早市中感染していると。併し何故静岡。何処の静岡。三河と伊豆では丸で違う。地吹雪で東北道では超多重事故。テレビ等も再びリモート出演に。

 

 

1/18・月

 大して晴れず。寒いまま。やっぱり何だか心配なのでグレを獣医へ搬送。風邪症状は無し。一応心臓も調べて貰う。弁は心音で分かるそうだが、心筋症の場合は採血が必要とのこと。採って待つこと十数分。此方も異状は無し。経過観察となった。うーん、アレルギーだな、飼い主に似て。5500円。まさかコロナとか? 昼は自作のチャーハン。続いて親戚のおじさんの入院費の支払い。ひと月で三万円弱。インフルエンザで重症⇒大学病院へ救急搬送、現在の療養型の病院へ移って一年。本来なら介護施設等に移るべきなのだろうがずっと宙ぶらりんのまま。こういうケースで多くの民間病院は一杯なのだろう。医療崩壊というか医療目詰まりだな。それにしても、此の何とか崩壊という言葉が登場したのは二十年くらい前、学級崩壊が初出だったように思う。以後何にでも使われるようになった。何だか少し乱暴な言葉だと思った。

 午後は晴れた。漸く通常国会。施政方針演説。緊急事態なのだが相変わらず淡淡としていて活舌悪し。色色と述べていたけど、何をするにしてもコロナが収束しなくてはね。ちなみに支持率は続落中。まあね、誰がやってもコロナ対策は大して上手く行かないだろうが、学術会議と何とかトラベルは失政だった。此の二つがなければまだ50ぐらいはあったかな。都内の感染者は1200人余り。多少は減って来たみたい。なお都も大手店にも協力金を支払うと。出たり入ったりしていたら何だか冷えた。冷凍鰻を食べて安静にす。

 

 

1/17・日

 ずっと曇る。午前中は朝から始めたこってりラーメン屋であっさり中華そば(700円)。午後は散歩に出た。三宿から大橋、環六沿いを歩く。大型ディスカウント店には大勢の家族連れ。大丈夫かいな。何しろ何処にも行くところがないものな。中目黒付近から蛇崩に抜ける。此の道路(環六から環七、駒沢に至る)は、1940年のオリンピック道路だったんだね。実に矢鱈に立派な切通しがある。此の石積みも昭和十年頃の施工のよう。五輪遺構である。でも細いよな。辛うじて二車線。バスはギリギリ。戦前はこんな道で十分だったのだろう。

再び商店街へ。やっぱり大勢出ているけど、春の時ほどテイクアウト営業をやっていない。もっと机を出して売り出さなくてはね。そもそも一日六万入るから何処も大して切実さがない。でもね二月に解除される見込みはないよ。晩食は「魚孝」の刺身と揚げ物に家人の豚白菜炒め。そう言えばレジ袋の有料化から半年。何となく定着した感じ。家から買い物に出るときは袋を持参する習慣が出来た。成せば成る。

 四国と北海道には案外手厚い補助が出るよう。取り敢えずは佳かった。考えて見ると、日本ほど文民統制が必要な国家もないのかもしれない。何しろ1200年頃から大半が軍事政権だったのだから。いざとなったら暴力で・・・という発想が残っている。

 

 

1/16・土

 人流と書いて、「じんりゅう」と読むらしい。まだまだ人流が減っていないと都知事らは御冠。併しこんな熟語あったっけな。どうにも人を物扱いする言葉は好きになれない。大体午後八時までは何をしてもいいような雰囲気になっているし。都下の大手チェーン店には一日六万円の協力金も出さないそうだし。何だか晴れて大変暖かい。今日明日はセンター試験改め大学入学共通テスト。何が変わったのかはよく分からず。

買い物に行こうと思ったら、ABさんとばったり。職場近くの人と吾人の地元で合うのは珍しい(多分初めて)。ついあの子は元気ですかと聞きたかったが、立ち話しはものの一分で終了した。さてさて昼は蕎麦バルのようなところで。(従業員二人に客)ひとり酒。昼割引きの蕎麦ハイ二杯、胡麻ダレが掛かった冷やし鶏そば。するとお客が三人入って来たので入れ替わりに退出。1670円。サクラ割引きして欲しい。塗装工事の見積もりが来る。凡そ50万円、外通路にタキストロン加工をすると更に70万。うーん、塗装だけでいいや。晩はやっぱり鍋物。すると何だか歯に当たるものが。解析すると「小松菜」の紙片。家人も愈愈耄碌し始めたと思った。

 調布の下からは続続と空洞が見つかる。リニアも諦めた方がいい。それにしても何とかとかいう東海の怪人は自分が十河総裁の名代とでも勘違いしているのだろうか。リニアを作って歴史に名を残したいとでも。大体昭和維新だの満州事変だのを引き起こした連中は自分たちを幕末の志士の生まれ変わりと思い続けた。独断専行と下剋上を繰り返してとうとう国を滅ぼした。同じ臭いがするな。

 

 

1/15・金

 ドイツでも一日千人がお亡くなりに。感動的だったというメ首相の演説も今少し遅かったという評価。一旦燃え広がると破壊消防でも消火不能である。そして矢張り本邦もそうなりつつあるよう。正月休みも丸で効果がなかった。誰だ、騒いだのは。なお死者数では大阪府が全国一位に。都会プラス高齢家族との同居が多いのが原因らしい。家族状況は吾人と同じである。つくづく拙いな。また都営十二号線の感染は宿泊所の蛇口が原因だと。ホンマかいな。要は集団で生活してはいけないということだと思う。

 朝から曇るも其れほど寒くは無し。本日の資源回収、日本酒二、白ワインが二。置き去られた酷いゴミ袋をマスクと軍手で分別し直す。こういうものを一体誰が出すの。可燃の日ですらなし。昼は新しい店の「から揚げ弁当」(500円)。個人で開業したみたい。当然ワンオペ。弁当の発注から納品まで十五分も掛かった。昼の弁当はね、作り置きでいいですよ。十一時過ぎぐらいに出来ていれば温かみも残っている。先述のおばさんのところも一日数十個限定で朝から作って昼に売って其れで御仕舞。理想のビジネスモデルです。

 植木屋さんが来てちょろっと打ち合わせ。するとグレが変な咳をしていた。此の猫は偶に咳をする。そう言えば先代のコロもあんな咳をしていた。ひょっとすると心臓が悪いのかもしれない。何しろ猫だものな、ステント?バイパス?ペースメーカー? 長生きして欲しいけど、ちょっと無理です。早めに小屋にはホカロンを入れる。午後出社。少し時間が空いたので職場の整理。例によって大量のパンフレット類。もう紙を送って来ないで欲しい。なお来年度の教科書の改定により、またまた大量の教科書ワーク類が廃盤になる予定。つくづく勿体ない。夕方からはずっと授業。すると八時頃に急にヘナヘナとなる。午後は何も食べてなかった。朝はミニチョコパン一個、昼があの弁当一つでは全く足りなかった。定時退社。当然其のまま帰宅。再び麻婆茄子他。何にも楽しいことのない日日である。それにしても、暫くずっとこんな感じですよ。緊急事態が解除されると、ラマダン明けみたいなことになるな。乱痴気に飲んで歌って一晩で大量感染、あっという間に元の木阿弥になりかねないと思った。ちなみにグレは夜遊び中。まあ元気らしい。

 

 

1/14・木

 国内の感染者は30万人を突破。三週間で10万人の増加。先述の横綱も退院。というか入院していたんだね。基礎疾患ありなのだろうか。元気な人が病床を占領してはいけない。イギリスは変異種が席巻。最早手が付けられないそう。栃木と福岡にも緊急宣言。此れで一都二府八県。人口カバー率五割だそう。それにしてもなぜ栃木?

 晴れて暖かくなる。ああ春が待ち遠しいね。朝は茹でうどん。昼は料理おばさんの炊き込み御飯弁当(600円)。午後出社。件のY君には早速進学先から課題が出ている。例によって一行も書けず。お母さんによるアドバイスもまるでトンチンカン。親子で無学を露呈させているな。いっそ一緒に大学に通ったらどうだろうかと思った。まずお母さんの頭をよくして、お母さんが息子さんを指導するのが適切だと思った。続いて木曜日の中三数学。私立上位校向きの内容=錐に内接する球の求め方まで指導した。九時過ぎに定時退社。直帰便なので職場の紙資源類も序でに搬送。以後家人の麻婆茄子など。いや併し、健康的ではあるが文化的ではないな。文化=人と会うこと。(ポンコツ)おじさんたちとの会話でもないよりは増しである。其の内に精神的な健康も保てなくなる。

 

 

1/13・水

 二日ぶりに晴れた。電力不足により電気の卸売価格が高騰。一キロ100円だって(普段は10円以下)。幾つかの新電力会社が危機に陥る。電気代が三倍にもなるらしい。併し自前で全く発電しない会社があるのだね。電力自由化も考え物である。そもそも溜められないものを売買の対象にするのは危険である。

 午後出社。武藤先生が発熱の為、今週は戦線離脱。コロナではないらしいが何しろ確証はない。一応念の為ということだけど念の為も気にし出すと切りがなくなるな。従って小学生はテスト演習(=つまりほったらかし=スイマセン緊急事態なので)、中学部は無社長が代講(此方もスイマセン)。九時過ぎに定時退社。例によって牛丼とハンバーガー屋(の持ち帰り営業)以外何にも開いてない。夜の戒厳令である。何時もはヘラヘラと出掛けて行く無社長もコンビニ食であった。吾人は其のまま帰る。手短かな入浴の後、残り物で中量飲酒。一円も使わず、使えず。

 

 

1/12・火

 某重電メーカーのイメージコマーシャルが宮澤賢治を引用しているのはどうかと思う。雨にも負けず風にもめげずに原発に賭けた結果があれでしょう。雨も風も暑さも雪も発電と節電に使いますというのならいいけど。そもそも此の詩は自分(一人称単数)で読む為のものであって、他人に聞かせるものではない。企業が使うと一人称複数に文句も言わずにモーレツに働けという風になります。広報担当者はよく考えて欲しい。それにしてもコロナに罹っても無症状と有症状、重症と軽症を分けるものは何なのだろう。体調、体質、旧型コロナの既往歴・・・、インフルエンザには無症状とかあるのだろうか、謎は尽きないね。報道によると、漸く政府は無症状者用の検査場を作るのだと。三月からだそう。一年遅かった。詰まりシーズンスリーに備えるのだろう。関西二府一県と東海二県も緊急宣言へ。

 朝は曇り。銀行支店に記帳に行く。一冊は繰り越しになるかと思ったら、三行余って仕舞った。また来なくてはならない。銀行は紙の通帳を廃止したいようだけど、此の記帳を面倒臭いと思って仕舞ったら人間失格である。堂堂と二本の足で歩いて来ます。一方の猫は小屋で丸くなっている。今朝も誰も来なかった。昼頃から小雪のようなみぞれのような。少しだけ降った。余りに寒いと煮炊きをしたくなる。うどんを茹でる。こういう場合は成るべく換気扇も点けず排熱も利用するようにする。ところで、ガス⇒発電⇒送電⇒新型エアコンと、ガス⇒家で直接茫茫燃やす(非FF式)とでは、どちらの熱が多いのかね。多分前者だとは思うが、エアコンも外気温が低すぎると駄目だからね。最悪なのはガス⇒発電⇒送電⇒電気ストーブ系で間違いない。何も楽しいことがないので、夕方信濃屋に行き、氷見の鰤刺しと相当高い牛肉を買う。全部で三千円。

 

 

1/11・月

 自宅療養者などには時時保健所から電話が掛かってくるだけで基本的にはほったらかしらしい(宿泊療養も同様)。平素の風邪以下の処置である。せめて一般的な鎮痛剤や解熱剤、鎮咳薬や気管支拡張剤が処方されれば回復も多少は早いだろう。万が一にも呼吸が苦しく成ればパルスオキシメーターで調べて、近所の診療所でステロイド系の点滴か吸入でもすれば結構楽になる。兎に角自宅か入院かで落差があり過ぎる。結局のところ日本全国津津浦浦に山ほどある開業医さんと調剤薬局が何の役にも立っていないのが残念である。それにしても今回の時短要請では一店舗一日当たり六万円×31日分(1/8-2/7)、また民間病院に対してはコロナ対応にすれば一床につき1900万円を支払うのだと。破格の対応だな。予算の付け方が最早戦時である。じゃあ戦費を何処から調達してくるの。コロナ明けには大増税だな。復興増税も終わっていないのに。酒席が悪いから酒税を上げてくるな。コロナ債⇒日銀引き受けじゃあ、駄目かしらん。

 朝から曇る。ああ頼みの太陽光発電が。東電でんき予報は「大変ご迷惑とご心配をお掛けし誠に申し訳ありませんが、寒波の中での暖房等のご使用はこれまで通り継続いただきながら、日常生活に支障のない範囲で、照明やその他電気機器のご使用を控えるなど電気の効率的な使用にご協力いただきますようお願いいたします。」に変更される。やはり一文が長い。なお九州から北海道まで満遍なく足りないそう。節電要請など久久である。まずは池尻の中型書店へ。『民衆暴力』と『駒形丸事件』。レジが自動化されていた。何か詰まらない。家人には大関の弁当。続いて表に出る。繁華街を見回るとスナックなどは来月まで完全閉店の模様。何しろ支払われる協力金は186万円だから。こういう店の年間所得に匹敵するだろう。何しろこういう深酒場所が感染拡大の急所だから。

珍しく空いていた「餃子の王将」に入る。カウンターの中央に鎮座。日本酒二、餃子一枚、ミニから揚げ。すると段段と混んでくる。丁度一つ置きに。此の状態で入店するのが一番気まずい。此れは自由席で窓側が全て埋まっていて、さて誰の通路側に坐るべきか逡巡する状況に似ている。尤も特急列車などとは違い、こういう飲食店の滞在時間は短い。さっと見回して食べ終わりそうな人と人の間に入るのが味噌である。チャーハンを食べていると右隣りに入られた。正しい判断である。1720円。それにしても昼でも寒い。猫にはホカロンを増配。冬期手当だな。晩は残り物。連日九時就寝。一部の自治体は成人式をやったよう。式より後だな、問題は。会食するなと言ってもちょっと無理だから。若者なら公園か河川敷で少し飲んで帰る程度ならばいいか。ちなみに吾人は行かなかった。女の子なら兎も角、男子は特に行かないよな。こういう義務教育的な行事にはね。

 

 

1/10・日

 猫水にも薄氷。今季初。今度は北陸道が動かず。ゼロサン豪雪だな。午前中は買い物一便。スーパーのチラシも自粛だと。昼の空いているうちに地元の回転寿司へ。酒二合他。鰤、勘八、金目、鮎並、海鞘(小鉢)等等、無理に頼んだ鰺以外は正解だった(酷い冷凍物)。こういう小さな店では既に回っているものを見極めるか、素直にお薦め品を食べるかのどちらかにしないといけないと思った。帰り掛けにはラーメン。何時も混んでいる店に誰もいない。つい初入店。注文の度に冷蔵庫から煮凝りのようなものを出して加熱していた。丁寧な造りの鶏白湯系ラーメン(850円)。こうして近所でひとりで飲んで食べる以外に楽しみのない生活である。ひとり会食。人と会って食べるのではなく、新たな食に会うという意味ね。

続いて吾人の従妹の優子さんと少し話す。ちなみに優子さんの子の和美ちゃんは大病院に勤めていて、コロナ病棟は既に高齢者で満杯になっていると。あらまと言うより他は無し。多くが施設から運ばれて来るらしい。元元が寝た切りに近い方だと。うーむ、コロナターミナルだな。連休の中日だが、住宅街は三が日のような静けさ。ゴミも拾いたいが大して落ちていない。午後は映画「砂の器」(1974)。懐かしい顔と列車が続続登場す。元気なのはあの千葉県知事ぐらいか。

 それにしても国内で此れだけ広がって仕舞ったものを封じ込めることなどは最早不可能。頼みのワクチンを打ち始めるのは春になる見込み。5000万人に打つのには半年くらいは掛かるだろう。其の頃には最初に打った人の効果が切れ始めている(と思う)。更に効きにくい亜流種も流入するだろう。結局シーズンスリーがあるな。何処まで続くコロナ溝。本日の陽性者は都内で1500人。少し減った。宣言解除の目安は500人だそうで。

 

 

1/9・土

直接民主制の現れとしての議事堂占拠自体は本来的には悪いことではないのだろうが、今回の画像を見ると、少し前まで見られた荒れた成人式のよう。民主制というのもある程度ちゃんとした人でないと機能しないね。トラ氏のつぶやきも永久停止だとさ。先生が此れではね。初場所を前に大相撲は一斉検査。何人かの力士は出場停止。それでもやるみたい。ちなみに今朝の新聞には「コロナ入院拒否に罰則案」という見出し。特措法改正案にあるそう。遂に其処まで来たかと思った。よくよく読むと、罰するのは病院ではなく患者の方だって。今時入院させてくれと言っても貰えないのにね。相変わらず政府のやっていることは周回遅れである。

 朝は富士そばでラーメン(430円)。こってりラーメン専門店も開けていたけど朝は此れで十分。家飲み需要激増により、(生協の宅配分では)アルコールが足りなくなる。安白ワインを中心に買い増しする。チリ産が三、スペイン産が二、キンミヤの五合瓶が一。3275円。昼は再び表に出た。寿司をつまみたかったが、どちらの店も混んでいる。仕方なく磯丸水産に入った。すると隣のテーブルでは中年カップルが大声で談笑中(勿論ノーマスク)。気味が悪くなってビールを少し飲んで退席した。結局夜の会食が昼に移動しただけだな。此れでは減らないね。晩は白菜豚肉鍋。北陸方面は大雪。新幹線も止まる。センター試験が今週ならばえらいことになっていた。やっぱり九月入学がよかったな。国内でお亡くなりになった人は4000人を超えた。

 

 

1/8・金

 寒気にすっぽり包まれる。猫の夜遊びも無し。登って来なかった。西側の家は二日で上物が無くなり、今日は基礎の解体。今までにない光景が広がる。奥まった土地なので新たな建物が立つとも思えず。暫くはすっきりするだろう。二週ぶりの資源ゴミの回収。白ワイン五、赤一、日本酒(四合瓶)三、月波君から貰ったちょっと高いビールの小瓶多数。缶は少なめ。ちなみに東電「でんき予報」を見ると、「当社サービスエリア内における連日の低気温の影響により電力需要が増加し、LNG火力発電所が計画を上回る稼働を継続していることから燃料在庫が減少したため、発電事業者の持続的な供給力が低下し、年明けから厳しい電力需給状況となっております。」とある。何が言いたいのか分からない典型的な悪文。そもそも文が長すぎる。まあね、換気をよくしろと言われているからどうしても電気を使うよな。電熱ヒーター系は止めた方がいい。拙宅はエアコンメインで、サブはガスファンヒーター、就寝時に電気行火(吾人)と敷毛布(家人)を少少。勿論体内でアルコールも燃やします。昼は料理おばさんの弁当(600円)。

 さてさて今日からひと月は緊急事態だが、春とは違い、食べ物屋さんが閉まる程度。学習塾や学校は平常運転である。従って午後出社。九時過ぎ定時退社。何処にも寄れずに帰宅。何か買いたかったが碑文谷周辺もみんな閉まっている。残り物で中量飲酒。それにしてもちょっと疲れたな。七日出勤の後、五日の正月休み、そのあと五日出社。十二営業日連続出勤。而も大半が中三の担当であった。十二月の売電量、南西が112キロ、南東が73キロ。4440円。

 

 

1/7・木

 アメリカでは911を呼んでも来られない事態に。此れが本当の医療崩壊。そんな中でもトランプ支持者が議事堂に乱入。死者も出た。あと二週間で待望の代替りである。ちなみに東京五輪は次の次の次の2032年に順延だと(いう噂)。それでいいよね。こうして世界中が滅茶苦茶なのだが、香港では黙黙と草刈りが行われている。民主派が大量逮捕。中共異質論が広まるな。

朝から晴れた。日本海側は大雪だと。在来線は計画運休。さてさて吾人の確定申告書の完成。例によって給与所得はゼロ判定。なお控除の証明書を何枚も張りつけなくてはならない。国民年金国民年金基金国民健康保険地震保険、民間の生命保険。書式も大きさも紙質も年号もバラバラ。こういう所を何とかして欲しい。肝心の納税額だが、新物件完成により、実に三倍以上にもなる。此れで国の財政も再建されるだろう。申告書には捺印欄があった。無くしたんじゃないんだあ。北風と南風強し。東電は緊急融通。発電能力の問題ではなく燃やすガスが足りなくなったそう。そんなことがあるのだね。夏の間に何でもっと買って置かなかったの。こうなると昼しか動かない太陽光発電でもメリットが大きいと思った。

 午後出社。夕方一都三県に緊急事態宣言の発出。ガースーが出てくるというので、職場のPCでちょっと見た。例によって「次の日程がある」ので会見は強制終了。国民に訴える以上に大事な要件があるのかね。また支持率が下がるな。都内では2500人。全国では7000名だとさ。退社後はBに参る。此処も明日から八時閉店の超短縮営業になる。暫くは来られませんと、従業員さんや須々木さんや佑子さんや高瀬さんに挨拶す。鯛とかわはぎの刺身、サザエのつぼ焼き、ビールと日本酒二号。2450円。最後の晩餐である。此処だけの話し、社員さんたちは早く帰れると嬉しそう。でもアルバイト組は困るよな。

 

 

1/6・水

 イギリス全土もロックダウン。変異型が猛威。また南アフリカの新型はワクチンが効かないとの報告が。打つ前に此れではね。来週からはアルコールを出さない店も閉店させるのだと。ラーメンや牛丼すら食べられなくなる。

朝の四時にシロに起こされた。起きた序でに不動産収支内訳書の作成。パソコンも新しいのでサクサクと四名分直ぐに出来た。もう一度寝ると今度は解体工事。西側の空き家。ずっと空いていた。小さな家だから直ぐに壊れるだろう。都内の感染者は1500人を突破。年末年始でも結局減らなかった。それどころか爆発的増加である。マスク会食しないからな。あれほど(吾人も会長も)言っていたのに。忘年会が駄目だったよう。あれほどやるなと言っていたのに。我慢できなかったよう。曇って寒い。小寒。須美伯母が来る。家で鬱鬱としていたよう。午睡の後、遅めの出社。今日から通常授業。本当に曜日配列が悪い。何だかぼんやりして、中三社会の公民分野、違憲立法審査の判例も思いつかなかった。猫と講習と確定申告疲れである。其のまま帰る。「まいばすけっと」で酒とつまみ。千円程度。ちなみに職場の近所の個人店は多くが閉じたまま。一日四万円貰えればね、此のまま冬眠した方がいいね。

 

 

1/5・火

 やや曇る。シログレの襲撃により、朝から朦朧とす。お昼に出社。短縮された冬期講習の最終日である。中三社会と中三数学。今の今更ながら中三生が入って来る。他塾に通っていたようだがトゥレイトだね。塾選びを間違えると勿体ないことになります。夕方喜多方ラーメン(680円)。金三万円受け取る。退社後はBに参る。やや遅れて田岡さん。店内は閑散。2230円。八時閉店まであと三日。帰宅は十時半。以後全身入浴。全国では五千人近くが感染。横綱も発症。首都圏は爆発的感染状態であると。収めるのに最低ひと月は掛かると。

 

 

1/4・月

 食べ物屋さんは八時閉店になる見込み。今回はチェーン店にもひとつずつ協力金を出すのだと。もう飲めなくなりました。するとガースーが出て来て、一都三県で緊急事態宣言をすると述べる。どれほどの効果があるかね。そもそもゴートゥーの次は緊急宣言。やっていることは滅茶の苦茶である。

 さてさて今日から残りの冬の講習。午後出社。すると先月にお父さんが罹患した男の子、実は本人も移されていたと知らされる。早速事情聴取。何でも自宅隔離中、数日間も三十七度の熱が出たり下がったりを繰り返したと。嗅覚等は正常。うーむ、やはり単なる風邪とは違うな。本日は中三基礎クラスのみ。其のまま帰った。貰い物とコンビニ総菜で中量飲酒。残りの年賀状を出したり読んだり。

 

 

1/3・日

 三が日も今日で御仕舞。おせちも既に全終了。例年(おじさんたちと)箱根駅伝を見に行く日だが、今年は当然ない。期限が来たようで何とか納税のコマーシャルも見なくなった。漸く不愉快から解放されたと思った。新聞広告を見ているとクルーズ船観光も再開されるとのこと(夏以降)。件のプリンセス号も。何とアルコール一日15杯まで無料だって。事実上の飲み放題。大変なサービスであるな(吾人ならデッキから転げ落ちる)。なお北海道は漸く落ち着いて来たと。ひと月半は掛かった。

 朝はすいとんと化したほうとうの残り。ちょっとだけ日本酒。確定申告も準備完了。少し散歩に出た。池尻から三宿方面。繁華街も住宅街もゴミだらけ。(集合住宅の)管理人さんも休みだからね。紳士服の店で靴下福袋。七足で1100円。昼はもう一度表に出た。地元の「てんや」に入る。最高金額の「新春めで鯛天丼」。宇和島産の鯛が乗っているが、他にはちょっと立派な海老と穴子のみ。なんか貧相だな。茄子やしし唐などの野菜も乗せて欲しかった。日本酒を二合飲んで1700円。家人には「ちよだ鮨」。こうして飲食費はそれなりに使っているが、劇的に減っているのは交通費であろう。例えば今日ならば、鶴見の中継所付近まで電車とバスで往復千円程度。帰り掛けに遭難したらタクシープラスで二千円。こういう支出がまるでゼロになっている。ちなみに応援しないで下さいと呼び掛けられたが、沿道には多くの人影が。まあね、其のまま新年会という流れにならなければいいのだろうけど。日蓮宗曹洞宗の争いとなり、後者が逆転勝ち。プロテスタントの学校は四位だった。

晩は残り物と冷凍物。飲んでも呑んでもなんだか楽しくならない。正月でも都内は連日800人前後。重症者は春のピークに迫って来たと。夜は「教場Ⅱ」。日記に嘘を書いた生徒がキムタク教官に滅茶苦茶怒られていた。いや併しね、国会で嘘の答弁をした人も公文書の書き換えを指示した人も怒って欲しい。君らには全員其処を辞めて貰う、なんてね。ちなみに此の日記に嘘はありません。

 

 

1/2・土 

 二の段の洋食を解凍。朝から燗酒。以後散歩に出た。何となく人恋しくて太子堂から下北沢へ。まあまあ人は歩いている。帰りはバスで運んで貰う。都知事は緊急事態宣言の発出を国に要請したと。うーん、まあ無理だよな。出歩いている人は容易に止められない。第一、二度も三度も緊急事態はないよ。此のままどうにかこうにか春まで持ち堪えるしかないと思う。晩は朝の残りと昨夜の鍋の続き。最後はシマダヤの生ほうとうほうとうというのは其のまま入れるのだね。とろとろぐつぐつになって旨かった。

 

 

1/1・金

 金曜だが新年に変わりはない。今年は色色と節目の年かもしれない。勿論東日本大震災から十年、同時多発テロから二十年、ソ連崩壊から三十年。個人的にも、此の日記がオンラインになって十年(3.11が契機だったから)、大貧学院に奉職して二十年。其の長さに少少眩暈を覚えた。

 関東は快晴。一の段を解凍して朝から日本酒。午後は散歩。続いて年賀状のチェック。今年はとうとう出せなかった。滅多に会わない人には返事を書く。ちなみに亡父宛てにも来ていた。生前付き合いのあった会社なのかな。而も大阪から。うーん謎である。続いて確定申告の準備。昨年は元旦から大晦日まで全室満室であった。こういう年も珍しい。コロナで国民の移動(異動)がなかったからかな。喜んでばかりもいられない。誰も引っ越さないとなると所謂入居日退去日マジックも使えない。ああ税金が。晩は豚野菜鍋。まつやのみそ仕立て。