2019年12月

12/31・火

 さてさて大晦日。晴れ。渋谷に徒歩連絡。途中ラーメン休憩。例によって地下食品街は大混雑。這う這うの体で、去年と同じものを購入(ザギンアスターローゼンハイムのオードブル)。でも少し足りなかったよね。ベトナムの春巻きを追加購入した。全部で七千円。昨日の和食類と合わせれば二日まで食いつなげるだろう。ところで渋谷は宴の後のように隅の隅までゴミだらけ。此れ誰が片づけるの。コンビニの女の子がしょぼい箒で掃いていたけどあれでは蟷螂の斧だよな。大型の熊手と箕とおじさんが一個小隊必要だと思った。

復路は電車利用。土日回数券、やっぱり使い切れないな。というか今月公共交通機関を使うのは此れが初めて。どうりで風邪を引かない訳である(大半の風邪は電車とバスと医療機関で移されると思う)。他は盆栽状態だった椿と蔓の植え替え。大きく育つ筈。夜から大風。まあまあ冷える。五時半から飲み始めると十時に就寝。今年はもう少し起きている積りだった。

 元会長は勝手にレバノンに出国。年末のドサクサだね。ところで旅券はIC化されていなかったっけ。簡単に出国審査が通るのだから駅の自動改札機より遅れていると思った。なお保釈金十五億は国庫に入る模様。まあ此れで裁判は永遠の中断だね。そもそも刑事で扱うような案件ではない。其れ以外に大きな事件事故災害は無し。静かな年の瀬である。一方北の国では食べる物も燃やす物も無いらしい。穀物だけでも送ってやるべきだと思う。こうして2019年が終了する。

 

12/30・月

 朝から曇る。朝からМで牛めし。昼前に小雨。以後少し晴れた。さてさて今日からお休みである。まず近所のスーパーへ。蒲鉾、黒豆、田作り、なます、栗きんとん、数の子松前漬け、御供えの和菓子等等の極小サイズを一斉購入。凡そ三千円。午後は何かしようと思ったが結局漫然とす。夜は鶏の水炊き。

世相を振り返るには重要な時期なのだろうが、こういう仕事をしている以上、年末年始は繁忙期になる。余り詳しく見られないのが残念である。

 

12/29・日

 朝から須見伯母が持って来た植木を植える。何しろ植えるスペースは沢山出来た。殊に道路から拙宅西側は結構丸見えである。どんどん植えなくてはならない。今日も御昼に出社。金参万円受け取る。すると大家の奥さんが飛び込んで来て、旦那さんの呼吸がつい今しがた停止したという。秋からずっと危篤状態であった。少し長かったな。享年九十ぐらい。幾つになってもお別れというものは辛いものである。合掌。

続いて中三理科、以後片づけ等等。大して捗らず。大体此の仕事は年度末でないと片付けられない。夕方になると無言の御帰宅。自宅に引き取ったのだね。改めて合掌。さてさて六時過ぎに退社。静岡から回航して来た月波君と古い天麩羅屋へ。続いて立ち中華、本店、新店と大量飲酒して帰る。十一時頃。此れで年内の勤務は御仕舞。結構草臥れた。ところで片付けようとしていた古「日本教育新聞」を少し読み直すと、あの石巻の小学校の避難が遅れた件には様様な見解があるそう。職員室内の人間関係も一因であったらしい。成程ね。こういうものは専門紙の記事が有り難いと思った。

 

12/28・土

 終日晴れ。三人家族さんも入居。早速子ども用自転車が玄関を飾っていた。古家も生まれ変わったぞ雛の家。家人の煮麺を食べてまたまた御昼に出社。其れでも何だか宿酔気味。頭がくらくらする。引き続き、中三社会、一般小学生、中二数学の順。いや併し、何だか草臥れたね。もう一週間もずっと働いているような気がする。退社後はBの本店。珍しく彩さんもいた。目当ての女店員も。二日続けてコンビニの御菓子を差し入れた。気分良くIを覗くと壊れたテープレコーダーさんがいるだけ。緊急スルーして帰る。無駄に御金と肝臓容量を使用しては往けない。

 ところで何も喋らない子は全日制高校への進学を検討している。面接試験で何も発言しなくても大丈夫との了解を得たそう。でもリスクが高いな。そういう一般的な高校でまた沈黙した三年間。彼はどう思うのだろう。もう少しいい学校ないのかね。

 

12/27・金

 未明は小雨。朝から良く晴れた。家人のおにぎりを三個食べて今日も御昼に出社。中三理科と一般小学生。少し早目に退社しておじさんたちと焼肉「安安」で忘年会。毎日忘年会みたいなものだけどね。Bの本店で締めた。帰宅は十一時過ぎ。シャワー入浴。直ちに就寝。ところでY君はアルバイトを辞めなかったそう。空いた時間に見に行った。まだまだ手つきが頼りないが少しは役に立っているよう。結構けっこう。少しずつでも成長して欲しい。

 

12/26・木

 まあまあの曇り。御昼前に出社。今日から冬の講習である。中三社会、中三数学、中二数学の順。八時過ぎまでたっぷり勤務。実に当たり前の話しだが夏期講習より冬期講習の方が忙しい。各学年とも学習内容が詰まって来ている上に、何しろ受験生がいるからね(今年は特に一般入試が多い)。其れでも余り予習はしないな。大体同じ学年の同じ授業と言っても、生徒の人数と能力、気質は年によってそれぞれ違うからね。状況に応じて自在に組み立て直すのである(要は行き当たりばったり)。さてさて退社後はBの新店。少し早目に帰った。二日酔いだけは避けなくてはならない。

 留守中、外構屋さんが来て植栽の植え付け。一応最後の最後の工事の筈だが、立ち会えなくて残念である。なお家人によるとまた疥癬狸が出たそう。逃げ出して来たのかな。

 

12/25・水

 朝から火災警報機が鳴っている。例によって電池切れのサイン。例によって押しても回しても電池交換が極めて困難なタイプ。結局叩き壊すしか手がなかった。此れで形式消滅。独居老人ならばどうするのだろう。早速予備のと交換。新型の電池は十年持つという。またまた曇る。南東面を確認すると累積発電量は55キロ。二週間でたった此れだけ。南西面と合わせて推定すると120キロぐらいかな。季節も天気も悪いからね。四月五月七月八月は四倍発電して欲しい。なお此方も間もなく入居。するとモニター出来なくなる。後は振り込み記録だけが頼りということに。

カジノ業者から賂を貰ったとかで代議士が逮捕。本当にどう仕様もない。辺野古の工事費は最低でも三倍の一兆円近く、工期は十年以上になると政府も認めた。ちなみに県はもっと掛かると試算している。どうするの。異様に寒い。寒いけど晴れない。天候不順である。昼過ぎは少し晴れた。午後出社。授業はないが講習準備など。夕方から無責任社長と一献。続いて晴雷亭とBの新店で二三杯。十時頃帰宅する。

 

12/24・火

 朝から快晴。続いて井戸の修復工事。専門のおじさんが二人で現れる。早速内部をスマホで撮影。枠も綺麗でまあまあの状態だと。水位を考えると二トンは貯まっているらしい。手押しポンプと土台とストロー状の鉄管を交換。呼び水を注いで漕ぐ。するとまあまあの水が出るようになった。なおポンプのピストンはプラスチックで出来ているので乾燥に強いそう。見た目は昔のままの「ガチャポン」(先代と同じ東邦製)だが、ここら辺は改善されているね(使わない井戸は大抵革製のピストンがカラカラになって駄目になるの)。概ね一時間半で終了。龍神様の絵が描かれたトラックで次の現場に走って行った。ベテランさんの作業には無駄と迷いがない。大体此れで二十万円。まあね二トンの貯水だとすると、日産最大数百リットルかな。新棟と旧棟に近所の人、三十人分くらいのあれを下水本管まで流すことができるだろう。此れは一種の地震保険である。くれぐれも使うようなことがないといいけど。なお廃材の処理には二万も掛かるというので、結局庭に置いておくことに。早速雑物が溜まり始めた。

 さてさて家人はザギンの何とか兵衛で鮨会食。吾人はイオン系の食堂でラーメンセット(605円)。午後は漫然とす。夜はスーパーの惣菜で適当飲酒。何も無いけど酒さえ飲めれば・・・。

 

12/23・月

 結局朝まで沢山降った。今年から平日に戻った日。年末の休みは貴重だったのだけど、二重権威になるとかで元に戻したのだと。何だか勿体ない。昼前にはまあまあ晴れる。年賀状も出す。精精十数通。去年は出してないから一枚くらいはあて先不明で戻ってくるかもしれない。また不動産書類、持参と郵送で一通ずつ。

午後はスーパーに。年寄りだらけの店内にクリスマスソングが延延と鳴り響く。総菜コーナーには鶏を焼いたか揚げたものばかり。段段腹が立ってくる。流通業界はこういう肝心な所が分かっていない。いいですか、此の国にはもう中高年しかいないのですよ。而もかなり孤独で貧困な。晩はハムとチーズと千切りキャベツで大量飲酒。其のスーパーのピザを添えて。

 

12/22・日

 土管新新幹線の着工から五年。工事は大して進まず。一方工事費は鰻上りであろう。此のままでは東海は超有名重電会社の二の舞に成りかねない。一世代前の夢の技術に固執して大半を潰した会社ね。其処で『テヘランからきた男』を読み返した。相変わらず目も眩むような迷走ぶり。ところで葛西の評伝は誰が書くのだろう。異常な人格が明らかになる筈なのだが。でもね出る頃には遅いですよ。取り返しが付かない。途中まで中途半端に作り終えたトンネルも壊した自然も。

 朝から職場に回送運転。復路は廃棄予定のテキストを満載。今日も曇って寒い。続いて不動産屋に書類を搬送。此の業界も書面に判子の世界だからね。未だに紙紙紙である。昼は中華食堂の油淋鶏定食。以後何度も買い物と落ち葉掃き。午後から大雨。此れでは電気が作れない。夜は家人のミートソースパスタ他。

 

12/21・土

 総務次官は情報漏洩で更迭。郵政の先輩に監査の内容を話したのだと。併し日本郵政という会社も頭は官のままで、身体は(ブラック)民間企業という不思議な組織になっている。なお職場に来る配達員さんによると年賀状売れ売れノルマは無くなったそう。葉書の値上げが奏功したのだろう。何事にも適正価格と言うものがある。それにそもそも、年賀状など・・・。また来年度の予算は102兆円だとさ。幾ら反緊縮が世界の潮流だと言っても使い過ぎだな。払った消費税を返して欲しいと思った。

 曇って異様に寒い。家人は朝から鎌倉へ。吾人は家でスーパーのかつ丼。外構工事の完了前だが、本日から新婚さんが入居。元元竣工は来年の予定。年内の十日分の賃料はどう申告しようか。晩は崎陽軒。先月の投資信託は少し戻した。其れでも含み損は富士そば八十杯分。丁度一年食べられた。

 

12/20・金

 よく晴れた。午後出社。通常授業は手抜きにして引き続き講習準備と片づけ。特に後者は此処数年サボっていたから大量の不要テキスト類が堆積している。新品同様の見本と旧版の余りが数十冊。また図書館に持って行くか。退社後はB巡り。目当ての女店員に電話番号を書いた紙片を渡すも低反応。やや落ち込んだ状態でIで少しだけ。吾人の結婚、人類が火星に行くより難しい。まだマーキュリー計画にも達していない状況である。

 

12/19・木

 権兵衛街道は仮の橋を架けて仮復旧。でももう寒くて伊那には行けないな(今年は二回しか行かなかった)。日本郵政は簡易保険の売り方が出鱈目であったと平謝り。過激な目標を達成するには不正な手段に手を染めるしかない。此れが郵政民営化の結末である。大体郵便局というものはまあまあのところに立っているのだから不動産賃貸業に注力すればまあまあの収益が見込めるであろう(JRほどではないけど)。恒産あればノルマ無し。併しね、恫喝していたような上司は元元は公務員だった筈。何処でそんなに間違えてそんな狂暴者になって仕舞ったのだろう。

 朝から小雨模様。午後からケーブルテレビの接続工事。入った序でに確かめると累積発電量は南西面が38キロワット、南東面が34キロワット。大体一週間でこんな物らしい。何しろ半分は曇っていたからね。ちなみに此の直交コンバーターは旧三洋電機が作っている。太陽光はサンヨーという時代があったね。尚肝心の工事は宅内作業に結構掛かった。何でも戸建て住宅が二つある状態なのだそう。御苦労様です。

暗くなった頃に出社。小腹がすいたので新しいうどん店に入る。小どんぶりの煮麺に茹で豚のようなものが乗っていて何と800円。不味くはないが正しくそんな馬鹿なという価格設定である(此処だけ消費税が80パーセントぐらいになっているの)。先月の備忘録の一つ程度にも該当しない。長くないな(半年持たない)。いや併しね、どうしてこういう頓珍漢な飲食店が出来るのだろう。開く前に吾人に一言でも相談して欲しいと思った。さてさて本務校の業務だが今年は一般受験が多そう。直前対策用の教材を追加発注せねばならない。退社後はBの新店。皆さん勢揃い。勢揃い過ぎて話しが拡散し過ぎた。何事も適正規模と言うものがあるね。

 

12/18・水

 朝から絨毯の解体。誰が出したのかは分からないが此れは粗大ゴミなんだよね。重ねて丸めて特殊な鋸で三分割。此れで玄関マット三枚になった。まあまあ晴れた。日本で数十番目に有名なお医者さんがパワハラ疑惑で週刊誌を飾る。温厚な人柄で知られていた。全てがペルソナ、詰まり擬装だったのだな。併しこういう人をそういうキャラでテレビに出すからテレビの信頼度が益益低くなる。まさか、多重人格?

 午後出社。年賀状の作成など。するとどういう訳だかくしゃみ止まらず。鼻水を止めようと抗ヒスタミンを呑むと今度は頭が動かず。丁度中三は三平方の定理。二乗足す二乗とか二乗引く二乗とか割と簡単な計算が多いが、脳回路は非常停止。コンピューターが必要だと思った。退社後は新店へ。アルコールを入れて暫らくすると覚醒復旧す。矢張りマイナス×マイナスはプラスである。まあまあ早目に帰った。大量入浴とカップ麺。

 

12/17・火

 何にも知らなかったけど近所の保育施設が先月末で経営破綻。転園先を見つける為に此の二週間は自主営業だったとのこと。保育状況も良くなかったと残った保育士さんらが会見していた。給料も未払いらしい。酷い業者も多いからな。此れが民間活力の実態である。そもそも医療、介護、教育、育児などは純民間サービスには任せられない。

 未明から小雨。早速見に行くと、0.1キロワットという残念な状況。日が当たらないと本当に駄目なのね。また旧棟のインターネットの点検に来ると言われたので朝から待っていたけど全然来ない。問い合わせると別の建物に行って仕舞ったよう。同姓同名の物件は結構沢山ある。かといって超個性的な名前を付けるのもね。新物件もやや無難な名称にした。第一無難な建物だしね。

 最後に残った宇高航路も廃止される。船から橋へ。でも少しは残しておくべきである。公共という点でも災害対策という点でも。旅の資源という点でも。午後は止んだので漫然と買い物と散歩等。夜になった頃、植木屋さんが請求書を持って来る。77000円。松の木一本で二人工=六万円プラス処理費である。併し前回の剪定は何時なのだろう。自分で自分の日記を検索するも見つからず。何年償却になるのだ? 詰まり松一本で年間幾ら掛かるのだろう? 木はというものは兎に角切らなくてはならないが、切れば切る程また生えて来る。此れがほんとのマッツポンプ。

 

12/16・月

 今日も晴天。早速出たり入ったりしながら太陽光発電の観察。寄棟の南東面は九時までに七割に達する。南西はやや遅れて矢張り七割。御苦労さん、どんどん発電して欲しい。何しろ太陽だけは只だもの。一方、昼の「やすらぎの刻・道編」では炭鉱の閉山を嘆いていた。此ればかりは仕様がない。イノベーション云云以前に炭鉱はそもそも危ない。皆さん、素早く転業、転職して欲しい(まだ景気がいい時分でしょう)。特に札幌ラーメン屋さんとかに。仮に生き残ったとしても三十年後の世界では石炭自体が袋叩きである。

 水道局から電話があったり、銘板や車止めを取り付けたり、ゴミ置き場を決めたり、不動産屋さんが来たりして結局忙しない。合間合間に電子申請。買い取りは明日からの十年間とのことらしい。極め付きは再びの疥癬狸。何時の間にかまた来ている。必死に猫餌を啄んでいたが棒で突いても動かない。素直に食って逃げてくれればね。木箱に収容し先日の役所に連絡す。野生動物に無闇なことは出来ないが、回復の見込みがない場合は・・・とのこと。二時間ほど待つと委託業者が取りに来る。無抵抗のままワゴン車に。狸よすまぬ。最後は腹いっぱい食べたか。

 

12/15・日

 さてさて大安、晴天。引き渡しの日である。朝から掃き掃除をしようと思ったら一番近くの四つ角で衝突事故。其の物は目撃しなかったが、一時不停止の自転車が乗用車の脇腹に突っ込んだ。女子大生のようだがイヤホン付きは危ない。偶偶来ていた外構屋さんの奥さんが介抱す。幸い軽傷のよう。直ちに救急搬送。

 午後から引き渡し式。赤絨毯にテープまで用意される。何だか恥ずかしいけど家人とカット。続いて膨大な書類に只管サインと捺印。鍵と共に施工模様を記録した思い出のアルバムなどと言うのも受け取った。一時間ほどで終了。まだ工事は残っているけど取り敢えずはゴールである。地元の回転寿司チェーンで遅い一人昼餐。何だか混んでいてあんまり出て来ない。ぼんやりするには丁度いいが、続いて「せい家」の味噌ラーメン。

 

12/14・土

 朝から植木屋さん。ぼうぼうになった松の剪定他。序でに外灯をLEDに代えて貰う。なおもう一人職人さんを連れて来たので吾人は自宅待機中心。引き続き雑工事。ちょっと中に入らせて貰った。昨日くらいから太陽光も発電している。モニターを見たところ両方で2.6キロワット発電中だって。大体六割の出力である。冬至間近な時期としては上上だろう。此れでグレタさんに怒られずに済みそうである。夜になって太陽光買い取り制度からメールが三通も来る。電子申請しなくてはならないらしい。例によって訳が分からず。

 米中貿易戦争は一旦休憩の模様。あんまり本気になって殴り合っても困る。ジャブの応酬の積りが本当の大戦争とかに発展したら世界が滅ぶ。まあまあ何とか少しずつでもいい方向に行って欲しい物ですよ。人権も経済も。

 

12/13・金

 総選挙では保守党が労働党に勝利。何でそんなことが起こるのかと言うと、保守党は労働党に抱き付く戦術を採っているとのこと。詰まり反緊縮という点で両者に大した違いが無くなっているらしい。昨日の新聞でブレイディさんが解説してくれた。成程なるほど。財政再建を優先すると社会の底が抜けたようになるから、緊縮政策は最近評判が悪い。何事もバランスである。此の国の財務官僚さんも日夜懸命に算盤を弾いて(青ざめて)いるのだろうが、其れだけでは政策と言うものは定まらない。正しく政治判断が必要なのである。

 さてさて眼鏡が出来上がったので受け取りに行く。度は少しだけ強くした。レンズの状態も新品だからよく見える。スーパービューと言うよりワイドビューぐらいだな(あまり見え過ぎないようにするのが眼鏡選びのコツである)。それにしてもこういうレンズ越しでしか物事を認識することが出来ない。目が悪いとつくづく損である。続いて不動産屋へ入居者さんの情報を聞きに行く。一方は新婚さん、もう一方は三人家族。詳しいことは書けないが、若いのに結構な収入がある(大貧学院とは偉い違いである)。いい人だといいな。曇り勝ちで大変寒い。午後出社。やる気のない中二男子とはアニメの話題で盛り上がる。続いて須々木さんらとBを巡る。久久にお目当ての女店員がいた。上機嫌でIでもう一杯。

 

12/12・木

 愈愈最後の土間混凝土打ち。八時からミキサー車。計三台来た。以後仕上げの左官作業。晴れて暖かいからよく乾くだろう。一方狸が心配な家人は役所に連絡す。すると昼に出る狸は既に相当弱っている。助けたところで(多分)どうにも仕様がない。ちなみに此方が掴まえてくれれば引き取りに行くとのこと。ダンボールの箱を上から被せるのが有効だとも。結局民間人に丸投げである。狸よすまぬ。

午後出社。講習の教材を発注す。余ってはいけない。足りないともっといけない(年末年始は追加発注が困難)。実に気を使う。票読みに似ているね。退社後はBの新店に。珍しく女占い師さんがいた。久久だけどまあまあ元気そう。幸い今晩はそんなに酔っていない感じだった。でも少し話すと可笑しな点が次次と。大体此の人は陰謀論者なんだよね。詰まり物事には表には出ていない超極秘インサイダー事項がある(私だけが知っている)。大抵それらは宗教か、秘密結社か、特殊な性愛か・・・。以後云云かんぬん。悉く付いて行けない。其のまま立ち中華に回航。常識人である天屋先生に託して帰った。夜から冷える。十二時頃帰着。直ちにパトロールと入浴。高級家具販売店は事実上倒産。お父さんを追い出して僅か数年。無借金の優良企業を二代目が見事にぶっ潰した。お父さんは会社の経営には成功したが子育てという人生最大の博打に負けたのであろう。

 

12/11・水

 何とかステーキは、行き成りピンチに陥ったそう。兎に角矢鱈と店を出し過ぎて自社競合に陥ったのだという。そりゃまあそりゃそうだ。弁当や蕎麦と違って週に何度も食べられるものでもないからね(毎日でも食べたいと言っていた大臣がいたけど)。それにしても外食産業ってどうしてこんなに馬鹿なのだろう。同様の例は多多ある。期待しているのですよ、こういう客商売は国からの補助金が出る訳ではないし、純民間企業で、平和産業なのですから。だからもっとちゃんとした経営をして貰いたいのです。何時の日か経団連の会長を出せるくらい。直接民の口を潤しているのだから民の事がよく分かる筈。

 昼頃再び野良狸。こういう時はミーちゃんが怒って威嚇している。肝心の長男は小屋で就寝中。所謂狸寝入りだな。午後出社。講習の予定を詰める。結構忙しそう。退社後はBの新店で御仕舞。夜も狸。

 

12/10・火

 色色考えたのだが、世代交代が遅すぎるのであろう。家にしても企業にしても。若い人にもっと早く相続、継承させるべきである。詰まり平均寿命が長すぎるのかな。引き続き、手摺りの設置と室外機の取り付け。

 さてさてまあまあの曇り。結構暖かい。再び疥癬の狸を追い払う。併しもの欲しそうにしてあんまり逃げない。ちなみに猫と狸では科が違うので移りづらいそうだけど、安心はできない。其の後ケーブルテレビの契約。最低プランは月500円の地デジのみだが、流石にBSとまあまあ速いインターネットもプラスしておいた。となると1500円。此れは家主の負担。午後は漫然とするも電話連絡多し。両物件とも入居日も決まったそう。どちらも年内である。朝は鍋の残り。昼はコンビニのおにぎり。夜も鍋の残り他。うんざり鍋。当分鍋物はいらないな。調子に乗って何でも投げ込むと結局余る。

 

12/9・月

 朝から銀行に参り、最後の振り込み。例によって眼鏡がへなへなで焦点が合わず。今まで以上に現実感がなかった。解体と合わせて丁度富士そば十万杯分。払い込み終了である。本日の外構工事はないみたい。以後散髪す。少しずつ周りを片付ける。蔦や草を抜いたり、落ち葉を掃いたり。曇り勝ちで寒い一日。シロは小屋で久久に寝ている。相次ぐ工事で一番消耗していたのは此の長男だな(案外気が小さい)。あと少しで静かになるよ。晩はまた鍋物

 此のところ米朝交渉はずっと滞っている。北は愈愈しびれを切らしてきた感じ。実験場でエンジンを燃やしたそう。正直アメリカは、大統領の弾劾と米中貿易戦争で頭が一杯で対応不能。別に黙殺している訳ではないのだと思う。それにしても大国の脳味噌が此の程度ではねえ。時時月波君から貰った『平成時代』(岩波新書)。よく纏まっているとは思うが、内容は悉く絶望的。私たちは一体何処で間違えたのでしょう。

 愈愈「ヤヌスの鏡」最終話。おばあさまはショックが元で心筋梗塞を引き起こす。年寄り(と言っても五十代)は早く引退した方がいい。一方悩んだ主人公はビルから飛び降りる。死と再生を果たしたのち人格的統合は図れたのかな。此処で物語は御仕舞。併し昭和版はどんな終わり方だったっけ。遠い目をしても思い出せず。何はともあれ、ひと月半は楽しめました。虐待とか多重人格とか、みんな此処から学んだものです。なお地上波版は結構カットされていた模様(ただでさえ短いのに)。完全版もやって欲しい。夜は雨。

 

12/8・日

 朝から晴れた。昨日直したフレームは一晩でへなへなに。もう駄目だね。日曜だがタイル屋さんも来ている。午前中から豪徳寺で紅葉見物。朝の新幹線で京都に来たと思うことにする。さてさて近くの「丸長」で炒飯セット。茶色い小瓶付き。餅のような炒飯には驚いたが自家製麵のラーメンはまあまあの味。午後は漫然とす。夕方月波君が来る。まず人気もつ焼き店へ。混んで来たのでパスタチェーン店に移動。大量飲酒して帰る。八時前。

 

12/7・土

 寝ている内に眼鏡を踏んづけたらしく朝から何だか焦点が合わず。此の眼鏡も六年目。レンズは既に傷だらけ。そろそろ交換時期なのだが。冷たい雨。其れでも外構工事。車庫の型枠作りとタイル張り。さてさて中が出来上がりましたというので確認する。入るのは二度目だね。天井も高い。当初は少し狭いと思ったけど、キッチンも風呂も(賃貸としては)十分だね。年内には入居する見込み。そして最後の請求書を受け取る。富士そば三万杯分。ちなみに外構工事はかなり下がった。火災保険とケーブルテレビにも入る。午後は止んで来たので眼鏡屋へ。結局新造発注。例によって薄いレンズにするとフレームと合計で七万円も掛かった。目が悪いと損だな。ちなみにクレカ利用で5%引き。天下の愚策だが結構活用している。晩は鍋料理。

 ロマンスカーに男性が飛び込みホームにいた女子中学生が巻き込まれて軽い怪我。精神的にも大きな衝撃だろうな。おっさんでもトラウマになる。いや併し、小田急のホームドア設置の遅れは際立っている。早く何とかすべきである。取り敢えずは電鉄本体採用の正規駅務員を立たせて警戒警固に当たらせるべきだが、どうしても人件費が足りないというのならばシルバー人材を活用したらいい。目利きのじいさんか、世話好きばあさんを多数配置すれば色色なことが防げる。それに高齢者がべちゃべちゃしゃべっている駅で飛び込む輩はいないだろう。

 

12/6・金

 曇天。従って寒い。続いて土間混凝土打ち。午前中から始まったから陽のある内に乾くだろう。まあね猫の足形が付いてもいいんだけどね。記念になるし。昼は家人が買いに行ったアスター弁当。864円だがやっぱり旨い。ちなみに渋谷のお歳暮売り場は大混雑であったと言う。万事年寄りが(現金払いと手書きの伝票で)のろのろとやっているのだろう。

午後出社。小学校の頃から見ている息吹さんは公立大学に合格。リケジョの中でもドボジョに成りたいというから大学では伸びる方だな。早速都内周辺の古い建築物を見に行くようにと忠言す。上位校のAO入試と言うものは意欲のある学生が入って来る。一方下位校は・・・。退社後は新店と本店。二週続けて目当ての女店員はおらず(あの子は金曜しか来ない)。例によって何時もの須々木さんと祐子さんと別れた後に、バーIを覗くも臨時休業中。並びのワインバーに寄ってみる。すると元生徒のP君が来て金五千円失う。出来れば美女に奢りたい。帰宅は一時頃。

それにしても実父が起きられなくなったのが去年の六月。以後医療と介護。実父が亡父になると相続。並行して解体と建設。実に一年半も掛かったが、愈愈あと僅かでゴールである。

 

12/5・木

 大体晴れ。外構工事続く。サイクルポートに屋根が付く(少し小さいな)。午後出社。サンタさんは何処から来るのかと執拗に小学生から質問される。随分前にトナカイはトラック輸送に転換されたこと、特に最近はセキュリティーが強化されたので勝手に民家に入れなくなったこと、おまけに核家族化して非常に不在が多い。従って靴下の代わりに宅配ボックスを置いておくようにと指導しておいた。正しくサンタ苦労す。夕方富士そば

退社後はBの新店で御仕舞。1160円。ちなみにお隣には焼き鳥店が戻って来たのだが客の入りは今一つ。完全排煙脱臭装置が付いていて臭いがしないから誘われないのだと思う。

 

12/4・水

 今日も快晴。地震多し。室内はクリーニング。引き続き外構工事。細かい所はみな手作業。一家総出で作業されている。午後出社。ぼんやりと再開発ビルを歩くと、何だかいい招き猫が売っていた。1600円プラス税。何でこんなに安いのかと思ったら、着物屋さんの客寄せ商品なのね。買った序でに色色と勧誘された。でも男は紋付き袴とか着ないよな。何時の間にかもう師走。そろそろ講習の準備をしなくてはならない。以後思い出したように非常に忙しかった。さてさて退社後はBを回遊。日本で最も有名なお医者さんがアフガニスタンで遭難す。本当に見境がない。

 

12/3・火

 腰痛が治らない家人は、今度はロングブレス体操と言うものをやり始める。何でも呼吸次第で120歳まで生きられるのだと。そんなに長生きされたら吾人の方が先に行くな(序に社会保障制度も崩壊する)。健康法に、健康本に、健康食品は限りなく。

 朝から快晴。外構工事も再開。ぼんやりしていると建設会社の営業員が二人もやって来る。今漸くこうして建て終わるというのに、また何か建てませんかと(出来れば全部壊して巨大な一棟ものを)。ふざけた飛び込み営業であると思った。大体そういうものを建てたくないから、こうした物を建てているのです。

さてさて夕方前にミキサー車が来る。外階段にセメントを打った。外構屋さんが帰った直後に早速触ってみる。滅茶苦茶柔らかい。此れは危険である。十五分後に見回るともう足あとが。ミケだな(此の猫は臆病な割に矢鱈と歩き回る)。解析すると、入ってみて此れは拙いと直ぐに引き返した感じ。まあね上にタイルを張るから実害はない。ばしゃんと転んで猫拓にならないといいが。他は時時『全体主義の起原』の読み直し。晩食は家人に買いに行かせた。

今週の公共放送はずっと地震特集(らしい)。被害想定のドラマでは放送局の人たちが色色と悩んでいた。大丈夫、停電すればテレビもネットも電話も繋がらない。悩むまでもない。ラジオと壁新聞の世界である。大体吾人の予測だと、一番大変なのは1000万人の屎尿処理だな。食ってなくても出るものは・・・。断水すれば何も流せない。少し滞っただけで大変な損害が発生することは吾人の家作経験で分かっている。だから井戸を残した。

 

12/2・月

 朝から大雨。富士そばからカップ麺が発売されたというので、富士そば嫌いの成光君に送ってやった。ずっと昔にお店で何か嫌なことがあったらしいが、此れを食べて心を改めて欲しい。午後には止む。薄着で出たり入ったり書き物をしたりしていたら身体がすっかり冷え切る。晩は豚のしゃぶしゃぶ。夏に貰った松竹梅上撰と茹でうどんを添えて。

 夜更けに「ヤヌスの鏡」第七話。邪魔者はすっかり整理されて、愈愈おばあさまと対峙することに。そもそも娘のゆきこを死に追いやり、孫であるひろみさんの可能性を潰し、ユミという極端な人格を作り出したのも、全て此の人の過剰な折檻と干渉(今風に言えば教育虐待若しくは毒親ぶり)に原因がある。次回最終回。おばあさんを倒して、ひろみとユミは弁証法的統合を果たして欲しい。アクティブ清楚なナイスガールになる筈。

 

12/1・日

 まあまあ晴れる。朝から牛丼Y。此のチェーンなど増税の結果、一円単位での会計となっている。電子マネーで支払ったが、こういう所を何とかして欲しいものである。さてさて昨日の煮え切らない思いを払拭したい。月波君を呼び出すも、静岡に帰省中。つくづく役に立たない官房長官である。結局地元の回転寿司で昼酒二合(2620円)。更にてんやの天丼。 

夜の公共放送はもしも東京直下で大地震が起きたらという特集。最近は難燃化が進んでいるから、あんな大火事は起きないと信じたいな。大体電気やガスは瞬間的に止まるし、今どき家で天麩羅やとんかつを揚げている人も少ないだろう。通電火災は一気には起きないしね。そうなると炭火の焼肉屋が一番危ない。七輪の隣にバケツを待機させるべきであると思った。ただ将棋倒しみたいなことは十分起こりそう。人の多さが既に一種の災害のようなもの。だからあんなに建て増ししてはいけないのです。八戸線が復旧。

2019年11月

11/30・土

 バスを二本乗り継いで伯父さんの一周忌へ参る。乗り換えした渋谷には見慣れない電車が通る。成程相鉄の車両ね。長年の宿願が今日から叶った筈なのだが、都民から見ると丸で何の関係も無い。磯の相模の片思いであると思った(スイマセン)。

さてさて法要の後はフレンチレストランへ。従妹のところの若い人と同席となる。二十代である。あんまり御酒も飲まないから話も盛り上がらず。色色面白いことを言おうとするも悉く空回り。結局吾人だけが飲み過ぎる。親戚付き合いと言うのもつくづく難しい。よろよろの家人を連れて目黒からバスで帰る。寝て起きたら九時であった。以後胃痛。

今月の備忘録

一、元生徒のK子さんが亡くなったと聞いたけど確認は取れず。三十代半ばの筈。ガセネタであると信じたいけどな。流石に無責任社長も少し落ち込んでいた。二、ドラマはこけたけど、「アシンメトリー」はヒットしたみたい。詰まり歌そのものが良かった。此の人はもっと売れていい筈。早くアルバムが欲しい。三、何十年も続いたパン屋の後に出来たラーメン屋は凡そ一年で閉店。一度も入ることはなかった。こだわりのラーメンは一杯800円を越えていた。大体高いんだよな。パン屋を返して欲しい。そもそも新規開業などしないでパン屋の後継者になってくれれば、こうして元手を磨ることもなかった。亡父に言わせると、此の辺は家賃が高くて昔から元磨り横丁なのだと。客商売は、美味い、安い、サービスが良い、そもそもの固定費が低い、このうち最低二つをクリアーしないと続かない。

 

11/29・金

 漸く朝から晴れた。一週間ぶり。季節の変わり目を通り抜け冬型になった。引き続き外構工事。元大統領的総理大臣が死去。此の人の最大の「功績」は、ある巨大国有企業を清算したことだろう。殊に丸ごと別会社に異動して貰います。移れなかった方は御縁がありませんでしたという凄い手法を編み出した。以後何処の会社も真似をし始め、子会社、孫会社が量産され、其の都度賃金は下がることになる。まあ今日のデフレ経済の遠因だな。富社貧民。あの世で反省して欲しい。

午後出社。新店から本店に移動。併し目当ての女店員はおらず。再び野良狸の掠奪。ごっそり餌を食べられる。狸も烏も養えない。

 

11/28・木

 サクラを見る会にはヤクザ屋さんまで入場していたという疑念が。責められたガースーは、調べたいのは山山だが、名簿がないのだから調べられないのですと答えていた。そんな馬鹿な。一つ嘘をつくと更にもう一つつかなくてはならなくなり、其の内容もより酷いものとなる。香港の区議会選では民主派が圧勝。今度はウイグル族への弾圧が国際問題となる。労働改造所があるそう。北京幕府はもう手に負えない。

 今日も雨。外構屋さんは遅れて登場。車庫の型枠作り。物凄いおじいさんとおばあさんもいるけど、みんな家族なんだろう。結局仕事にならないので早目に引き上げた。以後どうにか傘出社。退社後はBの新店と旧店を巡回。十二時頃帰宅。猫も元気。家の中も何の変りもない。ただ襖を開けても誰もいない。実父だけが居なくなって仕舞った。

 

11/27・水

 今日も雨。非常に寒い。此の所ずっと雨。本日は電線張り。直ぐに終了。外構工事は無し。内装の仕上げは続く。組織的ドーピングが一向に改まらないので、ロシアは五輪に出られないとのこと。何度も言うけど、此の国の本質は何も変わっていない。八高線が復旧。残りは阿武隈急行八戸線三陸鉄道吾妻線水郡線上田電鉄、箱根登山電車だな。

 家に居ても何もすることがないので午後早目の出社。金参万円受け取る。出社しても大してすることがない予定だったが、丁度鰻犬氏が現れたので、ホームページを手直しす。直し始めると切りがない。やってもやっても終わらない。仕事と云うものは無限にあるものである。退社後は新店Bへ。みなさん勢揃い。1240円。

 

11/26・火

 十月の投資信託、なんとマイナス2.5万。ダメだこりゃ。一転して時雨る。外構工事に重ねて、ガス管接続工事。再び公道に穴を開けた。内装屋さんを合わせると十人以上が働いている。御苦労様です。建物は長く使わないとね。併し此の国だと立派なビルでも五十年で壊して仕舞う。そんな馬鹿な。大体建て替え錬金術が通用するのも今の内である。其の内に、住む人も入る店も会社もなくなる筈。家賃が下がれば建設費用が回収できなくなる。ガス工事は昼過ぎには終了。

晩は白菜豚小間鍋。時時『大審問官スターリン』。夏用の猫小屋を強制撤去。より重装備な冬小屋へ案内する。懐炉も入れる。此方は暖房完備。ローマ教皇が来日。色色と苦言を垂れて帰って行かれた。Aや天皇にも会ったようだが、ところで日本のキリスト教票は何処に行っているのだろう。あんまり聞いたことがない。そもそもが少ないのかな。

 

11/25・月

 朝方は濃霧。外構工事も再開。小型のユンボも来る。今日も大変暖かい。田園都市線の先の方にショッピング街が出来たというので行って見ることにした。鉄道会社が作ったものなので駅直結。ぐるっと回って駅に戻れるというのもいい造りだと思った。オープン直後と言うこともあってか、月曜だというのに大勢来ている。いや併し、例によってこういう所に来ても、買うべき物も入りたい店も無い。其れは他の人も同じのようで、ただただ歩いている人の方が多い感じ。歩き回れば腹が減る。すると何処の飲食店も行列中。困った困った。取り敢えずモールを脱出。246を上って歩く。残念ながら郊外型の店も出て来ない。こんな高速道路みたいな道ではねぇ。ずうっと行けば何時かは世田谷に着くけど、結局ひと駅ほど歩き、「朝日屋」という古い店でそば定食。

 改めて見回すと、此処はすずかけ台ね。初めて来たよ。駅前は閑静と言うより閑散。駅舎も開業当時そのまま(多分)。お隣りとは偉い違いである。近くに超難関国立理系大学のキャンパスがあるが、通って来る学生さんは僅か。そもそも国立大学は学生が少ない。中堅私立大学文系学部を誘致していたらもっと賑やかになっていただろう。大体居酒屋一つないなんてね。そんなこんなで直ぐに戻る。約一万歩。帰ったらまだ二時。駅から近いと家から近い。また機会があればね。でも相当人生が変わらなければ行くことはないなぁ。

午後は晴れて異様な暑さに。冷やした缶コーヒー等を出した。晩は厚揚げ麻婆。夜はまた小雨。さてさて「ヤヌスの鏡」第六話。お父さんは昭和版以上に悪い人だった模様。正当防衛とはいえ文字通りの父殺し。中中衝撃的な展開。益益目が離せない。静かに来週を待つ。ネットでは見ませんぞ。

 

11/24・日

 空気が変わり暖かくなったがまだ降っている。朝方に月波君が何か送ってくれたらしいが吾人も家人もまるで気が付かず。居ながらにして不在票を貰うことほど空しいものはない。漸く昼前には止んでくる。「おか本」でラーメン。此処は650円のまま。学生街だから努力していますな。引き続き近所の散策。通称川の公園の全ての構造物(スカイウェイ、立体迷路、砦)が撤去されていた。よく遊んだところなのだけど。もう古いものな。203入居。

以後暇に飽かせてゴルフ中継を見る(正確には多元再編成時差放送で中継ではない)。愛さんと日向子さんのデッドヒート。ゴルフはコンタクトスポーツではないが、同じ組で回っているから火花が散るような緊張感が伝わって来るね。途中突風が吹いてショットが乱れることも。屋外スポーツは大変だね。其れにシーズンも終盤。三十そこそこの選手がごっそり引退していた。晩は家人のお好み焼き。ぼんやりしていると庭に大きな猫がいる。よくよく見ると狸であった。半年前のと同じかな。脚を引き摺り逃げて行った。一応毛は生えていた。

一週間前大阪で行方不明になった女の子が栃木で保護される。交番に駆け込んだよう。其の交番が有人でよかった。無人だったらどうなったか分からない。何事も合理化し過ぎてはいけない。駅も交番もね。ちなみに容疑者宅には別の女の子も。SNSで家出志望者を言葉巧みに連れ出した模様。まあね、命を失わなくてよかったですよ。色んな意味でね。生きていれば大丈夫。やる気、元気、いわ・・・。

 

11/23・土

 昨日からずっと雨。東風なので大変寒い。みぞれになっても不思議ではないようなお天気。旗日だけど内装屋さんは来ていた。こんな日は仕事している方がいいかもしれない。ポットで湯煎した缶コーヒーを出した。ちなみに雨樋は付いたが排水管との接続がまだなので周囲は田んぼのようになっている。

御昼頃、西友に電気スタンドを買いに行く。序でにラーメンでも食べようと思ったが、目ぼしい店は既に一杯750円レベル。諸物価急騰中である。諦めて適当な弁当を買って帰る。二つで八百円強。一丁二席である。其れ以外は取り立てて無為。晩は鶏の水炊き。いや併し、香港のデモ隊に加勢するネトウヨとかは一人もいないよな。敵の敵は味方だろう。日本から来ましたと言えば取り合えずは歓迎される筈である。少し考えれば、同志とはなり得ないのだけど。

 

11/22・金

 朝から冷たい雨。外構工事は早速中断。午後は本降り。目黒経由でバス出社。途中祐天寺を通ったらBの支店が閉店していた。全然知らなかった。不採算店だったんだね。退社後はBの旧店で。11系統で帰る。此のバスも来月から一層減便されるとのこと。終バス繰り上げに加え、系統短縮で一時間おきになる時間帯もある。そんな馬鹿な。沿線人口が減っている訳でもないのに過疎バス化している。環七を走る貴重な路線なのにね。混んだ電車で遠回りするより便利なんだけど。なおジーソムニアでインソムニアの状態だったが、親会社から指令が入り、破棄は撤回。万事下らない。

 

11/21・木

 Aのサクラを見る会が益益炎上す。例によって国会で質問があった直後に参加者名簿は廃棄。前夜祭のホテルの領収書も出て来ない。こういうことをされるとより一層炎上す。愈愈Aも御仕舞。年内に辞任だな。次はガースーの選挙管理内閣でいいじゃない。また香港人権法案が上下両院で可決。序でに日本も何か行動を起こすべきである。当然北京幕府は激昂するだろう。貿易問題に発展し日本経済も少なからずのダメージを受けるに違いないが、損得を越えて大事なことがある(吾人も投資信託を棒に振る覚悟である)。古き隣人として言うべきことは言うべきである。「あんた、嘗ての日本のようになっていますよ」と。

 今日も晴天。外構工事が始まる。吾人もよろよろと梯子を上がって街灯を直す。虫の死骸が溜まって重くなったよう。僅か二メートル。足が竦むね。家人に根元を押さえさせる。物の役には立たないが矢張り安心感が違う。枯れ木も必要である。数分後無事地球に生還。続いて買い物は二便。外猫用の懐炉を大量購入。

 午後出社。取り立てるようなニュースはないが、Y君がアルバイトを辞めて仕舞うと聞いたのは残念だった。彼は小学校の頃から通っている。成績は底辺レベル。其の上、生活能力とかコミュニケーション能力なども決して高くない。こういう言い方が適切かどうかは分からないが、所謂スレスレの子、グレーゾーンである。一応工業高校に通ってはいるが、身になるようなことは多分ないだろう。だから学業より、職業、詰まりスーパーでの品出しの仕事に期待をしていた。仕事を通して学ぶことも多いからね。併し三ヶ月と持たなかったよう。週に二三の勤務だったからフルタイムに換算すれば十日程度だな。彼の卒業まであと一年。こういう子を十八で社会に出すのは無謀と言うものである。幸い親御さんは進学させることを考えているようだけど、一般的な大学や専門学校に上ったところでどれほどの成果が出るかは分からない。何か身に付くようなことを授けてくれる職業訓練校が欲しい(出来ればあと十年は学校に行かせるべきである)。退社後はBの旧店で二三杯(1180円)。一人なので早目の帰宅。

 

11/20・水

 再び冬型の晴れ。様様な物品の回収作業。周りを片したから、愈愈明日から外構工事である。午後出社。中学校の定期試験も終わる。余りに暇なのでパンフレットを手直しす。退社後はBの新店。段段周囲の店も入り始める。ちなみに此処は低層棟エリア。大体七八階の再開発である。此れぐらいがいいな。何も四十階も建てることはないのです。

 

11/19・火

香港のデモ隊も大学キャンパス内に押し込められる。此方も最終段階かな。いや併し、世界中が一部始終を目撃した。やっぱり北京幕府は怖ろしい。中国脅威論が収まる筈もないな。

ところで、「やすらぎの刻」の道パートは平成版へワープ。徴兵を拒否してサンカに入った鉄平兄さんが五十年振りに山から出て来る。そして公平の孫に山の知恵を授けるというアグレッシブな展開に(少し作りが「北の国から」っぽい)。体が悪そうだと思ったら、あっという間に御亡くなりになった。併し戸籍は復活させたのだろうか。あのままでは埋葬許可も出ないと思う。まあそういうツッコミは野暮と言うものだな。一種の寓話だもの。

 段段晴れて夏のよう。私設街灯のカバーが外れ掛けている。長梯子を架ければ何とか届くが高所作業は危険で苦手。どうしよう。家人は池袋の眼科に行く。居ない間に米映画「ドリーム」。コンピューターが「計算手」を指していた頃の物語。マーキュリー計画ね。様様な差別に打ち勝つ姿は頼もしいけど、やがて仕事はIBМに丸ごと奪われることに。幸い主人公たちは技術職になったり管理職になったりして失業の危機を乗り越える。いや併し、機械化によって仕事がなくなるのは今も昔も同じだよね(大抵一般職から)。吾人もプログラミングでも習うかな(多分無理)。尤も本題はあらゆる差別との闘い。映画としては大変良かった。是非地上波ゴールデンでやるべきである。ちなみに原題はヒドゥンフィギュアズ。邦題の「ドリーム」はないよなぁ。

昼は菓子パン。晩は二日続けてスーパー惣菜。但し昨日は信濃屋で今日は東急。外猫にもイナダの刺身をたっぷり食べさせる。夜から冷えた。

 

11/18・月

 大体快晴。大学入試は今も昔も英語、英語、英語である。外書講読に必要と言うこともあるが、語学はやったらやった分だけ点になるから受験生の勤勉度を測るには適切なのだろう。読み書きだけではなく聞く力も試そうと言うことになり、かの民間試験導入問題となった。此処まで英語に振り回されると、いっそ英語を外したらどうだろうかなどという暴論も聞こえて来る。何かに秀でた面白い学生が集まるかな。

 さてさて大工工事が終わった左側の部屋からクロス張りに移行。愈愈内装も最終段階。漸く手が届くようになった隣地の木を少し切った。午後は南風が吹き荒れる。大体今年の収入と支出も確定されそうなので早速計算を開始。一時間半ほどパソコンと電卓に全力運転。今からやると肝心な時には忘れて仕舞うかもしれないかも。夜はスーパーの惣菜類。序でに菓子パンを一個買う。大したものではないが食卓の隅に此れがあるのとないのではかなり違う。どんな時も直ぐに食べられるという安心感。所謂乾き物の菓子や煎餅とも違うちょっとした温かみ。菓子パン礼賛。夜は通り雨。

 

11/17・日

 薬物所持で有名女優さんが逮捕される。来年の大河ドラマ出演も決まっていたというからまた撮り直しに。此の人にはこういう噂が絶えなかった。正しくしっちゃかめっちゃか。社会部に頼んで身辺調査をしておくべきだった。まあね、芸能人や作家の類には破滅型や逃亡型の人格を持った人も多いのだろう。日常を踏み越えなくてはならない職業だからね。だからこそ百鬼園先生の真面目さが際立つ。くそ真面目で滅茶苦茶可笑しい。だから惹かれるのである。また来年の米軍駐留費は今年の四倍も出せと言われているそう。脅し取り予算である。

 大体未明には回復す。今回は悪寒と関節痛もあったから軽目のインフルエンザかもしれない。今季早くも二度目の罹患。ハイペースである。さてさて腹が減ったので近所のスーパーでとんかつ弁当。食欲も復活したが、頭の方はまだまだ。視覚等から入って来る情報が激減している。デジタルからアナログに戻ったよう(普段なら安売り商品と拙宅の在庫状況がリンクされるように入力される)。詰まり軽く酔って馬鹿になった感じだな。また試験前の日曜日には生徒が勉強しているようなので、様子を見に行くつもりだったが、此方もキャンセルとなる。

午後も漫然とす。暇に飽かせてスマートフォンにQRコード決済アプリと言うものを入れようと思った。三十分ほど格闘したが、どうにも上手く行かず。こんなものは普及しないな。導入率を上げようと各社割引セールをしているけど結局消耗戦だよね。晩食は千代田鮨で軽くぬる燗。夜になると二日続けて日韓野球をやっていた。昨日は消化試合で今日は決勝戦なのだと。詰まり予選リーグの次の日に行き成り優勝決定戦がある。そんな馬鹿な日程があるのかね。

 

11/16・土

 宿酔を何とか収め、朝から外構工事の打ち合わせ。スロープが階段になったり、手摺りを付けたり、土間混凝土の面積を広げたり、宅配ボックスを置いたり、サイクルポートに屋根を張ったり、低木を二本植えたりしたら当初の予算では全く収まらなくなる。何とプラス二百万。アジャパーである。こういう所で一気にアクセルを掛けて来るなぁ。なお工期は予定内に収まる模様。入居者も大体決まっている。早く稼ぎ出さなくては。

 新駅設置の為、山手線は朝から区間運休。田町の車庫を潰してビルを山ほど建てるそう。例によって旧国鉄会社も最早不動産業である。やっぱり何かが可笑しい。元元は国鉄の土地である。北海道に一棟くらい分けて上げるべきであると思った。午後は何となく寒む気がする。布団を敷いて緊急就寝。三十七度程度の軽い発熱。夜はうどん。本日無酒。

 

11/15・金

 何とか祭は終了。一晩に二十億も使ったそう。一代に一回限りだと言うが高い高い。そう言えば天皇相続税って掛かるのかね。いや今回は生前退位だから贈与税だった。跨線橋が崩れ掛けて運休していたしなの鉄道も直る。磐越東線も明日から。御苦労様です。落ち着いたらまた乗りに行きたい。

終日快晴。愈愈足場も撤去。午後出社。退社後はB、日高屋、立ち中華と連戦。すると元生徒のKさん兄弟に掴まり、更にワインバー。帰宅は二時。金六千円失う。

 

11/14・木

 朝は結構暖かい。家人は鎌倉で墓参り他。今度は大学入試センター試験の後継試験が問題となる。国語や数学の記述式答案の採点を誰がするのかと。此れも民間委託なのだそう。正しく金のなる木である。まあねそういうものは二次試験に回して大学教員がやるべきなのだろう。官から民へ。公務員だらけの世の中も困るが、政商だらけの世の中も困る。而も潤うのは胴元だけで、後は非正規労働者に丸投げだなんてね。

 さりげなく幕が外れた。詰まり除幕式である。漸く全貌が明らかになる。寄棟は拙宅より高い。夏は涼しいだろう。ツートンに分けたタイルは二階部分が思ったより薄い色。色見本では分からないな。また西が開けている分、陽当たり時間も長い感じ。斜度があるから発電効率も良さそう。完成まであと愈愈一か月。午後出社。退社後はおじさんたちに誘われて幾寅へ。四本食べて立ち飲みBの新店へ移動。更に旧店を歴訪す。ちなみに新店はホワイトホースの炭酸割り=馬ハイが100円セール中。ダブルにしても幾らも使わなかった。併し鹿ハイはないのかな。合わせれば馬鹿ハイが出来る。

 

11/13・水

 未明にはシログレのダブル攻撃。猫は元気で留守がいい。一転して曇る。午後出社。退社後は新店のB。どうということはなく割と早目に帰宅。

 Aと桜を見る会は、Aのサクラを見る会であったことが判明。来年はやらないという。いい加減、マスコミの論調も変わってきた。誰かが箱根で指南したのだな。

 

11/12・火

 誠に快晴。さてさて何の用もないけど何処かに出掛けようと思った。まず32系統で渋谷へ。また停留場が動いている。プラザ跡地のビルも完成間近。将来的に此の中に入るらしい。一方西口歩道橋は掛け替え中。今月出来た何とかスクエアは何十階建てだという。桜が丘地区は跡形も無い。まだまだ建てるらしい。渋谷の容積率は概ね五倍になるな。例によって建て増し錬金術である。

其のままメトロで上野へ。此処は大して変わらない。色色いい店はあるが、結局「福しん」で炒飯。久久だがやっぱり旨い。鍋肌に回した醤油と叉焼の煮汁が合わさって正に日本の炒飯。しっとりとパラリのバランスも良好。毎度毎度唸らせる。しかも460円。さてさて科学博物館で「ミイラ展」(1700円)。館内は平日だというのに大混雑。サンドイッチにされそうだったので直ちに退却。ぶらぶらと公園を歩く。大変暖かい。温暖で台風も来ない。正に運動日和の理想的な気候。五輪は十一月にやるべきであった。但し日が短いか。帰りは湯島から。のれん街で夕飯を買って帰る。

 

11/11・月

 朝方は小雨。今日の朝刊は休刊という間抜けな展開に。此方の方の予定が古かったからね。まあ新聞報道などに期待していないけどね。千葉県知事は今頃になって火だるまに。15号の時に遊んでいたことが非難されている。いい加減なことをしているとこういう時にバレるな。両毛線は復旧す。

ところで手元にある内田百閒の文庫本は、ちくま版が多くを占めるが、福武文庫版もかなりある。文芸中心だった福武書店は通信添削事業に進出す。進研ゼミである。文芸から撤退した頃に社名も変わる。此れがベネッセである。教育関係はそもそも斜陽なので、最近は介護事業に力を入れているようだけど(万代伯母も亡父もお世話になりました)、民間試験という金のなる木を見つけたらしい。同じ教育産業にしても、添削指導や学習塾などとは官への食い込み方が違う。少しでも果実を得ようとみんな政権に群がって行く。西湘じゃなくて政商バイパスだな。時に貧乏になりながらも筆一本の文士生活にこだわった百鬼園先生は潔いなあ。

 曇っている内にもう一雨。暗くなった頃に代講出社。此の時間帯は丁度鳥目になる上に交通量が多いから注意が必要。案の定、一時不停止の高速無灯火車が直前をすり抜ける。予め減速進行していたから衝突はしなかったが、久久のヒヤリハットである。高校生か大学生かな。怒鳴ってやろうかと思ったが、そもそも停止線の意味を知らないから困る。さてさて退社後はBへ。なお更なる新店が再開発ビルに出来たのでそちらにも回航す。此方は全面禁煙。規模も広くない程度。旧飲み屋街旧店舗の雰囲気が再現できるといいな。

開業日なので、元いた宮川店長も御客として来ていて、吾人は散散絡まれる。センセーセンセーと慕ってくれるのは嬉しいが、悪酔いはくれぐれも良くない。「酒は好きだが、酔つ払ふのはいやで、特に他人の酔つ払ひは大嫌ひと云う勝手な我が儘は世間には通用しない」(百鬼園先生)晩であった。

 

11/10・日

 国会は殆ど見なくなったのだが、最近のAは不規則発言を連発しているそう。愈愈壊れて来たな。其の日は近い。後任はガースーでいいや。Aより増しだろう。すると鳳生大学初の・・・。但し短命に終わるな。

 快晴。何とか御列に関しては一行も書かないとずっと前から決めている。あ、書いちゃった。買い物は三便。晩になって外猫が刺身を欲している。殊にミケグレが正座をして待っている。結局四便目。近所のスーパーで160円の鰹土佐造りの切り落とし。後からシロも食べた。夜になり漸くシロが登って来る。凡そ十日ぶり。矢張り歩き方がぎこちない。夜討ち朝駆けも困るが、元気がないともっと困る。

 

11/9・土

 香港ではついにお亡くなりになる方も。残念ながら事態は最悪の方向に進みつつある。ベルリンの壁の崩壊から丁度三十年。中国を巡って新たな壁が出来るな。ただ冷戦時代とは違いグローバル化は遥かに進んでいる。世界経済も道連れである。

 まあまあ晴れ。近所のスーパーでは漸く秋刀魚が安売りに。今頃になって獲れたらしい。温暖化が進むと秋刀魚も冬の季語になるな。夜は家人の明太パスタ。吾人も鍋の上げ下げを手伝った。

 

11/8・金

 大体晴れ。午後市ヶ谷に向かう。というのも芥田先生が講義を行うというので出掛けた。鳳生大学の歴史における百鬼園先生という題で特別講師を務められるとのこと。実は先生は酔って駅で転んだ以外にも大変大きな病気をされ、今回復帰となられた。授業前に乗り込んで挨拶す。概ね元気そうで安心する。ただお声の方はまだまだであった。同行された奥様によると卒煙禁酒で頑張られているとのこと。大病息災。御大、頼みます。

 さてさて同じく駆け付けた坪上君と六時半まで久久の講義を聴いた。其のまま本務校に回航。中二の数学を片付ける。いや併し、真面目に勉強している子でも連立方程式が安定しない。連立方程式が安定しないと一次関数は出来るようにならない。此の程度の数学が出来ないと、まあねある程度名が通った大学には入れないな。すると芥田先生のような大教養人に出合うこともない。早晩歴史や思想や文学などは其れなり以上の大学でないと本格的には学べなくなる。何しろ教養など丸で無用という世の中だからどうでもいいか。

 退社後は立ち飲みB。此処も教養とは無縁の世界である。仮に無教養な人お断りという教養酒場と言うものをつくったらどうなるかと想像した。でも自称教養人と言うものは、兎角知識の高を競いたがるものだから、あんたこんなことも知らないのかと教養への強要が起こるな。矢張り酒場と言うものは少し馬鹿になるぐらいが丁度いいのだと思い直した。でもね、馬鹿な人はもっと馬鹿になるから、酔う前にある程度の教養はやっぱりあった方がいい。だから子どもたちにはもっと勉強して欲しい(大人もね)。本日は平安時代にして早目に退席。更にIで二杯。其のまま最終の11系統に乗る。降りた先で世田谷ラーメン(750円)。

 

11/7・木

 水没した北陸新幹線は結局廃車になるそう。数年しか使わなかったから一両一億半の特別損失。19号は新幹線台風として記憶されることだろう。また被災地では被災とは関係のないゴミが災害ゴミとして出されているという。結局どの家も不用品で溢れているのだよね。特に地方は分別が厳しい傾向がある。だからますます堆積する。矢張り時時ゴミ出し無料の日を作ってごっそり処分すべきだな。

 ところで「ヤヌスの鏡」、地上波放送は第三話まで来たのだが、見れば見るほど面白い。主演女優さんの熱演が光る。脱美少女。夜のユミには妖艶さも。間違いなく此の人の出世作になるだろう。其れによくよく聴くと主題歌もいい。反抗期ソングというより虐待された子どもの叫びと捉えると胸に迫るものがある。「唇に赤を心に鋼の鎧を」まとう前に絶たれた命の多さを思うとね。従いまして10/21の最後の下りはお詫びして撤回させて頂きます。と言う訳で吾人は余りテレビドラマは見ないのですが、見るとなれば徹底する。本放送は万難を排して見るし、録画して更に五回は見る。ああ月曜深夜が待ち遠しい。こういう感覚は久久だね。但し元元はネットドラマ(テレビが詰まらない訳である)。

 今日も晴れ。此の所は大工さんの一人勤務だったが、今日は外装屋さんが大勢で来て一気にタイルの貼り付け。外国人材の方も来ているよう。ぼんやりしていると拙宅の斜め前で高齢者が倒れている。転んだ模様。既に先の通行人(訪問介護の方)が介抱していた。意識はあるが立ち上がれない。顔面打撲と裂傷で直ちに救急搬送。八十六歳だそう。午後出社。今日もBへ。昨日は江戸時代末期で、今日は20世紀初頭。

 

11/6・水

大学入試への民間試験の導入は見送られることに。試験を受ける際の地域格差、経済格差が大きいと言うのが其の理由(ああいう試験は実に高い)。以前は一発試験オンリーだった入試も多様化して、もう何が何だか分からなくなりつつある。残念ながら此の傾向は止められないだろう。多元化した試験を受けるには結局カネが物を言う。ちなみに見送りのきっかけになったのは、文科大臣の身の丈発言。此の人は戦前のような社会が理想らしい。いや併し、とんでもない大臣である。御金が無い人は自衛隊の学校に行ってくださいとでも言いかねないな。

 今日も快晴。午後出社。中学生は定期試験前である。従って此の時期は全体的な講義はやらずに、それぞれの試験範囲に沿った個別演習となる。バラバラに作成した教材にバラバラの質問をされると流石に草臥れた。退社後はBで1830円。ちなみに此の店で飲むと大抵1000円から2000円。円を年に変えると概ね常識的な西暦に収まる。偶に2850円とかが出るが、其の頃の人類はどうなっているかな。2060円は個人的にも微妙だな。

 

11/5・火

 今日も快晴。朝は結構冷えた。段段冬型になりつつあるなあ。家人らが伊那から帰って来るので新宿駅まで迎えに行く。何しろ復路に叔父さんはおらず三姉妹のみ、そうなると中央値と平均値は八十五歳だからね。まず下北沢まで歩いて小田急線に乗る。駅前の闇市街もなくなっていた。更地には路上ライブ等迷惑行為禁止などと言う看板も。ああ成る程、ジャイアンが歌ったのだな(んなことはない)。あれも駄目、此れも禁止。どんどんと綺麗に安全に。段段シンガポールのようになるな。

さてさてあずさ20号、1623定刻到着。但し号車を聞いていなかったので目を凝らす。12両編成だからなかなか・・・。駅員さんが使う確認用のモニターで漸く見付けた。鎌倉の伯母さんはだいぶ歩行能力が落ちている。四人でノロノロと一番線に回航。丁度逗子行きが来たので渋谷まで乗って帰った。三女の家人もフラフラのヨタヨタである。既に夕方のラッシュが始まっている。人波を縫ってエレベーターを探したり、結局見付からなくて階段を下りたりと、必死の後退戦。急いでバスに乗り換えた。フードショーやのれん街に寄れる筈もない。帰宅後オリジン弁当に出直しした。いや併し、何処も彼処も虫川大杉じゃなくて、人が多すぎる。よれよれの高齢者には厳しいなぁ。渋谷も新宿も色色と直していて、直った後は所謂バリアフリーになるのだろうけど、人が多いこと自体が既に一つのバリアであると思った。

 

11/4・月

 快晴。朝から風呂に入り、乾麺を茹でて蕎麦を食う。203の請求書が来る。ルームクリーニング以外に大したことはしていないが、ドアクローザーを交換したり、分電盤を漏電遮断器付きに取り換えたので99000円。何事も安全第一である。首里城の火災も漏電みたいだね。でも此の9000円って消費税だよね。凄い増税感。

文化の日の振り替え休日だが、本日も作業は進行中。先週で屋根は終了(太陽光パネルも載った)。外壁タイル張りに移行。シロはどうも後ろ右足を捻挫したみたい。尻尾を下げて歩き回るだけで寄ってこない。グレの件からして恢復には時間が掛かるな。終日在宅して猫の観察と日誌の整理。夜は再び白菜ベーコン豆腐鍋で小量飲酒。対外的には一円も使わなかった。

 

11/3・日

 宿酔を何とか収め、御昼前に再び出発。川崎へ向かう。鶴木さん主催の市民祭りで飲む会。少し遅れて会場入りす。更に遅れて月波君。須々木さん、祐子さんなど総勢七名。飲食ブースに陣取り、延延と飲み始める。例によって屋台天国なのでつまみには事欠かない。焼きそば、お好み焼きは言うに及ばず、牛すじ煮、唐揚げ、揚げ餃子、ナンカレーまで。全て小銭で買えるから酒池肉林である。天気は下り坂だが何とか持ってくれて風もない。外飲みには最適。四時半閉園退場。

ぞろぞろと駅前に行くも、「天龍」別館は貸し切り営業の為に入れず。本館が屋台を出していたので外で飲食す。今日はつくづく屋外である。アーケード内が即席ビアガーデンのようになっていたから通行人も驚いていた。酔い醒ましにラゾーナ方面も歩いたが、鶴木さん曰く、入るような店がないと。確かにたしかに。そんなこんなでバス帰宅組を見送る。さてさて残った三人で「丸大ホール」を覗くも行列中。近くの回転寿司で本当に締めた。よく飲んだよ。大体八時頃。例によって留守宅と外猫が心配である。祐天寺からバスに乗って帰った。夜は一雨。

途中小杉を通ったけど、結構な浸水被害があったよう。南武線からはそう見えた。なお節約しようと此の二日は紙の回数券を使ってみたのだが実に不便で仕様がない。精算機がICチャージ専用で切符を受け付けないものすらあった(改札で現金精算)。両日で四万歩も歩く。飲食費は一万四千円に達す。

 

11/2・土

 家人が伊那に行くというので朝から送りに行く。十時のあずさに乗るというのに何故か九時過ぎには9番ホームに着く。此処で鎌倉の伯母さんと川崎の叔父さんと待ち合わせ。一応出発まで見送った。午前中の特急は満席の模様。立席者多数。特に不慣れな外国人観光客。日本まで来て立ちんぼではね。併し回数券がなくなったのによく乗っているな。

さてさて渋谷で入場したので渋谷では降りられない。立ち飲みBの新宿店を覗く。幸い店長の中尾君がいたので暫らく世間話。再び山手線に乗った。相変わらず休みの朝から満員電車である。日の丸に必勝などという鉢巻きをした外国人もいた。大方ラグビーの応援なのだろう。イングランドと言えば嘗ての敵国。彼らが散散馬鹿にしたカミカゼバンザイ式の鉢巻きを、彼らの孫世代がしているとはね。つくづく時代は変わったな。いやむしろ漂白されたのだろう。何も知らない者同士の方が、国際親善、国際友好を図れるなどと言う指摘もある。でもね、漂白された人と言うのは、着色されやすいということも確かな事である。矢張り歴史的な経緯は学ぶべきだし尊重されるべきだと思った。渋谷の「博多天神」で昼ラーメン。500円。値上がりは無し。其のまま東急線で帰宅。正午過ぎ。

 さてさて休憩の後、再び出掛ける。今度は鷺乃間君にお呼ばれ。日吉で地下鉄に乗り換え。色色と出して貰ったもので散散牛飲する。帰り掛けにお婆さんが一人でやっているような飲み屋にも入った。鷺乃間君も休職して大学院に行きたいと述べていた。一流財団法人勤務も色色と草臥れるのだろう。サバティカルでも貰えればよいが。いざ帰らんとす。東横線の駅から歩きたくないので、グリーンラインブルーラインと乗り継ぎ、あざみ野へ回航。吾人は難なく帰れたけど月波君は青山一丁目からタクシー連絡になった模様。終電間際に遠回りさせて悪かった。

 

11/1・金

 金曜だけど月初め。快晴。暖かい。シロは朝から行方不明。午後になり漸く捕縛す。矢張り様子が変。特に歩き方。性格も卑屈になっている。何処かに痛みがあるよう。後ろ足かな。其のまま獣医に緊急搬送。触診に続き、エコー検査。尿が溜まっている様子はなし。外科的処置が必要な感じも無い。どうにもよく分からず。鎮痛剤と抗生剤を点滴して六千円。特別損失だ。

其の後出社。金曜日も中二の数学だが、此方のクラスの学力はすれすれの状態。スマホ中毒者に一次関数とか無理だよな。金曜の夜に腹を立てると回復に時間が掛かる。ほうっておくより手がない。退社後はBと日高屋。シロはまあまあ元気そう。

2019年10月

10/31・木

 首里城が全焼。二度目である。風も強く、消火設備がなかったらしい。法務大臣も辞任。此れも選挙違反。今回も週刊誌が頑張ってくれたよう。支持率はどうなのだろう。郵便局幹部が何億もの切手を横流し。昔は郵政監察官という司法警察員がいたのだけどね。また都知事は札幌移転に抵抗しているようだけど、決定は動かない模様。都民としては知事に加勢すべきなのだろうが、そもそも真夏に五輪をやることからして馬鹿げている。どうでもいいよ。八月の東京は「晴れて温暖でアスリートに最適な気候」なんだって。嘘をついて誘致しては往けない。

午後出社。退社後はBだけで結構飲んだ。帰宅後、シロの様子が少し変。喧嘩でもしたのかな。こうして推薦した閣僚が相次ぎ辞任し、ガースーの威光に陰りが。此の官房長官自体は鳳生大学卒の苦労人。非世襲議員を推したのだろうが、例によって・・・。併し彼の政治信条というか目指す国家像が皆目分からない。忠実な番頭タイプなので、上に立つタイプではないと思うのだが。

 十月の備忘録。安田レイの新曲はいい感じ。タイアップしたドラマともどもヒットして欲しい(前回はドラマの方が大コケ)。小海線も明日から走る。「ヤヌスの鏡」は想像以上の出来栄え。北隣りのマンションは大規模修繕工事。築三十数年。そう言えば元元其処に住んでいた愛甲さんは元気かな。昔は多人数世帯が沢山住んでいたのだが、みんな居なくなって仕舞った。今回の新物件はファミリー向け。多少なりとも近所付き合いが復活することを願っている。コンタクトスポーツの対極はゴルフであろう。亡父も好きだった。一度やってみようと一瞬思った。

 

10/30・水

 関西のJRは終電の早じまいを検討。時代の流れだな。私鉄はどうなのだろう。関東でもJRと並行している私鉄(京王や京急や京成)は元元早い印象がある。JRが早くなると困る人が続出するだろう。漸くよく晴れた。午後出社。退社後はBで軽く飲む。帰宅後全身浴。

 

10/29・火

 東北線も直ったよう。日中冷たい雨。地元の本屋で『一億三千万人のための「論語」教室』。論語の最初の一節の解説から言って面白い。「学んで時に之を習う」、中学の教科書にも載っているところだが、学んだことを弟子と一緒に温習する、此れが楽しいのだと。成程なるほど。また服喪三年の記述も秀逸。実父が亡父になってまだ一年。何か調子も出ないし、胸の痞え(のようなもの)も取れない。確かにこういうことだよな。納得なっとく。昼は冷凍チャーハン。家人不定愁訴の為、夜は白菜とベーコンでコンソメベースのひとり鍋、締めのインスタントラーメン添え。本代以外の支出は無し。

 そもそも半分以上の自治体で災害ゴミの処理計画がないのだという。そんな馬鹿な。どおりで進まない訳である。阪神以来、四半世紀も経ち、其の間何度も災害を経験したのにね。世田谷はどうしているのだろう。成るべく遠くの自治体と成るべく沢山の処理協定を結んでいて欲しいものである。

 

10/28・月

あずさと飯山線は復旧。前の前の台風で倒れたゴルフ練習場の撤去は漸く開始。練習場は補償もしないとのこと。結局作業は業者さんのボランティアだって。こうなると持ち家は危険かもしれない。一方久留里線は先週の雨でまた不通に。N局の人は、比例区からわざわざ選挙区に出て見事落選。一体何がしたかったのだろう。汚名は無名に勝るとでも考えているのだろうか。大人の悪ふざけは大変見苦しい。

朝から晴れた。家人はお友達と外出。但し予定確認に相当手間取っていた。お互いの携帯電話に掛け合っても、電話を仕舞い忘れていたり、音に気付かなかったり。年寄りと言うのは万事ノロノロ運転である。居ない間に色色と片づける。投資信託の運用報告。国内株式外国債ともに下落してプラスマイナスゼロだって(厳密にはマイナス200円)。なんだそりゃあ。一方203室は決まる。また新物件にも問い合わせが多数あるそう。結局確実なのは不動産である。夜はスーパーの牛肉とピザ。

 

10/27・日

 まあまあの曇り晴れ。偶には自転車で出掛けた。のたのたと駒沢から深沢へ。「とむちゃんラーメン」はやっぱりお休み。ぐるりと世田谷中央へ移動する。丁度松陰神社で維新祭りをやっていた。午前中から結構な人が出ている。でも最近吉田松陰は評判が悪い。何しろ大東亜共栄圏の初代考案者としての側面もあるようである(「幽囚録」)。さてさて結局若林の「麺通」に入った。大盛りサービスは継続中。此処も780円に値上がり。

晩は「魚孝」の刺身と揚げ物。夜は大河ドラマ「いだてん」。古今亭志ん生満洲引き揚げも終わり愈愈最終章。番組自体は低視聴率にあえいでいる。如何せん台詞が高速過ぎるな。其の上、圧倒的な登場人物の数と出来事の量。此れでは大河と言うより大滝だね。多少同時代を知っていたとしても高齢者は付いて行けない。まあね、公共放送の看板ドラマとしては、こういう早口の手法を取らなければ、此の国の悲惨な近現代を描けないのだろう。重要なことがさらりちらりと織り込まれている。

 

10/26・土

 あずさは明後日から動くという。完全復旧に二週間掛かった。度度の災害と運休。あの辺には線路付け替え計画があった筈だけど今はどうなっているのだろう。昨日の大雨では再び千葉方面が被害甚大。冠水した道に車が嵌り、犠牲者も出る。もっと身近な人、詰まり消防団が出て行って、方方の道を封鎖すべきなのだろう。合羽とゴム長と三角コーンとビームサーベルさえあれば、丸で私人の吾人でも出動する所存である。成田空港ではまたまた夜明かし者も出る。そもそも京成には輸送力がない。今時18メートル車8両編成ではねぇ。いや、矢張り、やる気の問題だな。成田と東京を最後の最後まで結ぶのだという気概を持たなくてはね。

朝から晴れた。いい加減、降り疲れた。暫らく晴れて貰わないと。ところで203号室のドアノブが固くて動かない。修繕を依頼。何時もの若頭が駆け付けてくれて直ぐに直った。朝は富士そばのラーメン、昼はレトルトカレー、夜は信濃屋の惣菜その他。ラクビーはやっていたけど、日本シリーズが終わると一気に秋が深くなるなぁ。夜長のテレビを見ていると、「アド街ック天国」の横浜黄金町特集。2000年代初頭、「パスネット」を求めてあの辺は良く歩いた(京急、市営地下鉄、そしてみなとみらい線の三社が効率よく揃う)。東横線から乗り換えた僅か数駅先が、丸で違う街並みになることに驚いたものである。月並みな表現だが、所謂悪所はなくなったけど、人人の悪は増幅されたような・・・。

 

10/25・金

 未明からまたまた大雨。21号の影響だという。新経済産業大臣はもう辞任。有権者カニやメロンや香典を配って回っていたという。今時こんな選挙違反だなんてね。ベテラン秘書さんが諫言しなかったのかな(あべこべにパワハラで次次と辞めたのだという)。非世襲だと碌な人が出て来ないということもまた確かな事である。

 只管寝ながら待つと四時過ぎに漸く止んでくる。三週連続のバス出社とはならなかった。中三生徒からは歴史の質問。大恐慌以後の暗黒時代を色色と説明す。併し此の辺には「ぎょうざの満洲」がないから、話のきっかけが一つない。以後教室の掃除機掛けに勤しむ。カーペットにしたからアレルギーが酷い(気がする)。退社後はBと中華とIへ。Iの店主が誕生日だというので二千円置いて帰った。

 

10/24・木

 もう曇る。今回の台風では、水門を閉め忘れたり、サイレンが鳴らなかったりと行政の対応が悪いな。東日本では余り洪水がなかったから、水害対応を知っている職員は既に多くが退職しているのだろう。経験者がいないからどうしたらいいのか分からない現場が多かった感じである。災害は退職した後にやって来る。東武線は復旧。北陸新幹線は減便ダイヤで明日から。一方今頃になって国道361号の足元が崩壊。伊那から木曽に抜けられないとのこと。此れは長引くな。

本日は可燃ゴミの日。見回ると大量の取りこぼしがある。例によって無分別シールが張られている。まさかとは思うが、当方の家作から出た物だと悪いので早速検分する。すると隣りの隣りの物件の物だと判明。出て来た証拠書類(請求書と年賀状)を袋に張り付けて玄関付近に置いておいた。ゴミの分別が出来ない人には此れぐらいの処置をしなくてはならない。みんなが迷惑する。

 午後出社。中二の数学は図形に突入。木曜日のクラスは、みんな出来るから、吾人も多少は授業準備しなくてはならない。同位角の証明って案外難しいのだね(ユークリッドの五番目の公準が必要)。壁に棚を二つ付ける例で経験論的に説明しようと思った。さてさて退社後はおじさんたちを追いかけて幾寅へ。夜中に焼きトン、焼き鳥を大量消費。続いて立ち飲みBを閉店まで。久久に大量飲酒。色色と振る舞った関係で金五千円失う。帰宅後また悪酔い症状。此のところ飲み過ぎである。

 

10/23・水

芸備線は漸く直って今日から走り始める。三次広島間は幹線並みの需要があるから、当然と言えば当然である。逆に三次から先の区間だったらどうなったか分からない。災害があれば直す。此の当たり前が三島会社は勿論、本島会社でも出来なくなりつつあるのが悲しい。

 家人は昨日からずっと衣替え。片付けても片付けても片付かず。可笑しいな、亡父のものは大抵処分した筈なのだが。家人の片付け能力が低下しているとともに、矢張り物が多すぎるのだろう。被災地も片付かないな。大体人口以上に家があり、部屋があり、そもそも使っていない家具家電家財道具があるのだろうから。五LDKプラス納屋にひとり暮らし、とかね。それらが全部ゴミになる。其の片付け者も高齢者だし。

久久に快晴。昼過ぎまで漫然とす。午後出社。退社後は立ち飲みBで野球中継。軽減税率の会社は、法人税を殆ど払わないという通信会社に只の一つも勝たずして日本シリーズは終了。吾人はもう一つの軽減税率の会社のファンですが、セ界の盟主たるものが少し情けない。そもそもセリーグが弱すぎる。此れで指名打者制度を導入するかもしれない。

 

10/22・火

 昨夜からずっと大雨。異様に寒い。皇室行事の為に旗日となる。評判の悪い恩赦も実行される。どういう訳だか大貧学院は通常授業をやるようなことを言っていた。幸い吾人の担当はないが、無責任社長、何時から共和主義者になったのだろう。ちなみにキリスト教系の学校はやるのかな。内装作業は今日も続く。

何となく止んで来たので出掛けることにした。まず世田谷文学館で「小松左京D計画展」。世田谷線の松原から歩いたら一時間も掛かった。世田谷は広い。続いて月波君が暇だというので市ヶ谷に回航する。久久の「ニュー浅草」で大量飲酒。昔はよく飲んだよ。此の店で。注文はタッチパネル方式に変わったが、「日本盛」が贈った巨大なマニュファクチュア像の壁画は健在。学生の頃の店は大半が無くなったから嬉しくなる。更にラーメン「市ヶ家」。付け麵にしたら汁が異様に甘い。そんなこんなで八時頃にはふらふらで帰宅。以後耳まで真っ赤になって、心臓バクバクの悪酔い状態。収めるのに二時間掛った。以後胃痛で更に二時間。

 

10/21・月

 また曇る。高尾相模湖間は一時間おきに増便。コモアしおつとか、大変だよな。なお八高線小海線吾妻線飯山線磐越東線阿武隈急行線も止まっている。一応復旧工事には取り掛かっているようだけど、多くの不通区間では代行バスの手配も行政任せらしい。酷い話しだなぁ。吾人だってね、乗りたくもない山手線に乗って、正規の運賃を支払っているのですよ。こういう時こそ莫大な上がりを少しは地方に回すだろうに。なお床上浸水は四万軒に達す。また斜め向かいのポンプは漸く交換工事。此れで静かになる。此方の屋根工事も再開。

さてさて不動産屋に赴き、新物件の募集要項について話し合う。兎に角、猫好き、土好き、緑好きのひとに入って貰えるように要望した。どうせ住むなら、高層マンションより地べただよな。特に子育てファミリーには地面が必要(蚊も来るけどね)。夜からまた大雨。夜更けに「ヤヌスの鏡」。結局地上波でやるんだね。おばあさまは国生さゆり。若いよな。また前作の破茶滅茶ぶりは色色と補正されている模様。内容も三十分八回に凝縮。初回を見る限り中中の出来。但し歌は前の方がいいな。

 

10/20・日

 さてさて漸く天気が落ち着いたので、家人と墓参りに出掛ける。まず32系統で渋谷に。続いて山手線に。例によって日曜朝だというのに大混雑。シルバーカーの家人をエレベーターに誘導す。高田馬場下車。西武線に乗り換え。併しエレベーターと言うものは大抵の駅でホームの中ほど、主要な階段と階段の間にある。其処は一番混むところでもある。人波を縫って歩かなくてはならないから難渋する。ベテランになれば全ての駅を記憶するのだろうな。

小平下車。家人にとっては納骨以来、吾人にとっては盆以来となる。見たところ、誰かが来た形跡はなし。相続終了時、異母姉の方にお墓の場所を教えて欲しいと言われたので教えたのだけどね。墓場でばったり・・・、あり得ないな。墓参兼一周忌法要(何もしていないけど)は直ぐに終了。さてさて線路の向こうの蕎麦屋に行こうとしたら、あっという間に警報機が鳴り、遮断機も下りて、閉じ込められそうになる。幸い吾人が棒を引き上げたが、年寄りの一人歩きは命懸けだと思った。そもそもの歩行速度が低下する上に腰と背中が丸まって目線が下がる。状況判断が鈍る訳である。本当に危ない。「清川」で暫時麦酒休憩。帰りは野方からタクシーにした。命には代えられない。凡そ四千円。

 夜のラクビーはスクラム戦で大敗。力が違うね。まあね、全国的には盛り上がった方だな。ただどうにもこういうコンタクトスポーツは痛そうで見ていられない。吾人の視聴時間は僅か。そう言えば亡父はラグビーが好きだった。もう少し生きていれば楽しめたかな。何だか詰まらないので「花月」でげんこつラーメン(720円)。此処も40円の値上げ。少し茹で過ぎで締まりのない感じ。

 

10/19・土

 明け方まで大雨。川崎市民ミュージアムは地下の収蔵庫が浸水。被害甚大だという。等々力辺りも土地が低い。そもそも多摩川の河床だった所。つくづく低い所に地下室を作ってはいけない。例によって被災地はゴミの山。都知事が早く片づけに行くべきである。処理力があるのは都市部の大規模清掃工場だろう。世田谷など90万人分を僅か二か所で燃している。また千曲川の決壊現場では消防団が鳴らした半鐘の音で避難した人が多くいたという。依るべきはアナログ方式だな。中央道は昼には直る。例によって道路の方が早い。

 井戸の再生には二十数万円掛かると連絡がある。まあ此れも災害対策費だな。さてさて昼過ぎには曇る。本日の墓参りも延期。缶入りのお茶を遠くのスーパーに買いに行く。此れからの時期は缶ごと湯煎して温かい物を出さなくてはならない。アレルギー酷く、連日抗ヒスタミン。新物件の家賃も決める。

 

10/18・金

 マラソンは札幌で決定だと。正しく鶴の一声。会長には凄い権限があるのだね。而も既に裏で話しは付いていたのだという(都知事だけが蚊帳の外)。こうして前の前の知事以来の東京マラソンの苦労は雲散霧消する。併し札幌で優勝したらサッポロ一番だな。しなの鉄道の北側は復旧。長野上越妙高間は在来線で繋がることに。中央線も仮復旧。但し高尾相模湖間は単線で一日数往復のみの運転。専用列車が行って帰るだけなのに凄い本数だな。

 大体曇り。さてさて今更ながら簡単な上棟式を行う。四隅に米と塩を撒く。大工さんと電気屋さんと外壁屋さんにはビール券。屋根裏には熊手(のようなもの)を奉納。こういうものは拙宅にもあるのかな。また初めて中にも入った。やっぱり少し狭いな。更に隣りの廃屋が丸見え。大体十分ほどで終了。万事形式である。午睡の後、出社。雨が降るというので環七から11系統。金参万円受け取る。Bで三杯のんだ後、再び11系統。更に32系統。例によって一日券の方が安かった。確かによく雨が降る。

 

10/17・木

 IOCはマラソン競歩の東京開催に物言いを付ける。曰く、札幌がいいと。何を今更言うのかね。(棄権者が相次いだ世界陸上ドーハの悲劇に危機感を強めたらしい。まあね此れは一種の脅しだな。詰まり東京のマラソンは午前三時くらいのスタートとなるであろう。真夜中にスタートして朝日を浴びてゴール。此の辺が落としどころだな。ところで汚水スイミングの方はどうするのだろう。

また水没車両の復旧は容易な事ではないらしい。何しろ十編成、120両。取り敢えず上越新幹線から車両を融通するのだろうが、足りない分は既存車両の定年を延長することになる。此れで二階建て(E4系)の延命が決まったな。なお全半壊は二千軒、床上浸水二万軒。数万人が家に帰れない状態である。現地では女子中学生まで泥掻きに当たっているという。其れでもパレードは強行するらしい。そんな馬鹿な。と、此処まで書いたところで、漸く延期との報道が入る。そう、其れがいい。火曜日は雨の予報だしね。

今日も冷たい曇り。扇風機は撤収。ガスファンヒーターが稼働す。屋根屋さんも並行して入る。本当は南房総に行って欲しいのだけどなぁ。現地では工事屋さんが足りていない。屋根屋というものも個人事業主が多いから、大手工務店であっても幾らも動員出来ないのだろう。午後傘差し出社。退社後はBで少しだけ。ドラフト会議とかで世間は盛り上がっていたけど、あんまり興味がない。大体ドラ一で入団しても丸で活躍出来なかった選手の何と多いことか。育て方が悪かったのか、そもそもの才能がなかったのか。そして其の才能を見通す能力がなかったのか。まあね、気になることを一つ挙げろと言われれば、選手生徒の親御さんが既に結構吾人より年下であると言うことかなぁ。

 

10/16・水

 小杉の一部高層マンションでは浸水と停電により大変なことに。つくづく機械室を地下に作ってはいけない。フクイチ然りである。トイレも使えないということで盛んにマスコミに取り上げられる。悲惨な被害が多い中で、多少は大衆の溜飲を下げるような事態でもある。でも余り取り上げ過ぎるのも不憫である。タワマン暮らしの全員が小金持ちと言う訳でもないし(十年前は結構安かった)、売って逃げるにしても資産価値が下がる。小田急線は復旧。一方しなの鉄道八戸線も被害甚大だという。都道、県道、市道の寸断は数え切れず。

 何だか冷たい曇天。もうすっかり秋である。一年前の今頃は、そう、地獄の相続手続きが開始した頃である。朝から散髪。1100円。午後出社。未だ8%のチラシを持って配って歩く。周辺には例によって次次と物件が建っている。大型のものは一階が保育園、いや保育室と言うものが幾つかあった。但し例によって園庭は一平米も無い。こういう所も今月からは無料になるのだろう。でもね完全室内飼いの高級猫ではあるまいし、子どもにはもう少し外気に触れさせた方が好ましいと常常思う。行政としてはどんどん認可して待機児童を減らしたいのだろう。所謂員数主義だな。こういう保育室は潰しが効く。詰まり子どもが減れば、あっという間に他業種に転用されるに違いない。よく出来た話であると思った。引き続き中三相似の指導。どうも見ている図形が一人ひとり異なるようで巧く教えられず。ぐったり疲れる。退社後はBとIへ。何だか煙いので直ぐに帰った。

 

10/15・火

 水の引いた家屋等から御遺体が次次と見つかり死者数は増加する。大体独居老人だろう。助けも求められず、行方不明者にも数えられず・・・。東北線白河以北の一部区間が長期運休。貨物輸送にも影響が出る。幸い上越線は直ったよう。となると日本海側経由だな。北海道も収穫期である。三陸鉄道も路盤流出。折角直したところがもう駄目である。甲府へは高速バスが迂回運転し始める。鉄道、国道、中央道、全てが止まり、例によって山梨は孤立状態。一方国会も開いてはいるが、何だか見る気もしないし、増して書く気力もない。

 曇り勝ちだが午後は薄日も当たる。久久の雑巾掛け。台風接近時にシロが付けた足跡を消して回る。昼は駒沢でラーメン。前からある家系ラーメンの所だが、「おか本」に御客を取られ閑古鳥の模様。店内も荒れて清潔感も無い。此処もそろそろ閉店だな。ラーメン専門店というものは潰しが効かない。街中華なら、ビールに生姜焼き、オムライスに鶏の唐揚げまで色色と出すのだけど。夜は豚の冷しゃぶ。

 

10/14・月

 昨日の救助活動ではヘリからの落下事故も起きる。釣り上げは危ない。小舟で行けるところは丘からの救援にした方がいい。手漕のゴムボートやいっそ高瀬舟でもいいし、何なら快速艇を配備してもよい。そもそも嘗ての洪水地帯には一家に一艘あったと言う。釜石の試合も中止。二試合しかないのにね。スタジアムもわざわざ新造したのにね。

 朝は曇天。夜明けと同時に職場に向かう。予備車に乗って。留置してある本務機と二台引きで戻る。久久の重連運転。此れも違反なのかな。数年前は巡査に見つかり注意を受けた。久久なので少し肩が凝った。以後冷たい雨が降ったり止んだり。墓参りも順延。それにしても、こうした台風に加え梅雨の末期の豪雨、時に度を越えた雷と夕立、大雪、そして地震津波、火山、例年の猛暑、どれだけの気象災害が襲って来るのだろう。地理と地学を勉強した方がいい。高校で必修にしなくてはならないな。夜は焼き鳥他。

 

10/13・日

 朝には快晴。早速落ち葉掃き。取り立てて異状は無さそう。建設現場も大丈夫。若い現場監督も休日出勤して来て確かめた。御苦労さんです。ちなみに近所の暗渠も溢れなかった。都も色色と御金を使っているからね。一方多摩川周辺は冠水被害。他にも決壊多数。長野市や栃木県。特に千曲川が酷い模様。北陸新幹線の車庫も水没。浸水は東北各地でも。静岡及び東日本大水害だな。現代のインフラを以てしても被害甚大である。此れで十日後のパレードも中止かな。いや併し、新元号になっても碌なことがない。もう一度改元した方がいいかもしれない。次は官邸の意向等を排して客観的に決めて欲しい。

水郡線上田電鉄は橋梁流出。中央線も土砂流入であずさもかいじも当分運休。中央道も不通だから高速バスも動かず。北陸新幹線は長野以北が運転不能両毛線小田急東武は築堤損傷。箱根は二日で1000ミリ降ったという。登山電車はズタズタ。世田谷でも一日で250ミリ。荒川も多摩川も決壊まで紙一重、首の皮一枚のところであった。台風が異様に発達するのも温暖化の影響かな。

近所のスーパーに行くも色色と品薄。猫餌を買って帰るのみ。夜は冷蔵庫の中身で適当な炒め物。そもそも拙宅には大量の買い置き食品があるので(カロリーベースで三週間分はある)。一方農業被害についてはまだ算出できていない。ラグビースコットランドに辛勝。本選出場を決める。まあね、一日に何かいいことが一つぐらいないとね。

 

10/12・土

 明け方前くらいから大雨。レーダーを見ると関東から関西まで雨が降っている。巨大な台風だな。鶴木さんらと行くことになっていた川崎みなと祭りも、ラクビーの国際試合も中止。改めて、なんてジャパンは天災が多いのだと呆れられているだろう。また月波君は地元の静岡から高山方面にバスツアーだそう。飛騨川バス転落事故になると頻りに心配していたが、あの頃とは道路事情が違うだろう。こういうインフラが整ったから途上国に後退することはないのです。勿論それらは大変な借金の一部を成しているのだろうが、同じくらいの借金(GDPの二倍から三倍)をしたにしても、軍艦や連隊を山ほど拵えて灰燼に帰した戦前戦中とは質が違うのですよ。

 暗くなった頃から風が出始める。六時過ぎに伊豆に上陸。八時半くらいから大風。伊豆や箱根の山山が頑張ってくれた御蔭で大体一時間半くらい。15号より風は軽い。問題は雨の方だな。相当降った。各地のダムで緊急放水。雨も風も静まりかけた頃に大雨特別警報発令。態態防災無線で伝えて来る。どうも二子の辺りが越水したらしい。夜半には至って静か。外猫も落ち着いた。昼は煮麺、夜は冷凍餃子。体調優れず、ほぼ無酒。

 

10/11・金

 一旦止んで以後曇る。朝から打ち合わせ。営業担当者と設計担当者と外構屋さんが来る。土間混凝土の位置を定め、手摺の種類を決める。タイルやブロックの色等はもう少し建ってから検討するということに。一時間ほどで終了。続いて足場の修正。二階部分の幕を閉じた。大風対策である。吾人も家作の物干し竿を取り込み、雨戸を閉めるようにと張り紙をした。

なお在来線は明日の午後には全面運休の模様。狩野川台風に匹敵すると気象庁は言っているが、昔過ぎてよく分からず。あの頃は今から見れば掘っ立て小屋に住んでいたようなものだよな。例によって出て来るのは気象庁の技官ばかり。官邸からは誰も出て来ない。また東海道新幹線は翌朝から止まるというので、東京駅は大混雑したとのこと。不思議なものだな。計画運休と言うものが現れて以降、役所よりも鉄道会社の方が世の中の方向性を決めている。東海にしろ東日本にしろ、民間会社には少し荷が重いと思う。国の鉄道でも此処までの影響力はなかっただろう。

午後は降ったり止んだり。環七まで歩き11系統で出社。計画運休を受けて大貧学院も明日の休校を決定。色色と生徒に連絡した。退社後は立ち飲みBへ。此処も明日は休むという。安売りの刺身を貰う。もう少し飲みたかったが最終バスで帰宅。11系統に32系統を合わせた。バスも飲み屋も空いていた。みんな早く帰ったね。狩野川台風に近いというから大風より大雨の方が心配である。此の際、台風が持って来る水蒸気の量も数値化して欲しい。何万トンとか、何千万トンとか。大きさや強さとかいう抽象的な表現ではよく分からないから。夜は至って静か。

 

10/10・木

 続いて秋晴れ。昨日に引き続き大工工事と本日は水道工事。古屋の配水管を撤去し、新しい物を敷設する。公道にも穴をあけた。敷地内のものも結構引っこ抜いたが、数メートル分は捨て置かれる模様。こういうのをゴースト水道管と言うのだろう。漏水しないのかな。後者は昼過ぎには終了。今日は久久に飲み物が掃けた。介護施設から花が届く。明日は実父の命日。でも何にもしない。其れに台風の御蔭で墓参りも出来ず。

関電幹部は大量辞職。此れで人件費が結構浮いたよね。ところで日本は此のままでは発展途上国に転落すると心配する声もあるが、幾らなんでもそれはないだろう。GDPは落ちるところまで落ちて、所謂途上国並みになるだろうが、途上国ではない。先進終焉国とか、黄昏平板国とか、何か新しい名称が必要だと思った。まあね、過去のやや莫大な遺産があるから、暫らくはどうにか成りますよ。但し親の遺産で食べている人はまず支出を減らさなくてはならない。化石燃料の購入費が減れば、家計は随分楽になるよ。LEDもリチウムイオン電池も日本人がノーベル賞取ったじゃない。

 午後にはすっかり曇る。未明に外猫に叩き起こされた関係で終日眠い。最近はシロとグレのダブルアタックで来る。夕方前出社。退社後はBでもたもたしている内に雨が降り出す。自転車復路運休。11系統で帰る。

 

10/9・水

 愛知の展覧会も再開。すると今度は名古屋の市長が抗議をしていた。どうも地方の首長ほど益益頭がおかしくなる傾向がある。まあね中央政界で出世の芽が絶たれると首長選に立候補する訳で、其処は勝つか負けるかのもっとポピュリズムの世界だから、こういう右派ポピュリストが出て来るのだろう。あの市長は同じドラゴンズファンだけどなぁ。困った困った。一方衝突した水産庁の船は借り上げなのだそう。乗っていた公務員は何と一人だけ。こういうところまで民間委託が進んでいるのだね。こりゃあカレープラス事情聴取どころじゃない、直ぐに帰して正解である。いやしかし、民間人にあんな危険な任務をやらせる国って・・・。

 文句のない秋晴れ。久久に近所のスーパーに。屋外にあった休憩コーナーが撤去されていた。ピクニック気分で小さな子ども連れが利用していたのにね。2%ごときでガタガタ言ってはいけないし、そもそも誰の給仕も受けないのだからイートインコーナーは8%にすべきである。午後出社。中三数学は相似の証明。何と何が似ているかだなんて、いちいち図形を回転させなければならず、一番頭がくらくらする分野である。ああ草臥れた。退社後はBへ。誰もいなかったが、少し待つと市ヶ谷さんと鶴木さんが現れ、何とかなった晩であった。「おじさんも 枯れ木の賑わい 立ち飲みや」。お粗末。

 

10/8・火

 朝には止む。以後曇り。予想に反して結構蒸す。また大型台風が来るのだそう。15号からひと月しか経っていない。一方市原のゴルフ練習場倒壊現場は丸で手付かずだという。国も県も市も当事者任せで何の仕事もしていない。此れでは税金を払う意味がないな。民事裁判所の設置費用以外は返して貰おう。

北の大型漁船と水産庁の監視船が衝突し前者が沈没。幸い死者はなく、みんな直ぐに帰って行ったという。なんだあ、昼飯ぐらい食べさせてやればよかったのにね。熱熱のライスカレーでも。豚肉がたっぷり入ったやつを。ウマイウマイと言って帰った筈である。勿論請求書は平壌に送付して。排他的経済水域内の外食だから多分10%だな。

 引き続き「ワンダーウーマン」。女は世界を救う。でもね社会的地位が上がると女も狂暴化するよ。政権与党の御歴歴を見れば、とても平和を愛する諸国民とは思えませんな。みんなアマゾネスに成敗して貰いたいものである。二日で三本見たら結構草臥れた。成るべく映画は細大漏らさず見ようとしている。家人無事戻る。夜は崎陽軒の弁当。隣りの無管理マンションのドングリの木の枝も少し切った。

 

10/7・月

 今朝は建具の搬入など。何かしら作業はしているようなのだが、何処がどうなっているのかは皆目分からない。そう言えば拙宅が建つ時はしばしば亡父と見に行った。早朝梯子で二階に上ったりして、此処があの部屋、あちらは其の部屋と見聞したものである。建築現場も出入り自由といったところだった。いい加減な時代であった。いい意味でね。

 朝方は低木切り。植木屋さんが切り残したものが若干ある。一方家人は自分の姉さんたちと熱海の旅館へ。ちなみに伯母さんの首下がり症もよくないよう。何しろ八十八ではね。腰も首も近代医学では治らない。さてさて家人が出掛けたので一階のテレビで撮りためたものを見ようと思った。

まず映画「ブレードランナー2049」。面白いことは面白いが、いやしかし長いね。猥雑だけど無機的なディストピアから「モリのいる場所」に一旦スイッチ。此方は晩年は敷地から全く出なかったという画家の物語。生きた木木の世界である。こんな変わった人が居たのだね。感性さえ研ぎ澄ませば都内の庭も大宇宙となる。まあ確かにね、草の生え方ひとつを取って見ても、おんなじ年ってないよな。案外吾人もいい線を行っている。庭を残してよかったよ。

夕方から冷たい雨。夜も一人で残り物。シロは入って来たが直ぐに出て行った。少し静か過ぎるかもしれない。こうなると広めの三LDKも持て余す。2049に出て来た、美人AIホログラム、あったら買っちゃうね。発売まであと三十年かぁ。

 

10/6・日

 朝方は雨。以後曇る。漸く涼しくなる。併しこんな科白何度目だ。と言うくらい今年は暑かった。昼は池尻の「天下一品」でチャーハン定食(1050円)。チャーハンはまあまあだったがラーメンはこってりとあっさりの二択しかない。中間派の「屋台の味」と言うのがあると聞いたのだが、此処にはないよう。正直こってりは重いんだよね。一方あっさりだと詰まらない。ちなみにラーメンは790円に値上がり。高い。以後霧雨が降ったり止んだり。夕方には一瞬晴れた。

セリーグプレーオフ。横浜対阪神は劇的な展開に。ファンならゾクゾクしただろう。併し野球で鳥肌が立つことなど、此処数年全く無いね。吾人の中からセ界は既に喪失している。夜は肉豆腐他。

 

10/5・土

 香港警察は再び発砲。今度は中学生が被弾。折角収まりかけていた抗議運動が再び激化する。一体何をやっているのだ。神戸の小学校では先生が先生にいじめを繰り返す。激辛カレーやラーメンを目をこすりつけたという。こうやって文書に書き起こしても馬鹿馬鹿しい。暇なんだね神戸の小学校も。どちらにしてもどう仕様もないよ。みんな辞めて貰おう。

 朝は「かしわや」のラーメン。450円。記録にないので分からないが此れも大幅に値上がりしたよう。続いてスーパーに特売のジュースを買いに行く。30本で千円余り。こういうものは安いままだな。但し今週は殆ど何の工事もしていない。在庫は積み上がるばかりである。昼はオリジン弁当。総じて言えば外食の値上がりが激しい模様。みんな家で食べて表に出なくなると思った。夜は「信濃屋」の刺身他。中小スーパーなのでクレカで支払うと5%引きになる。併しレシートを見ても何も引かれておらず。カード会社のポイントで戻るらしい。どちらにしても面倒である。此れは来年六月までの移行措置。予算は1800億円だとさ。人気取りで延長されるかもしれない。終日晴れて暑かった。

 

10/4・金

 関電の問題は大規模な事件になりそう。早速政治家の名前も挙がって来る。最早底なしである。まあね此れぐらいの大騒ぎが必要ですよ。原発を見送るにはね。なお関電幹部も贈与されたスーツ仕立て券は使用したとのこと(一着五十万!)。仕立て券の他には商品券が贈られたよう。食券はないのかな。御食事券で汚職事件、あるいは食券濫用(ツマラナイ)。

 朝方は大雨。日本海を台風崩れが北上中。今年は本当に台風が多い。以後南風で真夏の陽気。午後出社。金参万円受け取る。久久の給料。併し今年も夏頃から支払い率が急低下している。こうなったら投資信託太陽光パネルの運用益を飲み代に充てるしかないと思った。さてさて退社後はまず立ち中華へ。内税8%だったものが外税10%に。併しメニュー表は変わらず。詰まり全品10%の値上げである。強気だね。ちなみにQRコード決済にすると5%値引きするというキャンペーン(原資は税金)もやっているが、見たところ誰も利用していない。続いてバーIへ。此処も全品10%の値上げ。全部修正ペンで直してあった。そんな馬鹿な。そもそも年商一千万に達していないだろう。酷い便乗値上げであると思った。おまけに店主に奢らされて一杯しか飲んでないのに1600円。値上げしたのならばせめて駄菓子ぐらい出すだろう。つくづく商売が下手である。こういう出鱈目をしていると一層内需が落ち込むな。

 

10/3・木

 曇ってはいるが大変な蒸し暑さ。203号室の布団を粗大ゴミに出す。流石に寝具類は誰も持って行かなかった。午後出社。退社後は立ち飲みBへ。若干の紫煙に当たるも何とか大丈夫。復路自転車急行運転でも大丈夫。詰まりどうにか完治す。

帰宅後FNSドキュメント「トラオの夢」。激しい選挙違反のイメージしかなかったけど、街場の病院王=徳田虎雄という人は凄い人なんだね。青雲の志し=いのちだけは平等だ。いいね。身近にはないのだけど入院するなら大学病院よりも徳洲会病院、頼るべきは白い巨塔より二十四時間営業である。という訳で割と素直に感銘を受けた。政治より医療の方により切実さを感じる年齢になって来たからかもしれない。白い猫でも黒い虎でも国民の健康が第一である。

 

10/2・水

 今日も晴れ。朝から信託銀行の人が来る。また投資信託にして欲しい様だが、定期預金を継続する。金利はゼロみたいなものだけどね(0.02%)。前者の運用を評価するにはまだ早い。

 午後出社。退社後は久久にBに。煙に気を付けながら外飲みも再開す。此処は全品値段据え置き。詰まり2%引きと言うこと。今回の増税では税金分を価格に転嫁しろとは余り言われないよう。

 

10/1・火

 終日晴れて異様な暑さ。都民の日。都の施設は入場無料になる筈だが、生憎近所には何もない。さてさて本日から変わることと言えば、低年金の人には月五千円がプラスされること。此れは上がった消費税が財源となる。幼稚園と保育園も同様に無料になるそう。ちなみにどちらも吾人には関係がない。まあね関係のないことに御金を支払うのが社会と言うものです。基本的には結構なことである。また破綻状態のJR北海道は大幅値上げ。一方下がるものもある。京王相模原線京急空港線減価償却が進んだから加算運賃を減らした。

 国慶節でもある。例によって店屋物広場では特大軍事パレード。国家主席はオープンカーで延延と閲兵していた。あれでは皇帝と言うより将軍だな。愈愈幕府を開闢したのだと思った。2019、北京幕府成立。語呂合わせは誰か考えて。一方、香港では発砲事件。デモ参加者に重傷者が出る。至近距離からの拳銃使用など考えられないな。

若干の咳が出るが、嗅覚以外はほぼ復旧す。一週間掛かった。午前午後と漫然とす。何だか異様に睡眠す。身体の緊張が解れたみたい。

 

2019年9月

9/30・月

 曇ってはいるが異様に蒸し暑い。九月も終わりだというのに。まず羽毛布団を洗濯屋に持って行く。三千円余。昼は和菓子屋のおにぎり。手にぎり一個130円は安いと思うが、御萩は185円に値上がりす。スーパーの特売では四個200円程度。ちょっと手が出ないな。引き続きカセットボンベと乾電池の買い増し。併しこんなことをしても百円程度しか違わない。万事馬鹿馬鹿しい。節約の第一は廃棄ロスを出さないこと。結局其の都度買いに行くのが一番いい。但し防災用品を除く。

 山梨の道志村で女の子が行方不明になって一週間余。御母堂が涙の訴えをしていた。所謂神隠しかな。見た感じ、あのキャンプ場も木が生え過ぎている。兎に角、もっともっと切らないといけない。中日は五位で終了。そんな馬鹿な、ではなくて、やっぱり其の通りになったな。こうして九月と消費税8%時代が終了す。

 

9/29・日

 結構蒸し暑い。咳は概ね止まったが午前中は呼吸の状態がやや悪い。少し精を付けようと、昼は駒沢の「おか本」。低速自転車で移動する。家系ラーメン650円だが、此処も来月から値上がりかな。但し嗅覚の方が十分復旧しておらず、味も今一つ薄く感じた。午後は猫餌の買い出し。飲食物は8%のままだが、外食やペットフードやアルコール類は10%になる。いやしかしね、吾人も社会保障制度維持=増税容認派であるが、国民にあまねく負担させる消費税というものは、大体10%辺りが限度だな。其処から先は所得税法人税相続税にして、持っている所から支払って頂くべきである。そもそも消費税が租税収入の第一だなんて、何かおかしいよな。

 ところで気管支が良くないと、遠くの路上喫煙まで気に掛かる。臭いは大して通じてないのに鼻腔や呼吸器がエヘンエヘンと反応するから不思議である。元元紫煙は大の苦手。よくあれだけのものが直接吸えると感心す。吾人なら三週間で肺気腫か肺癌になるな。尤も下戸から見ると芋焼酎のお湯割りやバーボンストレートとかも、同様な印象を持つのだという。まあね、蓼食う虫も好き好きですよ。あんまり気にし過ぎても宜しくない。人間は結構頑丈に出来ているから少少の事では大丈夫。但し大量○○や依存症には気を付けましょう。

 晩のニュースではオリンピックの暑さ対策についての会議が紹介されていた。日傘を配る、砕いた氷を降らせる。どうにも効果はないな。そういえば『日本沈没』には、東京湾で冷気を作って中央区を丸ごと冷やす超巨大地域冷房という装置が登場している。昭和四十年代にはこういうアイデアがあったのかな。所謂夢の新技術として。実際には莫大な電力が必要だし、稼働させたらさせたらであっという間に海が煮立って仕舞うだろう。なお作中でも塩水で故障して物の役には立っていなかった。結局何が言いたいかと言うと、そもそもあんな時期に(以下略)。「ポツンと一軒家」の後は、教育テレビで歌舞伎鑑賞。二時間がっつり見た。「め組の喧嘩」だから比較的分かりやすい。そろそろこういう古典芸能にも詳しく成りたいと思った。変な見栄かな。

 

9/28・土

 此の所ずっと晴れ。咳止めは半分にして服用す。終日漫然とす。昼はスーパーのチキン南蛮弁当。晩は同じところの焼きそば他で久久の中量飲酒。すると何だか咳も収まった。良薬は口に旨し。ラグビー日本代表は快進撃。まあ何しろラグビー属地主義だからね。此れを機に少し考えた方がいい。何しろ「日本人」は此の先急激に少なくなるのだから。十五人も揃えられない。

 

9/27・金

 先月の投資信託プラス三万余り。一体何処にどう投資しているのか皆目わからないが案外儲かった。素直に嬉しくなるから不思議である。金に金を稼がせる。近代以前なら背徳行為だな。本日は古屋のガス管の撤去工事。通行止めにして結構大かがり。資源回収車も入れないので纏めた瓶と缶を反対側の角に寄せておいた。併し此の辺に都市ガスが来たのって何年前だったのかな。下水道よりかは早い筈。工事は午後まで掛かった。

 気が付くと何だか昨日より調子が悪い。慌てて咳止めを服用したら頭がくらくらす。夕方前出社。念の為、気管支拡張剤も帯同させた。其のまま退社。さてさて碑文谷の「王将」を覗くと満席御礼。KFCは既にお看板。と言う訳で久久にマクドナルドに入った。最近は出来立て提供をしているらしく店内は列をなしている。偶に来ると注文の仕方が分からないから緊張す。遠くのボードを見てもよく分からない。気分は視力検査を待つ小学生である。結局ビックマックとフライドポテトのSを単品で所望した。前者は390円。ビックマックは物価の指標になることでも有名である。ずっとデフレーションだから世界標準より安いのだろう。持って帰って麦酒一缶と合わせた。いや併し、偶に食うと結構旨い。山岡士郎やグレタさん(最近デビューした環境活動家)には叱られるかもしれない

 関西電力幹部は何億もの御金を原発町の元助役から贈与されていたという。原子炉を作ってくれてありがとうと言うことらしい。而もごく最近まで。詰まりフクイチの後まで。そんな馬鹿な。ちなみに此の件は地元建設会社への税務調査から発覚したそう。詰まり皆様の電気料金⇒建設会社⇒有力者⇒関電本社と言う御金の道筋である。まあね幹部連中も私的に使い込んでいた訳ではないだろうが、原発マネーの出鱈目ぶりが税務ルートで明るみになった意義は結構大きい。いい仕事したね。税務署さんも。

 

9/26・木

 朝起きて見ると、家の前の道路に大穴が開き、マンホールが飛び出している。慌てて区に電話すると、担当者が二人で来て、道路を直すのは道路に面した人の責任になりますとのお応え。数回から数百回に分けて納入するプランがあり、標準的な額は月二万円だと。そんな馬鹿な、固定資産税と二重取りだと憤慨する所で目が覚めた。朝の四時であった。いや併し、此れでは区道ではなく私道だよな。私設料金所を作るしかない。こうして公共の概念が崩壊する。正しく悪夢である。さてさて酷い内容だったが呼吸器系統は概ね良好。なんとか治った。二度寝は十時まで。

 203号室退去。此の方は六年いらしたが、顔を合わせるのは今回が最初で最後。故郷に帰るとのこと。部屋は綺麗なので其のまま貸せそう。粗大ゴミ多数。掃除機と電子レンジと折り畳みベッドはまだ使えますと張って置いたら、あっという間に誰かが持って行ってくれた。先ずは再利用である。なお工事は三日連続で進んでいるが内装中心なのでよく分からず。二日続けてお茶を出す。午後出社。其のまま帰宅。「さぼてん」のとんかつ弁当(810円)に麦酒一缶。どちらも大して旨く無い。十二時就寝。角部屋の修繕費119万円を支払う。

 韓国の検察は大臣の息子の大学入試の面接票まで調べているらしい。大体ね、叩けば埃の出ない人などいないよね(吾人だって確定申告書をとことん精査すれば色色出て来る)。これじゃあ、エドガーフーバーと同じだね。恐ろしいよ。

 

9/25・水

 薬のせいかまあまあ安眠す。午前午後と漫然とす。というか一種の虚脱状態。朝の痰を午後まで掛けて出す。今回は悪寒や関節痛は無かったからインフルエンザではなさそう。そう言えば数日前から喉が変だったかな。暴飲暴食気味だったのかもしれない。風邪の規模としては中程度だったが打ち所が悪かった。気管支を中心に被害甚大である。

夕方前、マスク掛けの低速自転車で出社。試験前の繁忙期だが、痰は時折絡むが、息が切れることはなかった。ただ体感は変わっているようで、教室中のクーラーを切って回ったら、暑い暑いという苦情が出る。大して食べてないから体温が低いのだろう。其のまま退社。帰宅後巻き寿司と温かい蕎麦。麦酒一缶。十二時就寝。

 

9/24・火

 未明から例の過呼吸症状が出る。息が入らない感じ。朝になっても治らず。堪らず一丁目の内科に歩いて行く。咽頭炎だと。過呼吸に関しては診断付かず。ありきたりの咳止め、去痰薬、消炎剤、鼻水止め、抗生剤が処方される。心理的なものなのかなぁ。結局昔の気管支拡張剤を使用する。少し良くなったような気がする。

 午後になった。熱と咳と痰はまあまあ収まったが、呼吸が落ち着かない。それどころか肩で息をしても尚息苦しい。起きてられず、寝てられず。陸に上がった魚のよう。這う這うの体で本日二度目の受診。再び聴診器を当ててみたところ気管支が細くなっているとのこと。直ちに点滴と薬剤吸引となった。クリニックの片隅の安楽椅子で凡そ二十分。点滴など小学生以来だと思った。みたび聴診器。空気の流れが良くなったと。確かに治ったような気がする。でかいカタツムリのような気管支拡張剤を処方される。就寝前に此れで薬を吸うことになった。二度の受診と処方で合計五千円。どうも数年前の大風邪以来、気管支が弱くなっているなあ。となると時折訪れるあの不定愁訴も発作の一種と考えるべきかもしれない。今日も小食。二日続けての無酒。今回ばかりは市販薬と残薬ではどうにもならなかった。近代医療に感謝である。

 件の大臣は気候変動会議の出張先でステーキを食べたいと述べたそう。相次ぐポエム発言に続き此の発言。完全に顰蹙大臣である。ステーキや焼き肉や鋤焼きは晴れの日の食べ物で、普段は素食をしています、と言う訳ではないよな。

 

9/23・月

 秋分の日。日本海を台風崩れが進み、南風が吹き荒れる。引き続き風邪気味。安静にす。市販の抗ヒスタミンで鼻水を抑えつつ、夕方から、メジコン、カボシステイン、トラネキサム酸投入。例によって残薬総力戦である。昼は御飯一膳、夜はコンビニの冷やし中華。以後かなり発熱、発汗す。三十八度弱。

 

9/22・日

 まあまあの晴れ。さてさて折角の連休なので昼酒でもしましょうと言うことになり、駒沢の「焼肉キング」という所に集まる。野球観戦していた月波君、坪上君、藤松君と客乃間と合流。散散暴食する。大量のマッコリ。締めは辛ラーメン。なお佐倉に住んでいる藤松君は停電が三日に及び、ホテルに避難したそう。何しろ暑かったからね。

其の後駒沢公園で暫時休憩。バスで帰宅。六時半。雨が降って来たので早めのお開き。帰宅後家人の野菜ラーメン。喋り過ぎたのか喉を傷めた。小咳。

 

9/21・土

 今日から内部工事。配管とかかな。結構大勢来ていた。尚連休は雨模様だと。月波君と伊那に行く予定だったが、早早にキャンセルとした。また表の木戸は裏で再利用。何時もの大工さんに漸く取り付けて貰った。細細とした仕事があって大変多忙とのこと。結構なことである。何度も言うけど、人間の仕事がなくなることはありませんので安心して下さい。

 まあまあ曇る。朝は「かしわや」。夏前に配備してあった御茶など凡そ百本分が配布終了。其処で缶コーヒーを買い足しに行く。働くおじさんには矢張りコーヒーだよな。自販機で買えば130円。量販店で買って冷やせば一本60円くらい。家人は近くのフレンチで昼餐会。吾人の昼はオリジン弁当

 結局豚コレラにはワクチンを使用することになる。逐次投入逐次消耗は戦略ミスの典型。今回は大規模に打たなくてはならない。久留里線は一部復旧。停電世帯はあと一万弱。全国の電力会社から働くおじさんが集まっている。御苦労様です。問題は例によって大量の災害ゴミ。対岸の横須賀に運べばいいのにね。あの大臣に片づけて貰おう。

夜は軽く済ませた。東京の大男はリーグ優勝を決める。五年ぶり。但し地上波の中継は無し。お抱えの放送局はラクビーをやっていた。併し前任の慶喜監督は可哀想だったな。現役を続けたかったのに無理矢理引退させられ、やりたくもない監督をやらされ、三年で詰め腹を切らされたのだから。

 

9/20・金

 大安、晴天、微風。朝からクレーン車が来る。八時作業開始。つくばの工場から大型トラックがどんどん到着。次次に運び込まれた部材が一旦宙に舞い、下ろされ、直ちにボルトで締められる。鉄骨、壁面、床面。こうして何もなくなったところに、(世界中から)様様な物が集められ、再び結節させられていく。僅か二時間で一階が出来上がった。機械力の勝利だね。勿論人間も大勢来ている。特に若い人も。色色と飲み物も出した。「アーザス」なんて久久に言われたよ。午後は二階部分。寄棟造の屋根材、十数枚を組み合わせて本日終了。いや併し、正に一日城、あっという間だね。早速、窓の位置を確かめる。全体的に拙宅よりやや高い。漸くイメージが付いた。

 夕方前出社。退社後はまず立ち中華へ。丁度ラクビーの試合をやっていた。ルールも変わったらしく、見ていても何も分からない。何しろ「スクールウォーズ」の頃から頭は何も更新されていないからね。でももう新たなスポーツとか頭に入らないな。B、Iの順に回って帰った。

 

9/19・木

 まあまあ晴れて来る。湿度が低いから秋晴れだね。九州の観光地は韓国人観光客が来なくなって閑古鳥だという。何か極端だな。もう少し何とかならないものか。

 御昼前から足場の架設。たった二人でやって仕舞うのだね。パイプや金具をあうんの呼吸で投げ渡して行く。職人芸だね。僅か四時間で作業終了。愈愈明日は棟上げである。一方東電の経営陣には無罪判決。事故は予見できなかったと。2009年の会議で津波の危険性については指摘されていた筈なのだけどねえ。トップが駄目でも日本社会が崩壊しないのは現場の人が真面目で優秀だからなどとはよく言われていることである。午後出社。チラシを配る。何せ8%の物を早く処理しなくてはならない。退社後はBと中華。帰宅は十二時。

 

9/18・水

 五歳児を虐待死させた母親に実刑判決。本当に悪いのは男の方なんだけどね。夫の支配下にあったとはいえ虐待を黙認した責任を問われたよう。妊娠した人は育児や健康についてもう一度勉強した方がいいかもしれない(詰まり「保健」の再履修)。講習を受けない人には母子手帳を交付出来ません、なんてね。生涯学習、まずは大人も再教育である。では男はどうしましよう・・・。平安時代のように通い婚にすればいい。危険な上にそもそもが役立たずだから、基本的には近づけさせないことが肝心である。

 昼前から冷たい雨。止み間を縫って午後出社。オーバーブッキング状態だった中三数学は、水曜日に移して吾人が見ることになった。此れで週三便の運航。三日つとめて四日遊べる。芭蕉の理想に近づいたね。退社後はBとIで二杯ずつ。帰宅後冷凍チャーハン。いや併し、めっきり涼しくなった。九月も後半である。そういえば一年前の今頃は大変だった。日記を読み返すのも少し苦しい。なお職場の大家さんは脳出血を起こして重篤。最近はめっきり外歩きが少なくなっていたから心配していた。確か九十歳。大学病院に搬送されたという。なかなか楽にあちら側には往けないものだと思った。

 

9/17・火

 まあまあ晴れて最後の残暑と言ったところ。また災害が起きたら困るのでカセットボンベを買い足しに行く。すると売り切れ状態。やっぱりね。やはり隣りの新物件、蓄電池付きにすればよかったかな(プラス百万円)。続いて生協の宅配。千葉の八千代の牛乳は欠品。農産品の被害も相当なよう。倒木も酷いらしい。山も荒れているのだな。木というものは兎に角、切って切って切らなくてはならない。庭木も立ち木も全く同じ。

 サウジアラビアの石油施設が攻撃される。誰がやったのか、またまたやったやってないの大合唱。イランの革命防衛隊の仕業かなぁ。あそこも嘗ての関東軍みたいになっているからやりたい放題、軍閥というか国家の中の国家である。となるとイラン政府と革命軍を一旦分けて判断する必要がある。ただねどちらにしても早く化石燃料の要らない暮らしがしたいですよ。石油に価値がなくなれば、嘗ての砂漠の民に戻ることであろう。静かになるよ。月の砂漠を駱駝で行ってキャンプで一献なんて観光プランがあれば吾人も行くかもしれない。あ、酒は飲めないか。

 さてさてまあまあ暑い午後。日帰り温泉にでも行きたくなったが、生憎近所にはない。久久に風呂を沸かして明るい内から湯船に入った。肌の調子もいいので久久に石鹸付きタオルで擦った。肌がつるつるに。ということは今まで・・・。こうして四連休も無為に終了す。

 

9/16・月

 敬老の日。未明からまあまあの雨。房総地区は大変だな。停電だけでなく住宅そのものの損壊も多い。そして多くの家屋でブルーシート張りが間に合わなかった模様。近所で助け合うにしても高所作業は素人には出来ないものな。一方組閣でうつつを抜かしていた政府は、未だに対策本部を作らず。明らかに対応が遅いのだけど。何故か支持率は落ちず。まあね悪いことばかりじゃないですよ。此れを機に、スマホ中毒が治ったり、結ばれそうで結ばれなかった人人が結ばれたり、バラバラになりそうだった家族が絆を再確認したり、ひょっとしたら九か月後にベビーブームが到来するかも。其れも若い人が居ればの話しだけど(無礼な内容を予めお詫びしておきます)。

 大体降り止んだ。昼は池尻の「牧野」で中華そば(690円)。外食中食に頼ることにしたから、新店をどんどん開発しなくてはならない。ラーメン専門店より街中華が欲しいんだけどなあ。午後はずっと文化放送。時時読書。夜はスーパーの焼き秋刀魚他。昨日今日と二日掛かりで映画「太陽の塔」。一応記録映画と言う範疇だが、単なる思い出話や苦労話に留まらない内容。現代の問題に発展す。密度が濃いから鑑賞に時間が掛かる。こういうものを地上波でやらないから益益国民がアホになるのだと思った。併し一般の人のレビューを見てみると、フクイチを取り扱った政治映画に映るよう。そんな馬鹿な。ちゃんとしたものを見せても馬鹿な人には届かないのだな。

 

9/15・日

 外猫による断眠酷し。満月だったからかな。狼人間ではあるまいしネコ科の動物は影響があるのだろうか。久留里線以外は大体復旧す。昼は八雲の回転寿司。晩は家人に肉を焼いて貰おうと思ったが、暑い暑い(夕飯が)早い早いと文句たらたら。そんなに炊事が嫌ならもう頼まないと吾人も激昂す。毎回此のパターンである。家で何か調理をするのは諦めようと思った。

 

9/14・土

 概ね曇り。東風が入り格別涼しいので何度も寝直す。睡眠の自由も取り戻した。本日も基礎工事。再びミキサー車とスクアート車が来て混凝土打ち。今回は床下だね。朝昼晩と全て残り物。なおフェイスブックによると芥田先生も恢復する。

 豚コレラ秩父に侵入。元元中部地方で発生したものが確実に関東に近づいている。猪が走り回ってうつしているのだという。あの辺は困民党の道。長野も山梨も群馬も混然一体。防ぎようがない。困った困った。

 

9/13・金

 曇って更に涼しくなる。配管工事も再開。朝から営業担当者が来て打ち合わせ。どちらも直ぐに終了。なお太陽光で発電して使って余ったものは東電に売って吾人の収入となるよう。楽しみだね。そして愈愈銀行に赴く。古屋の解体費用と棟上げまでの建築費の支払いである。凡そ富士そば六万杯分。例によって銀行から銀行へ記号化された御金が動くだけだが、振込用紙に記入する時は少し緊張した(何桁あるの?)。窓口の人には見透かされたかもしれない。無事に送金完了。記号の御金は本当に存在していたみたい。手数料864円は先方負担。此方の方が吾人にはしっくりする。午後出社。退社後はおじさんたちとBと日高屋へ。何だか悪酔い気味なのでIで一杯だけ。夜は寒いくらい。

内房線外房線は漸く復旧。中の方(久留里線小湊鉄道いすみ鉄道)はまだまだだという。なお停電解消には最長二週間は掛かるとのこと。やっぱりな。こういう時に頼れるのは新聞とラジオだけど最近はどちらも無い人が多い。なお自衛隊も出ているが、最近は後方装備に御金が回ってこないという情報がある。何とかアショアや戦車や装甲車を買う金があったら、給水車や炊飯車や給湯車や電源車や工作車を整備すべきである。国民の生活が第一。大昔の天皇も歌にうたっただろう。国民の竈が第一だと。

 

9/12・木

 まあまあの晴れ。但し昨日の雷雨で空気が変わり漸く涼しくなる。此れで平年並みだとも。午後出社。何も無い木曜日の筈だったが、ベテラン先生が授業時刻になっても現れず。何かしらの連絡ミスがあったよう。あじゃぱあである。結局吾人が二クラス担当す。一次関数と二次関数を往ったり来たりしながら教えた。こういう場合は脳内指令員を増員して対応するが、いや併し疲れたね。Bで三杯飲んで帰宅す。夜も涼しい。何しろ店を出ても暑くない。漸く呼吸の自由と移動の自由と思考の自由を取り戻せた感じ。今年は結局暑かった。また家人によると昨日の女の子が御母堂と御菓子を伴って現れたという。つくづく礼には及びません(間違った通報をされないだけで十分である)。

今頃になって千葉の停電が酷い酷いと大騒ぎに。確かに初動が遅かった。千葉の南の方はなんか遠いからね。所謂半島問題と言うやつである。県庁も鴨川辺りに移動した方がいい。尤も都から船で行くと安房上総下総の順なんだけどね。西からの応援部隊は南側に上陸させるべきである。

 

9/11・水

 ネオコンのアホ補佐官は更迭される。此れで米朝交渉も進むかな。くれぐれもハルノートのようなものを突き付けてはいけない。現実的な落としどころと言うものを考えなくてはね。何度でも言います、頼みます大統領。

千葉南部の停電続く。電柱の破損多し。此れは時間が掛かる。電気がないと暑さには対処の仕様がないな。若い人は行水でもすればどうにかなるけど、高齢者は大変である。特に要介護の方(介助者も)。ああ断水の地域もあるのだそう。成田の残酷は一晩で終わったが、此方は丸三日である。さてさて誰も何の関心もないが内閣改造。怒りっぽい外務大臣防衛大臣に横滑り。そんな馬鹿な。いやいや、そもそもこんな内閣自体、そんな馬鹿なの連続である。オトモダチばかりだって。而もネトウヨ。其の隠れ蓑に件の貴族院議員。そんな馬鹿な、の三十乗ぐらい。来年の確定申告はいっそ止めようかな。

漸く普通の気温に戻る。本日は電線の養生工事。短目の三本に緩衝材を巻き付けて御仕舞。一時間ほど。来週は愈愈棟上げである。併し工期はだいぶゆったりだね。三日に一日ぐらいしか工事をやらないもの。続いてシルバーパスの更新。家人は暑くて痛くて歩いて行けないという。吾人が代理で出向く。会場には遥かな御婆さんも続続来ている。而も単独独力で。数百メートルくらい這ってでも行かないといけないな。老いは気からである。

午後は結構晴れて極めて蒸し暑い。やっぱり雷雨となる。而も結構突然の直上攻撃。大人でも少少怯むレベルである。外猫が心配なので外を見ていると、小さい女の子二人組が助けて下さいと宣う。雷鳴響く中、ひとりは家まで送り届ける。以後土砂降りに。泣きじゃくっているもう一人は拙宅で暫し雨宿りさせる。併し、拙いパターンだと思った。犯罪者と間違われたら大変である。幸い直ぐに降り止んだので直ぐに搬送す。一方角部屋の洗濯物はびしょびしょに。中に入って取り込む訳にもいかない。一人暮らしの洗礼と言うやつだね。こんな日に干してはいけない。そんなこんなで晩食は冷凍食。

 

9/10・火

 千葉方面の停電は大変なよう。朝のニッポン放送が突然聞こえなくなった。木更津送信所の非常用電源が果てたとのこと。AMは電気を沢山使うからね。また昨夜の内に京成プラススカイアクセス線が動き始めたが、少なくとも一万人が空港で夜明かししたらしい。夜中になってもいいから臨時列車を走らせて欲しかった。上野まで辿り着けばタクシー等で帰れた人も多かっただろう。球場輸送で鍛えている西武や阪神は出来るだろうが、京成じゃ無理かなあ。アクセス線も一部単線だしね。でももう少し頑張らないと。東日本にはそもそも期待していないので。

 未明に不定愁訴で目が覚める。例の空気が入らない感じ。睡眠のペースも乱れているからね。今日も猛烈な暑さ。買い物一便。他は無為。昼は家人の握り飯。夜は冷凍品。夜半前に一雨。角部屋も入居。挨拶は無し。

 

9/9・月

 15号は三浦半島をかすめ東京湾を北上。千葉市付近に上陸。以後茨城そして福島沖に抜ける。未明はかなりの風雨。最初北風、続いて西風の順。気圧は過去最低クラス。時折家も揺れた。やっぱり去年の24号より酷い。海面水温が高く日本近海でも勢力が落ちなかったのだという。結局不寝番。六時頃には何とか収まる。早速点検。取り立てて問題はなさそう。続いて枝葉の収集。外猫も元気そう。心配には及ばないな。

 八時過ぎから各社各線動き始めるが、復旧が遅れるところも。例によって入場規制多数。素直に半休にすればいいのにね。不要不急の出社は止めましょう。会社はあなたが思っているほどあなたを必要としていません。そもそも会社というものはみんなの力で何となく自転していくものです。一部線区は昼過ぎまで掛かった。詰まり会社に着いたら二時か三時。草臥れただろうから五時に退社。実働二時間。通勤七時間。そんな馬鹿な。田舎の人には東京の会社の人は大変だなぁと思われているかな。

矢張り進路右側の千葉方面の方が酷いよう。成田空港も孤立中。IOCは顔面蒼白だろう。トーキョーの交通インフラは脆弱過ぎると。そもそもジャパンは天災が多すぎるとも。併しこういう時にAもガースーも、ラーメン女史も一切出て来ないな。国民都民外国人が此れだけ困っているのに。前の晩に出て来て在宅勤務を推奨すれば支持率も上がるだろうに。そもそも満員電車ゼロとか言っていたのは誰だっけ。

 段段晴れて異様に暑い。三十五度。本当に迷惑な台風である。昼は御飯一膳。此方も二十時間ぶりに復旧す。午睡の後、晩食は「信濃屋」中心。外猫にも金目鯛の刺身を配給す。本日麦酒一缶のみ。

 

9/8・日

 台風15号が来るとかで異様に蒸し暑い。月波君がお会いしたいというので、今回は吾人が出向く。飯田橋下車。併し「えぞ松本店」は定休日。駅ビルの適当な蕎麦屋に入るも、大して旨くない。座り飲みが出来る立ち飲みBに寄って帰った。帰宅は四時前。以後台風対策。諸諸の物を片付け、側溝の蓋に溜まった泥を排除。午睡すると激しい胃痛に。久久に戻した。空っ腹に麦酒に冷酒に冷たい蕎麦ではね。其れに此の所は暴飲し過ぎていた。

 鉄道は東急を含めて早めの運休。コンパクトだが非常に強い台風だという。幸い古屋はなくなったが、外猫が心配。十時頃から本降りに。併し台風がたくさん来るなぁ。これも温暖化の影響かな。シロは暫らく中にいたが、結局出してくれと懇願す。御引き留めしたのですが嵐の中に出て行きました。つくづくイエネコには成れないね。

 

9/7・土

 まあまあ曇ったり晴れたりして相当暑い。今日は配管工事。配管屋さんが来て、塩ビ管を切っては繋いで埋めていく作業。相当太いから詰まることはないだろう。例によって午前午後と御茶等を差し入れす。何しろ今工事に備え、二百本は仕入れてあるのである。朝はすき家の牛丼。昼は「誠屋」で付け麵。実に数か月ぶりの訪問。漸くTシャツを受け取る。大変遅れて申し訳ないと店員さんには伝えた。何しろ暑かったからと言い訳した。何でも暑さのせいに出来るから、夏とは案外便利なものかもしれないと思った。

午後は漫然とす。晩は家人が買って来た牛肉を焼いて食べた。成るべく、買い物は任せることにしようと思う。其れが家人の為である。京急線は昼頃復旧。丸二日掛かった。トラックドライバーの方は亡くなり、金銭的損害は十億に及ぶだろう(鶴見に住んでいる鶴木さんも三回歩いた)。つくづく事故も戦争も未然に防ぐ不断の努力が必要だと思った。結局道路も悪いんだな。

 

9/6・金

 当該区間京急線は終日運休。トラックは道を間違え、細い道に迷い込み、踏切内で立ち往生していたという。非常信号も焚かれたようだけど、止まり切れない信号では意味がないな。矢張り電車が速すぎる。大体田園都市線などは踏切は一つもないが、精精100キロぐらいしか出さないもの(其れが東急クオリティー)。何事も安全第一。東京再開発会議に踏切の撤去も入れるべきである。

 さてさて再び夏空に戻る。運の無いことに本日植木デイ。御主人と奥さんが来る。吾人も朝の八時から出動する。まずは駐車場の草刈り。続いて北側から剪定。松と梅と楓を敬遠したので、拙宅南側の玄関付近までギリギリ到達す。併し暑いね。吾人も汗だくで切った枝葉を搬出す。なお基礎工事は型枠外しと埋め戻し作業。

行水と休憩の後、夕方出社。すると胴回りに汗疹が出来て、猛烈に痒くなる。試しに生徒に見せたら、腹の赤さより其の大きさに驚いていた(スイマセン)。取り敢えず抗ヒスタミンを呑む。其の後立ち飲みBで中から冷やしたら直ぐに治った(流石百薬の長)。更に中華立ち飲みに参る。折角なので香港問題について話したら、ママとパパで意見が真っ二つ。ママは中共には批判的でパパは経済重視の親中派といった感じ。成程なるほど。いや併し、疲れたね。ふらふらで帰宅。直ぐに就寝。今週は良く働いた。

 

9/5・木

 みんな黙ったら「サントリーウーロン茶」でどうだろう。斜め向かいのマンションの給水ポンプが四六時中異音を立てている。管理人や管理会社の人に指摘したが一向に直らず。壊れるまで使う積りなのだろう。

 まあまあ曇る。やや蒸し暑い。横浜市長は一転しカジノを誘致すると言明。其処の上がりで中学校用の給食センターを作り、あの酷い道路を直す積りなのかな。幾ら破産者が出ることやら。すると横浜市内の京急線が大型トラックと衝突。けが人多数。あの酷い線路をあの高速では無理だよな。地下か高架にしなくては。いっそカジノの御金で。どちらにしても、此れで京急韋駄天電車も終了だな。減速ダイヤに変更されなくてはならない。

 午後出社。どうと言うことのない一日だったが、元鰻屋さん(先月廃業)が風呂場で倒れたというのでやや緊迫す。此処も頼れる身内がおらず、無責任社長が緊急出動することに。救急搬送されたが幸い大事に至らず。興奮冷めやらぬ無責任社長のお相手を少ししてから帰った。

 

9/4・水

 涼しく曇る。大体、保険の見直しなどと言うものも形容矛盾だよな。安心を買った筈の保険商品で、実は損していますとか不十分かもしれませんなどと騒ぎ立てられてもね。そういうことで頭を悩ませたくないから態態保険に入っているのでしょう。保険の保険、詰まり再保険が必要だと思った。さてさて混凝土が張られた基礎を見ると案外でかい。杭と混凝土では随分印象が変わるものだね。

 時時草取り。家人は通院其の他のため長時間外出。朝は冷凍うどん。昼はイオン系の中華屋で炒飯セット。大して旨くない。「福しん」さん、城南地区に出て来ないのかな。テレビ大好きの家人が居ないのでラジオを点ける。テレビを消せば腹も立たない。電気代も安い。いいことづくめである。何度も言うけど、テレビ局もワイドショーを減らしてドラマの再放送を増やせばいいのです。下らないコメンテーターを呼び立てることもないし、第一経費も掛からない。

香港政府は件の逃亡犯条例を正式撤回。本土の政府も多少軟化した模様。一応国家理性と言うものが存在していたよう。此れで第二の店屋物事件も防げるのならば何よりである。

 

9/3・火

 朝から曇る。さてさて数日ぶりに作業再開。朝からスクアート車が来る。フクイチの時には此れで水を入れたよな。と言っても二階家なのでずっと小型。続いてミキサー車が来る。混凝土は二十世紀最大の発明の一つである。ミキサー車はどんどん交代す。混凝土の消費期限は僅か数十分。あっという間に固まり寿命は数十年以上。謂わば一瞬が(半)永遠を作る不思議な物体である。昼前には投入終了。以後の作業も三時前には終わった。

 午後臨時出社。夏の代講運転も本日までの予定。八時前には退社。大雨を縫いながら立ち飲みBへ。田岡さんが妹さんと現れたたりして火曜から盛り上がる。更に日高屋。雷雨の後、空気が変わり漸く涼しくなる。夏も終了だね。

 

9/2・月

 朝から晴れる。残暑が厳しい。三十二、三度もある。午前中は漫然とす。午後出社。「消費税率に引き上げに伴う授業料改定のお知らせ」を配布。増税までひと月だが、駆け込み需要などもなさそう。帰り掛けに件のK君と父親が現れる。全日制高校への進学を検討していると。ちょっと厳しいな。面接の試験があるし、仮に入れたとしても入学式後の自己紹介で一言も話せない状態ではね・・・。退社後はBで二、三杯。

 

9/1・日

 さてさてもう夏も御仕舞である。其処で何処かに出掛けようと思った。出来れば観光地然としたところがいい。と言う訳で朝の六時台から出発す。まず中央林間へ。其のまま小田急線に乗り換え、江の島へ。朝日が燦燦と降り注ぐ中、大橋を渡る。観光客が少ないのはいいが、どの店も開いておらず。再び橋を渡り、江ノ電で鎌倉へ。其れでも九時過ぎ。やはりファーストフード以外は何も開いてない。日本人は朝飯を外で食べる習慣がないからね。

 結局コンビニでモーニングビール。其のまま缶片手にバスに乗り込もうとしたら、運転手に止められる。飲み干してからにしてくれと。此の場で一気飲みするか、次のバスを待つか。そんな馬鹿な。次のバスは三十分後である。詰まり此れは空き缶なのですと言い張って載せて貰った。カラだと言った手前、車内で飲む訳にもいかず。十数分の乗車の後、どういう訳だかカラの筈の底から浸み出して来た残りを飲んだ。さてさて朝比奈峠下車。鎌倉霊園の上の方である。母方の墓所が此処にある。簡単に墓参を済ませ、素直に次のバスに乗った。

金沢八景下車。件の無人電車の駅がせり出してきた関係で駅前は様変わり。何の店もない。そんな馬鹿な。堪らずスマホで検索してみると、隣の駅に回転寿司がある。一駅移動。ショッピングビルの地下にあるという店を探す。行って見て驚いた。まるで三十年前の店である。而も三十歳の店。カウンターは擦り減って凸凹状態。寿司皿は剥げちょろけ。茶色くなった魚拓などが飾ってある。地魚なども何も無く、凹んだカップみそ汁が何時までも回っている。働いている人は数名のお婆さんと若い人が二人ばかり。大丈夫かいな。ちなみに先客は三人。何れもお年寄りで午前中から中量飲酒中。まあ吾人も同じ口であるけどね。早速冷酒を傾ける。出て来る寿司は可もなく不可もなく。すると昼時になり何と満席御礼に。そんな馬鹿な。ああいう店でも需要はあるのだね。普段使いというやつだね。

 各駅停車でうつらうつらしながら横浜駅に戻る。確か駅前の量販店では元生徒の江田島君が働いている筈である。御酒コーナーに居るそうなので激励がてら表敬訪問。幸い出勤中であった。黒糖焼酎一瓶を丁寧にプチプチで巻いてくれた。気を取り直したところでもう一軒、蕎麦屋のような所に寄って東横線で戻る。帰宅は三時過ぎ。でも何だかやっぱりバス運転手に怒られた件と凄い回転寿司の印象しか残らない一日であった。交通費概算2200円、飲食費は3000円。花代1500円。一万五千歩。夜は冷凍食品。

 

2019年8月

8/31・土

 朝はコンビニの炒飯。旨くないこと夥しい。そう言えば最近旨い炒飯を食べていない。また「福しん」に行きたいと思った。昼は半田の素麺。午後は駐車場の整備。草を山ほど取り、めり込んだ縁石の代わりにロープを張って目印とす。

 近鉄の新しい名阪特急は「ひのとり」だと。少し語感が悪いな(やはり平仮名三文字が佳い)。英訳はフェニックス。くれぐれもベイクドバードではありません。

今月の備忘録。獣医学校に通っていたENさんが退任。引っ越しして通いきれない模様。推定時給1100円くらいではねぇ。ちなみに唯一の学生さんだった。教員志望でも無い人はなかなかやれないよな(大して稼げない)。と言う訳でおじさんおばさん講師ばかりとなる。なお芥田先生にはコーヒーゼリーを送った。

 

8/30・金

 横浜でやっているアフリカ開発会議と言うのは日本政府主催なのだそう。でも今時アフリカに行く日本人や日本企業っているのかしらん(そんな所で苦労するより便利で快適な日本にぶら下がって生きていたいという人が多い)。確かに最後のフロンティアなんだけどね。かの地では中国の進出が目覚ましい。今回の会議に出るななどと言う横槍もあったらしい。チャイナアフリカのブロック経済圏だな。万が一にも第二店屋物事件を引き起こして世界中から怒られても、アフリカがあるから大丈夫と言うことなのだろうか。

 朝は真っ暗、そして大雨。朝の御通じはみな東京湾に・・・。矢鱈大きなビルを造るより、下水道の再整備と電柱の撤去の方が先だと思うのだけど。東京再開発会議をやるべきである。昼には降り止んだ。「オリジン弁当」の昼食。角部屋はルームクリーニング。ちなみに此の部屋の台所湯沸かし器はなくなり、風呂の給湯器から配水することになる。此れで室内焚きは本物件からは形式消滅となった。危ないものな。どんどん設備を更新す。

 午後出社。此の期に及んで理科の自由研究をやってくれと。パソコン内にあった「ダイアモンドはなぜ硬いか」と「雲の作り方」を只管書き写させた。退社後は中華とIで中量飲酒。機嫌がいいので久久に差し入れもす(千円相当)。

 

8/29・木

 ワイドショーは連日日韓問題を煽り立ている。大体他国の政府を非難するより、自国の政府の不正を検証すべきであろう。でもまあ総じて世論としては割と冷静な印象を受ける。テレビの影響力などは高が知れていると言うことかな。大体真面な大人は平日昼にテレビがある所に居ないよな。

 朝から草取り。晴れて来たので作業終了。大体二時間だね。以後暑くなる。現場監督が来て作業の確認。生コン打ちは来週になる。行水、昼飯、午睡の後、出社。夏休みもあと僅か。結局残るのは読書感想文。パソコン内のデーターベースから幾つか打ち出した。退社後はBに行くも誰にも行き合えず。Iに寄って帰った。

 

8/28・水

 年金に関する財政検証が公表される。給付は三十年で二割減るという。但し経済成長率がいい加減に設定されているから実際はもっと減るんだろうな。まあね、年金に関しては税投入を増やすしかないですよ。足りない足らない、只管二千万貯めろなどと言うと、みんな節約して個人消費が更に落ち込む。江戸時代ではあるまいし、倹約令ばかり出されてもね。経済が縮小するばかりである。また京都のテロ事件で被害者の名前が発表される。職業柄若い人が多い(特に女性)。言葉もない。もしもおじさんがもう少し居れば、もう少し助かったかな。「此処から早く飛び降りろ」とでも大声で叫ぶ人が居て欲しかった。

 南風吹き荒れ、大体雨。再び蒸し暑い。九州北部は大雨だそう。こうなると草取りも出来ず。暇に飽かせて最近リメイクされた「ヤヌスの鏡」を見ようと思ったら、ネット配信オンリーで見もしない番組も含めて月額888円も掛かるのだという。そんな馬鹿な。何でこういうものを地上波かせめてBSでやらないのだろう。大体テレビ局だろうに。大袈裟な科白回しとナレーション、人格が変われば服やメイクまで変わって仕舞うという不思議、ツッコミどころ満載のテレビ黄金期の名作なのにねぇ。基礎工事班にはお茶出し。家人が日日碌な物を食べていないというので、三丁目の豚肉で冷しゃぶ。200円の猫ドームはシロが気に入ったよう。よかったよかった。

 

8/27・火

 朝は曇り。以後一雨あった。まず草取り。漸く家作の前庭にも進出す。偶には変わったところで変わった昼飯を食べたいと思った。出鱈目な東横線に乗る。併し白楽、東神奈川、仲木戸と移動するも食指は動かず。結局鶴見の「ゆで太郎」に入った。そんな馬鹿な。でも富士そばより旨い。細打ちの自家製麵、茹で立て提供。ライバル続続登場である。以後市バスに乗るも、一の瀬という所で下ろされる。這う這うの体で綱島まで徒歩連絡。再び東横線に乗って帰った。何も収穫がなかったが、鶴見の樽町というところで猫用ベッドが200円で売っていたので二つ買って帰った。郊外は物価が安いと思った。

 さてさて夜も更けた頃に外出す。他県で先生になった平政君が上京して来たので無責任社長主催の歓迎会。職場近辺の居酒屋に向かう。苦労は色色あるだろうけど元気そうで何より。大貧学院での経験が役に立っていますと感謝の意を述べていた。まあ確かにこういう感じの学習塾は今となっては少ないだろう(但し彼は給料払って貰ったのだろうか?)。職場に泊まるというので鍵を貸して帰った。

 

8/26・月

 アメリカから余剰玉蜀黍を沢山買わされるとのこと。今時家畜も食べないよな。アフリカか北朝鮮に差し上げて仕舞えばいいか。其れともバーボンでも拵えるか。あんまり飲まないな。ああいう強い酒は食道に悪いし、薄めて飲むと大して旨くない。香港の警察官は拳銃を威嚇発砲。そもそもあんなデモ現場に銃を持って行くことからして何か可笑しい。真面な警備警察のやることではないな。本土の武装警察はどう思っているのだろう。まさか、全く手ぬるいとでも。恐ろしや。

 朝の内は曇り。其の間に草取り。晴れて来たので散髪に行く。引き続き基礎工事。コンクリートの型枠作り。角部屋はガス工事など。幸い次の入居者も決まる。各方面に飲み物を提供した後、遅めの出社。途中旧ダイエー碑文谷店に寄り、扇風機を購入。実は四番教室のエアコンが壊れたのだが、残りの夏は此れで凌ごうと言うことになった。一部の学校は今日から新学期。引き続き中三社会。日本国憲法には先人たちの失敗の経験が詰まっているのですなどと講義するも反応薄し。退社後は立ち飲みBに行くも、誰にも行き合えず。こんな晩は他客のお話を受信するのみである。ところでBは割と最近時給を結構上げたらしく(1300円らしい)、結構若い人が入って来ている。学生さんや副業さんなど。其の分、外国人材や中高年は何処かに押し出された模様。みんな元気かね。碑文谷のドライブでラーメン休憩。早目の帰宅となった。

 

8/25・日

 朝と夕に草取り。昼は「ほっともっと」。夜は「信濃屋」のかつお中落ちと肉豆腐。三回出動して45リットルで数袋取った以外は、取り立てて無為。夜半過ぎに大雨。外には涼しいが二階は暑いまま。

 

8/24・土

 未明に前線が通過したらしく異様な湿度は下がる。昨日今日と工事は無し。例によってやや宿酔気味。朝は富士そば。以後漫然とす。まあまあ晴れて、まあまあ暑い。其れでも秋の粧い。夜は家人の明太パスタ。

昨日の新聞によると都内の下水道を全て分流式に変えるには十兆円も掛かるのだという(私有地の配管も変えなくてはならない)。また雨が一時間に十ミリも降ると自動放出されるらしい。こうなったら山ほど牡蠣を養殖したらどうだろうと思った。牡蠣には大変な浄化能力があると聞いたことがある。泳いでいる内に引っ掛かって怪我しちゃうかな。水着が破けて大変なことになるかもしれない(スイマセン)。信託銀行から七月の運用報告書が送られてくる。何とプラス千円だという。そんな馬鹿な。此れでは郵便代の方が高い。

 

8/23・金

 朝からまあまあの雨。朝はコンビニのおにぎり。例によって家のレンジで人肌に温めると結構食べられる。北海道では「おにぎり温めますか?」と聞かれるらしいが、本州以南でもそうすべきである。午前中は漫然とす。試しに血圧を測って見ると、上が115で下が75と極めて良好な値。夏は血管も伸びるよな。熱帯地方に高血圧の人って、いるのかしら。

 以後降ったり止んだり。異様に蒸し暑い。川崎の叔父さんが来たが大してお構いも出来ず。そもそも平日の昼ではね。夕方前出社。ところで中三のK君はとうとう塾に来なくなる。此の子など小学生の頃から来ていたのだが、何しろ一言も発したことがない。学校でも同様だという。だから誰も彼の声を知らない。何かがあったのだろうな。こういう子にこそスマホを与え、いっそラインで会話した方がいいと吾人は進言したのだが採用されなかった。何かしら言いたいことはある筈なのだけど。見たところ母権が強過ぎる感じかな。もう少し介入すれば何かしらの変化があったのかもしれないが、何しろ学習塾には権限がないからねぇ。月波君が来たので、立ち飲みB、立ち中華と連戦し、先日マスターと知り合ったワインバーのような所にも寄って帰る。多分一時過ぎ。もうふらふら。バタンキュー。

 

8/22・木

 朝方は重い曇り。引き続き基礎工事。敷いた砕石の踏み固めから。以後型枠作りに移行。段段暑くなる中、今日も千寿に出校。途中駅ビルにて『日本大空襲』を購入。本書は十九年十一月から始まる航空整備兵さんによる日記記録。最近ちくまから再版された。『東京焼盡』と合わせて読みたいと思った。

此方の講習を終わらせると町屋に回航。立ち飲みBを覗くもDH君はおらず。どうやら社員さんに任せっきりの模様。駄目だね、オーナーたるもの常に現場に出なくては・・・。やむを得ず駅地下のちゃんぽんチェーンへ移動。併し大して客もいないのにオペレーションは崩壊気味。外国人材二人だけではね・・・。十分に冷めた餃子等が提供される。値上げしてでも人員を確保して欲しいと思った。大体ちゃんぽん界のプライスリーダーだろう。

 さてさて本務校での勤務の後はバーIへ。先日のバーベキュー会の後日談を聴収す。すると元生徒のOBさんが来て、序でに一献傾けた。此の子など中高生時代は色色と反抗して大変だったが、今では立派にOLを務めているらしい。適当に話しして最終バスで帰宅。四千円も失う。若い女性と言うのは得だね(吾人も男には奢らないぞ)。直ちに録っておいた「やすらぎの刻・道編」の九十九話。気の優しい三男さんは徴兵が嫌で自死するという結末に。所謂死亡フラグは立っていたのだが予想外の展開である。こういうこともあったのだろうな。戦没でもなく復員でもなく。つくづく公共放送の連続テレビ小説では描けない内容だと思った。

 

8/21・水

 信託銀行からは投資信託について次から次へと葉書が送られて来るが、見方が分からないから、よく分からない。昨日の報告にはマイナス五千円とか書いてあったぞ。そんな馬鹿な。

 まあまあ曇る。家人は鎌倉へ。さてさて今日から基礎工事。小型のユンボが来て掘り始める。不発弾や土器でも出てきたら困るけど幸い其れはないだろう。二階家だから大して掘らないしね。松の木の根っ子も少し切った。三時過ぎには御仕舞。時時読書、何処にも行かない夏は『日本史用語集』で時間旅行をする。時時草取り、梅雨明けから放置状態だったからもう膝下まで来ている。朝昼と残り物。夜はスーパーの惣菜。

 

8/20・火

 朝方は大雨。更に気温が下がる。久久に妨害行為はなかった。猫は濡れるのが嫌いだからね。前の前の天皇の「拝謁記」というものが公開される。一応反省の念を示しているらしいが、所謂一撃講和論と言うのは良くないな。あれで終戦が遅れ、一体どれだけの方方がお亡くなりになったことか(義雄伯父さんを含む)。大きな溜め息をつかずにはいられない。満州事変以後の陸軍の暴走にも怒っていらしたらしいが、三十代の君主では抑えられなかったかな。政治とは四十を過ぎなくてはよく分からないものである。

 以後少し晴れる。肌の状態が良くないので草取りも出来ず。夕方前に再び大雨。昼はスーパーの弁当。夜は生協の豚肉。成るべく買い物をしないで、ある物を食べて片付けようと思う。久久にエアコンなしで就寝。凡そ三週間ぶり。

 

8/19・月

 外猫による断眠酷し。少なくとも十回以上。さてさて雲が広がり酷夏は終了。出来ればあと一日早く終わって欲しかった。基礎工事が始まる。特に地盤改良工事。見たことがないような重機も来る。鉄管をかんかんと打ち込んでいた。

 さてさて吾人も今日からは働くおじさんである。サービス価値を生み出さなくてはならない。御昼に千寿に出校。今週は向こうの講習である。実に半年ぶりに千寿に参る。多少ゴミは片付いていた。併し当該生徒は一人だけ。他の生徒も数えるほど。明らかに採算ラインを下回っているが、なかなか廃業の決断がつかなかった模様。辞め時というものは難しい。それにしても五年前は溢れるほど生徒が居たのだけれどね。逃散した前任者はどうしているのだろうか。三時間ほど教えて本務校に回航。退社後は雨雲を気にしながら立ち飲みBと中華に寄る。Bに居て以後独立したOJ君が来ていたので色色と昔話と情報交換をした。若い人はどんどん独立した方がいい。ただ何処も彼処も再開発だらけで手頃な物件が無くなっているのは宜しくないな。昨日留置しておいた旧型車で帰宅。十二時前。併し久久に乗ったけど酷い乗り心地。よく乗っていたね、こんなポンコツに。

 

8/18・日

 朝の内から活動す。まず一旦職場方面に赴き、其の後激安スーパーに参集。暑い最中であるが、バーI主催のバーベキュー会である。続いて多摩川右岸に移動。一応設営は業者さんに頼んだ模様。最近は何でもやってくれるのね。参加者は二十人以上。男性多し。喫煙率高し。而も前回の花見の時と殆ど一致していない。飲み屋の御客も新陳代謝が著しいと思った。大した役割分担などしていないが、何となく準備が進み、乾杯の運びとなる。焼き場は若い人に任せ、吾人は後方勤務。

テントはあるがなお暑い。三十五度はあるね。色色と焼いてくれたが、みんな手が伸びず。中から冷やすしかないな。結構飲んだ筈だが殆ど酔わず。幸い三時過ぎには撤収となる。金五千円失う(内二千円は設営料)。皆さんは目黒線に、吾人は東横線に。二次会はキャンセルして早目に帰宅した。夕飯として家人の冷やし中華。こうしてお盆休みは終了す。十時就寝。

 

8/17・土

 香港の自治一つ認めないのだから、現在の中国共産党は余程自信が無いのだと思う。ドミノ倒しを警戒しているのだろうが、そもそも香港のドミノは違う方向を向いている。本土に波及する訳がない。為政者には好き勝手にやらせて措くぐらいの度量と言うものがないと往けない。万が一にも武力介入と言うことにでもなれば、世界的規模で中国製品排除と言うことになり、米中貿易摩擦どころの話しではなくなる。輸出依存の中国経済は忽ち壊滅す(人民の不満も爆発する)。序でに日本経済も大ダメージを受ける(吾人も投資信託で大損する)。此れが現在予測し得る最悪のチャイナリスク

 台風が残した熱い空気に強い日差しが加わり、異様な暑さとなる。終日在宅。昨日今日と角部屋は大工工事。昼はレトルトカレー、夜は冷凍干物に適当な炒め物。昨日に続きゼロ円支出。お台場の水泳大会は菌の活動が活発過ぎて中止となる。詰まり大雨が降ったから。詰まりあれが流れ込んだのである。雨に降るなとは言えないから、愈愈全都民にあのお願いをするしかないか。大量降水時の大便は御遠慮くださいと。

 

8/16・金

 まあまあ曇る。其の分、気温は下がる。其れでも三十度はあるね。冷夏を予想したのだけど、結局猛暑になった。つくづく未来の予測は難しい。引き続き「やすらぎの刻」。とうとうテレビ局で乱闘騒ぎと言う展開に。大先生はバラエティー番組がお好きではないよう。まあね、確かに吾人も見ないですよ。そもそも見ないから、下らないなどと腹を立てることもない。ちなみに劇中の豊臣家康のモデルは最盛期の武軍団。今はあんな無礼な人もいないと思う。過去に何かあったのだろう。但し人は変わり、何れ礼儀正しくなりますよ。其れが成長と言うものです、先生。買い物は無し。残り物と買い置き食品でゼロ円夕飯。炊飯器には二度目の出動を願った。グレが何度も上って来て安眠を妨害す。また時期が来たみたい。

 

8/15・木

 悪い流れを断ち切るべく何処かに出掛けようと思った。こういう場合は高尾山か深大寺なのだが、天候の不安もあり、後者に向かう。時折雨に降られながら、早速「青木屋」で冷酒を傾ける。つまみは鮪の山かけ。二八のもり蕎麦は太麺で水水しい感じ。こういう蕎麦もあるのだね。少し新鮮だった。

土偶君が暇だというので町田に回航することにした。確か、調布から柿生行きとかがあるのだが、よくよく見ると休日朝に一本だけ。そんな馬鹿なと思うことなかれ。此れは路線免許の維持の為である。多摩地区にはこういう路線が多多ある。バスマニアしか乗らないな。結局素直に狛江に出て、小田急線に乗り換える。小田急も京王も東急に比べて全然ホームドアが付いていない。依然として脆弱鉄道。急行通過駅から早く設置すべきである。

さてさて彼とは一年振り。まず「なかなか」と言う店に入った。近況報告などをしていると、狭い店なので隣りのおじさんと話しが盛り上がる。まあまあの会社員なのだろう。キャッシュレス決済の重要性を力説される。でも御本人は一万円札を出して払っていた。そんな馬鹿な。サービス価格の酎ハイ類が薄かった御蔭でまだまだ飲めそう。「とりいちず」と言う店に転進。たっぷり飲んで出た。二軒、凡そ五時間近く飲んでも一人四千円程度。町田は安いという印象。若い人が多いからかな。「ぎょうてんラーメン」も食べたかった今夜はもう入らない。田園都市線経由で帰宅。十時就寝。ちなみに土偶君の実家は依然としてゴミ屋敷状態だという。公務員である御両親は共に退職した筈だが、今以て布団を敷く場所もないらしい。そんな馬鹿な。「片づけトントン」の動画を一家全員で見るように推奨しておいた。

 韓国大統領のボルテージは多少は下がったよう。まあね、徴用工問題に関しては、官民協力で基金のようなものをつくって見舞金を渡すようにするしかないとは思うけど、A政権ではねぇ。其れに先行して作られていた財団を強制解散に追い込んだのは韓国側のやり過ぎだよなぁ。

 

8/14・水

 昨日と同じような感じだが、台風が接近してきた分、通り雨の間隔が狭まり、また降り方も強力となる。山陽新幹線は明日の全面運休を決定。計画運休と言うやつである。指定券の大変更でみどりの窓口はどうなるか。

 引き続き「やすらぎの刻」。引き続き大御所先生は視聴率競争に御怒りのよう。まあね、ちゃんと見たい番組ほど録画して見るよな(こうした視聴は数字に反映されない)。でもね本当に見たい番組は、急いで帰って、リアルタイムで見て、更にもう何回か録画を見るぞ。ま、そういう番組ってもう何年も無いな。少し草取り。

 晩は唐揚げを買いに行く。七個パックを所望したところ、一つないので数分待つとのこと。何でもいいから代替してくれと言うと、其れは出来ないという。サービス業も御役所化していて融通が利かないと思った。思わず店員相手に悪態をつく。いけない、いけない。どうも昨日から流れが良くない。一方何日経ってもなくならない白菜が邪魔だと家人が何遍も宣う。本当に地鎮祭などやるものではないと思った。第一に家内不安全を招く。お供え物だから捨てる訳にも行かないし。愈愈吾人激昂し厨房に突入す。怒り任せに引き千切り、胡麻油で炒め、油揚げと冷凍餃子と餅を加えて、「サッポロ一番塩らーめん」のスープで煮込んだら、まあまあの出来栄えであった。併し家人は一切手を付けず。結局夜半に全量廃棄となる。

 

8/13・火

 どんどん雲が出て来る。10号は西日本を直撃の見込み。関東も時折ざあっと降る。朝方は隣のマンションの不燃ゴミの整理。引っ越しゴミが箱から溢れ返っていて、此の二週間、誰も何の整理もしなかった。どう仕様もないね。無管理会社である。結局拙宅が迷惑す。昼は「さとう」のラーメン。家人には「ほっともっと」。

 午後も一雨。其れでも暑い。適当に映画「ライフ(SF版)」。例によってクリオネみたいなかわいい生き物があっという間にイカのお化けになって襲ってくる。言わんこっちゃない。だから何処も彼処も防疫が緩い・・・。でもあの飛び出したエイリアンどうなったかな。案外地球上の微生物にやられて御仕舞かもね(逆ケースも当然ある筈)。夕方はおじさんたちに誘われて人気もつ焼き店に行く積りだったが、リコンファームが遅れ、何故か吾人だけが蚊帳の外に。おじさんたちの段取りの悪さに失望するとともに、観光地化した大衆酒場と言うのも考え物であるな。いっそ二倍値上げして、御客を半分にして欲しい。食い物の恨みは怖ろしいぞ。結局冷蔵庫の残り物で中量飲酒。まだまだ白菜がある。

 香港のデモ隊は空港を占拠。全便キャンセルという事態に。成程、此の手があったか。広場に行くより発信力があるな。日中で世界貿易を維持するという所存に変わりはないし、現に拙宅も大量購入しているが、何れ中国とは深刻な対立が起こるような気がしてくる。矢張りああいう体制は拙い。此れが本当のチャイナリスクだな。

 

8/12・月

 山の日の振り替え休日。多少曇っているが、暑いことに変わりはなし。其れでも少しは温度が低下するというので、小平霊園へ向かう。亡父の新盆であるし、また万代伯母の命日も近い。義雄伯父さんもね。まず世田谷線に乗り、京王づたいに国分寺へ。此処から銀河鉄道に乗り換え。運賃170円。少し安い。路線バスのLCCかな。ちなみにバス停は遠く、駅前を態態一周して方向転換す(凡そ四分のロス)。パラパラとは乗っているが採算は取れているのだろうか。

肝心の霊園であるが、お盆なのでまあまあ来ている。手短に清掃と近況報告をし、駅前の中華屋で麦酒休憩。冷やし中華には小炒飯が付いて来たがどちらも及第せず。一方周りの常連さんは定食をモリモリと食べている。ミスショットだったな。其のまま西武線に乗り、新井薬師下車。南に向かう。庶民的な商店街が飲み屋街に変わればもう中野駅。少し物色したかったが、気温が其れを許さない。直ぐに京王バスで渋谷へ。啓文堂で『社会学史』と『日本社会のしくみ』を購入。どちらも新書としては最厚クラス。凄いボリュームだね。地下街で崎陽軒の弁当を買って素直に電車で戻った。九時半に出て三時着。往復に四時間掛けた新ルートであった。

早速後者を拾い読み。日本社会は元来格差社会で、経済成長が停止すると忽ち元に戻る傾向となる。特に地縁血縁家業不動産等の基盤(「地元型」)を失うと貧困に陥りやすい。また給料だけで生計を立て、退職金と年金でまあまあの老後生活が送れるのは、大きな会社を定年まで勤めあげた人だけで、男の人でも精精三割程度だという(「大企業型」)。まあそんなもんだろうな(件の二千万円問題で大騒ぎするほどの事でもなし)。ちなみに吾人の生活は家業を中心とした「地元型」と、不安定で僅かな給料収入を得るという「残余型」のハイブリッドになる。深刻なのは此のまま何もしないとあっという間に「残余型」が増え、まるで戦前みたいな社会に戻って行くことである。毎日毎日会社で働いてはいるが、貧農小作と変わらないということに。困った困った。

夜は公共放送で「かくて自由は死せり」。戦前最大の右派メディア「日本新聞」を追ったもの。こんな新聞があったとは知らなかった。蓑田胸喜の息子さんなんかも出演して御父上の日記を紹介していた。ああいう資料もしっかり保存しなくてはならないね。実家の取り壊しなどでごっそり捨てられる時期である。

 

8/11・日

 引き続き三十五度。午前午後と漫然とす。外猫もぐったり気味。途中映画「ビッグ・ハウス」。巨大アメフト競技場を追ったドキュメント作品。大学対抗の試合に十万人も集まるのだという。但し観客は結構白い。アメリカの大学も学費が高いからね。一方働いている人などは違う色。アメリカの現実だね。アメフト、チアリーディング、ハンバーガーセット。此の国は未だに若い。こういう所で熱狂するより、少し廃れた蕎麦屋でゆっくり冷や酒でも飲みたいと願う吾人なのであった。年寄り染みてる? いえいえ、元からこういう性格なのです。

夜は焼いたスルメに白菜の炒め物など。定量飲酒。先日の御供え物が大量に滞留している。また台風が来るのだという。従って海の事故多し。五輪まで一年。プレ大会では暑い暑いと苦情続出。なおお台場で泳いだ選手によると水質が悪いと。トイレの水のようだとも。そもそもあんなところで泳ぐ人はいないよな(そもそもあそこには未処理の下水が・・・)。何かの宣伝の為に無理矢理選ばれたのだろう。兎に角、五輪を止めろとはもう言わないから、せめて今からでも移した方がいい。東京湾の入り口辺りでいいじゃない。三浦海岸でも千葉方面でも。いっそ島でもいい。あそこも東京都である。

 

8/10・土

 さてさて本日から九連休である。朝は牛丼S。午後新橋に向かう。仲田大将主催の暑気払い。時間があるのでバスで行く。例によって渋谷はどんどん建て替わっている。東急プラザ後のビルも完成間近。西口バスターミナルが丸ごと入るのだという。其の後、東横店の取り壊しに入る予定。例によって渋谷永久再開発である。

 そんな渋谷であるが近年鼠被害が多発とのこと。先日はコンビニが閉店に追い込まれた。今こそ、猫の出番だと思った。兎角犬と比較され、何とか犬など働く御犬様は多多あれど、勝手気儘の怠け放題、働く猫なぞはついぞ見たことがないなどと陰口を叩かれているが、其れは全くの誤解である。そもそも猫がいなかったら、人類は農業を営むことすらままならなかっただろう。何しろ収穫した穀物を次から次へと喰われて仕舞うのだから。雲霞のごとく押し寄せる鼠に対抗するには、下男下女のような人人を二十四時間穀物庫に張り付けておく必要がある筈で、其の分の労働力が恒常的に失われることとなる。其れは農業の生産性を相当後退させた筈である。こうした本来極めて困難な鼠対策を猫が正に一手に担ったのである。猫に感謝すべき理由は此処にある。現代の猫が暇そうに見えるのは鼠が偶偶見当たらなくなっただけのことで、一旦緩急あれば、彼らは忽ち本能を取り戻し、誠心誠意不眠不休で鼠を追い掛け回すに違いない。全国の猫達よ、今こそ渋谷へ集え。そして一所懸命に闘う姿を見せて欲しい。

さてさて都営に乗り換え、西新橋の停留所で下車。海風が入っているらしく世田谷より少し涼しいね。二時半から何時ものちゃんぽん屋さんで大量飲酒開始。参加者は鰻犬先生と須々木さん。延延と五時間も飲んだ。高級日本酒を片っ端から空けたから一人九千円。半分以上は大将が支払ってくれた。本日は此の一店だけ。メトロで帰宅。十一時就寝。

 

8/9・金

 フクイチの汚水タンクは三年以内に満杯に。取り切れなかったのはトリチウムである。一応自然界にも存在するものだけど。愈愈決断が迫られるな。漸く角部屋の水道関係工事。元栓取り換えの為、拙宅を含め一瞬断水す。此れと言った影響は無し。引き続き三十五度。昼は半田の素麺を豚肉入りの付け汁で。午後出社。金参万円受け取る。退社後は無責任社長と一席。其の後Bに寄って帰った。

 帰宅後「エイリアン・コヴェナント」。二千人も載せた移民船のクルーたちは極めて無防備に未知の惑星を探索す。そんな馬鹿な。吾人ですら未知のゴミは軍手とトングを使って慎重に分別するぞ。北欧のような景色は綺麗だけど、残酷シーンの手前で挫折。こういうSF物はコメディーにした方がよっぽど楽しい。二十年くらい前に公共放送でやっていた「宇宙船レッド・ドワーフ号」は本当に面白かった。

 

8/8・木

 さてさて八月八日、末広がりの大安の日。地鎮祭である。まず果物を受け取りに行く。愈愈十時過ぎに宮司さんが現れ、祭壇の準備。地元の神社から来たのだが、当然初対面である。十一時に式典開始。参加者は施主である吾人と家人、住宅メーカーからは営業担当者と設計者、現場監督と其の上役さん。何時もの不動産屋からS君と同僚のO君。それにしても暑いね。祝詞に続いて砂山に鍬入れ。エイエイエイと三回唱えた。(何とか道路とか、かんとか新幹線を作り始める政治家みたいだと思った)

相変わらずの炎天下である。事前に指導されたにもかかわらず、御榊奉納では手順で間違える。此方は施主がトップバッターだから、誰かの真似をするという訳にも行かず。少し恥ずかしかった。それにしてもこういう神事に出るという経験自体がないからなぁ。大体四十分で終了。時折日が陰り、風が吹いたのが幸いである。パッと散った紙吹雪が印象的だったよ。色色と頼みますよ、氏神様。吾人にも福を下さい。宮司さんを御見送りして、簡単な工事の打ち合わせをして終了する。十二時過ぎ。いや疲れたね。もう一度やるかと問われたら少し考えるな。

さてさて御勘定である。玉串料は伍万円。参加者に金券配布して約四万円。供物等の準備に一万円弱。社会的儀礼の範囲内と言うやつも安くはないね。ちなみに御酒は住宅メーカーが用意してくれた。「良家」という縁起のいい名前の日本酒だが、よくよく見ると糖類添加。あらま。ぐったりしながらレトルトカレー昼食。沐浴、午睡の後、出社。四時から補充授業。いや併し疲れたね。プリント作成時、コピーの縮尺を何度も間違えた。少し気を取り直し、立ち飲みBで少しだけ飲んで家に帰った。

 

8/7・水

 引き続き三十五度。西友に熨斗袋を買いに行ったところ、祝儀不祝儀色色あれど、「初穂料」などというレアアイテムは置いておらず。炎天下、野沢の古い文房具屋まで回航す。ちなみに今日も測量をやっていた。異様に若い人が多かったから、研修半分なのかな。午後はテント張り。

余りにテレビが下らない(特に国際弁護士の何某と何とかいう落語家が酷い)のでラジオを点けて午睡す。すると元首相の後継ぎがタレントアナウンサーと結婚するそう。併し態態官邸まで行って公表するかね。公私混同甚だしい。何かがどんどん間違って行くと思う次第である。而も加速度的に。愈愈国が亡びる兆候だな。そもそもあの世襲政治家のあの無意味に大袈裟な喋り方から言って(芸能人をされているお兄さんとは余りに対照的)、置かれた場所と時代を何か勘違いしていると思う次第である(貴族院議員とでも?)。夜はスーパーの惣菜。

 

8/6・火 

米中貿易摩擦で株価は続落。大丈夫か、吾人の投資信託。併し株価如きで一喜一憂したくないね。こういうことになるからね、あんな債券買わされてつくづく迷惑である。引き続き三十五度以上。今日明日と不出社。朝方に再び西友に行き、炊飯器を購入。虎が早逝したので今度は象にした。政権交代である。約一万円の標準品。当然メードインチャイナ。日中で世界貿易を支える所存である。なお拙宅の人口減少に伴い、三合炊きに変更となる。まあね、三合でも週休四日だよね。

 続いて昼の弁当を買いに行く。序でにスルメを購入。明後日は愈愈地鎮祭である。午後は休憩す。西の方に向かって水を撒いた後、一キロ先の果物屋に参る。行って見ると先月末で閉店していた。そんな馬鹿な。やむを得ず並びの八百屋で特別注文す。受け取りは当日朝。一方家人は馴染みの古酒屋にビール券を買いに行く。と言う訳で一家総出で色色と準備をす。海の幸と山の幸、酒に塩に米と金券に、あと何が必要なんだっけ? 夜は家人の回鍋肉。週に一度ぐらいは台所も何かしら生産しなくてはね。

 

8/5・月

 本日も三十五度。また飯を炊こうと思った。ちなみに新型のガス台にはオートモードというものがあって自動で炊けるよう。試しに二合だけ炊いたところ、お焦げが多数。どうも鍋との相性が良くないらしい。矢張り電気釜が必要だと思った。午後作業車が来る。仮の電柱に仮の電線を接続させて直ぐに帰って行った。夕方頃出社。暫らくは中三社会の授業がある。本日も近現代史を重ねて指導す。退社後はBで少しだけ。

 日韓で憂鬱な応酬が続く中、二十歳の日本人選手が全英女子オープンゴルフで優勝す。グリーン上で駄菓子を食べながら屈託ない笑顔を見せていた。まだあどけない。一服の清涼剤だと思った。勿論色色と苦労もあるのだろうが、何も恐れないというのは強みになるな。併し最近は地方から良い人が出て来る。大都市周辺は駄目だね。練習するにしても御金がかかり過ぎるからかな。

 愛知の展覧会は中止に追い込まれる。詳しくは知らないが、まあねある程度想定されていたことかな。・・・М・ホジャートは「検閲官に理解されるような諷刺は、禁止されるのが当然である」というカール・クラウスの言葉を引いている。そして、「アイロニーアレゴリーや寓話という手段を用いて、検閲官を出し抜くというのが諷刺家の仕事である」とつづける(『諷刺の芸術』)。この時期の如是閑の言論戦は、まさしくそれであった。ジャンケレヴィッチ風に言うならば、彼のアイロニーは軽やかに遁走す。追跡者にたいして目くらましを投げつけ、神出鬼没、思いがけぬところに姿をあらわし、命懸けの隠れん坊遊びをしてみせる。そして、トリッキーな身ごなしによって相手をはぐらかし、時に韜晦して自分の本性を隠し、姿をくらましさえするのである・・・「アイロニーの銃眼」御大の文章から。時代は最早、そういう段階にまで来て仕舞っているのだろう。困った困った。

 

8/4・日

 朝方はコンビニ弁当。昼は冷凍うどん。今日も暑い。こうも暑いと取り寄せた『独ソ戦』も『自由思考』も手付かず。夕方月波君が来て暑気払い。まず「とり石」へ。三十針も縫ったという芥田先生へのお見舞いを考える。続いてチェーン店のパスタ屋へ行き大量飲酒。ふらふらでバスで帰宅。

 ところで家人宛にプレミア付き商品券の案内が来ていた。二万円で二万五千円使えるのだという。消費税率引き上げに伴う救済措置だが、何とも面倒くさい。大体、購入の申し込みをして、受け取って、使って、また使われた側はいちいち換金しなくてはならない。そんなことなら全国民に直接日本銀行券を配って仕舞えばいいのにね。流行りのММ何とかである。

 

8/3・土

 当然宿酔も無し。打たれた杭を見ると案外小さい。二LDKだからね。もうすこしがっつり建てるべきだったかな。尤もそうすると庭が無くなる。今回のコンセプトは車庫付き庭付き猫付き賃貸物件だからね。本日は仮設トイレに仮設の配管を取り付ける作業。

 さてさて今日も暑い。朝方は富士そばかつ丼盛り蕎麦セット(720円)。続いて西友でLEDシーリングを二個買って持ち帰る(16000円余り)。此れは角部屋用。尚水道工事も目途が立った。御昼に出社。漸く講習最終日。中三社会、中三数学、中一数学のフル編成。ちなみに社会は歴史である。近現代史を真面に考えると余りに恐ろしいことが多く、夏の怪談などほんのおとぎ話に聞こえますなどと講義した。人間、取り分けナショナリズムと言うものは極めて取り扱い注意の重大危険物であるともね(こういうことが分かっていない大人が多すぎる)。さてさて八時半まで勤務して、B、中華、Iと三軒廻って帰宅す。

 

8/2・金

 未明にゴミの分別をしていると若者から声を掛けられる。駅への道が分からないと。色色と説明してやった。後から考えると、吾人があれこれ説明している時、彼は視界から消えていた。吾人の後ろに回っていたことになる(一緒に方角を見ていたのだろう)。昨今の事情を考えると、少し迂闊だったかな(警察学校では絶対にやってはいけない教え方だと習う筈)。ちなみにそんなに悪そうな人には見えなかった。半裸に近いおっさんに熱心に道を説明して貰ったという経験が何かいい方向に行きますように。まあね、年を重ねることに楽しみがあると言えば、こういうフランクなコミュニケーションが出来ることかな。おじさんおばさんじいさんばあさんに恐れるものは何も無い。全国の中高年よ、もっと声を掛けよう。先ずは親切に。そして他人をもっと褒めよう。

引き続き三十六度。本日は現場監督以下住宅メーカー本体から若い人が大勢来て、目印用の杭打ちなど。御昼にバス出社。講習も最終コーナー。中三社会も、中三国語もグダグダとなる。夕方退社。其のまま神宮球場へ。麦酒半額ナイターである。客乃間君、月波君、遅れて坪上君。何だか草臥れて仕舞い、試合内容も頭に入らず。おまけに数杯目の麦酒を膝小僧にぶちまける。仕事してスポーツ観戦とかは、ちょっと厳しいよな。増して此の気候では。試合としては九回の表にスクイズを決めて中日の勝利。ま、どちらにしても最下位争いである。

 酔った客乃間君は何時の間にか行方不明に。残った三人で表参道方面に移動。「麺飯坊」という中華屋に入る。チンジャオロースの焼きそばなど。麺の焼き具合が絶妙でなかなか旨い店だと思った。やっぱり都心は違うね。十二時頃帰宅。大量にビールを飲んだけど(三リットル近く)、余りに暑いせいか殆ど酔わない。不思議な晩であった。

 

8/1・木

 引き続き三十五度。本日は現場に鉄板を敷く作業。何度かトラックが往来する。途中植木屋さんが来て、庭木の消毒。定例の草刈りと剪定は九月になるとのこと。梅雨が長かったからスケジュールは押せ押せである。また角部屋は浴室ドアの交換。働くおじさん続続登場である。引き続き「やすらぎの刻・道編」。軍事教練、徴兵検査、小作貧農、結核隔離、金属供出、海軍病院。軍国少女のしのちゃんも、少し考えが変わった模様。作者はこうして、戦前戦中の惨さを可視化する意気込みなのだろう。若い人ほど見るべきであるな。Aのいう所の美しい国が、如何に惨めで悲惨であるか、即座に分かる筈である。

 午後は安閑とする。さてさて生命保険の見直しであるが、結局再見直しとなる。吾人の眼圧が高いので専門医による診断が必要とのこと。そんな馬鹿な。暑中女の外交員が来て、取り消しの署名。夕方須見伯母が来る。牛肉と舌平目を焼いてもてなした。

2019年7月

7/31・水

 引き続き三十五度程度。朝方に飯をたこうと思ったら炊飯器が動かなくなる。可笑しいな。結構高かったのに。コントロールする基盤が壊れた模様。頭がやられては最早再生不能である。ガス炊きに緊急変更となる。勤続数年目、週休五日程度だったのに。暇疲れして壊れたな。

 御昼に出社。本日は八時間授業。余りに暑いので、東電のホームページを覗く。電気には余裕があるよう。また太陽光発電量もグラフ化されていた。ピーク時で1000万キロワット弱。此れって自家使用した分は抜いてあるのだろう。どちらにしてもまだまだ足りない。最低あと三倍は付けられるぞ。昼はノー火力。勿論ノー原発

退社後はBで数杯。珍しく田岡さんがいたので閉店近くまで。続いて碑文谷の新ラーメン店に。あっさり鳥蕎麦750円。内容的には可もなく不可もなく。但し店内は異様に暑い。検分してみると室外機を妙な木枠で囲っている。美装した積りなのだろうがあれでは排熱出来ない。基本的な事が分かっていない店である。立ち飲みBの後に出来た店であるが、こんなことでは持たないな。帰宅後は肌の修繕。汗疹だか紫外線にやられてあちこち痒い。ステロイド剤をピンポイントで塗り込む。でもやっぱり内から冷やすのが一番効くね。こうして七月も終了す。そう言えば今月は電車にもバスにも一度も乗らなかった。

 

7/30・火

 埼玉のある公立中学校では僅か数年の間に、二件の自殺と一件の殺人事件が起きたという。どうなっているのだろう。もう解体した方がいい。またN局党は早速磁力を発揮してゴミみたいな議員を集めている。其のまま消滅してくれれば、政界の大掃除になるのにね。一方日韓関係は徐徐にアンコントローラブルな状況に。此れだからナショナリズムに火を点けては往けないのです。下手したら焼き討ち事件まで発展する。そろそろかの国による仲裁策に期待するしかないか。あの親分に。ああ情けなや。

 続いて足場屋さんが来て、柵と仮設トイレを設置。二時間ほどで終了。どんどん進んでいくね。家人がリハビリ体操に使いたいというので、ヨガ用マットを検索す。素材×厚さ×重さで千差万別。数千種類も出て来る。適当に平均値を割り出して、適当な物を注文す。併しリハビリも効果が上がっていない模様。もう駄目だな。

 引き続き異様に暑い。昼はレトルトカレー。夜は三丁目の肉屋の豚肉で冷しゃぶ、激安八百屋の夏野菜を添えて。但し家人は肉を茹でるのも這う這うの体である。早晩、拙宅から調理と言う行為が消滅するだろう。

 

7/29・月

 朝からかんかん照り。と言うことで関東も梅雨明け。更地には早速人影が。仮説の電柱を立てている。工事用の電源だね。続いて基礎工事の準備。昼前には終了す。来年の今頃は物件の屋根がどんどん発電している筈である。

 午後出社。夕方富士そば休憩。退社後はBで少しだけ。帰宅後コンビニのこってりラーメン。夜も猛暑。拙室も初冷房す。芥田先生が救急搬送されたという緊急情報が入る。月波君に確かめて貰ったところ、駅で酔って転んだみたい。幸い軽症とのことだが、御大、本当に頼みますよ。

 

7/28・日

 未明は大雨と地震地震は二発来たね。と云っても空き家もないからもう安心である。朝は乾麺で盛り蕎麦。以後晴れて相当蒸し暑い。家人は鎌倉へ。となると昼はオリジン弁当。また此処数日の買い物が滞った結果、冷蔵庫も食料庫もからっぽである。増便して対応す。

 選挙から一週間。何とか新選組の件はまあまあ良かったとは思うが、もう一方のN局から守る党の件は宜しくないな。色色と調べてみると、此の党(と呼べるか疑問だが)はとんでもない人の集まりみたい。世の中に於いて、冗談半分や面白半分と言うのは重要な要素であるとは思うが、投票はもう少し真面目にした方がいいと思う。

 さてさて久久の休日である。録ってあった映画「万引き家族」。生きることとは食べること。登場人物たちは実に旨そうに物を食べている(しかもかなり粗末な物を)。まあね、カップ麺にコロッケを浸しながら笑って食べられれば、其れはもう立派な家族ですよ。夜は家人が買って来たスーパーの惣菜。例によって「買い食い家族」である。但し登場人物は二人だけ。

 

7/27・土

 朝から暑い。御昼に出社。中三社会。五月蝿い男子連中は高校野球を見に行った関係で全員欠席。素晴らしい。天祐である。続いて中三数学。教える側を含めて途中で燃料切れとなる。こういう時はクッキーを買って来て、みんなで摘まみながら関数の問題を解いた。ちなみに先月ぐらいから女の子が続続と入ってきたが、幸い直ぐに打ち解けている。今風に言えばコミュニケーション力があるのだな。こういう子の将来は明るいね。講習も半分が終了。退社後はBとIで二杯ずつ。中日は八連勝の後、八連敗。そんな馬鹿な。

 

7/26・金

 朝から完璧な夏空。猛烈な日差しとなる。通常ならば此処で梅雨明け宣言なのだろうが、マイクロ台風が接近中とのこと。解体も愈愈最終日。挨拶に行くと、おじさんたちは早速耐暑スーツを着用していた。此れは作業着に小型の扇風機が付いたもの。アイデアは随分と昔からあったが、電源の小型化に成功した関係で最近普及しつつある。イノベーションだね。多少は涼しいのかな。昼前に冷えたスポーツ飲料と常温の缶ビールを差し入れした。色色と御苦労様でした。

 御昼に出社。中三社会の後は、小学生の宿題の面倒を見る。明らかに学習障害の子なので全く進まない。トモエ学園なら兎も角、こういう子が普通の公立小学校に通って普通の宿題を出されても、まあ無理だよな。訳の分からない紙の束が押し寄せて来て、目が回るほど酷い目に遭ったという被害妄想しか残らないであろう。ただでさえ気の毒な学校生活である。夏休みまで宿題が出ては益益気の毒だと思った。此れ以上気の毒を増やしても仕様がないので、吾人の丸写しとなる。

其の後は高三女子の志望書作り。何とか整復師の学校に入りたいのだと。既にAO入試が始まっている。志望書の代書に当たり、まずは本人に色色とインタビューするのだが、聞いてみたところで志望の理由も動機もあったものではない。お嬢さん、一体何しに大学に行くのかね。結局何か身に付くものをということで、何とか士や、かんとか師を親や高校の先生に勧められているのだろう。いやしかし、こういう低志望な学生を幾らか集めたところで、教える大学の先生も気の毒だね。小学校から大学まで全部が気の毒。気の毒学校社会である(学習塾もね)。七時前に退社。晴雷亭で麦酒二本。吾人の気の毒だけは取り敢えず解消させる。帰って見ると重機も皆還っていた。がらんとした空間が広がる。来月の地鎮祭まで大きな予定はなし。以後断続的に雨。例によって二階の拙室は炎暑状態。階段を一段上がるごとに体感温度は上昇す。そもそも二階はどうしてこんなに暑いのだろう。新物件は本当に涼しいのかね。

 

7/25・木

 主計士官が巨大戦艦の見積り書の不正を見抜くという映画が公開されるらしいが、其の調子でリニア新新幹線の出鱈目ぶりも検証して欲しいと思った。此方は列記としたノンフィクションである。而も現在進行形。

 さてさて此方も数度目かの打ち合わせである。今回は地元の不動産屋さんにて。内装の変更契約である。材質の変更、デザインの見直し等等で百円単位で高くなったり安くなったりを繰り返す。太陽光パネルは0.3キロワット分増設でマイナス七万、外部建具工事はプラス十二万七千四百円みたいな感じ。コンセントの一つひとつまで単価が変わる。トータルすると結局プラス二十四万円一千三百四十円。なんだあ、案外安いねと驚くことなかれ。問題は金額ではない。此の精緻を極めた契約書の数字の数数である。大体一時間で終了す。まあまあ晴れて異様に蒸し暑い。またしょぼい台風が来るのだという。解体作業に引き続き、整地作業。足場も外れる。あと一日。

 昼は三丁目のとんかつ弁当(770円)。また夕方自家注射した家人は結局やっぱり案の定引っ繰り返っている。いい加減、此れで懲りただろう。大体腰痛で通った医者に、何で骨粗鬆症の治療をされているのだろう。根本的なことを考える必要がある。

 

7/24・水

 朝からヘリが異様に五月蝿い。また何かの火事かテロかと思った。すると五輪に備えた交通実験だという。大挙して上馬の交差点を撮っていたらしい。都心への流入を絞った結果、周辺道路は大渋滞。こういうことを態態平日にやるかね。家から一歩も出ない吾人ですら非常に迷惑した。本当にふざけている。本当に今からでも返上して欲しい。

 御昼に出社。以後八時半までずっと授業。講習期間に二度だけある八両編成の長時間勤務である。中三社会、中三英語、中二数学の順。興味がないらしく地理授業の反応甚だ悪し。何かいい教材はないかな。「日本沈没」でも見せるか。退社後は立ちのみBで少しだけ。其のままげんなりと帰宅す。まあまあ暑いが解体作業も継続中。廃材と残渣の処理にあと二日掛かるとのこと。朝は大渋滞に巻き込まれて大変だったと思う。

 

7/23・火

 昨日の興業会社社長の会見は五時間も続いたのだという。そんな馬鹿な。朝方は霧雨。最後の梅雨空の日(との予報)。それにしても昨日は疲れた。一日勤めたら一日休まなくてはならない。となると週休三日半と言うのが適正であるな。昼は激安スーパーの三百円弁当。大して旨くない。午後はまあまあ晴れた。解体作業は最終段階。ユニットバスも微塵となり、愈愈立っているものは何も無くなる。夜は信濃屋の自家製鰹のたたき他。ちなみに通信障害によりクレカ等は使用不可とのこと。矢張り頼れるものは現ナマである。

 京都の事件では身元確認が難航。一方重体の容疑者は数日前から犯行機会を伺っていたのだという。何処かで何かが少しでもずれていればね。其れにまさかあんなに燃えるとは当の犯人も想定外だったのだろう。本当に何処かで誰かが少しでも何かをしていたら・・・。勿論不審尋問をして事前に検挙するということもあるだろうが、ちょっとした経緯で激昂して人を刺して仕舞ったという事例がある一方、何気ない声掛けでテロを思い留まったというケースもきっとある筈である。

 

7/22・月

 今日明日まで再びの梅雨寒む。さてさて解体も三週目に突入。残すは台所周辺のみとなる。午後出社。本日から夏の講習である。愈愈新型車両が品川快速線にデビューする。速い早い。少し持て余すな。何時ものように漕ぎ出すと道路状況の方が追いつかない。さてさて五時間ほど授業する。いや疲れたね。Bに寄って帰る。帰りも快速運転。一方お肉屋さんに続いて此方の商店街の八百屋さんも閉店。十五の頃から六十年働いて来たという。御苦労様でした。

 家人は再び整形外科に行く。すると週に一回の注射では濃いようだから、毎日打つように処方されたという。そんな馬鹿な。大体八十過ぎの婆さんに今更骨を強化する必要が何処にあるのだろう。とんでもない儲け主義の医者であると思った(新築のビルに行き成り入居するだけの事ある)。費用は一割負担で数千円。と言うことは・・・。家人は安い安いと喜んでいるようだが、そもそも其の原資は税金と下の世代からの保険料である。例によって、こういうことを何遍説明しても家人には分からない。そもそも年相応と言うことが分かっていない。アンチ・アンチエイジングと言うものが分かっていない。何度も激昂し閉口す。

 

7/21・日

 さてさて異様に盛り上がりを欠いた参議院選挙である。思わず危険ではなく棄権な誘惑に駆られる。危ない、危ない。早起きした足で投票所に。以後自転車の完熟運転。昼は家人が買って来たアスターの弁当。八百円。やっぱり旨い。ところで拙宅の近所に激安青果屋がオープンした。行って見ると、冷蔵設備無し、訳あり品を中心に当日売り切る方針のよう。枝豆百円、小松菜二束百円。此れでいいんだよね。但し長雨で商品は少なめ。

結果としては五割を割るという低投票率になる。余り開票速報は見なかったが、与党は議席を減らし、社民党は一議席を確保(幸い吾人に死票は無かった)。国会は多少バランスが回復す。併し例によって投票が終わった後になって、ああでもないこうでもないと報道をしてもねえ。何時からこんな放送方針になったのだろう。闇営業問題で事務所を解雇された芸人さんらが会見し、古巣の実態を暴露。今や政府広報の片棒を担いでいる大会社であるが、実態は非常に古い体質の会社であると思った。此の会社も大きくなり過ぎたんだな。何事にも限度がある。そもそも此の数日、どちらかと言えば後者の話題の方が多い。そんな馬鹿な。

 

7/20・土

 外務大臣は韓国の大使を呼び出して、記者の前で公然と罵倒していた。前から思っていたけど、此の大臣、頭が相当可笑しいよう。そういう争い事を収めるのが、そもそもあんたの仕事だろう。職業教育と言うものを受けていないのだな。何か言って目立ちたいとでも思っているのならば、所謂右翼中二病である。

 朝から富士そば。続いて新車の受領。早速試運転。流石に静かだね。後ろのブレーキもABSみたいになっていてロックしにくい構造。鍵も本格的。安心して使えるな。更に習熟運転がてらに遠くの「京樽」へ。矢張り新車は速い。口径が一インチアップし座面も高くなったからかな。但し止まると暑い。どうにも非冷房車である。ちなみに自転車の正式商品名は「ロングティーン」。成程、吾人の精神年齢もずっと十九歳程度である。

引き続き解体作業。ところで此の家の解体を一番残念に思っているのは、戦争で死んだ義雄伯父さんだと思う。一番帰りたかった場所だろうし。伯父さんどうもすいません。松の木と慶応で学んだ頃の本類は残してあります。本日は分別と運び出し作業のみ。昼過ぎには終了。余りに蒸し暑いので少しエアコンを点けた。

 ホルムズ海峡周辺は極めて厳しい状況に。何かの偶発事態で戦闘状態に陥る危険すらある模様。ああ早く化石燃料に頼らない暮らしがしたいな。第一に、安全である。夜も試運転。矢張りライトの光跡が少し高い。ドライバーで調整す。

 

7/19・金

 変電所が焼損し京王線は長時間運休。最近京王が駄目だな。朝は小雨程度。以後曇る。引き続き平屋部分の解体。外壁もなくなり、次第に御隣りとの境界面が露わとなる。初めて見る景色である。実は母屋は厠や物置きを増築していて、隣地に密着していた。新物件は二メートル近くは離すから風通しも良くなる見込み。

さてさて残りは居間の半分と台所とユニットバス。古い風呂では危なかろうと、納戸を改造して十数年前に入れたのだが、以後伯母は急速に衰え、幾らも使わない内に施設に入ることとなる。勿体ないな。一回当たりの入浴料は特殊浴場並みになるかもしれない。それにしても、つくづく人の寿命とか運命とかは分からないもの。人生設計とかキャリアデザインとか、そもそも無理だよな。

 午前中は吾人の生命保険の更新契約。女の外交員が参る。健康診断結果の添付が必要なよう。他にも電子ペンでいろいろ書かされた(勤務先や年収も)。此の件は全て家人に任せてあるが、それにしても民間保険ね。漸く社会保険の方は少し分かって来たけど、全く分からない分野である・・・。ちなみに掛け金は月一万数千円。実は相当損をしているような気がするよ。午後出社。授業は適当にして講習準備を進める。退社後はBへ。皆さん疲れているようなのでコンビニの御菓子を差し入れた。Iでもう一杯。すると井満さんが居て、何故か一人で寿司を食べている。普通、少しは振る舞うだろう。食い物の恨みは怖ろしいぞ。其のまま帰宅。ガソリンを規制しなくてはならないな。ガソリン車がなくなるまであと何十年かは掛かるだろうし。

 

7/18・木

 各種健康保険料の納付通知書が出揃う。後期高齢者の家人は年額四万三千円(均等割り分のみ)で、国保の吾人が約二十万円。家人は納めた保険料や医療費の十倍から十五倍は使っているな。吾人の分を全部回しても大赤字である。高齢者医療費の半分は税金だそう。なお幸いにして介護保険はまだ使っていない。此方は七万三千円。

 さてさて二階部分は消滅し、続いて平屋部分の解体に移る。結局後輪も修理に出した。新車発注中と言うこともあり、修理代はサービスしてくれた。まあまあ曇ってまあまあ暑い。梅雨明けは接近中の台風次第とのこと。昼前に京都のアニメーション制作会社が炎上。どうもテロ事件の模様。爆弾がなくとも銃がなくともガソリンさえあればテロは実行出来る。

午後出社。夕方以降異様に蒸し暑い。スマホを見ると巨大な雨雲が近づいて来ている。最終授業は三分ほど早く終了し、子どもたちは早目に帰した。何事も臨機応変に安全第一である。大人の方はと言うと、Bでもたもたしている内にたっぷり降られて帰る。昼の放火事件は死者多数。特定企業を狙った事件としては、「狼」をも凌ぐ戦後最悪クラスとなる。而も動機は極めて個人的な事情の模様。

 

7/17・水

参議院選挙まであと数日。世間一般の関心薄し。吾人が超大物フィクサーならば、箱根の別宅にマスコミ各社の要人を呼び立て、Aさんにはそろそろ辞めて貰いましょうかなどと呟くのだけどね。磁器か何かを愛でながら独白のようにして。色色頑張ってくれましたが、少し長くやり過ぎましたなと言うな。まあ大手マスコミの影響力も高が知れている時代だけどなぁ。スイマセン、「日本沈没」の見過ぎです。

 まあまあ曇る。朝の八時にディーゼル音と振動で起きる。同時に電気の取り外しも。本日は三人体制。また今朝は土も掻き出している。壁に大量に使われていたからね。土が断熱材の時代があったのである。以後水を掛けながら二階の屋根まで壊す。見ていると、重機で適当な柱を掴み、其の柱で届かない所を壊して行く。機械を使った職人技だね。一方家人は依然として臥せっている。ちなみに昨日の注射は一本千円だと。詰まり元値は一万円。大枚使って却って病気になってどうするの。全く不要な治療である。医師の言うことを鵜呑みにしてはつくづくいけない。インフォームド・ディスコンセントが大事である。午後は久久に晴れた。二階は壁の一部を残して無くなる。大量の布団と畳も運び出す。夕方には家人も回復す。

 

7/16・火

 未明は結構降った。以後降ったり止んだり。愈愈重機壊しが本格化。周辺にはディーゼル燃料の燃えた臭いと母屋の古い材木の臭いが立ち込める。見ていると桐の箪笥も一捻り。壊すと分別、分別したら壊すの繰り返しなのだが、丁度霧雨が降り続き、水掛け作業が不要となる。天祐だね。流石にどんどん進む。出て来た廃材はトラックに積み込み。これらは銭湯に行くのかな。こうして組み立ててあったものが解体され、熱と煙になって分子か原子に戻って行くのである。兎に角、次の大地震の前に壊せた良かった。何しろ此れ以上古い建物って、町内には皆無であるからね。

 午後臨時出社しようと思ったら、家人が不定愁訴。どうも午前中に整形外科で変な注射を打ったらしい。骨中カルシウム増量用とのことだが、言わんこっちゃない。例によって病院が病人を作り出すのである。安静にしているように指示して出発す。退社後はBに寄るも、再びの降雨。何とか止み間を狙って帰る。後輪がぷかぷかの自転車で。愈愈だな。

其処で鉄道会社風に言うと「長年に渡り、世田谷循環線・世田谷中央線・品川快速線等で活躍を続けてきた8700型自転車ですが、登場から既に三十年以上が経過し、安定的な輸送サービスを提供することが困難となってきています。つきましては、以下の要領で新型車両を導入いたします。形式19000型自転車。非電動式。三段変速。導入コンセプトは伝統から未来へ。車体カラーは従来の8700型を踏襲しつつも、夜を駆け抜けるにふさわしいクリスタルブラックを。パンクしにくいロングレッドタイヤ、あらゆる荷重に耐えるタフフレームと大型バスケットを採用し、ラージな需要にお応えいたします。」てな感じだね。以上大人の電車ごっこ

帰宅後映画「トータル・リコール」のリメイク版。地球の反対側まで通勤した先でやっているのは物凄い単純作業と言うのも悪夢だが、わたしはあなたであなたはわたし、此処は何処、わたしは誰的な展開は、酔った頭では何が何だか分からなくなる。此の作品は精神疾患の疑似体験にはいいのかもしれないな。眠くて眠くて途中で挫折。

 

7/15・月

 海の日だけど雨の日。梅雨明けはまだまだのよう。そもそも今年は第三月曜日が早いのね。まず遠目の激安スーパーに一便。段段と止んできたので、駐車場の端に防草シートを張る。併し砕石が邪魔して中中ピンが入らない。結局適当な植木鉢や石を載せて行く。続いて昨日の店で自転車を注文。四万円余。大型発注だね。実に三十二年振りの新型車両の導入である。国鉄並みの間隔だと思った。就航は数日後。其の際はテープカットしないといけないな。

昼に月波君が来たので、解体途中の古屋を見せる。折角なので二階まで上がったけど、何処もぐちゃぐちゃの滅茶苦茶。いや併しね、半壊れの家など見たところで仕様がないと思った(決して楽しい物ではない)。其の後は駅前の中華屋で軽い昼餐。此の店に入るのは半年ぶり。まあまあ御客が入っている。此の建物は実は魔の地で、「はなまるうどん」「大戸屋」他死屍累累なので心配していた。車で来たのと言うので件のちゃぶ台を持たせて帰った。廃品回収させられて彼は迷惑かな。午後は須見伯母と庭木の剪定。あっという間に七十リットルが二袋。須見伯母は元気だね。家人より年上なのに。肉体と言うより精神、詰まり性格の問題だな。家人なぞは何に付けても文句しか言わないから、長生きしても楽しくないだろう。第一に周りが迷惑である。夜も涼しいというか寒いくらい。適当な残り物で晩酌す。

 

7/14・日

 未明は大雨。以後ずっと霧雨。再び寒い。昼は信濃屋の油淋鶏弁当。一食抜いたら食欲全開に戻った。午後は止んでくる。ところで亡父が買ってくれた自転車も全体が崩壊してきた模様。出ようと思ったら再びの空気漏れ。愈愈限界かな。何しろ三十二年も乗っている。地球を一周半から二周はしている計算である。そろそろ空中分解とか重大事故が起こるな。

と言う訳で近くの自転車店に参る。若い店長が色色と教えてくれた。カタログも貰う。ただ此の店が取り立てて安いという訳ではなさそう。となると何時もの古い自転車屋で買うかな。迷うね。トライスターにするか、DC10にするか。天の声が欲しいところ。まあどちらにしても買うのはブリヂストンだけど。今日明日の作業は無し。猫も大体ぐっすり寝ている。

 

7/13・土

 天候は徐徐に良くなる。さて五日目。引き続き屋根部分の解体。葺き板の取り外しと二階の造作の撤去など。例によって手壊しなのでなかなか進まず。多少薄日が差して昼はまあまあ暑い。本日は冷たいお茶と水羊羹を提供した。

午後からまた小雨。さてさて解体屋さんが帰ろうとしたところ、トラックが動かなくなる。部品が破損して燃料が漏れるという重大故障に。古屋の呪いか?(少し酒が安かったから)まさかね。むしろ移動中に壊れなくてよかった。何しろ人も車も古いからねぇ。結局レッカー車を呼ぶこととなる。八時前に漸く引かれて帰って行った。

また甲子園のオールスターゲームは大雨。伊勢神宮の花火大会も雨。「あずさ」も「しなの」も踏切事故でグダグタ。厄日だね。まあね天気の件は仕様がないが、後者はたった一人の不注意で数万人の三連休が滅茶苦茶に。迷惑な話しである。晩から何だかカラ咳。残り物の小量飲酒に留め、暖かくして早く寝た。

日韓は半導体の素材輸出を巡って泥仕合に。韓国の場合、より民主的な政権ほど国民世論を広く刺激して日本により強く出て来るという逆説がある。そしてとうとうA周辺が怒り始めて今回の輸出制限処置に至ったのだと思う。謂わば左対右の対決だな。左には左をぶつけたいところだけどね。なお無産政党の人から花を貰う。亡父の新盆見舞いということなのだろうけど、例によって拙宅では何もせず。

 

7/12・金

 昨夜から雨模様。霧雨の中、四日目に突入。少し重機も稼働する。同じく昭和の修繕で張り付けたトタンを剥がすと土壁が露出。其の度に水を掛けるから、大して進まず。日中も二十度程度。梅雨寒むである。昼は半田の素麺で煮麺。作業班には熱いお茶を出した。午後は止んで来たけど、割と早目に終了。さてさて定時自転車出社。金伍万円受け取る。漢字検定等があり、それなりに忙しい。退社後はBとおじさんたちとついつい「日高屋」へ。大したラーメンは出て来ないが、アルコールが安いから結構入って仕舞う。座って飲んで食べても立ち飲み価格だからね(今月から穂高屋改め実名表記とす)。

 選挙が近づくたびに、シルバー民主主義と言う用語が聞こえて来る。社会保障が高年齢層に偏っており、また投票率は高齢者ほど高い傾向にあるので、やっかみ半分にこういう言葉が生まれて来たらしい。でもね、そもそも医療にしろ介護にしろ、加齢とともに御世話になる仕組みである。取り立てて理不尽なところはない。若い内はバリバリと仕事してまた消費して、政治とか老後とか年金とか社会保障制度の事など考えたことも無いというのが、今までの日本社会であった(比較的正しい政治的無関心)。ところが急に若い世代が稼げなくなって来て、急に上の世代が目障りに感じるようになって来たのだろう。でもね、御年寄りはみんなの親御さんや祖父母さんですよ。もう少し優しくならないといけない。また年配の人には、地位と収入に固執することなく、若い人にもっと仕事と権限を委譲して欲しい。早や隠居(と言っても六十五くらい)して年金生活。其の原資は若い人が払ってくれますよ。此れで世代間格差も解消する。

 

7/11・木

 テレビは何となく直ったので元に戻した。何だか涼しいというより寒い感じ。冷夏だね。昨年は猛暑だったというが、あんまり記憶がないな。例によって医療と介護生活だったから。

さてさて三日目。本日も二人勤務。幕を張り、屋根の一部を剥がす。此れは昭和後期の修繕でプラスチックっぽい瓦に変更されている。分別回収なのだね。楓も引き抜かれた。併し工事と言うのは落ち着かない。こんな感じが年末まで続くのである。流石に猫も不安そう。午後出社。BとIで中量飲酒。帰宅後湯船入浴。

 

7/10・水

 ハンセン氏病家族訴訟に関して政府は控訴を断念。Aの政治判断だそう。選挙期間中と言うことも加え、直前にA新聞が逆の事を書いたらからかな。

 さてさて二日目。天気も依然涼しく作業向け。もう一人のベテランさんが加わり、金網フェンスを切り倒し、足場を組む。重機搬入口も作る模様。何となく静かだったが、御昼前に愈愈重機が降臨。真打ち登場である。早速檜と門柱をぐわっと一太刀。圧倒的な破壊力だね。今まで色色と見て来た光景だが、慣れ親しんだ、増して自らの所有物が壊されるとなると迫力が違う。以後は案外大人しく、作業スペースの整地確保が中心。敷石などの無機物と木の根などの有機物を分けていた。

 それにしても此の家を建てたのは大正末期。大体人力だろう。与作が斧で木を切って、筏を組んで川を下る。湊か里に出たら、機帆船か汽車ぐらいは使ったかな。そして木場まで持って来る。大鋸で切り出して漸く材木に。赤銅色に日焼けした男たちが目に浮かびそう。少しは貨物自動車に載せたかもしれないが、概ね馬に引かせたか大八車か何かだな。現場では更に鉋で削ったことだろう。今は何でも機械、機械である。午後一瞬だけ出社。面談等の為。急いで戻ったが、幸い本屋は手つかずであった。明日は足場の幕張りからだな。本日は重機操縦者を含めて三人。でも解体屋さん、若い人は一人も見ないけど大丈夫なのかね。

 

7/9・火

 まあまあ曇り。結構涼しい。仕事日和である。さてさて八時前に日焼けしたおじさんが参る。愈愈作業開始。其れに合わせ御酒を撒く。檜と楓に一たらし、母屋と庭にも。こういう場合は矢張り日本酒だな。新潟の「朝日山」を用意した(但し百寿)。まずは造作物と植栽の撤去から。こうして九十五年の歴史に幕が下り始めた。ついに、いや漸く此処まで来たよ。

と言うことを最も報告したいのは亡父であるが、生家をあっという間に壊されて激昂するかもしれない。そもそも空き家をどうするのかについて、父と何か話し合ったという記憶がない。大体無責任だよな。何も決めないで彼方に行くとは。此れがもしも平屋ならば、所謂古民家活用法を考えたのだが、二階建ては難しいよ。上階の重みで全体が傾いでいたからね。ということで吾人が数年前から何となく描いていたビジョンを急遽現実化することになったのである。

 一方発注主は大してすることも無し。結局草取りしたり西洋朝顔を引っ剥がしたり序でに散髪したり。三時前には作業終了となる。途中ガスを切りに別業者が来たが、本日の勤務は此のおじさん一人だけ。よって大して進まず。小木と物置きと二階の窓サッシ類の撤去程度。最後に猫の侵入経路を塞ぐ。もう上がって行っては駄目だぞ。危ないからね。夕寝の後、保存食品で軽い晩酌。幸い猫はケロンとしている。

 

7/8・月

 漸く止んで以後曇る。さてさて解体であるが、朝から管理者がひとり来ただけ。前の現場が遅れて着工は明日となったとのこと。看板等を設置して直ぐに帰って行った。吾人史上最大の作戦の開始は更に一日延期となる。何だか手持ち無沙汰なので結局草取りなど。午後は少し晴れた。家人軽く発熱。夜も惣菜類。また角部屋は元栓不調で止水できず。交換が必要とのこと。

つい夜更かしして「マイマイ新子と千年の魔法」。昭和三十年の防府市が舞台の物語。相変わらずディテールが細かいね。ガス冷蔵庫とか初めて見たよ。防府には国府があったので千二百年分以上の物語があると言うことになるが、関東地方に住んでいると律令時代って意識しないな。精精頼朝からである。

 

7/7・日

からしっかり冷たい雨。今年の梅雨は本格的である。家人のテレビが映らないという。調べてみると確かにリモコンが受信できなくなっている。本体側が悪い。受信部を小突いても効果なし。可笑しいな。拙宅で一番新しい機種なのに。取り敢えず吾人のものと交換す。此れで一段とテレビは見なくなりそう。

午後もしっかり降った。空き家は最終チェック。愈愈解体前夜である。但し家人の関心は薄い。嫁に来た立場だからね。思い入れも少ないのだろう。ひょっとしたら悪い思い出の方が多いのかもしれない。ウタ婆さんも強烈だったから。雨中駅の向こうの電鉄系スーパーに参る。矢張り色色と美味そうな刺身が並んでいる(近海天然物)。近所のスーパーはどうしてこういう風にならないのだろう。何時も同じ解凍物と養殖物ばかり。やる気がないんだな。

 

7/6・土

朝には止んだ。曇って涼しい。何時もの電気屋さんが来ていたので、先日の遮断器について相談す。大した機械ではないので更新の必要はないとのこと。成程、なるほど。昼は中華食堂。七号室は住人が交代す。再び引っ越しゴミの再分別(瓶も缶も滅茶苦茶だった)。此方は先輩が後輩に部屋を禅譲したらしい。空き部屋時間はゼロなので有り難い。

午後も涼しい。草取りした以外は取り立てて無為。大阪の古墳が世界遺産に登録されたとのこと。ならばきちんとした学術調査を受けるべきである。不都合な真実が出るかもしれないけどね。所謂北方騎馬民族征服説である。

 

7/5・金

 曇って涼しい。家人は件のリハビリ整形外科へ。治るといいけどね。ちなみにベッドは外猫用のデッキとして再活用することにした。結構いい木を使っているから長持ちするだろう。午後出社。小学生に、「男は黙ってサッポロビール」、(此れだけだとポリティカルコレクトに抵触するので)「女も黙ってアサヒビール」「子どもも黙ってキリンレモン」と言ったら、結構受けていた。ではサントリーはどうなる? 大したことをしていないのに異様に疲れる一日。何でだろうと思い返したら、朝の内にホロコーストに関する本を色色と読んだからだと思った。退社後は立ち飲みBで二杯だけ。夜から大雨。太腿を濡らしながら急いで帰る。

割と早く帰り着いたので適当なニュース番組を見ていた。今度東京湾無人島に無人機で飲み物等を配達するサービスが始まるそうである。お試し期間なので利用料は一回500円だそう。破格だね。ドローンと言うものはIT産業から出て来たと記憶している。でも此れを物流に使うというのは少少無理がある。そもそも物は情報ほどには簡単に動かせないし、増して重力に逆らって空を飛んで行くなど相当無理な話しである。

 

7/4・木

 強力化した梅雨前線が近づき、午前中は大荒れ。御昼前には落ち着く。来客来電、工事なし。午後まで漫然とす。夕方前出社。此の時期は高校の定期試験対策もする。春秋時代とか司馬遷とか黄巾の乱とか、みんな大好きな時代の筈だけど、吾人の頭にはさっぱり残っておらず。可笑しいな、そもそも入って無かったのかもしれない。私大文系入試の哀しさだな(日本史のみの選択でした)。矢張り、幅広い教養を身に付けていなくてはね。ところで新皇帝の座を伺う現国家主席にはこういう権力の興亡がびっしりインプットされているに違いない。(私大文系推薦入試の)Aの頭では対抗できる筈も無いな(自戒を込めて)。

 退社後はBに行くも誰にも行き合えず。碑文谷のココ一番に寄り、二辛のフライドチキンカレーで頭を温める。帰宅後、世界史の教科書を少し見直しした。あっという間に飽きて仕舞い、白猫を抱き寄せる。やはり老子荘子がいいなぁ。無為徒食、小国過眠(寡民と打とうとしたらこう出た)、夏炉冬扇、粗製乱造。吾人の好きな四文字熟語である。そもそも英雄豪傑史観は宜しくない。

 

7/3・水

 まあまあ晴れて暑くなる。何時もの大工さんが来て、角部屋の造作撤去から。畳と合わせて、廃材の類は母屋に運び込む。また玄関の木戸を取り外す。此れは裏口で使う予定。木戸がなくなった玄関を角部屋のベッドで塞ぐ。何でも再利用しなくてはね。午後臨時出社。本日はS山先生の代講。退社後は立ち飲みBでひと休み。1580円。排水は元に戻った。

 

7/2・火

 ずっと梅雨空。朝方は防草シートの張り直し。空き家の物を引っ剥がして再利用す。水道屋さんが一瞬来て、水道の栓を立ち上げる。解体には水が必要だからね。昼は駒沢の「おか本」のラーメン。二度目だがやっぱり旨い。其の後深沢の西友に回航。此処は日用品オンリーの店舗。防草シートのピンと室内用物干しを購入。再び三十分掛けて自転車で戻る。こういうホームセンターが近くになくてほとほと困っている。

 午後はまあまあ晴れた。草取りしながら敷地内に散在している何だか分からない物を収集する。何だか分からない物とは、昔の物干し竿であったり、棚の残骸であったり、壊れたカーテンレールなどであるが、此れらは何が何だか比較的分かる方である。本命は塩ビ管や鉄管や足場の部品や縦樋などなど。何でこんな物が続続と出て来るのだろう。大昔の修繕工事の端材か何かかな。みんな持って行って貰おう。結局汗びっしょり。晩は結構涼しい。買い物には行かずに冷凍食品を並べた。生協宅配のハンバーグと鰹刺し。優子さんから送って貰った秋刀魚の干物。下手なスーパーよりよっぽど旨い。中日の応援歌から、「お前」が削除の方向。子どもの教育に宜しくないと。吾人も通常生活では「お前」とは一切言わないけど、球場では言うよな。そんなことを言っているから勝てないんだよ。「あなたが打たなきゃ誰が打つ」。そんな馬鹿な。

 

7/1・月

 小雨が降ったり止んだり。再び久久の朝のお勤め。入梅の遅かった西日本は行き成り末期の大雨。午前中は内装屋さんの若頭が来て、角部屋の見積もりを取る。午後は信託銀行の人が来る。相続手続きは全て終わっている。今回来たのは金融営業部隊である。ベテラン女性職員が担当課長と二人で現れる。手ごわいぞ此れは。何しろ遺産整理が終わったことを知っているからね。金利がゼロになって仕舞ったから、そもそも資本主義はそろそろ御仕舞なのではないですかなどと言ったが、愈愈ゼロの時代だからこそ益益の投資信託を勧められる。断るに断れず。低リスクの商品だが、運用実績に関わらず投資顧問料などと言うものも引かれるから、下振れリスクもあるらしい。どうしたものか。すると此の間に解体屋さんと新任の現場監督と何時もの営業担当者が来て、実地検証及び近所への挨拶回り。月初めはつくづく忙しい。出たり入ったりしている内に、ついうっかり契約の運びとなる。最低ランクでも富士そば凡そ一万杯分から。そもそもこんな訳の分からない物(金融工学?)に投資するより、空いた部屋を早く直して、いい人に一か月でも長く借りて貰う方がよっぽど佳いのである。

 ほとほと草臥れたので晩食は全て近所のスーパーへ。例によって何時も同じ物しか置いていない。今まで手に取ったことのない物を選んだが、たこ焼きも焼き鳥もししゃも焼きも全て及第せず。鶏肉はぱさぱさ、魚も全焼死しているし、蛸など小指の爪ほども入っていない。一応店内調理している筈なのだけどね。作って何時間も経っているのだろう。あれでは全てコンビニに劣る。一度文句を言ってやりたいと思う。それにしても腰の状態が悪化している家人の調理能力の低下に伴い、乾麺やパスタなど大鍋を用いる麺類は廃番、回鍋肉や麻婆豆腐といった中華鍋を使うのも廃番、揚げ物はとっくに廃番。出来るものはフライパンで焼くことぐらい。外食中食が頼りである。

2019年6月

6/30・日

 Aがお気に入りの何とか興業には数千人のタレントさんがいるのだという。そりゃあまあ下下は食べられないよな。其の上、ギャランティーも同業他社に比べて低いのだという。あれだけ(上位の)皆さんが稼いだお金は何処に行っているのだろう。まさか政界資金?

 時時小雨。まあまあ涼しい部類。昼は表に出た。地元の駅には二台目のエレベーターが付いていた。拙宅側なので家人にとっては有り難い。国道に穴を開けてまで作ったから、三億円も掛かったと何かの広報紙で読んだ気がする。当初はがらんとしていた此の地下駅も今ではすっかり手狭な感じ。ホームも改札も常時混雑している。鉄道会社としてはまさかこんなに乗って来るとは思いもよらなかったのだろう。まさかこんなに年寄りが増えるとも。

さてさて目当てのセルフうどん店は閉店していた。結構繁盛していたのにね。こうして飲食店ばかりが増減す。結局「せい家」の付け麵(540円)。以後草取り。草も靴もビシャビシャで捗らず。開けてみたところ排水管も調子が悪い。直したてなのにね。再び水を運ぶ。また溢れるかもしれない。例によって排水ノイローゼである。

昨日注文した本が午後には届いた。『明治生まれの日本語』『増補版普通の人びと』の二冊。本当に本屋だけは綺麗さっぱり無くなって困っている。但し後者は梅雨時に読むような本じゃないな(では何時読めばいい?)。T氏は大阪の次は板門店へ。北の委員長とも会う。つくづく役者だね。まあね、あのネオコン強硬派のアホ補佐官を干した上で、現実的な妥協点を見い出して欲しいとつくづく願いますよ。本当に何度も言います、よっ大統領、頼みます。

 

6/29・土

 時時冷たい霧雨。居ながらにして霧降高原に来た感じ。大阪か何処かの国際会議については、一言も言及するまいと随分前から決めていた。あっ、うっかり書いちゃった。

草取りの後、角部屋の退去立ち合い。大きなベッドや掃除機等が遺棄される。まあ此れらはサービス品ね。いや併し、在室中に風呂釜とトイレとエアコンは直してあるが、部屋全般は劣化が著しい。また大工事だな。さてさて笑顔で御見送りした後は、何だか気分が優れず。成程、此れは一種の失恋の感覚であると思った。どうぞお幸せに。上越線は土砂に乗り上げ運休。中央西線は夜間作業で火事を出してやっぱり運休。夜は「信濃屋」の金目鯛刺し他。まあまあ旨い。

夜は公共放送の「東京ミラクル・巨大鉄道網秒刻みの闘い」と言う番組。毎朝毎朝矢鱈と押し寄せる乗客相手に、東日本は頑張っていますという内容。まあね、人身事故と強風でグダグダだった四月十一日の輸送指令室の模様は見応えがあった。御苦労様です。でもね、あんたのところの車両や設備の故障も結構多いと思うのだけどね。

 

6/28・金

 異様に蒸し暑い日。流石に冷房も使う。午後出社。一番煩い小六の男の子が転出。父親の看病の為、引っ越すのだという。大変なんだな。退社後は立ち中華の後に穂高屋と中華重ね。夜には風向きが変わり結構涼しくなる。さてさて帰宅すると何処も締め切ってあって拙宅内だけ異様な暑さが継続中。扇風機二台、換気扇、窓数か所で緊急一斉換気。婆さん一人では、満足な留守番も出来ないと感じた夜であった。

 

6/27・木

 まあまあ晴れる。角のお部屋からは大量の画用紙が出ている。此の人は撮影関係の仕事をしているから、カンペに使う予定だったのだろう。勿体ないので近所の保育所に持って行く。ゴミを教材に変えたぞ。毎日分別毎日廃棄、時時再利用。

 さてさて御昼になり、何度目かの新宿訪問。今日も打ち合わせである。内装その他を最終確認す。結局柵は付けなかった。住宅メーカーのオプションにはなく、外部発注部材になるとのことだから、需要と言うかそもそも其の必要がないのだろう。後は外装の検討だが、宅配ボックスが案外高くて吃驚す。なお外構屋さんが忙しすぎて設計も見積もりも間に合わなかったとのこと。更に解体屋さんも都合が付かず、着工は一週程度延期となる。みんな立て込んでいるのだね。本日は二時間ほどで終了す。取り敢えず「永坂更科」の立席店で「肉天そば」(800円)。蕎麦は今一つ茹で損なった感じだったが、流石に汁は旨い。ついうっかり飲み干した。

其のまま本務校に回航。ところで職場の冷蔵庫には何かしらが入っている。中学生の女の子が水が飲みたいというので、出してやった。どうやら薬を飲むらしい。あの痛みが酷いのだと。スイマセン、男なので一切分かりませんと慰める。女に生まれて損をしたと宣うので、平均寿命の話をした。「(大抵若干年上で我儘である場合が多い連れ合いの)じいさんに死なれた後、少なくとも数年は元気に遊べるよ」と。そんな先のことは分からないかな。でも此れは大きなメリットである。退社後はBで軽く。久久に11系統に乗って帰った。午後は南風が吹き付け時時雨。異様に蒸した。

 

6/26・水

 まあまあ蒸してそこそこ暑い。午前午後と漫然とす。時時『資本主義と民主主義の終焉』と二階の角の部屋の引っ越しゴミの再分別。針金ハンガーや突っ張り棒は不燃ゴミなんだよね。布団は粗大ゴミで有料別回収。まあ、此の人は十二年もいらっしゃったから、サービスしないといけないな。何しろ、12×12×七ぐらいだから・・・。大変な買い物である。幸い粗大ゴミの類は来週の解体屋さんに引き継げる。夜は保存食。

 国会は閉会し、参議院選挙は予定通り。衆議院の解散とか増税の延期はなくなった模様。併し増税は何れ不可避ではあるが、二度も無暗に延期した結果、タイミングとしてはかなり悪い時期に行うこととなる。まあ自業自得だな。資料によると、相続税を支払った被相続人の割合は7-8%で、納税額の平均は1800万円だという。随分高いな。何十億も払う相続があるからね。中央値は幾らなんだろう。

年金(保険料)など払いたくないという若い人に対しては、税金は払わなくていいから、年金は払いなさいと言うことにしている。税金はF35とかで消えちゃうけど、君が保険料を支払ったという記録は消えないし、実際誰かの役に立っているし、君も何時かは助けられるのですと、割と真面目な顔をして説得を試みることにしている。

 

6/25・火

 終日晴れ。さてさて御昼前に海老名に向けて出発する。母屋の解体を秋子叔母さんに報告する為である。まず世田谷線豪徳寺。荷物が大きいので混んだ急行は避け、延延と各駅停車に揺られる。丁度一時間。駅で従妹の優子さんと待ち合わせ。優子さんの運転で介護施設に参る。実に二年半ぶりに会う叔母はまあまあ元気そう。昭和四年生まれだというから今年で九十だね。取り壊しについては言ったけど、実兄の死は言わなかった。実父は来たいのはやまやまだけど調子が悪くて来られないと説明す。嘘ではないな。わざわざ認知症の人を悲しませるようなことをしてはいけない。幸い症状はまあまあ小康状態の模様。

また母屋から出て来たものも手渡す。代用教員をしていた叔母の任命書だとか、公職追放には当たらないとか言う判定書だとか。亡父の水彩画も飾ってみた。少し昔話をして退散す。其のまま和食ファミレスに入る。遅い昼餐。本来なら御寺に寄って清二さんに会うのだが、アルコール中毒気味なので面会謝絶とのこと。人と会うと大量に飲んで仕舞うからね。吾人は一献傾け、色色と歓談して駅に戻る。帰りは中央林間経由の急行運転。やっぱり速い。それにしても今度は秋子叔母さんの相続だな。何時になることか、此れは神のみぞ知ることである。帰宅後、土地の持ち分割合から推定される課税額を試算してみた。吾人も相続のプロになって来た。

 

6/24・月

 昨夜から大雨。涼しいのは有り難い。OECDか何かの報告によると、日本の中学校の先生はどの国の先生よりも長く働いているが、どの国よりも授業の質が高くないと。此れは生徒にとっても同じことだな。此の国の中学生はどの国の中学生よりも長く学校に居るが、学校生活はどの国よりも楽しくないと言うことになる。本当に此の国の中学校は一旦解体した方がいい。ぼんやりしていると下からズドンと中地震。震度四程度。兎に角、あと一週間、大地震は来ないで下さい。もうすぐ解体しますので。

 午前午後と漫然とす。三時頃には止んだ。少し遠目の「マルエツ」に行く。併し肉も魚も惣菜も碌なものが売っていない。リニューアルして益益店内加工をしなくなった模様。巨大なコンビニのような店を最早スーパーと呼ぶべきではないな。文句ばかり言いながら暗くなる前に一仕事。隣地から引き剥がした防草シートを家作の前庭に張り直す。昼は半田素麺、夜は家人のゴーヤチャンプルー。後者は豆腐がぐずぐずで及第せず。夜半にかけて何度も上厠す。昼の麺類を食べ過ぎた。

 

6/23・日

 早朝から富士そばで煮干しラーメン(450円)。嫌なことはまず腹を満たして忘れることとする。次は頭を満たして記憶も上書きしようと思ったのだが、読みたい新書は三軒廻っても売っておらず。結局ネットで注文することに。身の回りにちゃんとした本屋がなくなったから、みんな益益馬鹿になるのだと思った。家人は新しく出来た整形外科の内覧会に。リハビリ科が併設と言うから、色色とやってくれるかもしれない。

 夕前に草刈りをしていると道に迷ったと言う御婆さんから声を掛けられる。110番しようかと思ったが、住所と名前は分かるようなので送り届けることにした。スマホ片手に数百メートルほど歩き、古屋に辿り着く。此処で一人で暮らしているらしい。割と立派な家だが、草木はぼうぼう。息子さんと娘さんはいるらしいが、早晩立ち行かなくなるな。まあまあ此れで四年前の亡父の借りは返せた。いいことをした晩は御酒が旨い。スーパーの牛肉を当てに井筒ワインをスッキリ飲み干す。

 

6/22・土

 学校に行くと却って馬鹿になり、病院に行くと益益病気になり、老人施設に入ると更に老化が進むのは何故だろう。もっと日常を鍛えねばならないと、ふと考えた。日中降ったり止んだり。其れでもまあまあ涼しい方。朝は牛丼S。午後臨時出社。事務作業をしつつ、試験勉強に伴う諸諸の質問に答える。九時前には退社。Bと中華に寄る。おじさんたちは週休二日なので行き合えず。久久に若い人なんかと飲んだけど、やっぱりハートブレイク。Iに行って仕上げの大量飲酒。久久の土曜出勤も碌なことがない。

 

6/21・金

 まあまあの蒸し暑さ。朝から新宿に参り、再びの打ち合わせ。今回はエクステリアを中心に詰める。駐車場と駐輪場のデザインを決め、立水栓の位置を定める。リビングのエアコンはやや高級なものにした。頭の片隅にあったものが、どんどん具現化されて行く。家作りは楽しいね。ところで今回はファミリー向けの建物である。子どもが落ちたら大変なので、二階の窓には柵が必要だと思った。サンプルを見てみると最近の物件は壁が厚く、早早には身を乗り出すことが出来ないような造りになっている。成程ね、だから断熱能力が違うのね。現住の三十七年前のぺラぺラの建物とは此処が違うのだと思った。結論は次週に持ち越しとなる。また地鎮祭もやることにした。何事も形式が大事である。それにしても、六月と言うのはどんどん進むね。休みもないから仕事が捗る。過労死も多いらしい。

本日は御昼には無事終了す。「肉の万世」で排骨麺(850円)を食べて、一旦帰宅。午睡の後、夕方前に出社。退社後は中華とBへ。

 

6/20・木

 まあまあ曇る。段段と蒸し暑い。午後出社。金伍万円受け取る。延延と事務作業+通常授業。退社後はBと中華へ。大体二千円。

 

6/19・水

昨夜遅く新潟と山形の境辺りで震度六強。羽越線は大丈夫か。年金に関して一言。現役世代並みの収入がある年金受給者の基礎年金の国庫支出分を、低年金の人に付け替えるという話はどうなったんだっけ? 世代間ではなく世代内での助け合いもするべきである。

 まあまあ晴れたり曇ったり。家人は鎌倉へ。どんどん外出させないとね。此れもトレーニングである。段段暑い。取り立てて無為。午前午後と際限無くだらけた感じとなる。先日の拳銃強奪事件は、どうにも拳銃を奪うことが目的ではなかったらしい。同級生を語って虚偽の通報をして警察官をおびき出したのだが、被疑者は何かしらの恨みを此の同級生に抱いていた。其処で大きな事件を起こして濡れ衣を着せる算段であった模様。傍から見れば実に目的と手段が倒錯しているのだが、本人にとっては此れは此れで辻褄が合っているのであろう。いや併し、滅茶苦茶なことを考えるな。襲われた巡査は未だに重体だという。

党首討論内容薄し。もう少し時間を長くしないとね。予算委員会が長く閉店中と言うのがそもそも可笑しい。立ち往生した車に小田急線が突っ込み、本厚木から先が大変なことに・・・。あの辺も早く高架化した方がいいよな。脆弱鉄道強靭化。もっと予算を付けないと。山陰新幹線より、リニア新新幹線より、先ずは小田急の一級幹線化である。京都の先生に頼んだら良いと思った。

 

6/18・火

 香港の人も中国の干渉に怒っている。所謂チャイナリスクだな。高まる一方である。まあまあ晴れる。大阪の地震から丁度一年。詰まり亡父の入院から丁度一年。隣家の片付けは最終章最終節。無料ガレージセールでも売れ残ったちゃぶ台は拙宅で残すことに。一方拙宅の半壊れのアイワのコンポ二台は廃棄することにした。あべこべに隣家に搬入する。一つは25年物、もう一つは15年物、どちらもCDは再生出来ず、ラジオのみの使用となっていた。ちなみに後者にはMDが付いている。今はみんなパソコンがやって仕舞うんだよね。それにしてもMDか・・・、何もかもみな懐かしい。

家人は渋谷で会食。吾人は家で冷凍饂飩。一日遅れてBS特集「北朝鮮への“帰国事業” 知られざる外交戦・60年後の告白」。取り立てて新情報はないが暗澹たる内容であることに変わりはなし。今は送金も出来ないんだよね。状況はますます悪化している。ところで数年来吾人の踵がガサガサに。幾ら削っても毟っても効果がない。かゆみはないが、踵何某かもしれない。市販薬を買って来る。税込みで1600円。自ら治験者になるべく、右の踵だけに塗ってみた。夜は冷凍餃子。

 

6/17・月

 大阪の交番を襲い拳銃を奪った男が捕まる。最近此の種の事件が多い印象を受ける。持っているから狙われる。イギリス警察は常時携行はしていないのだと言う。それにしても、ヤクザ屋さんの其れは暴力、警察官の其れは権力などと政治学のイロハでは講義されるから、拳銃は公権力の象徴のような所がある。なかなか手放せないのだろうな。

 引き続き快晴。数キロ先の家電量販店に行き、宛先ラベル作成ソフトを購入。職場のパソコンには此れが入っていないから難渋していた。ダウンロードも出来るのだろうけど、職場でクレカ情報を曝したくないよね。往復数十分。丁度いい運動。午後は漫然とす。昼は「ほっともっと」。夜はスーパーのいさき刺し。絶賛の使い捨てプラスチック生活である。夕方草取り。

 

6/16・日

 朝から快晴。風強し。御昼前に住宅会社の人が来て、「解体のお知らせ」看板の設置。愈愈だな。気持ちよい風が吹く夕方につくづく古屋を見上げた。大正14年建築。あと僅かで御仕舞となる。

 

6/15・土

 朝から大雨。国土何とか化を提唱している京都の先生は、山陰新幹線が出来れば、三兆円も経済効果があるとか述べていた。暑さのせいかな、とうとう気が触れて仕舞ったよう。こういう人は北海道に行って、少し頭を冷やした方がいい。其処で鉄道の手当ての方法を考えて欲しい。元元は優秀な人なのだろうから。北の鉄路がどんどんなくなる。此のままでは国土脆弱化である。

 夕方月波君が来る。先週の反省会。「とり石」を覗くも満席の模様。其れではと、「味とめ」に参る。先先月かな、此方は立て替わった。奥の座敷に案内される。御隣りでは老教授を囲んでの親睦会。何処何処で飲んで帰れなくなった云云、何某君は大学に残ったけどあちらこちらで苦労しているかんぬん。芥田先生と大体同じような会話をしているね。続いて「ほていや」へ。割と早目の御開きとなった。夜半にもう一雨。

 

6/14・金

 高齢者用の自動車免許を新設するような動きがあるようだけど、どうにもな。年寄りの生態を理解していないような気がする。老いは忍び寄るものだけど、あるところから急激に進む。昨日まで出来たことが急に出来なくなる。そういう特異点のようなものがある(と思う)。注意深い人はそういうことが分かっていて事前に運転を止めるのだろうが、駄目な人は漫然と運転し続けて大きな事故に至る。何処かの総理大臣の言い草ではないが、自分を客観的に見ることはつくづく難しい。成長にも個人差があるように、老いにも極めて個人差がある。だから何歳になったから一律禁止と言うことにするのも少し可哀想な気がする。そうなると更新期限をもっと密にするしかないだろうけど(多分一年ごとくらい)、なかなか現実的ではないな。

 まあまあのお天気。午前中は設計図とメジャーを手にエクステリアの検証。駐車場と駐輪場の位置を確認するも何せ素人なものでよく分からず。専門家に質問するにしても多少は調べておかないとね。信託銀行から電話があり、移転登記も完了したとのこと。午後出社。退社後は中華へ。鶴木さんらと話しが盛り上がり穂高屋にも寄って帰った。三日連続で仕事すると結構草臥れた。Aはテヘランから帰国。訪問中早速タンカーが攻撃される。訪問したこと以外に大した意味はなし。

 

6/13・木

 まあまあの快晴。朝から銀行に行き、諸税の振り込み。昨年よりかなり少なくなった。続いて税理士法人から書類の束が届く。今月の三日に相続税は無事納付したとのこと。早速控えを遺影に供えた。大体此れで御仕舞である。いやしかし、とうとう異母姉の方と会うことはなかった。少し残念な気もする。税理士殿にはお礼のメールも出した。午後出社。退社後はBで一杯だけ。帰宅後、安白ワインを一本空けた。

 

6/12・水

 まあまあ曇る。午前中は亡父の絵の整理。何枚か優子さんのところに持って行こうと思う。落ち梅で最後の梅仕事をしようと思ったら、何処のスーパーも瓶は売り切れ。

固定資産税に一週遅れて、住民税の納付書が来る。何故か吾人の分だけ。可笑しいな、死んだ人は支払う必要がないのかな。調べてみると、其の年の元日に住んでいる人が払うのが住民税なのだと。従って昨年の物故者には課税されない。成程なるほど、所得税とは微妙に違うのね。何か得したような気がするけど、此れは勘違いだな。

 午後臨時出社。授業はないが溜まった事務仕事を集中的に片付ける。漢字検定の申し込み、消耗品の確認、ネーム入り封筒の発注、夏の予定の検討、名簿の整理、消費税率引き上げに伴う授業料改訂のお知らせ等等。仕事と言うものは無限に存在す。早目の退社後はBに寄って帰る。

 

6/11・火

 証券会社のパンフレットのような金融庁の報告書も問題だが、防衛省の資料が出鱈目であった方がより深刻だろう。此れは何とかアショアを巡るもので、レーダー波が当たるとされる山の高さが誤っていた。内容はネットの地図を丸写し。其の縮尺の違いに気づいていなかった上に、そもそもサインコサインタンジェントが分かっていなかったよう。

 朝からまあまあのお天気。再び自転車屋へ。今度は前輪ブレーキレバーが破損した。修理代2500円。信託銀行から書類が来て、精算内訳が判明す。亡父の現金は残ったと言えば残ったし、此れだけかと言えば此れだけかと言う金額。率にして三割に届かず。信託銀行の取り分が高い。併しね、過去の(相続に関しての)無策を振り返っても仕様がない。土地があればまた稼ぐことができる。新たな家作づくりに専念したい。何しろ一年早く出来れば一年分の日銭が上がる。半年なら半年分。其れを願って実父も早目に逝去したのだと思うことにしている。

家人は大腸の検査で小杉の大病院へ。吾人は遅れて参る。途中「丸仙」のあっさりラーメンで遅目のブレークファースト。続いて二階の内視鏡センターへ。例によってふらふらの家人を受け取る。取り立てて問題はない模様。会計は1700円余り(一割負担)。つくづく日本の健康保険制度は優秀だと思う瞬間である。何か食べたいと言うので隣のヨーカドーへ。行き成りステーキと言う訳には行かないから、二階の「サイゼリア」で甘い物から口に入れた。其のまま電車とバスで帰宅。四時過ぎ。此れで病院巡りも一段落(にして欲しい)。夕方須見伯母が来る。家人共共飲食は控え目にした。準休肝日。

 

6/10・月

 昨夜から大体雨。但し梅雨寒なので屋内に居る分にはまあまあ快適。ヒューマンエラーで止まっていた市営地下鉄が数日ぶりに復旧。優子さんから連絡があり、家庭裁判所の許可も出たとのこと。愈愈今月中には解体だな。午後は本降りとなる。相続関連の電話を二三本受けまた掛けた以外は、取り立てて無為。ちなみに信託銀行の人はもう異動だそう。大銀行もやっていることは滅茶苦茶だね。夕方久久の湯船入浴。此のぐらいの雨量だと、排水は目黒川経由東京湾直行かな。石鹸類の使用は控え目にした。瀬戸内海辺りは綺麗になり過ぎて魚の餌が少なくなったと言うが、そんなことがあるのだろうか。解散権濫用風は止んだよう。

夫婦揃って九十五まで生きると預貯金が二千万必要だという。大丈夫、そんなに長生きしないから。それにしてもいい加減な政府の報告書だな。金融庁の審議会の制作とのこと。老後には沢山御金が必要だから成るべく投資で増やして下さいという算段らしい。増やせと言っても大体投資先がないだろう。言われるままに危ない債券を買わされて、また何とかショックが起きて空手形になったらどうする積りか。まあね、預貯金がまあまあある人はまあまあ使ってまあまあの介護施設に入り、まあまあ余ったお金でまあまあの相続税を払って、身軽な形であちら側へ往ければいい。御金の循環である。無い人は・・・。ずっと大雨。外猫も退屈そう。箱に入ったまあまあ高い餌を食べさせる。人間の方はと言うと、昼は干し饂飩、夜は冷凍食品他。一歩も出ないから一円も使わず。夜は胃痛。胡瓜と秋刀魚の缶詰と冷たい麦酒の組み合わせが悪かった。結局夜半に強制排出。

 

6/9・日

 朝方は小雨。家人は鎌倉へ。ぼんやりしていると見たことがない生き物が猫餌を啄んでいる。狸かハクビシンか。而も毛は抜け落ち、後ろ足も動かない感じ。可哀想だけど追い払うより処置は無し。図鑑によると狸だな(中尾種だった)。草木が生えているから野良狸もやって来る。少し切り揃えた。昼は「とらや」でとんかつ定食、コロッケ増し(980円)。午後も警戒警固がてら低木刈り。夕方家人帰宅。シルバーカーにも慣れたよう。また鎌倉の伯母さんの首下がり症も多少は改善したとのこと。

 夜は「地球ドラマチック」(教育テレビ)。惑星探査機ボイジャー一号と二号の物語。今も何処か飛んでんだっけ。いやしかし、四十年も前のアメリカには予算が沢山あったね。法人税所得税? ガーファは税金払わないからな。そもそもみんな内向きだし。最近の楽しみと言えば一円でも安い物をクリックするか、他人を罵倒することくらい。

 

6/8・土

 朝から富士そば。宿酔を何とか収め、午後千葉方面へ参る。芥田先生の書斎で勉強会。参加者は月波君、客乃間、藤松君。そして若手研究者の木俣氏。鳳生大学でも教えているらしい。芥田先生の門下にこんな優秀な人が居たとは知らなかった。安心して未来を託せるね。近況報告の後、先日の「オレンジとその情熱と」の上映から。何度見ても、何人で見ても、やはり意味不明な個所が沢山あるという結論に至る。以後歴代総長のマル秘エピソードから、ウイリアムモリスまで、古今東西の知識人をネタに大量飲酒。どういう訳だがくしゃみが止まらなくなった吾人は早目(といっても十時半)に退席。以後一人で帰る。帰りは錦糸町経由。其れでも少し遠かったな。帰宅後直ちに抗ヒスタミンと胃薬。夜は結構涼しい。此の二日は流石に草臥れた。

 

6/7・金

 昨日家人が会った知人さんは、元元夫婦仲が良く、何処に行くにも夫さんの自家用車に乗って行くのだという。だから住まわれている隣の区からこっちの区に来るバス路線も分からないらしい。可笑しいな。31系統や09系統が、目の前を轟轟と走っている筈なのだけど。おひとりで出掛けたことがないのかな。自動車大国のアメリカなどでは、公共交通機関というものは、ひとを纏めて大箱に入れて運ぶから、個人の自由を阻害するという見方もあるそうだが、そもそも車社会で自由に移動ができるのは、車を自由に動かせる人だけである。大人でも子どもでも年寄りでも、まあまあの運賃を支払えば、まあまあ遠くに、まあまあ好きな時間に出掛けることが出来るという社会の方が自由であると思うけどね。線路よ、バスよ、何処までも何時までも続いて欲しい。

 関東も入梅。雨模様の中、朝から新宿に行き、物件の打ち合わせ。今度は三十六階のショールームに参る。キッチンだの便器だのと色色と参考になるものが並んでいる。早速見て回ったが、案外風呂が小さかったな。1612サイズ。以後内装を中心に決めて行く。建具のデザインから巾木の色まで。それぞれ数種類から十数種類。色合い等を考えると数百通り以上にもなるだろう。延延と提案と決定は続く。途中休憩を挟む。併し土地勘のないオフィス街に行き成り放り出されてもねぇ。何処の食堂も超が付くほど混んでいる。而も傘がないので何処にも出られない。辛うじてうどん屋に入り込んだが、都心で働くのも楽じゃないね。大体ライン労働ではないのだから一斉に休む必要はないだろうに。

最後の最後で駐輪場の位置で悩む。雨曝しでは可哀想。どうにか楓の下に作ることにした。諸諸と決めていたら何と四時過ぎまで掛かった。次回は二週間後。今度は弁当持参だね。一旦帰宅して休憩する積りだったが、其のまま職場に回航。件の中学生を教える頃には意識が朦朧とする。いやしかし疲れたね。中華、Bの後、Iを覗くと久久に大将とX女史が。二杯ほど御相伴に預かってタクシーで帰宅。1770円。此の領収書は堂堂と使えるだろう。

 

6/6・木

 朝から異様な暑さ。家人は知人と近所のイタリアン。吾人は絶賛冷凍食品中。午後出社。元生徒の松本君が訪ねて来る。確か此の子も中学時代は不登校で散散だった筈である。高校大学と進む内に元気になり、今年の四月から営業員として働いている。大丈夫、ひとは皆、成長する力を秘めているのです。問題は其のきっかけを適切な時期に適切な規模で提供できるかと言うことに掛かっている。此れが実に難しい。夜も暑い。こうなると途端に麦酒が旨い。仕事終わりの彼と無責任社長とで少し飲んで帰った。

 夜のニュースのキャスターが、五から六へ動いたとかで話題になっている。でも仕事柄あんまり見られないんだよね。平日の夜は久米さんと小宮さんと筑紫さんの時代で停止している。其れでも十時なれば、何とかステーションにチャンネルを合わせるし、十一時になれば何とかツースリーに移動する。一も四も増して八などは考えたこともないね。テレビもラジオと同じで習慣の世界になっている。そもそもテレビを見ているのは、中、高年・・・。吾人も其の仲間入り・・・、なんです。概ね日本全国そんな感じだよ。視聴率の大規模移動とかは余程画期的な組み換えをしない限り起こらないよね。ところで午後のラジオはどうなっているのだろう。

 

6/5・水

 朝から曇天。ぼんやりしていると固定資産税と都市計画税の納付通知書が送られてくる。実に六月だねぇ。総額188万円。また少し上がっている。迷惑な話しである。直ちに解析に取り掛かる。自家使用しているところもあるので全てを経費(租税公課)には計上出来ない。ちなみに通知書は全部で四通。土地の割り方は七つ。其の中の持ち分割合もそれぞれに異なる。エクセルと電卓とメモ用紙を動員し三時間掛けて計算した。やっぱり三年前専門家に頼んだのと大体同じ金額になるなぇ。何はともあれ、漸く納得出来たよ(今までは適当に上書きしていただけ)。此れで来年の確定申告はバッチリだ(今年も結構間違えていた)。早く来い来い2020年の二月某日。

午後は晴れて結構暑い。本日はこうした内勤のみ。それにしても、亡父の父=忠太郎爺さんが大正末期に土地を買い、家作を建て、それなりに苦労して守って来た土地である。漸く吾人も其の全容を把握出来た。少し遅かったな。何というか、吾人としては、先祖伝来の土地と建物に伸し掛かって生活するということに少少気後れしていたようなところもある。男子たるもの、自ら事業を立ち上げ、世に貢献したいものだしね。併し誠に残念ながら、吾人の給与収入は僅か数十万(自家用地の固定資産税と同程度)。結果として「家業」への比重が(極めて)高まりつつある。こうなれば一層草を刈り、自ら金槌を振るってあちこち修繕し、鋸で木を伐り出し丸太を組むところから新たな価値を創造したい。

 

6/4・火

 北の指導部は早速批判声明。例によって北朝鮮文学で以てAを徹底攻撃す。熊の足の裏の皮ほどに厚顔無恥であると。中中言い得て妙。何だか小気味よいほどであるなぁ。だから古米でも古自転車でも廃家電でも幾らか送って仕舞えばいい。まさかミサイルでお返しと言うことにはならないだろう。向こうは物がなくて困っているのである。何なら拙宅も色色と寄付してもいい。まずは人民の生活である。

 朝方に見回ると、路上に巨大なお好み焼きを発見。酔っ払いが派手にやらかしたな。早速バケツで流す。でも油分が残っていて痕がくっきりと。もっと端に寄せてしろと言いたいね。吾人なら最低限のマナーとして植え込みにするぞ。午前中は日誌の整理。昼は駒沢のラーメン新店へ。「おか本」という。家系ラーメンだったところが撤退して、再び家系になった。以前はセンターのスープを溶かして売るだけだったが、今度の店は赤いカウンターにねじり鉢巻き、大きな寸胴から平ざるで麺上げしている。やはり本格派の方が旨いね。而も御飯無料、御代わり無限。おなかいっぱい食べて行ってくださいと言う心意気もいい。折角なので半分だけ頂戴した。家系も淘汰の時代に入ったね。

午後は漫然とす。夜はスーパーの鯵の塩焼き(200円)。最近焼き魚が旨いと思える年齢になって来た。横浜の無人電車は有人にして運転再開。最初からこうしていればいいのです。人の力を信じなさい。まあね、機械以下の仕事しかしない人も多いけどな。そういう人には機械の補助を付けてあげてください。「ぽっぽや」の頃とは列車の本数が違うからね。

 

6/3・月

 愈愈あの事件から明日で三十年。それにしても不思議だな。ああいう体制でもあれだけ経済成長できるのだから。ところで米国から槍玉に挙げられている華為という会社は、我が社は純民間企業であると抗弁している。政府の策謀とは無関係であると。ならば本社ごと日本に引っ越して来れば面白いと思った。グローバル企業ならば何処へでも出て行ける筈。

引き篭もりの当人も親も高齢化していると何処かの役所が心配していた。いや、此れは寧ろ好機かもしれない。親が倒れて仕舞えば、子は否応なしに医療や介護に直面す。いやでも119番に電話をして、救急車に乗り込み、入院手続きをせねばならぬ。医師の説明に続き、山ほど同意書を書く。保証人欄に署名もす。続いてリネン類の申し込み・・・、以後延延。其処に社会との接点が再び生まれる。引き篭もりで悩んでいる親御さんにアドバイスしたい。まずあなたが倒れて仕舞えばいいのです。お子さんはきっと立ち上がってくれますよ。諸諸の手続きは看護師さんや病院職員の方方が優しく教えてくれるから心配無用。案ずるより倒れるが易し。初めの一歩ならぬ、あなたの一倒でみんなの人生は変わる。

 結構晴れると結構暑い。川崎の叔父さんが来たので昼は近所の和食屋に。此処は元元鰻屋だったが、最近は蕎麦からとんかつまでなんでもある。所謂ファミレス化。何でも出してやるという意気込みがあるね。ただ流石に鮨はない。それにもう少し安いといい(とんかつ定食が1300円)。叔父さんには昨年の梅酒を持って帰らせた。実は拙宅では梅酒を殆ど飲まない。

引き続き梅取りと草取り。六時半過ぎに結構遠目のスーパーへ。金目鯛の刺身もミニお好み焼きも冷やし中華も鶏のささ身揚げも既に全品二割引き。こうしてスーパーが日日やっていることがどうしてコンビニでは出来ないのだろう。不思議で仕様がない。つくづくシステムが可笑しいのだと思う。

 

6/2・日

朝から様様な書類に署名捺印。平日に届くようにレターパックを二つ出した後は、外に出た。246を只管下り、「とむちゃんラーメン」を目指すも生憎の不定休日。其れではと、長駆して晴雷亭を目指す。呑川沿いに進み、東工大付近を左折。幸い須須木さんが居た。以後どんどんと中高年男性が飲みに来る。みんな行くところがないんだね。結構昼酒して帰った。以後大量午睡。夜はノンアルコール。

逆走電車の製造元は何処なんだっけ。大阪のニュートラムも事故を起こしたし、愛知のピーチライナーは廃止、当該のシーサイドラインも累積債務に苦しむ。中量輸送システムは何処もぱっとしないな。例によって全国植樹祭。さてさて改元からひと月。大方の予想に反して新皇后は元気そう。トップになると打って変わって張り切るタイプかもしれない。

 

6/1・土

 再び梅仕事。どんどん叩き落とす。収穫は楽しいね(元元何もしていないけど)。瓶を買い足しに行ったら、今度は焼酎が足らなくなり、焼酎を入れたら次は氷砂糖が足りなくなる。以後スーパーを行ったり来たり。今年は空前の豊作で、焼酎は七升分+梅ジュース一瓶。十キロ近くは取れた筈。此れは植木屋さんの成果だな。

薄曇りで湿度も低い。こういう気候が続けばいいなぁ。さてさて六月である。万代伯母が脳梗塞を起こしたのも六月、亡父が起き上がれなくなったのも六月。厳重警戒の月でもある。朝は富士そば、昼はオリジン弁当、夜はスーパーの鮎の塩焼き。絶賛買い食い生活。鮎の頭はミケが完食。矢張り和猫だね。併しこういう雑種猫の遺伝子を調べてみたらなかなか面白いと思う。グレなんぞは、何処かの王国猫の末裔のような感じがする。食べ方が上品だもの。

横浜の無人電車が衝突事故。出発しようとしたら逆走して車止めに突っ込んだ。ノンヒューマンノンエラーとはならないんだね。そもそも人間を悪者扱いしてはいけないのだと思った。