11/30・土
バスを二本乗り継いで伯父さんの一周忌へ参る。乗り換えした渋谷には見慣れない電車が通る。成程相鉄の車両ね。長年の宿願が今日から叶った筈なのだが、都民から見ると丸で何の関係も無い。磯の相模の片思いであると思った(スイマセン)。
さてさて法要の後はフレンチレストランへ。従妹のところの若い人と同席となる。二十代である。あんまり御酒も飲まないから話も盛り上がらず。色色面白いことを言おうとするも悉く空回り。結局吾人だけが飲み過ぎる。親戚付き合いと言うのもつくづく難しい。よろよろの家人を連れて目黒からバスで帰る。寝て起きたら九時であった。以後胃痛。
今月の備忘録
一、元生徒のK子さんが亡くなったと聞いたけど確認は取れず。三十代半ばの筈。ガセネタであると信じたいけどな。流石に無責任社長も少し落ち込んでいた。二、ドラマはこけたけど、「アシンメトリー」はヒットしたみたい。詰まり歌そのものが良かった。此の人はもっと売れていい筈。早くアルバムが欲しい。三、何十年も続いたパン屋の後に出来たラーメン屋は凡そ一年で閉店。一度も入ることはなかった。こだわりのラーメンは一杯800円を越えていた。大体高いんだよな。パン屋を返して欲しい。そもそも新規開業などしないでパン屋の後継者になってくれれば、こうして元手を磨ることもなかった。亡父に言わせると、此の辺は家賃が高くて昔から元磨り横丁なのだと。客商売は、美味い、安い、サービスが良い、そもそもの固定費が低い、このうち最低二つをクリアーしないと続かない。
11/29・金
漸く朝から晴れた。一週間ぶり。季節の変わり目を通り抜け冬型になった。引き続き外構工事。元大統領的総理大臣が死去。此の人の最大の「功績」は、ある巨大国有企業を清算したことだろう。殊に丸ごと別会社に異動して貰います。移れなかった方は御縁がありませんでしたという凄い手法を編み出した。以後何処の会社も真似をし始め、子会社、孫会社が量産され、其の都度賃金は下がることになる。まあ今日のデフレ経済の遠因だな。富社貧民。あの世で反省して欲しい。
午後出社。新店から本店に移動。併し目当ての女店員はおらず。再び野良狸の掠奪。ごっそり餌を食べられる。狸も烏も養えない。
11/28・木
サクラを見る会にはヤクザ屋さんまで入場していたという疑念が。責められたガースーは、調べたいのは山山だが、名簿がないのだから調べられないのですと答えていた。そんな馬鹿な。一つ嘘をつくと更にもう一つつかなくてはならなくなり、其の内容もより酷いものとなる。香港の区議会選では民主派が圧勝。今度はウイグル族への弾圧が国際問題となる。労働改造所があるそう。北京幕府はもう手に負えない。
今日も雨。外構屋さんは遅れて登場。車庫の型枠作り。物凄いおじいさんとおばあさんもいるけど、みんな家族なんだろう。結局仕事にならないので早目に引き上げた。以後どうにか傘出社。退社後はBの新店と旧店を巡回。十二時頃帰宅。猫も元気。家の中も何の変りもない。ただ襖を開けても誰もいない。実父だけが居なくなって仕舞った。
11/27・水
今日も雨。非常に寒い。此の所ずっと雨。本日は電線張り。直ぐに終了。外構工事は無し。内装の仕上げは続く。組織的ドーピングが一向に改まらないので、ロシアは五輪に出られないとのこと。何度も言うけど、此の国の本質は何も変わっていない。八高線が復旧。残りは阿武隈急行、八戸線、三陸鉄道、吾妻線、水郡線、上田電鉄、箱根登山電車だな。
家に居ても何もすることがないので午後早目の出社。金参万円受け取る。出社しても大してすることがない予定だったが、丁度鰻犬氏が現れたので、ホームページを手直しす。直し始めると切りがない。やってもやっても終わらない。仕事と云うものは無限にあるものである。退社後は新店Bへ。みなさん勢揃い。1240円。
11/26・火
十月の投資信託、なんとマイナス2.5万。ダメだこりゃ。一転して時雨る。外構工事に重ねて、ガス管接続工事。再び公道に穴を開けた。内装屋さんを合わせると十人以上が働いている。御苦労様です。建物は長く使わないとね。併し此の国だと立派なビルでも五十年で壊して仕舞う。そんな馬鹿な。大体建て替え錬金術が通用するのも今の内である。其の内に、住む人も入る店も会社もなくなる筈。家賃が下がれば建設費用が回収できなくなる。ガス工事は昼過ぎには終了。
晩は白菜豚小間鍋。時時『大審問官スターリン』。夏用の猫小屋を強制撤去。より重装備な冬小屋へ案内する。懐炉も入れる。此方は暖房完備。ローマ教皇が来日。色色と苦言を垂れて帰って行かれた。Aや天皇にも会ったようだが、ところで日本のキリスト教票は何処に行っているのだろう。あんまり聞いたことがない。そもそもが少ないのかな。
11/25・月
朝方は濃霧。外構工事も再開。小型のユンボも来る。今日も大変暖かい。田園都市線の先の方にショッピング街が出来たというので行って見ることにした。鉄道会社が作ったものなので駅直結。ぐるっと回って駅に戻れるというのもいい造りだと思った。オープン直後と言うこともあってか、月曜だというのに大勢来ている。いや併し、例によってこういう所に来ても、買うべき物も入りたい店も無い。其れは他の人も同じのようで、ただただ歩いている人の方が多い感じ。歩き回れば腹が減る。すると何処の飲食店も行列中。困った困った。取り敢えずモールを脱出。246を上って歩く。残念ながら郊外型の店も出て来ない。こんな高速道路みたいな道ではねぇ。ずうっと行けば何時かは世田谷に着くけど、結局ひと駅ほど歩き、「朝日屋」という古い店でそば定食。
改めて見回すと、此処はすずかけ台ね。初めて来たよ。駅前は閑静と言うより閑散。駅舎も開業当時そのまま(多分)。お隣りとは偉い違いである。近くに超難関国立理系大学のキャンパスがあるが、通って来る学生さんは僅か。そもそも国立大学は学生が少ない。中堅私立大学文系学部を誘致していたらもっと賑やかになっていただろう。大体居酒屋一つないなんてね。そんなこんなで直ぐに戻る。約一万歩。帰ったらまだ二時。駅から近いと家から近い。また機会があればね。でも相当人生が変わらなければ行くことはないなぁ。
午後は晴れて異様な暑さに。冷やした缶コーヒー等を出した。晩は厚揚げ麻婆。夜はまた小雨。さてさて「ヤヌスの鏡」第六話。お父さんは昭和版以上に悪い人だった模様。正当防衛とはいえ文字通りの父殺し。中中衝撃的な展開。益益目が離せない。静かに来週を待つ。ネットでは見ませんぞ。
11/24・日
空気が変わり暖かくなったがまだ降っている。朝方に月波君が何か送ってくれたらしいが吾人も家人もまるで気が付かず。居ながらにして不在票を貰うことほど空しいものはない。漸く昼前には止んでくる。「おか本」でラーメン。此処は650円のまま。学生街だから努力していますな。引き続き近所の散策。通称川の公園の全ての構造物(スカイウェイ、立体迷路、砦)が撤去されていた。よく遊んだところなのだけど。もう古いものな。203入居。
以後暇に飽かせてゴルフ中継を見る(正確には多元再編成時差放送で中継ではない)。愛さんと日向子さんのデッドヒート。ゴルフはコンタクトスポーツではないが、同じ組で回っているから火花が散るような緊張感が伝わって来るね。途中突風が吹いてショットが乱れることも。屋外スポーツは大変だね。其れにシーズンも終盤。三十そこそこの選手がごっそり引退していた。晩は家人のお好み焼き。ぼんやりしていると庭に大きな猫がいる。よくよく見ると狸であった。半年前のと同じかな。脚を引き摺り逃げて行った。一応毛は生えていた。
一週間前大阪で行方不明になった女の子が栃木で保護される。交番に駆け込んだよう。其の交番が有人でよかった。無人だったらどうなったか分からない。何事も合理化し過ぎてはいけない。駅も交番もね。ちなみに容疑者宅には別の女の子も。SNSで家出志望者を言葉巧みに連れ出した模様。まあね、命を失わなくてよかったですよ。色んな意味でね。生きていれば大丈夫。やる気、元気、いわ・・・。
11/23・土
昨日からずっと雨。東風なので大変寒い。みぞれになっても不思議ではないようなお天気。旗日だけど内装屋さんは来ていた。こんな日は仕事している方がいいかもしれない。ポットで湯煎した缶コーヒーを出した。ちなみに雨樋は付いたが排水管との接続がまだなので周囲は田んぼのようになっている。
御昼頃、西友に電気スタンドを買いに行く。序でにラーメンでも食べようと思ったが、目ぼしい店は既に一杯750円レベル。諸物価急騰中である。諦めて適当な弁当を買って帰る。二つで八百円強。一丁二席である。其れ以外は取り立てて無為。晩は鶏の水炊き。いや併し、香港のデモ隊に加勢するネトウヨとかは一人もいないよな。敵の敵は味方だろう。日本から来ましたと言えば取り合えずは歓迎される筈である。少し考えれば、同志とはなり得ないのだけど。
11/22・金
朝から冷たい雨。外構工事は早速中断。午後は本降り。目黒経由でバス出社。途中祐天寺を通ったらBの支店が閉店していた。全然知らなかった。不採算店だったんだね。退社後はBの旧店で。11系統で帰る。此のバスも来月から一層減便されるとのこと。終バス繰り上げに加え、系統短縮で一時間おきになる時間帯もある。そんな馬鹿な。沿線人口が減っている訳でもないのに過疎バス化している。環七を走る貴重な路線なのにね。混んだ電車で遠回りするより便利なんだけど。なおジーソムニアでインソムニアの状態だったが、親会社から指令が入り、破棄は撤回。万事下らない。
11/21・木
Aのサクラを見る会が益益炎上す。例によって国会で質問があった直後に参加者名簿は廃棄。前夜祭のホテルの領収書も出て来ない。こういうことをされるとより一層炎上す。愈愈Aも御仕舞。年内に辞任だな。次はガースーの選挙管理内閣でいいじゃない。また香港人権法案が上下両院で可決。序でに日本も何か行動を起こすべきである。当然北京幕府は激昂するだろう。貿易問題に発展し日本経済も少なからずのダメージを受けるに違いないが、損得を越えて大事なことがある(吾人も投資信託を棒に振る覚悟である)。古き隣人として言うべきことは言うべきである。「あんた、嘗ての日本のようになっていますよ」と。
今日も晴天。外構工事が始まる。吾人もよろよろと梯子を上がって街灯を直す。虫の死骸が溜まって重くなったよう。僅か二メートル。足が竦むね。家人に根元を押さえさせる。物の役には立たないが矢張り安心感が違う。枯れ木も必要である。数分後無事地球に生還。続いて買い物は二便。外猫用の懐炉を大量購入。
午後出社。取り立てるようなニュースはないが、Y君がアルバイトを辞めて仕舞うと聞いたのは残念だった。彼は小学校の頃から通っている。成績は底辺レベル。其の上、生活能力とかコミュニケーション能力なども決して高くない。こういう言い方が適切かどうかは分からないが、所謂スレスレの子、グレーゾーンである。一応工業高校に通ってはいるが、身になるようなことは多分ないだろう。だから学業より、職業、詰まりスーパーでの品出しの仕事に期待をしていた。仕事を通して学ぶことも多いからね。併し三ヶ月と持たなかったよう。週に二三の勤務だったからフルタイムに換算すれば十日程度だな。彼の卒業まであと一年。こういう子を十八で社会に出すのは無謀と言うものである。幸い親御さんは進学させることを考えているようだけど、一般的な大学や専門学校に上ったところでどれほどの成果が出るかは分からない。何か身に付くようなことを授けてくれる職業訓練校が欲しい(出来ればあと十年は学校に行かせるべきである)。退社後はBの旧店で二三杯(1180円)。一人なので早目の帰宅。
11/20・水
再び冬型の晴れ。様様な物品の回収作業。周りを片したから、愈愈明日から外構工事である。午後出社。中学校の定期試験も終わる。余りに暇なのでパンフレットを手直しす。退社後はBの新店。段段周囲の店も入り始める。ちなみに此処は低層棟エリア。大体七八階の再開発である。此れぐらいがいいな。何も四十階も建てることはないのです。
11/19・火
香港のデモ隊も大学キャンパス内に押し込められる。此方も最終段階かな。いや併し、世界中が一部始終を目撃した。やっぱり北京幕府は怖ろしい。中国脅威論が収まる筈もないな。
ところで、「やすらぎの刻」の道パートは平成版へワープ。徴兵を拒否してサンカに入った鉄平兄さんが五十年振りに山から出て来る。そして公平の孫に山の知恵を授けるというアグレッシブな展開に(少し作りが「北の国から」っぽい)。体が悪そうだと思ったら、あっという間に御亡くなりになった。併し戸籍は復活させたのだろうか。あのままでは埋葬許可も出ないと思う。まあそういうツッコミは野暮と言うものだな。一種の寓話だもの。
段段晴れて夏のよう。私設街灯のカバーが外れ掛けている。長梯子を架ければ何とか届くが高所作業は危険で苦手。どうしよう。家人は池袋の眼科に行く。居ない間に米映画「ドリーム」。コンピューターが「計算手」を指していた頃の物語。マーキュリー計画ね。様様な差別に打ち勝つ姿は頼もしいけど、やがて仕事はIBМに丸ごと奪われることに。幸い主人公たちは技術職になったり管理職になったりして失業の危機を乗り越える。いや併し、機械化によって仕事がなくなるのは今も昔も同じだよね(大抵一般職から)。吾人もプログラミングでも習うかな(多分無理)。尤も本題はあらゆる差別との闘い。映画としては大変良かった。是非地上波ゴールデンでやるべきである。ちなみに原題はヒドゥンフィギュアズ。邦題の「ドリーム」はないよなぁ。
昼は菓子パン。晩は二日続けてスーパー惣菜。但し昨日は信濃屋で今日は東急。外猫にもイナダの刺身をたっぷり食べさせる。夜から冷えた。
11/18・月
大体快晴。大学入試は今も昔も英語、英語、英語である。外書講読に必要と言うこともあるが、語学はやったらやった分だけ点になるから受験生の勤勉度を測るには適切なのだろう。読み書きだけではなく聞く力も試そうと言うことになり、かの民間試験導入問題となった。此処まで英語に振り回されると、いっそ英語を外したらどうだろうかなどという暴論も聞こえて来る。何かに秀でた面白い学生が集まるかな。
さてさて大工工事が終わった左側の部屋からクロス張りに移行。愈愈内装も最終段階。漸く手が届くようになった隣地の木を少し切った。午後は南風が吹き荒れる。大体今年の収入と支出も確定されそうなので早速計算を開始。一時間半ほどパソコンと電卓に全力運転。今からやると肝心な時には忘れて仕舞うかもしれないかも。夜はスーパーの惣菜類。序でに菓子パンを一個買う。大したものではないが食卓の隅に此れがあるのとないのではかなり違う。どんな時も直ぐに食べられるという安心感。所謂乾き物の菓子や煎餅とも違うちょっとした温かみ。菓子パン礼賛。夜は通り雨。
11/17・日
薬物所持で有名女優さんが逮捕される。来年の大河ドラマ出演も決まっていたというからまた撮り直しに。此の人にはこういう噂が絶えなかった。正しくしっちゃかめっちゃか。社会部に頼んで身辺調査をしておくべきだった。まあね、芸能人や作家の類には破滅型や逃亡型の人格を持った人も多いのだろう。日常を踏み越えなくてはならない職業だからね。だからこそ百鬼園先生の真面目さが際立つ。くそ真面目で滅茶苦茶可笑しい。だから惹かれるのである。また来年の米軍駐留費は今年の四倍も出せと言われているそう。脅し取り予算である。
大体未明には回復す。今回は悪寒と関節痛もあったから軽目のインフルエンザかもしれない。今季早くも二度目の罹患。ハイペースである。さてさて腹が減ったので近所のスーパーでとんかつ弁当。食欲も復活したが、頭の方はまだまだ。視覚等から入って来る情報が激減している。デジタルからアナログに戻ったよう(普段なら安売り商品と拙宅の在庫状況がリンクされるように入力される)。詰まり軽く酔って馬鹿になった感じだな。また試験前の日曜日には生徒が勉強しているようなので、様子を見に行くつもりだったが、此方もキャンセルとなる。
午後も漫然とす。暇に飽かせてスマートフォンにQRコード決済アプリと言うものを入れようと思った。三十分ほど格闘したが、どうにも上手く行かず。こんなものは普及しないな。導入率を上げようと各社割引セールをしているけど結局消耗戦だよね。晩食は千代田鮨で軽くぬる燗。夜になると二日続けて日韓野球をやっていた。昨日は消化試合で今日は決勝戦なのだと。詰まり予選リーグの次の日に行き成り優勝決定戦がある。そんな馬鹿な日程があるのかね。
11/16・土
宿酔を何とか収め、朝から外構工事の打ち合わせ。スロープが階段になったり、手摺りを付けたり、土間混凝土の面積を広げたり、宅配ボックスを置いたり、サイクルポートに屋根を張ったり、低木を二本植えたりしたら当初の予算では全く収まらなくなる。何とプラス二百万。アジャパーである。こういう所で一気にアクセルを掛けて来るなぁ。なお工期は予定内に収まる模様。入居者も大体決まっている。早く稼ぎ出さなくては。
新駅設置の為、山手線は朝から区間運休。田町の車庫を潰してビルを山ほど建てるそう。例によって旧国鉄会社も最早不動産業である。やっぱり何かが可笑しい。元元は国鉄の土地である。北海道に一棟くらい分けて上げるべきであると思った。午後は何となく寒む気がする。布団を敷いて緊急就寝。三十七度程度の軽い発熱。夜はうどん。本日無酒。
11/15・金
何とか祭は終了。一晩に二十億も使ったそう。一代に一回限りだと言うが高い高い。そう言えば天皇に相続税って掛かるのかね。いや今回は生前退位だから贈与税だった。跨線橋が崩れ掛けて運休していたしなの鉄道も直る。磐越東線も明日から。御苦労様です。落ち着いたらまた乗りに行きたい。
終日快晴。愈愈足場も撤去。午後出社。退社後はB、日高屋、立ち中華と連戦。すると元生徒のKさん兄弟に掴まり、更にワインバー。帰宅は二時。金六千円失う。
11/14・木
朝は結構暖かい。家人は鎌倉で墓参り他。今度は大学入試センター試験の後継試験が問題となる。国語や数学の記述式答案の採点を誰がするのかと。此れも民間委託なのだそう。正しく金のなる木である。まあねそういうものは二次試験に回して大学教員がやるべきなのだろう。官から民へ。公務員だらけの世の中も困るが、政商だらけの世の中も困る。而も潤うのは胴元だけで、後は非正規労働者に丸投げだなんてね。
さりげなく幕が外れた。詰まり除幕式である。漸く全貌が明らかになる。寄棟は拙宅より高い。夏は涼しいだろう。ツートンに分けたタイルは二階部分が思ったより薄い色。色見本では分からないな。また西が開けている分、陽当たり時間も長い感じ。斜度があるから発電効率も良さそう。完成まであと愈愈一か月。午後出社。退社後はおじさんたちに誘われて幾寅へ。四本食べて立ち飲みBの新店へ移動。更に旧店を歴訪す。ちなみに新店はホワイトホースの炭酸割り=馬ハイが100円セール中。ダブルにしても幾らも使わなかった。併し鹿ハイはないのかな。合わせれば馬鹿ハイが出来る。
11/13・水
未明にはシログレのダブル攻撃。猫は元気で留守がいい。一転して曇る。午後出社。退社後は新店のB。どうということはなく割と早目に帰宅。
Aと桜を見る会は、Aのサクラを見る会であったことが判明。来年はやらないという。いい加減、マスコミの論調も変わってきた。誰かが箱根で指南したのだな。
11/12・火
誠に快晴。さてさて何の用もないけど何処かに出掛けようと思った。まず32系統で渋谷へ。また停留場が動いている。プラザ跡地のビルも完成間近。将来的に此の中に入るらしい。一方西口歩道橋は掛け替え中。今月出来た何とかスクエアは何十階建てだという。桜が丘地区は跡形も無い。まだまだ建てるらしい。渋谷の容積率は概ね五倍になるな。例によって建て増し錬金術である。
其のままメトロで上野へ。此処は大して変わらない。色色いい店はあるが、結局「福しん」で炒飯。久久だがやっぱり旨い。鍋肌に回した醤油と叉焼の煮汁が合わさって正に日本の炒飯。しっとりとパラリのバランスも良好。毎度毎度唸らせる。しかも460円。さてさて科学博物館で「ミイラ展」(1700円)。館内は平日だというのに大混雑。サンドイッチにされそうだったので直ちに退却。ぶらぶらと公園を歩く。大変暖かい。温暖で台風も来ない。正に運動日和の理想的な気候。五輪は十一月にやるべきであった。但し日が短いか。帰りは湯島から。のれん街で夕飯を買って帰る。
11/11・月
朝方は小雨。今日の朝刊は休刊という間抜けな展開に。此方の方の予定が古かったからね。まあ新聞報道などに期待していないけどね。千葉県知事は今頃になって火だるまに。15号の時に遊んでいたことが非難されている。いい加減なことをしているとこういう時にバレるな。両毛線は復旧す。
ところで手元にある内田百閒の文庫本は、ちくま版が多くを占めるが、福武文庫版もかなりある。文芸中心だった福武書店は通信添削事業に進出す。進研ゼミである。文芸から撤退した頃に社名も変わる。此れがベネッセである。教育関係はそもそも斜陽なので、最近は介護事業に力を入れているようだけど(万代伯母も亡父もお世話になりました)、民間試験という金のなる木を見つけたらしい。同じ教育産業にしても、添削指導や学習塾などとは官への食い込み方が違う。少しでも果実を得ようとみんな政権に群がって行く。西湘じゃなくて政商バイパスだな。時に貧乏になりながらも筆一本の文士生活にこだわった百鬼園先生は潔いなあ。
曇っている内にもう一雨。暗くなった頃に代講出社。此の時間帯は丁度鳥目になる上に交通量が多いから注意が必要。案の定、一時不停止の高速無灯火車が直前をすり抜ける。予め減速進行していたから衝突はしなかったが、久久のヒヤリハットである。高校生か大学生かな。怒鳴ってやろうかと思ったが、そもそも停止線の意味を知らないから困る。さてさて退社後はBへ。なお更なる新店が再開発ビルに出来たのでそちらにも回航す。此方は全面禁煙。規模も広くない程度。旧飲み屋街旧店舗の雰囲気が再現できるといいな。
開業日なので、元いた宮川店長も御客として来ていて、吾人は散散絡まれる。センセーセンセーと慕ってくれるのは嬉しいが、悪酔いはくれぐれも良くない。「酒は好きだが、酔つ払ふのはいやで、特に他人の酔つ払ひは大嫌ひと云う勝手な我が儘は世間には通用しない」(百鬼園先生)晩であった。
11/10・日
国会は殆ど見なくなったのだが、最近のAは不規則発言を連発しているそう。愈愈壊れて来たな。其の日は近い。後任はガースーでいいや。Aより増しだろう。すると鳳生大学初の・・・。但し短命に終わるな。
快晴。何とか御列に関しては一行も書かないとずっと前から決めている。あ、書いちゃった。買い物は三便。晩になって外猫が刺身を欲している。殊にミケグレが正座をして待っている。結局四便目。近所のスーパーで160円の鰹土佐造りの切り落とし。後からシロも食べた。夜になり漸くシロが登って来る。凡そ十日ぶり。矢張り歩き方がぎこちない。夜討ち朝駆けも困るが、元気がないともっと困る。
11/9・土
香港ではついにお亡くなりになる方も。残念ながら事態は最悪の方向に進みつつある。ベルリンの壁の崩壊から丁度三十年。中国を巡って新たな壁が出来るな。ただ冷戦時代とは違いグローバル化は遥かに進んでいる。世界経済も道連れである。
まあまあ晴れ。近所のスーパーでは漸く秋刀魚が安売りに。今頃になって獲れたらしい。温暖化が進むと秋刀魚も冬の季語になるな。夜は家人の明太パスタ。吾人も鍋の上げ下げを手伝った。
11/8・金
大体晴れ。午後市ヶ谷に向かう。というのも芥田先生が講義を行うというので出掛けた。鳳生大学の歴史における百鬼園先生という題で特別講師を務められるとのこと。実は先生は酔って駅で転んだ以外にも大変大きな病気をされ、今回復帰となられた。授業前に乗り込んで挨拶す。概ね元気そうで安心する。ただお声の方はまだまだであった。同行された奥様によると卒煙禁酒で頑張られているとのこと。大病息災。御大、頼みます。
さてさて同じく駆け付けた坪上君と六時半まで久久の講義を聴いた。其のまま本務校に回航。中二の数学を片付ける。いや併し、真面目に勉強している子でも連立方程式が安定しない。連立方程式が安定しないと一次関数は出来るようにならない。此の程度の数学が出来ないと、まあねある程度名が通った大学には入れないな。すると芥田先生のような大教養人に出合うこともない。早晩歴史や思想や文学などは其れなり以上の大学でないと本格的には学べなくなる。何しろ教養など丸で無用という世の中だからどうでもいいか。
退社後は立ち飲みB。此処も教養とは無縁の世界である。仮に無教養な人お断りという教養酒場と言うものをつくったらどうなるかと想像した。でも自称教養人と言うものは、兎角知識の高を競いたがるものだから、あんたこんなことも知らないのかと教養への強要が起こるな。矢張り酒場と言うものは少し馬鹿になるぐらいが丁度いいのだと思い直した。でもね、馬鹿な人はもっと馬鹿になるから、酔う前にある程度の教養はやっぱりあった方がいい。だから子どもたちにはもっと勉強して欲しい(大人もね)。本日は平安時代にして早目に退席。更にIで二杯。其のまま最終の11系統に乗る。降りた先で世田谷ラーメン(750円)。
11/7・木
水没した北陸新幹線は結局廃車になるそう。数年しか使わなかったから一両一億半の特別損失。19号は新幹線台風として記憶されることだろう。また被災地では被災とは関係のないゴミが災害ゴミとして出されているという。結局どの家も不用品で溢れているのだよね。特に地方は分別が厳しい傾向がある。だからますます堆積する。矢張り時時ゴミ出し無料の日を作ってごっそり処分すべきだな。
ところで「ヤヌスの鏡」、地上波放送は第三話まで来たのだが、見れば見るほど面白い。主演女優さんの熱演が光る。脱美少女。夜のユミには妖艶さも。間違いなく此の人の出世作になるだろう。其れによくよく聴くと主題歌もいい。反抗期ソングというより虐待された子どもの叫びと捉えると胸に迫るものがある。「唇に赤を心に鋼の鎧を」まとう前に絶たれた命の多さを思うとね。従いまして10/21の最後の下りはお詫びして撤回させて頂きます。と言う訳で吾人は余りテレビドラマは見ないのですが、見るとなれば徹底する。本放送は万難を排して見るし、録画して更に五回は見る。ああ月曜深夜が待ち遠しい。こういう感覚は久久だね。但し元元はネットドラマ(テレビが詰まらない訳である)。
今日も晴れ。此の所は大工さんの一人勤務だったが、今日は外装屋さんが大勢で来て一気にタイルの貼り付け。外国人材の方も来ているよう。ぼんやりしていると拙宅の斜め前で高齢者が倒れている。転んだ模様。既に先の通行人(訪問介護の方)が介抱していた。意識はあるが立ち上がれない。顔面打撲と裂傷で直ちに救急搬送。八十六歳だそう。午後出社。今日もBへ。昨日は江戸時代末期で、今日は20世紀初頭。
11/6・水
大学入試への民間試験の導入は見送られることに。試験を受ける際の地域格差、経済格差が大きいと言うのが其の理由(ああいう試験は実に高い)。以前は一発試験オンリーだった入試も多様化して、もう何が何だか分からなくなりつつある。残念ながら此の傾向は止められないだろう。多元化した試験を受けるには結局カネが物を言う。ちなみに見送りのきっかけになったのは、文科大臣の身の丈発言。此の人は戦前のような社会が理想らしい。いや併し、とんでもない大臣である。御金が無い人は自衛隊の学校に行ってくださいとでも言いかねないな。
今日も快晴。午後出社。中学生は定期試験前である。従って此の時期は全体的な講義はやらずに、それぞれの試験範囲に沿った個別演習となる。バラバラに作成した教材にバラバラの質問をされると流石に草臥れた。退社後はBで1830円。ちなみに此の店で飲むと大抵1000円から2000円。円を年に変えると概ね常識的な西暦に収まる。偶に2850円とかが出るが、其の頃の人類はどうなっているかな。2060円は個人的にも微妙だな。
11/5・火
今日も快晴。朝は結構冷えた。段段冬型になりつつあるなあ。家人らが伊那から帰って来るので新宿駅まで迎えに行く。何しろ復路に叔父さんはおらず三姉妹のみ、そうなると中央値と平均値は八十五歳だからね。まず下北沢まで歩いて小田急線に乗る。駅前の闇市街もなくなっていた。更地には路上ライブ等迷惑行為禁止などと言う看板も。ああ成る程、ジャイアンが歌ったのだな(んなことはない)。あれも駄目、此れも禁止。どんどんと綺麗に安全に。段段シンガポールのようになるな。
さてさてあずさ20号、1623定刻到着。但し号車を聞いていなかったので目を凝らす。12両編成だからなかなか・・・。駅員さんが使う確認用のモニターで漸く見付けた。鎌倉の伯母さんはだいぶ歩行能力が落ちている。四人でノロノロと一番線に回航。丁度逗子行きが来たので渋谷まで乗って帰った。三女の家人もフラフラのヨタヨタである。既に夕方のラッシュが始まっている。人波を縫ってエレベーターを探したり、結局見付からなくて階段を下りたりと、必死の後退戦。急いでバスに乗り換えた。フードショーやのれん街に寄れる筈もない。帰宅後オリジン弁当に出直しした。いや併し、何処も彼処も虫川大杉じゃなくて、人が多すぎる。よれよれの高齢者には厳しいなぁ。渋谷も新宿も色色と直していて、直った後は所謂バリアフリーになるのだろうけど、人が多いこと自体が既に一つのバリアであると思った。
11/4・月
快晴。朝から風呂に入り、乾麺を茹でて蕎麦を食う。203の請求書が来る。ルームクリーニング以外に大したことはしていないが、ドアクローザーを交換したり、分電盤を漏電遮断器付きに取り換えたので99000円。何事も安全第一である。首里城の火災も漏電みたいだね。でも此の9000円って消費税だよね。凄い増税感。
文化の日の振り替え休日だが、本日も作業は進行中。先週で屋根は終了(太陽光パネルも載った)。外壁タイル張りに移行。シロはどうも後ろ右足を捻挫したみたい。尻尾を下げて歩き回るだけで寄ってこない。グレの件からして恢復には時間が掛かるな。終日在宅して猫の観察と日誌の整理。夜は再び白菜ベーコン豆腐鍋で小量飲酒。対外的には一円も使わなかった。
11/3・日
宿酔を何とか収め、御昼前に再び出発。川崎へ向かう。鶴木さん主催の市民祭りで飲む会。少し遅れて会場入りす。更に遅れて月波君。須々木さん、祐子さんなど総勢七名。飲食ブースに陣取り、延延と飲み始める。例によって屋台天国なのでつまみには事欠かない。焼きそば、お好み焼きは言うに及ばず、牛すじ煮、唐揚げ、揚げ餃子、ナンカレーまで。全て小銭で買えるから酒池肉林である。天気は下り坂だが何とか持ってくれて風もない。外飲みには最適。四時半閉園退場。
ぞろぞろと駅前に行くも、「天龍」別館は貸し切り営業の為に入れず。本館が屋台を出していたので外で飲食す。今日はつくづく屋外である。アーケード内が即席ビアガーデンのようになっていたから通行人も驚いていた。酔い醒ましにラゾーナ方面も歩いたが、鶴木さん曰く、入るような店がないと。確かにたしかに。そんなこんなでバス帰宅組を見送る。さてさて残った三人で「丸大ホール」を覗くも行列中。近くの回転寿司で本当に締めた。よく飲んだよ。大体八時頃。例によって留守宅と外猫が心配である。祐天寺からバスに乗って帰った。夜は一雨。
途中小杉を通ったけど、結構な浸水被害があったよう。南武線からはそう見えた。なお節約しようと此の二日は紙の回数券を使ってみたのだが実に不便で仕様がない。精算機がICチャージ専用で切符を受け付けないものすらあった(改札で現金精算)。両日で四万歩も歩く。飲食費は一万四千円に達す。
11/2・土
家人が伊那に行くというので朝から送りに行く。十時のあずさに乗るというのに何故か九時過ぎには9番ホームに着く。此処で鎌倉の伯母さんと川崎の叔父さんと待ち合わせ。一応出発まで見送った。午前中の特急は満席の模様。立席者多数。特に不慣れな外国人観光客。日本まで来て立ちんぼではね。併し回数券がなくなったのによく乗っているな。
さてさて渋谷で入場したので渋谷では降りられない。立ち飲みBの新宿店を覗く。幸い店長の中尾君がいたので暫らく世間話。再び山手線に乗った。相変わらず休みの朝から満員電車である。日の丸に必勝などという鉢巻きをした外国人もいた。大方ラグビーの応援なのだろう。イングランドと言えば嘗ての敵国。彼らが散散馬鹿にしたカミカゼバンザイ式の鉢巻きを、彼らの孫世代がしているとはね。つくづく時代は変わったな。いやむしろ漂白されたのだろう。何も知らない者同士の方が、国際親善、国際友好を図れるなどと言う指摘もある。でもね、漂白された人と言うのは、着色されやすいということも確かな事である。矢張り歴史的な経緯は学ぶべきだし尊重されるべきだと思った。渋谷の「博多天神」で昼ラーメン。500円。値上がりは無し。其のまま東急線で帰宅。正午過ぎ。
さてさて休憩の後、再び出掛ける。今度は鷺乃間君にお呼ばれ。日吉で地下鉄に乗り換え。色色と出して貰ったもので散散牛飲する。帰り掛けにお婆さんが一人でやっているような飲み屋にも入った。鷺乃間君も休職して大学院に行きたいと述べていた。一流財団法人勤務も色色と草臥れるのだろう。サバティカルでも貰えればよいが。いざ帰らんとす。東横線の駅から歩きたくないので、グリーンライン、ブルーラインと乗り継ぎ、あざみ野へ回航。吾人は難なく帰れたけど月波君は青山一丁目からタクシー連絡になった模様。終電間際に遠回りさせて悪かった。
11/1・金
金曜だけど月初め。快晴。暖かい。シロは朝から行方不明。午後になり漸く捕縛す。矢張り様子が変。特に歩き方。性格も卑屈になっている。何処かに痛みがあるよう。後ろ足かな。其のまま獣医に緊急搬送。触診に続き、エコー検査。尿が溜まっている様子はなし。外科的処置が必要な感じも無い。どうにもよく分からず。鎮痛剤と抗生剤を点滴して六千円。特別損失だ。
其の後出社。金曜日も中二の数学だが、此方のクラスの学力はすれすれの状態。スマホ中毒者に一次関数とか無理だよな。金曜の夜に腹を立てると回復に時間が掛かる。ほうっておくより手がない。退社後はBと日高屋。シロはまあまあ元気そう。