一日晴れ。前夜は三時間半で大枚が飛んで行った。予算が尽きたのでLED電球の配備計画は三個で一旦中止となる。とは云うものの、稼働時間の長い主要電燈にLEDを投入したので、余った蛍光灯を玉突き式に納戸に追いやり、拙宅の白熱電球は全面廃止となる。一日大きな外出は無し。
第一原発周辺では多くの動物も取り残された。家畜は概ね半分は飢え死にしたという。一方牛舎から逃げた牛は野牛となり闊歩し、飼い主のいなくなった犬猫は好き勝手に繁殖し子犬や子猫が生まれたという。逃げ延びた牛などは、道端の草を食べて却って長生き出来て幸せかもしれないが、草を食べられない犬猫の境遇は悲惨である。又牛は主に黒毛の肉牛の為、原発帰りの作業車との衝突事故も起きている。真っ黒だから、夜は闇と同化して非常に見え辛いという。