12月30日・金曜

一日晴れ。北風強し。大納会。本日の平均株価は29年前に逆戻りだと云う。大安売りの筈なのだか買い手は少ない。徐徐にこれだけ下がって仕舞えば、もう大恐慌の心配は少ないだろうと楽観す。
連日の胃腸と肝臓の酷使の為、午前中は何もする気が起きず。午後から溜まった日誌を整理し、少し買い物に出た。丁度60本目の東北のお酒を買う。日本酒売り場は混んでいたが、お正月にしか日本酒を飲まないと云う人も多いようで、国民のお酒と云う点では数年前に焼酎に追い越されている。
正月飾り国産品は1200円。輸入物は800円だが、お正月に外国産はあんまりなので国産品にす。新潟の物で、越後の稲藁は検査済みで安全ですとの表示がある。何時何処で何をしていても否が応にもこの不愉快な現実を直視させられる。
夜は天丼を肴にし麦酒数缶に留めた。12時には就寝する。まだ30日だと云うのに酔客の嬌声などは聞こえず。車も丸で通らない。街は怖いほど静まり返る。